JPH08131991A - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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JPH08131991A
JPH08131991A JP6306931A JP30693194A JPH08131991A JP H08131991 A JPH08131991 A JP H08131991A JP 6306931 A JP6306931 A JP 6306931A JP 30693194 A JP30693194 A JP 30693194A JP H08131991 A JPH08131991 A JP H08131991A
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duct
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Masaki Hori
正樹 堀
Koji Hori
浩二 堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒冷地においても排気口から排気された湿気
を含んだ排気中の水分が凍結して排気口が閉じるおそれ
がない。 【構成】 生ごみが分解処理される生ごみ処理装置1を
外壁の屋外側の面に配置すると共に該生ごみ処理装置1
を外壁の外面に固定した支持台9に載設する。屋内側か
ら屋外側に貫通する生ごみ投入用のダクト3を生ごみ処
理装置内に突入させる。生ごみ処理装置1下面側に排気
口43aを設け、支持台9の排気口43aに対応する部
分に開口部100を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の外壁の外面に生
ごみ処理装置を設置し、屋内側から生ごみを生ごみ処理
装置に投入して処理する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建物の屋外側において壁の外面に
沿ってごみ箱を設置することが行なわれている。このご
み箱は壁の外面に添設され、ごみ箱の上部内にキッチン
のような室内側から壁を貫通して突設されたダクトの上
部が配置されており、ごみ箱内にはごみ容器が載置して
あった。そして、屋内側において生ごみをビニール袋に
入れて密封した状態で、ダクトを介して屋内側から屋外
側に設置されたごみ箱内のごみ容器内に捨て、ごみ箱内
にごみが一杯に溜まるとごみ箱の側面に設けた扉を開い
てごみ容器を取り出して中に溜まっているごみを投棄処
分していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なごみ箱を外壁の屋外側の面に設置し、屋内側からダク
トを介してごみをごみ箱内のごみ容器に一時的に溜め、
ごみ容器が一杯になるとごみ容器を取り出して投棄する
ようにしたものにおいては、数日に一回はごみ容器が一
杯になるため、そのつど投棄する必要があって面倒であ
り、また、ごみ容器内に溜められている状態では生ごみ
そのものの腐敗が進行するため、悪臭が発生するという
問題があった。
【0004】そこで、本発明者は本発明に到る過程で、
生ごみを分解処理する生ごみ処理装置を建物の外壁の屋
外側に配置し、屋内側から屋外側に貫通する生ごみ投入
用のダクトを生ごみ処理装置内に突入させ、屋内で発生
した生ごみを生ごみ投入用のダクトから生ごみ処理装置
内に入れ、生ごみ処理装置内で生ごみを分解処理するこ
とを考えた。この場合、外壁には支持台を固定し、この
支持台に重量のある生ごみ処理装置を載設して支持する
ようにしており、また、生ごみ処理装置内で発生する水
分や臭気をファンなどを運転して排気する排気口を生ご
み処理装置の下面側において開口させ、排気口と支持台
との間の隙間から外部に排気するようにしていた。この
ようにすることで排気口の位置をできるだけ下に位置さ
せて、人の顔の近くのレベルで排気しないようにしてい
た。
【0005】しかしながら、寒冷地においては、排気口
から排気された湿気を含んだ排気中の水分が排気口の直
