JPH08130502A - セルラー方式移動電話システム - Google Patents

セルラー方式移動電話システム

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JPH08130502A
JPH08130502A JP6269558A JP26955894A JPH08130502A JP H08130502 A JPH08130502 A JP H08130502A JP 6269558 A JP6269558 A JP 6269558A JP 26955894 A JP26955894 A JP 26955894A JP H08130502 A JPH08130502 A JP H08130502A
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JP
Japan
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cell base
mobile station
base station
station
call
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Pending
Application number
JP6269558A
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English (en)
Inventor
Shizuka Suzuki
静 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話回線網からの着信に対して、交換局から
セル基地局の範囲を限定した一斉呼び出しを可能にし、
その一斉呼び出しのトラフィック量を低減して、通話接
続制御が複雑にならないようにする。 【構成】 交換局10が電話回線網から着信に基づいて
一斉呼び出しを行う場合、移動局13を検出した前回の
セル基地局11cに隣接する、最も近い位置のセル基地
局11bから順次、遠くなるセル基地局11cに対して
一斉呼び出しを行う。移動局13が登録された位置登録
エリアにおける全ての基地局11a〜11iに対する一
斉呼び出しを交換局10が行わないようにして、トラフ
ィック量を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セル基地局の範囲を限
定して一斉呼び出しを行うセルラー方式移動電話システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のセルラー方式移動電話シ
ステムでは、中央制御局からの一斉呼び出しが交換局、
セル基地局を通じてセル基地局のサービスエリアに位置
(移動)する自動車電話機、携帯電話機の移動局に対し
て行われる。この場合、移動局が、その位置(移動)し
ていることを登録した位置登録エリアにおける全てのセ
ル基地局を通じて一斉呼び出しを行い、該当する移動局
が位置(移動)しているセル基地局からの応答を交換局
を通じて中央制御局が受けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例のセ
ルラー方式移動電話システムでは、位置登録エリアにお
けるセル基地局の増加に伴って、一斉呼び出しのトラフ
ィック量が増加する。また、セル基地局の周囲の電波伝
播状況が悪い場合(例えば、ビルディングなどでの反射
が多い地区)、電波伝播の状況に基づいて区切った多数
のセル基地局を設けて、その無線回線の接続を確実に行
えるようにしている。すなわち、セル基地局のサービス
エリアが小さくなる傾向にあり、このため一斉呼び出し
のトラフィック量が増加することになる。換言すれば、
通話接続の制御が複雑化するという欠点がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、電話回線網からの着信に対して交換局か
らセル基地局の範囲(セル基地局の局数)を限定した一
斉呼び出しが交換局から可能になり、その一斉呼び出し
のトラフィック量が低減されて、通話接続制御の複雑化
を避けることができる優れたセルラー方式移動電話シス
テムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のセルラー方式移動電話システムは移
動局と無線回線を通じて接続され、かつ、それぞれのサ
ービスエリアが隣接した複数のセル基地局と、この複数
のセル基地局と有線回線で接続されるとともに電話回線
網からの着信に対し、複数のセル基地局を通じて移動局
を呼び出す交換制御を行う交換局とを備え、交換局に、
移動局がセル基地局を通じて行った回線接続の履歴情報
を格納する格納手段と、電話回線網からの着信に対する
移動局をセル基地局を通じて一斉呼び出しを行う呼出手
段と、呼出手段が一斉呼び出しを行う際に格納手段の経
歴情報を調べて、移動局が前回、回線接続したセル基地
局から離れる方向で隣接するセル基地局を順次、呼び出
