JPH08132370A - 自動ティーチング方法 - Google Patents

自動ティーチング方法

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JPH08132370A
JPH08132370A JP29576394A JP29576394A JPH08132370A JP H08132370 A JPH08132370 A JP H08132370A JP 29576394 A JP29576394 A JP 29576394A JP 29576394 A JP29576394 A JP 29576394A JP H08132370 A JPH08132370 A JP H08132370A
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JP
Japan
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work
pallet
sheet
automatic machine
predetermined
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Application number
JP29576394A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
敏之 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、安全で、短時間に、かつ、簡単に
自動機に作業位置をティーチングすることのできる自動
ティーチング方法を提供することを目的とする。 【構成】 ワークの作業位置にマークを付したトレース
紙をパレット上に取り付け、センサーを取り付けた自動
機をX=0、Y=0の位置からYの最大方向に向かって
JOG移動を開始させる(ステップS1)。センサーが
オンしないと(ステップS2)、Y=MAXか、Y=M
INかチェックし(ステップS3、S4)、NOである
と、X=MAXかチェックする(ステップS5)。X=
MAXでないと、移動を継続し(ステップS6)、ステ
ップS2でセンサーがオンすると、そのマークのX軸及
びY軸の座標データをメモリに記憶する(ステップS
7)。上記動作をY方向、X方向に所定量移動して継続
し(ステップS6、S8)、ステップS5で、X=MA
Xに到達すると、メモリに記憶したマークの座標データ
を作業順次の規則に従って並び換えを行う(ステップS
9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動ティーチング方法
に関し、詳細には、パレタイジング方式によりワークに
作業を行う自動機にワークの作業位置を自動でティーチ
ングする自動ティーチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パレット上に設置されるワークの所定の
作業位置に所定の作業を自動機(ロボット)により行わ
せる方式としては、従来から、いわゆるパレタイジング
方式がある。
【0003】このパレタイジング方式とは、パレット上
の各点(ポイント)をX軸とY軸からなるX−Y座標で
表し、ワークの作業位置を個のX−Y座標によるポイン
トとして自動機に認識させて、この作業位置と作業内容
を予めプログラムにより記憶指示させることにより、作
業を自動で行わせるものである。
【0004】このようなパレタイジング方式によりワー
クの所定位置に作業を行う自動機に、当該ワークの所定
位置に所定の作業を行わせるためには、自動機に当該ワ
ーク位置を予めティーチングする必要がある。このよう
なパレタイジング方式によりワークの所定位置に作業を
行う自動機に、ワーク位置をティーチングする方法とし
ては、従来、2つの方法がある。
【0005】その一つは、実際に、作業現場で、パレッ
ト上に設置されたワークの作業位置にセットして、当該
作業に熟練した人間が、ティーチングマシンを所定時間
専有して、その自動機に決められた方法、例えば、自動
機の作業アーム等を人間が掴んで作業位置を指定する方
法等、により、ワークの作業位置を自動機に認識記憶さ
せる方法である。
【0006】他の一つは、パレット上に設置される複数
のワークのそれぞれのサイズを図面から割り出して、各
ワークについてその作業位置を実寸法値に計算により算
出し、算出結果の値(パレット上のX軸位置及びY軸位
置)を数値として自動機に入力することにより、複数の
ワークの各作業位置をそれぞれ自動機に認識記憶させる
方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動ティーチング方法にあっては、人間が実
際に自動機に設定されている作業手順によりワークの作
