JPH08129839A - ヘッドキャリッジ駆動装置 - Google Patents

ヘッドキャリッジ駆動装置

Info

Publication number
JPH08129839A
JPH08129839A JP26668294A JP26668294A JPH08129839A JP H08129839 A JPH08129839 A JP H08129839A JP 26668294 A JP26668294 A JP 26668294A JP 26668294 A JP26668294 A JP 26668294A JP H08129839 A JPH08129839 A JP H08129839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
head carriage
piece
head
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26668294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Mizuma
浩彰 水間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP26668294A priority Critical patent/JPH08129839A/ja
Publication of JPH08129839A publication Critical patent/JPH08129839A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 近年における装置の小型化を図る。 【構成】 ステッピングモータ10の出力軸11をカー
トリッジ装着位置におけるディスクカートリッジDの側
方に位置付けた。このため、ヘッドキャリッジ18がカ
ートリッジ装着位置におけるディスクカートリッジDの
側方で移送されるから、カートリッジ装着位置のカート
リッジ挿入側に従来必要としたヘッドキャリッジ18の
移動領域が不要になり、カートリッジ挿抜方向寸法を短
縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフロッピィーデ
ィスクを記録・再生するディスク装置に使用して好適な
ヘッドキャリッジ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばフロッピィーディスク装置等のデ
ィスク装置は、パーソナルコンピュータやオフィスコン
ピュータ等に広く用いられており、その普及は目覚まし
い。
【0003】従来、この種のディスク装置には、ディス
クカートリッジを挿抜自在に保持するカートリッジホル
ダーと、このカートリッジホルダーに昇降動作を付与す
るスライド板と、このスライド板の移動方向にヘッドキ
ャリッジを移送するヘッドキャリッジ駆動装置とが備え
られている。
【0004】このように構成されたディス装置において
は、カートリッジホルダー内にディスクカートリッジを
挿入すると、スライド板のカートリッジ引き抜き方向の
移動によるカートリッジホルダーの下降動作によってデ
ィスクカートリッジがアンローディング位置からローデ
ィング位置まで移送され、またエジェクト釦をカートリ
ッジ挿入方向に押圧すると、スライド板のカートリッジ
挿入方向の移動によるカートリッジホルダーの上昇動作
によってディスクカートリッジがローディング位置から
アンローディング位置まで移送される。
【0005】そして、ヘッドキャリッジ駆動装置が駆動
することによりヘッドキャリッジをカートリッジ挿抜方
向に移送して記録・再生が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種ディ
スク装置のヘッドキャリッジ駆動装置においては、カー
トリッジ装着位置に位置決めされたディスクカートリッ
ジの後方(カートリッジ挿入側)でヘッドキャリッジが
進退するものであるため、カートリッジ挿抜方向寸法が
大きくなり、近年における装置の小型化に応じることが
できないという問題があった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、カートリッジ挿抜方向寸法を短縮することがで
き、もって近年における装置の小型化に応じることがで
きるヘッドキャリッジ駆動装置を提供するものである。
【0008】また、従来のヘッドキャリッジ駆動装置に
おいては、駆動モータがシャーシの後壁幅方向中央部寄
りにモータハウジングを装置幅方向に並列する2つのビ
スによってモータハウジング取付用フランジの両側から
締結することにより取り付けられており、このため装置
