JPH0812826B2 - 鉄心脚のバインド方法 - Google Patents
鉄心脚のバインド方法Info
- Publication number
- JPH0812826B2 JPH0812826B2 JP9922290A JP9922290A JPH0812826B2 JP H0812826 B2 JPH0812826 B2 JP H0812826B2 JP 9922290 A JP9922290 A JP 9922290A JP 9922290 A JP9922290 A JP 9922290A JP H0812826 B2 JPH0812826 B2 JP H0812826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- tightening
- leg
- binding
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
離した略半円形状の鉄心脚のバインド方法に関するもの
である。
うに高電圧化すると共に、送、変電用に使用される変圧
器も大容量化している。さらに送電系統が長大化するこ
とから変圧器を輸送条件の一段ときびしい山間地に据付
けるケースが多くなっており、その輸送サイズと重量の
大幅な低減が必要となっている。
は、第3図に示すようにコイルを装着する鉄心1の主脚
1aを抜板幅方向中央で分離し上部ヨーク1bを積む前のU
字形2脚鉄心単位1Aとし、この鉄心単位1Aを2個以上順
次並べて鉄心脚を構成する方法がある。
離する鉄心脚は、第4図に示すように板幅の寸法が異な
る数種の鉄板を使用して、分離した面は垂直に、反対側
は断面が略半円形に使い形状に成るよう段々に積重ねて
形成され、さらに一体として剛性をもたせるために、そ
の外周二テープをかけてバンドする方法が採用されてい
る。このような鉄心脚4のバインド方法は、積層された
鉄心脚4を締付治具を用いて正確に鉄心の面積あたりの
締付力を管理した状態で、ガラステープ製のバインドテ
ープ5に必要な張力を加えて巻き当て板2、当て板絶縁
3を介して緊縛固定する。この場合、バインドテープ5
に加わる張力Pは矢印で示すごとく鉄心脚4の分離した
面には垂直方向に、反対側は、略半円形状に沿って作用
する。そして、略半円形状の鉄心抜板には、分離した面
に向かった力Fが作用し鉄心抜板がずれるという欠点が
あった。
中央で分離した鉄心脚をバインドする際、鉄板がずれる
ことのない鉄心脚のバインド方法を提供することであ
る。
方向中央で分離した鉄心脚において、鉄心締付ワイヤ位
置に、鉄心脚の断面と相似の略半円形状の締付治具のブ
ロックを分離した面に当てて、締付ワイヤにより鉄心を
締付けた状態でバインドテープで緊縛固定したことを特
徴とするものである。
イヤに加わる張力は、ブロック側、鉄心脚側共に略半円
形状に沿って作用し、分離した面に向かう鉄板をずらす
ように作用する力を打ち消し合い、鉄板のずれを防止す
ることが出来る。
第2図を用いて説明する。
離した鉄心脚4に略半円形状の締付治具6を当てて締
付、ワイヤ7を用いて鉄心脚4を締付けた状態を示す
図、第2図は鉄心脚4の長手方向に所定のピッチ間隔で
夫々外周にかけられたバインドテープ5と、締付ワイヤ
7を示す図である。
て、分離した面は垂直に、反対側は断面が略半円形状に
近くなるように段々状に積重ねて形成され、鉄心脚4の
上下には、当て板絶縁3、当て板2を当てる。本発明に
おいては、鉄心脚4の長手方向に所定のピッチ間隔で鉄
心締付ワイヤ7を配置し、締付ワイヤ7位置に例えば木
材製等の鉄心脚4の半円形状断面と略対称の締付治具6
を分離した面に当てて、鉄心脚4を締付ワイヤ7により
正確に鉄心の面積あたりの締付力を管理した状態で、締
付ワイヤ7に隣接した所定位置をバインドテープ5で必
要回数巻き緊縛固定している。
ことにより、締付ワイヤ7に加わる張力は鉄心5、締付
治具6共に略半円形に沿って作用し、主脚を中央で分離
した面の方向に作用する力が、互いに打ち消し合うた
め、鉄板のずれを防止することが出来る。
製としたが、例えば金属製等の締付治具でも同じ効果が
得られる。さらに半円形状の垂直部に接着剤を塗布する
ことにより鉄板のずれを確実に防止することが出来る。
また鉄心を組立てた後では、垂直部面は鉄心内部に位置
するのでコイル等の荷電部に対向することが無い。した
がってコロナ等耐電圧特性が低下することはない。
装着する主脚を抜板幅方向の中央で分離した鉄心脚にお
いて、鉄心締付ワイヤ位置に略半円形状鉄心脚の断面と
略対称の半円形状ブロックでできた締付治具を分離した
面に当てて、締付ワイヤにより鉄心を締付けた状態で、
バインドテープで緊縛固定したことにより鉄心締付ワイ
ヤに加わる張力は鉄心脚、ブロック共に略半円形に沿っ
て作用し、主脚を分離した面の方向に作用する力が、互
いに打ち消し合うため鉄板のずれを防止することが出来
る。これによりバインドテープによる鉄心脚の締付が可
能となり占積率の高い鉄心巻線とすることが出来ると共
に鉄心の締付が均一となり低損失低騒音の特性を得るこ
とが出来る。
脚の締付状態を長手方向より見た正面図、第3図は本発
明における変圧器鉄心の全体を示す正面図、第4図はバ
インドテープにより鉄板がずれる状態を示す拡大平面図
である。 1…鉄心、2…当て板 3…当て板絶縁物、4…鉄心脚 5…バインドテープ、6…締付治具 7…締付ワイヤ
Claims (1)
- 【請求項1】コイルを装着する主脚を抜板幅方向中央で
左右に分離する半円形状断面を有する鉄心脚のバインド
方法において、バインドテープでバインドする位置の中
間でワイヤ締付装置であらかじめ鉄心脚を締付けると共
に、この締付ワイヤ取付位置に半円形状断面鉄心と略対
称形状の締付治具を当て、締付部を略左右対称形状とし
た上で締付ワイヤで締付けた後、バインドテープをバイ
ンドするようにしたことを特徴とする鉄心脚のバインド
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9922290A JPH0812826B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 鉄心脚のバインド方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9922290A JPH0812826B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 鉄心脚のバインド方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03297111A JPH03297111A (ja) | 1991-12-27 |
JPH0812826B2 true JPH0812826B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=14241637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9922290A Expired - Lifetime JPH0812826B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 鉄心脚のバインド方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812826B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101916643A (zh) * | 2010-07-27 | 2010-12-15 | 吴江市变压器厂有限公司 | 一种变压器铁芯拉带结构及其中拉带的制作方法 |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP9922290A patent/JPH0812826B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03297111A (ja) | 1991-12-27 |
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