下の支持台の上面で凍結し、これが氷柱となって成長し
て排気口を閉じてしまうという恐れがあった。本発明は
上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、
その目的とするところは、寒冷地においても排気口から
排気された湿気を含んだ排気中の水分が凍結して排気口
が閉じるおそれがない生ごみ処理装置を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の生ごみ処理装置は、生ごみが分解処理され
る生ごみ処理装置1を外壁の屋外側の面に配置すると共
に該生ごみ処理装置1を外壁の外面に固定した支持台9
に載設し、屋内側から屋外側に貫通する生ごみ投入用の
ダクト3を生ごみ処理装置内に突入させ、生ごみ処理装
置1下面側に排気口43aを設け、支持台9の排気口4
3aに対応する部分に開口部100を設けて成ることを
特徴とするものである。
【0007】また、生ごみ処理装置1の下面側に設けた
排気口43aに排気筒101を設け、排気筒101を支
持台9の開口部100に挿入することも好ましい。ま
た、支持台9の開口部100に挿入した排気筒101の
下端部をL状に曲げて排気筒101の開口を側方に向け
ることも好ましい。
【0008】
【作用】上記のような本発明においては、外壁2の屋外
側に固定した支持台9の上に生ごみ処理装置1を載設す
ることで、重量の重たい生ごみ支持装置1であっても安
定して確実に支持台9に載置できる。そして、屋内側に
設けた開閉蓋4を開けて投入口5からダクト3を通して
生ごみ処理装置1内に屋内で発生した生ごみを投入し、
屋外に配置した生ごみ処理装置1により生ごみを分解処
理するものであり、このことにより、生ごみは処理装置
1内で分解処理されるので生ごみを投棄処分する必要が
なくなる。そして、生ごみは従来のようにごみ箱にため
るのではなく、分解処理するので、臭いの発生は少な
く、従来の単にごみ箱内に溜めるもののように腐敗して
腐敗臭がダクトを通して屋内に流れ込むというようなこ
とがない。しかも、生ごみ処理装置1内で発生した湿気
や臭気は生ごみ処理装置1下面側に設けた排気口43a
から排気されるが、この場合、支持台9の排気口43a
に対応する部分に開口部100が形成してあることで、
開口部100の下方に排気が排気される。したがって、
排気は開口部100の下方において拡散され、排気中に
含まれた湿気が支持台9に当たって凍結してこれが氷柱
となって成長して排気口43aを閉じることがない。
【0009】また、生ごみ処理装置1の下面側に設けた
排気口43aに排気筒101を設け、排気筒101を支
持台9の開口部100に挿入すると、排気が支持台9の
上面に直接衝突することがなくなり、排気中に含まれた
湿気が支持台9に当たって凍結してこれが氷柱となって
成長するという事態を完全に防止できる。また、支持台
9の開口部100に挿入した排気筒101の下端部をL
状に曲げて排気筒101の開口を側方に向けることで、
支持台9の下方においても、地面に直接排気を吹き付け
ることがなく、側方に排気を拡散できるので、排気中に
含まれた湿気を原因とする地面上における氷柱の成長を
抑制できることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。図1、図2、図6、図7等に示すように、建
物の外壁2には孔19を開けてダクト2を貫通させてあ
る。ダクト2は屋内側にフランジ18を設けてあり、こ
のフランジ18を外壁2の孔19の屋内側の縁に当て、
この状態でフランジ18の表面側に投入口5を有する投
入枠20を当ててねじのような固着具により壁に投入枠
20を固着することにより取付けてある。投入枠20に
は開閉蓋4が開閉自在に設けてある。ダクト2の他端部
は屋外側に突出している。
【0011】図6に示すように、外壁2の屋内側には投
入枠20の隣に操作スイッチ55が取付けられ、操作ス
イッチ55から導出したリード線56が図8に示すよう
に、外壁2の屋外側に導出してあり、該リード線56の
先端にコネクター50が設けてある。また、投入枠20
には図6に示すように、開閉扉4の開閉によりオン、オ
フされる投入口スイッチ57が設けてあり、該投入口ス
