JPH08133582A - 記録紙収納装置 - Google Patents

記録紙収納装置

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JPH08133582A
JPH08133582A JP30292294A JP30292294A JPH08133582A JP H08133582 A JPH08133582 A JP H08133582A JP 30292294 A JP30292294 A JP 30292294A JP 30292294 A JP30292294 A JP 30292294A JP H08133582 A JPH08133582 A JP H08133582A
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recording paper
tray
recording
storage device
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Pending
Application number
JP30292294A
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English (en)
Inventor
Eiji Ito
栄司 伊藤
Tatsuya Kato
達也 加藤
Furuhisa Sasaki
古寿 佐々木
Tsukasa Kumagai
司 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
Priority to JP30292294A priority Critical patent/JPH08133582A/ja
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

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  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像記録装置を利用する人が、離れた場所か
らもトレイに記録紙が収容されているか否か、規定量に
なったか否かを容易に知り、印刷、受信又はコピーを終
了した記録紙を迅速に入手できる記録紙収納装置を提供
する。 【構成】 トレイ内に収納された記録紙があるか否かを
検出し、かつ、ある場合に、記録紙が規定量になったか
否かを検出するトレイ内記録紙検出装置を設け、記録紙
収納装置の外面の所定の位置に、トレイ内録紙検出装置
が出力する検出信号に基づいて、記録紙があること、又
は記録紙が規定量になったことを、それぞれ異なる発光
態様で表示する表示器を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送手段により一枚ず
つ搬送されてくる記録紙をトレイに送り込んで一時収納
する記録紙収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、ファクシミリ、コピー
機などの画像記録装置の記録紙排出口に接続され、搬送
手段により一枚ずつ搬送されてくる記録紙をトレイに、
その一端部から他端部方向に送り込んで一時収納する記
録紙収納装置として、ソータやメイルボックスがある。
【0003】上記の画像記録装置は、いずれも文字その
他の画像を記録した紙、すなわち、記録紙をトレイに排
出する。とくにビジネスにおいて使用される画像記録装
置が排出する記録紙は、その印刷又は複写の命令を入力
した者、あるいは電文の受信を待機している者は、一刻
も早く入手したい。
【0004】しかし、従来の画像記録装置は、単に指示
された印刷又は複写を終了した記録紙を開放された一つ
のトレイに排出するものであるため、記録紙がそれぞれ
の配布先、種類ごとに分類されておらず、また、記録紙
をだれでも手にとって見ることができるので、種々不便
である。
【0005】この不便さを解消するため、最近、画像記
録装置の記録紙排出口に記録紙収納装置としてソータ又
はメイルボックスを接続して用いている。ソータは、同
時に複数枚ずつ記録排出する記録紙を、予め定められて
いるトレイに順次搬送して、すべてのトレイに同一の記
録紙を同一の順序で収納するものである。また、メイル
ボックスは、プリンタに印刷情報を与える上流装置から
指定された施錠装置付きトレイに、そのプリンタが排出
する記録紙を搬送し収納するものである。記録内容の機
密性を保持し得る特長を有することから、プリンタやフ
ァクシミリと接続して用いることが、要望されている。
【0006】しかしながら、従来のソータ又はメイルボ
ックスには、各トレイに収納された記録紙があるか否
か、また、ある場合に、その収納量がどの程度かを検出
する手段が備えられていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の記録
