JP4785380B2 - 光信号の歪みを補償するためのスペクトル反転装置及びその方法 - Google Patents

光信号の歪みを補償するためのスペクトル反転装置及びその方法 Download PDF

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Description

本発明は、スペクトル反転装置及びその方法、特に高速光伝送システムにおいて発生する分散と非線形現象による信号の歪みを補償するためのスペクトル反転装置及びその方法に関する。
一般的に伝送速度が増加するにしたがって、分散による影響は、急激に増加して伝送距離を制限する主な要因となる。伝送速度が4倍増加する場合、分散によって伝送距離は、約1/16に減少する。したがって、高速光伝送システムにおいては必ず分散補償装置が必要である。
このような分散を補償するために、分散補償用光ファイバが使われる。分散補償用光ファイバは、伝送用光ファイバ間の接続損失が少なく、広い帯域で使われるため、波長分割多重化方式(Wavelength Division Multiplexing)信号の分散補償に適している。
しかし、分散補償用光ファイバは、挿入損失が大きく、有効断面積が一般光ファイバに比べて小さいため、非線形現象に脆弱であるという問題点がある。例えば、単一モード光ファイバを介して光信号を80km伝送する時発生する分散を補償するため、分散補償用光ファイバを使用する場合に挿入損失は約8dBとなる。
このような挿入損失にもかかわらず分散補償用光ファイバを使用する場合には、挿入損失を補償するために、中間ステップに分散補償用光ファイバが挿入された2ステップ構造の光増幅器(optical amplifier)を使用する。
しかし、このような2ステップ構造の光増幅器は、1ステップ構造の光増幅器に比べて構造が複雑で、かつコストが高いという問題点がある。また、光増幅器の中間ステップにて発生する挿入損失が雑音指数を低下させて、全体システムの光信号対雑音比(optical signal to noise ratio)を低下させる問題点がある。
また、既に運用中の分散補償が必要のない低速のシステムを高速にアップグレードする場合、分散補償が必要となり、この時光線路上に設置された1ステップ構造の低価型の光増幅器を全て高価の2ステップ構造の光増幅器に交替しなければならないため、多くの費用が追加されるという問題点がある。
このような問題点の代案として、3次非線形現象の一種である4光波混合(Four-wave mixing)現象を利用したスペクトル反転方法が提案されている。スペクトル反転方法は、光線路の中間地点において元信号からスペクトル反転信号(または位相共役波:phase conjugation wave)を発生させ、残りの区間に前記スペクトル反転信号を伝送することによって光線路の分散を補償するものである。
このようなスペクトル反転方法は、非特許文献1および非特許文献2に開示されている。
スペクトル反転方法は、スペクトル反転のための位相整合条件を満足させることが難しいという短所があるが、光線路の中間地点から一回だけスペクトル反転信号を発生させると、分散と非線形現象とが同時に補償されるという長所がある。
したがって、スペクトル反転方法は、2ステップ構造の光増幅器の中間ステップにて発生する挿入損失による光信号対雑音比の低下を防止でき、また低速のシステムを高速のシステムにアップグレードする時、従来のリンクで使われた1ステップ構造の光増幅器をそのまま活用できるようにする。図1は、従来のスペクトル反転装置を利用した光リンクの一実施の形態の構成図であり、図2は光波混合によるスペクトル反転信号の特徴を説明する一実施の形態の図面である。
図1に示されたように、従来のスペクトル反転装置110は、ポンプ発生器111、第1光ファイバ120を介して送信機130から伝送された光信号と前記ポンプ発生器111から入力されたポンプ信号とを結合する結合器112及びスペクトル反転信号を発生させる非線形媒質113を含み、スペクトル反転装置110は、第1光ファイバ120を介して送信機130から伝送された光信号のスペクトル反転信号を出力する。
この時、送信機130からスペクトル反転装置110までの距離とスペクトル反転装置110から受信機140までの距離とが同じ場合には、完壁に信号の分散が補償される。
