JPH08133459A - コンベアシステム - Google Patents

コンベアシステム

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JPH08133459A
JPH08133459A JP30151994A JP30151994A JPH08133459A JP H08133459 A JPH08133459 A JP H08133459A JP 30151994 A JP30151994 A JP 30151994A JP 30151994 A JP30151994 A JP 30151994A JP H08133459 A JPH08133459 A JP H08133459A
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JP
Japan
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conveyor
movable table
upstream
downstream
conveyed
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Application number
JP30151994A
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English (en)
Inventor
Hidemi Koshikawa
秀美 越川
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ASAHI DENKI KK
Asahi Electronics Co Ltd
Original Assignee
ASAHI DENKI KK
Asahi Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送距離が長い場合でも、コンベアの高低差
が少なく、確実に搬送できるコンベアシステムを提供す
る。 【構成】 フリーローラ方式のコンベア100,200
は、搬送方向Fに向かって所定の下り勾配をもって設置
されている。両コンベア間に配置された転送機構300
は、コンベア100から導入される搬送物Aを可動台3
10上に載置した後、可動台310を二点鎖線で示すよ
うに上昇させるとともに、コンベア200の方向に所定
角度だけ傾斜させる。搬送物Aは、可動台310からコ
ンベア200に転送排出され、自重によりコンベア20
0を搬送方向Fへ搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリーローラコンベア
を用いて搬送物を搬送するコンベアシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ローラコンベアは、ローラ又はホイール
(以下、本明細書においては一括してローラという)を
連続して配置し、これによって搬送物を搬送するもので
ある。このようなローラコンベアには、次の2種類があ
る。一方は、ローラをモータ等によって駆動することに
より、搬送物を搬送する駆動ローラコンベアであり、他
方は、ローラを駆動しないフリーローラコンベアであ
る。フリーローラコンベアは、予めこれを傾斜設置して
おき、コンベア上に載置された搬送物を、その自重によ
って下り勾配方向に流すものである。
【0003】いずれのコンベアであっても、搬送方向を
変える場合には、コンベアをコーナー状に並べたコーナ
ー部を設ける必要がある。また、搬送路がメインライン
と、それから分岐するサブラインから構成される場合に
は、搬送物をメインラインからサブラインに強制的に分
岐するための分岐装置が必要となる。このような分岐装
置には、例えば、往復運動する移動機構によって搬送物
をサブライン方向に強制的に移動させるプレッシャー機
構、搬送物を持ち上げてサブライン上に移動させるソー
ター機構、あるいはサブライン側のローラのみを駆動
し、メインライン側のローラを停止させることによって
搬送物を移動させるローラダイバーダ等種々の機構があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動ロ
ーラコンベアを使用した場合には、次のような欠点があ
る。ローラを駆動する駆動源(モータ)による電力消費
が多く、ローラの回転駆動に伴って発生する騒音が大き
い。搬送物に対してピッキング等の作業を行うためにコ
ンベア上で搬送物を停止させる場合には、搬送物をロー
ラの回転に抗して強制的に停止させるストッパ等の複雑
な機構が必要である。コンベア上の搬送物に対しては、
ローラにより常時駆動力が付与されているため、複数の
搬送物同志が押圧されて競り上げ状態が発生するおそれ
がある。このため、搬送物の重量に応じてその都度ロー
ラに与える駆動力を調整する必要があり、非常に面倒で
ある。一方、フリーローラコンベアを用いた場合には、