紙収納装置を用いる場合は、とくに、離れた場所から画
像記録装置に記録情報を送って記録し、その記録紙をト
レイに収納させる場合に、その記録紙の指定受取人が、
自己宛ての記録紙がトレイに収納されているか否かを知
ることができない。
【0008】ソータやメイルボックスでは多数のトレイ
が棚状に配設されているのが通例であるが、その中から
自分の管理下の一つのトレイを探して、中の記録紙の有
無を目視確認することは、トレイ内に光が届かないこと
もあって、容易ではない。そのため、トレイに所定の宛
先を有する記録紙が収納されているのに、受取られない
事態がしばしば発生する。
【0009】あるいは、あるトレイがすでに満杯になっ
いるのに、これを知らずに他の情報の印刷、又は複写を
行って、トレイから記録紙がオーバーフローして、記録
紙の順序が崩れたり、宛先不明になるなどの不都合が発
生していた。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、画像記録装置がプリンタ、ファクシミリ又はコ
ピー機のいずれである場合においても、その画像記録装
置を利用する人が、とくに離れた場所からも、その管理
下のトレイに記録紙が収容されているか否を容易に知る
ことができ、印刷、受信又はコピーを終了している記録
紙の迅速な入手が可能とされた記録紙収納装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】そして、簡単な構成で、トレイに収納され
た記録紙があるか否かを検出する記録紙検出装置、及び
トレイに収納された記録紙があるか否かを検出するとと
もに、収納された記録紙がある場合に、規定量になった
か否かを検出する記録紙検出装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る記録紙収納装置は、搬送手段により一
枚ずつ搬送されてくる記録紙をトレイに、その一端部か
ら他端部方向に送り込んで収納する記録紙収納装置にお
いて、トレイ内に収納された記録紙があるか否かを検出
するトレイ内記録紙検出装置を設け、前記記録紙収納装
置の外面の所定の位置に、前記トレイ内記録紙検出装置
が出力する検出信号に基づいて記録紙があることを発光
表示する表示器を備えたことを特徴としている。
【0013】トレイ内記録紙検出装置は、トレイに送り
込まれる記録紙によって軸回りに回転されるレバーと、
前記レバーと連動して回動される作動部材と、前記作動
部材により動作された場合に、記録紙があることを意味
する検出信号を出力するスイッチとから構成することが
できる。
【0014】また、その記録紙収納装置は、トレイ内に
収納された記録紙があるか否かを検出し、かつ、ある場
合に、記録紙が規定量になったか否かを検出するトレイ
内記録紙検出装置を設け、前記記録紙収納装置の外面の
所定の位置に、前記記トレイ内録紙検出装置が出力する
検出信号に基づいて、記録紙があること、又は記録紙が
規定量になったことを、それぞれ異なる発光態様で表示
する表示器を備えたことを特徴としている。
【0015】また、トレイ内記録紙検出装置は、トレイ
に送り込まれる記録紙によって軸回りに回転される検出
レバーと、前記検出レバーと連動して回動される作動部
材と、前記作動部材の初期回転量によって動作されて、
記録紙があることを意味する検出信号を出力する第1の
スイッチと、前記作動部材の初期回転量を越えた所定回
転量によって動作されて、規定量の記録紙があることを
意味する検出信号を出力する第2のスイッチとから構成
することができる。
【0016】検出レバーと作動部材は軸により連結する
ことが良い。スイッチは、光電スイッチとし、作動部材
は、光電スイッチの光ビームを遮断し、又は導通させる
遮光部材とすることが良い。さらに、検出レバーは、ト
レイの幅方向中央の後部側に設けられ、トレイの底部上
面には、幅方向中央の前記検出レバーの下端よりも前方
において突起が設けられていることが良い。
【0017】
【作用】上記の構成により、トレイ内に収納された記録
紙がある場合は、トレイ内記録紙検出装置が検出信号を
出力するので、記録紙収納装置の外面の所定の位置に備
えられた表示器が、トレイ内に記録紙があることを発光
表示する。従って、発光表示するので、離れた位置から
所定のトレイに記録紙があるか否かが容易に分かる。
【0018】トレイ内記録紙検出装置では、記録紙がト
レイに送り込まれると、レバーが軸回りに回転される。
これと連動して作動部材が回動されると、スイッチが動
作されて、記録紙があることを意味する検出信号を出力
する。従って、トレイ内に収納された記録紙を簡単な構
成で、確実に検出することができる。
【0019】また、トレイ内に収納された記録紙がある
場合は、前述の場合と同様に、トレイ内記録紙検出装置
が検出信号を出力するので、記録紙収納装置の外面の所
定位置に備えられた表示器が、トレイ内に記録紙がある
ことを発光表示する。収納された記録紙が規定量になっ