イッチ57から導出されたリード線58が外壁2の屋外
側に導出してあり、該リード線58の先端にコネクター
50が設けてある。更に、外壁2内に配線した電線59
が屋外側に導出してある。図中60は操作スイッチカバ
ーであって操作スイッチ55の前面側に取付けられる。
【0012】外壁2の屋外側には図8のようにダクト枠
8がねじのような固着具により固着してある。この場
合、ダクト枠8には孔が形成してあり、このダクト枠8
の孔が外壁2に設けた孔と合うように取付け、ダクト2
がダクト枠8の孔を貫通するようにする。図8、図15
に示すように、ダクト枠8の上端縁部にはL状をした係
止部10が設けてある。ダクト枠8の両側部には上下に
リブ部22が突設してある。また、ダクト枠8の下端部
にはタッピングねじ23が仮止めしてあり、この場合、
タッピングねじ23の頭部24がダクト枠8の外面より
少し(5mm程度)突出させてある。
【0013】外壁2の屋外側の面のダクト枠8の下方位
置には支持台9が取付けられる。この支持台9の取付け
に当たっては、定規の役目をする連結金具21を用いて
ダクト枠8から所定の距離下方に位置した位置に支持台
9を取付けるようになっている。連結金具21は上端部
にだるま孔25が設けてあり、下端部にタッピングねじ
23が仮止めしてあり、この場合、タッピングねじ23
の頭部24がダクト枠8の外面より少し(5mm程度)
突出させてある。
【0014】支持台9は受け台部26の後端部から上方
に垂直な固定部27を突出したもので、受け台部26の
前端及び両側端部には更に側片28が下方に垂下してあ
り、側片28には更に固定片29が設けてある。固定部
27にはだるま孔30が設けてある。しかして、ダクト
枠8をダクト枠8に設けた孔が外壁2に設けた孔に連通
し且つダクト2を挿通できるように位置決めした状態で
固着具により外壁2に固着した状態で、ダクト枠8の下
端部に仮止めしたタッピングねじ23の頭部24に連結
金具21のだるま孔25の大孔をはめ込んで連結金具2
1を下方にずらすことで上記仮止めしたタッピングねじ
23にだるま孔25の小孔を引っ掛ける。ここで、だる
ま孔25の小孔の径はタッピングねじ23の頭部24よ
りも小径であって、連結金具21がはずれないようにな
っている。このようにして外壁2に固定したダクト枠8
に連結金具21を仮吊り下げする。次に、連結金具21
の下端部に仮止めしたタッピングねじ23の頭部24に
支持台9の固定部27に設けただるま孔30の大孔をは
め込んで支持台9を下方にずらすことで上記仮止めした
タッピングねじ23にだるま孔30の小孔を引っ掛け
る。ここで、だるま孔30の小孔の径はタッピングねじ
23の頭部24よりも小径であって、支持台9がはずれ
ないようになっている。このようにすることで、定規と
しての役目を有する連結金具21を介して支持台9をダ
クト枠8の所定の下位位置に吊り下げることができ、こ
の状態で支持台9の固定部27及び固定片29を外壁2
に固着具により固着するものである。そして、上記ダク
ト枠8及び連結金具21にそれぞれ仮止めしていたタッ
ピングねじ23をねじ込んで、該タッピングねじ23の
先端部を外壁2に固着するものである。
【0015】上記のようにしてダクト枠8から所定の下
位位置において外壁2に固着した支持台9には生ごみ処
理装置1が載設支持される。支持台9は図16に示すよ
うな形状をしており、支持台9の受け台部26には位置
決め凹部13が設けてあり、この位置決め凹部13には
図16(d)に示すように防振ゴムのような防振用弾性
体14がはめ込んである。支持台9の受け台部26の上
面部は中央部の前部を凹ませて排水部15としてあり、
上面の両側及び後部はそれぞれ排水部15側に向けて下
り傾斜しており(図9の矢印方向に下り傾斜してい
る)、受け台部26の上面に水がこぼれても上面の傾斜
面に沿って排水部15に流れ、排水部15の前端から排
水されるようになっている。また支持台9には開口部1
00が設けてある。
【0016】生ごみ処理装置1の下面部には位置決め脚
12が設けてある。この生ごみ処理装置1の内部に槽体
31が設けてあり、この槽体31内には攪拌モータ32