して移動局からの応答を得るための制御を行う制御手段
とを備える構成としている。
【0006】請求項2記載のセルラー方式移動電話シス
テムは、移動局と無線回線を通じて接続される、それぞ
れのサービスエリアが隣接した複数のセル基地局と、こ
の複数のセル基地局と有線回線で接続され、かつ、電話
回線網からの着信に対し、複数のセル基地局を通じて移
動局を呼び出す交換制御を行う交換局とを備え、交換局
に、移動局がセル基地局を通じて行った回線接続の位置
情報を格納する格納手段と、電話回線網からの着信に対
する移動局をセル基地局を通じて一斉呼び出しを行う呼
出手段と、呼出手段が一斉呼び出しを行う際に、格納手
段の位置情報を調べて、移動局が前回、回線接続したセ
ル基地局から離れる方向で隣接し、かつ、取り囲む複数
のセル基地局を順次、呼び出しを行って移動局からの応
答を得るための制御を行う制御手段とを備える構成とし
ている。
【0007】請求項3記載のセルラー方式移動電話シス
テムは、移動局と無線回線を通じて接続され、かつ、そ
れぞれのサービスエリアが隣接した複数のセル基地局
と、複数のセル基地局と有線回線で接続され、かつ、電
話回線網からの着信に対し、複数のセル基地局を通じて
移動局を呼び出す交換制御を行う交換局とを備え、交換
局に、移動局がセル基地局を通じて行った回線接続の履
歴情報を格納する格納手段と、電話回線網からの着信に
対する移動局をセル基地局を通じて一斉呼び出しを行う
呼出手段と、呼出手段が一斉呼び出しを行う際に、格納
手段の経歴情報を調べて、移動局が移動している確率が
最も高いセル基地局を選択して呼び出す制御を行う制御
手段とを備える構成である。
【0008】請求項4記載のセルラー方式移動電話シス
テムは、前記制御手段が、経歴情報から移動局が移動し
ている確率が最も高いセル基地局を選択する際に、セル
基地局を通じた回線接続が最も今回の呼び出しに近い時
間で回線接続したセル基地局を選択して呼び出す構成と
している。
【0009】
【作用】このような構成により、請求項1記載のセルラ
ー方式移動電話システムは、電話回線網からの着信に対
し、セル基地局を通じて一斉呼び出しを行う際に経歴情
報を調べて、移動局が前回、回線接続したセル基地局か
ら離れる方向で隣接するセル基地局を順次、呼び出して
移動局からの応答を得るようにしている。したがって、
電話回線網からの着信に対して交換局からセル基地局の
範囲(セル基地局の局数)を限定した一斉呼び出しが交
換局から可能になる。すなわち、従来、慣用的に行われ
ていたように、移動局が登録された位置登録エリアにお
ける全てのセル基地局に対する一斉呼び出しを行わず、
一局ずつセル基地局を呼び出しを行っている。したがっ
て、その一斉呼び出しのトラフィック量が最も低減され
て、通話接続制御の複雑化が避けられる。
【0010】請求項2記載のセルラー方式移動電話シス
テムは、電話回線網からの着信に対する移動局をセル基
地局を通じて一斉呼び出しを行う際に、位置情報を調べ
て、移動局が前回、回線接続したセル基地局から離れる
方向で隣接し、かつ、取り囲む(例えば、セル基地局を
円形状に取り囲む)複数のセル基地局を順次、呼び出し
て移動局からの応答を得るようにしている。したがっ
て、電話回線網からの着信に対して交換局からセル基地
局の範囲を限定した一斉呼び出しが交換局から可能にな
る。すなわち、セル基地局を円形状に取り囲むの複数の
セル基地局を順次、呼び出しているため、従来、慣用的
に行われていたように、移動局が登録された位置登録エ
リアにおける全てのセル基地局に対する一斉呼び出しを
行わないですみ、その一斉呼び出しのトラフィック量が
低減し、通話接続制御の複雑化が避けられる。
【0011】請求項3,4記載のセルラー方式移動電話
システムは、電話回線網からの着信に対する移動局をセ
ル基地局を通じて一斉呼び出しを行う際に、経歴情報を
調べて、移動局が移動している位置の確率が最も高いセ
ル基地局を選択して呼び出すようにしている。この場
合、セル基地局を通じた回線接続が最も今回の呼び出し
に近い時間で回線接続したセル基地局を選択して呼び出
している。したがって、電話回線網からの着信に対して
交換局からセル基地局の範囲(セル基地局の局数)を限
定した一斉呼び出しが交換局から可能になる。すなわ
ち、従来、慣用的に行われていたように、移動局が登録
された位置登録エリアにおける全てのセル基地局に対す
る一斉呼び出しを行わず、一局ずつセル基地局を呼び出
しを行うことができ、その一斉呼び出しのトラフィック
量が大きく低減されて、通話接続制御の複雑化を避ける
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のセルラー方式移動電話システ
ムの実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明のセルラー方式移動電話シス
テムの第1実施例における構成を示す説明図である。図
1において、この例は、位置登録エリアの一部を示し、