上記欠点が解消されるものの次のような欠点がある。搬
送物の自重によって搬送させるため、コンベアを傾斜設
置する必要があるが、この傾斜は、例えば、移動距離3
mに対して約5cmの下り勾配が必要である。したがっ
て、搬送距離が30mのときには、コンベアの設置に際
して、50cm程度の高低差を設ける必要があるため、
限られた設置空間には設置できない。搬送物の自重によ
る比較的小さな搬送力を利用しているため、上記駆動ロ
ーラコンベアと違って搬送物の競り上げ状態が発生しな
い反面、搬送物がコーナー部の壁面に接触して摩擦した
際に、その摩擦力によって停止してしまうことがある。
また、駆動ローラコンベア及びフリーローラコンベアの
いずれを使用した場合にも次のような問題がある。搬送
方向を変更するコーナー部を円弧状に構成するため、コ
ーナー部の内周部及び外周部にスペースを確保する必要
がある。分岐装置は、搬送物を移動させる機構としてモ
ータ等の駆動装置を備えるため、高価なものとなってい
る。
【0005】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、次に示す目的を有する。本発明の第1の目
的は、消費電力が少なく、騒音も少ないフリーローラコ
ンベア用いるコンベアシステムにおいて、搬送距離が長
い場合にも、最小限の高低差で済み、しかも、搬送物を
確実に搬送できるようにすることにある。本発明の第2
の目的は、第1の目的を達成するために、複数のフリー
ローラコンベアを転送機構を配置して連設する場合に、
転送動作を簡単な構成で実現できるコンベアシステムを
提供することにある。本発明の第3の目的は、複数のフ
リーローラコンベアを転送機構を配置して連設する場合
に、転送動作を所望のタイミングで実行させることがで
きるコンベアシステムを提供することにある。本発明の
第4の目的は、複数のフリーローラコンベアを転送機構
を配置して連設する場合に、転送動作を簡単な制御によ
り実現できるコンベアシステムを提供することにある。
本発明の第5の目的は、複数のフリーローラコンベアを
転送機構を配置して連設する場合に、搬送路のコーナー
部のスペースを削減するコンベアシステムを提供するこ
とにある。本発明の第6の目的は、複数のフリーローラ
コンベアを転送機構を配置して連設する場合に、高価な
分岐装置を不要にするコンベアシステムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のコンベアシステ
ムは、2以上のコンベアと、前記コンベア間に配設され
る転送機構とを備え、コンベアは、搬送物を導入する導
入端から搬送物を排出する排出端に向かって所定の下り
勾配をもって設置されるものであり、転送機構は、搬送
方向の上流側に設置される上流側コンベアの排出端と、
その上流側コンベアに後続して設置される下流側コンベ
アの導入端との間に配設されるともに、上流側コンベア
の排出端に到来する搬送物を下流側コンベアの導入端に
転送させるものであることを特徴としている。
【0007】本発明のコンベアシステムは、転送機構
が、上流側コンベアの排出端から到来する搬送物を下流
側コンベアの導入端に移動するための移動手段と、移動
手段に搬送物が到来したことを検知する検知手段と、検
知手段の検知結果に従って移動手段の動作を制御する制
御手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】本発明のコンベアシステムは、転送機構
が、上流側コンベアの排出端から到来する搬送物を下流
側コンベアの導入端に移動するための移動手段と、移動
手段の動作の実行を指令するための入力手段と、入力手
段の入力結果に従って移動手段の動作を制御する制御手
段とを備えたことを特徴としている。
【0009】本発明のコンベアシステムは、移動手段
が、上流側コンベアの排出端から到来する搬送物を載置
する可動台と、可動台を上流側コンベアの排出端位置か
ら下流側コンベアの導入端位置までの間を昇降させると
ともに可動台をほぼ水平姿勢から下流側コンベアの方向
へ所定角度だけ傾いた傾斜姿勢までの間揺動させる作動
部とを備えたことを特徴としている。
【0010】本発明のコンベアシステムは、上流側コン
ベア及び下流側コンベアが、上方からみて両者の搬送路
によって所定角度をなすコーナー部を構成するように設
置されており、作動部が、可動台を下流側コンベアの方
向に向かって傾斜させることにより搬送物を下流側コン
ベアに転送することを特徴としている。
【0011】本発明のコンベアシステムは、上流側コン
ベア及び下流側コンベアが、上面からみて両者の搬送路
によりほぼ直角をなすコーナー部を構成するように設置
されており、可動台における上流側コンベア及び下流側
コンベアによって挟まれた内角側の一隅部には転向部材
が設けられており、作動部が可動台を下流側コンベアに
向かって傾斜させる際に、搬送物が転向部材に当接して
ほぼ直角に転向するようにしたことを特徴としている。