により回転する攪拌部34付きの回転軸33が回転自在
に設けてある。生ごみ処理装置1内には図示を省略して
いるが、微生物が寄生した木質細片のような生ごみ処理
材が入れてある。この生ごみ処理材としては従来から公
知の木質細片(例えば特公平2ー10398号、特公平
2ー30760号、実公平3ー22385号等)が使用
できる。
【0017】生ごみ処理装置1の内部の槽体31の底部
には下部点検口35が設けてあって、下部点検口35に
は下蓋6が開閉自在に取付けてある。また、生ごみ処理
装置1の前面板36は着脱自在となっており、前面板3
6を取り外すことで、下蓋6を露出させ、下蓋6の開閉
操作ができるようになっている。生ごみ処理装置1内の
上部の内周部には内側に張り出した張り出し部37が設
けてあり、この張り出し部37には図5に示すように底
部に送風口38と排気入口39とが設けてある。送風口
38は送風路40の一端部に設けてあり、送風路40の
他端部は外部に連通しており、この送風路40には送気
ファン41、ヒータ42が配設してある。排気入口39
は排気路43の一端部に設けてあり、排気路43の他端
部は生ごみ処理装置1の下面部に開口していて排気口4
3aとなっている。排気路43には排気ファン44が設
けてある。また、張り出し部37内には制御基板45が
設けてある。
【0018】生ごみ処理装置1内の張り出し部37より
も上方位置の側面部には換気扇46が取付けてあり、生
ごみ処理装置1の側面部の上部の図5において47で示
す部分が換気扇46からの排気用開口となっている。生
ごみ処理装置1内の上部側面部の換気扇46の取付け部
分の隣には端子台48が取付けてあり、端子台48は制
御基板45や換気扇46と電線により接続してある。ま
た、制御基板45や端子台48から導出されたリード線
49の先端部のコネクター50が上記換気線46の側方
の隣位置に引出してある。また、制御基板45から導出
した別のリード線49の先端に設けたコネクター50と
生ごみ処理装置1に設けたリードスイッチ52に設けた
リード線53のコネクター50とが換気線46の隣の位
置で接続してある。
【0019】生ごみ処理装置1の上記張り出し部37よ
り上方位置の前面部が開閉自在な点検蓋4となってお
り、点検蓋4を開閉することで上記リードスイッチ52
をオン、オフするようになっている。点検蓋7は図18
に示すようなもので、合成樹脂製のブロー成形により内
部が中空となるように形成してあり、このようにブロー
成形品を用いることで断熱性に富みながら軽量化できる
ものであり、また、点検蓋7が断熱性に優れているの
で、生ごみ処理装置1内で生ごみ処理中に発熱するが該
熱を逃がすことがなく、生ごみ処理効率を低下させない
ようにできる。
【0020】生ごみ処理装置1の上端部の背面側にはフ
ック11が設けてある。しかして、上記の構成の生ごみ
処理装置1を建物の外壁2の外面側に取付けるには、す
でに述べたようにして外壁2に取付けたダクト枠8、支
持台9を利用して生ごみ処理装置1を取付けるものであ
る。すなわち、図11に示すようにダクト枠8に設けた
係止部10に生ごみ処理装置1の上部のフック11を引
っ掛け係止すると共に生ごみ処理装置1の下部より突設
された位置決め脚12を支持台9の上面に凹設された位
置決め凹部13に載設するものである。そして、図12
に示すように固定ねじ54により生ごみ処理装置1をダ
クト枠8の両側部のリブ部22に固定するものである。
図中69は防水パッキンである。このようにすること
で、生ごみ処理手段を備えた重量のある生ごみ処理装置
1をダクト枠8と支持台9とで安定して支持できること
になる。ここで、生ごみ処理装置1の前面部は図1、図
11に示すように支持台9の前端部よりも少し前方に飛
び出した状態で取付けられるものであり、このようにす
ることで、下蓋6を開いて内部の生ごみ処理材を取り出
す際、支持台9の上に生ごみ処理材が溢れて溜まったり
しない。
【0021】また、上記のように支持台9に生ごみ処理
装置1を載設した場合に、該生ごみ処理装置1の下面側
に設けた排気口43aと上記支持台9に設けた開口部1
00とが上下に対向するように載設されるものである。