幅方向寸法が大きくなり、近年における装置の小型化に
応じることができないという問題があった。
【0009】本発明の別の発明はこのような事情に鑑み
てなされたもので、装置幅方向寸法を短縮することがで
き、もって近年における装置の小型化に応じることがで
きるヘッドキャリッジ駆動装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヘッドキャ
リッジ駆動装置は、カートリッジ挿抜方向と交差するよ
うな方向に延在するヘッドアームを保持するヘッドキャ
リッジと、このヘッドキャリッジをカートリッジ挿抜方
向に移送するための駆動モータとを備え、この駆動モー
タの出力軸をカートリッジ装着位置におけるディスクカ
ートリッジの側方に位置付けたものである。
【0011】本発明の別の発明(請求項3)に係るヘッ
ドキャリッジ駆動装置は、駆動モータのモータハウジン
グを挾持する上下2つの保持片を有するモータ取付部材
をキャリッジ駆動装置用シャーシに固定すると共に、こ
のモータ取付部材の各保持片によって駆動モータのハウ
ジング取付用フランジを圧接したものである。
【0012】
【作用】本発明においては、ヘッドキャリッジがカート
リッジ装着位置のディスクカートリッジの側方で駆動モ
ータの出力軸に沿って移送される。
【0013】本発明の別の発明(請求項3)において
は、モータ取付部材の上下両保持片によってディスク装
置用シャーシの最側方位置に駆動モータが取り付けられ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0015】図1は本発明に係るヘッドキャリッジ駆動
装置のモータ取付状態を示す分解斜視図、図2は同じく
本発明におけるヘッドキャリッジ駆動装置のモータ取付
状態を示す背面図、図3および図4は本発明におけるヘ
ッドキャリッジ駆動装置のモータ取付状態を分解して示
す平面図と側面図、図5は本発明におけるヘッドキャリ
ッジ駆動装置の使用例を示す分解斜視図、図6は本発明
におけるヘッドキャリッジ駆動装置のヘッドキャリッジ
とヘッドアームの組立状態を示す正面図、図7は本発明
におけるヘッドキャリッジ駆動装置のヘッドキャリッジ
移動用の基台を示す断面図である。
【0016】同図において、符号1で示すものはディス
ク回転中心としてのスピンドルモータ軸2およびこのス
ピンドルモータ軸2の駆動によって回転するディスクテ
ーブル3を内蔵する板金製のシャーシで、各々が互いに
対向する2つの側板4,5およびこれら両側板4,5を
連結する底板6からなり、例えばパーソナルコンピュー
タ等の機器筐体(図示せず)内に収納されている。
【0017】このシャーシ1の両側板4,5のうち右側
板5には前後方向略中央部には、上方に開口しかつ上下
方向に延在する第1ガイド溝7が設けられている。
【0018】この右側板5には、ディスクカートリッジ
Dの挿抜方向に延在するピン移動用の水平溝8aおよび
この水平溝8aに連通するピン着脱用の垂直溝8bから
なる第2ガイド溝8が設けられている。
【0019】また、左側板4には、前記第2ガイド溝8
に対応し水平溝からなる第3ガイド溝8Aが設けられて
いる。
【0020】一方、このシャーシ1の底板6の左側側縁
には、前後方向に開口する貫通孔9aを有する保持体9
および上下方向に延在し第1ガイド溝7に対応する第4
ガイド溝7A1を有する側部壁7Aが設けられている。
【0021】この底板6の後方端部両側縁には、シャー
シ幅方向に各々が互いに並列するカートリッジ位置決め
用の突子6c1を有する2つの切り起こし片6cが形成
されている。
【0022】また、この底板6の後方端縁には、前記左
側板4の近傍に位置する第1立ち上がり壁6aおよびこ
の第1立ち上がり壁6aの後方に空隙Gをもって第2立
ち上がり壁6bが一体に設けられている。
【0023】このうち第1立ち上がり壁6aの左側部お
よび右側部には、カートリッジ挿抜方向に開口するシャ
フト挿通孔6a1,係止溝6a2と位置決め溝6a3,ね
じ孔6a4が設けられている。
【0024】101は板金製のトップカバーで、前記底
板6に対向する天井部101aおよびこの天井部101
aに連接しかつ前記各側板4,5に対接する側部101
b,101cからなり、前記シャーシ1に装着されてい
る。
【0025】このトップカバー101には、前記天井部
101aの後方端縁一部を折り曲げることにより前記第
2立ち上がり壁6bに対接する背面部101dが形成さ
れている。
【0026】10はヘッドキャリッジ送り用の駆動モー
タとしてのステッピングモータで、モータ機構(図示せ
ず)を内蔵するモータハウジング10aおよび前記第1
立ち上がり壁6aの外側端面に対接するモータハウジン
グ取付用のフランジ10bとからなり、前記保持体9の
