JPH08132223A - 自動連続鋳造方法とその装置 - Google Patents

自動連続鋳造方法とその装置

Info

Publication number
JPH08132223A
JPH08132223A JP27218094A JP27218094A JPH08132223A JP H08132223 A JPH08132223 A JP H08132223A JP 27218094 A JP27218094 A JP 27218094A JP 27218094 A JP27218094 A JP 27218094A JP H08132223 A JPH08132223 A JP H08132223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
molding machine
machine unit
casting
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27218094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yokoo
均 横尾
Kazutake Kushima
一猛 久島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP27218094A priority Critical patent/JPH08132223A/ja
Publication of JPH08132223A publication Critical patent/JPH08132223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーキット状の搬送路で、複数の異種ワーク
を同時に鋳造する。一連の鋳造工程のそれぞれを、個々
のワークに合わせて効率よく自動的に行なう。 【構成】 サーキット状の搬送路2に、複数の異なるキ
ャビティを有する複数の成型機ユニット3を一方向へ搬
送する。成型機ユニット3に、それぞれのワークの鋳造
条件を記録した磁気的・光学的・電気的情報記録媒体6
を設ける。搬送路回りに、金型開閉手段,注湯手段4,
収納スペース5,読取り手段7,ワーク取出し手段8を
設け、これらを制御手段17と電気的に接続する。電気
的情報記録媒体6を読取り手段7で読取って制御手段1
7に入力し、該入力に基づく制御手段の指令にて、各成
型機ユニット3の注湯・冷却・型開き・ワークの取出し
・型閉めの一連の鋳造工程を自動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーキット状の搬送路
を用いて、複数の異種ワークの鋳造を自動で連続して行
なえるようにした自動連続鋳造方法とその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】サーキット状の搬送路を用いた鋳造装置
では、通常一度に1種類のワークが製造されるが、複数
の異種ワークを同時に鋳造できるようにした鋳造装置と
して、例えば特開平5−69116号公報に示されるも
のがある。
【0003】この鋳造装置は、鋳枠の内部に型を造型す
る造型機と、型内に溶湯を鋳込む注湯装置とを備え、サ
ーキット状の搬送路の一部を、型内からワークを取出し
て鋳枠を造型機へ回収する回収ラインと、複数種類のワ
ークに対応する複数の造型用ラインとし、造型用ライン
に前記造型機を配置すると共に、鋳枠に複数の異種ワー
クに対応する識別部を設けて、該識別部を近接スイッ
チ,リミットスイッチ,フォトセンサ等のセンサで判別
することにより、それぞれの鋳枠を対応する造型用ライ
ンに仕分けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、識別部が鋳枠に形成される切欠きや孔,溝等の形
状であるため、識別部の形状の違いによって鋳枠の種類
のみが判別されるに過ぎない。しかもこの判別は、鋳造
に直接関係のない型の造り直しに用いるもので、鋳造作
業やワークに何等効果をもたらさないばかりか、ワーク
を鋳造する毎に、識別部で判別された鋳枠を専用の造型
用ラインに送って、それぞれの鋳枠内に造型機で型を造
り直さなければならないから、鋳造効率が大幅に低下す
ることは免れない。更に、造型機と回収ラインと造型用
ラインは、ワークの種類に対応して設置する必要から、
ワークの種類が増加するほどライン数を増やさなければ
ならず、鋳造装置全体が大型化することは避けられな
い。
【0005】また、注湯装置は複数のワークに共用され
るが、ワークの形状や大きさの違いに応じて注湯量を決
めることはできないため、複数種類の異種ワークを鋳造
できるとはいっても、注湯装置からの注湯量を人為的に
操作するのでなければ、溶湯の使用量が同一に限られた
左右対称の2種類のワークしか鋳造することができな