ここで、開口部100は排気口43aとほぼ同じ大きさ
かあるいは排気口43aよりも大きく設定してある。こ
のようにして生ごみ処理装置1を外壁2の外面側に取付
けた状態で、図13(a)に示すように、操作スイッチ
55から導出したリード線56の先端のコネクター5
0、投入口スイッチ57から導出されたリード線58先
端のコネクター50及び電線59の先端をそれぞれ、生
ごみ処理装置1内に導入し、換気扇46の隣位置におい
て、上記リード線56の先端のコネクター50、リード
線58先端のコネクター50をそれぞれ 制御基板45
や端子台48から導出されたリード線49の先端部のコ
ネクター50と接続し、また、電線59を端子台48に
接続する。図14には回路図が示してある。図中62は
コード止めなどであり、生ごみ処理装置1や換気扇46
等に取付けてあってリード線や電線を支持している。そ
して、上記端子台48、コネクタ50の接続部分を換気
扇46の隣に位置させた状態で図13(b)のように、
カバー61により覆うものである。ここで、カバー61
は換気扇46の前面に位置する開口を有する換気扇カバ
ー部61aと、端子台48やコネクタ50の接続部分を
覆う配線ボックスカバー部61bとが連設一体化したも
のであり、いわば換気扇のカバーに端子台48やコネク
タ50の接続部分を覆う役目を兼用させたものとなって
いる。
【0022】換気扇46は図13のようにダクト3の生
ごみ処理装置1内に突入した部分の側方位置に配置して
あり、ダクト3からの生ごみの投入の影響を受けないが
ダクト3に近い位置に配置してある。そして、上記換気
扇46は投入口5に設けた開閉蓋4を開いた時にオンさ
れて回転することで、ダクト3を通して屋内に生ごみ処
理装置1からの臭いが流れないようにしてある。また、
上記換気扇46の隣に端子台48やコネクタ50の接続
部分を配置してカバー61で覆ってあることで、ダクト
3からの生ごみの投入の影響を受けない位置で且つ、槽
体31よりも上方の生ごみ処理装置1の上部の生ごみの
処理に影響を受けない位置に端子台48やコネクタ50
の接続部分が位置することになり、生ごみの水による漏
電の恐れがなく、カバー61によりいっそう確実に水が
入らないようにできるものである。
【0023】ダクト3内にはインナーダクト16が着脱
自在にはめこんである。インナーダクト16は図17に
示すように上方が開口した断面U字状をしており、屋内
側の端部外周に両外側方及び下方に向けて外フランジ部
65を設けてあり、さらにインナーダクト16の底片部
の屋内側の端部から方に向けて水返し用突片17を突出
させてある。インナーダクト16は投入枠20の投入口
5からダクト3内に挿入され、外フランジ部65が投入
枠20に引っ掛かってそれ以上落下しないようになって
いる。この状態でインナーダクト16の先端部は生ごみ
処理装置1内においてダクト3の先端よりも少し突出す
るようになっていて、生ごみを投入口5から生ごみ処理
装置1内に投入する際にダクト3を汚さないようになっ
ている。
【0024】しかして、室内で生ごみが発生すると、開
閉蓋4を開いて投入口5から生ごみをダクト3(インナ
ーダクト16)を介して生ごみ処理装置1内に投入す
る。この場合、開閉蓋4を開くと投入口スイッチ57が
動作し、換気扇46を運転して換気を行って生ごみ処理
装置1内の臭いがダクト3を通して屋内に流れ込まない
ようにし、また、開閉蓋4を開いて投入口スイッチ57
が動作する時同時に攪拌モータ32の運転を止めて攪拌
部34付きの回転軸33が回転しないようにし、誤って
ダクト3内に屋内から手をいれたりした場合に攪拌部3
4の回転により事故が生じないようにしてある。
【0025】上記攪拌モータ32は開閉蓋4及び点検蓋
7を閉じた場合に一定時間のサイクルで運転し、投入さ
れた生ごみを生ごみ処理装置1の槽体31内に充填した
微生物が寄生する生ごみ処理材と攪拌混合し、生ごみ処
理材に寄生する微生物により分解させるものである。し
たがって、生ごみは分解処理されるため、いったん生ご
み処理装置1内に入れれば、その後生ごみとして投棄処
分する必要はない。上記生ごみ処理に当たり、送気ファ
ン41を運転し、ヒータ42で加温した外気を送風口3