後方に後述するモータ取付部材によって固定されてい
る。
【0027】このステッピングモータ10の出力軸11
は、螺旋状のV字溝11aを有し前後方向(カートリッ
ジ挿抜方向)に延在するリードスクリュー軸によって形
成されている。
【0028】この出力軸11は、前記第1立ち上がり壁
6aのシャフト挿通孔6a1を挿通してカートリッジ装
着位置におけるディスクカートリッジDの左側側方に配
置され、かつ先端部が前記保持体9の貫通孔9a内に軸
受201を介して支承されている。
【0029】102はモータ取付部材としての金具で、
前記空隙Gを覆うカバー片103を有し前記第1立ち上
がり壁6aに対接する基部片104と、この基部片10
4の上下端縁に折り曲げ形成され前記モータハウジング
10aを挾持する弾性変形可能な2つの保持片105,
106とからなり、前記第1立ち上がり壁6aに取付ね
じ107によって固定されている。
【0030】この金具102の基部片104には、前記
第1立ち上がり壁6aの位置決め溝6a1内に臨む位置
決め片104aおよび前記取付ねじ107が挿通するね
じ挿通孔104bが設けられている。
【0031】一方、この金具102の両上下保持片10
5,106のうち上保持片105の片側側縁には、周方
向に延在するフランジ接触部105a1を有し前記フラ
ンジ10bを前記第1立ち上がり壁6aの外側端面に圧
接する第1突子105aが一体に形成されている。
【0032】この上保持片105は、先端部に前記トッ
プカバー101に当接して上方への変形を規制するため
の第2突子105bを有し、前記第1突子105aと前
記フランジ10bの圧接解除を防止し得るように構成さ
れている。
【0033】また、この金具102の下保持片106の
片側側縁には、前記上保持片105と同様に周方向に延
在するフランジ接触部106a1を有し前記フランジ1
0bを前記第1立ち上がり壁6aの外側端面に圧接する
第1突子106aが一体に形成されている。
【0034】この下保持片106には、前記第1突子1
06aに隣接し前記係止溝6a2内に臨んで下方への変
形を規制するための第2突子106bが一体に形成され
ている。
【0035】12は前記出力軸11に平行するガイド軸
で、前記シャーシ1の底板6における前記側板4の近傍
に保持されており、後述するヘッドキャリッジをカート
リッジ挿抜方向に案内し得るように構成されている。
【0036】13はヘッドキャリッジ移動用の基台で、
前記出力軸11を介して対向する上下部片13a,13
bと、これら両部片13a,13bを連結する側部片1
3cとからなり、前記ステッピングモータ10の駆動に
よってカートリッジ挿抜方向に進退し得るように構成さ
れている。
【0037】この基台13の上部片13aのヘッド側端
縁には、前記出力軸11の一部が臨む切欠き13a1
よびこの切欠き13a1の両側開口縁一部を切り欠くこ
とにより形成された段差面13a2が設けられている。
【0038】また、この基台13の下部片13bのヘッ
ド側端縁には、各々が互いに平行し前記V字溝11aの
溝壁に当接する2つの突部13b1,13b2が一体に設
けられている。
【0039】14はスプリング装着部14aおよびスプ
リング係止溝14bを有するアーム押え板、前記基台1
3の上部片13aに前記切欠き13a1および段差面1
3aを覆うように固定されている。
【0040】15は後述するヘッドアームを押圧付勢す
る捩りコイルスプリングで、スプリング巻線部が前記ス
プリング装着部14aに装着され、かつ反アーム接触端
部が前記スプリング係止溝14bに係止されている。
【0041】16は前記出力軸11に押圧接触するシャ
フト押え板で、上方に突出するスプリング装着用の突部
16aを有する断面視コ字状の基部片16aと、この
基部片16aに連接しかつ前記各段差面13a2に対接
する側部片16b,16cとからなり、前記基台13と
前記アーム押え板14との間に進退自在に設けられてい
る。
【0042】17は前記シャフト押え板16を前記出力
軸11に押圧付勢する圧縮コイルスプリングで、前記突
部16a1の周囲に設けられ、かつ前記基部片16aと
前記アーム押え板14との間に弾装されている。
【0043】18はカートリッジ挿抜方向と交差するよ
うな方向に延在するヘッドキャリッジで、前記出力軸1
1上に基台13を介して進退自在に設けられている。
【0044】このヘッドキャリッジ18の先端部には記
録・再生を行うヘッド19が取り付けられており、キャ
リッジ略中間部には前記ガイド軸12が挿通するシャフ
ト挿通孔18aおよび前記両切り起こし片6cのうち左
側の切り起こし片6cが臨む長孔18bが設けられてい
る。
【0045】20は前記ヘッドキャリッジ18と同様に