い。更に、造型や注湯を自動で行なうことはできても、
ワークの取出しや型開き,型閉めは人手に頼らなければ
ならない煩わしいものであった。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、サーキット状の搬
送路で複数の異種ワークを同時に鋳造するに当たり、一
連の鋳造工程のそれぞれを、個々のワークに合わせて自
動的に効率よく行なうことのできる自動連続鋳造方法と
その装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従い、本発
明の自動連続鋳造方法として、金型の内部に異なるキャ
ビティを有する複数の成型機ユニットを、サーキット状
の搬送路に一方向へ搬送し、各成型機ユニットに付設し
た磁気的・光学的・電気的情報記録媒体から、ワーク毎
に設定された鋳造情報を読取り手段にて読取って制御手
段に入力し、該入力に基づく制御手段の指令にて、各成
型機ユニットの注湯・冷却・型開き・ワークの取出し・
型閉めの一連の鋳造工程を自動制御する。
【0008】上記の自動連続鋳造方法では、所定数のワ
ークの鋳造を終了した成型機ユニットを、磁気的・光学
的・電気的情報記録媒体から読取り手段にて読取って制
御手段に入力し、該入力に基づく制御手段の指令にて、
鋳造終了の成型機ユニットを搬送路から払出しすると共
に、該搬送路の空きスペースに新たな成型機ユニットを
投入したり、成型機ユニットのワークの冷却を、搬送路
に付設された迂回路や短縮路,待機場等の冷却コントロ
ール用搬路にて行なうようにしてもよい。
【0009】上述の自動連続鋳造方法に用いる磁気的・
光学的・電気的情報記録媒体には、ワークの鋳造情報と
して、型式・製造個数・注湯量・金型の開閉手順・各工
程における所要時間・ワークの取出し・湯回りを目的と
する金型の傾動時間・搬送路からの成型機ユニットの払
出し及び投入・ワークの冷却コントロールの選択のう
ち、少なくとも型式かまたは該型式を含む複数の組合わ
せとする。
【0010】磁気的な情報記録媒体としては磁気カード
(IDカード)があり、光学的な情報記録媒体としては
バーコードがあり、電気的な情報記録媒体としてはIC
カードがある。これら情報記録媒体はワークの条件に応
じて、成型機ユニットに着脱できるようにしたり、鋳造
情報を書き換えできるようにすると好ましい。
【0011】また、自動連続鋳造装置として、複数の異
なるキャビティを有する複数の成型機ユニットと、該複
数の成型機ユニットを一方向へ搬送するサーキット状の
搬送路と、各成型機ユニットの金型を型開き及び型閉め
する金型開閉手段と、該金型のキャビティに溶湯を鋳込
む注湯手段と、該キャビティにて成形されたワークを金
型から取出しするワーク取出し手段と、成型機ユニット
のそれぞれに付設される磁気的・光学的・電気的情報記
録媒体と、該磁気的・光学的・電気的情報記録媒体に記
録されたワークの設定条件を読取る読取り手段と、該読
取り手段からの情報を受けて、各成型機ユニットの鋳造
工程のそれぞれを制御する制御手段とを備えている。
【0012】上述の自動連続鋳造装置には、成型機ユニ
ットを搬送路から払出ししたり、搬送路へ投入するため
の格納スペースや、成型機ユニット内のワークを冷却す
るための迂回路や待機場等の冷却コントロール用搬路
を、それぞれ搬送路に付設してもよい。
【0013】
【作用】各成型機ユニットに付設される磁気的・光学的
・電気的情報記録媒体には、それぞれのワークを鋳造す
るための各工程の情報が記録され、一連の鋳造工程作業
は、この記録情報に基づく制御装置の指令によって、搬
送路や金型開閉手段,注湯手段,ワーク取出し手段を作
動して自動で行なわれる。
【0014】磁気的・光学的・電気的情報記録媒体に
は、ワークを鋳造する一連の鋳造工程を行なうための鋳
造情報として、少なくともワークの型式が記録され、或
いはこの型式を含む製造個数・注湯量・金型の開閉手順
・各工程における所要時間・ワークの取出し・湯回りを
目的とする金型の傾動時間・搬送路からの成型機ユニッ
トの払出し及び投入・ワークの冷却コントロールのうち
の複数が、ワークの形状や大きさ等の条件に応じて組合
わせされる。
【0015】所定数のワークの鋳造を終了した成型機ユ
ニットを搬送路から払出し、該搬送路の空きスペースに
新たな成型機ユニットを投入して鋳造を行なうことによ
り、生産性が高められる。冷却時間のかかるワークは、
磁気的・光学的・電気的情報記録媒体に記録されたワー
クの冷却コントロール情報に基づいて、成型機ユニット
を冷却コントロール用搬路へ分岐し、該冷却コントロー
ル用搬路の迂回路や短縮路,待機場等で必要な冷却を行
なったのち、成型機ユニットを搬送路へ合流する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図中、図1〜図3は本発明の第1実施例を示し、
