JPH08130061A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH08130061A
JPH08130061A JP6265473A JP26547394A JPH08130061A JP H08130061 A JPH08130061 A JP H08130061A JP 6265473 A JP6265473 A JP 6265473A JP 26547394 A JP26547394 A JP 26547394A JP H08130061 A JPH08130061 A JP H08130061A
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JP
Japan
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protective wall
housing
connector
mounting
card
Prior art date
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Withdrawn
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JP6265473A
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English (en)
Inventor
Harutake Yamazaki
春毅 山▲崎▼
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08130061A publication Critical patent/JPH08130061A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は防護壁を用いて適正な被接続部材のみ
を装着可能とする構成としたコネクタに関し、誤装着の
防止及び電気接続子の変形防止を図ることを目的とす
る。 【構成】ICカード11がハウジング12に適正に装着され
た時のみに収納凹部15内への装着を許容する係合突起21
及び係合溝22と、ICカード11の装着方向(A方向) に対
し直角方向(B1,B2方向) に移動可能な構成とされており
ICカード11と電気接続子13との接続を可能とする接続
可能位置と両者11,13 の接続を不能とする接続不能位置
との間で移動する防護壁14とを設け、かつ、適正装着時
にICカード11と当接し該ICカード11の装着操作力に
より防護壁14を接続可能位置に移動付勢するテーパ面を
防護壁14に局所的に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタに係り、特に防
護壁を用いて適正な被接続部材のみを装着可能とする構
成としたコネクタに関する。近年、コンピュータ等の電
子機器は、ダウンサイジング化及び低コスト化が進み、
一般の家庭においても使用されるようになってきてい
る。また、この電子機器の普及に伴い、コンピュータ等
の電子機器に対しさほど専門的な知識を有しない使用者
が上記電子機器を直接取り扱うようになってきている。
【0002】また、上記電子機器は、例えばコンピュー
タを例に挙げれば、本体装置,ディスプレイ装置,プリ
ンター装置等の種々の装置より構成されており、よって
これらの各装置をコネクタを用いて接続する必要があ
る。よって、上記のように電子機器に対しさほど専門的
な知識を有しない使用者が各装置を接続する場合におい
ても、適切にコネクタ接続を行えるようコネクタを構成
する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図8は従来におけるコネクタの一例を示
している。同図に示すコネクタ1は、例えばコンピュー
タ等の電気機器の接続に用いられるものであり、ハウジ
ング2と電気接続子3とにより構成されている。ハウジ
ング2は、例えば絶縁性樹脂により形成されており、内
部に被接続部材(例えばICカード)4が装着される装
着凹部5が形成されている。
【0004】また、電気接続子3はハウジング2に例え
ばインサート成形されることにより保持されると共に、
ICカード4と接続されるインナー部3aは装着凹部5
内に突出し、また電気機器に内設された回路基板と接続
されるアウター部3bはハウジング2の外部に延出した
構成とされている。従来、コンピュータ等の電気機器に
用いられるコネクタ1は、電子機器に対し専門的な知識
を有する者(以下、有識者という)が接続作業を行うこ
とを前提とした構成とされており、従って図8に示され
るようにコネクタ1に誤装着を防止する機構は設けられ
ていなかった。
【0005】即ち、有識者は、装着凹部5内にICカー
