JPH0813301B2 - 電気掃除機の塵検出装置 - Google Patents
電気掃除機の塵検出装置Info
- Publication number
- JPH0813301B2 JPH0813301B2 JP1335622A JP33562289A JPH0813301B2 JP H0813301 B2 JPH0813301 B2 JP H0813301B2 JP 1335622 A JP1335622 A JP 1335622A JP 33562289 A JP33562289 A JP 33562289A JP H0813301 B2 JPH0813301 B2 JP H0813301B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は吸い込み通路内に流れる塵量を検知する電気
掃除機の塵検知装置に関するものである。
掃除機の塵検知装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の塵埃検出装置にあっては、第4図に示
すように、発光素子19,受光素子20を覆うカバー21は、
平レンズ部24と側面部23からなり、平レンズ面22を光透
光性の平レンズ部24と吸気エアータイト用段差25で構成
するとともに、平レンズ部24の平レンズ面22が発光素子
19及び受光素子20の投影面積とほぼ同じか、それ以上の
大きさで構成していた。
すように、発光素子19,受光素子20を覆うカバー21は、
平レンズ部24と側面部23からなり、平レンズ面22を光透
光性の平レンズ部24と吸気エアータイト用段差25で構成
するとともに、平レンズ部24の平レンズ面22が発光素子
19及び受光素子20の投影面積とほぼ同じか、それ以上の
大きさで構成していた。
このような従来の構造では、発光素子19から発射さ
れ、受光素子20側の平レンズ面22より入射される光の光
軸をきちんと合わせることが必要であり、量産ベースで
はコストアップ要因となってしまう。
れ、受光素子20側の平レンズ面22より入射される光の光
軸をきちんと合わせることが必要であり、量産ベースで
はコストアップ要因となってしまう。
このため平レンズ部24の大きさをあまり小さくするこ
とは困難であり、発光素子19,受光素子20の投影と同等
以上の面積を確保していた。
とは困難であり、発光素子19,受光素子20の投影と同等
以上の面積を確保していた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では平レンズ部24の肉厚が大に
なり射出成形時、平レンズ面22にひけが生じ易く、次の
ような課題が生じる可能性があった。
なり射出成形時、平レンズ面22にひけが生じ易く、次の
ような課題が生じる可能性があった。
それは平レンズ面22の歪みで光が散乱し易く、小さな
塵埃の検知が出来なくなり、回路の調整費用がかさんで
しまうことや、ひけた面の微少な窪みに塵埃がたまっ
て、塵埃検知がしにくくなるという課題である。
塵埃の検知が出来なくなり、回路の調整費用がかさんで
しまうことや、ひけた面の微少な窪みに塵埃がたまっ
て、塵埃検知がしにくくなるという課題である。
そこで、本発明はこのような従来の課題を解決するも
のであり、塵埃の検知を誤動作なく確実に行なうことを
目的としたものである。
のであり、塵埃の検知を誤動作なく確実に行なうことを
目的としたものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、吸込通路内に臨
ませた発光素子から受光素子に到達する光に応じて、前
記通路内の塵量を検知する検知部を備え、これら発光素
子、受光素子には通路内に臨む前面部とこの前面部に対
して側面となる側面部からなるカバーを設けると共に、
前面部の中心側を光透過性の平レンズ部として通路の開
口部に位置させ、側面部の通路側の端部には通路の開口
部周囲の段部にはまる吸気エアータイト用段差を構成
し、前記カバーの内面で、側面部から前面部の平レンズ
部の周囲にわたり傾斜面を形成して、平レンズ部が発光
素子および受光素子の投影面積より小さくしたものであ
る。
ませた発光素子から受光素子に到達する光に応じて、前
記通路内の塵量を検知する検知部を備え、これら発光素
子、受光素子には通路内に臨む前面部とこの前面部に対
して側面となる側面部からなるカバーを設けると共に、
前面部の中心側を光透過性の平レンズ部として通路の開
口部に位置させ、側面部の通路側の端部には通路の開口
部周囲の段部にはまる吸気エアータイト用段差を構成
し、前記カバーの内面で、側面部から前面部の平レンズ
部の周囲にわたり傾斜面を形成して、平レンズ部が発光
素子および受光素子の投影面積より小さくしたものであ
る。
作用 本発明では、カバーの内面で、側面部から前面部の平
レンズ部の周囲にわたり傾斜面を形成して、平レンズ部
が発光素子および受光素子の投影面積より小さくしてい
るので、平レンズ部の肉厚を薄くすることができ、安定
して成形条件でカバーの成形ができる。さらに発光側の
光束の直径が小さくなり、小さな塵埃の感知能力が向上
するという大きな効果も得られることとなる。
レンズ部の周囲にわたり傾斜面を形成して、平レンズ部
が発光素子および受光素子の投影面積より小さくしてい
るので、平レンズ部の肉厚を薄くすることができ、安定