図1は鋳造装置の斜視図、図2は搬送路上の成型機ユニ
ットの断面図、図3は搬送路の概略を示した鋳造工程の
ステップ図、図4,図5はそれぞれ第2,第3実施例の
鋳造装置の斜視図である。第1実施例〜第3実施例に
は、図2に示す搬送路と成型機ユニットを共通して用い
ているが、図2以外では搬送路と成型機ユニットを簡略
化して示している。また、図4,図5の第2,第3実施
例では、それぞれ図1のステップ図を適宜参酌する。
【0017】図1〜図3に示す第1実施例の鋳造装置1
は、矩形のサーキット状に形成された搬送路2と、該搬
送路2を矢印方向へ搬送される複数の成型機ユニット3
と、搬送路回りに配設される注湯手段4,収納スペース
5,情報記録媒体6から情報を読取る読取り手段7,ワ
ーク取出し手段8及び複数の分別シュート9と、図示し
ない金型開手段及び金型閉手段とを備えている。
【0018】搬送路2は、断面L字状のガイド枠10,
10を対向させ、該ガイド枠10,10の上面に、それ
ぞれコロレール11を成型機ユニット3の搬送方向に敷
設した構造となっている。成型機ユニット3は、搬送路
2のガイド枠10,10内をコロレール11に案内され
るパレット12に金型枠13が固設され、該金型枠13
内に金型14が開閉用ボルト15,15を介して配設さ
れている。金型14は、左右に分割される2つの移動型
14a,14aを持っており、各移動型14aには、金
型枠13の対向壁13aを貫通して設けられた開閉用ボ
ルト15の先端がそれぞれ連結されている。金型枠13
の対向壁13aの外側へ突出する開閉用ボルト15の各
頭部は、後述する型閉めステップS1または型開きステ
ップS17において、エアドライバ等の金型開手段また
は金型閉手段にそれぞれチャッキングされ、これら金型
開・閉手段の作動にて開閉用ボルト15を回転すること
により、金型14の移動型14a,14aを互いに引き
離しまたは突合わせして、型開きまたは型閉めが行なわ
れる。
【0019】金型枠13は、パレット12の下面からガ
イド枠10,10の間に突出する垂設部13bを持って
おり、垂設部13bの一側面には、前述の情報記録媒体
6が取付けられ、また垂設部13bの内部には、キャビ
ティ16へ出没可能な中子(図示せず)が、キャビティ
16で成形されるワークの必要性に応じて適宜設けられ
る。
【0020】成型機ユニット3は、キャビティ16の形
状が異なる複数が搬送路2に配設され、エアシリンダや
オイルシリンダ等のアクチュエータで、成型機ユニット
3を矢印方向へ1ステップ分または複数のステップ毎に
搬送して、形状や大きさの異なる複数の異種ワークが、
ランダムで鋳造されるようになっている。搬送路2は、
成型機ユニット3を用いたワークの鋳造工程を、図3に
示す18のステップに分けており、成型機ユニット3が
18のステップを行ないながら、搬送路2を一回りする
ことにより、それぞれのキャビティ16にワークが鋳造
成形される。搬送路2の18のステップのうち、S1は
型閉めステップ,S2は傾動上げステップ,S3は注湯
ステップ,S4は傾動下げステップ,S5〜S13は冷
却ステップ,S14は払出しステップ,S15は投入ス
テップ,S16は送りステップ,S17は型開きステッ
プ,S18は取出しステップとなっている。
【0021】注湯手段4は、搬送路2の傾動上げステッ
プS2から傾動下げステップS4の3つのステップの外
側に配設され、この注湯手段4から注湯用ノズル4aが
注湯ステップS3へ向けて突出配置されている。収納ス
ペース5は、搬送路2の払出しステップS14から送り
ステップS16の3つのステップの外側に付設され、そ
の一端が払出しステップS14に、他端が投入ステップ
S15にそれぞれ接続されている。
【0022】読取り手段7は、払出しステップS14の
近傍に設けられ、払出しステップS14に位置した成型
機ユニット3の情報記録媒体6から、ワークの情報を読
取るようになっている。ワーク取出し手段8は、旋回ア
ーム8aの先端にクランプ8bを備えたワーク取出し用
ロボットで、送りステップS16の外側に収納スペース
5と連続して配設されており、取出しステップS18に
位置した成型機ユニット3の金型14から、成形済みの
ワークがクランプ8bにて取出される。ワーク取出し手
段8の近傍には、複数の分別シュート9が配設されてお
り、ワーク取出し手段8のクランプ8bに把持されたワ
ークは、形状毎に分別シュート9へ投入される。
【0023】搬送路2の傾動上げステップS2〜傾動下
げステップS4までの3つステップは、他のステップと
は分割されており、それぞれに取付けられたエアシリン
ダやオイルシリンダ等の駆動源によって、成型機ユニッ
ト3を載せたまま斜め状態に起伏できるようになってい
る。また、払出しステップS14,投入ステップS15
の近傍にも、それぞれアクチュエータやチェーン等の駆
