JPH08129670A - 自動販売機の商品見本陳列装置 - Google Patents

自動販売機の商品見本陳列装置

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JPH08129670A
JPH08129670A JP26850494A JP26850494A JPH08129670A JP H08129670 A JPH08129670 A JP H08129670A JP 26850494 A JP26850494 A JP 26850494A JP 26850494 A JP26850494 A JP 26850494A JP H08129670 A JPH08129670 A JP H08129670A
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JP
Japan
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product
product sample
display device
display
display base
Prior art date
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Pending
Application number
JP26850494A
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English (en)
Inventor
Katsuhisa Umemoto
勝久 梅元
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電照室内に展示した商品見本に対してアピール
性の高い照明効果が演出できるようにした自動販売機の
商品見本陳列装置を提供する。 【構成】キャビネットの前面扉2に画成した電照室5に
対し、商品選択釦9、商品選択釦と1対1に対応して並
ぶプラスチック成形品の商品見本7を搭載したディスプ
レイ台13、およびディスプレイ台の内側に組み込んだ
照明灯10を備なえてなる自動販売機の商品見本陳列装
置において、前記ディスプレイ台を照明灯の拡散照明用
グローブを兼ねて半透明なプラスチックの成形品で構成
し、ディスプレイ台自身の全体を透過した照明灯の光で
電照室内,および商品見本を明るく照らして効果的な照
明を演出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機の商品見本
陳列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来における自動販売機の商品見
本陳列装置を図5,図6に示す。各図において、1は自
動販売機のキャビネット、2は前面扉であり、前面扉2
にはコイン投入口3,商品取出口4などのほかに、扉の
上部には商品見本展示用の電照室5が画成されている。
この電照室5は、その前面が透明カバー6で覆われ、か
つ室内には上下段に振り分けて商品見本7を並置搭載し
た箱形のディスプレイ台8が収設されており、さらにそ
の前方にはディスプレイ台上に並ぶ商品見本7と1対1
に対応する商品選択釦(押釦スイッチ)9が装着(ディ
スプレイ台8が商品選択釦9の取付け枠を兼ねている)
されており、さらにディスプレイ台8の内部には照明灯
(螢光灯)10が組み込まれている。なお、11はディ
スプレイ台8の前面に取付けたラベルシート、12は前
面扉1の背面パネルである。
【0003】ここで、商品見本7は販売商品のダミーと
して作られたプラスチック成形品の中空体であり、例え
ばカップ式飲料自動販売機ではライテングカップと呼ば
れる透明プラスチック製のカップが使用されており、そ
の周面には商品の印刷ラベル7aが貼付けてある。一
方、ディスプレイ台8は電照室5の横幅寸法,ディスプ
レイ台の一段に並べる商品見本7の数に合わせて薄鋼板
を板金加工して作られたもので、その上面側には商品見
本7を設置する箇所に見本取付穴を開口し、該穴を通し
てディスプレイ台8の内部に組み込んだ照明灯10の光
を商品見本7の内側に導光してライトアップすようにし
ている。また、ディスプレイ台8の下面側は広く開放し
て下段のディスプレイ台上に並ぶ商品見本7を上方から
照明するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した陳
列装置の従来構造では次記のような問題点がある。 1)鋼板で作られたディスプレイ台8はそれ自身が遮光
体であり、その内部に組み込んだ照明灯10は僅かにデ
ィスプレイ台8の上下面の開口部を通じて投光される光
で商品見本7,および電照室5内を照明するようにして
いる。したがって、このままでは電照室内の全体が暗く
なって商品見本の展示に対するアピール性が低く、その
ために電照室5の天井部に別な照明灯を追加装備するな
どの対応策が必要となる。
【0005】2)ディスプレイ台は自動販売機の仕様
(電照室の横幅寸法,販売商品のセレクション数など)
に合わせて設計した専用のディスプレイ台を製作する必
要があり、仕様の異なる自動販売機の間で部品の共通化
を図ることは殆どできず、このことが製作費のコストア
ップを招く原因の一つになっている。本発明は上記の点
にかんがみなされたものであり、目的は前記課題を解決
して商品見本の展示にアピール性の高い照明効果が演出
でき、併せて組立が簡単で、かつ部品を共通化して様々
な展示バリエーションにも対応できるようにした自動販
売機の商品見本陳列装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、商品見本陳列装置を次記のように
構成するものとする。 (1)キャビネットの前面扉に画成した電照室に商品選
択釦、商品選択釦と1対1に対応して並ぶプラスチック
成形品の商品見本を搭載したディスプレイ台、およびデ
ィスプレイ台の内側に組み込んだ照明灯を備なえてなる
自動販売機の商品見本陳列装置において、前記ディスプ
レイ台を照明灯の拡散照明用グローブを兼ねて半透明な
プラスチックの成形品で構成する。
