JPH08133152A - ストップウォッチを有するバーハンドル型車両 - Google Patents

ストップウォッチを有するバーハンドル型車両

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JPH08133152A
JPH08133152A JP6279364A JP27936494A JPH08133152A JP H08133152 A JPH08133152 A JP H08133152A JP 6279364 A JP6279364 A JP 6279364A JP 27936494 A JP27936494 A JP 27936494A JP H08133152 A JPH08133152 A JP H08133152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopwatch
display
vehicle
switch
liquid crystal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6279364A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Tomota
真弥 友田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性よくストップウォッチの計測操作がで
きるストップウォッチを有するバーハンドル型車両を提
供する。 【構成】 前記車両に関する情報を当該車両の運転者に
視認させる液晶素子を有する表示部12にストップウォ
ッチの表示をさせ、前記バーハンドル10の一側端部に
設けられたパッシング信号を入力するパッシングスイッ
チ14をストッウォッチのスタート、ストップ、リセッ
ト信号入力部として用い、前記液晶表示部12の表示を
ストップウォッチの表示にモード切り換えし、かつ、前
記スイッチ部の入力信号でストップウォッチの制御を可
能にするモード切り換えスイッチ16とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示部(液晶表示
素子:Liquid Crystal Display :LCDからなる)で種
々のメーター表示をする車両に用いるのに好適なストッ
プウォッチを有するバーハンドル型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】バーハンドル(ハンドルバーとも称す
る。)を有する車両例えば自動二輪車において、車両ス
ピードを示すスピードメータは針と目盛り盤によるアナ
ログ式であったが、今日、液晶表示素子を用いた表示部
により車両スピードを数値で表示する、デジタル式のス
ピードメータが用いられつつある。さらに、前記スピー
ドメータと同様に、オドメータ(積算走行距離計)・ト
リップメータ(リセット機能付積算走行距離計)・水温
計(冷却水温を表示する)等がデジタル式の表示部で表
示されるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記車両にお
いて、ストップウォッチによりある一定距離間をどの程
度の時間で走行したかを明確に計測する要請がある。前
記車両がある決められたコースを走行するのであれば、
コース外から測定者が一般的なストップウォッチ(計時
スタート・ストップ・リセット機能を持つ)を持って計
測することができる。
【0004】ところが、車両が通常の道路を走行するの
であれば、運転者自らがストップウォッチを操作して計
測する必要がある。このような場合、従来のストップウ
ォッチでは、当該ストップウォッチを車両に固定する等
して運転者が計測操作をする必要があるが、前記ストッ
プウォッチの取り付け位置はメータ類の位置するハンド
ル中央部あるいは車体のハンドルに近い箇所に取り付け
ざるを得ない。しかしながら、このような取り付け位置
では、ストップウォッチをスタート、ストップ、リセッ
ト等の操作をするのにハンドルを握っていた手を一旦離
して操作しなければならず、これでは、ライディングポ
ジションを崩して当該操作をする必要が生じ、ストップ
ウォッチの操作性が悪いという問題点が生じる。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、操作性よくストップウォッチ
の計測操作ができるストップウォッチを有するバーハン
ドル型車両を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