【0012】本発明のコンベアシステムは、1つの上流
側コンベアの排出端と2以上の下流側コンベアのそれぞ
れの導入端との間に1つの転送機構を設置し、転送機構
は、上流側コンベアから可動台に到来した搬送物を選択
された下流側コンベアに転送することを特徴としてい
る。
【0013】本発明のコンベアシステムは、可動台に
は、搬送物が円滑に移動し得る摩擦軽減部材が設けられ
ていることを特徴としている。
【0014】本発明のコンベアシステムは、摩擦軽減部
材が、低摩擦係数を有する合成樹脂、1以上のボール状
突起、及び1以上のローラの少なくとも一つを含んで構
成されていることを特徴としている。
【0015】
【作用】各コンベアは、フリーローラコンベアであるた
め、導入端から導入された搬送物を排出端に向かって自
重により流下させる。上流側コンベアの排出端と下流側
コンベアの導入端との間に配設された転送機構は、上流
側コンベアの排出端に到来する搬送物を下流側コンベア
の導入端に転送させる。転送機構の動作を停止させるだ
けで搬送物を一時停止させることができる。コンベアロ
ーラが駆動されないので、搬送物の競り上げ状態の発生
がない。搬送物を長い距離移動させる場合でも、コンベ
アと転送機構とを交互に配設すればよく、コンベアの高
低差(下り勾配)を大きくとる必要がない。
【0016】制御手段は、検知手段により移動手段に搬
送物が到来したことを検知すると、移動手段を制御し
て、上流側コンベアの排出端から到来した搬送物を下流
側コンベアの導入端に移動させる。
【0017】上記検知手段に代えて入力手段を使用する
場合には、制御手段は、入力手段による指令に基づいて
移動手段を制御して、上流側コンベアの排出端から到来
した搬送物を下流側コンベアの導入端に移動させる。
【0018】可動台は、上流側コンベアの排出端から到
来する搬送物を載置する。作動部は、可動台を上流側コ
ンベアの排出端位置から下流側コンベアの導入端位置ま
での間を昇降させるとともに、可動台をほぼ水平姿勢か
ら下流側コンベアの方向へ所定角度だけ傾いた傾斜姿勢
までの間揺動させる。
【0019】上流側コンベア及び下流側コンベアが、上
方からみて両者の搬送路によって所定角度をなすコーナ
ー部を構成するように設置され、作動部が、前記下流側
コンベアの方向に向かって可動台を傾斜させることによ
り搬送物を下流側コンベアに転送する場合には、転送機
構によってコーナー部が構成されるため、設置スペース
の大きな円弧状のコーナー部を設ける必要がない。
【0020】上流側コンベア及び下流側コンベアが、上
面からみて両者の搬送路によりほぼ直角をなすコーナー
部を構成するように設置され、可動台における上流側コ
ンベア及び下流側コンベアによって挟まれた内角側の一
隅部には転向部材が設けられている場合には、作動部が
可動台を下流側コンベアに向かって傾斜させる際に、搬
送物が転向部材に当接してほぼ直角に転向する。したが
って、搬送方向に対する搬送物の姿勢が転送前と転送後
とで同一である。
【0021】1つの上流側コンベアの排出端と2以上の
下流側コンベアのそれぞれの導入端との間に1つの転送
機構を設置し、転送機構を、上流側コンベアから可動台
に到来する搬送物を選択された下流側コンベアに転送す
るものとした場合には、転送機構が、複数の下流側コン
ベアの中から選択したコンベアに搬送物を排出する分岐
装置を構成する。
【0022】可動台に、搬送物が円滑に移動し得る摩擦
軽減部材が設けられている場合には、搬送物が摩擦軽減
部材により円滑に下流側コンベアに転送排出される。
【0023】摩擦軽減部材が、低摩擦係数を有する合成
樹脂、1以上のボール状突起、及び1以上のローラの少
なくとも一つを含んで構成されている場合には、搬送物
が摩擦軽減部材により円滑に下流側コンベアに排出され
る。
【0024】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明のコンベアシステムの第1実施例を
示す概略側面図であり、図2は、その上面図であり、い
ずれも一部を省略している。図1,図2に示すように、
コンベアシステム10は、搬送物Aの搬送方向Fの上流
側及び下流側のフリーローラコンベア(以下、コンベア
という)100,200と、両コンベアの間に配置され
た転送機構300とを有している。なお、Rはコンベア
100,200を構成する個々のローラである。このロ
ーラはホイールであってもよい。
【0025】コンベア100は、搬送物を導入する導入
端101から搬送物を排出する排出端102に向かって
所定の下り勾配をもって設置されている。コンベア20
0も同様に導入端201から排出端202に向かって所
定の下り勾配をもって設置されている。
【0026】転送機構300は、上流側のコンベア10
0の排出端102と、下流側のコンベア200の導入端
201との間に配置されている。転送機構300は、上
流側のコンベア100の排出端102から到来する搬送
物を載置する可動台310と、その可動台310を移動