業位置を認識記憶させる方法によるか、図面から作業位
置を計算により算出して、自動機に入力することにより
ワークの作業位置を認識記憶させる方法によって、ティ
ーチングするようになっていたため、ワークの品種の変
更、パレットサイズの変更、あるいは、治具の変更等が
あると、その都度、人間が実際に作業を行ってティーチ
ングしたり、図面から作業位置を算出して、ワークの作
業位置を認識記憶させる必要がある。その結果、いずれ
の方法によってもティーチングに時間を要し、品種交換
に時間がかかり、作業性が悪いという問題があった。
【0008】また、ティーチングの訓練を受けた特別な
人間のみがティーチングを行うことができ、特に、人間
が実際に自動機を操作して作業位置を認識させる方法に
あっては、熟練を要し、また、個人間差が現れ、さら
に、危険を伴い、汎用性に欠けるという問題があった。
【0009】さらに、人間が実際に自動機を操作して作
業位置を認識させる方法にあっては、所定時間自動機を
ティーチングのために専有するため、その間作業が中断
され、作業性が悪化するという問題があった。
【0010】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであって、安全で、短時間に、かつ、簡単に
自動機にティーチングを行うことのできる自動ティーチ
ング方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の自動ティーチン
グは、X軸とY軸で表示される所定のパレット上の任意
の位置に設置される所定数のワークに対して、パレタイ
ジング方式により所定の作業を自動で行う自動機に、前
記ワークの作業位置をティーチングする自動ティーチン
グ方法において、前記パレットに対応する大きさの所定
のシートの前記ワークの作業位置に対応する位置に所定
のマークを付し、前記マークを付したシートを前記パレ
ット上に位置合わせして取り付け、前記シート上の前記
マークを検出するセンサーを取り付けた自動機を、前記
シートの取り付けられた前記パレット上を前記X軸方向
及びY軸方向に所定の間隔で移動させて、前記シート上
の前記マークを前記センサーにより検出させ、前記セン
サーが検出した前記マークの前記パレットにおけるX軸
位置及びY軸位置を前記ワークに対する作業位置として
記憶することにより、上記目的を達成している。
【0012】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記自動機を前記シート上を寸動動作により移動
させ、前記シート上の前記マークを前記センサーにより
検出させるようにしてもよい。
【0013】
【作用】本発明の自動ティーチングによれば、X軸とY
軸で表示される所定のパレット上の任意の位置に設置さ
れる所定数のワークに対して、パレタイジング方式によ
り所定の作業を自動で行う自動機に、ワークの作業位置
をティーチングするに際し、パレットに対応する大きさ
の所定のシートのワークの作業位置に対応する位置に所
定のマークを付し、マークを付したシートをパレット上
に取り付ける。このシート上のマークを検出するセンサ
ーを取り付けた自動機を、パレット上をX軸方向及びY
軸方向に所定の間隔で移動させ、シート上のマークをセ
ンサーにより検出させる。そして、センサーが検出した
マークのパレットにおけるX軸位置及びY軸位置をワー
クに対する作業位置として記憶する。
【0014】したがって、人間が実際に作業を行ってテ
ィーチングしたり、図面から作業位置を算出して、ワー
クの作業位置を認識記憶させることなく、短時間に、簡
単、かつ、安全にワークの作業位置を自動機にティーチ
ングすることができ、ティーチング作業の作業性を向上
させることができる。
【0015】その結果、ワークの品種の変更、パレット
サイズの変更、あるいは、治具の変更等があっても、個
人間差無く、簡単、かつ、短時間のうちに、ティーチン
グを行うことができ、汎用性のあるティーチング方法を
提供することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図11は、本発明に係る自動ティーチン
グ方法の一実施例を示す図である。本実施例の自動ティ
ーチング方法は、X軸とY軸で表示される所定のパレッ
トの任意の位置に所定数のワークが設置(セット)さ
れ、これらのワークに対して、パレタイジング方式によ
り所定の作業を自動で行う自動機に適用されるものであ
り、この自動機にワークの作業位置をティーチングする
自動ティーチング方法である。
【0017】この自動ティーチング方法においては、ま
ず、図1に示すように、ワークW11〜W18のセット
されるパレットと実寸大でパレットの大きさと同じか、
それよりも大きくワークW11〜W18を図示した図面
用紙Z1を用意する。
【0018】なお、図1においては、ワークW11〜W
18が、縦方向に2個づつ同じ位置に並んでセットさ
れ、相隣接する横方向で、ずれてセットされる場合につ
いて示しているが、ワークのセット状態は、図1に示す
ものに限るものではなく、どのようなセット状態のもの
であっても、本実施例の自動ティーチング方法を適用す
ることができる。また、パレットの大きさが異なるもの
であっても、さらに、1つのワークW11〜W18に対
する作業位置が複数あっても、同様に適用することがで
きる。
【0019】例えば、図2に示すように、パレット上
に、7個のワークW21〜W27が縦方向に2個づつ、
横方向に4個と3個が並んでセットされるものでもよ
く、また、図2に示すように、縦横方向が一致してセッ
トされていても、そのうちのいずれかの箇所にワークが
セットされない箇所が存在していてもよい。図2の場合
にも、パレットと同じ大きさか、それよりも大きく、ワ
ークW21〜W27を図示した図面用紙Z2を用意す
る。
【0020】このワークW11〜W18を図示した図面
用紙Z1、あるいはワークW21〜W27を図示した図
面用紙Z2に、半透明な用紙、例えば、トレース紙T
1、T2を重ね合わせ、トレース紙T1、あるいは、ト
レース紙T2に、それぞれ各ワークW11〜W18及び
ワークW21〜W27の作業位置を、図3及び図4に示
すように、トレースして、マークA1〜H1、あるい
は、マークA2〜G2を付ける。
【0021】このようにして、トレース紙T1、トレー
ス紙T2にマークA1〜H1、マークA2〜G2を付け
ると、このトレース紙T1、あるいは、トレース紙T2
をパレット上に正確に位置合わせを行って、セットし、
テープ等によりトレース紙T1、あるいは、トレース紙
T2をパレットに固定する。このトレース紙T1、ある
いは、トレース紙T2をセットしたパレット上を、自動
機を自動的にJOG移動(寸動移動)により移動させ
る。
【0022】この自動機には、トレース紙T1に付され
たマークA1〜H1、あるいは、トレース紙T2に付さ
れたマークA2〜G2を検出可能なセンサー、例えば、
反射型の光センサー等が、取り付けられており、自動機
は、トレース紙T1、あるいは、トレース紙T2上を移
動することにより、トレース紙T1に付されたマークA
1〜H1、あるいは、トレース紙T2に付されたマーク
A2〜G2を走査して、マークA1〜H1、あるいは、
マークA2〜G2をセンサーにより認識する。なお、セ
ンサーとしては、本実施例では、反射型光センサーを用
いているが、これに限るものではなく、例えば、透過型
光センサーを用いてもよい。
【0023】このとき、本実施例の自動機は、トレース
紙T1、あるいは、トレース紙T2上を、例えば、図
5、あるいは、図6に示すように、Y軸方向及びX軸方
向に順次移動して、マークA1〜H1、あるいは、マー
クA2〜G2を走査するが、この自動機の移動方向及び
移動間隔、すなわち、走査方向及び走査間隔は、適宜設
定可能であり、特に、走査間隔は、自動機にとって要求
される作業位置精度に応じて適宜設定する。この場合、
走査間隔を狭くするほど、作業位置の精度を向上させる
ことができるが、走査時間が長くなる。
【0024】上記走査において、センサーは、マークA
1〜H1、あるいは、マークA2〜G2を検出すると、
検出信号を自動機に出力し、自動機は、センサーから検
出信号が入力されると、その検出したマークA1〜H
1、あるいは、マークA2〜G2のパレット上の座標位
置、すなわち、X座標位置とY座標位置を、検出順に、
図7、あるいは、図8に示すように、メモリに記憶す
る。
【0025】トレース紙T1、あるいは、トレース紙T
2上を全て走査すると、自動機による走査を完了する。
走査を完了すると、メモリに記憶した各マークA1〜H
1とその座標位置、あるいは、マークA2〜G2とその
座標位置を自動機の作業順序に応じて並べ替えを行い、
自動ティーチング処理を終了する。
【0026】すなわち、自動機が、例えば、図1に示す
ワークW11〜W18の場合に、右下から左上に向かっ
て作業を行うものとすると、自動機は、図7に示すよう
に走査順にメモリに記憶した各ワークW11〜W18の
作業位置であるマークA1〜H1及びマークA1〜H1
の座標位置を、図9に示すように、作業順序に応じた並
び順に並び換える。
【0027】また、自動機が、例えば、図2に示すワー
クW21〜W27の場合に、下から上に作業を行うもの
とすると、自動機は、図8に示したように走査順にメモ
リに記憶した各ワークW21〜W27の作業位置である
マークA2〜G2及びマークA2〜G2の座標位置を、
図10に示すように、作業順序に応じた並び順に並び換
える。
【0028】次に、上記自動機によるマークA1〜H
1、あるいは、マークA2〜G2の走査処理を、図11
に示すフローチャートに基づいて説明する。トレース紙
T1、あるいは、トレース紙T2上を自動機により走査
するには、自動機に予め、その走査開始位置と走査方向
及び走査精度を設定する。
【0029】本実施例では、自動機は、X=0、Y=0
の原点位置からYの最大位置(MAX)まで走査し、Y
の最大位置まで走査すると、所定量Xの最大方向に移動
して、次に、Yの最小位置方向に同様に走査する。上記
動作を順次繰り返し行って、トレース紙T1、あるい
は、トレース紙T2上を全て走査する。
【0030】すなわち、図11に示すように、自動機を
X=0、Y=0の位置からYの最大方向に向かって、J
OG移動を開始させ(ステップS1)、センサーがオン
かどうかチェックする(ステップS2)。
【0031】ステップS2で、センサーから検出信号が
入らず、オンしていないときには、Y=MAXに到達し
たかどうかチェックし(ステップS3)、Y=MAXで
ないときには、Y=MINに到達したかどうかチェック
する(ステップS4)。
【0032】ステップS4で、Y=MINでないときに
は、当該Y方向の走査が完了していないと判断して、X
=MAXに到達したかどうかチェックし(ステップS
5)、X=MINでないときには、X方向の走査も完了
していないと判断して、当該走査しているYのMAX方
向、あるいは、YのMIN方向に走査(移動)を継続す
る(ステップS6)。
【0033】ステップS2に戻って、センサーがオンし
たかどうかチェックし(ステップS2)、センサーがオ
ンすると、そのときのX軸及びY軸の座標データをメモ
リに記憶して、ステップS3に移行する(ステップS
7)。
【0034】ステップS3で、Y=MAXに到達したか
どうかチェックし(ステップS3)、NOのときには、
Y=MINに到達したかどうかチェックする(ステップ
S4)。ステップS4で、NOのときには、X=MAX
に到達したかどうかチェックし(ステップS5)、NO
のときには、当該Y方向の走査を継続して、ステップS
2に戻る(ステップS6)。
【0035】上記ステップS3で、Y=MAXに到達し
たときには、当該Y方向の走査は完了したと判断して、
X軸データに所定量αを加算し(ステップS8)、ステ
ップS5に移行して、X=MAXに到達したかどうかチ
ェックする(ステップS5)。
【0036】ステップS5で、X=MAXでないときに
は、Y方向を反転して、Yの最小(MIN)方向の走査
を継続し(ステップS6)、ステップS2に移行して、
センサーがオンかどうかチェックする(ステップS
2)。
【0037】センサーがオンすると、上記同様に、その
ときのX軸及びY軸のデータをメモリに記憶し(ステッ
プS7)、Y=MAXに到達したかどうかチェックする
(ステップS3)。
【0038】いま、Y軸方向の最小方向に走査している
ので、ステップS4で、Y=MAXでないため、ステッ
プS4に移行して、Y=MINに到達したかどうかチェ
ックし(ステップS4)、Y=MINに到達すると、X
軸データに所定量αを加算して(ステップS8)、X=
MAXに到達したかどうかチェックする(ステップS
5)。ステップS5で、X=MAXに到達していないと
きには、走査が完了していないと判断して、当該Y方向
の走査を継続する(ステップS6)。
【0039】上記X方向及びY方向への走査処理を順次
繰り返し行い、ステップS5で、X=MAXに到達する
と、走査は完了したと判断して、メモリに記憶した各マ
ークA1〜H1、あるいは、マークA2〜G2とその座
標データ(ポイントデータ)を、上記作業順次の規則に
従って並び換えを行い(ステップS9)、走査処理を完
了する。
【0040】このように、本実施例の自動ティーチング
方法によれば、X軸とY軸で表示される所定のパレット
の任意の位置に設置される所定数のワークW11〜W1
8、あるいは、ワークW21〜W27に対して、パレタ
イジング方式により所定の作業を自動で行う自動機に、
ワークW11〜W18、あるいは、ワークW21〜W2
7の作業位置をティーチングするに際し、パレットに対
応する大きさの所定のトレース紙(シート)T1、T2
のワークW11〜W18、W21〜W27の作業位置に
対応する位置に所定のマークA1〜H1、A2〜G2を
付し、マークA1〜H1、A2〜G2を付したトレース
紙T1、T2をパレット上に取り付ける。このトレース
紙T1、T2上のマークA1〜H1、A2〜G2を検出
するセンサーを取り付けた自動機に、パレット上をX軸
及びY軸方向に所定の間隔で走査させて、トレース紙T
1、T2上のマークA1〜H1、A2〜G2をセンサー
により検出させる。そして、センサーが検出したマーク
A1〜H1、A2〜G2のパレットにおけるX軸位置及
びY軸位置をワークW11〜W18、W21〜W27に
対する作業位置として記憶する。
【0041】したがって、人間が実際に作業を行ってテ