互いに異なる周波数f1、f2を有する強い強度の光が非線形媒質113に入力されれば、非線形媒質113内では、3次非線形分極(3rd order nonlinear polarization)が誘導される。この時、3次非線形現状の一種である4光波混合(Four-wave mixing)現象によって、周波数がf3である新しい信号成分が発生するようになる。ここで、3光波間の周波数関係は式1の通りである。
f3=2f1-f2 式1
図2に示されたように、スペクトル前部で青色遷移(blue shift)、後部分で赤色遷移(red shift)を有する元光信号は、前部で赤色遷移、後部分で青色遷移を有するスペクトル成分に反転される。このようなスペクトル反転が光線への中間地点から発生し光線路の分散特性が同一ならば、線路の前部を経りながら分散によって広くなった信号は、中間地点からスペクトル反転されて、残りの半分区間を経りながら同じ分散によって狭くなり、結局、受信端での線間幅は送信端での線間幅と同一になる。
一方、非線形媒質113は、一般的に半導体レーザ増幅器や分散遷移光ファイバ、非線形光ファイバまたはPPLN(Periodically Poled Lithium Niobate)などが使われる。
非線形媒質113として半導体レーザ増幅器が用いられる場合、比較的に広い波長帯域にて位相整合条件が満足され小型化させることができる長所があるが、自然放出(spontaneous emission)成分によりスペクトル反転信号の光信号対雑音比(optical signal to noise ratio)が低下され、半導体レーザ増幅器を駆動するための電力供給及びこれの駆動状態及び性能監視のための体系が必要だという問題点がある。
また、非線形媒質113としてPPLNが用いられる場合、挿入損失が大きく、類似位相マッチング(quasi phase matching)のために位相マッチング周期(phase matching period)と温度を調節しなければならないため、遠隔地点から独立的に機能を遂行することが難しいという問題点がある。
また、非線形媒質113として分散遷移光ファイバまたは非線形光ファイバが用いられる場合、スペクトル反転信号発生時自発的放出成分が放出できないため、光信号対雑音比の特性が優れており 、前記分散遷移光ファイバまたは非線形光ファイバは、受動型素子であるため、別の電源供給が 要らないという長所がある。
1979年2月に刊行された論文集Optics Letters Vol.4、No.2、pp.52〜54に収録されているYarivなどの「Compensation for channel dispersion by nonlinear optical phase conjugation」 1980年2月に刊行された論文集Optics Letters Vol.5、No.2、pp.59〜60に収録されているD.M Pepperなどの「Compensation for phase distortion in nonlinear media by phase conjugation」
しかし、分散遷移光ファイバまたは非線形光ファイバを使用する場合、位相整合条件を満足させることが困難であるため、信号がスペクトル反転信号に変換される反転効率(conversion efficiency)が-20dB未満に低くなる。したがって、光伝送システムの適用に困難さがある。また、光線路の中間地点に遠隔でスペクトル反転装置を設置しなければならなく、スペクトル反転装置の動作のため、ポンプ信号の提供及び増幅のための手段が必要であるため、別の電源を供給しなければならないという問題点がある。
したがって、反転効率が高く、受動素子だけから構成されたスペクトル反転装置を具現する技術が切実に要求される。
本発明は、問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ラマン利得が提供された伝送用光ファイバから光信号を受け取り、残りの残留ラマンポンプ信号を利用して非線形媒質にラマン利得を提供することによって、信号の歪みを補償するスペクトル反転信号の効率を上げるための、スペクトル反転装置及びその方法を提供することである。