させる作動部320と、後述する検知手段及び制御手段
とを具備している。
【0027】可動台310の上面には、搬送物を円滑に
移動する摩擦軽減部材311が設けられている。この摩
擦軽減部材311は、例えばボールキャスターが好適で
あるが、その他に低摩擦係数を有する合成樹脂、ボール
状突起、又はローラ等でもよく、また、上記各部材を適
当に組み合わせて摩擦軽減部材311を構成してもよ
い。
【0028】作動部320は、可動台310を上流側の
コンベア100の排出端102の位置(図中実線)から
下流側のコンベア200の導入端201の位置(図中二
点鎖線)までの間を昇降させるとともに、可動台310
をほぼ水平姿勢から下流側のコンベア200の方向へ所
定角度だけ傾いた傾斜姿勢までの間を揺動させる。
【0029】図3〜図5は、転送機構300の構造を示
す上面図、正面から見た部分断面図、及び図4の矢視V
方向から見た部分断面図である。図3に示すように、ほ
ぼ方形テーブル状を呈した可動台310の上面には、摩
擦軽減部材311が縦横に配置されている。可動台31
0の対角線上には、可動台上に搬送物が到来したことを
検知するために、一対の検知手段312が設けられてい
る。この検知手段は、例えば透過型の光センサが好適で
あるが、その他、反射型の光センサ又は超音波センサで
もよく、物体を検知し得るセンサであればよい。また、
可動台310の上面に反射型の光センサ、超音波セン
サ、又はリミットスイッチ等のセンサを設けて、搬送物
の有無を検知するようにしてもよい。
【0030】図4及び図5に示すように、作動部320
は、枠体321によって囲まれるように構成されてお
り、その天板321a及び底板321bの間を接続する
ように支持板322が設けられている。この支持板32
2には、モータ323及びギア機構324が固定されて
いる。
【0031】ギア機構324は、モータ323の回転軸
に結合された歯車324aと、それに噛合する歯車32
4bとによって構成されている。歯車324bの回転軸
の一端には、円盤状に形成され、かつ、一面に円柱状の
係合突起325aが設けられたカム325が結合されて
いる。なお、カム325は、係合突起325aを設けた
ものであればその形状は円盤状に限定されるものではな
く、例えば、矩形状や短冊状の板で構成してもよいこと
はもちろんである。
【0032】ヨーク326の長手方向には、水平方向に
延びる係合溝326aが開設されており、その係合溝3
26aには、上記係合突起325aが挿通されている。
ヨーク326の上部には、円柱上のクランク327の下
端が結合されている。
【0033】クランク327は、枠体321の天板32
1aに設けられた孔321c及びその孔に垂設されたパ
イプ状のガイド321dによって上下方向に摺動自在に
支持されている。
【0034】可動台310の一端部の下面に垂設された
支持部328は、クランク327の上端を支点328a
で枢着しており、かつ、可動台310を、水平姿勢から
所定の傾斜角度θだけ傾いた傾斜姿勢までの間だけ揺動
自在に支持している。なお、上記所定の傾斜角度θは、
後述するように可動台310に載置された搬送物がその
自重により円滑に移動し得る角度に設定する。
【0035】天板321aの上面には、可動台310の
他端部の下面に当接して可動台310を水平姿勢で支持
するための平行支持棒329が立設されている。なお、
支持部328は、可動台310の重心から偏心した位置
に設けられているので、クランク327の上昇により可
動台310が平行支持棒329から離間すると、可動台
310は、自重によって上記所定傾斜角度だけ傾いた状
態となる。
【0036】また、底板321bから立設された支持板
322aには、ヨーク326の位置を検知するための光
センサ等からなる位置センサ330が配置されている。
【0037】上述の構成によれば、モータ323が回転
すると、ギア機構324を介してカム325が回転する
ため、その係合突起325aも回転して上下動する。こ
の結果、ヨーク326の係合溝326a内を移動する係
合突起325aによって、ヨーク326が昇降運動する
ことにより、クランク327が昇降して可動台310が
上下動する。
【0038】図5に示すように、ヨーク326が低位置
にある際、可動台310は、実線で示すように、その端
部が平行支持棒329によって当接支持されて水平姿勢
を保持している。一方、ヨーク326が上昇して可動台
310の端部が平行支持棒329から離間すると、可動
台310は、その端部が支持部328によってのみ支持
されているので、傾斜姿勢となる。したがって、ヨーク
326が高位置に到達した際、可動台310は、二点鎖
線で示すように、所定の傾斜角度だけ傾いた傾斜姿勢を
保持している。なお、図5においては、可動台310の
摩擦軽減部材311と検知手段312とを省略して示し
ている。
【0039】次に、図6に示す転送機構300の構成を
示すブロック図、図7及び図8に示す転送動作説明図を