動源が設けられており、所定数のワークの鋳造を終えた
成型機ユニット3を、払出しステップS14より収納ス
ペース5へ払出ししてストックしたり、収納スペース5
内の新たな成型機ユニット3を、投入ステップS15か
ら搬送路2の空きスペースへ送り出すようにしている。
【0024】注湯手段4と読取り手段7,ワーク取出し
手段8,金型開手段及び閉手段は、別途に配設された制
御手段17と電気的に接続されており、払出しステップ
S14で情報記録媒体6から読取り手段7に読取られた
各成型機ユニット3のワークの鋳造情報は、読取り手段
7から制御手段17に入力され、この鋳造情報に基づく
指令を注湯手段4,収納スペース5,ワーク取出し手段
8及び金型開・閉手段に送って、それぞれを個々の成型
機ユニット3に合わせて作動する。更にこの制御手段1
7は、傾動上げステップS2〜傾動下げステップS4の
3つステップに取付けられた駆動源と、払出しステップ
S14と投入ステップS15の近傍で成型機ユニット3
を払出し・投入する駆動源にも、それぞれ電気的に接続
されており、これら駆動源は、ワークの鋳造情報に基づ
く制御手段17の指令によって、それぞれに作動するよ
うになっている。
【0025】情報記録媒体6に記録されるワークの鋳造
条件として、型式や製造個数・ワークの形状や大きさに
応じた注湯量・中子を含む金型14の開閉手順・各工程
における所要時間・金型14からのワークの取出し・分
別シュート9の選択・キャビティ16内の湯回りを目的
とする金型14の傾動時間・搬送路2から収容スペース
5への成型機ユニット3の払出し及び投入がある。
【0026】これらの鋳造条件は、少なくともワークの
型式を情報記録媒体6に記録しておき、制御手段17に
は、個々の型式に対応した製造数や注湯量等の残りの鋳
造条件を入力しておくことにより、読取り手段7からの
ワークの型式に基づいて、該ワークの残りの鋳造情報を
制御手段17から取出して、注湯手段4やワーク取出し
手段8を始めとする鋳造装置1の全体を作動することも
できるが、上述の鋳造情報の全部またはできるだけ多く
を情報記録媒体6に記録しておくと、制御手段17が低
価格品で済んだり、制御手段17での処理時間を短縮で
きたり、入力ミスを少なくできる等の効果がある。
【0027】また、この情報記録媒体6には、磁気を利
用したIDカードまたはバーコードまたはICカードが
用いられ、これらに記録されたワークの鋳造情報を、読
取り手段7にて磁気的または光学的または電気的に読取
るようにしている。このうち、バーコードは、IDカー
ドやICカードよりも単価が安いという利点があり、ま
たIDカードやICカードは、バーコードよりもはるか
に多くの情報量を記録することができるので、これらの
情報を自由に組合わせして、各ワークの条件に合わせて
きめ細かな設定ができる点で優れている。特に、IDカ
ードやICカードに、情報の書き換えが可能なものを用
いることにより、外気温が季節によって変化したり、溶
湯の成分割合を変更した場合に、注湯手段4からキャビ
ティへの注湯速度や、傾動下げステップS4における湯
回りのための成型機ユニット3の戻し速度、冷却ステッ
プS5〜S13における成型機ユニット3の搬送速度等
を自由に設定変更できるので、それぞれのワークを好適
な条件で鋳造できるようになる。
【0028】本実施例はこのように構成されており、搬
送路2には、キャビティ16の形状は異なるが、ワーク
の冷却速度が略等しい数種類の成型機ユニット3が複数
配設される。払出しステップS14では、成型機ユニッ
ト3の情報記録媒体6に記録されたワークの型式や製造
個数・注湯量等が読取り手段7にて読取られ、制御手段
17には、成型機ユニット3が型閉めステップS1〜取
出しステップS18のそれぞれで行なう全ての作業情報
が入力される。
【0029】搬送路2上の各成型機ユニット3は、制御
手段17の指令を受けて型閉めステップS1から鋳造を
開始する。型閉めステップS1では、金型閉手段による
金型14の型閉めと同時に、必要に応じてキャビティ1
6に離型剤の塗布やエアブローが適宜行なわれる。傾動
上げステップS2では、成型機ユニット3が傾斜状態に
引き起こされ、成型機ユニット3はこの傾斜状態のまま
注湯ステップS3へ搬送される。
【0030】注湯ステップS3では、注湯手段4から個
々のワークに応じた量の溶湯が、成型機ユニット3のキ
ャビティ16に注湯される。この注湯は、注湯手段4の
注湯用ノズル4aを金型14の湯口に当てて直接行なっ
てもよく、或いはそれぞれの成型機ユニット3に、金型
14の湯口に連続するマリネート18を傾斜して取付け
ておき、金型14の傾斜で水平となったマリネート18
で、注湯ノズル4aからの溶湯を一旦貯留してもよい。
湯口への直接注湯では、注湯ステップS3から溶湯がそ
のままキャビティ16へ流入して行き、またマリネート
18を使用した場合には、マリネート18に溶湯を貯留