た場合は、記録紙収納装置の外面の所定の位置に備えら
れた表示器が、記録紙が規定量になったことを発光表示
する。それぞれ異なる発光態様で表示するので、トレイ
内に記録紙がある場合、規定量になった場合は、それぞ
れを発光態様から識別することができる。規定量になっ
たことを意味する信号は、画像記録装置が以後、所定ト
レイ宛ての記録紙の排出を停止することに用いることも
できる。
【0020】もう一つのトレイ内記録紙検出装置では、
記録紙がトレイに送り込まれると、レバーが軸回りに回
転される。これと連動して回動される作動部材の初期回
転量によって第1のスイッチが動作されて、記録紙があ
ることを意味する検出信号を出力する。収納された記録
紙が規定量に達すると、作動部材は初期回転量を越えて
回転されて、第2のスイッチが記録紙が規定量に達した
ことを意味する検出信号を出力する。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、画像記録装置に接続された記録紙収納装
置の一例を示す概略図である。画像記録装置Aは、文字
その他の画像を用紙に記録し、その記録紙を一枚ずつ外
部に排出するものであり、プリンタやファクシミリやコ
ピー機のいずれかである。
【0022】記録紙収納装置Bは、後述される構成を有
するが、同一の構成のものを、画像記録装置Aがコピー
機である場合は、ソータとして用い、また、画像記録装
置Aがプリンタ又はファクシミリである場合は、メイル
ボックスとして用いる。ソータ又はメイルボックスのい
ずれとして用いられるかにより、記録紙搬送の制御内容
が異なる。以下には、記録紙収納装置Bがメイルボック
スである場合について説明する。
【0023】記録紙収納装置Bは、筐体1の前部と後部
及び上部に、装置に剛性を備えるために前部フレーム2
と、後部フレーム3と、これらの前後のフレームを連結
する上部フレーム4とを有している。
【0024】そして、筐体の上部と後部には、それぞ
れ、画像記録装置Aの排出ローラr1が後方に排出する
記録紙を取り込んで、水平方向後方に搬送する横搬送手
段5と、その横搬送手段5の後端部から垂直下方に搬送
する縦搬送手段6とを有する。両搬送手段5,6は、共
通のモータMにより駆動される。
【0025】横搬送手段5を構成する駆動ローラdr
は、上部フレーム4に取付けられ、各駆動ローラに対設
された押圧ローラprは、前部又は後部において筐体1
に連結された軸(図示せず)を中心に筐体1に対して上
方に回動可能に取付けたトップカバー7に取付けられ
て、これらの駆動ローラdrと押圧ローラprの間に形
成される横搬送路に記録紙がジャムした場合に、そのト
ップカバー7を開放して、ジャムした記録紙を除去する
ことが可能とされている。
【0026】また、縦搬送手段6を構成する駆動ローラ
drは、後部フレーム3に取付けられ、各駆動ローラに
対設された押圧ローラprは、筐体1の後部の背後側に
設けられた縦軸(図示せず)を中心に後方に回動可能に
取付けられたバックカバー8に取付けられており、これ
らの駆動ローラdrと押圧ローラprの間に形成される
縦搬送路に記録紙がジャムした場合は、記録紙収納装置
Bのフロント側(図1の紙面手前方向)において、その
バックカバー8を開放することにより、ジャムした記録
紙を除去することが可能とされている。
【0027】前部フレーム2と後部フレーム3との間に
は空間9が形成してあり、その空間内に、多数のトレイ
101 ,102 ,…10n -1,10n (特定のトレイを
意味しない場合は符号10を用いる。)が所定間隔を持
って取付けられている。これらのトレイを取付けるに
は、前部フレーム2と後部フレーム3に、互いに対向し
て突出する複数対のトレイ支持部材11,12を設け、
それぞれの対のトレイ支持部材に、トレイ10の前後両
端部を摺動自在に嵌合し又は載置し、あるいは、トレイ
の前後両端部をねじ止めなどして固定してある。
【0028】トレイ10に収納される記録紙の記録内容
が外部に見えても構わない場合は、外部に開放されたト
レイが用いられて、本体に固定される。しかし、記録紙
の記録内容の機密性を保持する場合は、外部から見えな
いトレイが用いられ、本体に引き出し自在に前記トレイ
支持部材11,12に載置され、通常は、各トレイが図
示されていないロック手段によりロックされる。このロ
ック手段は、筐体1の上部に設けられた操作部を適正に
操作することにより特定のトレイに対するロックが解除
されて、そのトレイの中から記録紙を取出すことができ
るようになっている。
【0029】そして、縦搬送手段6のローラ対により搬
送される記録紙を、所定のトレイに送り込むためのゲー
ト13が、最下段のトレイ10n を除くほかの各トレイ
に対応して設けられている。図2は、一つのトレイ10
i に対応する一つのゲートを示す。
【0030】ゲート13は、後部フレーム3に水平状態
に固定された軸14により回動自在に支持された偏向板
15と、その偏向板の一端部の上部に設けられた突起1
6を介して、偏向板15を偏向位置に回動させるソレノ
イド17とから構成されている。ソレノイド17は、コ
イルバネなどの付勢手段を内蔵しており、その付勢手段
により偏向板15を常時は図2に実線で示すように、縦
搬送手段6により搬送される記録紙を下方に通過させる
通過位置に保持されており、ソレノイド17が通電され
た時は、プランジャ17a及び突起16を介して偏向板
15を、図2に鎖線で示すように、偏向位置に回動させ
て、縦搬送手段により搬送されてくる記録紙をその至近
のトレイ10方向に送り込むようになっている。
【0031】図2において、18は、偏向板15に取付
けられた案内ローラであり、偏向板15によりトレイ側
に反らされた記録紙を円滑にトレイ内部方向に案内す
る。また、rは、通過させた記録紙を下方に案内する、
又は送るローラである。
【0032】図1の最下段のトレイ10n におけるゲー
ト13eは、偏向板15が偏向位置に固定されており、
従って、ソレノイドを有していない点において、それ以
外のゲート13と異なる。
【0033】さて、上記のようにして各トレイに宛てて
搬送される記録紙が縦搬送路のどの位置に存在するかを
検出するために、縦搬送路の各トレイの入り口の直前に
センサ19が設けられている。制御部(図示せず)は、
このセンサ19からの検出信号に基づいてタイミングを
取って、上記所定のゲート13を動作させて、記録紙を
所定のトレイに収納させることとなる。
【0034】上記各トレイには、その入り口の至近位置
に、当該トレイに収納された記録紙があるか否かを検出
するための記録紙検出装置Cが設けられている。記録紙
検出装置は、少なくとも、トレイの底部上面に常に接触
する方向に付勢されて、トレイに収納された記録紙によ
り反対方向に回動される検出レバー23と、その検出レ
バーの回動に連動する作動部材24と、その作動部材に
より動作されて検出信号を図示されていない制御部に出
力するスイッチ25とを有する。
【0035】図示の例について詳述すると、後部フレー
ム3の各トレイの上側におけるトレイ支持部材12に
は、図3に示すように、収納されているトレイの幅方向
のほぼ中央において下方に突出する軸支持片20が設け
られ、また、後部フレーム3には前方に突出する軸支持
片21が設けられて、それらの軸支持片の間に軸22が
水平の軸線回りに回転自在に支持されている。そして、
軸22のトレイ10の奥方向(幅方向)のほぼ中間部に
対向して突出する検出レバー23が固着されている。こ
の検出レバー23は、その自重により一端部がトレイ1
0の底部上面に接触するまで回転するように付勢されて
いる。
【0036】また、図3に示すように、軸22の後部フ
レーム3の前面において、作動部材24の一端部が固着
されている。さらに、後部フレームの前面には、検出レ
バー23の一端部がトレイの底部上面に接触していると
きは、作動部材24により光ビームが遮断されず、検出
レバーの一端部が僅かでも上昇すると、作動部材24に
より光ビームが遮断されて、検出信号を出力する光電式
スイッチ25が取付けられている。
【0037】こうして、いずれのトレイにも、前記横搬
送手段5,縦搬送手段6及びゲート13を介して記録紙
Pが送り込まれると、検出レバー23が図4及び図5に
おいて反時計方向に回転され、軸22により作動部材2
4も同方向に回転されるため、スイッチ25がON動作
し、検出信号を図示されていない制御部に与えられる。
【0038】前部フレーム2には、各トレイ10に対応
する所定の位置、例えば、筐体1の正面の各トレイの右
端部に対応する位置に、発光ダイオードなどの高輝度発
光型の表示器261 〜26n-1 ,26n が取付けられて
いる。そして、前記各トレイのスイッチ25が出力する
と、制御部が所定のトレイに対応する表示器26を点灯
することにより、そのトレイに記録紙が収納されている
ことを発光表示するようになっている。
【0039】従って、トレイの中を透視しなければ記録
紙の有無が分からない従来と異なって、離れた位置から
記録紙収納装置Bの正面側を見て、管理下のトレイに対
応する位置の表示器が点灯していか否かを見るだけで、
容易に、収納している記録紙の有無を知ることができ
る。また、検出スイッチ25の信号を遠隔地の、例え
ば、印刷情報を送った人又は受信情報を待つ人の元に、
表示器を備えることにより、記録紙収納装置Bから離れ
た場所の人に管理下のトレイの記録紙の有無を報知する
ことができ、受信した電文の記録紙を速やかに受け取る
ことができる。
【0040】トレイの奥方向のほぼ中間部に、図4に例
示するように、検出レバー23の下端部がトレイの底部
上面に接触する位置よりも前方に、上方に突出する突起
27を設けると、ゲート13より送り込まれる記録紙P
は、その突起27の至近のみがその突起と同じ高さとな
り、突起が設けてない場合に比し、検出レバー23を顕
著に押し上げる。従って、トレイ内に最初の記録紙が収
納されたときでも、記録紙を確実に検出することができ
る。また、トレイの中央で上方に突出するので、突起2
7は左右が高くなるようにカールして、トレイに収納さ
れた記録紙のカールを矯正する利点を有する。
【0041】上記の実施例は、単純にトレイに収納した
記録紙があるか否かを検出表示するものである。図6
は、上記の記録紙有無検出に止まらず、記録紙がある場
合に、さらに収納された記録紙が当該トレイの規定量に
達したか否かをも検出し、表示するようにした記録紙検
出装置CEを示す。
【0042】図6に示すように、トレイ10の奥方向中
間部に突起27が設けられ、また、検出レバー23を固
着した軸22の他端部に固着された作動部材24の回転
によりONからOFF又はその逆に動作される2個のス
イッチ(25A,25B)が上下に離間して設置されて
いる。
【0043】これにより、トレイ10に収納された記録
紙Pの量が少ない間は、第1スイッチ25Aが動作し
て、有信号を出力するので、制御部は表示器のLEDを
点灯して記録紙有りを発光表示する。また、そのトレイ
に収納された記録紙の量が規定量に達すると、第2スイ
ッチ25Bが動作して、規定量信号を出力するので、制
御部は表示器のLEDを点滅して規定量に達したことを
表示する。
【0044】従って、この装置の正面の表示器261
262 ,…26n を見て、点灯している場合は、所定の
トレイに記録紙が収納されていることを、また、点滅し
ている場合は、そのトレイに規定量以上の記録紙が収納
されていることを、知ることができる。点滅した後も放
置すると、そのトレイに続けて収納される記録紙は、ト
レイからオーバーフローすることになるので、点滅状態
は、トレイから早く取出すことを促す。
【0045】二つのスイッチ25A,25Bは、発光態
様が異なれば良い。上記点灯と点滅の組合わせのほか、
例えば、1個で複数色の発光をするLED、又は発色の
異なる2個のLEDを用いても良い。
【0046】また、表示器に点滅をさせるための制御部
からの制御信号は、画像記録装置Aに伝送して、当該ト
レイ宛ての電文又は印刷情報の印刷を中止するためにも
使用することができる。
【0047】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、搬送手
段により一枚ずつ搬送されてくる記録紙をトレイに、そ
の一端部から他端部方向に送り込んで収納する記録紙収
納装置において、トレイ内に収納された記録紙があるか
否かを検出するトレイ内記録紙検出装置を設け、記録紙
収納装置の外面の所定位置に、トレイ内記録紙検出装置
が出力する検出信号に基づいて記録紙があることを発光
表示する表示器を備えたので、離れた位置から見るだけ
で、特定のトレイ内に記録紙が収納されているか否かを
容易に確認することができ、記録紙の取り忘れが防止さ
れ、情報伝達の高速化の要請に符合する。
【0048】また、同記録紙収納装置において、トレイ
内に収納された記録紙があるか否かを検出し、かつ、あ
る場合に、記録紙が規定量になったか否かを検出するト
レイ内記録紙検出装置を設け、記録紙収納装置の外面の
所定の位置に、トレイ内録紙検出装置が出力する検出信
号に基づいて、記録紙があること、又は記録紙が規定量
になったことを、それぞれ異なる発光態様で表示する表
示器を備えたので、離れた位置から見るだけで、特定の
トレイ内に記録紙が収納されているか否かのほかに、収
納された記録紙が規定量に達したことを容易に確認する
ことができ、記録紙の取り忘れが防止され、情報伝達の
高速化の要請に符合するとともに、記録紙がトレイから
オーバーフローする前に、記録紙の受け取りを促し、又
は、画像記録装置の当該トレイに宛てた情報の印刷を中
止することが可能である。
【0049】トレイ内記録紙検出装置が、トレイに送り
込まれる記録紙によって軸回りに回転されるレバーと、
前記レバーと連動して回動される作動部材と、前記作動
部材により動作された場合に、記録紙があることを意味
する検出信号を出力するスイッチとからなる場合は、簡
単な構成により、記録紙の有無の検出を行うことができ
る。
【0050】また、トレイ内記録紙検出装置が、トレイ
に送り込まれる記録紙によって軸回りに回転されるレバ
ーと、前記レバーと連動して回動される作動部材と、前
記作動部材の初期回転量によって動作されて、記録紙が
あることを意味する検出信号を出力する第1のスイッチ
と、前記作動部材の初期回転量を越えた所定回転量によ
って動作されて、規定量の記録紙があることを意味する
検出信号を出力する第2のスイッチとからなる場合は、
同じく、簡単な構成により、記録紙の有無及び規定量到
達の検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像記録装置に接続された記録紙収納装置の一
例を示す概略図である。
【図2】一つのトレイに対応する一つのゲートを示す要
部の断面図である。
【図3】記録紙検出装置の要部の斜視図である。
【図4】記録紙検出装置の作用を説明する要部の断面図
である。
【図5】一つのトレイにおける記録紙検出装置の斜視図
である。
【図6】一つのトレイにおける記録紙検出装置の他の例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 画像記録装置 B 記録紙収納装置 1 筐体 2 前部フレーム 3 後部フレーム 4 上部フレーム 5 横搬送手段 6 縦搬送手段 101 ,102 ,〜10n ,10i トレイ C 記録紙検出装置 22 軸 23 検出レバー 24 作動部材 25 スイッチ CE 記録紙検出装置 25A 第1のスイッチ 25B 第2のスイッチ P 記録紙
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
フロントページの続き (72)発明者 熊谷 司 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送手段により一枚ずつ搬送されてくる記
    録紙をトレイに、その一端部から他端部方向に送り込ん
    で収納する記録紙収納装置において、 トレイ内に収納された記録紙があるか否かを検出するト
    レイ内記録紙検出装置を設け、 前記記録紙収納装置の外面の所定位置に、前記トレイ内
    記録紙検出装置が出力する検出信号に基づいて記録紙が
    あることを発光表示する表示器を備えたことを特徴とす
    る記録紙収納装置。
  2. 【請求項2】トレイ内記録紙検出装置は、トレイに送り
    込まれる記録紙によって軸回りに回転されるレバーと、
    前記レバーと連動して回動される作動部材と、前記作動
    部材により動作された場合に、記録紙があることを意味
    する検出信号を出力するスイッチとからなることを特徴
    とする請求項1記載の記録紙収納装置。
  3. 【請求項3】搬送手段により一枚ずつ搬送されてくる記
    録紙をトレイに、その一端部から他端部方向に送り込ん
    で収納する記録紙収納装置において、 トレイ内に収納された記録紙があるか否かを検出し、か
    つ、ある場合に、記録紙が規定量になったか否かを検出
    するトレイ内記録紙検出装置を設け、 前記記録紙収納装置の外面の所定の位置に、前記トレイ
    内録紙検出装置が出力する検出信号に基づいて、記録紙
    があること、又は記録紙が規定量になったことを、それ
    ぞれ異なる発光態様で表示する表示器を備えたことを特
    徴とする記録紙収納装置。
  4. 【請求項4】トレイ内記録紙検出装置は、トレイに送り
    込まれる記録紙によって軸回りに回転される検出レバー
    と、前記検出レバーと連動して回動される作動部材と、
    前記作動部材の初期回転量によって動作されて、記録紙
    があることを意味する検出信号を出力する第1のスイッ
    チと、前記作動部材の初期回転量を越えた所定回転量に
    よって動作されて、規定量の記録紙があることを意味す
    る検出信号を出力する第2のスイッチとからなることを
    特徴としている。
  5. 【請求項5】検出レバーと作動部材は、軸線周りに回転
    自在に支持された軸により連結されていることを特徴と
    する請求項2又は4記載の記録紙収納装置。
  6. 【請求項6】スイッチは光電スイッチであり、作動部材
    は前記光電スイッチの光ビームを遮断し、又は導通させ
    る遮光部材であることを特徴とする請求項2、4又は5
    のいずれかに記載のトレイ内記録紙検出装置。
  7. 【請求項7】検出レバーは、トレイの幅方向中央の後部
    側に設けられ、トレイの底部上面には、幅方向中央の前
    記検出レバーの下端よりも前方において突起が設けられ
    てあることを特徴とする請求項2、4、5、6のいずれ
    かに記載の記録紙収納装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100358102B1 (ko) * 1999-12-01 2002-10-25 삼성전자 주식회사 인쇄기의 용지잔량 검출장치
CN100367116C (zh) * 2003-07-15 2008-02-06 佳能株式会社 纸张装载装置以及图像形成装置
JP2014108841A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Kyocera Document Solutions Inc シート積載装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2017024847A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 キヤノン株式会社 画像読取装置、画像形成装置

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