カートリッジ挿抜方向と交差するような方向に延在する
ヘッドアームで、アーム一方端部が前記基台13上に保
持されており、アーム他方端部には前記ヘッド19に対
応するヘッド21が取り付けられている。
【0046】このヘッドアーム20には、前記基台13
と前記アーム押え板14との間に介在する弾性片22が
連結されている。
【0047】23は下方に開口する断面視略コ字状のス
ライド板で、左右方向に延在する前面片24および各々
が互いに補強用のビーム111によって連結され前後方
向に延在する2つの側片25,26を有する天井板27
と、この天井板27の各側片25,26に下方に折り曲
げることにより形成され前後方向に延在する2つの側板
29,30とからなり、前記シャーシ1上にカートリッ
ジ挿抜方向に進退自在に設けられている。
【0048】このうち天井板27の前面片23の前方端
縁右側部には、一部を切り起こし形成することにより前
方から後方に向かって下る舌片状の傾斜突子31をその
下面に有する平面視矩形状の取付片32が一体に設けら
れている。
【0049】この前面片23のエジェクト釦取付位置近
傍にはカートリッジ挿抜方向に延在する長孔33が前記
取付片32の一部に跨って設けられており、この長孔3
3の表側開口周縁長手方向部には同じく前後方向に延在
する2つの補強用の突部34が一体に設けられている。
【0050】また、天井板27には前後方向に延在する
長孔35,36が設けられており、これら長孔35,3
6の開口周縁後方端部には上下方向に開口するスプリン
グ係止孔37,38が設けられている。
【0051】この天井板27の両側片25,26のうち
右側片26の後方端縁には、下方に折り曲げることによ
りアームロック片39が一体に形成されている。
【0052】また、この天井板27の右側片26にはカ
ートリッジ挿抜空間部の上方に位置しカートリッジ挿抜
方向と交差するような方向に延在する弾性変形可能なカ
ートリッジ挿入防止アーム112が一体に設けられてお
り、このカートリッジ挿入防止アーム112の先端部に
は前記トップカバー101の変形による前記補強用ビー
ム111の変形によってカートリッジ挿抜空間部に臨む
コ字状の突部112aが折り曲げ形成されている。
【0053】そして、この天井板27の両側片25,2
6に連設する補強用ビーム111の幅方向略中央部に
は、前記トップカバー101に向かって突出する略半球
状の凸部111aが一体に設けられている。
【0054】一方、スライド板23の両側板29,30
のうち右側板30には、前後方向に延在する水平溝40
a,41aおよびこれら各水平溝40a,41aに連通
し前方から後方に向かって下る勾配をもつ傾斜溝40
b,41bからなる2つのカム溝40,41が形成され
ている。
【0055】このスライド板23の右側板30には、前
記第2ガイド溝8(水平溝8a)内に臨むスライドピン
42が設けられている。
【0056】また、このスライド板23の左側板29に
は、前記第3ガイド溝8A内に臨むスライドピン43が
設けられている。
【0057】この左側板29の右側方には前記両長孔3
5,36のうち左長孔35の裏側開口周縁に連接する中
側板29Aが設けられており、この中側板29Aには前
後方向に延在する水平溝29a1,29b1およびこれら
各水平溝29a1,29b1に連通し前方から後方に向か
って下る勾配をもつ傾斜溝29a2,29b2からなる2
つのカム溝29a,29bが形成されている。
【0058】44はカートリッジ排出用のエジェクト釦
で、前記傾斜突子31がその内部に臨む貫通窓45aお
よび後述するストッパに前記スライドピン42が前記水
平溝8aに沿って移動するストローク内において当接可
能な接触子45bを有し前方から後方に向かって拡がる
幅寸法をもつ平面視略台形状の操作片45と、この操作
片45の後方端縁両側部に一体に形成され前記天井板2
7の前方端面にエジェクト釦装着状態において各先端部
46a,47aが当接する2つの案内子46,47とか
らなり、前記取付片32に着脱自在に設けられている。
【0059】48はディスクカートリッジDの両側縁を
挿抜自在に保持するカートリッジホルダーで、前記ヘッ
ドアーム20のヘッド21が臨む開口窓49aおよび後
述するカートリッジシャッター開放用の押圧片が臨むガ
イド孔49bを有し下方に開口する断面視略コ字状のホ
ルダー本体49と、このホルダー本体49の両側部下方
端縁に折り曲げ形成されカートリッジ挿入案内用の傾斜
部50aをその先端部に有するカートリッジ載置片50
とからなり、前記スライド板23と前記シャーシ1との
間に昇降自在に設けられている。
【0060】このうちホルダー本体49の右側側端部に
は前記第1ガイド溝7および前記各カム溝40,41内