したまま、成型機ユニット3が傾動下げステップS4へ
送られ、該傾動下げステップS4で成型機ユニット3が
水平に戻されるに従って、マリネート18が傾斜しなが
らマリネート18の溶湯が徐々に金型14の湯口へ注が
れて行く。
【0031】キャビティ16内の湯回りは、傾動下げス
テップS4における成型機ユニット3の戻し速度に影響
を受けており、それぞれの成型機ユニット3の戻し速度
は、情報記録媒体6から読取られた鋳造条件に基づい
て、溶湯をキャビティ16の全体へ充分に行き渡らせな
がら且つ最短時間で行なえるように、制御手段17によ
って個々に制御されている。
【0032】次に、冷却ステップS5〜S13では、キ
ャビティ16内の溶湯の冷却が行なわれ、冷却ステップ
S5〜S13を進むに連れて、溶湯が徐々にワークとし
て硬化して行く。払出しステップS14では、到達した
成型機ユニット3が、所定数のワークの鋳造を終えてい
る場合には、制御手段17の指令にて成型機ユニット3
が収容スペース5へ払出され、また収容スペース5に未
鋳造の成型機ユニット3がある場合には、当該成型機ユ
ニット3が制御手段17の指令にて投入ステップS15
の空きスペースへ投入される。
【0033】投入ステップS15では、到達した成型機
ユニット3毎に読取り手段7が情報記録媒体6から鋳造
情報を読取り、成型機ユニット3が所定数のワークの鋳
造を終えていると読取った場合には、取出しステップS
18で最終のワークを取出したのち、型閉めステップS
1から払出しステップS14までを空送りされ、該払出
しステップS14から収納スペース5へ成型機ユニット
3が払出される。また、成型機ユニット3によるワーク
の鋳造が所定数未満と読取った場合には、成型機ユニッ
ト3の情報記録媒体6から、次の鋳造工程を行なうため
のワークの鋳造条件が読取られる。
【0034】型開きステップS17では,金型開手段に
よって移動型14a,14aが開かれ、取出しステップ
S18では、取出し手段8のクランプ8bによってワー
クが取出され、取出しを終えた成型機ユニット3は型閉
めステップS1へ復帰する。一方、制御手段17から取
出し手段8への指令には、ワークの型式情報が含まれて
いて、旋回アーム8aはワーク形状に合わせた分別シュ
ート9上に旋回し、クランプ8bに把持されたワーク
を、選択された分別シュート9へ投入する。
【0035】このように、本実施例によれば、搬送路2
での注湯・冷却・型開き・ワークの取出し・型閉めの一
連の鋳造工程を全て自動で行なうことができる。また、
磁気的・光学的・電気的情報記録媒体6の採用と、この
情報記録媒体6を各成型機ユニット3毎に設けて、各ワ
ーク毎の鋳造情報を読取り手段7で読取り、この読取り
情報に基づいて、制御手段17から注湯手段4や取出し
手段8等の作動を指令するので、鋳造条件がそれぞれに
異なる複数の異種ワークを同時に連続して鋳造すること
ができるようになった。
【0036】図4の第2実施例に示す鋳造装置30で
は、搬送路2の冷却ステップS8〜S13(図3参照)
の外側に、冷却コントロール用搬路31が付設されてい
る。この冷却コントロール用搬路31は、成型機ユニッ
ト3を冷却ステップS8〜S13と同方向へ搬送しなが
ら、厚肉のワークや形状的に冷却しにくいワークの冷却
を、搬送路2の通常の冷却ステップS5〜S13よりも
時間をかけて行なう迂回路で、搬送路2の冷却ステップ
S9〜S12よりも多い複数の冷却ステップを備えてい
る。
【0037】搬送路2の冷却ステップS8の近傍には、
成型機ユニット3を冷却コントロール用搬路31へ分岐
するための駆動源が配設され、また搬送路2の冷却ステ
ップS13の近傍には、冷却コントロール用搬路31の
成型機ユニット3を搬送路2へ合流させる駆動源が配設
されており、これら駆動源は、制御手段17と電気的に
接続されている。
【0038】また、本実施例の情報記録媒体6には、第
1実施例で述べたワークの鋳造情報のほかに、ワークの
冷却をコントロールする情報が記録されており、この情
報記録媒体6から、ワークを通常よりも多く冷却する情
報が読取られた場合には、該当する成型機ユニット3が
冷却ステップS8に到達すると、冷却ステップS8側の
駆動源が制御手段17の指令で成型機ユニット3を冷却
コントロール用搬路31へ分岐し、冷却コントロール用
搬路31を搬送しながらワークを冷却したのち、冷却ス
テップS13側の駆動源が制御手段17の指令で成型機
ユニット3を搬送路2へ合流させる。
【0039】冷却コントロール用搬路31は、搬送路2
の冷却ステップS9〜S12よりも多くのステップを持
つため、成型機ユニット3を搬送路2の冷却ステップS
9〜S12と同速度で搬送してもワークの冷却に効果が
あるが、冷却コントロール用搬路31で成型機ユニット
3を搬送する駆動源を、搬送路2の冷却ステップS9〜
S12よりも低速で運転してもよく、或いはこの駆動源
