JPH08132508A - 複合樹脂シートの製造方法 - Google Patents

複合樹脂シートの製造方法

Info

Publication number
JPH08132508A
JPH08132508A JP6273765A JP27376594A JPH08132508A JP H08132508 A JPH08132508 A JP H08132508A JP 6273765 A JP6273765 A JP 6273765A JP 27376594 A JP27376594 A JP 27376594A JP H08132508 A JPH08132508 A JP H08132508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
resin layer
sheet
strip
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6273765A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Narisada
武彦 成定
Michisuke Edamatsu
通介 枝松
Yasuo Hiromoto
泰夫 広本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP6273765A priority Critical patent/JPH08132508A/ja
Publication of JPH08132508A publication Critical patent/JPH08132508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】シート状樹脂層の透明性、耐久性等に優れ、し
かも意匠性、飛散防止性等の諸機能を備え、かつ外観の
良好な内部に複数の樹脂条を埋設してなる複合樹脂シー
トを、熱可塑性樹脂の同時押出成形により極めて簡便に
製造する方法を提供する。 【構成】樹脂条(B) を形成するための樹脂を複数の樹脂
吐出路(8-1) から吐出させると同時に、基体となる樹脂
層(A) を形成するための樹脂を前記樹脂吐出路(8-1) か
ら吐出される複数の樹脂条(B) の上下に配設された2つ
の樹脂流出口(9-1) から流出させる。この合流部の直前
において、前記吐出路(8-1) 内の樹脂条(B) の樹脂粘度
(μ1 )に対する前記樹脂流出口(9-1) 内の樹脂層(A)
の樹脂粘度(μ2 )の比(K=μ2 /μ1 )の値を、l
ogK<0.95−V/23を満足させて賦形する。但
し、式中のVは樹脂層の樹脂流出口から合流部に向かう
樹脂層の流出速度(cm/min )の樹脂条に対する直角な
速度成分を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状の樹脂層の内
部に複数の樹脂条がストライプ状に埋設されてなる複合
樹脂シートの製造方法に関する。より詳しくは、樹脂条
が着色された主として美観を重視する意匠性シート、破
砕された時に発生する破片の飛散や落下が防止される飛
散防止性シート等の多様な用途に適用可能な複合樹脂シ
ートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複合樹脂シートの製造方法として、例え
ば特開平3−51406号公報に開示されている如く溶
液流延法を用いて2枚の無機ガラスからなる型室内に合
成繊維等を張設すると共に、同型室内にアクリル系モノ
マーをベースとしたシラップを注入して、浴中にて重合
硬化させる飛散防止性を付与した重合体シートの製造方
法が提案されている。また、特願平6−18298号に
よれば、複数の樹脂条を樹脂層中に埋設一体化する同時
押出成形用金型及び同時押出方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
溶液流延法による複合樹脂シートの製造方法はバッチ方
式であり、型室内への合成繊維の張設、シラップの注入
及び浴中での重合硬化等、工程数が多く、しかも連続的
な製造が不可能であることから製造に手間がかかり、従
って生産効率が低下するという難点があった。
【0004】一方、上記同時押出方法によると、樹脂条
が樹脂層の内部に埋設一体化される合流部において、樹
脂層用の樹脂流入速度が大きい場合には、樹脂条用に用
いられる樹脂によっては樹脂条に変形をもたらし、複合
樹脂シートの外観を損なわせるという不具合が発生す
る。
【0005】本発明はかかる状況に鑑みなされたもので
あり、熱可塑性樹脂の押出成形を用いながら、シート状
樹脂層の透明性、耐久性等に優れ、しかも意匠性、飛散
防止性等の諸機能を備え、かつ外観の良好な複合樹脂シ
ートを極めて簡便に製造できる方法を提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】これらの目的を
達成するために、本発明は基体となるシート状の樹脂層
中に複数の樹脂条が所定間隔で埋設されてなる複合樹脂
シートの製造方法であって、複数の樹脂条を形成するた
めの樹脂を複数の樹脂吐出路から吐出させること、及び
基体となる樹脂層を形成するための樹脂を、前記複数の
樹脂吐出路から吐出される複数の樹脂条に向けて2つの
樹脂流出口から流出させることからなり、2つの前記樹
脂流出口は複数の前記樹脂吐出路を含む仮想面を挟んで
相対して配設され、前記樹脂流出口から流出する樹脂と
前記樹脂吐出路から吐出される樹脂との合流部直前の前
記吐出路内における樹脂条の樹脂粘度(μ1 )に対する
前記樹脂流出口における樹脂層の樹脂粘度(μ2 )の比
(K=μ2 /μ1 )の値が、 logK<0.95−V/23 を満足する条件下で賦形することを特徴とする複合樹脂
シートの製造方法を主要な構成としている。但し、式中
のVは樹脂層の樹脂流出口から合流部に向かう樹脂層の
流出速度(cm/min )の樹脂条に対する直角な速度成分
を表す。
【0007】次に、本発明を作用と共に図面を参照しな
がらより詳細に説明する。図1〜図4は本発明の複合樹
脂シートを製造する装置の一態様を概要で示しており、
図1及び図2は装置全体の概略平面図及び側面図、図3
及び図4は同装置の内部構造例を示す水平断面図及び縦
断面図である。また、図5は本発明により製造可能な複
合樹脂シートの一例を示したものであり、押出し方向に
直角な部分断面図である。
【0008】シート状の樹脂層Aとして賦形される樹脂
は第1押出機1により賦形ヘッド5内に溶融押出され、
第1流路11を通って第1定量ポンプ3に至る。樹脂条
Bの樹脂は第2押出機2により同賦形ヘッド5内に溶融
押出され、第2流路12を通って第2定量ポンプ4に至
る。
【0009】樹脂層Aを構成する樹脂及び樹脂条Bを構
成する樹脂は、第1及び第2定量ポンプ3,4で流量が
調節され、それぞれの押出流路13,14を流れて、ダ
イパック6内に設けられた分配ノズル7に至り、ここに
おいてそれぞれが分配される。
【0010】分配され樹脂条Bに賦形される樹脂は、樹
脂条賦形ノズル8内に配設され、同一水平面内に形成さ
れ或いは多段の水平面内に形成された複数の吐出路8−
1から吐出され、所定の形状、寸法、配列等を有する複
数の樹脂条Bの流れを形成する。一方、基体となる樹脂
層Aとして賦形される樹脂は、前記吐出路8−1に対し
て上下から合流する樹脂層賦形ノズル9に分配され、樹
脂条Bをその内部に埋設しながら樹脂層Aの流れを形成
して同時に押出され、冷却ロール群10により賦形され
た後にシート切断機15により所定長さに切断されて、
所望の複合樹脂シートが得られる。
【0011】図6は図4におけるI-I 線の矢視断面図で
ある。
【0012】図示例によれば、樹脂条Bは樹脂条賦形ノ
ズル8の吐出孔8−1から断面円形状に吐出される。一
方、樹脂層Aは樹脂層賦形ノズル9の流出口9−1よ
り、図6に矢印で示す如く樹脂条Bの流れに直交させて
流出する。このとき、樹脂層用の樹脂及び樹脂条用の樹
脂の組合せによっては、樹脂条賦形ノズル8の吐出孔8
−1から吐出される樹脂条Bが、樹脂層賦形ノズル9の
流出口9−1から流出する樹脂層Aの流れによって変形
を受けやすく、変形が著しい場合は図7に示す如く、樹
脂条Bの断面形状はシート面に平行に細長く偏平化し、
しかも図7及び図8に示す如く樹脂条Bの端部Sは薄く
且つ送り方向に乱れて、極めて外観が不良となり、場合
によっては飛散防止性等の機能を有しないこともしばし
ば発生する。
【0013】本発明者等はこれらの課題を解決するため
鋭意検討した結果、樹脂層Aの流出速度Voと、樹脂同
士の合流部における樹脂条Bに対する樹脂層Aの樹脂粘
度の比K(=μ2 /μ1 )とが、賦形される樹脂条Bの
断面形状に大きな影響を与えることを知り、しかも前記
流出速度Voと樹脂粘度の比Kとの間の関係を解明し
て、本発明の製造方法を開発するに至った。
【0014】前記樹脂条Bの変形の度合いは、樹脂条B
の樹脂粘度μ2 が低い場合に大きく、即ち樹脂条Bに対
する樹脂層Aの樹脂粘度の比Kが大きいほど顕著であ
り、また樹脂層Aの流出口9−1からの流出速度Voが
大であるほど樹脂条Bの偏平化が促進され、しかも、樹
脂条Bに対して直角に向かう流出速度成分Vが大きく作
用していることが判明した。
【0015】図9は上記樹脂粘度の比Kと樹脂層Aの樹
脂条Bに対して直角に向かう流出速度成分Vとの関係を
簡潔に示したグラフであり、横軸は樹脂層賦形ノズル9
の流出口9−1より流出する樹脂層Aが埋設条賦形ノズ
ル8の吐出孔8−1より吐出された樹脂条Bに対して直
角に作用する流出速度成分V(cm/min )、縦軸は合流
部直前の前記吐出孔8−1内での樹脂条Bの樹脂粘度μ
2 に対する流出口9−1内での樹脂層Aの樹脂粘度μ1
の比Kを対数で表したものである。直線mは、logK
=0.95−V/23の式を満足するものであり、検討
の結果、この直線mを境界として樹脂条Bの断面形状の
良、不良、即ち偏平化の度合いによるシート外観の良、
不良が区別されることが判った。この良、不良は、直線
mの上側の領域Iと下側の領域IIに区別され、領域IIに
おいては樹脂条賦形ノズル8の吐出孔8−1から吐出さ
れる樹脂条Bの変形が抑制され、図8に示すS部におけ
る乱れもなく、樹脂条Bが鮮明で直線性を有し、領域II
は外観を良好に賦形することのできる領域である。図5
に示す如く、領域IIでは樹脂条Bの断面においてシート
面に直角に測定した寸法dに対するシート面に平行に測
定した寸法wの比、即ち偏平化率w/bが概ね1〜2.
5の領域にある。イはほぼ樹脂条Bの吐出孔8−1と同
じ断面形状を有し、前記偏平化率w/bが2.5では同
図のロ、ハに示す如くやや横に偏平化した形状となる。
【0016】これに対して領域Iでは、樹脂条Bの変形
が顕著であり、偏平化率w/bも2.5を越えて樹脂条
Bの鮮明性が得られず外観不良となる。
【0017】本発明の方法は、領域II、即ち前記樹脂粘
度の比(K)をlogK<0.95−V/23を満足さ
せて賦形することにより、樹脂条Bの安定した断面形状
が確保され鮮明性等の外観を良好にすると共に、所望の
各機能を具備する複合樹脂シートの製造を可能にする。
【0018】また本発明の上記関係は、図10に示す如
く樹脂層Aの流出方向を樹脂条賦形ノズル8の吐出孔8
−1から吐出される樹脂条Bの吐出方向に対してθの傾
斜角度をもつように設計された樹脂賦形ノズル9の構造
についても、樹脂層Aの樹脂流出口9−1から流出する
流出速度Voの樹脂条Bに対する直角成分Vをもって適
用が可能である。
【0019】また、樹脂Bの配列形態は図5に示す単列
の他に、図11及び図12に例示する如く千鳥配列、複
数列の配列も可能であり、また樹脂条賦形ノズル8の吐
出路8−1のとり得る形状は円形断面の他に、図13の
(a),(b)に示すような角形断面とすることも可能
である。
【0020】本発明に用いることのできる樹脂として
は、広範な種類の熱可塑性樹脂材料の使用が可能であ
る。樹脂層Aとして用いるに好適な樹脂としては、例え
ば、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリ
レート、その他のアクリル系樹脂、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、フッ素系樹脂、ジェン系樹脂等の単一樹脂
を始めとして、これらの共重合樹脂、ブレンド樹脂等の
広範な樹脂材料が挙げられるが、特に透明性、耐候性が
要求される複合樹脂シートでは、アクリル樹脂が特に好
ましい材料といえる。
【0021】また、樹脂条Bに用いて好適な樹脂材料と
しては、上記に挙げる樹脂や耐衝撃性の良好な樹脂、こ
れらの共重合体、ブレンド樹脂等の中から、要求される
材料性能に応じて前記樹脂粘度の組合わを選択して用い
ることができる。特に、基体シートが破砕された時の飛
散、落下の防止を必要とする場合は、オレフィン系樹脂
をベースとした樹脂と前述の樹脂層Aに用いられる樹脂
材料との組合わせが好適である。また、意匠性シートの
ように美観を要求される場合には、複合樹脂シートの美
観を向上させるため、樹脂条Bを形成する樹脂中に有
機、無機の各種染料や顔料を添加して用いる。
【0022】本発明の複合シートの製造方法は、基体と
なる樹脂シートの内部に、複数の樹脂条を埋設されてな
る種々の複合樹脂シートの製造に用いることが可能であ
る。
【0023】
【実施例】以下、実施例と比較例とにより本発明をさら
に具体的に説明する。
【0024】表1及び表2に列挙する如く、樹脂層Aの
樹脂と樹脂条Bの樹脂とを様々に組合せて調整し、合流
部における樹脂粘度比を3.0と1.0とに設定すると
共に、合流部における樹脂層Aの流出速度Voの樹脂条
Bに対する直角な流出速度成分Vo(cm/min)を
7.5、20、30に設定して、実施例1〜5において
は上記関係式(logK<0.95−V/23)を満足
させ、比較例1〜3においては同関係式から外れた値と
して複合樹脂シートを製造した。
【0025】ここで使用する樹脂層A用の樹脂として
は、実施例1,4及び全ての比較例がポリメチルメタク
リレートEK(三菱レイヨン株式会社製)を使用し、実
施例2,3ではポリメチルメタクリレートMD(三菱レ
イヨン株式会社製)を、実施例5がポリカーボネートE
2000(三菱瓦斯化学株式会社製)をそれそれ使用し
た。一方の樹脂条B用の樹脂としては、実施例1及び比
較例2においてポリカーボネートE2000(三菱瓦斯
化学株式会社製)に着色染料としてスミプラストブルー
GP(住友化学株式会社製)を添加したものを使用し、
実施例2ではポリメチルメタクリレートMD(三菱レイ
ヨン株式会社製)を、実施例3及び比較例3においてポ
リエチレン5000SR(三井石油化学株式会社製)
を、実施例4においてポリメチルメタクリレートEK
(三菱レイヨン株式会社製)をそれぞれ使用した。
【0026】上記実施例及び比較例に使用する製造装置
は、ダイパック6内に図3及び図4に示すような樹脂条
賦形ノズル8と樹脂層賦形ノズル9とを装着し、樹脂層
Aの樹脂を第1押出機1で溶融押出し、主流路を通過さ
せて樹脂層賦形ノズル9に供給する一方で、樹脂条Bの
樹脂を第2押出機2で溶融押出して分配ノズル7及び樹
脂条賦形ノズル8を通過させて吐出路8−1から吐出
し、同時に樹脂条Bに対して樹脂層Aを直角に流出させ
た。樹脂層賦形ノズル9において、樹脂層A中に樹脂条
Bが埋設されるように賦形温度240℃で同時押出成形
して、冷却ロール群により冷却し、それぞれに1m巾×
1m長の複合樹脂シートを順次製造した。
【0027】シートの厚みは第4及び第5実施例を除い
て全て6mmとした。また、前記樹脂条賦形ノズル8の
樹脂吐出路8−1の孔径及びピッチを、第1〜第3実施
例と全ての変形例においてそれぞれ2mmφ,20mm
とし、第4実施例における同孔径及びピッチは3mm
φ,30mm、第5実施例における同孔径及びピッチは
1mmφ,10mmに設定した。得られたシートをサン
シャインウェザーメーターを用いて83℃雨降りの条件
で500時間暴露した結果、全ての複合樹脂シートにお
いて樹脂層Aは無色透明であった。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】また、樹脂挿Aに埋設された樹脂条につい
て外観を観察すると共に、得られた複合樹脂シートの機
能試験を行った。その結果を、表3及び表4に示す。
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【発明の効果】表3及び表4から明らかな如く、本発明
によれば透明性、耐候性を有し、かつ外観や飛散防止性
等の良好な複合樹脂シートを、同時押出成形による極め
て簡便な方法を用いて、連続的に効率よく製造できるよ
うになり、その工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の実施するための装置例を概略で
示す平面図である。
【図2】同装置の側面図である。
【図3】同装置における同時口金部の水平断面図であ
る。
【図4】図3におけるX−X線の矢視断面図である。
【図5】本発明により製造される複合樹脂シートの断面
形状例を示す部分正面図である。
【図6】図4におけるY−Y線の矢視断面図である。
【図7】樹脂層の流れによる埋設条の一般的な変形を示
す正面図である。
【図8】同平面図である。
【図9】本発明により製造可能な領域をグラフで示す説
明図である。
【図10】本発明の他の実施態様を示す縦断面図であ
る。
【図11】本発明により得られる複合樹脂シートに埋設
される樹脂条の配列例を示す部分正面図である。
【図12】本発明により得られる複合樹脂シートに埋設
される樹脂条の他の配列例を示す部分正面図である。
【図13】前記樹脂条の断面形状例を示す部分正面図で
ある。
【符号の説明】
1,2 押出機 3,4 定量ポンプ 5 賦形ヘッド 6 ダイパック 7 分配ノズル 8 埋設条賦形ノズル 8−1 吐出孔 9 樹脂層賦形ノズル 9−1 流出口 10 冷却ロール群 11,12 流路 13,14 流路 15 シート切断機 A 樹脂層 B 樹脂条 S 樹脂条の端部 w シート面に平行に測定した樹脂条の断面
の横寸法 d シート面に直角に測定した樹脂条の断面
の縦寸法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体となるシート状の樹脂層中に複数の
    樹脂条が所定間隔で埋設されてなる複合樹脂シートの製
    造方法であって、樹脂条を形成するための樹脂を複数の
    樹脂吐出路から吐出させること、及び基体となる樹脂層
