JPH08133463A - 食品の移載装置 - Google Patents

食品の移載装置

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JPH08133463A
JPH08133463A JP7449194A JP7449194A JPH08133463A JP H08133463 A JPH08133463 A JP H08133463A JP 7449194 A JP7449194 A JP 7449194A JP 7449194 A JP7449194 A JP 7449194A JP H08133463 A JPH08133463 A JP H08133463A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上流側から送り込まれた食品を受け取り、こ
れを一列横隊に整列させて下流側の定速搬送ライン上に
移載する装置に対し、構成が簡単で作用がシンプルなた
め操作し易く、しかも食品の扱いが非常に丁寧で食品を
傷つけることのない装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 固定台1と、一端を固定台に取り付け他端を
固定台のまわりを巻いて反対側から固定台1に取り付け
たコンベヤ4と、コンベヤ4の構成する環状体の前後端
の間隔を保持するために内部に挿入された保持体8と、
固定台1に対する相対的な移動を保持体8に行わせるた
めに固定台1と保持体8との間に介設したエアシリンダ
13とをそなえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は食品の移載装置に関す
るもので、、搬送ラインの上流側から送り込まれた食品
を、搬送ライン上に整列態様を変えて移載するに際し、
取り扱われる食品が比較的軟らかくて形の崩れ易い食品
の場合に特に好適で、しかもきわめて簡単な構成よりな
る食品の移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から行われている食品の移載装置の
一例を図面によって説明する。図5はこれを示し、送り
込みコンベヤAは、移載の対象としての食品P,P…を
一列縦隊で送り込み、コンベヤ走行方向がコンベヤAと
ほぼ直交する下流側の搬送コンベヤB上に移載する。移
載の要領は、形の崩れ易い食品の場合に用いられる通常
の方式としての「定ピッチ後退式」が示されており、送
り込みコンベヤAは送り込み方向の走行を続けながら食
品Pの一個づつの移載を検知して一定ピッチづつ後退す
ることにより、食品Aの移載を連続して行う。このと
き、下流側の搬送コンベヤBが定速で移動を続けている
ものとすると、搬送コンベヤB上の食品Aの配列態様
は、当然に実線で図示した斜め方向の配列となる。一般
に搬送コンベヤB上の食品は、爾後の工程の関係上、一
点鎖線で図示した横ならびの配列を必要とする場合が殆
どであり、実線の斜め方向の配列では困るので、このよ
うな場合には、従来は搬送コンベヤBの駆動方式を間欠
駆動方式とし、送り込みコンベヤAによって横隊列の全
数の食品が搬送コンベヤBの幅一杯に並ぶまでコンベヤ
Bの走行を停止し、並び終わったところで横隊列同士の
1ピッチ分だけコンベヤBを走行させるという方法によ
って、上記一点鎖線で図示した横ならびの配列を実施し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来方法によっ
て搬送食品の移載を行う場合には、次のような問題点が
ある。
【0004】a)普通には搬送コンベヤB上の食品は、
その段階で最終加工あるいは包装,箱詰めなどの工程に
つながっていく場合が多く、そのため横に並んだ食品の
数、ならびに縦に並んだ食品の列の長さは、上記各作業
工程の能率を増進する上から可能な限り増大されている
ことが多い。このように大型化されている搬送コンベヤ
Bに対して、その駆動方式を連続駆動方式をやめて間欠
駆動方式にすることになると、装置の複雑化ならびに大
型化を招いて設備費の増加を来し、実施を困難なものに
する。
【0005】b)上記の搬送コンベヤBそのものを間欠
駆動方式にすることをやめて、この箇所に従来公知の間
欠式の並び替え装置を介設し、該装置の上面に上記の一
点鎖線(図5)で示した形式の横ならびの配列を形成さ
せたのち、さらにこれを搬送コンベヤB上に移載するこ
とは可能である。たとえば、実公昭56−47144号
公報に示される並び替え装置を送り込みコンベヤAと搬
送コンベヤBとの間に介設し、送り込みコンベヤAから
の食品を、上記並び替え装置の上部の受取面上に、上記
一点鎖線で図示した形式の配列要領のもとに受け取り、
定数が揃ったところでそれまで受取面の下位に沈められ
ていた循環コンベヤを受取面上に突出させ、循環コンベ
ヤの上面に上記配列された食品を受け取ったのち、これ
を搬送コンベヤB上に移載する。このようにすれば、搬
送コンベヤBそのものを間欠駆動方式にすることは回避
することができる。
【0006】しかし、介設される従来の並び替え装置
は、上記公報のものも含めて、機構が複雑で設置スペー
スがかなり大きく、したがって設備費も高額なものとな
る。しかも、食品の生産工程の流れを部分的に変更した
い場合、たとえば図示の搬送コンベヤBの周辺機器を排
除した状態で搬送コンベヤBを別の目的で稼働したい場
合などに、上記公知の並び替え装置を搬送コンベヤBの
搬送ラインから排除することは、決して容易なことでは
なく、このような場合においても、きわめて簡単容易に
対処できる食品の移載装置の出現が望まれていた。
【0007】本発明は、このような従来技術の現状にか
んがみてなされたもので、簡単でかつ廉価な装置を用い
て容易な操作のもとに、搬送ラインの上流側から送り込
まれた食品を、下流側の搬送ライン上に整列態様を変え
て移載するに際し、該搬送コンベヤに対して間欠駆動を
行わせる必要もなく、定速で連続駆動されている搬送コ
ンベヤの面上に一列横隊の食品を正しい整列状態で移載
させることができて、しかも取り扱われる食品が比較的
軟らかくて形の崩れ易い食品の場合にも好適に対処でき
る食品の移載装置を提供することを目的としている。
【0008】本発明の他の目的は、全体をきわめて簡単
な機構によって構成し、それによって操作が容易で故障
が少なく、小形で軽量な装置を実現し、かつ装置の取り
付け・取り外しまたは移動・運搬等が非常に簡便な食品
の移載装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本発明の食品の移載装置は、端部を静
止体に固着することによって上面をほぼ水平状態に静置
し得る固定台と、 一端を上記固定台の上面に取り付け、
他端をその固定台のまわりに一巡させて反対側から上記
固定台の上面に到達させてその上面に上記他端を取り付
けることにより固定台を取り巻く環状体として構成した
コンベヤと、上記コンベヤの構成する環状体の前後端に
コンベヤの半径の小さい屈曲部を形成させてその前後の
屈曲部間の間隔を保持するために上記環状体の内部に挿
入された保持体と、上記コンベヤの構成する環状体の内
部にあって上記固定台に対する相対的な前後方向の往復
動を上記保持体に対して行わせるために固定台と保持体
との間に介設した駆動手段とをそなえている。
【0010】上記コンベヤの一端と、コンベヤの他端を
取り付ける上記固定台の上面との間には、引張ばねを介
設してもよい。
【0011】上記固定台と上記保持体との間に介設する
駆動手段は、流体圧シリンダであってもよい。
【0012】上記保持体の前部を、薄板状に形成された
前端部をそなえる構成とすることもできる。
【0013】あるいは上記保持体の後部を、保持体の上
記往復動によって保持体の後端部と上記コンベヤの裏面
との間に生じる摩擦を軽減するために、上記後端部にコ
ロをそなえる構成とすることは有効である。
【0014】
【作用】本発明の請求項1に示す装置によって、たとえ
ば該装置の上流側に位置する送り込みコンベヤによって
送り込まれる食品を受け取った後、該食品を下流側に位
置する搬送コンベヤ上に移載するには、本装置のそなえ
る駆動手段を作動してコンベヤ内の保持体を送り込みコ
ンベヤの方に向かって移動する。保持体の全長は一定で
あるので、これを取り巻くコンベヤの全長も該移動によ
って伸縮などの無理な変動を強制されることなく、その
まゝの状態で前方への移動に追随し、結局後方にあった
コンベヤの部分が前方に移動した形となって、コンベヤ
が固定台の前方に突出している部分の長さが増大し、そ
れによって送り込みコンベヤから送り込まれる食品を受
け取るためのスペースが形成される。
【0015】上記形成されたスペースのコンベヤ上に送
り込みコンベヤからの所定数の食品を受け取った後、た
とえば送り込みコンベヤに付設されるカウンターによっ
て行われる計数結果によって、送り込みコンベヤの送り
込み操作の中止が発令され、それとともに、移載装置の