8から生ごみ処理装置1内に供給し、生ごみの分解処理
環境を作るものである。一方、生ごみ処理中に水分が蒸
発するが、この蒸発した水分は排気ファン44を運転す
ることで外部に排気される。この場合、生ごみを分解処
理するので、従来のように単に生ごみを収納して溜めて
おくもののように腐敗が進行して腐敗臭が発生すること
はないが、わずかではあるが生ごみの分解処理で臭いが
発生する。この臭いは上記排気ファン44の運転により
外部に排気されるものである。
【0026】この生ごみ処理装置1内で発生した湿気や
臭気は排気路43を通って生ごみ処理装置1の下面側に
設けた排気口43aから排気されるが、この場合、支持
台9の排気口43aに対応する部分に開口部100が形
成してあるので、開口部100の下方に排気が排気され
る。したがって、排気は開口部100の下方において拡
散され、この結果、寒冷地においても、排気中に含まれ
た湿気が支持台9の上面に当たって凍結してこれが氷柱
となって成長して排気口43aを閉じることがないもの
である。
【0027】また、上記のように支持台9よりも下方に
排気を放出するので、人の顔よりもかなり下方において
排気されることになり、つまり、生ごみ処理装置1を外
壁2に取付ける位置は点検蓋7の位置が屋外に人が立っ
た状態で内部を見ることができる程度の位置であるた
め、当然、支持台9よりも下方に排気を放出すると、屋
外において人の顔面に排気が直接当たるというようなこ
とがない。
【0028】一方、生ごみ処理材の量が適正な量入って
いるか、あるいは、生ごみ処理が適正に行われている
か、あるいは、投入口5から誤って生ごみ以外のスプー
ンなどの異物を投入した場合、あるいは配線や制御基板
45の点検等の場合には、点検蓋7を開いて行うもので
ある。点検蓋7を開くと、リードスイッチ52が作動
し、攪拌モータ32の運転を止めるものである。
【0029】また、生ごみ処理装置1内で生ごみ処理材
1と生ごみとを混合して生ごみを分解処理するのである
が、分解処理されない異物が少しずつ溜まっていくの
で、約半年に一度程度は下蓋6を開いて生ごみ処理材1
を取り出して、分解処理されない異物を除去する。その
後、下蓋6を閉じ、点検蓋7を開けて再び槽体31内に
投入する。この場合、生ごみ処理材が目減りしている場
合には目減り分を補充して加える。
【0030】次に、本発明の他の実施例を図20に基づ
いて説明する。図20に示す実施例では生ごみ処理装置
1の下面側に設けた排気口43aに排気筒101を接続
し、この排気筒101を支持台9の開口部100に挿入
してある。排気筒101の取付けに当たって、図20に
示すものは、合成樹脂乃至金属製の排気筒101に固定
用鍔部102を設け、これを生ごみ処理装置1の下面部
にねじ具103により固着してある。この場合、開口部
100を固定用鍔部102を設けた排気筒101を挿入
できる大きさにしてあり、支持台9に生ごみ処理装置1
を載設した後、支持台9の開口部100に下方から排気
筒101を挿入して排気筒101の上端部を排気口43
a内に嵌め込み、この状態で生ごみ処理装置1の下面部
にねじ具103により固着するものであり、このように
することで、生ごみ処理装置1の支持台9への設置時に
排気筒101を支持台9の開口部100に同時に嵌め込
む作業が必要でなく、生ごみ処理装置1の支持台9への
設置作業が簡略化される。この場合、図24に示すよう
に排気筒101の上端部外面に突起106を設け、開口
部100の下方から排気筒101を挿入して排気口43
a内に無理嵌めすることで突起106が排気口43aの
内面に圧接して排気筒101を接続してもよい。
【0031】また、図21乃至図23に示す実施例では
ゴムやシリコン樹脂等の弾性を有する材料で排気筒10
1が形成してあり、支持台9の開口部100に弾性を有
する排気筒101を嵌め込んで下フランジ104を支持
台9の上面に押し当て、この状態で、生ごみ処理装置1
を支持台9の上に設置すると共に弾性を有する排気筒1
01の上端部を排気口43aに嵌め込み、排気筒101
に設けた上フランジ105を生ごみ処理装置1の下面部
に押し当てる。この実施例においては、生ごみ処理装置
