JPH08129964A - カラー陰極線管 - Google Patents
カラー陰極線管Info
- Publication number
- JPH08129964A JPH08129964A JP26504594A JP26504594A JPH08129964A JP H08129964 A JPH08129964 A JP H08129964A JP 26504594 A JP26504594 A JP 26504594A JP 26504594 A JP26504594 A JP 26504594A JP H08129964 A JPH08129964 A JP H08129964A
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- JP
- Japan
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- pigment
- red
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- blue
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- Pending
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 緑蛍光体層とパネル内面との間に顔料層を設
けず、ブラックマトリクス層に緑顔料を混合することに
より、緑蛍光体層の輝度低下を防止し、視野角度に影響
なく白均一性の良好なしかもボデーカラーの黒色度合い
の増加によりコントラストを向上したカラー陰極線管を
提供する。 【構成】 パネル２内面にブラックマトリクス膜８と
赤、青、緑にそれぞれ発光する３色蛍光体層４ａ，４
ｂ，４ｃとを被着して構成されたカラー陰極線管におい
て、前記ブラックマトリクス膜８に緑色顔料を混合し、
赤、青の蛍光体層４ａ，４ｃとパネル２内面との間に、
それぞれ赤色顔料層９、青色顔料層１０を積層形成す
る。
けず、ブラックマトリクス層に緑顔料を混合することに
より、緑蛍光体層の輝度低下を防止し、視野角度に影響
なく白均一性の良好なしかもボデーカラーの黒色度合い
の増加によりコントラストを向上したカラー陰極線管を
提供する。 【構成】 パネル２内面にブラックマトリクス膜８と
赤、青、緑にそれぞれ発光する３色蛍光体層４ａ，４
ｂ，４ｃとを被着して構成されたカラー陰極線管におい
て、前記ブラックマトリクス膜８に緑色顔料を混合し、
赤、青の蛍光体層４ａ，４ｃとパネル２内面との間に、
それぞれ赤色顔料層９、青色顔料層１０を積層形成す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカラー陰極線管に関し、
特に黒色膜を有するカラー陰極線管の輝度・コントラス
トを改善した蛍光面の構成に関する。
特に黒色膜を有するカラー陰極線管の輝度・コントラス
トを改善した蛍光面の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、シャドウマスク型カラー陰極線
管は、図４に示すように、外囲器１の前面部を構成する
パネル２の内面に、その内側に配設されたシャドウマス
ク３に対向して赤、緑、青に発光するドツト状の三色蛍
光体層から成る蛍光面４が形成され、外囲器１の後部内
に配設された電子銃５から放出される電子ビームにより
シャドウマスク３を介して蛍光面４を走査することによ
り、蛍光面上にカラー画像を表示するように構成されて
いる。このようなカラー陰極線管において、明るい外光
下でのコントラストを改善するために、図５に示すよう
に、蛍光面４を、パネル２内面に赤、緑、青の３色蛍光
体層４ａ，４ｂ，４ｃを所定の位置に形成するように、
黒色膜７に形成した空白部に、赤、緑、青の３色蛍光体
層４ａ，４ｂ，４ｃのそれぞれに対応したカラーフィル
タとなる３色顔料層６ａ，６ｂ，６ｃを設けた構成と
し、３色蛍光体層のそれぞれにその発光色をできるだけ
減衰させずに選択的に透過し、かつ蛍光面４に入射する
外部光に対して、蛍光体の発光色以外の光を選択的に吸
収し、発光色の発光を損なうことなく、外部光の蛍光面
４での反射光量を大幅に減少させて、コントラストの良
い画像を表示する技術が特開昭６４−７４５７号公報に
開示されている。
管は、図４に示すように、外囲器１の前面部を構成する