前記目的を達成するための本発明の装置は、光通信システムにおける色分散及び非線形現象を補償するためのスペクトル反転装置において、送信端と第1光線路によって接続され、前記送信端から伝送された第1ラマンポンプ信号の第1残留ラマンポンプ信号によって、前記第1光線路から伝送された光信号及びポンプ信号を増幅するための第1増幅光ファイバと、該第1増幅光ファイバから出力された光信号及びポンプ信号が前記送信端に反射されることを防止するための光隔離手段と、該光隔離手段を介して入力された光信号及びポンプ信号に対し、4光波混合によるスペクトル反転信号を発生させるための非線形媒質と、該非線形媒質から出力された光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号を増幅するための第2増幅光ファイバと受信端と第2光線路によって接続され、前記第2増幅光ファイバから出力された光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号の中からスペクトル反転信号だけをフィルタリングするためのフィルタリング手段とを備え、前記第1光線路は、前記第1ラマンポンプ信号によって分布ラマン利得が発生し、前記送信端から伝送された光信号及びポンプ信号を増幅し、前記非線形媒質は、前記受信端から伝送された第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号によって、前記光隔離手段を介して入力された光信号及びポンプ信号を増幅し、前記第2増幅光ファイバは、前記第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号によって、前記非線形媒質から出力された光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号を増幅し、前記第2光線路は、前記第2ラマンポンプ信号によって分布ラマン利得が発生し、前記フィルタリング手段から出力されたスペクトル反転信号を増幅して、前記受信端に出力することを特徴とする。
また、本発明の方法は、光通信システムにおける色分散及び非線形現象を補償するためのスペクトル反転方法において、送信端から伝送された第1ラマンポンプ信号によって分布ラマン利得が発生し、前記送信端から入力された光信号及びポンプ信号を増幅する第1ラマン増幅ステップと、前記送信端から伝送された第1ラマンポンプ信号の第1残留ラマンポンプ信号によって、前記第1ラマン増幅された光信号及びポンプ信号を増幅する第1光ファイバ増幅ステップと、前記第1光ファイバ増幅された光信号及びポンプ信号に対し、4光波混合による非線形現象を利用してスペクトル反転信号を発生させるスペクトル反転信号発生ステップと、受信端から伝送された第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号によって、前記発生されたスペクトル反転信号を増幅する第2光ファイバ増幅ステップと、前記第2光ファイバ増幅された信号からスペクトル反転信号だけをフィルタリングするフィルタリングステップと、前記受信端から伝送された第2ラマンポンプ信号によって分布ラマン利得が発生し、前記フィルタリングされたスペクトル反転信号を増幅する第2ラマン増幅ステップとを含み、前記スペクトル反転信号発生ステップは、前記第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号によって、前記第1光ファイバ増幅された光信号及びポンプ信号と前記発生されたスペクトル反転信号とを増幅することを特徴とする
一方、本発明は次のような理論的背景を根拠にする。
ポンプ信号E、光信号Eにだけ関係される部分的に縮退された(partially degenerated)4光波混合に対して位相整合条件が満足される場合、スペクトル反転信号の強度ESIは式2のように定義される。
Figure 0004785380
ここで、nは、光ファイバの屈折率、X(3)は光ファイバの3次非線形減数率、E及びEは、各々ポンプ信号と光信号の強度、Aeffは光ファイバの有効断面積、Leffは、光ファイバの有効長さ、Lは光ファイバの長さ、αは損失係数を示す。したがって、入力光信号とポンプ信号の強度が大きく、光ファイバの損失が減少するならば、スペクトル反転信号の強度は最大となる。
本発明では、伝送用光ファイバにラマン利得を提供し、この時残った残留ラマンポンプ信号を利用してリモート光増幅器を動作させて、非線形媒質に入力される光の強さを増加させ、非線形媒質に用いられる光ファイバにラマン利得を提供することによって、非線形媒質の有効損失(effective loss)を減少させてスペクトル反転信号の強さを増加させる。
前記のような本発明は、スペクトル反転効率を上げて光伝送路から発生する分散と非線形現象による信号の歪みをさらに効果的に補償できる効果がある。