そなえる駆動手段に対する操作の始動が発令されて、駆
動手段が上記駆動と逆方向の駆動を指令されて、コンベ
ヤ内の保持体を搬送コンベヤの進行方向とは逆の方向に
移動させる。この移動によって、保持体を取り巻いてい
る移載装置のコンベヤも、保持体の上記逆方向への移動
とともにこれに追随して移動し、その結果移載装置のコ
ンベヤ上に並べられている一列横隊の食品は、下面を支
えるコンベヤの後退と、一定速度で前進を続ける搬送コ
ンベヤの表面との間できわめて無理のない円滑な移載が
一斉に行われる。
【0016】つづいて移載装置のそなえる駆動手段に対
し、コンベヤ内の保持体を送り込みコンベヤの方に向か
って移動する操作の始動を再び発令し、それによって送
り込みコンベヤから送り込まれる食品を受け取るための
スペースが形成されるので、送り込みコンベヤによる食
品の送り込みを再開し、前記と同様の操作を繰り返して
第2列目の食品の横隊列を形成させる。
【0017】上記食品の移載装置のそなえるコンベヤに
対し、請求項2のように、コンベヤの一端と、コンベヤ
の他端を取り付ける上記固定台の上面との間に引張ばね
を介設しておくと、保持体がコンベヤ内で前後方向に移
動するとき、これに追随して移動するコンベヤの移動を
一層滑らかに行わせるとともに、前後端に形成されるコ
ンベヤの屈曲部の半径を小さく保持することができる。
【0018】また、上記固定台と上記保持体との間に介
設する駆動手段を、請求項3のように流体圧シリンダと
しておくと、小形軽量で、作動方向が直線的であり、そ
のため構造が単純化されて、しかも動力の取得が容易で
ある場合が多い。
【0019】また請求項4のように、上記保持体の前部
が薄板状に形成された前端部をそなえる構成にしておく
と、コンベヤの前端に形成される半径の小さい屈曲部の
半径を、一層小さく形成することができ、その結果コン
ベヤ上の食品を次工程の搬送コンベヤB上に移載すると
き、移載の両面間の落差をさらに小さくすることができ
て、移載動作の一層無理のない円滑な実施が可能とな
る。
【0020】さらに、請求項5のように、上記保持体の
後端部にコロをそなえた構成にすると、保持体の上記往
復動によって保持体の後端部と上記コンベヤの裏面との
間に生じる摩擦を軽減することができ、コンベヤの軽快
な移動を助長するのに効果的である。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を図面によって説明する。図
1〜図4において、固定台1は、端部2を静止体Cに固
着することにより、その上面3をほぼ水平状態に静置さ
れる。コンベヤ4は、一端5を固定台1の上面3上に取
り付け、他端6を固定台1のまわりに一巡させて反対側
から固定台1の上面3に到達させ、上面3上に引張ばね
7を介して取り付けられている。これにより、コンベヤ
4は、途中に介設した引張ばね7とともに、固定台1の
周囲を取り巻く環状体として構成される。8は保持体
で、その前端部9から後端部10までの長さは、コンベ
ヤ4が構成する環状体の前後端にそれぞれコンベヤ4に
よる半径の小さい屈曲部11,12を形成させたときの
屈曲部11,12間の間隔を保持し得る長さとされ、上
記環状体の内部に挿入されている。本実施例の保持体8
は、前部8aと、後部8bと、両者間を連結する2本の
ロッド8cとによって構成される。
【0022】13は駆動手段としてのエアシリンダで、
固定台1の上面3上に固着されている。エアシリンダ1
3は、ロッド8cの中央部に固着されるピストンを包蔵
する複動式のシリンダをそなえており、ピストンの前後
に形成されるそれぞれのエア室にエアを給排することに
よって、ピストンを貫通して固着されたロッド8cをピ
ストンとともに前後方向に駆動する。その結果、保持体
8は、固定台1に対して前後方向の移動を強制される。
保持体8を構成する前部8aは、前端部9が薄板状に形
成されており、そのため前端部9に沿って屈曲するコン
ベヤ4の屈曲部11は、コンベヤ4の前端部に形成され
る屈曲半径を一層小さく形成することになり、コンベヤ
4上の食品Pを次工程の搬送コンベヤB上に移載すると
き、移載の両面間の落差をさらに小さくすることができ
る。本実施例では、コンベヤ4の他端と固定台1の上面
3との間に引張ばね7を介設した例を示したが、引張ば
ね7は必ずしも介設しなくてもよい。
【0023】つぎに以上の構成をそなえる食品の移載装
置によって、送り込まれた食品を次工程の搬送コンベヤ
に移載するための作用態様について説明する。図1の送
