JPH0813211A - 医療用及び老人用衣服 - Google Patents

医療用及び老人用衣服

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Publication number
JPH0813211A
JPH0813211A JP6138454A JP13845494A JPH0813211A JP H0813211 A JPH0813211 A JP H0813211A JP 6138454 A JP6138454 A JP 6138454A JP 13845494 A JP13845494 A JP 13845494A JP H0813211 A JPH0813211 A JP H0813211A
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JP
Japan
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garment
locking member
medical
clothes
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP6138454A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hirono
孝一 廣野
Shuzo Takeuchi
修造 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AZU KK
Original Assignee
AZU KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0813211A publication Critical patent/JPH0813211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/12Surgeons' or patients' gowns or dresses
    • A41D13/1236Patients' garments
    • A41D13/1245Patients' garments for the upper part of the body

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手指の不自由な患者や老人が自力で着脱する
ことの可能な衣服を提供する。 【構成】 衣服の重ね合わせ部分例えば上衣の前合わせ
部分に、プラスチック磁石の薄手成形品からなる吸着型
の係止部材を2個1組で取付ける。それぞれの係止部材
の対向面には、横ずれ防止手段として段差部もしくは互
いに嵌まり込む凹部と凸部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療用及び老人用衣服に
関するものであり、更に詳細には医療用及び老人用衣服
の重ね合わせ部分に取付ける係止部材の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】医療用衣服や老人用衣服は、指先の不自
由な患者や老人が簡単に着用したり脱いだりすることが
出来るように重ね合わせ部分に取付ける係止部材の構造
に種々の工夫が為されている。例えば、患者や老人は指
先の動きが悪くボタン孔内にボタンを挿通することがむ
づかしいことを考慮して稍大径のボタンを使用したり、
ボタンの代わりに係合位置が多少ずれても接合機能を保
持し得るマジックテープを使用する等の工夫が為されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大型のボタンを使用す
ることによってボタンの懸け外し動作そのものは幾分容
易になるものの、ボタンが大型になった分だけ患者や老
人の身体にボタン取付部分が当った場合の異和感が強く
なり、横臥した状態での着用感が損なわれる。
【0004】一方、マジックテープを使用した場合に
は、ボタンに比較して着脱動作そのものは容易になるも
のの、何等かの理由で着用中マジックテープ同士の係合
が外れ多数の硬質突起を植設してなるマジックテープの
雄片が肌に当った場合等には痛みを感じる等の不都合が
ある。マジックテープには、洗濯時に埃りや糸屑が付着
し易いという問題点も見受けられる。
【0005】上記以外の係止部材としてファスナーやホ
ックの使用も検討されているが、硬くて肌に対する圧迫
感や異和感が強いだけでなくボタンと同様に着脱そのも
のが容易でない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決手段とし
て本発明は、衣服の重ね合わせ部分に取付ける係止部材
を、プラスチック磁石の成形品から構成したことを特徴
とする医療用及び老人用衣服を提供するものである。
【0007】前記プラスチック磁石は、2個を1組にし
て衣服の重ね合わせ部分に取付けるが、それぞれの対向
面に、はずれ止め用の段差部または凸部と凹部を形成す
ることによって着脱動作を容易化する。
【0008】
【作用】衣服の重ね合わせ部分、例えば上衣の前合わせ
部分に縫着または接着等の適当な接合手段を利用して対
向配置状態で2個1組のプラスチック磁石を取付ける。
【0009】衣服の着用時には、両磁石の間に働く吸着
力と前記段差部同士あるいは凸部と凹部との係合を利用
して2個のプラスチック磁石間に吸着力と係止保持力を
発生させ、これによって衣服の重ね合わせ部分を係合状
態に保持する。
【0010】