ド4を適正に装着しない場合、或いは異物を装着した場
合に電気接続子3のインナー部3aが変形してしまうこ
とは熟知しており、ICカード4の装着方向及び異物の
装着には細心の注意を払う。従って、従来のように有識
者が接続作業を行うことを前提としたコネクタ1では、
特に誤装着を防止する機構を設けることは行われていな
かった。
【0006】また、図9に示されるように、装着凹部5
の開口部分に開閉蓋6a,6bを設けたコネクタ7が提
供されているが、この開閉蓋6a,6bは塵埃が電気接
続子3に付着し電気的接続性が劣化するのを防止するた
めに配設されたものである。このため、ICカード4を
誤った方向に装着した場合、及び異物を装着した場合に
も開閉蓋6a,6bは容易に開蓋してしまい、誤装着を
防止することはできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記したよ
うにコンピュータ等の電子機器が一般の家庭においても
広く普及してくるに従い、コンピュータ等の電子機器に
対しさほど専門的な知識を有しない使用者が上記電子機
器を直接取り扱うようになってきている。従って、コネ
クタ1に対してICカード4を誤った方向に装着した
り、また異物を装着してしまうこと(以下、これを誤装
着という)が多く多発するようになってきている。コネ
クタ1に対し、上記のような誤装着が行われた場合、電
気接続子3のインナー部3aが変形してしまい、その後
適正な装着操作を行ってもICカード4(被接続部材)
とコネクタ1との電気的接続が不能となってしまうとい
う問題点がある。
【0008】また、誤装着により電気接続子3の変形が
発生した場合には、コネクタ1を電子部品から取り出し
交換する必要があり、この交換作業が面倒であるという
問題点もあった。本発明は上記の点に鑑みてなされたも
のであり、誤装着の防止及び電気接続子の変形防止を図
りうるコネクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、下記の種々の手段を講じたことを特徴と
する。請求項1の発明では、被接続部材が装着されるハ
ウジングと、前記ハウジングに保持され前記被接続体と
電気的に接続される電気接続子を具備するコネクタにお
いて、前記被接続部材が前記ハウジングに適正に装着さ
れた適正装着時のみに前記被接続部材の前記ハウジング
内への装着を許容する誤装着防止機構と、前記ハウジン
グの前記被接続部材が装着方向に対し手前位置に設けら
れると共に前記被接続部材の装着方向に対し直角方向に
移動可能な構成とされており、前記被接続部材の前記電
気接続子との接続を可能とする接続可能位置と、前記被
接続部材の前記電気接続子との接続を不能とする接続不
能位置との間で移動する防護壁と、前記防護壁を前記接
続不能位置に向け移動付勢する弾性部材とを設け、か
つ、前記防護壁に前記適正装着時に前記被接続部材と当
接し装着操作力により前記防護壁を前記接続可能位置に
移動付勢するテーパ面を局所的に設けたことを特徴とす
るものである。
【0010】また、請求項2の発明では、前記誤装着防
止機構を、前記被接続部材に形成された第1の係合部
と、前記ハウジングに形成され、前記被接続部材が適正
に装着された場合にのみ前記第1の係合部と係合し、前
記被接続部材の前記ハウジングへの装着を許容する第2
の係合部とにより構成したことを特徴とするものであ
る。
【0011】また、請求項3の発明では、前記ハウジン
グに、前記防護壁が前記接続不能位置位置にある時、前
記防護壁の前記弾性部材配設位置と異なる側の先端部と
係合する係合部を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、請求項4の発明では、被接続部材が
装着されるハウジングと、前記ハウジングに保持され前
記被接続体と電気的に接続される電気接続子を具備する
コネクタにおいて、前記ハウジングの前記被接続部材が
装着方向に対し手前位置に設けられると共に前記被接続
部材の装着方向に移動可能な構成とされており、前記被
接続部材の前記電気接続子との接続を可能とする接続可
能位置と、前記被接続部材の前記電気接続子との接続を
不能とする接続不能位置との間で移動する防護壁と、前
記防護壁を前記接続不能位置に向け移動付勢する弾性部
材と、前記被接続部材が前記ハウジングに適正に装着さ
れた適正装着時のみに前記防護壁の前記接続可能位置へ
の移動を許容する誤装着防止機構とを設けたことを特徴
とするものである。
【0013】また、請求項5の発明では、前記誤装着防
止機構を、前記防護壁を前記接続不能位置でロックする
フック部材と、前記被接続部材に設けられており、前記
被接続部材が前記ハウジングに適正に装着された適正装
着時のみに前記フック部材と係合し、前記フック部材に
