JPH08132247A - 電動スポット溶接ガンの加圧ユニット - Google Patents

電動スポット溶接ガンの加圧ユニット

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Publication number
JPH08132247A
JPH08132247A JP6290726A JP29072694A JPH08132247A JP H08132247 A JPH08132247 A JP H08132247A JP 6290726 A JP6290726 A JP 6290726A JP 29072694 A JP29072694 A JP 29072694A JP H08132247 A JPH08132247 A JP H08132247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
ball
drive shaft
spot welding
welding gun
Prior art date
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Pending
Application number
JP6290726A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Sato
良夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dengensha Toa Co Ltd
Original Assignee
Dengensha Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dengensha Manufacturing Co Ltd filed Critical Dengensha Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6290726A priority Critical patent/JPH08132247A/ja
Publication of JPH08132247A publication Critical patent/JPH08132247A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動スポット溶接ガンの電極加圧駆動ユニッ
トに電極駆動軸の廻り止めを内装し,本ユニットの組
立,メンテナンスの作業効率の向上と,電極周辺のコン
パクト化によるワーク対応の向上を計る。 【構成】 溶接のために直動加圧する電極駆動軸22と
挿通し,その廻り止めと直動ガイドを兼ねるボールスプ
ライン軸受け23が本ユニットに固定されている。前記
の電極駆動軸22はボールスプライン軸構造になってい
て,端部にはボールナット7が固着され螺合するボール
ネジ9により直線/回転運動に変換される。ボールネジ
9の端部のベルト用歯車14には電動モータよりベルト
用歯車,タイミングベルトを介して回転力が伝達され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動スポット溶接ガンの
電極加圧ユニットに関し,さらに詳しくは電動スポット
溶接ガンの溶接機能,寿命,コンパクト化を著しく高め
ることが可能な装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の電動スポット溶接ガン全体
の外形図の一例である。図2はそれの電極駆動軸(ボー
ルスプライン軸・・・・・ 以下省略)の軸受け部を示す断面
図である。
【0003】図1のアーム側電極1はガンアーム2を介
して支持ブラケット3に固定されている。
【0004】ロボット側電極4はポイントホルダ5を介
して電極駆動軸6に固着され,溶接のためのアーム側電
極1への加圧動作は電極駆動軸6により行われる。
【0005】電極駆動軸6は一端にポイントホルダ5
を,他端にボールナット7を固着し,スベリ軸受け8を
ガイドにしてボールナット7と螺合しているボールネジ
9の回転運動が直線運動に変換されて直動する。
【0006】但し,電極駆動軸6の廻り止めを行わない
とボールネジ9と一緒に回転するだけで直動しない。そ
のために廻り止め10をポイントホルダ5と支持ブラケ
ット3との相互間の軸心外側に軸,軸受けから構成して
設ける。
【0007】ボールネジ9は電極加圧駆動ユニット11
のケーシング12に固着されているベルト用歯車14,
電動モータ15の出力軸に固着されているベルト用歯車
16及びベルト用歯車相互間を伝達しているタイミング
ベルト17により駆動源の電動モータ15より回転力が
伝達される。
【0008】前記の電極加圧駆動ユニット(部品の符号
6〜9,12〜17等から構成されている。)は支持ブ
ラケット3により固着されている。
【0009】溶接トランス18は支持ブラケット3とガ
ンブラケット19間に組み込まれている。溶接トランス
18の二次出力端子から二次導体20(可撓導体含む)
がガンアーム2及びポイントホルダ5へ接続され電極へ
の通電用二次回路を構成している。
【0010】図2は電極駆動軸6とスペリ軸受け8及び
ボールネジ9の関連を示している。図示の如く電極駆動
軸6の軸受けはスベリ軸受け8のため廻り止めにはなら
ない。前記の如く廻り止めは電極加圧駆動ユニット以外
の部分に設けてある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
この種の装置は次に列挙するような問題がある。
【0012】(1)電極駆動軸の軸受けがスベリ軸受け
のため・・・・・・ * 摩耗が早くすぐにガタになる。 * 電極駆動軸に対し,電極が偏芯している場合は加圧
効率が著しく低下及びスベリ軸受けの摩耗も早い。 * 加圧応答性が悪いのでナットプロジェクション溶接
が困難である。
【0013】(2)廻り止めが電極駆動軸の軸心の外側
にあり,しかも電極加圧駆動ユニット外に設けてあるた
め・・・・・・ * 廻り止めの部品点数が多くコスト高となっている。 * 電極加圧駆動ユニットを交換した場合,廻り止め部
の通り芯調整が面倒である。 * 廻り止め軸受けがスベリ軸受けのため摩耗が早くす
ぐガタになる。電極が偏芯している場合,アーム側とロ
ッド側相互の電極芯ズレが発生する。 * ワークの狭い処を溶接する場合,ワークと廻り止め
部が干渉する。 * 廻り止め部がワークの邪魔になり,電動スポット溶
接ガンの特長である加圧力とストロークの変化に一つの
ユニットで対応しずらい(ユニット化しずらい)。
【0014】以上のような事情を鑑み,電極駆動軸の軸
受けを摩耗のないものに,また廻り止めを電極駆動軸心
側の電極加圧駆動ユニット内に設けてユニット化し,上
記の問題をいかに解決するかが重要な課題となる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の問題を
解決するために開発したもので,次のような技術的手段
を講じている。すなわち,電動スポット溶接ガンの電極
加圧駆動ユニット本体内の電極駆動軸をボールスプライ
ン軸構造に,また電極駆動軸と挿通しているスベリ軸受
けをボールスプライン軸受けにすることによって,廻り
止め機構のユニット内への内蔵と軸受けの機能向上を計
ることを主要な特徴とする。
【0016】
【作用】本発明は,電極駆動軸のスベリ軸受けをボール
スプライン軸受けにして電極加圧駆動ユニットに廻り止
め機構を内蔵したユニット化にすることにより,スポッ