を制御手段17と接続すれば、個々のワークの冷却に対
応できるようになって一層好ましい。
【0040】本実施例は、冷却コントロール用搬路31
を搬送路2の迂回路として付設したので、搬送路2の冷
却ステップS5〜S13で冷却されるワークのほか、厚
肉や形状的に冷却しにくいワークを、冷却コントロール
用搬路31で充分に冷却できるようになるので、ワーク
の形状や大きさ・厚さ等の条件を選ぶことなく、様々な
異種ワークを同時に鋳造することができる。
【0041】図5に示す第3実施例の鋳造装置40は、
搬送路2の冷却ステップS8〜S13(図3参照)の外
側に、冷却コントロール用搬路41が付設されており、
また情報記録媒体6には、ワークの冷却コントロール情
報が記録されている。
【0042】冷却コントロール用搬路41は、冷却ステ
ップS8〜S13に対応して6つに分けられた待機場
で、厚肉のワークや形状的に冷却しにくいワークを持っ
た成型機ユニット3を、冷却ステップS8〜S13のそ
れぞれから待機場へ直接分岐し、各待機場で時間待機さ
せることによりワークを冷却したのち、それぞれの冷却
ステップS8〜S13へ合流させるようになっている。
【0043】搬送路2からの成型機ユニット3の分岐及
び合流は、搬送路2の冷却ステップS8〜S13と冷却
コントロール用搬路41の待機場との組合わせに対応し
て設けられた6つの駆動源によって行なわれ、各駆動源
を制御手段17と接続することにより、それぞれの待機
場のワークを、搬送路2上の他のワークと拘りなく好適
に冷却することができる。
【0044】このように、第2,第3実施例では、搬送
路と冷却コントロール用搬路とを使い分けることによ
り、形状や大きさ,肉厚等の様々に異なる異種ワークを
同時に鋳造するのに好適である。第2実施例で冷却コン
トロール用搬路として用いた迂回路は、本数やステップ
数を適宜増減してもよく、またワークの条件によって
は、通常の搬送路よりも短い短縮路であってもよい。同
様に第3実施例の待機場も、必要に応じて適宜増減して
もよい。
【0045】また、上述の第1〜第3実施例では、搬送
路のステップのうちの3つで成型機ユニットを傾斜させ
て、キャビティへの注湯やキャビティ内での湯回りを高
めるようにしたが、ワークや湯口の形状等の条件によっ
ては、成型機ユニットを傾斜させずに通常に搬送して
も、注湯や湯回りを良好に行なうことができる。
【0046】読取り手段は、搬送路のいずれのステップ
で行なうようにしてもよい。また、成型機ユニットの台
数が搬送路のステップ数よりも少ない場合には、収納ス
ペースを省略しても差支えないが、成型機ユニットが搬
送路のステップよりも多い場合には、収納スペースによ
って、成型機ユニットの払出しと投入とを効率よく自動
制御できて好ましい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
成型機ユニットによる注湯・冷却・型開き・ワークの取
出し・型閉めの一連の鋳造工程を全て自動で制御するの
で、キャビティへの注湯量を、形状や大きさ毎に自由に
設定できるなど、複数の異種ワークを、人手を煩せるこ
となく同時に効率よく連続して鋳造することができるよ
うになる。
【0048】また、成型機ユニットの成形型として金型
を採用したから、鋳造に拘りのない造型作業や造型用ラ
インを廃止できて、短時間に多数の鋳造が可能となるば
かりか、異種ワークの数が増えても鋳造装置が大型化し
ないで済む。
【0049】更に、所定数のワークの鋳造を終了した成
型機ユニットを、搬送路から収納スペースへ払出し、該
搬送路の空きスペースに、収納スペースから新たな成型
機ユニットを投入して鋳造を行なうことにより、生産性
を高めることができる。また搬送路に、迂回路や短縮
路,待機場等の冷却コントロール用搬路を付設して、搬
送路と冷却コントロール用搬路とを使い分けることによ
り、形状や大きさ,肉厚等の様々に異なる異種ワークを
同時に鋳造するのに好適である。
【0050】更に、磁気的・光学的・電気的情報記録媒
体の採用と、この情報記録媒体を各成型機ユニット毎に
設けることにより、それぞれのワーク毎に、型式・製造
個数・注湯量・金型の開閉手順・各工程における所要時
間・ワークの取出し・湯回りを目的とする金型の傾動時
間・搬送路からの成型機ユニットの払出し及び投入・ワ
ークの冷却コントロール等の全部または複数を組合わせ
て記録することができ、この情報記録媒体の鋳造情報に
基づいて、制御手段で注湯手段や取出し手段等の作動を
指令するので、異種ワークの数が増加しても、それぞれ
のワークの鋳造に妥協や無理がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す鋳造装置の斜視図
【図2】本発明の第1実施例を示す搬送路上の成型機ユ
ニットの断面図
【図3】搬送路の概略を示した鋳造工程のステップ図