よる前記防護壁のロックを解除するロック解除部材とに
より構成しことを特徴とするものである。
【0014】更に、請求項6の発明では、被接続部材が
装着されるハウジングと、前記ハウジングに保持され前
記被接続体と電気的に接続される電気接続子を具備する
コネクタにおいて、前記ハウジングの前記被接続部材が
装着方向に対し手前位置に設けられると共に前記被接続
部材の装着方向に対し直角方向に移動可能な構成とされ
ており、前記被接続部材の前記電気接続子との接続を可
能とする接続可能位置と、前記被接続部材の前記電気接
続子との接続を不能とする接続不能位置との間で移動す
る防護壁と、前記防護壁を前記接続不能位置に向け移動
付勢する弾性部材と、前記被接続部材に設けられた第1
のギヤと、前記防護壁に設けられた第2のギヤと、前記
第2のギヤと常時噛合すると共に前記被接続部材が前記
ハウジングに適正に装着された適正装着時のみに前記第
1のギヤと噛合し、前記被接続部材の装着操作力により
回転することにより前記防護壁を前記接続可能位置に移
動させる第3のギヤとにより構成される誤装着防止機構
とを設けたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】上記の各手段は下記のように作用する。請求項
1の発明によれば、誤装着防止機構が設けられているこ
とにより、被接続部材はハウジングに適正に装着された
適正装着時のみハウジング内への装着が許容される。ま
た、防護壁に局所的に形成されたテーパ面は、適正装着
時に被接続部材と当接して防護壁を接続可能位置に移動
付勢する。
【0016】よって、被接続部材がハウジングに適正に
装着され、かつ局所的に設けられたテーパ面を被接続部
材が移動付勢した時にのみ、防護壁は接続可能位置に移
動し電気接続子と被接続部材との電気的接続が可能とな
る。このため、誤装着を防止でき、電気接続子の変形発
生を防止することができる。また、請求項2の発明によ
れば、誤装着防止機構を被接続部材に形成された第1の
係合部と、被接続部材が適正に装着された場合にのみ第
1の係合部と係合して被接続部材のハウジングへの装着
を許容する第2の係合部とにより構成したことにより、
簡単な構成で確実に誤装着を防止することができる。
【0017】また、請求項3の発明によれば、防護壁が
接続不能位置位置にある時、防護壁の弾性部材配設位置
と異なる側の先端部と係合する係合部をハウジングに形
成することにより、防護壁は先端部においてもハウジン
グに支持される。このため、防護壁に対して異物等が強
く当接されたような場合においても、防護壁は確実に異
物の誤装着を防止することができる。
【0018】また、請求項4の発明によれば、誤装着防
止機構により被接続部材がハウジングに適正装着された
時に、防護壁が被接続部材の装着方向に移動する構成と
したことにより、防護壁を被接続部材の装着方向に対し
直角方向に移動させる構成に比べてコネクタの小型薄型
化を図ることができる。また、請求項5の発明によれ
ば、防護壁を接続不能位置でロックするフック部材と、
被接続部材がハウジングに適正に装着された適正装着時
のみにフック部材による防護壁のロックを解除するロッ
ク解除部材とにより誤装着防止機構を構成することによ
り、簡単な構成で誤挿入の防止を図ることができる。
【0019】更に、請求項6の発明によれば、被接続部
材に設けられた第1のギヤと、防護壁に設けられた第2
のギヤと、第2のギヤと常時噛合すると共に被接続部材
がハウジングに適正に装着された適正装着時のみに第1
のギヤと噛合して被接続部材の装着操作力により防護壁
を接続可能位置に移動させる第3のギヤとにより誤装着
防止機構を構成することにより、被接続部材に第2のギ
ヤと噛合する第1のギヤが設けられている場合にのみ防
護壁は開蓋可能となる。経験的にコネクタに挿入される
異物は、人の指であるとか、或いは棒状,板状の部材材
であり、ギヤが配設されていない部材である。このた
め、これらの第2及び第3のギヤと噛合するギヤが形成
されていない異物が挿入されても防護壁は開蓋すること
はなく、異物の挿入(誤挿入)を確実に防止することが
できる。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図1及び図2は、本発明の第1実施例であるコネ
クタ10を示している。尚、本実施例ではICカード1
1を被接続体とするコネクタを例に挙げて説明するが、
本発明の適用はICカード用コネクタに限定されるもの
ではない。
【0021】コネクタ10は、大略するとハウジング1
2,電気接続子(コンタクト)13,防護壁14,誤装
着防止機構等により構成されている。ハウジング12
は、例えば樹脂により形成されたものであり、ICカー
ド11が挿入装着される装着凹部15が形成されてい
る。この装着凹部15に対し、ICカード11は図中矢