また、本発明は、従来のスペクトル反転装置に必要な能動素子を使用しなかったため、必ず光線路の中間地点に位置しなければならない特性による短所を解消できるという効果が得られる。
以下、添付された図面を参照して本発明に係る好ましい一実施の形態を詳細に説明する。
図3は、本発明に係るスペクトル反転装置を利用した光リンクの一実施の形態の構成図であり、図4は図3の送信端の詳細な一実施の形態の構成図である。
図3に示されたように、光リンクは送信端310、第1光線路320、スペクトル反転装置350、第2光線路370及び受信端380を含む。
送信端310は、変調された光信号を出力するための送信機311、スペクトル反転信号を発生させるためのポンプ信号を出力するポンプ発生器312、前記変調された光信号と前記ポンプ信号に対しラマン利得を提供するためにラマンポンプ信号を出力する第1ラマンポンプ発生器313及び前記光信号・ポンプ信号・ラマンポンプ信号を多重化するための多重化部314を含み、また、図4に示されたように、送信端310は、第1ラマンポンプ発生器313のラマンポンプ信号の強さを調節するために光回転器315及び光検出器316を含む。
式2にて定義されたように、スペクトル反転効率は、ポンプ信号と入力光信号の大きさに比例するため、ポンプ信号と光信号との強さを大きくして第1光線路320に入力させなければ高い反転効率を得ることができない。
しかし、信号の大きさを増加させる場合、第1光線路320では、非線形現状の一種である誘導ブリルアン散乱(stimulated Brillouin scattering;SBS)が発生するため、これを抑制するために周波数ディザリングや、別の位相変調器を使用して変調しなければならない。しかし、これは構造的に複雑なだけでなく、位相反転信号に歪みを誘発できる。
したがって、本発明においては、送信端310の第1ラマンポンプ発生器313から第1光線路320にラマン利得を提供することによって、送信端310の送信機311及びポンプ発生器312から出力される光信号及びポンプ信号の強さを低く維持できる。
送信端310から出力される振幅がEである光信号、振幅がEであるポンプ信号、振幅がEであるラマンポンプ信号は、多重化部314にて多重化された後第1光線路320を介してスペクトル反転装置350に伝送される。
この時、第1ラマンポンプ発生器313から出力されたラマンポンプ信号により、第1光線路320では分布ラマン利得(Distributed Raman Gain,GR1)が発生する。したがって、ラマンポンプ信号と一共に第1光線路320に入力された光信号及びポンプ信号は、ラマン利得によって損失なしにスペクトル反転装置350まで伝送される。
また、送信端310の光回転機315は、ポンプ発生器312から出力されたポンプ信号が光線路320に沿って進行する途中に逆方向に散乱された成分を検出して光検出機316に出力し、光検出機316は抽出されたポンプ信号の散乱パワーを検出して第1ラマンポンプ発生器313に出力し、第1ラマンポンプ発生器313は、検出されたポンプ信号の散乱パワーに応じてラマンポンプ信号の強さを調節する。このようにすることによって、第1光線路320でのラマン利得を一定に維持させて光信号及びポンプ信号の強さを一定に維持させる。ラマン利得は、順方向と逆方向に対して全て利得を提供するため信号の伝送と関係ない散乱光に対して逆方向にあたえる利得を利用するものである。
一方、図3に示されたように、スペクトル反転装置350は、第1光線路320を介して伝送された光信号及びポンプ信号を増幅するための第1増幅光ファイバ351、増幅された光信号及びポンプ信号が前記送信端310に反射されることを防止するための光隔離部352、スペクトル反転信号を発生させるための非線形媒質353及び非線形媒質353から出力された信号を増幅してスペクトル反転信号だけをフィルタリングするための増幅フィルタリング部354を含む。
第1増幅光ファイバ351は、送信端310の第1ラマンポンプ発生器313から第1光線路320に提供されてから残った残留ラマンポンプ信号ER1´によってポンピングされて、第1光線路320を通し伝送された光信号及びポンプ信号を増幅する。この時、第1増幅光ファイバ351は、エルビウム添加光ファイバまたはこれと同等な光ファイバが使われることができて、光信号及びポンプ信号に対し利得GE1を提供する。したがって、本発明に係るスペクトル反転装置350は、スペクトル反転信号の発生のために別の増幅装置なしにスペクトル反転に必要な充分の光強度を提供できる。