参照して、搬送物の転送動作を説明する。図7に示すよ
うに、可動台310は、上流側のコンベア100の排出
端102と同じ位置で水平姿勢に保持され、上流側のコ
ンベア100から搬送されてくる搬送物Aを円滑に受け
入れる状態に保持されている。なお、このときの可動台
310の状態を導入状態という。ここで、制御手段(図
6にのみ示す)350は、上流側のコンベア100から
可動台310上に、二点鎖線で示す搬送物Aが到来した
ことを検知手段312によって検知すると、モータ32
3を回動させて可動台310を上昇させる。
【0040】この結果、図8に示すように、可動台31
0が下流側のコンベア200の導入端201と同じ位置
で傾斜姿勢に保持されるので、搬送物Aは、可動台31
0の傾斜に従って、自重により矢印方向に移動して下流
側のコンベア200に転送排出される。なお、このとき
の可動台310の状態を転送状態という。これにより、
コンベア200に転送された搬送物Aは、自重によりさ
らに図面右方向に搬送される。
【0041】制御手段350は、搬送物Aが可動台31
0上から排出されたことを検知手段312の検知動作に
よって検知すると、モータ323を回転させることによ
り、可動台310を導入状態に復帰させて次の転送動作
に備える。この際、制御手段350は、ヨーク326が
低位置、すなわち可動台310が導入状態にあるときに
対応する位置に到達したことを検知してモータ323の
動作を停止させる。
【0042】なお、図6に示すように、移動手段340
は、可動台310、モータ323、カム325、ヨーク
326、クランク327、ヨークセンサ330によって
構成されている。
【0043】制御手段350は、CPU、周辺I/F回
路、及びI/Oポート等を含むいわゆるマイクロコンピ
ュータで構成してもよいし、あるいは論理IC等からな
る論理回路で構成してもよい。
【0044】また、制御手段350によって、搬送物を
載せたままの状態(導入状態)で可動台310の昇降動
作を一時停止すれば、搬送物に対する作業、例えばピッ
キング作業を行うことができる。
【0045】また、検知手段の代わりに、手動スイッチ
等の入力手段を設け、操作者が搬送物を目視確認して上
記入力手段を手動で操作することにより、搬送物が可動
台310に到来したこと、及び搬送物が可動台310か
ら排出されたことを制御手段350に指示してもよい。
この場合には、操作者が所望のタイミングで転送動作を
実行させることができる利点がある。
【0046】すなわち、この第1実施例によれば、第1
に、従来の駆動ローラコンベアに比較して、ローラを駆
動するモータ(駆動源)が不要であるため、低電力消費
で済み、かつ、騒音発生が少ない利点がある。
【0047】第2に、可動台の動作を停止させるだけで
搬送物を一時停止させることができ、従来と違って、搬
送物を強制的に停止させる装置を設ける必要がない。
【0048】第3に、ローラが駆動されないので、搬送
物の競り上げ状態の発生が防止できる利点がある。
【0049】第4に、長い移動距離が必要になった場合
には、コンベアと転送機構とを交互に配置すればよく、
全体としての高低差(下り勾配)を大きく取る必要がな
い。したがって、従来のフリーローラコンベアと違っ
て、大きな設置空間を必要としない利点がある。
【0050】図9は、第2実施例を示す上面図である。
上流側のコンベア100及び下流側のコンベア200
は、上方からみて両者の搬送路によって所定角度(この
場合はほぼ直角)をなすコーナー部を構成するように設
置されている。
【0051】搬送物Aがコンベア100を矢印F方向に
搬送されて作動部300Aの可動台310上に導入され
ると、作動部300Aは、可動台310を、コンベア1
00の搬送路に対して所定角度をなすコンベア200の
搬送路の方向に向かって傾斜させる。この結果、搬送物
Aは、コンベア200に転送排出される。
【0052】第2実施例によれば、上流側及び下流側の
コンベアの搬送路が所定角度をなすコーナー部を構成し
ていても、搬送物Aをスムーズに搬送することができ
る。また、コーナー部を円弧状に構成する必要がないの
で、従来に比較して設置スペースが少なくて済む。ま
た、従来のフリーローラコンベアと比較して、搬送物が
コーナー部の壁面と摩擦して停止してしまう不都合がな
い。なお、コーナー部において上流側及び下流側の搬送
路がなす所定角度は直角に限られるものではなく、可動
台310を下流側コンベアの方向に向けて傾斜させれば
任意の角度を有するコーナー部を構成できることはもち
ろんである。
【0053】図10及び図11は、第3実施例を示す要
部上面図である。コンベア100,200は、前述した
図9と同様に、互いの搬送路がほぼ直角をなすように配
置されており、そのコーナー部には転送機構300Bが
設けられている。
【0054】図10に示すように、搬送物Aの姿勢は、
その長手方向が搬送方向Fと一致した状態で転送機構3
00Bの可動台310Aに導入される。一方、可動台3