図示しない中央制御局などと有線回線で接続される交換
局10と、この交換局10と有線回線で接続されるセル
基地局11a,11b,11c,11d,11e,11
f,11g,11h,11iを有し、この例では、セル
基地局11aのサービスエリア12a内に移動局13が
位置(移動)している。
【0014】次に、この第1実施例の動作について説明
する。交換局10ではセル基地局11a〜11iのそれ
ぞれのサービスエリアに位置(移動)している移動局の
履歴情報を管理しており、交換局10が電話回線網から
の着信に基づいて一斉呼び出しを行う。ここでセル基地
局11cのサービスエリア12cで前回、移動局13を
検出している場合、このセル基地局11cのサービスエ
リア12cの隣のセル基地局11bのサービスエリア1
2bにおける一斉呼び出しを行う。セル基地局11bか
らの応答が交換局10にない場合、交換局10は次にセ
ル基地局11cのサービスエリア12cでの一斉呼び出
しを行う。このセル基地局11cのサービスエリア12
cには移動局13が位置(移動)しており、その応答が
セル基地局11cから交換局10に行われる。
【0015】このように、この第1実施例では、交換局
10が電話回線網から着信に基づいて一斉呼び出しを行
う場合、移動局13を検出した前回のセル基地局11c
に隣接する、最も近い位置のセル基地局11bから順次
遠くなるセル基地局11cのサービスエリア12cでの
一斉呼び出しを行っている。したがって、従来、慣用的
に行われていたように、移動局13が登録された位置登
録エリアにおける全てのセル基地局11a〜11iに対
する一斉呼び出しを行わないため、そのトラフィック量
が低減され、通話接続の制御が複雑化しなくなる。
【0016】図2は、第2実施例の構成を示す図であ
る。図2において、この例は位置登録エリアの一部を示
し、図示しない中央制御局などと有線回線で接続される
交換局10と、この交換局10と有線回線で接続され、
かつ、交換局10で履歴情報が管理されるセル基地局2
0a,20b,20c,20d,20e,20f,20
g,20h,20i、20j,20k,20l,20
m,20n,20o,20q,20r,20s,20t
を有する。この例では、セル基地局20aのサービスエ
リア21a内に移動局22が位置(移動)し、さらに、
セル基地局20dのサービスエリア21c内に移動局2
3が位置(移動)している。交換局10はセル基地局2
0a〜20tのそれぞれのサービスエリア内に位置(移
動)した移動局23の回線接続情報である履歴情報を管
理している。
【0017】次に、この第2実施例の動作について説明
する。交換局10では管理しているセル基地局20a〜
20tで、電話回線網からの着信に対する移動局の履歴
情報がない場合、例えば、交換局10では、セル基地局
20aのサービスエリア21a内に位置(移動)してい
る移動局22の履歴情報がなく、この移動局22がセル
基地局20bで位置登録を行っている場合や、同様にセ
ル基地局20dのサービスエリア21c内に位置(移
動)している移動局23の履歴情報がなく、この移動局
23がセル基地局20bで位置登録を行っている場合
に、交換局10は、まず、位置登録が行われていたセル
基地局21bに呼び出しを行う。セル基地局20bのサ
ービスエリア21bには移動局22が位置(移動)して
いないため、その応答が得られない。次に交換局10で
は、前回、位置登録を行っていたセル基地局20bに隣
接するサービスエリアに移動局22が位置(移動)して
いると考え、セル基地局20bに隣接するセル基地局2
0a,20c,20k,20l,20p,20qで、グ
ループの一斉呼び出しを行う。このグループの一斉呼び
出しに対して、セル基地局20aのサービスエリア21
aに位置(移動)している移動局22が応答する。
【0018】また、移動局23に対する一斉呼び出しの
場合、前記の移動局22の場合と同様に、まず、交換局
10はセル基地局21bに呼び出しを行い、さらに、セ
ル基地局20bに隣接するセル基地局20a〜20q
で、グループの一斉呼び出しを行う。このグループの一
斉呼び出しに対しては移動局23からの応答がないた
め、次に、セル基地局20a〜20qに隣接するセル基
地局20d,20e,20j,20i,20o,20
s,20tで、グループの一斉呼び出しを行う。このグ
ループの一斉呼び出しに対して、セル基地局20cのサ
ービスエリア21cに位置(移動)している移動局23
が応答する。
【0019】このように、この第2実施例では、交換局
10に履歴情報がない場合に、前回、位置登録を行って
いたセル基地局20bに隣接した周囲のセル基地局20
a〜20qで一斉呼び出しを行い、ここで移動局23の
応答がない場合に、さらに、この周囲のセル基地局20
d〜20tに一斉呼び出しを行う。すなわち、順次、隣
接する周囲のセル基地局のみの一斉呼び出しを行ってい
る。したがって、従来、慣用的に行われていたように、
移動局13が登録された位置登録エリアにおける全ての
セル基地局に対する一斉呼び出しを行わないため、その