光隔離部352は、第1増幅光ファイバ351から出力された光信号E及びポンプ信号Eが反射されて送信端310に入力されるのを防止し、前記光信号E及びポンプ信号Eを非線形媒質353に出力する。
非線形媒質353は、光隔離部352から出力された光信号E及びポンプ信号Eに対して4光波混合現象によるスペクトル反転信号ESIを生成し、前記光信号E、ポンプ信号E及びスペクトル反転信号ESIを出力する。
この時、非線形媒質353は、逆方向に伝送される、後述する受信端380のラマンポンプ発生器382からの残留ラマンポンプ信号ER2´´によりラマン利得GRNLを有し、したがって前記光信号E、ポンプ信号E及びスペクトル反転信号ESIを前記ラマン利得GRNLほど増幅して出力する。これは光ファイバの有効損失を減少させるようになって、スペクトル反転信号が発生する臨界強度を下げるすることができ、スペクトル反転された信号に対し所定の増幅機能を提供するために非線形媒質にて位相整合条件が満足できなくてスペクトル変換効率が低い場合にも、高いスペクトル反転信号を得ることができる。
増幅フィルタリング部354は、非線形媒質353から出力された信号を増幅しスペクトル反転信号だけをフィルタリングするが、図3に示されたように、増幅フィルタリング部354は、非線形媒質353から出力された光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号を増幅するための第2増幅光ファイバ355、第2増幅光ファイバ355から出力された信号のうち、スペクトル反転信号だけをフィルタリングするためのフィルタリング部356を含む。
この時、第2増幅光ファイバ355は、受信端380の第2ラマンポンプ発生器382から第2光線路370に提供されてから残った残留ラマンポンプ信号ER2´によりポンピングされて利得GE2を有し、非線形媒質353から伝送された信号を増幅する。すなわち、スペクトル反転信号は、第2増幅光ファイバ355を経ながら利得GE2ほどまた増幅される。ここで、第2増幅光ファイバ355は、エルビウム添加光ファイバまたはこれと同等な光ファイバが使われることができて、第2増幅光ファイバ355及びフィルタリング部356の位置は、互いに変更が可能である。
図5は、図3の増幅フィルタリング部のフィルタリング過程を説明する一実施の形態の図面であって順方向に第1フィルタ510は、非線形媒質353から入力された光信号E、ポンプ信号E及びスペクトル反転信号ESIのうちポンプ信号Eとスペクトル反転信号ESIをフィルタリングして出力し、第2フィルタ520は、第1フィルタ510から出力されたポンプ信号Eとスペクトル反転信号ESIのうち、スペクトル反転信号ESIをフィルタリングして第2光線路370に出力する。一方、逆方向に第1フィルタ510及び第2フィルタ520は、後述する受信端380の第2ラマンポンプ発生器382からの残留ラマンポンプ信号を第2増幅光ファイバ355に伝達する。また、第1フィルタ510から抽出された光信号E、第2フィルタ520から抽出されたポンプ信号Eは、高い逆方向損失を有する終端部530、540によって各々縦断される。
一方、図3に示されたように、受信端380は、第2光線路370にラマン利得を提供するためのラマンポンプ信号を出力する第2ラマンポンプ発生器382、第2光線路370を介して伝送されたスペクトル反転信号を受信するための受信機381を含む。
第2ラマンポンプ発生器382から出力されたラマンポンプ信号によって第2光線路370では、分布ラマン利得(Distributed Raman Gain,GR2)が発生してスペクトル反転信号の減衰を最小に減少し、第2光線路370に提供されてから残った残留ラマンポンプ信号は、スペクトル反転装置350のフィルタリング部356を経て第2増幅光ファイバ355及び非線形媒質353に伝達される。この時、上述したように、第2増幅光ファイバ355は、残留ラマンポンプ信号によりポンピングされ、また非線形媒質353は、前記残留ラマンポンプ信号によってラマン利得を有する。
図6及び図7は、各々本発明に係るスペクトル反転装置を利用した単一チャネル長距離リンク及び多チャンネル長距離リンクの一実施の形態の構成図である。
図6及び図7に示されたように、単一チャネル長距離リンクは、一個の送信機及び受信機を含み、多チャンネル長距離リンクは、多数の送信機及び受信機を含む。