【0007】(2)そして、前項(1)の構成において
は、商品見本を次記のような手段でディスプレイに取付
けることができる。 (a)ディスプレイ台上の商品見本取付け箇所に導光穴
を兼ねた取付け穴を開口し、該取付け穴に商品見本を装
着する。 (b)ディスプレイ台と商品見本を一体にモールド成形
する。
【0008】(c)商品見本の取付面に係合爪を設け、
該係合爪を介して商品見本をディスプレイ台に係止固定
する。 (3)また、仕様の異なる自動販売機に対し共通部品を
用いてディスプレイ台を構築できるようにするために、
前項(1)の構成において、個々に1ないし数個の商品
見本を搭載したディスプレイ台の単位ブロックを直列に
組み合わせた構成があり、ここでディスプレイ台の単位
ブロックは、その端部に嵌め合い式の連結手段を備えて
構成するのがよい。
【0009】
【作用】前項(1)のようにディスプレイ台を半透明な
プラスチック成形品で構成することにより、ディスプレ
イ台自身がその内側に組み込んだ照明灯の拡散照明用グ
ローブとして機能し、ディスプレイ台の全体が光源とな
って電照室全体,およびディスプレイ台に搭載した商品
見本を明るく照らし出してアピール性のある照明効果を
演出できる。なお、ディスプレイ台の色を、ホット商
品,コールド商品に合わせて暖色,寒色などに色分けし
て彩色を施すことも可能である。
【0010】また、ディスプレイ台をプラスチック製と
することで、同じプラスチック製の商品見本と一体に同
時成形することができ、この構造を採用することでディ
スプレイ台への商品見本の組立工程が省ける。さらに、
樹脂成形品のディスプレイ台を、複数に分割された単位
ブロック(セグメント)を組合わせて組立てることによ
り、この単位ブロックを共通部品として仕様の異なる自
動販売機のディスプレイ台を構築することができるほ
か、商品見本の配列に対する様々なバリエーションへの
対応が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、実施例の図中で図6に対応する同一部材に
は同じ符号が付してある。まず、図1(a),(b)は本
発明の請求項1,2に対応する基本的な実施例の構成を
示すものであり、プラスチック成形品としてなる商品見
本7は、透光性のある半透明(例えば乳白色,青色,赤
色など)なプラスチックのモールド成形品で作られたデ
ィスプレイ台13の傾斜面に左右に並べて装着されてお
り、該ディスプレイ台は商品選択釦9の取付枠14と組
合わせて電照室5に組み込まれている。また、ディスプ
レイ台13の裏面側には照明灯(螢光灯)10が組み込
まれている。
【0012】ここで、ディスプレイ台13の商品見本取
付け面には商品見本7の配列に合わせて照明灯10の導
光穴を兼ねた異形の取付け穴13aが開口している。一
方、商品見本7はディスプレイ台13の傾斜面に合わせ
て後部が斜めカットされた形状に作られており、かつ斜
めカット面には前記取付け穴13aに対応した輪郭の差
込脚部7bを設け、この脚部7bをディスプレイ該13
の穴13aに嵌め合わせて装着されている。
【0013】かかる構成で照明灯10を点灯すると、半
透明のプラスチック製ディスプレイ台13はそれ自身が
照明灯10の拡散照明グローブとして機能し、ディスプ
レイ台全体が一つの光源として電照室5,および商品見
本7を照明する。また、前記取付け穴13aより商品見
本7の内側へ導光した照明灯10の光は商品見本7を内
部側から明るく照らし出す。これにより、アピール性の
高い照明,展示効果を演出できる。なお、ディスプレイ
台13はホット商品,コールド商品の商品見本7の配列
に合わせてそれぞれ赤色,青色などに色分けした彩色を
施すことも可能である。
【0014】図2,図3はそれぞれ本発明の請求項3,
4に対応する応用実施例を示すものであり、図2はプラ
スチック製の商品見本7と同じくプラスチック製のディ
スプレイ台13を一体にモールド成形して製作したもの
である。このように商品見本7とディスプレイ台13を
一体化することで、組立工程で商品見本7をディスプレ
イ台13に取付け作業が省略できる。また、図3は商品
見本7の斜めカット面に突起状の係合爪7cを設け、こ
の係合爪7bをディスプレイ台13の斜面に穿った孔に
差し込んで商品見本7をディスプレイ台13の所定位置
に係止固定する。この取付構造では、照明灯10の光を
商品見本7の内部に向けて直接導光する窓穴が開口して
ないが、ディスプレイ台13自身が透光性であるので商
品見本7の照明が暗くなるおそれはない。
【0015】次に、本発明の請求項5,6に対応する応
用実施例を図4(a)〜(c)に示す。この実施例にお
いては、例えば5個の商品見本7を左右一列に並べて搭
載したディスプレイ台13が、2個の商品見本7を搭載
した単位ブロック13Aと、3個の商品見本7を搭載し
た単位ブロック13Bとを直列に組合わせて連結した組
立体として構成されている。また、その連結部分には一
方の単位ブロック13Bの端部に係合突起13bを、相
手側の単位ブロック13aの端部に前記係合突起13b
と同形な係合溝13cを形成しておき、ディスプレイ台
13を構築する際に係合突起13bを係合溝13cに嵌
め合わせて単位ブロック13Aと13Bの間を連結す
る。なお、単位ブロック相互間の連結手段は図示例に限
定されるものではなく、様々な形態で実施できることは
勿論である。
【0016】このように、例えば商品見本7の2個組用
単位ブロック13A,3個組用単位ブロック13Bを共
通部品として用意しておくことにより、電照室内のディ
スプレイ台13で各段ごとに7個,あるいは9個の商品
見本7を配列するような自動販売機の仕様でも、前記の
単位ブロック13A,13Bを選定して適宜に組合わせ
ることで、指定された仕様のディスプレイ台13を簡単
に構築できる。つまり、自動販売機の仕様に合わせて専
用のディスプレイ台をその都度設計,製作する必要がな
く、複数種類の単位ブロックを共通部品として、各種仕
様の自動販売機への対応が可能となる。そのほかに、電
照室内の上下段に並ぶディスプレイ台で、商品見本の配
列を変える場合などの様々なバリエーションにも対応で