トラフィック量を低減されて、通話接続の制御が複雑に
ならない。
【0020】図3は、第3実施例の構成を示す図であ
り、図4は、図3中のデータベースの内容を示す図であ
る。図3及び図4において、この例は、位置登録エリア
の一部を示し、図示しない中央制御局などと有線回線で
接続される交換局10と、この交換局10と有線回線で
接続されるセル基地局30a,30b,30c,30
d,30e,30f,30g,30hを有している。交
換局10には、以降で説明するように、セル基地局30
a〜30hのサービスエリアに移動局が位置(移動)し
た際の回線接続の記録である履歴情報を管理するための
データベース10aが設けられている。このデータベー
ス10aには図4に示すように移動局の識別番号…P
6,P7…ごとに、以前に位置(移動)して回線接続を
行ったセル基地局30a〜30hに付した識別番号B
2,B3,B4,B5,B7,B8を記憶した履歴情報
が格納されている。なお、セル基地局30aのサービス
エリア31a内に識別番号P6が付された移動局32が
移動している。
【0021】次に、この第3実施例の動作について説明
する。データベース10aには、図4に示す移動局の識
別番号…P6,P7…ごとに以前に位置(移動)して回
線接続を行ったセル基地局30a〜30hの識別番号B
2〜B5,B7,B8を記憶した履歴情報が格納されて
いる。この七つの履歴情報にあって、上位の識別番号B
3,B5…履歴情報が最新であり、下位の七つ以上の履
歴情報は削除されている。交換局10は電話回線網から
着信に基づいて一斉呼び出しを行う場合、データベース
10aに格納された図4に示すデータベースの内容か
ら、識別番号P6が付された移動局32中の最も履歴情
報の多い識別番号B3を選択し、移動している位置の確
率が最も高い識別番号B3であるセル基地局(セル基地
局30a〜30hの一つ)から、その呼び出しを行う。
また、識別番号P7が付された移動局では、図4に示す
データベースの内容における識別番号B4、識別番号B
7が同数である。この場合、最新の履歴情報を有してい
る識別番号B4に対応するセル基地局(セル基地局30
a〜30hの一つ)を交換局10が選択して、その呼び
出しを行う。
【0022】このように、この第3実施例では、データ
ベース10aに格納された履歴情報に基づいて、移動し
ている位置の確率が最も高い識別番号B3であるセル基
地局(セル基地局30a〜30hの一つ)から交換局1
0が、その呼び出しを行う。また、データベース10a
に格納された履歴情報にあって、移動局が位置(移動し
た)セル基地局30a〜30hの局数(図4中の識別番
号B4,B7)が同数の場合は最新の履歴情報を有して
いる識別番号のセル基地局を交換局10が選択して、そ
の呼び出しを行っている。したがって、従来、慣用的に
行われていたように、移動局13が登録された位置登録
エリアにおける全てのセル基地局に対する一斉呼び出し
を行わないため、そのトラフィック量を低減され、通話
接続の制御が複雑化しなくなる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載のセルラー方式移動電話システムによれば、電話
回線網からの着信に対し、セル基地局を通じて一斉呼び
出しを行う際に経歴情報を調べて、移動局が前回、回線
接続したセル基地局から離れる方向で隣接するセル基地
局を順次、呼び出して移動局からの応答を得るようにし
ているため、電話回線網からの着信に対して交換局から
セル基地局の範囲(セル基地局の局数)を限定した一斉
呼び出しが交換局から可能になる。すなわち、一局ずつ
セル基地局を呼び出しを行っており、その一斉呼び出し
のトラフィック量が最も低減されて、通話接続制御の複
雑化が避けられるという効果を有する。
【0024】請求項2記載のセルラー方式移動電話シス
テムによれば、電話回線網からの着信に対する移動局を
セル基地局を通じて一斉呼び出しを行う際に、位置情報
を調べて、移動局が前回、回線接続したセル基地局から
離れる方向で隣接し、かつ、取り囲む(例えば、セル基
地局を円形状に取り囲む)複数のセル基地局を順次、呼
び出して移動局からの応答を得るようにしている。これ
によって、電話回線網からの着信に対して交換局からセ
ル基地局の範囲を限定した一斉呼び出しが交換局から可
能になる。すなわち、セル基地局を円形状に取り囲むの
複数のセル基地局を順次、呼び出しているため、その一
斉呼び出しのトラフィック量が低減し、通話接続制御の
複雑化が避けられるという効果を有する。
【0025】請求項3,4記載のセルラー方式移動電話
システムによれば、電話回線網からの着信に対する移動
局をセル基地局を通じて一斉呼び出しを行う際に、経歴
情報を調べて、移動局が移動している位置の確率が最も
高いセル基地局を選択して呼び出すようにしている。例
えば、セル基地局を通じた回線接続が最も今回の呼び出
しに近い時間で回線接続したセル基地局を選択して呼び
出しているため、電話回線網からの着信に対して交換局