10A上におけるコンベア100,200によって挟ま
れた内側側の一隅部には、柱状の転向部材313a,3
13bが設けられている。
【0055】図11に示すように、転送機構300Bの
作動部が可動台310Aを下流側のコンベア200に向
かって傾斜させると、搬送物Aは、その傾斜に従ってコ
ンベア200の方向に移動する際に、搬送物Aの一隅部
が転向部材313aに当接してほぼ直角に転向されると
ともに、搬送物Aの側面が転向部材313bに当接する
ことにより、搬送物Aの転向が規制される。この結果、
搬送方向Fに対する搬送物Aの姿勢は、転送機構による
転送前と転送後とで同一姿勢に維持される。
【0056】すなわち、この第3実施例によれば、搬送
方向に対する搬送物の姿勢が常時一定に保持されている
ため、搬送物を同一姿勢に維持することが必要な場合に
好適である。特に、第3実施例のコンベアシステムをピ
ッキング作業に適用した場合には、物品を収納したコン
テナ(搬送物)が常時同一姿勢に維持されているので、
上記コンテナ内から物品を取り出しやすい利点がある。
なお、上述したように、搬送物の転向を規制するため
に、転向部材を2つ以上並べて設けることが好ましい
が、転向後に搬送物の姿勢が安定して保持されるなら
ば、転向部材は1つでもよい。
【0057】図12は、第4実施例を示す上面図であ
る。1つの上流側のコンベア100に対して3つの下流
側のコンベア200A,200B,200Cが分岐して
接続されている。コンベア100の排出端102と、コ
ンベア200A〜200Cのそれぞれの導入端201A
〜201Cとの間には、1つの転送機構300Bが設け
られている。すなわち、転送機構300Bによって分岐
装置が実現されている。
【0058】転送機構300Bは、コンベア100によ
って搬送方向Fに搬送され可動台310に到来した搬送
物Aを、コンベア200A〜200Cの内の選択された
1つに向かう搬送方向FA〜FCに転送する。すなわ
ち、転送機構300Bは、可動台310を各コンベア2
00A〜200Cの方向に向かって選択的に傾斜できる
ように構成されている。
【0059】図13は、図12の矢視X方向から見た転
送機構300Bの構成を示す要部側面図であり、図14
は、図13のY−Y断面図である。図13及び図14に
基づいて構成を説明するが、第1実施例で説明した図4
及び図5と同一部分の構成についてはその説明を省く。
クランク325の上端に設けられた固定台360には、
3つの搬送方向FA〜FCに対応して設けられたソレノ
イドSLA〜SLCが固定されている。ソレノイドは、
図示しない制御手段によってON・OFF制御される。
【0060】可動台310の下面には、上記3つの搬送
方向に対応して3つの支持部328が垂設されている。
各支持部328の支点328aには、副クランク361
A〜361Cの上端が枢着されている。副クランク36
1A〜361Cの下部には、嵌合孔362A〜362C
が設けられている。各嵌合孔は、各ソレノイドSLA〜
SLCの作動時に突出する各プランジャPA〜PCと嵌
合し、非作動時に没入する各プランジャから離脱するよ
うに設けられている。
【0061】また、天板321aの上面には、3つの搬
送方向に対応して可動台310の仮面に当接して可動台
310を水平姿勢で支持する平行支持棒329A〜32
9Cが立設されている。なお、各支持部328は、いず
れも可動台310の重心から偏心した位置に設けられて
いるので、各副クランクのいずれか1つが上昇すること
により可動台310が各平行支持棒から離間すると、可
動台310は、自重によって所定傾斜角度だけ傾いた状
態となることは第1実施例と同様である。
【0062】次に、動作について説明する。図示しない
制御手段によって、上記3つのソレノイドの中から択一
的に選択した1つ、例えばソレノイドSLAのみを作動
させると、そのプランジャPAが副クランク361Aの
嵌合孔362Aに嵌合する。すなわち、可動台310
は、副クランク361a、ソレノイドSLA、固定台3
60、及びクランク327と一体的に固定される。次い
で、クランク327が上昇すると、可動台310も上昇
してそのの一端部が平行支持棒329Aから離間する。
ここで、可動台310は、1つの支持部328のみによ
って支持されているので、搬送方向FAに向かって(図
13では左方に向かって)所定の傾斜角度だけ傾いた傾
斜姿勢(転送状態)となる。
【0063】したがって、図12に示すように、可動台
310に載置されている搬送物Aを搬送方向FAに分岐
して搬送する際には、上述のようにソレノイドSLAを
作動させてクランク327を上昇させることにより、搬
送物Aを可動台310からコンベア200Aの導入端2
01に転送排出させて、搬送物Aを搬送方向FAに分岐
搬送できる。
【0064】なお、搬送物Aを搬送方向FB,FCに分
岐搬送する際には、搬送方向に対応する各ソレノイドS
LB,SLCをそれぞれ択一的に作動させて同様の動作
を行えばよく、その動作内容は上述と同じであるため、
その説明は省略する。また、図13においては、可動台
310の摩擦軽減手段及び検知手段を省略している。
【0065】上述した第4実施例によれば、転送機構3
00Bによって、1つの上流側のコンベアから到来する
搬送物を複数の下流側のコンベアのいずれか1つに分岐
して転送することができる。したがって、従来と違っ
て、高価な分岐装置が不要となる利点がある。
【0066】なお、第4実施例のコンベア200A〜2
00Cのいずれか1つを省くとともに、省いたコンベア
に対応する転送機構300Bの作動部を省略することに
より、分岐方向を任意の2方向に変えることもできるこ
とはもちろんである。
【0067】移動手段340は、上述した第1実施例〜
第4実施例に示した構成に限定されるものではない。移
動手段340は、可動台310を昇降及び揺動する構成
であればよく、種々の変形が可能であることはもちろん
である。例えば、可動台310を昇降及び揺動させる駆
動源として、モータ323に代えてエアシリンダを用い
てもよい。また、可動台310をカム機構によって揺動
させてもよい。
【0068】なお、摩擦軽減部材311としてボールキ
ャスターを使用した場合は、搬送物底面に凹凸箇所が形
成されているときに、その凹凸箇所が上記ボールキャス
ターに係止されるおそれがある。したがって、この場合
には、ボールキャスターとして、上記凹凸箇所に係止し
ない程度の十分な大きなものを選択すればよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンベア
システムによれば、各コンベアは、搬送物を導入する導
入端から搬送物を排出する排出端に向かって所定の下り
勾配をもって設置されている。上流側コンベアの排出端
と下流側コンベアの導入端との間に配置された転送機構
は、上流側コンベアの排出端に到来した搬送物を下流側
コンベアの導入端に移動させる。したがって、第1に、
フリーローラコンベアを使用しているため、従来の駆動
ローラコンベアに比較して、ローラを駆動するモータ
(駆動源)が不要であるため、低電力消費で済み、騒音
発生が少なく、搬送物の競り上げ状態の発生を防止でき
る利点がある。第2に、転送機構の動作を停止させるだ
けで搬送物を一時停止させることができ、従来と違っ
て、搬送物を強制的に停止させる装置を設ける必要がな
い。第3に、長い移動距離が必要になった場合には、コ
ンベアと転送機構とを交互に配置すればよく、全体とし
ての高低差(下り勾配)を大きく取る必要がない。した
がって、従来のフリーローラコンベアと違って、大きな
設置空間を必要としない利点がある。
【0070】上流側コンベア及び下流側コンベアが、上
方からみて両者の搬送路によって所定角度をなすコーナ
ー部を構成するように設置されており、作動部が、前記
下流側コンベアの方向に向かって可動台を傾斜させるこ
とにより搬送物を下流側コンベアに転送する場合には、
上記コーナー部において搬送物Aをスムーズに搬送する
ことができる。また、コーナー部を円弧状に構成する必
要がないので、従来に比較して設置スペースが少なくて
済む。また、従来のフリーローラコンベアと比較して、
搬送物がコーナー部の壁面と摩擦して停止してしまう不
都合がない。
【0071】上流側コンベア及び下流側コンベアが、上
面からみて両者の搬送路によりほぼ直角をなすコーナー
部を構成するように設置されており、可動台における上
流側コンベア及び下流側コンベアによって挟まれた内角
側の一隅部には転向部材が設けられている場合には、作
動部が可動台を下流側コンベアに向かって傾斜させる際
に、搬送物が転向部材に当接してほぼ直角に転向して搬
送方向に対する搬送物の姿勢が同一に維持される。した
がって、本発明のコンベアシステムをピッキング作業に
適用した場合には、物品を収納したコンテナ(搬送物)
が常時同一姿勢に保持されているので、上記コンテナ内
から物品を取り出しやすい利点がある。
【0072】1つの上流側コンベアの排出端と2以上の
下流側コンベアのそれぞれの導入端との間に1つの転送
機構を設置し、転送機構は、上流側コンベアから可動台
に到来した搬送物を選択された下流側コンベアに転送す
る場合には、転送機構により複数のコンベアのいずれか
1つに分岐して転送することができる。したがって、従
来と違って、高価な分岐装置が不要となる利点がある。
【0073】搬送物が円滑に移動し得る摩擦軽減部材、
例えば、低摩擦係数を有する合成樹脂、1以上のボール
状突起、及び1以上のローラの少なくとも一つが可動台
に設けられている場合には、搬送物を可動台から下流側
コンベアに円滑に排出転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンベアシステムの第1実施例を示す
概略側面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】第1実施例の転送機構の構造を示す上面図であ
る。
【図4】図3を正面から見た部分断面図である。