印Aで示す方向に装着される。
【0022】また、装着凹部15の奥に位置するハウジ
ング12の壁部12aには複数の電気接続子13が配設
されている。この電気接続子13は、例えばインサート
成形されることによりハウジング12に固定されてい
る。また、電気接続子13の一部は装着凹部15の内部
に延出しており、ICカード11が装着凹部15内に装
着された状態でICカード11に設けられたプラグ(図
に現れず)と電気的に接続される構成とされている。
【0023】また、ハウジング12の電気接続子13延
出先端部より、ICカード11の挿入方向に対して手前
位置には、鉛直方向(ICカード11の挿入方向に対し
て直角方向)に延在するよう形成された案内孔16が形
成されている。防護壁14は、この案内孔16に案内さ
れてICカード11の挿入方向に対して直角方向(図中
矢印B1,B2方向)に移動しうる構成とされている。
【0024】この防護壁14は、図中矢印B1方向に移
動することにより前記した装着凹部15を閉蓋する位
置、即ちICカード11と電気接続子13との接続を不
能とする位置(以下、接続不能位置という)に移動す
る。また、図中矢印B2方向に移動することにより装着
凹部15を開蓋する位置、即ちICカード11と電気接
続子13との接続が可能となる位置(以下、接続可能位
置という)に移動する。
【0025】上記した移動を行う防護壁14は、垂立部
17とテーパ部18,19とにより構成されている。垂
立部17は、防護壁14が接続不能位置にある時に装着
凹部15を覆うことにより、ICカード11が適正に装
着されなかった場合及び異物(人の指や板状,棒状のI
Cカード11以外の挿入物等をいう)が装着された場合
に、このICカード11及び異物が電気接続子13に至
ることを防止する機能を奏するものである。
【0026】また、テーパ部18,19は防護壁14に
局所的に配設されるものであり、本実施例では垂立部1
7の両側位置に形成されている。このテーパ部18,1
9は、図中矢印B1方向に向かうに従って幅狭となるテ
ーパ形状を有しており、後述するようにICカード11
の先端部が当接され押圧付勢されることにより、防護壁
14を図中矢印B1方向に移動付勢する機能を奏するも
のである。
【0027】一方、案内孔16の内部には、その上端部
はハウジング12の所定位置に接続されると共に下端部
が防護壁14と接続されたコイルスプリング20が設け
られている。このコイルスプリング20により防護壁1
4は常時矢印B1方向、即ち接続不能位置に向け付勢さ
れており、よって通常状態(ICカード11が挿入され
ていない状態)において防護壁14は接続不能位置に位
置した状態となっている。
【0028】また、ハウジング12の防護壁14の先端
部14aと対向する位置には係合孔25(長孔)が形成
されている。この係合孔25は、防護壁14が接続不能
位置に位置する時に先端部14aが進入し係合する構成
とされている。先端部14aが係合孔25と係合した状
態で、防護壁14はその上部及び下部が共にハウジング
12に支持されるため、強固に支持された状態となる。
よって防護壁14に対して異物等が強く当接されたよう
な場合においても、異物が電気接続子13に当接するこ
とを確実に防止することができる。
【0029】誤装着防止機構は、ハウジング12に形成
された係合突起21と、ICカード11に形成された係
合溝22とにより構成されている。本実施例では、係合
突起21は装着凹部15内の両側近傍の2箇所にICカ
ード11の装着方向に向け所定の長さで延在形成されて
いる。また、係合溝22はICカード11が適正に装着
凹部15に装着された際に、上記係合突起21と係合す
る位置に形成されている。
【0030】更に、係合溝22はICカード11の片面
にのみ配設されているため、ICカード11が適正方向
と逆方向に挿入された場合には、ハウジング12に形成
された係合突起21がICカード11と当接してしま
い、ICカード11の装着を阻止する。よって、上記構
成の誤装着防止機構によりICカード11のハウジング
12に対する誤挿入は防止される。
【0031】即ち、上記構成とされたコネクタ10で
は、ICカード11の誤挿入(上下逆にした挿入等)が
行われた場合には、誤装着防止機構によりICカード1
1のハウジング12への装着は阻止され、また異物が装
着凹部15に挿入された場合には、防護壁14によりそ
の挿入が阻止される構成とされている。従って、ICカ
ード11が誤挿入された場合、及び異物が挿入された場
合にこれらが電気接続子13と当接してしまうことはな
く、電気接続子13の変形を確実に防止することができ
る。
【0032】続いて、ICカード11が適正に挿入され
た際のコネクタ10の動作について図2及び図3を用い
て説明する。図2は、ICカード11を装着する前にお
けるコネクタ10を示している。同図に示されるよう
に、このICカード11が装着される前の通常状態にお
いては、防護壁14はコイルスプリング20の付勢力に
よりB1方向に移動して接続不能位置に位置している。
従って、上記したように異物が装着凹部15に挿入され
た場合には防護壁14によりその挿入が阻止される状態
となっている。
【0033】この状態において、ICカード11が適正
に挿入されると、係合溝22は係合突起21と係合する
ことにより誤装着防止機構はICカード11の装着凹部
15内への挿入を許容する。このため、ICカード11
は装着凹部15内へ進行し、その先端部はやがて防護壁
14に形成されているテーパ部18,19に同時に当接
する。
【0034】ICカード11の先端部が防護壁14のテ
ーパ部18,19に当接した後、更にICカード11を
装着凹部15内へ装着操作すると、この操作力によりI
Cカード11の先端部はテーパ部18,19を押圧し、
これにより防護壁14は矢印B2方向に向け移動を開始
する。やがて防護壁14は接続可能位置まで移動し、I
Cカード11と電気接続子13は接続可能状態となり、
図3に示されるようにICカード11は電気接続子13
に接続される。
【0035】上記のように、テーパ部18,19は防護
壁14の全体に渡り設けられているのではなく局所的
(本実施例では両側位置)に設けられている。また、防
護壁14はこのテーパ部18,19を押圧しないと装着
凹部15を開蓋しない構成とされている。従って、異物
が装着凹部15内に挿入された場合においても、この異
物がテーパ部18,19を押圧する可能性は少なくな
り、これによっても電気接続子13の保護を確実に行う
ことができる。
【0036】図4及び図5は、第1実施例に係るコネク
タ10の変形例を示している。尚、各図において図1乃
至図3に示した第1実施例に係るコネクタ10と同一構
成については同一符号を付してその説明を省略する。図
4に示すコネクタ10Aは、コイルスプリング20に代
えて板バネ23を用いたことを特徴とするものである。
コイルスプリング20を用いる場合には、コイルスプリ
ング20の上端部及び下端部をハウジング12及び防護
壁14に接続する作業が必要となるが、板バネ23を用
いた場合には単に防護壁14の下部に板バネ23を配置
するだけでよいため、コネクタ10Aの組立作業を容易
に行うことができる。
【0037】また、図5に示すコネクタ10Bは、防護
壁14を弾性を有する材料により形成すると共に、コイ
ルスプリング20に代えて防護壁14の下部に板バネ部
24を一体的に形成したことを特徴とするものである。
上記のように板バネ部24を防護壁14に一体的に形成
することにより、部品点数を削減することができると共
に、コネクタ10Bの組立作業の容易化を図ることがで
きる。
【0038】続いて本発明の第2実施例について説明す
る。図6は本発明の第2実施例であるコネクタ30を示
している。本実施例に係るコネクタ30は、ハウジング
32に形成された装着凹部35内で防護壁34がICカ
ード31の装着脱方向(図中矢印A1,A2方向)に移
動可能な構成で配設されている。
【0039】また、防護壁32は電気接続子33の手前
位置に設けられており、電気接続子33と対向する位置
には挿通孔36が形成されている。更に、ハウジング3
2の電気接続子33が設けられる壁部32aと防護壁3
2との間にはコイルスプリング37が介装されており、
このコイルスプリング37は防護壁32を矢印A2方向
に弾性付勢している。
【0040】上記構成とされた防護壁32は図中A2方
向限まで移動した状態で、電気接続子33から離間した
位置、即ちICカード31と電気接続子33との接続を
不能とする接続不能位置に位置する。また、防護壁32
が図中A1方向に移動することにより、電気接続子33
は相対的に防護壁32に形成されている挿通孔36内に
進入し、防護壁32が図中A1方向限まで移動した位置
(この位置を接続可能位置という)で、電気接続子33
は防護壁32より前方(A2方向)に突出した状態とな
る。即ち、防護壁32は接続不能位置と接続可能位置と
の間で、ICカード31の装着脱方向に移動する。
【0041】一方、本実施例においては誤装着防止機構
は、防護壁32に設けられたフック部材38と、ICカ
ード31に設けられたロック解除部39とにより構成さ
れている。フック部材38は防護壁32のICカード3
1と対向する面に設けられた舌片状の部材であり、防護
壁32の両側下部位置に配設されている。このフック部
材38は弾性性を有する材料により形成されており、こ
の弾性力によりフック部材38は常に矢印C1方向に付
勢されている。
【0042】また、フック部材38の先端部はL状に折
曲された爪部38aが形成されている。この爪部38a
は、防護壁32が前記した接続不能位置に位置する時に
ハウジング32に形成された装着凹部35の開口縁部3
5aに係合するよう構成されている。図6は爪部38a
が開口縁部35aに係合した状態を示している。同図か
ら明らかなように、爪部38aが開口縁部35aに係合
した状態では、防護壁32の矢印A1方向への移動はフ
ック部材38により規制されている。従って、防護壁3
2が接続不能位置に位置する状態にあっては、異物が防
護壁32に当接しA1方向へ移動付勢しても防護壁32
は移動することはなく、よって異物が電気接続子33に
当接することはなく、電気接続子33の変形を確実に防
止することができる。
【0043】一方、ICカード31の側部にはロック解
除部39が形成されている。このロック解除部39は、
ICカード31が適正に装着凹部35に装着された際に
フック部材38と係合するようICカード31の側部に
形成されている。また、ロック解除部39はテーパ形状
を有したカム面を形成しており、ICカード31が装着
凹部35に適正に装着されることによりフック部材38
と係合し、フック部材38を矢印C2方向に付勢する。
これにより、フック部材38に形成された爪部38aは
開口縁部35aから離間し、防護壁32は移動可能な状
態となる。
【0044】この状態において更にICカード31を矢
印A1方向に装着操作すると、防護壁32はICカード
31に付勢されて矢印A1方向に進み、やがて上記した
ように電気接続子33は挿通孔36から突出してICカ
ード31と電気的に接続される。上記構成とされたコネ
クタ30では、防護壁32がICカード31の装着方向
に移動する構成とされているため、第1実施例で示した
構成のように防護壁14をICカード11の装着方向に
対し直角方向に移動させる構成に比べてコネクタ30の
小型薄型化を図ることができる。また、ハウジング32
に案内孔16,係合孔25等(図1参照)を設ける必要
がないため、ハウジング32の構造の簡単化を図ること
ができる。
【0045】更に、本実施例に係るコネクタ30は、誤
挿入防止機構を防護壁32を接続不能位置でロックする
フック部材38と、ICカード31がハウジング32に
適正に装着された時のみにフック部材38による防護壁
32のロックを解除するロック解除部39とにより構成
したため、簡単な構成で誤挿入の防止を図ることができ
る。
【0046】続いて本発明の第3実施例について説明す
る。図7は本発明の第3実施例であるコネクタ40を示
している。本実施例に係るコネクタ40は、防護壁44
がICカード41の装着方向(矢印A方向)に対して直
角方向(矢印B1,B2で示す方向)に移動可能な構成
とされている。本実施例においても、防護壁44は装着
凹部45の電気接続子43が配設された位置より手前位
置に配設されており、防護壁44が矢印B2方向に移動
した位置(接続不能位置)において異物が電気接続子4
3に当接するのを防止しうる構成とされている。この防
護壁44は、図に現れないバネにより常に接続不能位置
に向け(矢印B2方向に向け)移動付勢されている。
【0047】また、防護壁44は平面的に見て略コ字状
形状を有しており、垂直部46の両側部には装着される
ICカード41に向け突出した鍔部47が形成されてい
る。この鍔部47には、ラック状の第2のギヤ49が形
成されている。また、この第2のギヤ49の前方位置に
は、ハウジング42に回転自在に軸承された歯車状の第
3のギヤ50が噛合している。
【0048】従って、第3のギヤ50がD2方向に回転
することにより防護壁44は矢印B1方向に向け、即ち
ICカード41と電気接続子43との接続を可能となる
接続可能位置に向け移動する。ハウジング42の天板部
には開口部51が形成されており、防護壁44は矢印B
1方向に移動することによりこの開口部51内に進入す
る。また、第3のギヤ50がD1方向に回転することに
より防護壁44は矢印B2方向に向け、即ちICカード
41と電気接続子43との接続が不能となる接続不能位
置に向け移動する。
【0049】一方、ICカード41の側部にはラック状
の第1のギヤ48が形成されている。この第1のギヤ4
8は、ICカード41が装着凹部45に適正に装着され
た場合にのみ第3のギヤ50に噛合する構成とされてい
る。従って、ICカード41が装着凹部45に誤挿入さ
れた場合には、第1のギヤ48が第3のギヤ50に噛合
することはなく防護壁44が移動することはない。よっ
て、ICカード41が装着凹部45に誤挿入された場合
であっても電気接続子43の変形発生を確実に防止する
ことができる。
【0050】上記のように、本実施例に係るコネクタ4
0はICカード41に設けられた第1のギヤ48が第3
のギヤ50に噛合した場合にのみ防護壁44が開蓋する
構成とされている。経験的にコネクタ40に挿入される
異物は前記のように人の指や棒状,板状の部材材であ