からセル基地局の範囲を限定した一斉呼び出しが交換局
から可能になる。すなわち、一局ずつセル基地局を呼び
出しを行うことができ、その一斉呼び出しのトラフィッ
ク量が大きく低減されて、通話接続制御の複雑化を避け
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセルラー方式移動電話システムの第1
実施例における構成を示す説明図
【図2】第2実施例の構成を示す説明図
【図3】第3実施例の構成を示す説明図
【図4】図3中のデータベースの内容を示す説明図
【符号の説明】
10 交換局 10a データベース 11a〜11i,20a〜20t,30a〜30h セ
ル基地局 12a サービスエリア 13 移動局 12c,21a,21c,31a サービスエリア 22,23,32 移動局

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と無線回線を通じて接続され、か
    つ、それぞれのサービスエリアが隣接した複数のセル基
    地局と、この複数のセル基地局と有線回線で接続される
    とともに電話回線網からの着信に対し、前記複数のセル
    基地局を通じて移動局を呼び出す交換制御を行う交換局
    とを備え、前記交換局に、前記移動局が前記セル基地局
    を通じて行った回線接続の履歴情報を格納する格納手段
    と、電話回線網からの着信に対する移動局をセル基地局
    を通じて一斉呼び出しを行う呼出手段と、前記呼出手段
    が一斉呼び出しを行う際に前記格納手段の経歴情報を調
    べて、前記移動局が前回、回線接続したセル基地局から
    離れる方向で隣接するセル基地局を順次、呼び出して前
    記移動局からの応答を得るための制御を行う制御手段と
    を備えることを特徴とするセルラー方式移動電話システ
    ム。
  2. 【請求項2】 移動局と無線回線を通じて接続される、
    それぞれのサービスエリアが隣接した複数のセル基地局
    と、この複数のセル基地局と有線回線で接続され、か
    つ、電話回線網からの着信に対し、複数のセル基地局を
    通じて移動局を呼び出す交換制御を行う交換局とを備
    え、前記交換局に、前記移動局が前記セル基地局を通じ
    て行った回線接続の位置情報を格納する格納手段と、電
    話回線網からの着信に対する移動局をセル基地局を通じ
    て一斉呼び出しを行う呼出手段と、前記呼出手段が一斉
    呼び出しを行う際に、前記格納手段の位置情報を調べ
    て、前記移動局が前回、回線接続したセル基地局から離
    れる方向で隣接し、かつ、取り囲む複数のセル基地局を
    順次、呼び出しを行って前記移動局からの応答を得るた
    めの制御を行う制御手段とを備えることを特徴とするセ
    ルラー方式移動電話システム。
  3. 【請求項3】 移動局と無線回線を通じて接続され、か
    つ、それぞれのサービスエリアが隣接した複数のセル基
    地局と、前記複数のセル基地局と有線回線で接続され、
    かつ、電話回線網からの着信に対し、複数のセル基地局
    を通じて移動局を呼び出す交換制御を行う交換局とを備
    え、前記交換局に、前記移動局が前記セル基地局を通じ
    て行った回線接続の履歴情報を格納する格納手段と、電
    話回線網からの着信に対する移動局をセル基地局を通じ
    て一斉呼び出しを行う呼出手段と、前記呼出手段が一斉
    呼び出しを行う際に、前記格納手段の経歴情報を調べ
    て、前記移動局が移動している確率が最も高いセル基地
    局を選択して呼び出す制御を行う制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするセルラー方式移動電話システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、経歴情報から前記移動
    局が移動している確率が最も高いセル基地局を選択する
    際に、前記セル基地局を通じた回線接続が最も今回の呼
    び出しに近い時間で回線接続したセル基地局を選択して
    呼び出すことを特徴とする請求項3記載のセルラー方式
    移動電話システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000183890A (ja) * 1998-12-10 2000-06-30 Mitsubishi Materials Corp 無線サーバ、移動端末及び記録媒体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000183890A (ja) * 1998-12-10 2000-06-30 Mitsubishi Materials Corp 無線サーバ、移動端末及び記録媒体

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