【図5】図4の矢視V方向から見た部分断面図である。
【図6】第1実施例の転送機構の構成を示すブロック図
である。
【図7】第1実施例の転送動作説明図である。
【図8】第1実施例の転送動作説明図である。
【図9】第2実施例を示す上面図である。
【図10】第3実施例を示す要部上面図である。
【図11】第3実施例を示す要部上面図である。
【図12】第4実施例を示す上面図である。
【図13】図12の矢視Xからみた要部側面図である。
【図14】図13のY−Y断面図である。
【符号の説明】
10 コンベアシステム 100 上流側コンベア 101 導入端 102 排出端 200 下流側コンベア 201 導入端 202 排出端 300 転送機構 312 検知手段 340 移動手段 310 可動台 311 摩擦軽減部材 320 作動部 350 制御手段 A 搬送物 F 搬送方向

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2以上のコンベアと、前記コンベア間に配
    設される転送機構とを備え、 前記コンベアは、搬送物を導入する導入端から前記搬送
    物を排出する排出端に向かって所定の下り勾配をもって
    設置されるフリーローラコンベアであり、 前記転送機構は、搬送方向の上流側に設置される上流側
    コンベアの排出端と、その上流側コンベアに後続して設
    置される下流側コンベアの導入端との間に配設されると
    もに、前記上流側コンベアの排出端に到来する搬送物を
    前記下流側コンベアの導入端に転送させるものであるこ
    と、 を特徴とするコンベアシステム。
  2. 【請求項2】転送機構は、 上流側コンベアの排出端から到来する搬送物を下流側コ
    ンベアの導入端に移動するための移動手段と、 前記移動手段に搬送物が到来したことを検知する検知手
    段と、 前記検知手段の検知結果に従って前記移動手段の動作を
    制御する制御手段とを備えたこと、 を特徴とする請求項1記載のコンベアシステム。
  3. 【請求項3】転送機構は、 上流側コンベアの排出端から到来する搬送物を下流側コ
    ンベアの導入端に移動するための移動手段と、 前記移動手段の動作の実行を指令するための入力手段
    と、 前記入力手段の入力結果に従って前記移動手段の動作を
    制御する制御手段とを備えたこと、 を特徴とする請求項1記載のコンベアシステム。
  4. 【請求項4】前記移動手段は、 上流側コンベアの排出端から到来する搬送物を載置する
    可動台と、 前記可動台を上流側コンベアの排出端位置から下流側コ
    ンベアの導入端位置までの間を昇降させるとともに前記
    可動台をほぼ水平姿勢から前記下流側コンベアの方向へ
    所定角度だけ傾いた傾斜姿勢までの間揺動させる作動部
    とを備えたこと、 を特徴とする請求項2又は請求項3
    に記載のコンベアシステム。
  5. 【請求項5】上流側コンベア及び下流側コンベアは、上
    方からみて両者の搬送路によって所定角度をなすコーナ
    ー部を構成するように設置されており、 作動部は、可動台を前記下流側コンベアの方向に向かっ
    て傾斜させることにより搬送物を下流側コンベアに転送
    すること、 を特徴とする請求項4記載のコンベアシステム。
  6. 【請求項6】上流側コンベア及び下流側コンベアは、上
    面からみて両者の搬送路によりほぼ直角をなすコーナー
    部を構成するように設置されており、 可動台における前記上流側コンベア及び前記下流側コン
    ベアによって挟まれた内角側の一隅部には転向部材が設
    けられており、 作動部が前記可動台を前記下流側コンベアに向かって傾
    斜させる際に、搬送物が前記転向部材に当接してほぼ直
    角に転向するようにしたこと、 を特徴とする請求項4記載のコンベアシステム。
  7. 【請求項7】1つの上流側コンベアの排出端と2以上の
    下流側コンベアのそれぞれの導入端との間に1つの転送
    機構を設置し、 前記転送機構は、前記上流側コンベアから可動台に到来
    した搬送物を選択された下流側コンベアに転送するこ
    と、 を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記
    載のコンベアシステム。
  8. 【請求項8】可動台には、搬送物が円滑に移動し得る摩
    擦軽減部材が設けられていることを特徴とする請求項2
    乃至請求項7のいずれか1項に記載のコンベアシステ
    ム。
  9. 【請求項9】摩擦軽減部材は、低摩擦係数を有する合成
    樹脂、1以上のボール状突起、及び1以上のローラの少
    なくとも一つを含んで構成されていることを特徴とする
    請求項8記載のコンベアシステム。
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