JPH0813018B2 - 光通信装置 - Google Patents

光通信装置

Info

Publication number
JPH0813018B2
JPH0813018B2 JP62174434A JP17443487A JPH0813018B2 JP H0813018 B2 JPH0813018 B2 JP H0813018B2 JP 62174434 A JP62174434 A JP 62174434A JP 17443487 A JP17443487 A JP 17443487A JP H0813018 B2 JPH0813018 B2 JP H0813018B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
signal
semiconductor laser
amplifier
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62174434A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6417526A (en
Inventor
直也 逸見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP62174434A priority Critical patent/JPH0813018B2/ja
Publication of JPS6417526A publication Critical patent/JPS6417526A/ja
Publication of JPH0813018B2 publication Critical patent/JPH0813018B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光通信等に用いられる光通信装置に関し、
特に光伝送路系中に中継点を有する光伝送システムに用
いられる光通信装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、光通信装置として、光送信器と、その光送信器
からの信号光を伝送する光伝送路と、光伝送路出力光を
受信する光受信器を用いるものがある。従来はこれらを
直列に接続し、光受信器で光電変換により電気信号に再
生し、これを受信信号として受信するとともに、中継に
当たっては、その再生した電気信号で次段のための光送
信器を変調し、次段へ中継する方式を用いている。この
ような光通信装置では、受信装置で電気信号に変換して
信号を検出した後再生を行うため、波形整形等の信号処
理を行った後次段へ中継できる。このため、通信品質の
向上が期待できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような光通信装置は、装置構成面では難
点があり、また、効率の点でも問題がある。すなわち、
上述した従来の光通信装置では、電気信号への変換を行
い、更に電気光変換を行っているため、装置が複雑とな
る欠点があり、しかも、光電変換した後再度電気光変換
を行うため効率も低下する欠点がある。
本発明の目的は、これらの問題点を解決し、装置の簡
単化を図るとともに、光をそのまま増幅することにより
高能率の中継が可能な光通信装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、所定の通信ビ
ットレートのランダムパルス信号を出力する送信信号源
と、半導体レーザを内蔵しており送信信号源からの入力
に応じその半導体レーザを直接変調しこれにより得られ
る信号光を光ファイバに出力する光送信器と、信号光を
伝送する光ファイバと、信号光を入力し、信号光レベル
が高いとき電極間電圧が下がり、信号光レベルが低いと
き電極間電圧が上がる半導体レーザ増幅器と、半導体レ
ーザ増幅器の電極間電圧を入力し増幅した後識別し送信
信号源が出力した原信号を得る信号検出器とから構成し
たものである。
〔作用〕
本発明では、まず光送信器を送信電気信号で変調す
る。この光送信器の出力信号光は光伝送路に結合され光
伝送路内を伝搬する。この際、光伝送路は伝送損失を持
つため、長距離の伝送後には光伝送路内を伝搬されてき
た光信号は減衰してしまう。この減衰した光信号を、光
増幅器に入力し直接増幅すると増幅中継が可能となる。
この際、光増幅器は光増幅器への入力光レベルが高い
時、励起源からの多くのエネルギーを吸収し、入力光レ
ベルが低い時、励起源から少ないエネルギーを吸収す
る。このため、この励起源の状態あるいは光増幅器の状
態を検出する検出器を用いて、光送信信号源から送信し
てきた送信信号を検出することができると同時に送信信
号を増幅中継できる。
このように送信信号の検出および増幅中継が可能であ
るため、順次中継を行う場合でも、従来のように各中継
点で光電気変換及び電気光変換をその都度行う必要がな
く、装置の簡単化が可能となり、しかも、電気信号を一
旦光に戻すことなく光をそのまま増幅し、これを次段に
中継できるので、中継時の効率の低下も回避される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の光通信装置の一実施例を示すもの
で、複数の中継点を有する光伝送システムに適用してお
り、また、送信信号の検出及び信号光の増幅を行う光増
幅器としては半導体レーザ増幅器を用いた場合を示す。
第1図に示すごとく、この光通信装置は、送信信号源
1と、光送信器2と、光送信器2からの出力光を伝送す
るための複数、図示の例では3つの光ファイバ3,5,7
と、各光ファイバ3,5,7の出力端に設けられた半導体レ
ーザ増幅器4,6,8と、信号検出器9,10,11を備えている。
送信信号源1は、所定の通信ビットレートの送信信号
例えば1Gb/sのランダムパルス信号を出力し、これを光
送信器2に与える。光送信器2は例えば半導体レーザを
内蔵しており、送信信号源1からの入力に応じその半導
体レーザを直接変調し、これにより得られる信号光を光
ファイバ3へ出力する。信号光は順次光ファイバ3,5,7
中を伝送される。これら光ファイバ3,5,7と半導体レー
ザ増幅器4,6,8は直列に接続されており、半導体レーザ
増幅器4,6,8は光ファイバ3,5,7によって伝送されてきた
信号光を増幅し、それぞれ増幅された信号光を得る。中