    を形成するための樹脂を、前記複数の樹脂吐出路から吐
    出される複数の樹脂条に向かう2つの樹脂流出口から流
    出させることからなり、2つの前記樹脂流出口は複数の
    前記樹脂吐出路を含む仮想面を挟んで相対して配設さ
    れ、前記樹脂流出口から流出する樹脂と前記樹脂吐出路
    から吐出される樹脂との合流部直前の前記吐出路内にお
    ける樹脂条の樹脂粘度(μ1 )に対する前記樹脂流出口
    における樹脂層の樹脂粘度(μ2 )の比(K=μ2 /μ
    1 )の値が、 logK<0.95−V/23 を満足する条件下で賦形することを特徴とする複合樹脂
    シートの製造方法。但し、式中のVは樹脂層の樹脂流出
    口から合流部に向かう樹脂層の流出速度(cm/min )の
    樹脂条に対する直角な速度成分を表す。
JP6273765A 1994-11-08 1994-11-08 複合樹脂シートの製造方法 Pending JPH08132508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6273765A JPH08132508A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 複合樹脂シートの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6273765A JPH08132508A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 複合樹脂シートの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08132508A true JPH08132508A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17532271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6273765A Pending JPH08132508A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 複合樹脂シートの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08132508A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1972794B (zh) 共挤压成型薄膜和制造该薄膜的方法
JPH02251Y2 (ja)
US3959432A (en) Coextrusion process
CA1159619A (en) Coextrusion device
US3645837A (en) Laminates
MX2007007932A (es) Metodo para extruir articulos.
JPH08501994A (ja) 保護境界層を有する多層押出成形品及び押出成形装置
JP2928108B2 (ja) 複合樹脂シートの製造装置及びその製造方法
US20130004729A1 (en) Composite layer
KR20130064729A (ko) 복합 층
KR0164858B1 (ko) 열가소성 수지 시이트의 제조방법 및 그 장치
US20220032526A1 (en) Wood-grained polymer substrate
JPH08226011A (ja) 光学機能異形断面繊維製造用紡糸口金
JPH08132508A (ja) 複合樹脂シートの製造方法
JPH08300435A (ja) 複合樹脂シートの製造装置及びシートの製造方法
JP3589606B2 (ja) 表皮木目模様の形成方法及びそのダイス構造
JP2000052399A (ja) 光制御素子の製造方法
JP3168190B2 (ja) 光拡散性シート、導光体及び導光体の使用方法
JPH07223250A (ja) 複合シートの同時押出金型及び同複合シートの押出成形方法
JPH09300425A (ja) 複合シートの製造装置および製造方法
US10981350B1 (en) Wood-grained polymer substrate
JPH08132509A (ja) 複合樹脂シートの製造装置及びその方法
JP4686208B2 (ja) 多層構造を有する熱可塑性樹脂シートの製造装置及び製造方法
JPH07314523A (ja) 複合樹脂シート、その製造方法及び装置
JPH11262947A (ja) 複合樹脂シートの製造装置および製法