パネル２の内面に、その内側に配設されたシャドウマス
ク３に対向して赤、緑、青に発光するドツト状の三色蛍
光体層から成る蛍光面４が形成され、外囲器１の後部内
に配設された電子銃５から放出される電子ビームにより
シャドウマスク３を介して蛍光面４を走査することによ
り、蛍光面上にカラー画像を表示するように構成されて
いる。このようなカラー陰極線管において、明るい外光
下でのコントラストを改善するために、図５に示すよう
に、蛍光面４を、パネル２内面に赤、緑、青の３色蛍光
体層４ａ，４ｂ，４ｃを所定の位置に形成するように、
黒色膜７に形成した空白部に、赤、緑、青の３色蛍光体
層４ａ，４ｂ，４ｃのそれぞれに対応したカラーフィル
タとなる３色顔料層６ａ，６ｂ，６ｃを設けた構成と
し、３色蛍光体層のそれぞれにその発光色をできるだけ
減衰させずに選択的に透過し、かつ蛍光面４に入射する
外部光に対して、蛍光体の発光色以外の光を選択的に吸
収し、発光色の発光を損なうことなく、外部光の蛍光面
４での反射光量を大幅に減少させて、コントラストの良
い画像を表示する技術が特開昭６４−７４５７号公報に
開示されている。
【０００３】ところが、このようなカラーフィルタとな
る顔料層は厚くなると不透明層となり、コントラストは
改善されても画面の明るさが著しく低下してしまうた
め、顔料層を少なくとも一種の画素について、顔料粒子
平面投影面積が画素面積の５〜９０％を占めるように形
成することで、顔料層を形成しないものに比べて、白色
輝度を８５％以上、コントラストを１１５％以上とする
技術が特開平３−２６１０４４号公報に開示されてい
る。
る顔料層は厚くなると不透明層となり、コントラストは
改善されても画面の明るさが著しく低下してしまうた
め、顔料層を少なくとも一種の画素について、顔料粒子
平面投影面積が画素面積の５〜９０％を占めるように形
成することで、顔料層を形成しないものに比べて、白色
輝度を８５％以上、コントラストを１１５％以上とする
技術が特開平３−２６１０４４号公報に開示されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に輝度の低
下が大きい緑蛍光体層については、上述の特開平３−２
６１０４４号公報の例においても、顔料被覆率を１０％
以下にする必要が示されているように、顔料層を形成し
ないのが一般的である。したがつて、画面を白色状態に
すると、視野角度によっては赤紫色に見え、外観的にも
ボデーカラーが赤紫色に見えるという問題があった。本
発明の目的は、上記の問題点を解決するために、黒色膜
に緑色顔料を添加することにより、緑蛍光体層の輝度低
下を防止し、視野角度に影響なく白均一性の良好な、し
かもボデーカラーの黒色度合いの増加によりコントラス
トを向上したカラー陰極線管を提供することにある。
下が大きい緑蛍光体層については、上述の特開平３−２
６１０４４号公報の例においても、顔料被覆率を１０％
以下にする必要が示されているように、顔料層を形成し
ないのが一般的である。したがつて、画面を白色状態に
すると、視野角度によっては赤紫色に見え、外観的にも
ボデーカラーが赤紫色に見えるという問題があった。本
発明の目的は、上記の問題点を解決するために、黒色膜
に緑色顔料を添加することにより、緑蛍光体層の輝度低
下を防止し、視野角度に影響なく白均一性の良好な、し
かもボデーカラーの黒色度合いの増加によりコントラス
トを向上したカラー陰極線管を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、パネル内面に
黒色膜と赤、緑、青にそれぞれ発光する３色蛍光体層と
を被着して構成されたカラー陰極線管において、前記黒
色膜に緑色顔料を混合して付加し、赤、青の蛍光体層と
パネル内面との間に、それぞれ赤色顔料層、青色顔料層
を形成するか、あるいは、少なくとも赤、青の蛍光体層
には、それぞれ赤色顔料、青色顔料を被覆することを特
徴としたカラー陰極線管を提供する。また、前記黒色膜
への緑色顔料の付加構成は、黒色膜とパネル内面との間
に緑色顔料層を積層形成してなるのが望ましい。
黒色膜と赤、緑、青にそれぞれ発光する３色蛍光体層と
を被着して構成されたカラー陰極線管において、前記黒
色膜に緑色顔料を混合して付加し、赤、青の蛍光体層と
パネル内面との間に、それぞれ赤色顔料層、青色顔料層
を形成するか、あるいは、少なくとも赤、青の蛍光体層