1の支持台9への設置時にあらかじめ支持台9の開口部
100に取付けた排気筒101に排気口43aを同時に
嵌め込むようにしたにもかかわらず、排気筒101が弾
性を有しているので、寸法誤差や設置時の位置ずれを吸
収して接続できるものである。図22においては生ごみ
処理装置1の下部のみを先に支持台9に設置した場合の
例が示してあるが、生ごみ処理装置1の全体を支持台9
に一度に載置してもよい。
【0032】上記生ごみ処理装置1の下面側に設けた排
気口43aに排気筒101を設け、排気筒101を支持
台9の開口部100に挿入する各実施例においては、排
気が支持台9の上面に直接衝突することを完全に防止で
き、排気中に含まれた湿気が支持台9に当たって凍結し
てこれが氷柱となって成長するという事態を完全に防い
で、排気口43aが氷により閉じることを確実に防止で
きるものである。
【0033】図25には本発明の更に他の実施例が示し
てある。この実施例では上記各実施例のようにして取付
けられた排気筒101の下端部をL状に屈曲して側方に
排気するようにしてある。このものにあっては、排気が
支持台9の上面に直接衝突することを完全に防止でき、
排気中に含まれた湿気が支持台9に当たって凍結してこ
れが氷柱となって成長するという事態を完全に防いで、
排気口43aが氷により閉じることを確実に防止でき、
しかも、排気を直接地面に吹き付けることがなく、排気
は支持台9の下方において側方に拡散されて排気される
ことになり、仮に、排気中に含まれている湿気の水分が
地面Gの上で氷Iとして成長する場合があるとしても、
側方に拡散されているため地面Gの上で氷Iとして成長
するものは少なく、また、側方に拡散される排気により
氷Iが溶かされて排気筒101の下端の側方開口が塞が
らないものである。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、生ごみが分解処理さ
れる生ごみ処理装置を外壁の屋外側の面に配置すると共
に該生ごみ処理装置を外壁の外面に固定した支持台に載
設し、屋内側から屋外側に貫通する生ごみ投入用のダク
トを生ごみ処理装置内に突入させ、生ごみ処理装置下面
側に排気口を設け、支持台の排気口に対応する部分に開
口部を設けてあるので、屋内側に設けた開閉蓋を開けて
投入口からダクトを通して生ごみ処理装置内に投入され
た生ごみは、そのまま、外壁の屋外側に取付けた生ごみ
処理装置により分解処理されるものであり、その後生ご
みを再投棄処分するというような必要がなく、屋内側の
投入口からの投入のみでよいという利点がある。しか
も、生ごみは従来のようにごみ箱にためるのではなく、
分解処理するので、臭いの発生は少なく、従来の単にご
み箱内に溜めるもののように腐敗して腐敗臭がダクトを
通して屋内に流れ込むというようなことがないものであ
る。更に、生ごみ処理装置内で発生した湿気や臭気は生
ごみ処理装置の下面側に設けた排気口から排気される
が、この排気は支持台の上面に直接吹き当たることがな
く、支持台の下方に吹き出されることになり、この結
果、排気は開口部の下方において拡散され、排気中に含
まれた湿気が支持台に当たって凍結してこれが氷柱とな
って成長して排気口を閉じるというトラブルを防止でき
るものである。
【0035】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、生ごみ処理装置
の下面側に設けた排気口に排気筒を設け、排気筒を支持
台の開口部に挿入してあるので、排気が支持台の上面に
直接衝突することが完全に防止され、排気中に含まれた
湿気が支持台に当たって凍結してこれが氷柱となって成
長するという事態を完全に防止できるものである。
【0036】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項2記載の発明の効果に加えて、支持台の開口部に挿
入した排気筒の下端部をL状に曲げて排気筒の開口を側
方に向けてあるので、支持台の下方においても、地面に
直接排気を吹き付けることがなく、側方に排気を拡散で
きるので、排気中に含まれた湿気を原因とする地面上に