きる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、電照室内に陳列した商品見本に対して、アピール性
の高い照明効果を演出することができるとともに、プラ
スチック成形品の特徴を活かしてディスプレイ台と商品
見本を一体にモールド成形するなどして組立の簡便な商
品見本陳列装置を提供することができる。さらに、ディ
スプレイ台を分割した単位ブロックの組合わせで構成す
ることにより、これら単位ブロックを共通部品として様
々なバリエーションにも対応できるなどの実用的効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による商品見本陳列装置の基本的な実施
例の構成図であり、(a)は装置一部の縦断側面図、
(b)は(a)図におけるディスプレイ台の正面図
【図2】本発明の応用実施例として、商品見本とディス
プレイ台を一体モールドした構成の断面側視図
【図3】本発明の応用実施例として、商品見本を係合爪
でディスプレイ台に係止固定した構成の断面側視図
【図4】本発明の応用実施例として、単位ブロックの組
合わせで構成したディスプレイ台の構成図であり、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は単位ブロッ
ク相互間の連結構造を表す図
【図5】商品見本陳列装置を装備した自動販売機の外観
斜視図
【図6】図5における商品見本陳列装置の従来構造の断
面図
【符号の説明】
2 前面扉 5 電照室 7 商品見本 7b 差込脚ブロック 7c 係合爪 9 商品選択釦 10 照明灯 13 ディスプレイ台(半透明プラスチック製) 13a 商品見本取付け穴 13b 連結用係合突起 13c 連結用係合溝 13A,13B ディスプレイ台の単位ブロック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネットの前面扉に画成した電照室に
    商品選択釦、商品選択釦と1対1に対応して並ぶプラス
    チック成形品の商品見本を搭載したディスプレイ台、お
    よびディスプレイ台の内側に組み込んだ照明灯を備なえ
    てなる自動販売機の商品見本陳列装置において、前記デ
    ィスプレイ台を照明灯の拡散照明用グローブを兼ねて半
    透明なプラスチックの成形品で構成したことを特徴とす
    る自動販売機の商品見本陳列装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の商品見本陳列装置におい
    て、ディスプレイ台上の商品見本取付け箇所に導光穴を
    兼ねた取付け穴を開口し、該取付け穴に商品見本を装着
    したことを特徴とする自動販売機の商品見本陳列装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の商品見本陳列装置におい
    て、ディスプレイ台と商品見本を一体にモールド成形し
    たことを特徴とする自動販売機の商品見本陳列装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の商品見本陳列装置におい
    て、商品見本の取付面に係合爪を設け、該係合爪を介し
    て商品見本をディスプレイ台に係止固定したことを特徴
    とする自動販売機の商品見本陳列装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の商品見本陳列装置におい
    て、ディスプレイ台を、個々に1ないし数個の商品見本
    を搭載した単位ブロックを直列に組み合わせて構成した
    ことを特徴とする自動販売機の商品見本陳列装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の商品見本陳列装置におい
    て、ディスプレイ台の単位ブロックが、その端部に嵌め
    合い式の連結手段を備えていることを特徴とする自動販
    売機の商品見本陳列装置。
JP26850494A 1994-11-01 1994-11-01 自動販売機の商品見本陳列装置 Pending JPH08129670A (ja)

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JP26850494A JPH08129670A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 自動販売機の商品見本陳列装置

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JPH08129670A true JPH08129670A (ja) 1996-05-21

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JP26850494A Pending JPH08129670A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 自動販売機の商品見本陳列装置

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JP (1) JPH08129670A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100377856B1 (ko) * 2000-11-14 2003-03-29 주식회사 피오피뱅크 전자발광램프를 이용한 광고장치
JP2013061990A (ja) * 2013-01-07 2013-04-04 Sanden Corp 自動販売機

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100377856B1 (ko) * 2000-11-14 2003-03-29 주식회사 피오피뱅크 전자발광램프를 이용한 광고장치
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