に臨む第1ホルダーピン51と第2ホルダーピン52が
設けられており、前方端部両側縁には前記各スプリング
係止孔37,38に対応する左右2つのスプリング係止
片53,54が切り起こし形成されている。
【0061】このホルダー本体49の左側側端部には、
前記第1ホルダーピン51に対応し前記側部壁7Aの第
4ガイド溝7A1および前記カム溝29a,29b内に
臨む第3ホルダーピン55と第4ホルダーピン55Aが
設けられている。
【0062】そして、このホルダー本体49の前方端縁
右側部には、前記長孔33にカートリッジアンローディ
ング状態において挿通し前記スライド板23をディスク
カートリッジDの挿入方向に移動規制する側面視略台形
状のストッパ56が一体に設けられている。
【0063】また、このホルダー本体49には前記開口
窓49aの前方に位置し前記アーム112の突部112
aが臨む貫通窓49cが設けられており、この貫通窓4
9cの開口周縁には前記アーム112の先端部近傍に位
置するアーム変形防止用の突子57aを有する立ち上が
り片57が一体に設けられている。
【0064】そして、このホルダー本体49には、前記
開口窓49aと前記ガイド孔49bとの間に位置するス
プリング装着片58とスプリング係止片59が切り起こ
し形成されている。
【0065】60は前記スライド板23を前方に付勢す
る引張コイルスプリングで、両端部が前記スプリング係
止孔37,38と前記スプリング係止片53,54に係
止されている。
【0066】61はシャッター開閉アームを兼用するト
リガーアームで、前記アームロック片39に対応する第
1係合面62aと第2係合面62bを有する平面視略扇
形状の第1アーム62と、この第1アーム62に一体に
形成され前記ガイド孔49b内に臨むシャッター押圧片
63aおよび前記スプリング係止片59に対応するスプ
リング係止片63bを有する平面視略短冊状の第2アー
ム63とからなり、前記ホルダー本体49に支軸64を
介して回動自在に保持されている。
【0067】65はディスクカートリッジDのシャッタ
ーdを閉塞する方向に前記トリガーアーム61を回動付
勢する捩りコイルスプリングで、巻線部が前記スプリン
グ装着片58に装着され、かつ両端部が各々前記スプリ
ング係止片59,63bに係止されている。
【0068】66〜68は各々ディスク(図示せず)の
書き込み可否を検出する第1スイッチとディスクカート
リッジDの有無を検出する第2スイッチとディスク種類
(2DD,2HD,2FD)を検出する第3スイッチ
で、前記シャーシ1上の回路基板69に接続されてい
る。
【0069】なお、図中符号a1およびa2は各々ディス
クカートリッジDの挿入方向と引き抜き方向を示す。ま
た、符号b1,b2およびc1,c2は各々トリガーアーム
61の回動方向とカートリッジホルダー48の昇降方向
を示す。
【0070】このように構成されたヘッドキャリッジ駆
動装置においては、ステッピングモータ10の駆動によ
って出力軸11が回転すると、ヘッドキャリッジ18が
カートリッジ装着位置に位置決めされたディスクカート
リッジDの側方で出力軸11に沿って移送される。
【0071】したがって、本実施例においては、カート
リッジ装着位置のカートリッジ挿入側に従来必要とした
ヘッドキャリッジ18の移動領域が不要になるから、カ
ートリッジ挿抜方向寸法を短縮することができる。
【0072】また、本実施例においては、モータ取付部
材としての金具102の上下両保持片105,106に
よって第1立ち上がり壁6aの最側方位置にステッピン
グモータ10が取り付けられるから、装置幅方向寸法を
短縮することができる。
【0073】因に、本発明におけるヘッドキャリッジ駆
動装置を備えたディスク装置のカートリッジローディン
グおよびカートリッジアンローディングは、次に示すよ
うにして行われる。
【0074】先ず、カートリッジローディングは、カー
トリッジホルダー48内にディスクカートリッジDを図
5にa1で示す方向に挿入することにより行う。
【0075】このとき、トリガーアーム61が捩りコイ
ルスプリング65の弾撥力に抗してシャッターd(ディ
スクカートリッジD)を開放するような方向すなわち図
5にb1で示す方向に回動し、アームロック片39が第
1係合面62aとの係合状態を解除して第2係合面62
bに係合するため、スライド板23が引張コイルスプリ
ング60の弾撥力によって同図にa2で示す方向に前進
する。
【0076】また、第2ホルダーピン52が各カム溝4
0,41に沿って下方に移動すると共に、第4ホルダー
ピン55Aが各カム溝29a,29bに沿って下方に移
動するため、第1ホルダーピン51および第3ホルダー
ピン55が各々第1ガイド溝7と第4ガイド溝7A1