には、それぞれ赤色顔料、青色顔料を被覆することを特
徴としたカラー陰極線管を提供する。また、前記黒色膜
への緑色顔料の付加構成は、黒色膜とパネル内面との間
に緑色顔料層を積層形成してなるのが望ましい。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、緑蛍光体層にはフィルタと
なる緑顔料層が形成されず、緑顔料の添加もないため、
緑蛍光体層の輝度低下が起こらず、しかも、黒色層に緑
色顔料を混合するため、緑色顔料の発光により視野角度
に関係なく白均一性が向上し、ボデーカラーも白色のカ
ラー陰極線管を実現できる。また、黒色膜への緑色顔料
の付加構成をを黒色膜とパネル内面との間に緑色顔料層
を積層形成して構成されていることにより、緑色の発光
特性のバランスを向上し、更に良好な白色特性を有する
カラー陰極線管を提供できる。
なる緑顔料層が形成されず、緑顔料の添加もないため、
緑蛍光体層の輝度低下が起こらず、しかも、黒色層に緑
色顔料を混合するため、緑色顔料の発光により視野角度
に関係なく白均一性が向上し、ボデーカラーも白色のカ
ラー陰極線管を実現できる。また、黒色膜への緑色顔料
の付加構成をを黒色膜とパネル内面との間に緑色顔料層
を積層形成して構成されていることにより、緑色の発光
特性のバランスを向上し、更に良好な白色特性を有する
カラー陰極線管を提供できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明について、図面を参照して説明
する。従来例と同一部分には同一参照符号を付し説明を
省略する。本発明のカラー陰極線管の第一の実施例とし
ては、図１に示すように、パネル２内面に所定の配置で
赤、緑、青の蛍光体層を形成するように空白部を有する
黒色膜８を、酸化クロム、コバルトグリーン緑色顔料を
１％〜５％混合したグラファイトを塗布し、フォトリソ
グラフィ技術を用いて形成し、ついで、赤蛍光体層形成
位置に赤フィルタとなる赤顔料層９、青蛍光体層形成位
置に青フィルタとなる青顔料層１０をそれぞれ形成す
る。そして、赤、緑、青の３色蛍光体層形成位置に、
赤、緑、青それぞれの蛍光体層４ａ，４ｂ，４ｃを形成
してカラー陰極線管の蛍光面が構成される。そして、図
示しないが、この蛍光面上にメタルバック膜を蒸着形成
し、ファンネルとの封着、電子銃の取付け、排気等の工
程を経てカラー陰極線管を完成する。このようにして得
られたカラー陰極線管は、電子ビームで３色蛍光体層を
励起して白色に発光させると、緑蛍光体層にはフィルタ
となる顔料層がないため、緑発光体層の輝度低下は発生
せず、しかも黒色膜に混合した緑色顔料の発光でバラン
スの良い高輝度の白色の画像が得られるとともに、コン
トラストを向上できる。また、蛍光体層が発光していな
い場合、外来光が赤、青の顔料層および黒色膜層の緑色
顔料によりバランス良く吸収され黒色のボデーカラーが
得られる。
する。従来例と同一部分には同一参照符号を付し説明を
省略する。本発明のカラー陰極線管の第一の実施例とし
ては、図１に示すように、パネル２内面に所定の配置で
赤、緑、青の蛍光体層を形成するように空白部を有する
黒色膜８を、酸化クロム、コバルトグリーン緑色顔料を
１％〜５％混合したグラファイトを塗布し、フォトリソ
グラフィ技術を用いて形成し、ついで、赤蛍光体層形成
位置に赤フィルタとなる赤顔料層９、青蛍光体層形成位
置に青フィルタとなる青顔料層１０をそれぞれ形成す
る。そして、赤、緑、青の３色蛍光体層形成位置に、
赤、緑、青それぞれの蛍光体層４ａ，４ｂ，４ｃを形成
してカラー陰極線管の蛍光面が構成される。そして、図
示しないが、この蛍光面上にメタルバック膜を蒸着形成
し、ファンネルとの封着、電子銃の取付け、排気等の工
程を経てカラー陰極線管を完成する。このようにして得
られたカラー陰極線管は、電子ビームで３色蛍光体層を
励起して白色に発光させると、緑蛍光体層にはフィルタ
となる顔料層がないため、緑発光体層の輝度低下は発生
せず、しかも黒色膜に混合した緑色顔料の発光でバラン
スの良い高輝度の白色の画像が得られるとともに、コン
トラストを向上できる。また、蛍光体層が発光していな
い場合、外来光が赤、青の顔料層および黒色膜層の緑色
顔料によりバランス良く吸収され黒色のボデーカラーが
得られる。
【０００８】また、本発明の第二の実施例としては、図
２に示すように、上述の第一実施例と同様に緑色顔料を
混合した黒色膜８を形成した後、赤蛍光体層形成位置に
赤色顔料を略０．５％混合して被覆した赤蛍光体層１
１、青蛍光体層形成位置に青色顔料を略１．０％混合し
て被覆した青蛍光体層１２、及び緑蛍光体層形成位置に
緑蛍光体層４ｂをそれぞれ形成してカラー陰極線管の蛍
光面を構成したものがある。この実施例においても、前
記第一の実施例と同様に、電子ビームで３色蛍光体層を
励起して白色に発光させると、緑蛍光体層にはフィルタ
となる顔料層がないため、緑発光体層の輝度低下は発生
せず、しかも黒色膜に混合した緑色顔料の発光でバラン
スの良い高輝度の白色の画像が得られるとともに、コン
トラストを向上できる。また、蛍光体層が発光していな
い場合、外来光が赤、青の顔料層および黒色膜層の緑色
顔料によりバランス良く吸収されくおのボデーカラーが
得られる。以上、ブラックマトリクス膜へ１％〜５％の
緑色顔料を混合した例について説明したが、青色顔料及
び赤色顔料の顔料被覆率を実用上２５％〜９０％とした
場合に最適な緑色顔料の混合率を示したもので、本発明
はこの例に限定されず、例えば、白色輝度を重視した場
合は各色顔料の混合率を更に減少させてもよく、コント
ラストを重視する場合は各色顔料の混紡率を更に増加さ
せても良い。
２に示すように、上述の第一実施例と同様に緑色顔料を
混合した黒色膜８を形成した後、赤蛍光体層形成位置に
赤色顔料を略０．５％混合して被覆した赤蛍光体層１
１、青蛍光体層形成位置に青色顔料を略１．０％混合し
て被覆した青蛍光体層１２、及び緑蛍光体層形成位置に
緑蛍光体層４ｂをそれぞれ形成してカラー陰極線管の蛍
光面を構成したものがある。この実施例においても、前
記第一の実施例と同様に、電子ビームで３色蛍光体層を
励起して白色に発光させると、緑蛍光体層にはフィルタ
となる顔料層がないため、緑発光体層の輝度低下は発生
せず、しかも黒色膜に混合した緑色顔料の発光でバラン
スの良い高輝度の白色の画像が得られるとともに、コン
トラストを向上できる。また、蛍光体層が発光していな
い場合、外来光が赤、青の顔料層および黒色膜層の緑色
顔料によりバランス良く吸収されくおのボデーカラーが
得られる。以上、ブラックマトリクス膜へ１％〜５％の
緑色顔料を混合した例について説明したが、青色顔料及
び赤色顔料の顔料被覆率を実用上２５％〜９０％とした
場合に最適な緑色顔料の混合率を示したもので、本発明
はこの例に限定されず、例えば、白色輝度を重視した場
合は各色顔料の混合率を更に減少させてもよく、コント
ラストを重視する場合は各色顔料の混紡率を更に増加さ
せても良い。
【０００９】尚、本発明の第三の実施例としては、図３
に示すように、黒色膜７とパネル２内面との間に緑色顔
料層１３を積層形成し、前記第一の実施例と同様に赤、
青の顔料層９，１０や赤、緑、青の蛍光体層４ａ，４
ｂ，４ｃを形成したものがある。この実施例によれば、
緑色顔料による効果が更に強調されるため、緑色顔料の
混合率を低減できる。
に示すように、黒色膜７とパネル２内面との間に緑色顔
料層１３を積層形成し、前記第一の実施例と同様に赤、
青の顔料層９，１０や赤、緑、青の蛍光体層４ａ，４
ｂ，４ｃを形成したものがある。この実施例によれば、
緑色顔料による効果が更に強調されるため、緑色顔料の
混合率を低減できる。
【００１０】また、従来の方法として、一般には高コン
トラストを維持するために、パネルのガラスには酸化コ
バルト、酸化ニッケルを添加することにより５０〜６５
％の透過率を有するパネルガラスを使用していたが、本
発明の上記１〜３の実施例を用いることにより、パネル
透過率を２０〜３０％増加したパネルを使用した場合に
おいても、コントラストを低下することなく高輝度の画
像を得ることができる。
トラストを維持するために、パネルのガラスには酸化コ
バルト、酸化ニッケルを添加することにより５０〜６５
％の透過率を有するパネルガラスを使用していたが、本
発明の上記１〜３の実施例を用いることにより、パネル
透過率を２０〜３０％増加したパネルを使用した場合に
おいても、コントラストを低下することなく高輝度の画
像を得ることができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、緑蛍光体層にはフィル
タとなる緑顔料層が形成されず、緑色顔料の混合もない
ため、緑蛍光体層の輝度低下が起こらず、しかも、黒色
膜層に緑色顔料を混合するため、緑色顔料の発光により