【図4】本発明の第2実施例を示す鋳造装置の斜視図
【図5】本発明の第3実施例を示す鋳造装置の斜視図
【符号の説明】
1…鋳造装置 2…サーキット状の搬送路 3…成型機ユニット 4…注湯手段 5…収納スペース 6…磁気的・光学的・電気的情報記録媒体 7…読取り手段 8…ワーク取出し手段 9…分別シュート 12…パレット 13…金型枠 14…金型 14a…金型14の移動型 15…開閉用ボルト 16…キャビティ 17…制御手段 30,40…鋳造装置 31,41…冷却コントロール用搬路 S1…型閉めステップ S2…傾動上げステップ S3…注湯ステップ S4…傾動下げステップ S5〜S13…冷却ステップ S14…払出しステップ S15…投入ステップ S16…送りステップ S17…型開きステップ S18…取出しステップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型の内部に異なるキャビティを有する
    複数の成型機ユニットを、サーキット状の搬送路に一方
    向へ搬送し、各成型機ユニットに付設した磁気的・光学
    的・電気的情報記録媒体から、ワーク毎に設定された鋳
    造情報を読取り手段にて読取って制御手段に入力し、該
    入力に基づく制御手段の指令にて、各成型機ユニットの
    注湯・冷却・型開き・ワークの取出し・型閉めの一連の
    鋳造工程を自動制御することを特徴とする自動連続鋳造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記磁気的・光学的・電気的情報記録媒
    体に記録される前記ワークの鋳造情報が、型式・製造個
    数・注湯量・金型の開閉手順・各工程における所要時間
    ・ワークの取出し・湯回りを目的とする金型の傾動時間
    のうちの前記型式乃至は該型式を含む複数の組合わせで
    あることを特徴とする請求項1記載の自動連続鋳造方
    法。
  3. 【請求項3】 所定数のワークの鋳造を終了した前記成
    型機ユニットを、前記磁気的・光学的・電気的情報記録
    媒体から前記読取り手段にて読取って前記制御手段に入
    力し、該入力に基づく制御手段の指令にて、鋳造終了の
    成型機ユニットを前記搬送路から払出しすると共に、該
    搬送路の空きスペースに新たな成型機ユニットを投入す
    ることを特徴とする請求項1記載の自動連続鋳造方法。
  4. 【請求項4】 前記磁気的・光学的・電気的情報記録媒
    体に記録される前記ワークの鋳造情報が、型式・製造個
    数・注湯量・金型の開閉手順・各工程における所要時間
    ・ワークの取出し・湯回りを目的とする金型の傾動時間
    ・搬送路からの成型機ユニットの払出し及び投入のうち
    の前記型式乃至は該型式を含む複数の組合わせであるこ
    とを特徴とする請求項3記載の自動連続鋳造方法。
  5. 【請求項5】 前記成型機ユニットのワークの冷却を、
    前記搬送路に付設された迂回路や短縮路,待機場等の冷
    却コントロール用搬路にて行なうことを特徴とする請求
    項1または3記載の自動連続鋳造方法。
  6. 【請求項6】 前記磁気的・光学的・電気的情報記録媒
    体に記録される前記ワークの鋳造情報が、型式・製造個
    数・注湯量・金型の開閉手順・各工程における所要時間
    ・ワークの取出し・湯回りを目的とする金型の傾動時間
    ・ワークの冷却コントロールのうちの前記型式乃至は該
    型式を含む複数の組合わせであることを特徴とする請求
    項5記載の自動連続鋳造方法。
  7. 【請求項7】 複数の異なるキャビティを有する複数の
    成型機ユニットと、該複数の成型機ユニットを一方向へ
    搬送するサーキット状の搬送路と、各成型機ユニットの
    金型を型開き及び型閉めする金型開閉手段と、該金型の
    キャビティに溶湯を鋳込む注湯手段と、該キャビティに
    て成形されたワークを金型から取出しするワーク取出し
    手段と、成型機ユニットのそれぞれに付設される磁気的
    ・光学的・電気的情報記録媒体と、該磁気的・光学的・
    電気的情報記録媒体に記録されたワークの設定条件を読
    取る読取り手段と、該読取り手段からの情報を受けて、
    各成型機ユニットの鋳造工程のそれぞれを制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする自動連続鋳造装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送路に、前記成型機ユニットを払
    出し及び投入するための格納スペースを付設したことを
    特徴とする請求項7記載の自動連続鋳造装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送路に、前記成型機ユニット内の