り、これらの異物はギヤが配設されていないものであ
る。よって、このように第2及び第3のギヤ49,50
と噛合するギヤが形成されていない異物が挿入されても
防護壁44は開蓋することはなく、異物の挿入を確実に
防止することができ、よって電気接続子43の変形発生
を防止することができる。
【0051】尚、上記した各実施例においては、コネク
タ10,30,40としてICカード11,31,41
を装着するICカード用コネクタを例に挙げて説明した
が、本発明は他の創造のコネクタに対しても適用可能な
ものである。
【0052】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、下記の種々
の効果を実現できるものである。請求項1の発明によれ
ば、被接続部材がハウジングに適正に装着され、かつ局
所的に設けられたテーパ面を被接続部材が移動付勢した
時にのみ、防護壁は接続可能位置に移動し電気接続子と
被接続部材との電気的接続が可能となるため、誤装着を
防止でき、電気接続子の変形発生を防止することができ
る。
【0053】また、請求項2の発明によれば、誤装着防
止機構を被接続部材に形成された第1の係合部と、被接
続部材が適正に装着された場合にのみ第1の係合部と係
合して被接続部材のハウジングへの装着を許容する第2
の係合部とにより構成したことにより、簡単な構成で確
実に誤装着を防止することができる。また、請求項3の
発明によれば、防護壁はその先端部においてもハウジン
グに支持されるため、防護壁に対して異物等が強く当接
されたような場合においても確実に異物の侵入を防止す
ることができる。
【0054】また、請求項4の発明によれば、誤装着防
止機構により被接続部材がハウジングに適正装着された
時に、防護壁が被接続部材の装着方向に移動する構成と
したことにより、防護壁を被接続部材の装着方向に対し
直角方向に移動させる構成に比べてコネクタの小型薄型
化を図ることができる。また、請求項5の発明によれ
ば、防護壁を接続不能位置でロックするフック部材と、
被接続部材がハウジングに適正に装着された適正装着時
のみにフック部材による防護壁のロックを解除するロッ
ク解除部材とにより誤装着防止機構を構成することによ
り、簡単な構成で誤挿入の防止を図ることができる。
【0055】更に、請求項6の発明によれば、被接続部
材に第2のギヤと噛合する第1のギヤが設けられている
場合にのみ防護壁は開蓋可能となる。経験的にコネクタ
に挿入される異物は、人の指であるとか、或いは棒状,
板状の部材材であり、ギヤが配設されていない部材であ
るため、これらの第2及び第3のギヤと噛合するギヤが
形成されていない異物が挿入されても防護壁は開蓋する
ことはなく、異物の挿入(誤挿入)を確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるコネクタの部分切截
した斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例であるコネクタにおける、
ICカードが適正に装着された場合の動作を説明するた
めの図である。
【図3】本発明の第1実施例であるコネクタにおける、
ICカードが適正に装着された場合の動作を説明するた
めの図である。
【図4】本発明の第1実施例であるコネクタの変形例を
示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施例であるコネクタの変形例を
示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施例であるコネクタの部分切截
した斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例であるコネクタの部分切截
した斜視図である。
【図8】従来におけるコネクタの一例を示す断面図であ
る。
【図9】従来におけるコネクタの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10,10A,10B,30,40 コネクタ 11,31,41 ICカード 12,32,42 ハウジング 13,33,43 電気接続子 14,34,44 防護壁 15,35,45 装着凹部 16 案内孔 17,46 垂直部 18,19 テーパ部 20,37 コイルスプリング 21 係合突起 22 係合溝 23 板バネ 24 板バネ部 38 フック部材 38a 爪部 39 ロック解除部 47 鍔部 48 第1のギヤ 49 第2のギヤ 50 第3のギヤ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接続部材が装着されるハウジングと、
    前記ハウジングに保持され前記被接続体と電気的に接続