おける氷柱の成長を抑制できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付け状態を示す側面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の生ごみ処理装置の斜視図である。
【図5】同上の要部断面図である。
【図6】同上のダクト、投入枠の取付けを示す分解斜視
図である。
【図7】同上のインナーダクトの取付けを示し、(a)
は分解斜視図であり、(b)は断面図である。
【図8】同上のダクト枠、連結金具、支持台の取付けを
示す分解斜視図である。
【図9】同上の支持台の背面側からみた斜視図である。
【図10】同上の生ごみ処理装置のダクト枠及び支持台
への取付けを示す分解斜視図である。
【図11】同上の生ごみ処理装置のダクト枠及び支持台
への取付けを示し、(a)は斜視図であり、(b)は側
面図である。
【図12】同上の生ごみ処理装置の固定ねじによる固定
を示す斜視図である。
【図13】(a)は換気ファンやコネクターの接続部を
示す斜視図であり、(b)はカバーで覆った状態の斜視
図である。
【図14】同上の回路図である。
【図15】同上に用いるダクト枠を示し、(a)は平面
図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図であ
る。
【図16】同上に用いる支持台を示し、(a)は平面図
であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図であ
り、(d)は位置決め凹部の断面図である。
【図17】同上に用いるインナーダクトを示し、(a)
は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は正面
図であり、(d)は要部拡大断面図である。
【図18】同上に用いる点検蓋を示し、(a)は側面図
であり、(b)は断面図である。
【図19】同上の下蓋を外すために前面板を取り外した
状態を示す斜視図である。
【図20】本発明の他の実施例の排気筒を取付ける例を
示す概略断面図である。
【図21】本発明の更に他の実施例の排気筒を取付ける
例を示す概略断面図である。
【図22】(a)は同上の支持台にごみ処理装置の下部
を載置している状態の正面断面図であり、(b)は同上
の側面断面図である。
【図23】同上に用いる排気筒を示し、(a)は平面図
であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図であ
る。
【図24】同上に用いる他の排気筒を示し、(a)は平
面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図で
ある。
【図25】本発明の更に他の実施例の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 生ごみ処理装置 2 外壁 9 支持台 43a 排気口 100 開口部 101 排気筒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみが分解処理される生ごみ処理装置
    を外壁の屋外側の面に配置すると共に該生ごみ処理装置
    を外壁の外面に固定した支持台に載設し、屋内側から屋
    外側に貫通する生ごみ投入用のダクトを生ごみ処理装置
    内に突入させ、生ごみ処理装置下面側に排気口を設け、
    支持台の排気口に対応する部分に開口部を設けて成るこ
    とを特徴とする生ごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 生ごみ処理装置の下面側に設けた排気口
    に排気筒を設け、排気筒を支持台の開口部に挿入して成
    ることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装置。
  3. 【請求項3】 支持台の開口部に挿入した排気筒の下端
    部をL状に曲げて排気筒の開口を側方に向けて成ること
    を特徴とする請求項2記載の生ごみ処理装置。
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