沿って図5にc2で示す下方に移動し、カートリッジホ
ルダー48が同方向に移動する。
【0077】一方、カートリッジアンローディングは、
エジェクト釦44をディスクカートリッジDの挿入方向
すなわち図5にa1で示す方向に押圧することにより行
う。
【0078】このとき、スライド板23が引張コイルス
プリング60の弾撥力に抗して図5にa1で示す方向に
後退すると共に、アームロック片39が第2係合面62
bとの係合状態を解除して第1係合面62aに係合する
ため、トリガーアーム61が捩りコイルスプリング65
の弾撥力によってシャッターd(ディスクカートリッジ
D)を閉塞するような方向すなわち同図にb2で示す方
向に回動すると共に、ディスクカートリッジDが同図に
2で示す方向に移動する。
【0079】また、第2ホルダーピン52が各カム溝4
0,41に沿って上方に移動すると共に、第4ホルダー
ピン55Aが各カム溝29a,29bに沿って上方に移
動するため、第1ホルダーピン51および第3ホルダー
ピン55が各々第1ガイド溝7と第4ガイド溝7A1
沿って図5にc1で示す上方に移動し、カートリッジホ
ルダー48が同方向に移動する。
【0080】このようにして、カートリッジローディン
グおよびカートリッジアンローディングが行われる。
【0081】なお、本実施例においては、フロッピィー
ディスク装置に適用する例を示したが、本発明はこれに
限定適用されるものではなく、各種のディスクを記録・
再生する他のディスク装置にも実施例と同様に適用可能
である。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ートリッジ挿抜方向と交差するような方向に延在するヘ
ッドアームを保持するヘッドキャリッジと、このヘッド
キャリッジをカートリッジ挿抜方向に移送するための駆
動モータとを備え、この駆動モータの出力軸をカートリ
ッジ装着位置におけるディスクカートリッジの側方に位
置付けたので、ヘッドキャリッジがカートリッジ装着位
置のディスクカートリッジの側方で移送される。
【0083】したがって、カートリッジ装着位置のカー
トリッジ挿入側に従来必要としたヘッドキャリッジの移
動領域が不要になるから、カートリッジ挿抜方向寸法を
短縮することができ、近年における装置の小型化に応じ
ることができる。
【0084】請求項3において、駆動モータのモータハ
ウジングを挾持する上下2つの保持片を有するモータ取
付部材をキャリッジ駆動装置用シャーシに固定すると共
に、このモータ取付部材の各保持片によって駆動モータ
のハウジング取付用フランジを圧接したので、モータ取
付部材の上下両保持片によってディスク装置用シャーシ
の最側方位置に駆動モータが取り付けられる。
【0085】したがって、装置幅方向寸法を短縮するこ
とができるから、近年における装置の小型化に応じるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘッドキャリッジ駆動装置のモー
タ取付状態を示す分解斜視図。
【図2】同じく本発明におけるヘッドキャリッジ駆動装
置のモータ取付状態を示す背面図。
【図3】本発明におけるヘッドキャリッジ駆動装置のモ
ータ取付状態を分解して示す平面図。
【図4】本発明におけるヘッドキャリッジ駆動装置のモ
ータ取付状態を分解して示す側面図。
【図5】本発明に係るヘッドキャリッジ駆動装置の使用
例を示す分解斜視図。
【図6】本発明におけるヘッドキャリッジ駆動装置のヘ
ッドキャリッジとヘッドアームの組立状態を示す正面
図。
【図7】本発明におけるヘッドキャリッジ駆動装置のヘ
ッドキャリッジ移動用の基台を示す断面図。
【符号の説明】
1…シャーシ 6a…第1立ち上がり壁 6a2…係止溝 10…ステッピングモータ 10a…モータハウジング 10b…フランジ 11…出力軸 18…ヘッドキャリッジ 19…ヘッド 20…ヘッドアーム 21…ヘッド 101…トップカバー 102…金具 105…上保持片 105a…第1突子 105a1…フランジ接触部 105b…第2突子 106…下保持片 106a…第1突子 106a1…フランジ接触部 106b…第2突子 D…ディスクカートリッジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ挿抜方向と交差するような
    方向に延在するヘッドアームを保持するヘッドキャリッ
    ジと、このヘッドキャリッジをカートリッジ挿抜方向に
    移送するための駆動モータとを備え、この駆動モータの
    出力軸をカートリッジ装着位置におけるディスクカート
    リッジの側方に位置付けたことを特徴とするヘッドキャ
    リッジ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスクカートリッジを挿抜自在に