また、長距離リンクは、光ファイバ610及び光増幅器620から構成されたN個の光線路を含み、長距離リンク伝送路の中間地点に本発明に係るスペクトル反転装置を設置する。すなわち、全体伝送距離をDとすると、D/2になる地点にスペクトル反転装置を設置する。
一般的にD/2になる地点は、中継器と共に使われる場合、基地局内に位置するが、そうではない場合には、光線路上に任意の地点に位置するようになる。D/2地点が光線路上の任意の地点に位置する場合、送信端のポンプ発生器312及び第1ラマンポンプ発生器313は、スペクトル反転装置から送信端側に最も光中継器に設置され、受信端の第2ラマンポンプ発生器382は、スペクトル反転装置から受信端側に最も近い光中継器に設置される。この時、残りの光中継器としては、分散補償機能を有しない光増幅器を使用する。
このようにすることによって、分散補償が要らない 2.5Gb/s級の伝送速度を有するシステムを光増幅器の変更なしに10Gb/sまたは40Gb/sに上げることができる。
図8は、本発明に係るスペクトル反転方法を説明する一実施の形態のフローチャートである。
図面に示されたように、送信端から入力された光信号及びポンプ信号を第1ラマンポンプ信号を利用して増幅し(810)、残留第1ラマンポンプ信号を利用して動作されるエルビウム添加光ファイバ増幅器を利用して光信号及びポンプ信号を増幅する(820)。
その後、エルビウム添加光ファイバを通過しながら増幅された光信号及びポンプ信号に対し、残留第2ラマンポンプ信号の助けによってスペクトル反転信号を発生させる(830)。この時、残留第2ラマンポンプ信号は受信端からの残留ラマンポンプ信号である。
次に、残留第2ラマンポンプ信号を利用して動作されるエルビウム添加光ファイバ増幅器を利用して、光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号を増幅し(840)、増幅された光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号のうちスペクトル反転信号だけをフィルタリングする(850)。
最後に、フィルタリングされたスペクトル反転信号を、受信端から提供された第2ラマンポンプ信号を利用して増幅する(860)。
従来のスペクトル反転装置を利用した光リンクの一実施の形態の構成図である。 光波混合によるスペクトル反転信号の特徴を説明する一実施の形態の図面である。 本発明に係るスペクトル反転装置を利用した光リンクの一実施の形態の構成図である。 図3の送信端の詳細な一実施の形態の構成図である。 図3の増幅フィルタリング部のフィルタリング過程を説明する一実施の形態の図面である。 本発明に係るスペクトル反転装置を利用した単一チャネル長距離リンクの一実施の形態の構成図である。 本発明に係るスペクトル反転装置を利用した多チャンネル長距離リンクの一実施の形態の構成図である。 本発明に係るスペクトル反転方法を説明する一実施の形態のフローチャートである。
符号の説明
311 送信機
312 ポンプ発生器
313 第1ラマンポンプ発生器
314 多重化部
320 第1光線路
351 第1増幅光ファイバ
352 光隔離部
353 非線形媒質
355 第2増幅光ファイバ
356 フィルタリング部
370 第2光線路
381 受信機
382 第2ラマンポンプ発生器

Claims (9)

  1. 光通信システムにおける色分散及び非線形現象を補償するためのスペクトル反転装置において、
    送信端と第1光線路によって接続され、前記送信端から伝送された第1ラマンポンプ信号の第1残留ラマンポンプ信号によって、前記第1光線路から伝送された光信号及びポンプ信号を増幅するための第1増幅光ファイバと、
    該第1増幅光ファイバから出力された光信号及びポンプ信号が前記送信端に反射されることを防止するための光隔離手段と、
    該光隔離手段を介して入力された光信号及びポンプ信号に対し、4光波混合によるスペクトル反転信号を発生させるための非線形媒質と、
    該非線形媒質から出力された光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号を増幅するための第2増幅光ファイバと
    受信端と第2光線路によって接続され、前記第2増幅光ファイバから出力された光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号の中からスペクトル反転信号だけをフィルタリングするためのフィルタリング手段とを備え、