継点なる半導体レーザ増幅器4,6の部分では、その増幅
した出力信号光を次段の光ファイバ5,7へ伝送するが、
送信信号の検出を行うとともに次段への中継を行う。す
なわち、光ファイバ3から光ファイバ5へ、また、光フ
ァイバ5から光ファイバ7へ伝送する場合、半導体レー
ザ増幅器により構成される光増幅器への励起源から送信
信号光レベルを検出するプローブを備え、光伝送路内を
通過した光信号を検出すると同時に増幅して次段へ伝送
する。各信号検出器9〜11には、各半導体レーザ増幅器
4,6,8への入力光のレベルに応じて変化する各半導体レ
ーザ増幅器4,6,8の電極間電圧が取り出されてこれが与
えられ、その電圧信号は各信号検出器9〜11内の増幅器
で増幅されて出力される。
上述のように、本実施例装置は、光送信器2と、光送
信器2の信号光を伝送する光ファイバ3,5,7から成る複
数の光伝送路と、光伝送路によって伝送されてきた信号
光を増幅する半導体レーザ増幅器による複数個の光増幅
器と、光増幅器への励起源から送信信号光レベルを検出
するプローブを含み、前記光伝送路と前記光増幅器を直
列に接続することで、光送信器2から前記光伝送路を通
過した光信号を前記光増幅器から検出すると同時に増幅
して次段の光伝送路へ伝送する。
今、送信信号源1が、1Gb/sランダムパルス信号を出
力しているとすると、この信号源1の出力信号は光送信
器2に入力され、これによって光送信器2に内蔵されて
いる半導体レーザを直接変調する。この光送信器2の出
力光を伝送路である光ファイバ3に入力し、伝送した
後、半導体レーザ増幅器4に結合する。
ここで、本発明の原理について本実施例のように光増
幅器として半導体レーザ増幅器を用いた場合について説
明する。まず、半導体レーザ増幅器には、ファブリペロ
ー型あるいは分布帰還型等の共振器構造を内蔵した光増
幅器がある。このような型の光増幅器においては、増幅
器の共振周波数にあたる周波数の入力光を入力すると、
入力光を増幅して出力すると同時に、入力光がある時と
ない時で、半導体レーザ増幅器の電極間電圧が変化する
ことが知られている(小林壮一,光注入による端子電圧
変化を用いた光増幅器自動周波数制御,昭和58年度電子
通信学会 半導体・材料部門全国大会、講演番号30
8)。
このため、送信信号光周波数と半導体レーザ増幅器の
共振周波数が一致すれば、半導体レーザ増幅器の電極間
電圧から、送信信号光で送信されてきた信号を得ること
ができる。また、これと同時に伝送路内で減衰した光信
号を増幅して出力するため、この出力信号光を光伝送路
に結合すれば、中継器としての役割も果たせることにな
る。このため、半導体レーザ増幅器1つで送信信号の検
出および増幅中継が行える。
半導体レーザ増幅器4では、このように送信信号の検
出及び増幅中継を行っており、その出力信号光は更に次
段の光ファイバ5へ伝送されていく。半導体レーザ増幅
器6,8でも同様のことが可能である。このようにして、
送信信号の検出と増幅中継が1つの半導体レーザ増幅器
で行え、従来のようにそれぞれの中継点において光電変
換、電気光変換手段を用いる構成に比べ、装置の簡単化
を図れるとともに、光をそのまま増幅するため効率のよ
い中継が可能な光送信装置を得ることができる。
以下に具体例を示す。
前述のように、送信信号源1からの1Gb/sランダムパ
ルス信号を光送信器2に入力した場合、第2図(b)の
ように、光送信器2の出力光スペクトル12は、中心波長
1.55μm,スペクトル拡がり量3Åであった。そこで、半
導体レーザ増幅器4,6,8としては、光送信器2の出力光
スペクトルを増幅するため第2図(a)に示すように共
振波長1.55μm,3dB以下帯域で6Åのファブリペロー型
半導体レーザ増幅器を用いた。また、これら3つの半導
体レーザ増幅器4,6,8の増幅率はファイバモジュール化
した状態で約10dBであった。また、これらの半導体レー
ザ増幅器4,6,8は、増幅率特性に温度依存性を有するた
め、温度安定化を行い、特性の安定化を図るようにし
た。この時の半導体レーザ増幅器4の電極間電圧と光フ
ァイバ3の出力光レベルのタイミングチャートを示した
のが第3図である。既述したように、一般に、半導体レ
ーザ増幅器4の電極間電圧は、入力光がある時下がり、
入力光がない時、元の電圧に戻るため、第3図(a),
(b)に示すごとく、光ファイバ3の出力光レベルが高
い時、半導体レーザ増幅器4の電極間電圧はVLに下が
り、光ファイバ3の出力光レベルが低い時、電極間電圧
はVHに上がった。また、半導体レーザ増幅器4の出力光
を光ファイバ5に結合した光ファイバ5内を伝搬させ、
半導体レーザ増幅器6に入力し半導体レーザ増幅器6の
端子間電圧を測定した結果、同様の結果が得られた。さ
らに、半導体レーザ増幅器6の出力光を光ファイバ7に
結合して光ファイバ7を伝搬させた後、半導体レーザ増
幅器8に入力させた結果、半導体レーザ増幅器8でも同
様の現象が観測された。このため、それぞれの半導体レ
ーザ増幅器4,6,8の端子間電圧を信号検出器9,10,11内に
含まれる増幅器で増幅した後識別することで、送信信号
源1の出力した原信号を得ることができる。
なお、本発明においては、以上の実施例の他にも様々
な変形例がある。通信に使用する波長帯を1.5μm帯以
外の波長、例えば、0.8μm帯や1.3μm帯になるように
選んでもよい。また、通信ビットレートも1Gb/s以外の
ビットレートでもよいし、半導体レーザ増幅器の数も3
台以外の台数でもよい。また、半導体レーザ増幅器とし
ては、ファブリペロー型以外の分布帰還型あるいは進行
波型増幅器を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、装置を簡単化で
き、かつ効率のよい光通信装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、 第2図は光送信器の出力スペクトルと半導体レーザ増幅
器の波長特性との関係の一例を示す図、 第3図は光ファイバ及び半導体レーザ増幅器における出
力光及び信号のタイミングチャートの一例を示す図であ
る。 1……送信信号源 2……光送信器 3,5,7……光ファイバ 4,6,8……半導体レーザ増幅器 9,10,11……信号検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の通信ビットレートのランダムパルス