    される電気接続子を具備するコネクタにおいて、 前記被接続部材が前記ハウジングに適正に装着された適
    正装着時のみに前記被接続部材の前記ハウジング内への
    装着を許容する誤装着防止機構と、 前記ハウジングの前記被接続部材が装着方向に対し手前
    位置に設けられると共に前記被接続部材の装着方向に対
    し直角方向に移動可能な構成とされており、前記被接続
    部材の前記電気接続子との接続を可能とする接続可能位
    置と、前記被接続部材の前記電気接続子との接続を不能
    とする接続不能位置との間で移動する防護壁と、 前記防護壁を前記接続不能位置に向け移動付勢する弾性
    部材とを設け、 かつ、前記防護壁に前記適正装着時に前記被接続部材と
    当接し装着操作力により前記防護壁を前記接続可能位置
    に移動付勢するテーパ面を局所的に設けたことを特徴と
    するコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記誤装着防止機構を、 前記被接続部材に形成された第1の係合部と、 前記ハウジングに形成され、前記被接続部材が適正に装
    着された場合にのみ前記第1の係合部と係合し、前記被
    接続部材の前記ハウジングへの装着を許容する第2の係
    合部とにより構成したことを特徴とする請求項1記載の
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングに、 前記防護壁が前記接続不能位置位置にある時、前記防護
    壁の前記弾性部材配設位置と異なる側の先端部と係合す
    る係合部を形成したことを特徴とする請求項1または2
    記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 被接続部材が装着されるハウジングと、
    前記ハウジングに保持され前記被接続体と電気的に接続
    される電気接続子を具備するコネクタにおいて、 前記ハウジングの前記被接続部材が装着方向に対し手前
    位置に設けられると共に前記被接続部材の装着方向に移
    動可能な構成とされており、前記被接続部材の前記電気
    接続子との接続を可能とする接続可能位置と、前記被接
    続部材の前記電気接続子との接続を不能とする接続不能
    位置との間で移動する防護壁と、 前記防護壁を前記接続不能位置に向け移動付勢する弾性
    部材と、 前記被接続部材が前記ハウジングに適正に装着された適
    正装着時のみに前記防護壁の前記接続可能位置への移動
    を許容する誤装着防止機構とを設けたことを特徴とする
    コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記誤装着防止機構を、 前記防護壁を前記接続不能位置でロックするフック部材
    と、 前記被接続部材に設けられており、前記被接続部材が前
    記ハウジングに適正に装着された適正装着時のみに前記
    フック部材と係合し、前記フック部材による前記防護壁
    のロックを解除するロック解除部材とにより構成しこと
    を特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 被接続部材が装着されるハウジングと、
    前記ハウジングに保持され前記被接続体と電気的に接続
    される電気接続子を具備するコネクタにおいて、 前記ハウジングの前記被接続部材が装着方向に対し手前
    位置に設けられると共に前記被接続部材の装着方向に対
    し直角方向に移動可能な構成とされており、前記被接続
    部材の前記電気接続子との接続を可能とする接続可能位
    置と、前記被接続部材の前記電気接続子との接続を不能
    とする接続不能位置との間で移動する防護壁と、 前記防護壁を前記接続不能位置に向け移動付勢する弾性
    部材と、 前記被接続部材に設けられた第1のギヤと、前記防護壁
    に設けられた第2のギヤと、前記第2のギヤと常時噛合
    すると共に前記被接続部材が前記ハウジングに適正に装
    着された適正装着時のみに前記第1のギヤと噛合し、前
    記被接続部材の装着操作力により回転することにより前
    記防護壁を前記接続可能位置に移動させる第3のギヤと
    により構成される誤装着防止機構とを設けたことを特徴
    とするコネクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111541068A (zh) * 2020-05-26 2020-08-14 吴昌彩 一种基于计算机硬件插拔可避免磨损的插槽结构

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