    保持するカートリッジホルダーを案内するガイドをキャ
    リッジ駆動装置用側板の内側に設けたことを特徴とする
    請求項1記載のヘッドキャリッジ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動モータのモータハウジングを挾
    持する上下2つの保持片を有するモータ取付部材をキャ
    リッジ駆動装置用シャーシに固定すると共に、このモー
    タ取付部材の各保持片によって前記駆動モータのハウジ
    ング取付用フランジを圧接したことを特徴とする請求項
    1記載のヘッドキャリッジ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記上下両保持片のうち上方の保持片に
    この保持片の上方への変形を規制するための突子を設け
    たことを特徴とする請求項3記載のヘッドキャリッジ駆
    動装置。
  5. 【請求項5】 前記上下両保持片のうち下方の保持片に
    この保持片の下方への変形を規制するための突子を設け
    たことを特徴とする請求項3記載のヘッドキャリッジ駆
    動装置。
JP26668294A 1994-10-31 1994-10-31 ヘッドキャリッジ駆動装置 Pending JPH08129839A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26668294A JPH08129839A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 ヘッドキャリッジ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26668294A JPH08129839A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 ヘッドキャリッジ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08129839A true JPH08129839A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17434235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26668294A Pending JPH08129839A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 ヘッドキャリッジ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08129839A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6364826B2 (ja)
JPH11250543A (ja) 記録媒体記録再生装置
JPH08129839A (ja) ヘッドキャリッジ駆動装置
JP2001266442A (ja) ディスクドライブ装置
JP3036350B2 (ja) フローティング機構
JP3489425B2 (ja) 回動機構
JP3551501B2 (ja) ディスク装置
JP3551500B2 (ja) ディスク装置
JP3496236B2 (ja) ディスクローディング装置
JP3870675B2 (ja) 記録媒体装着装置
JP3485415B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3557701B2 (ja) ディスク装置
JP3493996B2 (ja) 記録媒体記録再生装置
US20030039058A1 (en) Flexible disk drive effective in reducing cost
US6185066B1 (en) Magnetic disk drive
US5808831A (en) Disk driving apparatus with reduced site and thickness
JP2553824Y2 (ja) ディスク装置
JP3114714B2 (ja) ディスク装置
JP2998581B2 (ja) ディスク装置
JP3358540B2 (ja) ディスク装置
JP3430906B2 (ja) 記録媒体記録再生装置
JP3087613B2 (ja) ディスク装置
JPH11353834A (ja) ディスク装置
JPH08273266A (ja) ディスクローディング装置
JPH09306145A (ja) 磁気記録再生装置