り込みコンベヤAによって食品P1がコンベヤ4上に載
せられ、送り込みコンベヤAは後退しながら食品P2,
P3…を送り込んで一列分の横隊が完了したとき、送り
込みコンベヤAのそなえるカウンター(図示しない)か
らの指令により、エアシリンダ13にエアが送給されて
保持体8を所定の距離だけ後方に移動させる。これによ
り、一列横隊の食品P1,P2…は、下面を支えていた
コンベヤ4の後退と、前進を続ける搬送コンベヤBの表
面との間で、きわめて無理のない円滑な移載が一斉に行
われる。この間、搬送コンベヤBは一定速度のもとに前
進を続行しており、間欠移動の必要はない。
【0024】つづいて、エアシリンダ13に上記と反対
側のシリンダに対するエアの送給が行われ、コンベヤ4
内の保持体8に対する旧位置への前進と、それに伴うコ
ンベヤ4の前進が行われて、送り込みコンベヤAからの
食品Pを受け取るためのスペースが移載装置の前端部に
形成される。その間に後退方向の終端位置まで後退して
食品Pの一個づつの送り込み操作を中止していた送り込
みコンベヤAが、再び食品P1の位置まで前進し、つづ
いて食品の送り込みを再開し、前記と同様の操作を繰り
返して第2列目の食品の横隊列をコンベヤ4上に形成さ
せる。図2は、上記作用の途中において、コンベヤ4上
への食品Pの送り込みが行われているときの、保持体8
ならびにコンベヤ4の態様を示す側面図であり、図3
は、保持体8ならびにコンベヤ4が所定の距離だけ後方
に移動して、一列分の食品Pを搬送コンベヤB上に移載
した後の態様を示す側面図である。
【0025】図4は異なる実施例を示し、本実施例は請
求項5の構成に対するもので、保持体8がエアシリンダ
13の駆動力によってコンベヤ4内で往復動するとき、
後端部10とコンベヤ4の裏面との間に生じる摩擦を軽
減する目的をもって、上下の隅角部にコロ14を装着し
たものである。これにより、保持体8を前後方向に往復
動するときに保持体8の前後端とコンベヤ4の裏面との
間に生じる摩擦抵抗のうち、少なくとも後端部に関して
は大幅に摩擦抵抗の削減が実現可能である。
【0026】図1において、本実施例では、移載装置を
定位置に設置するために、固定台1の一端または両端を
静止体Cにボルト等で締め付けた例が示されている。た
とえば食品製造ラインの流れの一部を変更する必要が生
じた場合などにおいて、上記の移載装置を搬送コンベヤ
Bの周辺から排除し、搬送コンベヤBを別の目的で単独
に使用したい場合などに、図1のような本発明の食品移
載装置の構成では、装置自体が小形軽量であることによ
る便利さに加えて、装置の取り付け・取り外しがきわめ
て簡単容易であり、そのため上記のような製造ライン変
更の場合においても、即座に、しかも最小の付帯作業の
もとに対応することが可能である。
【0027】固定台1と保持体8との間に介設される駆
動手段の実施例としては、上記の実施例で取り上げたエ
アシリンダ13などの流体圧シリンダのほか、圧力流体
による回転モータ、あるいは電動式モータまたはそれら
の回転力を機械式に直線運動に変換した機構などの応用
が可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明の食品の移載装置は以上のように
構成されるので、つぎのような効果が得られる。
【0029】1)請求項1では、簡単でかつ廉価な装置
を用いて、しかも容易な操作のもとに、上流側から送り
込まれた食品を搬送ライン上に整列態様を変えて移載す
るに際し、取り扱われる食品が比較的軟らかくて形の崩
れ易い食品の場合にも、無理な外力が加わって食品を損
傷するなどの恐れがなく、安心して好適に対処すること
ができる。
【0030】また、移載される側の下流側の搬送ライン
に対し、定速の連続駆動方式のままでその面上に一列横
隊の食品を正しく整列させることができ、下流側の搬送
コンベヤに対して間欠駆動を要求するなどの必要が全く
生じない。
【0031】2)請求項2では、固定台の周辺を取り巻
くコンベヤが、固定台の移動に追随して移動するときの
コンベヤの移動を円滑にすることができ、食品の移載の
ための作動の円滑化と機材の保全を助長するうえで効果
がある。
【0032】3)請求項3では、固定台と保持体との間
に介設する駆動手段としての流体圧シリンダが小形軽量
であること、作動方向が直線的であり、そのため構造が
単純化されること、ならびにこの場合の動力となる圧力
流体は、一般に作業場等での取得が簡単容易であること
等のため、装置全体のコンパクト化に効果がある。