ト溶接ガンのバリエーションに対し共通して容易に組付
けられ,または交換するのみで容易に電極加圧装置の組
み換えが得られるなど,ガン組立及びメンテナンス(特
に廻り止めなど)の作業能率の向上のほか,ガンのコン
パクト化(特に廻り止めを外部取付けから内部取付けに
することにより)を計る。
【0017】またボールスプライン軸受けとすることで
電極が偏芯している場合でも芯ズレが発生しない。加圧
効率の向上,加圧応答性向上につながる。
【0018】
【実施例】図3は本発明装置の実施例で電動スポット溶
接ガン全体の外形図である。図4はユニット化した電極
化駆動ソニット外形図である。図5は図4のA−A断面
図である。なお,図3の装置の基本的な構成部品は従来
技術の図1及び図2で説明したものと同じであるため同
一符号を記載し詳細は省略する。
【0019】本発明で実施した部分の説明を図4及び図
5で行う。図4はユニット化した電極加圧駆動ユニット
21で,電極駆動軸22はボールスプライン軸タイプと
し,それの軸受けはスベリ軸受けからボールスプライン
軸受け23にして電極駆動軸22の廻り止めと,円周方
向のガイトを行う。従って廻り止めを内蔵した電極加圧
駆動ユニット21とした。
【0020】図5は図4のA−A断面図であり,電極駆
動軸22はボールスプライン軸タイプでボールスプライ
ン軸受け23により廻り止めと,円周方向のガイドが行
われる。電極駆動軸22は一端にポイントホルダ5(図
3参照)を,他端にボールナット7を固着しボールスプ
ライン軸受け23をガイドにしてボールナット7と螺合
しているボールネジ9の回転運動が直線運動に変換され
て直動する。
【0021】ボールネジ9への回転はボールネジ9の端
に固着されているベルト用歯車14,電動モータ15
(図3参照)の出力軸に固着されているベルト用歯車1
6(図示省略)及びそれの相互間を伝達しているタイミ
ングベルト17(図示省略)により駆動源の電動モータ
15(図3参照)より伝達される。
【0022】
【発明の効果】以上で説明したように,本発明装置によ
れば電極駆動軸の軸受けをボールスプラインナットに,
また対応して電極駆動軸もボールスプライン軸タイプに
することによりスベリ軸受け,外部廻り止めを無くして
加圧ユニットを廻り止め内蔵のユニット化ができる。し
たがって次の効果が得られる。
【0023】(1)軸受けの摩耗がないので・・・・・ * 加圧効率が良くなる。 * 加圧応答性が良くナットプロジエクション溶接可能
となる。
【0024】(2)外部廻り止めがないので・・・・・ * 部品点数が少なくなり,コスト低減を実現する。 * 加圧ユニットを交換した場合の廻り止め通り芯調整
が不要となる。 * 電極が偏芯している場合でも芯ズレが発生しない。 * ワークの狭い処の溶接も可能となる。 * 一つのユニットでの対応が多くなりユニット加圧の
メリット大となる。
【0025】上記の効果を総合し共通加圧部品構成によ
る加圧ユニットの標準化を実現し,大幅にコスト低減を
達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電動スポット溶接ガン全体の外形図の一
例である。
【図2】図1の電極駆動軸の軸受け部を示す断面図であ
る。
【図3】本発明装置を電動スポット溶接ガンに応用した
実施例を示す溶接ガン全体の外形図である。
【図4】図3のユニット化した電極加圧駆動ユニット外
形図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 アーム側電極 13 アンギュラコ
ンタクトベアリング 2 ガンアーム 14 ベルト用歯車 3 支持ブラケット 15 電動モータ 4 ロッド側電極 16 ベルト用歯車 5 ポイントホルダ 17 タイミングベ
クト 6 電極駆動軸 18 溶接トランス 7 ボールナット 19 ガンブラケッ
ト 8 スベリ軸受け 20 二次導体 9 ボールネジ 21 電極加圧駆動
ユニット 10 廻り止め 22 電極駆動軸 11 電極加圧駆動ユニット 23 ボールスプ
ライン軸受け 12 ケーシング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動スポット溶接ガンの電極加圧駆動ユ
    ニット本体内のボールナットに組み込まれたボールネジ
    を電動モータの駆動力にて回転し,前記ボールナットに
    固定されたボールスプライン軸を前記駆動ユニット本体
    と固定されたボールスプライン軸受けを挿通して,ボー
    ルスプライン軸の廻り止めを行うようにしたことを特徴
    とする電動スポット溶接ガンの加圧ユニット。
JP6290726A 1994-10-31 1994-10-31 電動スポット溶接ガンの加圧ユニット Pending JPH08132247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6290726A JPH08132247A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 電動スポット溶接ガンの加圧ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6290726A JPH08132247A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 電動スポット溶接ガンの加圧ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH08132247A true JPH08132247A (ja) 1996-05-28

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ID=17759736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6290726A Pending JPH08132247A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 電動スポット溶接ガンの加圧ユニット

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JP (1) JPH08132247A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5928531A (en) * 1996-09-13 1999-07-27 Dengensha Manufacturing Company, Limited Motor-driven resistance spot welding machine
GB2477606A (en) * 2010-02-05 2011-08-10 Honda Motor Co Ltd Welding Gun

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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GB2477606A (en) * 2010-02-05 2011-08-10 Honda Motor Co Ltd Welding Gun
GB2477606B (en) * 2010-02-05 2012-03-28 Honda Motor Co Ltd Welding gun

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