ィーチングしたり、図面から作業位置を算出して、ワー
クW11〜W18、W21〜W27の作業位置を認識記
憶させることなく、短時間に、簡単、かつ、安全にワー
クW11〜W18、W21〜W27の作業位置を自動機
にティーチングすることができ、ティーチング作業の作
業性を向上させることができる。
【0042】その結果、ワークW11〜W18、W21
〜W27の品種の変更、パレットサイズの変更、あるい
は、治具の変更等がああっても、個人間差無く、簡単、
かつ、短時間のうちに、ティーチングを行うことがで
き、汎用性のあるティーチング方法を提供することがで
きる。
【0043】
【発明の効果】本発明の自動ティーチング方法によれ
ば、X軸とY軸で表示される所定のパレット上の任意の
位置に設置される所定数のワークに対して、パレタイジ
ング方式により所定の作業を自動で行う自動機に、ワー
クの作業位置をティーチングするに際し、パレットに対
応する大きさの所定のシートのワークの作業位置に対応
する位置に所定のマークを付し、マークを付したシート
をパレット上に取り付ける。このシート上のマークを検
出するセンサーを取り付けた自動機を、パレット上をX
軸方向及びY軸方向に所定の間隔で移動させ、シート上
のマークをセンサーにより検出させる。そして、センサ
ーが検出したマークのパレットにおけるX軸位置及びY
軸位置をワークに対する作業位置として記憶する。
【0044】したがって、人間が実際に作業を行ってテ
ィーチングしたり、図面から作業位置を算出して、ワー
クの作業位置を認識記憶させることなく、短時間に、簡
単、かつ、安全にワークの作業位置を自動機にティーチ
ングすることができ、ティーチング作業の作業性を向上
させることができる。
【0045】その結果、ワークの品種の変更、パレット
サイズの変更、あるいは、治具の変更等がああっても、
個人間差無く、簡単、かつ、短時間のうちに、ティーチ
ングを行うことができ、汎用性のあるティーチング方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動ティーチング方法の一実施例のず
らしてセットされるワークを記載した図面用紙を示す
図。
【図2】本発明の自動ティーチング方法の一実施例の整
列セットされるワークを記載した図面用紙を示す図。
【図3】図1の図面用紙から作業位置をマークしたトレ
ース紙を示す図。
【図4】図2の図面用紙から作業位置をマークしたトレ
ース紙を示す図。
【図5】図3のトレース紙上のマークを走査する状態を
示す図。
【図6】図4のトレース紙上のマークを走査する状態を
示す図。
【図7】自動機のメモリに図5の走査により検出された
マークの走査順に記憶された作業位置情報を示す図。
【図8】自動機のメモリに図6の走査により検出された
マークの走査順に記憶された作業位置情報を示す図。
【図9】図7のマークの作業位置情報を自動機の作業順
にメモリに記憶し直した状態を示す図。
【図10】図8のマークの作業位置情報を自動機の作業
順にメモリに記憶し直した状態を示す図。
【図11】自動機によるトレース紙上のマークの走査処
理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
T1、T2 トレース紙 Z1、Z2 図面用紙 W11〜W18、W21〜W27 ワーク A1〜H1、A2〜G2 マーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X軸とY軸で表示される所定のパレット上
    の任意の位置に設置される所定数のワークに対して、パ
    レタイジング方式により所定の作業を自動で行う自動機
    に、前記ワークの作業位置をティーチングする自動ティ
    ーチング方法において、 前記パレットに対応する大きさの所定のシートの前記ワ
    ークの作業位置に対応する位置に所定のマークを付し、 前記マークを付したシートを前記パレット上に位置合わ
    せして取り付け、 前記シート上の前記マークを検出するセンサーを取り付
    けた自動機を、前記シートの取り付けられた前記パレッ
    ト上を前記X軸方向及びY軸方向に所定の間隔で移動さ
    せて、前記シート上の前記マークを前記センサーにより
    検出させ、 前記センサーが検出した前記マークの前記パレットにお
    けるX軸位置及びY軸位置を前記ワークに対する作業位
    置として記憶することを特徴とする自動ティーチング方
    法。
  2. 【請求項2】前記自動機を前記シート上を寸動動作によ
    り移動させ、前記シート上の前記マークを前記センサー
    により検出させることを特徴とする請求項1記載の自動
    ティーチング方法。
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