【0033】4)請求項4では、保持体の前端部が薄板
状に形成されることによって、コンベヤの前端に形成さ
れる屈曲部の半径を一層小さく形成することができ、そ
の結果コンベヤ上の食品を次工程の搬送コンベヤ上に移
載するときの、移載の両面間の落差をさらに小さくする
ことができて、移載動作の一層無理のない円滑な実施が
可能となり、やわらかな食品の移載に対して特に効果的
である。
【0034】5)請求項5では、保持体の後端部に設け
たコロによって、保持体の駆動時に保持体の後端部とコ
ンベヤの裏面との間に生じる摩擦を軽減することがで
き、コンベヤの軽快な駆動の促進とともに、損耗を防止
してその保全を助長する上で効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の作動状態を示す斜視図
である。
【図2】図1の実施例の一作動態様を示す側面図であ
る。
【図3】図1の実施例の異なる作動態様を示す側面図で
ある。
【図4】本発明装置の他の実施例の側面図である。
【図5】従来装置の斜視図である。
【符号の説明】
A 送り込みコンベヤ B 搬送コンベヤ C 静止体 P 食品 1 固定台 2 端部 3 上面 4 コンベヤ 5 一端 6 他端 7 引張ばね 8 保持体 8a 前部 8b 後部 8c ロッド 9 前端部 10 後端部 11,12 屈曲部 13 エアシリンダ 14 コロ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部を静止体に固着することによって上
    面をほぼ水平状態に静置し得る固定台と、 一端を上記固定台の上面に取り付け、他端をその固定台
    のまわりに一巡させて反対側から上記固定台の上面に到
    達させてその上面に上記他端を取り付けることにより固
    定台を取り巻く環状体として構成したコンベヤと、 上記コンベヤの構成する環状体の前後端にコンベヤの半
    径の小さい屈曲部を形成させてその前後の屈曲部間の間
    隔を保持するために上記環状体の内部に挿入された保持
    体と、 上記コンベヤの構成する環状体の内部にあって上記固定
    台に対する相対的な前後方向の往復動を上記保持体に対
    して行わせるために固定台と保持体との間に介設した駆
    動手段とをそなえることを特徴とする食品の移載装置。
  2. 【請求項2】 上記コンベヤの一端と、コンベヤの他端
    を取り付ける上記固定台の上面との間に引張ばねを介設
    した請求項1記載の食品の移載装置。
  3. 【請求項3】 上記固定台と上記保持体との間に介設す
    る駆動手段が流体圧シリンダである請求項1または2記
    載の食品の移載装置。
  4. 【請求項4】 上記保持体の前部が薄板状に形成された
    前端部をそなえている請求項1〜3のいずれかに記載の
    食品の移載装置。
  5. 【請求項5】 上記保持体の後部が保持体の上記往復動
    によって保持体の後端部と上記コンベヤの裏面との間に
    生じる摩擦を軽減するためのコロを上記後端部にそなえ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の食品の移載装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184265A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Furukawa Kiko Kk 物品のせ降ろし方法と物品のせ降ろし装置
JP2008222366A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Furukawa Kiko Kk 物品自動移動装置
JP2009143634A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Furukawa Kogyo Kk 整列移載装置
JP2013028410A (ja) * 2011-07-26 2013-02-07 Baba Tekkosho:Kk 移載装置
JP2013224197A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Kazuhiko Yamaoka 物品仕分装置

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