【実施例】以下、図1を参照しながら本発明の具体例を
説明する。
【0011】具体例の記述に先立ってプラスチック磁石
の特性と構造について若干説明を追加する。プラスチッ
ク磁石は、可撓性樹脂からなるベース材内に磁性体とし
てハードフェライト系粉末や希土類コバルト系粉末を練
込んだ永久磁石であって、射出成形によって任意の形状
に成形することができる。軽いだけでなく衝撃に強いた
め、薄膜を始めとする高い寸法精度を要求される精密機
械部品や電子機器部品の構成素材として、その有用性が
評価されている。ベースレジンとしては、塩素化ポリエ
チレン(Cl・PE)、ニトリルブチルラバー(NB
R)、6−ナイロン(6N)、ポリフェニレンサルファ
イド(PPS)等が使用されている。
【0012】衣服、例えば入院患者が病室で着用する上
衣(1)の前合わせ部分(2A)(2B)には、図1に
示すようにプラスチック磁石の成形品からなる吸着型の
係止部材(3A)(3B)が対向配置状態で取付けられ
ている。
【0013】前記プラスチック磁石製の係止部材(3
A)(3B)は、図2及び図3に示す第1の具体例で
は、それぞれの対向面に段差部(4)及び(5)を形成
し、この段差部(4)(5)同士を段違い状に噛み合わ
せることによって係止部材(3A)(3B)間にY−Y
方向の吸着力を発生させると共に、重ね合わされた上衣
(1)の前合わせ部分(2A)と(2B)の間にX−X
方向に沿う引張荷重が付加されたときにも前合わせ部分
(2A)(2B)間に相対的な位置ずれが発生しない係
合状態を持続させている。
【0014】前記係止部材(3A)(3B)は、図3に
示すように、縫付穴(6)(6)を利用して上衣(1)
の前合わせ部分(2A)(2B)に対向配置状態で縫着
する。接合手段としては、縫着のほか、接着剤の使用も
可能である。
【0015】図4は本発明の第2の具体例の説明図であ
って、図2及び図3に示す段差部(4)(5)の代り
に、高さの低い円柱体からなる凸部(7)と、前記円柱
体の高さと略等しい深さを持ち、かつ、前記円柱体の直
径よりも稍大きな直径寸法を持つ凹部(8)を具えた係
止部材(3A)(3B)を対向配置状態で上衣(1)の
前合わせ部分(2A)(2B)に接着している。
【0016】この第2具体例では、凹部(8)の直径寸
法を凸部(7)の直径寸法よりも若干大き目になるよう
に設計することによって、上衣(1)の着用時に前合わ
せ部分(2A)(2B)間に多少の位置ずれがあっても
凹部(8)の内側に凸部(7)が滑らかに嵌まり込み得
る状態が作り出される。即ち、凸部(7)の外端面全体
が凹部(8)の内端面と面接触状態で係合することによ
って、引張荷重の負荷方向X−Xと無関係に全方向に亘
って前合わせ部分(2A)(2B)相互間の位置ずれが
抑制される。
【0017】
【発明の効果】軽い肉薄のプラスチック磁石を2個1組
の係止部材(3A)(3B)として使用することによっ
て、着脱の容易な、かつ、肌当たりの良い医療用衣服ま
たは老人用衣服(1)が得られる。
【0018】また、前記係止部材(3A)(3B)に、
対向配置状態で段差部(4)(5)または凸部(7)と
凹部(8)を形成することによって、着用時に引張荷重
X−Xが作用しても前合わせ部分(2A)(2B)間あ
るいは係止部材(3A)(3B)間に位置ずれが発生し
ない着心地の良い医療用衣服または老人用衣服(1)が
得られる。本発明によれば、指先の不自由な患者や老人
が自力で衣服(1)を着用したり脱いだりすることが可
能になる。この結果、看護者の労力節減が可能になり、
患者や老人のリハビリテーションに対しても効果が発揮
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体的な構造を説明する医療用及び老
人用衣料の正面図。
【図2】本発明の要部である係止部材の第1の具体例を
示す縦断面図。
【図3】図2の係止部材の斜視図。
【図4】本発明の要部である係止部材の第2の具体例を
示す斜視図。
【符号の説明】
1 衣服 2A 衣服の重ね合わせ部分(例えば前合わせ部分) 2B 衣服の重ね合わせ部分(例えば前合わせ部分) 3A プラスチック磁石からなる係止部材 3B プラスチック磁石からなる係止部材 4 段差部 5 段差部 6 縫付穴 7 凸部 8 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服の重ね合わせ部分に取付ける係止部
    材を、プラスチック磁石の成形品から構成したことを特
    徴とする医療用及び老人用衣服。
  2. 【請求項2】 前記係止部材を構成する2個1組のプラ
    スチック磁石のそれぞれの対向面に、はずれ止め用の段
    差部を形成したことを特徴とする請求項1記載の医療用
    及び老人用衣服。
  3. 【請求項3】 前記係止部材を構成する2個1組のプラ
    スチック磁石のそれぞれの対向面に、はずれ止め用の凸
    部と、この凸部が弛やかに嵌まり込む稍大径の凹部を形
    成したことを特徴とする請求項1記載の医療用及び老人
    用衣服。
JP6138454A 1994-06-21 1994-06-21 医療用及び老人用衣服 Pending JPH0813211A (ja)

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JPH0250204B2 (ja) * 1985-10-23 1990-11-01 Toshuki Hagiwara

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980414