JPH08128217A - 食堂の背面収納部 - Google Patents

食堂の背面収納部

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JPH08128217A
JPH08128217A JP26900494A JP26900494A JPH08128217A JP H08128217 A JPH08128217 A JP H08128217A JP 26900494 A JP26900494 A JP 26900494A JP 26900494 A JP26900494 A JP 26900494A JP H08128217 A JPH08128217 A JP H08128217A
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JP
Japan
Prior art keywords
room
dining room
space
dining
kitchen
Prior art date
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Pending
Application number
JP26900494A
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English (en)
Inventor
Mikio Monya
幹男 紋谷
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣り合う他の部屋に比べて余剰となる食堂の
間口分を有効に利用できるようにして、屋内空間に無駄
がでないようにした食堂の背面収納部を提供する。 【構成】 隣に設けられた部屋に比べて余剰となる食堂
3の間口分(B−A)だけ、食堂3とその背面側空間
(廊下7)との間仕切り17を食堂3側へ後退させ、そ
の間仕切り17の背面側空間7で使用する収納部18を
設ける構成としたので、食堂3において余剰となってい
た空間を有効に利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隣りの部屋と比べて余
剰となる食堂の間口部分を、その食堂の背面側空間の収
納部として有効に利用できるようにした食堂の背面収納
部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な住宅においては、食堂
と、居間や厨房などの部屋とが隣り合って設けられる場
合が多い。その場合に、隣り合う各部屋同士は単に壁体
等によって間仕切りされるだけで、各部屋の間口は、そ
の部屋の用途や機能に関らず一定であった。即ち、用途
や機能の異なる食堂も居間も厨房も、同じ幅の間口で設
けられることが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、食堂の
用途は食事をとることが主であって、他の用途に用いら
れることはないので、その食堂の間口は、居間や厨房な
どの他の部屋に比べて少なくて済む場合が多い。
【0004】したがって、食堂の間口を、隣り合う居間
や厨房の間口と同じ幅にすると、食堂に必要以上の空間
が費やされて、限られた屋内空間に無駄を生じてしまう
という問題点があった。
【0005】即ち、食堂は、その用途や機能から、居間
や厨房等の他の部屋の間口より狭くても十分用が足りる
場合が大方であるが、家屋の構造を簡単にしたり、或い
は屋内空間の美観を保つ等の理由から、隣り合う部屋同
士で間口の幅を合わせてしまうことが多いため、結果的
に食堂に余剰の空間ができてしまうという問題があっ
た。
【0006】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、隣り合う他の部屋に比べて余剰となっ
た食堂の間口分を有効に利用できるようにして、屋内空
間に無駄がでないようにした、食堂の背面収納部を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、隣りに設けられた部屋に比
べて余剰となる食堂の間口分だけ、食堂とその背面側空
間との間仕切りを食堂側へ後退させ、その間仕切りの背
面側に、前記背面側空間で使用する収納部を設けた構成
となっている。
【0008】また、請求項2に記載したように、請求項
1に記載の食堂の背面収納部において、前記隣りに設け
られた部屋は、居間であるように構成できる。また、請
求項3に記載したように、請求項1又は請求項2に記載
の食堂の背面収納部において、前記隣りに設けられた部
屋は、厨房であるように構成してもよい。
【0009】また、請求項4に記載したように、請求項
1から請求項3の何れかに記載の食堂の背面収納部にお
いて、前記背面側空間は、廊下であるように構成でき
る。
【0010】
【作用】本発明の作用は次の通りである。請求項1記載
の食堂の背面収納部によれば、隣りに設けられた部屋に
比べて余剰となる食堂の間口分だけ、食堂とその背面側
空間との間仕切りを食堂側へ後退させて、その間仕切り
の背面側に、前記背面側空間で使用する収納部を設けた
構成となっているので、食堂において従来は余剰となっ
ていた空間を、食堂の背面側空間の収納部として活用す
ることができる。
【0011】したがって、限られた屋内空間において空
間の無駄が少なくなり、空間の利用効率を高めることが
できる。また、請求項2に記載したように、前記隣りに
設けられた部屋が居間で構成される場合や、請求項3に
記載したように、前記隣りに設けられた部屋が厨房で構
成される場合に、居間の間口、或いは厨房の間口と、食
堂として必要な間口との比較によって、間仕切りを食堂
側に後退させる量を適宜設計変更することができる。ま
た、請求項4に記載したように、前記背面側空間が、廊
下で構成される場合には、食堂の余剰の空間を廊下で使
用する収納部として活用できる。
【0012】
【実施例】以下、図1を参照して本発明に係る食堂の背
面収納部の実施例について説明する。図1はこの発明に
係る食堂の背面収納部を含む屋内空間を示す間取り図で
ある。
【0013】図1において、符号1は家屋の屋内空間の
全体を示す。この屋内空間1の、図上、左半部には、シ
ンク2aや調理器具2b等を備えた厨房2と、食事を行
う食堂3と、日常の主な生活空間となる居間4が設けら
れている。
【0014】また、右半部には、引き戸5aを備えた玄
関5や、畳敷きの和室6,廊下7,階段ホール8,階段
9,浴室20,洗面所21,トイレ22等が設けられて
いる。食堂3は、厨房2と居間4との間に設けられてお
り、厨房2と食堂3との間は、仕切り壁10によって部
分的に仕切られ、その仕切り壁10の端側には、人が通