    信号を出力する送信信号源と、半導体レーザを内蔵して
    おり送信信号源からの入力に応じその半導体レーザを直
    接変調しこれにより得られる信号光を光ファイバに出力
    する光送信器と、信号光を伝送する光ファイバと、信号
    光を入力し、信号光レベルが高いとき電極間電圧が下が
    り、信号光レベルが低いとき電極間電圧が上がる半導体
    レーザ増幅器と、半導体レーザ増幅器の電極間電圧を入
    力し増幅した後識別し送信信号源が出力した原信号を得
    る信号検出器とからなることを特徴とする光通信装置。
  2. 【請求項2】光ファイバと半導体レーザ増幅器をそれぞ
    れ複数備え、これら光ファイバと半導体レーザ増幅器を
    順次直列に接続した特許請求の範囲第1項記載の光通信
    装置。
JP62174434A 1987-07-13 1987-07-13 光通信装置 Expired - Lifetime JPH0813018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62174434A JPH0813018B2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13 光通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62174434A JPH0813018B2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13 光通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6417526A JPS6417526A (en) 1989-01-20
JPH0813018B2 true JPH0813018B2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=15978460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62174434A Expired - Lifetime JPH0813018B2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13 光通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0813018B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2873856B2 (ja) * 1990-04-03 1999-03-24 キヤノン株式会社 光増幅器
JP2980723B2 (ja) * 1990-06-01 1999-11-22 キヤノン株式会社 光増幅装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155901A (en) * 1976-06-21 1977-12-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Transmission system for optical fiber
JPS57187985A (en) * 1981-05-15 1982-11-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Gain stabilizing optical amplifier

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6417526A (en) 1989-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5510931A (en) Optical amplifier and optical communication system with optical amplifier using pumping right beam
JP3425964B2 (ja) 誘導ブリルアン散乱を用いた光信号生成装置及び光伝送システム
KR100217803B1 (ko) 광섬유 증폭 중계기용 원격 측정 시스템
US6282017B1 (en) Optical communication system and optical amplifier
JPS6258558B2 (ja)
JPH08237206A (ja) 双方向光伝送システム
JPH04239236A (ja) 遠隔測定の方法およびシステム
JPH06291735A (ja) 光ソリトンパルス伝送システム
US6414775B1 (en) Method and apparatus for measuring gain shape in an optical repeater using FM modulation
JPH09197452A (ja) 光ファイバ通信方式
JPH0813018B2 (ja) 光通信装置
JP2894436B2 (ja) 光送信器
JPH09172407A (ja) 可調タンデムファブリペローエタロンを用いた光学通信システム
US7924496B2 (en) Apparatus and method for Raman gain control
JP4785380B2 (ja) 光信号の歪みを補償するためのスペクトル反転装置及びその方法
US20240027260A1 (en) Multi-span optical fiber das system with dispersion management and staggered sensing pulses
JPH02252330A (ja) 波長多重コヒーレント光伝送方式
JPS6397026A (ja) 光通信方法及び装置
JP3162185B2 (ja) 光ファイバ通信方式
JP2997292B2 (ja) 光増幅中継伝送方式
JPH02266245A (ja) 光伝送システム監視方法
JP2000341218A (ja) 光送受信システム、光受信装置、および光送受信方法
JP2605578B2 (ja) 光直接増幅器
JPH0240632A (ja) ファイバブリュアン光増幅中継装置
JPH09297326A (ja) ソリトン伝送線路