視野角度に関係なく白均一性が向上するとともにコント
ラストも向上し、ボデーカラーも白色のカラー陰極線管
を実現できる。また、黒色膜の緑色顔料の付加構成を、
黒色膜とパネル内面との間に緑色顔料層を積層形成して
構成することにより、各蛍光体層の発光特性のバランス
を向上し、更に良好な白色特性を有するカラー陰極線管
を提供できる。
タとなる緑顔料層が形成されず、緑色顔料の混合もない
ため、緑蛍光体層の輝度低下が起こらず、しかも、黒色
膜層に緑色顔料を混合するため、緑色顔料の発光により
視野角度に関係なく白均一性が向上するとともにコント
ラストも向上し、ボデーカラーも白色のカラー陰極線管
を実現できる。また、黒色膜の緑色顔料の付加構成を、
黒色膜とパネル内面との間に緑色顔料層を積層形成して
構成することにより、各蛍光体層の発光特性のバランス
を向上し、更に良好な白色特性を有するカラー陰極線管
を提供できる。
【図１】 本発明の第一実施例のカラー陰極線管の蛍光
面の要部断面図
面の要部断面図
【図２】 本発明の第二実施例のカラー陰極線管の蛍光
面の要部断面図
面の要部断面図
【図３】 本発明の第三実施例のカラー陰極線管の蛍光
面の要部断面図
面の要部断面図
【図４】 カラー陰極線管の構成図
【図５】 従来のカラー陰極線管の蛍光面の要部断面図
２ パネル ４ 蛍光面 ４ａ，１１ 赤蛍光体層 ４ｂ 緑蛍光体層 ４ｃ，１２ 青蛍光体層 ７ 黒色膜 ８ 顔料を混合した黒色膜 ９ 赤色顔料層 １０ 青色顔料層 １３ 緑色顔料層
Claims (4)
- 【請求項１】パネル内面に黒色膜と赤蛍光体層、緑蛍光
体層、青蛍光体層とを被着形成したカラー陰極線管にお
いて、前記黒色膜に緑色顔料を付加し、前記赤蛍光体層
と青蛍光体層にそれぞれ赤色顔料と青色顔料を付加した
ことを特長とするカラー陰極線管。 - 【請求項２】パネル内面に黒色膜と赤蛍光体層、緑蛍光
体層、青蛍光体層にとを被着形成したカラー陰極線管に
おいて、前記黒色膜に緑色顔料を混合し、前記赤蛍光体
層と青蛍光体層の蛍光体層とパネル内面との間に、それ
ぞれ赤色顔料層、青色顔料層を形成したことを特徴とす
る請求項１記載のカラー陰極線管。 - 【請求項３】パネル内面に黒色膜と赤蛍光体層、青蛍光
体層、緑蛍光体層とを被着形成したカラー陰極線管にお
いて、前記黒色膜に緑色顔料を混合し、赤蛍光体層と青
蛍光体層に、それぞれ赤色顔料、青色顔料を被覆したこ
とを特徴とするカラー陰極線管。 - 【請求項４】前記黒色膜への緑色顔料の付加構成が、黒
色膜とパネル内面との間に緑色顔料層を積層形成してな
ることを特徴とする請求項１記載のカラー陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26504594A JPH08129964A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | カラー陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26504594A JPH08129964A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | カラー陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08129964A true JPH08129964A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17411823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26504594A Pending JPH08129964A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | カラー陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08129964A (ja) |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP26504594A patent/JPH08129964A/ja active Pending
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