れる幅の通路10aが形成されている。
【0015】食堂3と居間4との間は、仕切り壁11,
11と、その壁の間に設けられた襖等の引き戸12など
によって仕切られている。食堂3には、廊下7側の仕切
り壁17に接して食卓用テーブル14が設けられ、その
食卓用テーブル14には、複数脚の椅子15,15・・
・が配置されている。
【0016】この食堂3は、厨房2から食卓用テーブル
14へ配膳を行ったり、その食卓用テーブル14で複数
人が食事を行ったり、或いは、厨房2,食堂3及び居間
4との間を人が往来したりするのに必要十分な空間を確
保できるように、仕切り壁17によって、背面側の廊下
7との間が仕切られている。
【0017】そして、図1に示すように、上述の食堂3
の必要十分な空間の間口:Aは、この食堂3に隣接する
厨房2や居間4の空間の間口:Bより狭くて足りること
から、前記仕切り壁17は、間口の差:(B−A)に相
当する余剰分だけ、廊下7側から食堂3側へ後退させて
設けられている。
【0018】食堂3の背面側となる仕切り壁17の廊下
7側には、前述の間口の差:(B−A)に相当する奥行
きに選定された背面収納部18が設けられている。背面
収納部18は、引違い戸19a,19b,19cによっ
て廊下7側から開閉自在となっており、各種生活用品等
を収納できるようになっている。
【0019】本実施例に係る食堂の背面収納部18は、
上述のように、食堂3と、厨房2及び居間4との間口の
差:(B−A)に相当する余剰となる部分に設けられて
いるため、従来のように必要以上に広くなっていた食堂
3の余剰空間を、廊下7の収納部として有効に活用する
ことができる。したがって、屋内空間1における無駄な
空間が少なくなり、空間の利用効率を向上させることが
できる。
【0020】特に、この背面収納部18の奥行きは、食
堂3と、厨房2及び居間4との間口の差:(B−A)と
なるように選定されているため、収納部18の表側は、
厨房2や居間4の廊下側壁面と略面一になり、出っ張た
り、引っ込んだりする部分ができないので、廊下7の美
観を損なうこともない。
【0021】なお、本実施例では、食堂3は、厨房2と
居間4の双方に隣り合う場合について説明したが、これ
に限られるものではなく、厨房と居間の何れか一方に隣
接する場合であってもよいし、或いは、厨房や居間以外
の他の用途の部屋と隣り合う場合であってもよい。
【0022】また、食堂3と、厨房2及び居間4との間
口の差:(B−A)は、屋内空間1全体の大きさや用途
によって、種々の幅に設定できることは勿論であり、そ
の幅に応じて、背面収納部18の奥行きも適宜変えられ
ることとなる。また、本実施例では、背面収納部18
は、廊下7に面して設けられる場合について説明した
が、これに限られるものではなく、食堂3の背面側に設
けられる空間であれば他の部屋等あってもかまわない。
【0023】また、背面収納部18の形態も、本実施例
に示したような引違い戸を設ける場合に限らず、観音開
き式等の開閉扉や、アコーデオン式カーテン等を設ける
ものであってもよいし、或いは、引出し式等の収納部を
設けてもよい。また、背面収納部18を複数に仕切っ
て、収納物の種類によって使い分けるようにしてもよ
い。
【0024】また、本実施例では食堂3の仕切り壁17
の廊下7側のみに収納部18を設ける場合について説明
したが、これに限らず、仕切り壁17の食堂3側にも同
様の収納部を設け、食卓用テーブル14等は食堂3の外
側の壁などに接して配置するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、隣りに設
けられた部屋に比べて余剰となる食堂の間口分だけ、食
堂とその背面側空間との間仕切りを食堂側へ後退させ
て、その間仕切りの背面側に、前記背面側空間で使用す
る収納部を設けた構成となっているので、食堂において
従来は余剰となっていた空間を、食堂の背面側空間の収
納部として活用することができる。
【0026】したがって、限られた屋内空間において空
間の無駄が少なくなり、空間の利用効率を高めることが
できるという効果がある。また、請求項2に記載したよ
うに、前記隣りに設けられた部屋が居間で構成される場
合や、請求項3に記載したように、前記隣りに設けられ
た部屋が厨房で構成される場合に、居間の間口、或いは
厨房の間口と、食堂として必要な間口との比較によっ
て、間仕切りを食堂側に後退させる幅を適宜設計変更す
ることができる。
【0027】また、請求項4に記載したように、前記背
面側空間が、廊下で構成される場合には、食堂の余剰の
空間を廊下で使用する収納部として活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食堂の背面収納部を含む屋内空間
の構成を示す間取り図である。
【符号の説明】
1 屋内空間 2 厨房 3 食堂 4 居間 7 廊下 17 仕切り壁 18 背面収納部 A 食堂の間口 B 厨房及び居間の間口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣りに設けられた部屋に比べて余剰となる
    食堂の間口分だけ、食堂とその背面側空間との間仕切り
    を食堂側へ後退させ、その間仕切りの背面側に、前記背
    面側空間で使用する収納部を設けたことを特徴とする食
    堂の背面収納部。
  2. 【請求項2】前記隣りに設けられた部屋は、居間である
    ことを特徴とする請求項1記載の食堂の背面収納部。
  3. 【請求項3】前記隣りに設けられた部屋は、厨房である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食堂
    の背面収納部。
  4. 【請求項4】前記背面側空間は、廊下であることを特徴
    とする請求項1から請求項3の何れかに記載の食堂の背
    面収納部。
JP26900494A 1994-11-01 1994-11-01 食堂の背面収納部 Pending JPH08128217A (ja)

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JP26900494A JPH08128217A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 食堂の背面収納部

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JPH08128217A true JPH08128217A (ja) 1996-05-21

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