    前記第1光線路は、前記第1ラマンポンプ信号によって分布ラマン利得が発生し、前記送信端から伝送された光信号及びポンプ信号を増幅し、
    前記非線形媒質は、前記受信端から伝送された第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号によって、前記光隔離手段を介して入力された光信号及びポンプ信号を増幅し、
    前記第2増幅光ファイバは、前記第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号によって、前記非線形媒質から出力された光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号を増幅し、
    前記第2光線路は、前記第2ラマンポンプ信号によって分布ラマン利得が発生し、前記フィルタリング手段から出力されたスペクトル反転信号を増幅して、前記受信端に出力することを特徴とするスペクトル反転装置。
  2. 記フィルタリング手段は、逆方向に前記受信端から伝送された前記第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号前記第2増幅光ファイバと前記非線形媒質に伝達することを特徴とする請求項1に記載のスペクトル反転装置。
  3. 前記第1ラマンポンプ信号は、前記送信端の第1ラマンポンプ発生器から出力され、
    前記第2ラマンポンプ信号は、前記受信端の第2ラマンポンプ発生器から出力されることを特徴とする請求項に記載のスペクトル反転装置。
  4. 記第1増幅光ファイバ及び前記第2増幅光ファイバは、エルビウムが添加された光ファイバであることを特徴とする請求項1に記載のスペクトル反転装置。
  5. 前記送信端の前記第1ラマンポンプ発生器は、
    前記ポンプ信号の散乱パワー検出により前記第1ラマンポンプ信号の強度を調節することを特徴とする請求項に記載のスペクトル反転装置。
  6. 光通信システムにおける色分散及び非線形現象を補償するためのスペクトル反転方法において、
    送信端から伝送された第1ラマンポンプ信号によって分布ラマン利得が発生し、前記送信端から入力された光信号及びポンプ信号を増幅する第1ラマン増幅ステップと、
    前記送信端から伝送された第1ラマンポンプ信号の第1残留ラマンポンプ信号によって、前記第1ラマン増幅された光信号及びポンプ信号を増幅する第1光ファイバ増幅ステップと、
    前記第1光ファイバ増幅された光信号及びポンプ信号に対し、4光波混合による非線形現象を利用してスペクトル反転信号を発生させるスペクトル反転信号発生ステップと、
    受信端から伝送された第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号によって、前記発生されたスペクトル反転信号を増幅する第2光ファイバ増幅ステップと、
    前記第2光ファイバ増幅された信号からスペクトル反転信号だけをフィルタリングするフィルタリングステップと
    前記受信端から伝送された第2ラマンポンプ信号によって分布ラマン利得が発生し、前記フィルタリングされたスペクトル反転信号を増幅する第2ラマン増幅ステップとを含み、
    前記スペクトル反転信号発生ステップは、前記第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号によって、前記第1光ファイバ増幅された光信号及びポンプ信号と前記発生されたスペクトル反転信号とを増幅することを特徴とするスペクトル反転方法。
  7. 前記第1光ファイバ増幅ステップ及び前記第2光ファイバ増幅ステップ、エルビウム添加された光ファイバを利用して増幅することを特徴とする請求項6に記載のスペクトル反転方法。
  8. 前記第2光ファイバ増幅ステップは、前記第2ラマンポンプ信号の第2残留ラマンポンプ信号によって、前記スペクトル反転信号発生ステップで増幅された光信号及びポンプ信号と前記発生されたスペクトル反転信号とを増幅し、
    前記フィルタリングステップは、前記第2光ファイバ増幅された光信号、ポンプ信号及びスペクトル反転信号からスペクトル反転信号だけフィルタリングすることを特徴とする請求項に記載のスペクトル反転方法。
  9. 前記ポンプ信号の散乱パワー検出により前記第1ラマンポンプ信号の強度を調節するステップをさらに含むことを特徴とする請求項に記載のスペクトル反転方法。
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