    ワークを冷却するための迂回路や短縮路,待機場等の冷
    却コントロール用搬路を付設したことを特徴とする請求
    項7または8記載の自動連続鋳造装置。
JP27218094A 1994-11-07 1994-11-07 自動連続鋳造方法とその装置 Pending JPH08132223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27218094A JPH08132223A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 自動連続鋳造方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27218094A JPH08132223A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 自動連続鋳造方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08132223A true JPH08132223A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17510202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27218094A Pending JPH08132223A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 自動連続鋳造方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08132223A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797633B1 (ko) * 2006-07-04 2008-01-24 한국생산기술연구원 무인자동 주조 장치
TWI635916B (zh) * 2014-05-13 2018-09-21 Kyb股份有限公司 鑄造設備

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797633B1 (ko) * 2006-07-04 2008-01-24 한국생산기술연구원 무인자동 주조 장치
TWI635916B (zh) * 2014-05-13 2018-09-21 Kyb股份有限公司 鑄造設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6571860B2 (en) Two tiered linear mold handling systems
US4747444A (en) Automated casting plant and method of casting
US3743004A (en) Automatic molding plant operation method
JP2004509768A (ja) 金属の鋳造方法および装置
JPH08132223A (ja) 自動連続鋳造方法とその装置
CA1092782A (en) Linear permanent mould casting system
JP4574059B2 (ja) 樹脂封止システムおよび半導体装置の樹脂封止方法
JPH0377767A (ja) 自動鋳造装置
JP3343551B2 (ja) 鋳造方法及び鋳造ライン
JPH07228B2 (ja) 自動鋳造装置
US20060117707A1 (en) Apparatus for producing core assemblies
US4304288A (en) Linear permanent mould casting system
CA1123571A (en) Wheel casting method and apparatus
JPS59141333A (ja) 金型交換方法およびその装置
WO1991012104A1 (en) Vertical pour casting process
JP3366100B2 (ja) 鋳造設備
JP2851190B2 (ja) 鋳造装置
JP3136026B2 (ja) 金型冷却方法
JP2000271703A (ja) 鋳銑機
US7011138B1 (en) Mold rollover apparatus
JP2001009568A (ja) 鋳造用金属炉内供給装置
JPH03226359A (ja) 精密鋳造システム
JPH0342171A (ja) 自動造型設備
CN113695550A (zh) 压铸岛的无人化的压铸方法
JPS63177951A (ja) ダイキヤスト金型装置における成形方法