して成形条件でカバーの成形ができる。さらに発光側の
光束の直径が小さくなり、小さな塵埃の感知能力が向上
するという大きな効果も得られることとなる。
実 施 例 以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図〜3図において、1は手元操作部2に一体的に
形成した吸込通路で、その上流側端部には、延長管(図
示せず)を介して床ノズル(図示せず)が接続され、ま
た下流側端部はホース3を介して電気掃除機の吸気口に
連絡される。
形成した吸込通路で、その上流側端部には、延長管(図
示せず)を介して床ノズル(図示せず)が接続され、ま
た下流側端部はホース3を介して電気掃除機の吸気口に
連絡される。
4は対向して設けた受光素子5,発光素子6の組合せか
らなる塵埃検知センターで、吸込通路1内を流れる塵埃
量に応じて、発光素子6から受光素子5へ到達する光の
量が変化して、同受光素子5の出力が変化する。そして
この出力は制御部に入力されて、ファンモーター(図示
せず)の回転制御や表示器7の制御に用いられる。
らなる塵埃検知センターで、吸込通路1内を流れる塵埃
量に応じて、発光素子6から受光素子5へ到達する光の
量が変化して、同受光素子5の出力が変化する。そして
この出力は制御部に入力されて、ファンモーター(図示
せず)の回転制御や表示器7の制御に用いられる。
受光素子5は受光面である前面8を吸込通路1中に向
け、背面9を非透光性に覆う保持カバー10を介して制御
プリント基板11に取着している。
け、背面9を非透光性に覆う保持カバー10を介して制御
プリント基板11に取着している。
また発光素子6,受光素子5には、前面部12と側面部13
からなるカバー14をそれぞれ吸込通路1側に介して配設
している。
からなるカバー14をそれぞれ吸込通路1側に介して配設
している。
前記前面部12は光透光性の平レンズ部15と吸気エアー
タイト用段差18で構成し、吸込通路1との間でエアータ
イト構造を構成している。
タイト用段差18で構成し、吸込通路1との間でエアータ
イト構造を構成している。
前面部12の内面16には傾斜面17を形成し、前面部12の平
レンズ部15を発光素子6および受光素子5の投影面積よ
り小さくしている。
レンズ部15を発光素子6および受光素子5の投影面積よ
り小さくしている。
上記構成において、動作を説明する。ファンモーター
を動作させ、塵の吸い込みを開始すると、矢印Aに示す
ように吸込通路1内を塵が流れる。一方、発光素子6か
らの光束は、吸込通路1内を流れる塵が多いほど透過率
が低下するため、受光素子5に到達しにくくなり、受光
素子5で検知する光量は低下する。この受光素子5から
の検知信号にもとづいて制御プリント基板11の検知部は
塵を検知し、この塵に応じてファンモーターの回転制御
などを行なう。
を動作させ、塵の吸い込みを開始すると、矢印Aに示す
ように吸込通路1内を塵が流れる。一方、発光素子6か
らの光束は、吸込通路1内を流れる塵が多いほど透過率
が低下するため、受光素子5に到達しにくくなり、受光
素子5で検知する光量は低下する。この受光素子5から
の検知信号にもとづいて制御プリント基板11の検知部は
塵を検知し、この塵に応じてファンモーターの回転制御
などを行なう。
カバー14の吸込通路1側の前面部12の透光性の平レンズ
部15は傾斜面17により、発光素子6および受光素子5の
投影面積より小さくしたため、平レンズ部15が肉厚にせ
ずに構成でき、コストアップすることなく、安定した成
形条件でひけのないカバーの成形が出来る。
部15は傾斜面17により、発光素子6および受光素子5の
投影面積より小さくしたため、平レンズ部15が肉厚にせ
ずに構成でき、コストアップすることなく、安定した成
形条件でひけのないカバーの成形が出来る。
さらに発光側の光が平レンズ部15により絞られ、光束
の直径が小さくなり小さな塵埃の感知能力が向上すると
いう大きな効果も得られる。
の直径が小さくなり小さな塵埃の感知能力が向上すると
いう大きな効果も得られる。
さらに付随した効果として、平レンズ部15にひけが生
じにくくなることにより、次のような効果も得られる。
じにくくなることにより、次のような効果も得られる。
それはレンズ面を平滑にでき、光が散乱しにくく小さ
な塵埃まで検知が容易になり、回路の調整費用が不要に
なることや、従来のようにひけた面の微少な窪みに塵埃
がたまって塵埃検知しにくくなるという課題もなくな
り、長い間高性能の検知を持続できることである。
な塵埃まで検知が容易になり、回路の調整費用が不要に
なることや、従来のようにひけた面の微少な窪みに塵埃
がたまって塵埃検知しにくくなるという課題もなくな
り、長い間高性能の検知を持続できることである。
このようにコストアップ無しに安定した商品を提供で
きる。
きる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、カ
バーの内面で、側面部から前面部の平レンズ部の周囲に
わたり傾斜面を形成して、平レンズ部が発光素子および
受光素子の投影面積より小さくしているので、平レンズ
部を肉厚にせずに構成でき、コストアップすることな
く、安定した成形条件でひけのないカバーの成形が出来
る。
バーの内面で、側面部から前面部の平レンズ部の周囲に
わたり傾斜面を形成して、平レンズ部が発光素子および