課題を解決するため、車両操舵用のバーハンドルと、前
記車両に関する情報を当該車両の運転者に視認させる表
示部と、前記バーハンドルの端部に設けられた前記車両
の運転に関する信号を入力するスイッチ部と、ストップ
ウォッチの計時機能を有するストップウォッチ部と、前
記表示部の表示をストップウォッチの表示にモード切り
換えし、かつ、前記スイッチ部の入力信号で前記ストッ
プウォッチ部の制御を可能にするモード切り換え部とを
備えたストップウォッチを有するバーハンドル型車両の
構成を有する。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、バーハンドルと表示
部とを有する車両において、モード切り換え部の操作に
より前記表示部の表示をストップウォッチの表示モード
に切り換えて、前記スイッチ部の入力信号でストップウ
ォッチ部の制御を可能にする。したがって、通常運転者
から一番見やすい位置に取り付けられた表示部にストッ
プウォッチの表示をする。それとともに、前記スイッチ
部は、バーハンドルの端部に設けられており、運転者が
運転中にハンドルを手から離さずに操作することが可能
なものである。本発明では、前記スイッチ部の操作によ
りストップウォッチの操作をすることを可能にするの
で、ハンドルから手が離れず、ライディングポジション
が崩れることがない。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の実施例に係るストップウォ
ッチを有する自動二輪車の全体構成説明図の説明図であ
る。図2は前記自動二輪車のバーハンドル中央部前方か
つ近傍に設けられるメータ部の第1例の外観図である。
図3は前記メータ部の第2例の外観図である。図4は前
記メータ部の電気制御系のブロック説明図である。図5
は実施例にかかるストップウォッチ作動回路説明図であ
る。図6は前記ストップウォッチの作動回路の変形例の
説明図である。図7(a)、(b)は前記メータ部の表
示部におけるパッシングモード、ストップウォッチモー
ドの表示例の説明図、図8はパッシングスイッチの作動
タイムチャートである。なお、本発明はバーハンドル型
車両であれば、前記自動二輪車の他、三輪車、四輪車
等、バーハンドルを備えるあらゆる車両で実施可能であ
る。
【0009】実施例の自動二輪車は、車両操舵用のバー
ハンドル10と、前記車両に関する情報(車両スピー
ド、積算走行距離、トリップ距離等)を当該車両の運転
者に視認させる液晶表示素子からなる液晶表示部12、
22と、前記バーハンドル10の一側端部に設けられた
パッシング信号を入力するパッシングスイッチ(スイッ
チ部に相当)14と、ストップウォッチの計時機能を有
するCPU(中央処理ユニット)30と、前記液晶表示
部12、22の表示をストップウォッチの表示にモード
切り換えし、かつ、前記パッシングスイッチ14の入力
信号でストップウォッチの制御を可能にするモード切り
換えスイッチ(モード切り換え部に相当)16とを備え
るものである。
【0010】実施例では、液晶表示部12、22は、図
2、図3に示す第1例、第2例のメータ部6、8に設け
られるものである。図2に示す第1例のメータ部6は、
運転者から見てほぼ長方形形状を呈し、ほぼ中央部の矩
形の領域が液晶表示素子からなる液晶表示部12であ
る。また、図2に正対して右側にインジケータ部18が
設けられ、かつ、左下側に前記モード切り換えスイッチ
16が設けられる。前記液晶表示部12は、デジタル表
示するものであって、車両スピードを表示するスピード
メータ領域12aと、モード切り換えスイッチ16の操
作により、積算走行距離表示(オドメータ表示)、トリ
ップ表示(トリップメータ表示)およびストップウォッ
チ表示のいずれかをする領域12bとを有する。なお、
インジケータ部18には、左右の方向指示用インジケー
タ18a、ハイビーム・ロービームのヘッドランプ切り
換え表示用インジケータ18b、および変速機のニュー
トラル表示用インジケータ18cが設けられる。
【0011】また、図3に示す第2例のメータ部8は、
運転者から見てほぼ二つの円形の部分(20a、20
b)に半月形状のベース体23が重なっており、左側の
円体がアナログ式のスピードメータ20a、右側の円体
がタコメータ(エンジン回転数表示メータ)20bであ
る。なお、左下側部に前記モード切り換えスイッチ16
が設けられる。前記スピードメータ20aおよびタコメ
ータ20bには、ほぼ矩形の液晶表示素子からなる液晶
表示部22(それぞれ22a、22b)が設けられてい
る。すなわち、スピードメータ20aに設けられる第1
の液晶表示部22aは、デジタル表示するものであっ
て、モード切り換えスイッチ16のモード切り換え入力
により、積算走行距離表示(オドメータ表示)、トリッ
プ表示、トリップメータ表示およびストップウォッチ表
示のいずれかをするものである。また、タコメータ20
bに設けられる第2の液晶表示部22bは、水温を表示
するものである。
【0012】図4に示すように、メータ部の電気制御系
では、直流12vのバッテリー24の直流電源がメイン
スイッチ26を介して電源回路28に供給されており、
当該電源回路28は供給された直流電源を調整等してC
PU30に供給する。前記CPU30は、E2PROM
(EEPROM:電気的消去書き込み可能な読み出し専
用メモリー)からなるメモリー32に記憶されたプログ
ラムにしたがって、各種の表示および前記車両に必要な
制御信号を出力をするものである。また、前記CPU3
0には、水温を検出する水温センサ34からの検出水温
信号、および、車両スピードを検出する車速センサ36
からの検出車スピードがそれぞれ、入力回路38aおよ
び38bを介して入力される。前記CPU30はこれら
各入力信号にしたがって、前記各液晶表示部12、22
にそれぞれ前述した所定の表示をさせる。また、前記C
PU30には、表示切り換え・リセットスイッチ39
(図2、図3では図示を省略している)からの信号が入
力され、この入力信号により前記第1の液晶表示部22
の表示の切り換えおよびトリップメータ表示のリセット
をする。
【0013】なお、前記第1例のメータ部6では、エン
ジン回転数表示、水温表示をしていないが、モード切り
換えスイッチ16の切り換え入力により、スピードメー
タ領域12aにタコメータ表示をさせ、また、走行距離
等の表示部12bに水温表示をさせることは適宜に可能
である。また、前記第2例のメータ部8では、前記入力
回路38bから出力される車両スピードが駆動回路42
aスピードメータ20aに出力されて前記スピードをア
ナログ表示する。前記車両には、エンジン回転数を検出
するエンジン回転数センサ40が設けられまた、車両に
はエンジン回転数検出センサ40が設けられ、検出エン
ジン回転数信号(タコ信号)に基づき、駆動回路42b
はタコメータ20bにエンジン回転数の表示(タコメー
タ表示)をする。また、インジケータ部18には、燃料
表示18dがされる。
【0014】図5は、前記メータ部8に対するパッシン
グスイッチ14からの信号入力経路を示すものである。
前記メインスイッチ26を介してバッテリー24の直流
電源が前記パッシングスイッチ14とライティングスイ
ッチ44とのそれぞれに入力される。前記ライティング
スイッチ44からはディマースイッチ46を介してロー
ビーム・ハイビーム用のヘッドランプ48a・48bに
点灯用電源が供給されるようになっている。また、前記
パッシングスイッチ14からはモード切り換えスイッチ
16を介して前記CPU30またはハイビーム用ヘッド
ランプ48bのいずれかに信号が入力されるようになっ
ている。
【0015】なお、前記パッシングスイッチ14はバー
ハンドル10の車体左側端部のグリップ近傍に設けられ
ているが、いずれの側の端部にも設けることができる。
また、前記モード切り換えスイッチ16には、図5に示
すような切り換えスイッチタイプのものに限定されず、
図6に示す回路のようにCPU30からの信号で動作す
るパワートランジスター50を用いることもできる。す
なわち、本発明の機能が達成されればどのような回路素
子であってもよい。
【0016】次に前記パッシングスイッチ14の操作に
ついて説明する。通常動作時には、モード切り換えスイ
ッチ16は図5においてハイビーム側(High側)に入れ
ておきパッシングモードとする。これにより、第1例の
メータ部6の走行距離表示等の領域12bあるいは第2
例のメータ部8の第1の液晶表示部22aが図7の
(a)に示す通常の走行距離計等の表示になる。この際
には、表示切り換え・リセットスイッチ39の操作によ
り、オドメータ表示、トリップメータ表示を切り換えか
つトリップメータのリセットができるようになる。
【0017】一方、ストップウォッチ動作を望む時に
は、まず、前記モード切り換えスイッチ16を操作して
CPU30側に切り換えてストップウォッチモードとす
る。これにより、図7の(b)に示すように、第1例の
メータ部6の走行距離表示等の領域12bあるいは第2
例の第1の液晶表示部22aがストップウォッチの表示
になる。そして、図8に示すタイムチャートのように、
パッシングスイッチ14をON操作すれば、最初のON
操作でストップウォッチがスタートし、次のON操作で
当該ストップウォッチはストップする。その後に、パッ
シングスイッチ14を所定時間例えば2秒間ONし続け
れば、前記ストップウォッチはリセット動作する。
【0018】以上のように、実施例によれば、モード切
り換えスイッチ16の操作により、オドメーター/トリ
ップメーター等の表示部(12b、22a)をストップ
ウォッチモードに切り換え、かつ、パッシングスイッチ
14の操作でスタート・ストップおよびリセットスイッ
チの動作をさせ得る。前記パッシングスイッチ14は、
運転者(ライダー)が乗車姿勢を崩さずに操作できる位
置にあるため、前記ストップウォッチの操作においても
同様に前記乗車姿勢をなるべく損なわない位置でストッ
プウォッチの操作ができる。
【0019】また、上記動作を行わせるためパッシング
スイッチ14を併用して、前記モード切り換えスイッチ
16のストップウォッチモードとパッシングモードとを
切り換えるので、ストップウォッチモードの時はパッシ
ングスイッチ16を押してもハイビーム用ヘッドランプ
48bは点灯しない。一方、ストップウォッチ操作時に
パッシングさせることがなくなり、対向車両にまぶしく
ないように配慮することができる。さらに、パッシング
スイッチは走行中にあまり使用せず、頻繁なモード切り
替えも必要でないため、利便性が高い。なお、本発明は
前記実施例に限定されず、他の種々の態様を取り得る。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、通常
運転者から一番見やすい位置に取り付けられた表示部に
ストップウォッチの表示をするので、ストップウォッチ
の表示を容易に視認できる。それとともに、運転中にハ
ンドルを手から離さずにストップウォッチを操作するこ
とが可能になる、ストップウォッチの操作時にハンドル
から手が離れず、ライディングポジションが崩れること
がない。したがって、操作性よくストップウォッチの計
測操作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るストップウォッチを有す
る自動二輪車の全体構成の説明図である。
【図2】図1の自動二輪車のバーハンドル中央部前方か
つ近傍に設けられるメータ部の第1例の外観図である。
【図3】メータ部の第2例の外観図である。
【図4】メータ部の制御系のブロック説明図である。
【図5】実施例にかかるストップウォッチ作動回路説明
図である。
【図6】ストップウォッチの作動回路の変形例の説明図
である。
【図7】(a)、(b)はそれぞれ前記メータ部の表示
部におけるパッシングモード、ストップウォッチモード
の例の説明図である。
【図8】パッシングスイッチの作動タイムチャート例を
示す図である。
【符号の説明】
10 ハンドル 12 表示部 14 パッシングスイッチ 16 モード切り換えスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両操舵用のバーハンドルと、 前記車両に関する情報を当該車両の運転者に視認させる
    表示部と、 前記バーハンドルの端部に設けられた前記車両の運転に
    関する信号を入力するスイッチ部と、 ストップウォッチの計時機能を有するストップウォッチ
    部と、 前記表示部の表示をストップウォッチの表示にモード切
    り換えし、かつ、前記スイッチ部の入力信号で前記スト
    ップウォッチ部の制御を可能にするモード切り換え部と
    を備えたストップウォッチを有するバーハンドル型車
    両。
JP6279364A 1994-11-14 1994-11-14 ストップウォッチを有するバーハンドル型車両 Pending JPH08133152A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1403126A2 (en) 2002-09-30 2004-03-31 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Information display apparatus for vehicle
JP2018122756A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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