受光素子の投影面積より小さくしているので、平レンズ
部を肉厚にせずに構成でき、コストアップすることな
く、安定した成形条件でひけのないカバーの成形が出来
る。
さらに発光側の光が平レンズ部により絞られ、光束の
直径が小さくなり小さな塵埃の感知能力が向上するとい
う大きな効果も得られる。
直径が小さくなり小さな塵埃の感知能力が向上するとい
う大きな効果も得られる。
さらに付随した効果として、平レンズ面にひけが生じ
にくくなることにより、レンズ面が平滑に出来、光が散
乱しにくく、より小さな塵埃まで検知が容易になり、回
路の調整費用が不要になる。また、従来のようにひけた
面の微少な窪みに塵埃がたまって塵埃検知しにくくなる
という課題もなくなり、長い間高性能の検知を持続でき
るという数々の効果が得られる。
にくくなることにより、レンズ面が平滑に出来、光が散
乱しにくく、より小さな塵埃まで検知が容易になり、回
路の調整費用が不要になる。また、従来のようにひけた
面の微少な窪みに塵埃がたまって塵埃検知しにくくなる
という課題もなくなり、長い間高性能の検知を持続でき
るという数々の効果が得られる。
第1図は本発明の実施例を示す電気掃除機の塵検知装置
周辺の詳細断面図、第2図は同操作ハンドルの縦断面
図、第3図は同塵検知装置部分の横断面図、第4図は従
来例を示す塵検知装置部分の横断面図である。 1……吸込通路、5……受光素子、6……発光素子、11
……制御プリント基板、12……前面部、13……側面部、
14……カバー、15……平レンズ部、18……吸気エアータ
イト用段差。
周辺の詳細断面図、第2図は同操作ハンドルの縦断面
図、第3図は同塵検知装置部分の横断面図、第4図は従
来例を示す塵検知装置部分の横断面図である。 1……吸込通路、5……受光素子、6……発光素子、11
……制御プリント基板、12……前面部、13……側面部、
14……カバー、15……平レンズ部、18……吸気エアータ
イト用段差。
Claims (1)
- 【請求項1】吸込通路内に臨ませた発光素子から受光素
子に到達する光に応じて、前記通路内の塵量を検知する
検知部を備え、これら発光素子、受光素子には通路内に
臨む前面部とこの側面部に対して側面となる側面部から
なるカバーを設けると共に、前面部の中心側を光透過性
の平レンズ部として通路の開口部に位置させ、側面部の
通路側の端部には通路の開口部周囲の段部にはまる吸気
エアータイト用段差を構成し、前記カバーの内面で、側
面部から前面部の平レンズ部の周囲にわたり傾斜面を形
成して、平レンズ部が発光素子および受光素子の投影面
積より小さくした電気掃除機の塵検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335622A JPH0813301B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 電気掃除機の塵検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1335622A JPH0813301B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 電気掃除機の塵検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03195529A JPH03195529A (ja) | 1991-08-27 |
JPH0813301B2 true JPH0813301B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=18290647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1335622A Expired - Fee Related JPH0813301B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 電気掃除機の塵検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0813301B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4702087B2 (ja) * | 2006-02-16 | 2011-06-15 | パナソニック株式会社 | 電気掃除機用塵埃検知装置と電気掃除機 |
CN116944082B (zh) * | 2023-09-19 | 2023-12-05 | 四川辰宇微视科技有限公司 | 一种微通道板封装前洁净度高效检测装置及方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59118126A (ja) * | 1982-11-20 | 1984-07-07 | ブラザー工業株式会社 | 電気掃除機 |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1335622A patent/JPH0813301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03195529A (ja) | 1991-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |