JPH08127716A - 耐火性シリコーンゴム組成物 - Google Patents

耐火性シリコーンゴム組成物

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JPH08127716A
JPH08127716A JP29055694A JP29055694A JPH08127716A JP H08127716 A JPH08127716 A JP H08127716A JP 29055694 A JP29055694 A JP 29055694A JP 29055694 A JP29055694 A JP 29055694A JP H08127716 A JPH08127716 A JP H08127716A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐候性、耐クリープ性等の特性に優れている
上、耐火性に優れ、高温に曝されてもクラック発生が少
なく、かつ形状維持性に優れた硬化物を与える耐火性シ
リコーンゴム組成物を得る。 【構成】 (A)下記平均組成式(1)で示されるオル
ガノポリシロキサン100重量部、 R SiO(4-n)/2 …(1) (但し、式中Rは同一又は異種の非置換又は置換の一価
炭化水素基であり、nは1.9〜2.1の正数であ
る。) (B)比表面積が50m2/g以上である補強性シリカ
粉末 5〜70重量部、及び/又は、炭酸マンガン、マ
イカ、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、セリサイト、フェ
ライトから選択される少なくとも1種又は2種以上 5
〜300重量部、(C)芳香族ポリアミド繊維 0.1
〜30重量部、(D)硬化剤 触媒量、(E)白金又は
白金化合物を白金原子として(A)成分のオルガノポリ
シロキサンに対して0〜2000ppmを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐候性、耐クリープ性
等が良好な上、耐火性能に極めて優れた硬化物を与え、
耐火防水シール材、特に煙、炎、熱の移行を防止する建
築用の耐火目地、ガスケット等として有用な耐火性シリ
コーンゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
建築用耐火目地材、ガスケット材としては、クロロプレ
ン系ゴムやエチレン−プロピレン−ジエン系ゴムなどの
ゴム材料で成形されたものが使用されているが、これら
のゴム材は、建築物の耐用年数の増大に伴いゴム材の耐
候性、耐クリープ性、燃焼時の有毒ガス発生防止などの
向上要求に応じきれないものとなってきている。
【0003】そこで近年、建築用耐火目地材としては、
接着性、耐熱耐候性、耐クリープ性、耐久性等の良好な
特性を有するシリコーンゴム製のものが多用されるよう
になってきたが、従来のシリコーン系シーリング材は、
火炎などの高温下に長時間曝されると原型をとどめずに
本来の機能を示さなくなるという問題があった。
【0004】そこで、シリコーンゴムからなる耐火材料
については、上記した欠点を改善するため、例えば特公
昭63−191841号公報には耐火材として白金系化
合物を添加する方法が提案されているが、この方法は3
時間耐火試験などの高レベル試験ではクラックが発生
し、火炎が延焼したり、長時間火炎に曝されると燃焼し
て脆いものとなり、目地から剥離脱落してしまうという
欠点がある。
【0005】更に、シリコーンゴムにフェライト粉末、
マイカ等を添加する方法も特開平5−61299号公報
に提案されているが、この方法は、近年複雑化する建築
材料の形状においては耐火試験による形状維持性が劣る
欠点がある。
【0006】また更に、この種の耐火目地シール材とし
て、1分子中にけい素原子に結合した水酸基を少なくと
も2個有するオルガノポリシロキサンと1分子中にけい
素原子に結合した加水分解可能な基を少なくとも2個有
するオルガノシラン又はオルガノシロキサンからなる組
成物に酸化亜鉛及び/又は水酸化アルミニウムと白金化
合物を添加したもの(特開昭60−141778号公報
参照)や、炭酸マンガン、マイカ、黒ベンガラの1種と
酸化亜鉛及び/又はクリスタライトと白金化合物を配合
したもの(特公平5−73158号公報参照)が知られ
ている。
【0007】しかしながら、これらのシリコーンゴム製
の耐火目地材は、室温〜1000℃までの熱膨張係数を
測定すると、室温から400℃付近までは温度の上昇に
比較して徐々に膨張するが、400〜600℃では急激
に熱膨張、収縮が起こって材料の大きさが不連続的に変
化し、600℃以上では徐々に収縮してしまう。これは
400〜600℃の温度領域ではシロキサン主鎖のクラ
ッキングによって低分子の可燃性ガスが発生し、それに
よって材料内部にクラックが発生し、600℃以上の収
縮によってこのクラック幅が大きくなるためである。こ
のクラックの発生は、そこに火炎が通過し易く、また、
目地の欠落によって後方への延焼の可能性を高くするの
で、シリコーンゴムのシール材としての機能が低下す
る。このようにシリコーンゴムからなる目地材は、火炎
などの高温下に曝されると容易に燃焼して消失したり、
目地から脱落してシール材としての機能が果たせなくな
るという欠点がある。それ故、いずれの方法も満足でき
る改善策とは言い難いものであった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、耐候性、耐クリープ性等の特性に優れている上、耐
火性に優れ、高温に曝されてもクラック発生が少なく、
かつ形状維持性に優れた硬化物を与える耐火性シリコー
ンゴム組成物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記平均組
成式(1) R SiO(4-n)/2 …(1) (但し、式中Rは同一又は異種の非置換又は置換の一価
炭化水素基であり、nは1.9〜2.1の正数であ
る。)で示されるオルガノポリシロキサン100重量部
と、比表面積が50m2/g以上である補強性シリカ粉
末5〜70重量部、及び/又は、炭酸マンガン、マイ
カ、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、セリサイト、フェラ
イトから選択される少なくとも1種又は2種以上5〜3
00重量部と、硬化剤と、白金又は白金化合物を白金原
子として(A)成分のオルガノポリシロキサンに対して
0〜2000ppmとを含有してなるシリコーンゴム組
成物に、耐火性能の高い芳香族ポリアミド繊維0.1〜
30重量部を配合することにより、耐候性、耐クリープ
性、機械的強度等の特性に優れ、燃焼時の有毒ガスの発
生の心配もない上、耐火性が極めて高く、しかも燃焼時
にもクラックの発生が極めて少なく抑えられ、寸法変化
や形状変化もなく、形状維持性に優れた硬化物を与え、
耐火用材料として好適な耐火性シリコーンゴム組成物が
得られることを知見した。
【0010】従って、本発明は、(A)上記平均組成式
(1)で示されるオルガノポリシロキサン 100重量
部、(B)比表面積が50m2/g以上である補強性シ
リカ粉末 5〜70重量部、及び/又は、炭酸マンガ
ン、マイカ、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、セリサイ
ト、フェライトから選択される少なくとも1種又は2種
以上 5〜300重量部、(C)芳香族ポリアミド繊維
0.1〜30重量部、(D)硬化剤 硬化有効量、
(E)白金又は白金化合物を白金原子として(A)成分
のオルガノポリシロキサンに対して0〜2000ppm
を含有してなることを特徴とする耐火性シリコーンゴム
組成物を提供する。
【0011】以下、本発明につき更に詳細に説明する
と、耐火性シリコーンゴム組成物の第1必須成分のオル
ガノポリシロキサンは、下記平均組成式(1)で示され
るものである。
【0012】 R SiO(4-n)/2 …(1) (但し、式中Rは同一又は異種の非置換又は置換の一価
炭化水素基であり、nは1.9〜2.1の正数であ
る。)
【0013】ここで、上記式(1)においてRは、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアル
キル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニ
ル基、アリル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケ
ニル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、これら
の基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハ
ロゲン原子、シアノ基等で置換したクロロメチル基、ト
リフルオロプロピル基、シアノエチル基などから選ばれ
る好ましくは炭素数1〜10、より好ましくは1〜8の
非置換又は置換の一価炭化水素基である。nは1.9〜
2.1の整数である。
【0014】また、上記式(1)のオルガノポリシロキ
サンは、その分子鎖末端がトリメチルシリル基、ジメチ
ルフェニル基、ジメチルヒドロキシシリル基、トリビニ
ルシリル基等で封鎖されたものであることが好ましく、
また基本的には直鎖状であることが好ましいが、分子構
造の異なる1種又は2種以上の混合物であってもよい。
【0015】上記式(1)のオルガノポリシロキサン
は、平均重合度が100〜100000、また、25℃
における粘度が100〜100000000センチスト
ークス(cs)の範囲のものが好ましい。
【0016】上記オルガノポリシロキサンは、通常選択
されたオルガノハロゲノシランの1種又は2種以上を
(共)加水分解することによって、又は環状ポリシロキ
サン(シロキサンの3量体又は4量体など)をアルカリ
性又は酸性の触媒を用いて開環重合することによって得
ることができる。
【0017】次に、シリコーンゴム組成物を構成する第
2必須成分は、機械的強度の向上や耐火性の向上のため
のものであり、比表面積が50m2/g以上である補強
性シリカ粉末5〜70部(重量部、以下同様)、及び/
又は、炭酸マンガン、マイカ、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸
亜鉛、セリサイト、フェライトから選択される少なくと
も1種又は2種以上5〜300部を使用する。
【0018】補強性向上のためには比表面積が50m2
/g以上、特に100〜300m2/gの補強性シリカ
粉末(微粉末シリカ)が好ましい。比表面積が50m2
/gに満たないと硬化物の機械的強度が低くなってしま
う。
【0019】このような補強性シリカとしては、例えば
煙霧質シリカ、沈降シリカ、これらの表面を疎水化処理
したシリカ等が挙げられる。
【0020】補強性シリカ粉末の添加量は、第1成分の
オルガノポリシロキサン100部に対して5〜70部、
特に20〜50部であることが好ましい。5部に満たな
いと添加量が少なすぎて補強効果が得られず、70部を
超えると加工性が悪くなって得られるシリコーンゴムの
機械的強度が低下してしまうことがある。
【0021】一方、炭酸マンガン、マイカ、酸化鉄、酸
化亜鉛、炭酸亜鉛、セリサイト、フェライトから選択さ
れる1種又は2種以上の充填剤は、火炎に曝されて燃焼
した時に耐火性シリコーンゴム組成物をセラミック状に
変える働きをするものである。
【0022】ここで、マイカ及びセリサイトとしては、
アスペクト比が10以上、特に30以上であるものが好
適に使用され、具体的には白雲母、黒雲母、金雲母など
のマイカ、非マイカとしてセリサイトが例示される。
【0023】また、フェライト粉末としては、一般式M
O・Fe23(MはMn、Cu、Ni、Mg、Co、Z
n及びFeから選択される1種又は2種以上の2価の金
属原子である。)で示されるものが用いられる。上記一
般式で示されるフェライト粉末としては、具体的に(M
nO)0.5(ZnO)0.5Fe23、(NiO)0.5(Z
nO)0.5Fe23などが挙げられる。
【0024】更に、フェライト粉末は、粒子径が0.0
1〜15μm、特に0.1〜5μmのものが望ましく、
粒子径が0.01μmに満たないものは製造が難しく、
15μmを超えると分散性が悪くなる場合がある。
【0025】酸化鉄はFe23、Fe34等で示される
もので、ベンガラとして市販されているFe23リッチ
なものが好ましく、特に黒ベンガラが好ましい。
【0026】上記充填剤の配合量は、第1成分のオルガ
ノポリシロキサン100部に対して5〜300部、好ま
しくは20〜150部、更に好ましくは50〜100部
である。配合量が5部に満たないと燃焼した時にセラミ
ック化されず脆いものとなり、300部を超えると組成
物の粘度が高いものとなり、作業性に劣る。
【0027】更に、第3必須成分の芳香族ポリアミド繊
維は、耐火性に優れた成分であり、本発明組成物におい
て耐火能付与、特に耐火における形状維持に必須な成分
である。
【0028】この場合、芳香族ポリアミド繊維として
は、パラ型、メタ型、パラ−メタ複合型の構造を有する
アラミド繊維が好適であり、例えばパラ型アラミド(ポ
リパラフェニレンテレフタラミド)、メタ型アラミド
(ポリメタフェニレンイソフタラミド)、パラ型−メタ
型コポリアミド(コポリフェニレン・3,4−オキシジ
フェニレン・テレフタラミド)が挙げられ、具体的には
デュポン社製、東レ(株)製のケブラー、帝人(株)製
のコーネックス、テクノーラ等が好適に使用される。
【0029】上記芳香族ポリアミド繊維の繊維形状は特
に限定されず、例えばフィラメントヤーン、チョップト
ファイバー、ステーブルファイバー、パルプ、スパナイ
ズトヤーン等のものを用いることができるが、中でもチ
ョップトファイバーが好適に用いられる。
【0030】また、芳香族ポリアミド繊維の繊維径は
0.05〜10デニール、特に1〜3デニール、繊維長
は0.1〜10mm、特に1〜6mmの繊維が望まし
く、シリコーンゴムコンパウンドに添加混合する場合、
繊維長が10mmを超えると十分混合することができな
い場合があり、0.1mm未満では耐火能において形状
維持性に劣る場合がある。
【0031】芳香族ポリアミド繊維の添加量は、第1成
分のオルガノポリシロキサン100部に対して0.1〜
30部、好ましくは1〜10部である。添加量が0.1
部に満たないと十分な耐火能を示さず、30部を超える
とシリコーンゴムと均一に混合することができなくな
る。
【0032】本発明において第4必須成分の硬化剤とし
ては、シリコーン組成物の架橋反応機構に応じた従来公
知のものを使用することができる。
【0033】硬化剤として有機過酸化物を用いる場合
は、(A)成分のオルガノポリシロキサンは0.001
〜5モル%のアルケニル基を有することが好ましく、重
合度3000〜20000、粘度100000〜100
00000csであることが好ましい。有機過酸化物と
しては、ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロ
ベンゾイルパーオキサイド、p−メチルベンゾイルパー
オキサイド、2,4−ジクミルパーオキサイド、2,5
−ジメチル−ビス(2,5−t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーベンゾエート等が好適に使用される。
【0034】硬化剤の添加量は、硬化有効量とするが、
有機過酸化物の添加量は、第1成分のオルガノポリシロ
キサン100部に対して0.1〜5部、特に0.2〜3
部、あるいはシリコーンゴム組成物全体に対して0.0
5〜1重量%とすることが好ましい。
【0035】また、第1成分のオルガノポリシロキサン
がけい素原子に直結したアルケニル基を2個以上有する
ものである時は、硬化剤としてけい素原子に直結した水
素原子を1分子中に少なくとも2個有するオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンを使用し、これらの付加反応
(ヒドロシリル化反応)によって架橋を行わせて硬化さ
せることができる。付加反応を用いる場合、(A)成分
のオルガノポリシロキサンの粘度は特に制限されない。
【0036】この場合、オルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンは、直鎖状、分岐状、環状のいずれであっても
よいが、重合度が300以下のものが好ましい。具体的
には、ジメチルハイドロジェンシリル基で末端が封鎖さ
れたジオルガノポリシロキサン、ジメチルシロキサン単
位とメチルハイドロジェンシロキサン単位及び末端トリ
メチルシロキシ単位との共重合体、ジメチルハイドロジ
ェンシロキサン単位(H(CH32SiO0.5単位)と
SiO2単位とからなる低粘度流体、1,3,5,7−
テトラハイドロジェン−1,3,5,7−テトラメチル
シクロテトラシロキサン、1−プロピル−3,5,7−
トリハイドロジェン−1,3,5,7−テトラメチルシ
クロテトラシロキサン、1,5−ハイドロジェン−3,
7−ジヘキシル−1,3,5,7−テトラメチルシクロ
テトラシロキサンなどが挙げられる。
【0037】この硬化剤としてのオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンは、第1成分のオルガノポリシロキサ
ンのアルケニル基に対してけい素原子に直結した水素原
子が50〜500モル%となる割合で使用することが好
ましい。
【0038】なお、上記オルガノポリシロキサンとオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンとの付加反応には公
知の白金系触媒を添加することが好ましく、具体的には
白金元素単体、白金化合物、白金複合体、塩化白金酸、
塩化白金酸のアルコール化合物、アルデヒド化合物、エ
ーテル化合物、各種オレフィン類とのコンプレックスな
どが例示される。
【0039】白金系触媒の添加量は、第1成分のオルガ
ノポリシロキサンに対して白金原子として1〜2000
ppmの範囲とすることが好ましい。
【0040】(A)成分が1分子中にけい素原子に結合
した水酸基を少なくとも2個有するオルガノポリシロキ
サンである場合は縮合反応を用いることもできる。
【0041】その場合、汎用的に分子鎖末端がシラノー
ル基で封鎖されたジオルガノポリシロキサンが好適に使
用され、25℃における粘度が100〜500000c
s、特に1000〜100000csのものが好まし
い。
【0042】縮合反応の架橋剤としては、下記平均組成
式(2) R2 bcSiO(4-b-c)/2 …(2) (但し、式中R2は同一又は異種の非置換又は置換の一
価炭化水素基であり、Yは加水分解可能な基、bは0〜
2の正数、cは0〜4の正数で、かつ0<b+c≦4で
ある。)で示され、1分子中にけい素原子に結合した加
水分解可能な基を少なくとも2個有するオルガノシラン
又はオルガノシロキサンが好ましい。
【0043】上記式(2)においてR2としては、上記
式(1)のRと同様の基が挙げられる。Yは加水分解可
能な基であり、例えばアシル基、アミノキシ基、ケトオ
キシム基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基などが挙
げられる。
【0044】1分子中にけい素原子に結合した加水分解
可能な基を少なくとも2個有するオルガノシラン又はオ
ルガノシロキサンとして具体的には、メチルトリメトキ
シシラン、メチルトリ(メチルエチルケトオキシム)シ
ラン、メチルトリプロペニルオキシシラン、メチルトリ
アセトキシシランやこれらのシラン化合物のメチル基を
ビニル基、フェニル基、トリフロロプロピル基に変えた
シラン化合物、これらの部分加水分解物などが例示され
る。
【0045】また、必要に応じて硬化促進剤としてナフ
テン酸錫、カプリル酸錫、オレイン酸錫等の錫カルボン
酸塩、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジオクテー
ト、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジオレート、
ジフェニル錫ジアセテート、ジブチル錫オキサイド、ジ
ブチル錫ジメトキシド、ジブチルビス(トリエトキシシ
ロキシ)錫、ジブチル錫ベンジルマレート等の錫化合物
や、テトライソプロポキシチタン、テトラ−n−ブトキ
シチタン、テトラキス−(2−エチルヘキソキシ)チタ
ン、ジプロポキシビス(アセチルアセトナ)チタン、チ
タニウムイソプロポキシオクチレングリコール等のチタ
ン酸エステル又はチタンキレート化合物等が例示され
る。なお、架橋剤として、プロペニルオキシ基を含むシ
ラン又はその部分加水分解物を用いる場合には、テトラ
メチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン、テトラ
メチルグアニジルプロピルジメトキシシラン、テトラメ
チルグアニジルプロピルトリス(トリメチルシロキシ)
シラン等のグアニジル基含有シラン及びその部分加水分
解物やグアニジル基含有シロキシサンが用いられる。
【0046】これら硬化促進剤は、組成物の硬化を促進
するためのもので、架橋剤の種類によっては使用しなく
ても組成物が硬化してゴムとなる場合もあるが、通常は
(A)成分100部に対して1部以下の割合で添加する
ことが好ましい。
【0047】本発明において、第5成分の白金又は白金
化合物は、シリコーンゴム組成物に難燃性を付与するた
めのものであり、これを添加することにより400〜6
00℃における可燃性ガスの発生を大きく低減し得、更
に熱膨張、収縮変化を緩和することができる。
【0048】ここで使用する白金又は白金化合物は、白
金元素単体、白金化合物、白金複合体のいずれであって
もよく、例えば塩化白金第一酸、塩化白金第二酸等の塩
化白金酸、塩化白金酸のアルコール化合物、アルデヒド
化合物、エーテル化合物、各種オレフィン類とのコンプ
レックスなどが例示される。
【0049】白金又は白金化合物の添加量は、第1成分
のオルガノポリシロキサンに対して白金原子として0〜
2000ppm、好ましくは1〜1000ppm、更に
好ましくは10〜500ppmの範囲であり、2000
ppmを超えて添加しても効果の向上はなく、経済的に
不利である。
【0050】なお、付加硬化反応型のシリコーンゴム組
成物の場合は、上述したように硬化剤として白金系触媒
が添加されるので、この場合は第5成分の白金又は白金
化合物として硬化剤としての白金系触媒を代用すること
ができる。
【0051】また必要に応じてシリコーンゴム組成物に
用いられる公知の添加剤を添加してもよい。充填剤とし
ては、例えば石英粉、ケイソウ土、酸化チタン等の金属
酸化物、これらの表面をシラン等で疎水化処理したも
の、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、アスベスト、
ガラス繊維、ガラスフレーク、カーボンブラック、溶融
シリカ粉末などが挙げられる。なお、添加量は、本発明
の効果を妨げない範囲で通常量とすることができる。
【0052】スポンジ成型を目的とした場合、発泡材と
してアゾビスイソブチロニトリル、ジニトロペンタメチ
レンテトラミン、ベンゼンスルフォンヒドラジド等が添
加でき、その添加量はシリコーンゴム組成物全体に対し
て3〜10部の範囲が好適である。このように本発明組
成物に発泡剤を添加すると、スポンジ形状の建築用耐火
シリコーンゴムを得ることができる。
【0053】更に、必要に応じて顔料、染料、老化防止
剤、酸化防止剤、帯電防止剤、離型剤、酸化アンチモ
ン、塩化パラフィン等の難燃剤、窒化ホウ素、酸化アル
ミニウム等の熱伝導性改良剤、ポリエチレングリコール
及びその誘導体等のチクソトロピー性付与剤、充填剤用
分散剤、反応制御剤などを添加することは任意である
し、接着性付与剤としてアミノ基、エポキシ基、メルカ
プト基等の反応性有機基を有する有機けい素化合物、シ
ランカップリング剤などの従来公知の各種添加剤、更に
は可塑剤、タレ防止剤、公知の防汚剤、防腐剤、殺菌
剤、防黴剤などを混合してもよい。これら任意成分の添
加量も本発明の効果に影響のない範囲で通常量とするこ
とができる。
【0054】なおまた、本発明組成物には、基体に塗布
して使用する際の便宜性のためにトルエン、キシレン、
石油エーテル等の炭化水素系溶剤、ケトン類、エステル
類などの溶剤で希釈してもよい。
【0055】本発明のシリコーンゴム組成物は、上記し
た成分を2本ロール、バンバリミキサー、ドウミキサー
(ニーダー)などのゴム練り機を用いて均一に混合し、
必要に応じ加熱処理を施すことにより得ることができ
る。この場合、第1成分のオルガノポリシロキサン、第
2成分の補強性シリカ等を予め混合してベースコンパウ
ンドを調製しておき、これに第3成分のアラミド繊維、
更には第4成分の硬化剤を添加、第5成分の白金又は白
金化合物を添加、混合することがより好適である。
【0056】このようにして得られたシリコーンゴム組
成物は、注型成形、金型加圧成形、押し出し成形などの
種々の方法で成形することができるが、特にアラミド繊
維が多量に含まれる場合には、押し出し成形では特殊な
形状の治具を用いる方法(米国特許第4056591号
記載)を採用することが好ましい。本発明組成物は、こ
のような方法で成形して必要とされるガスケット、例え
ばコーナーガスケット、目地シールガスケット、ジッパ
ーガスケットなどに成形することができ、また、シーラ
ントとしても使用できる。これらの成形物は、必要に応
じて有機過酸化物架橋、付加架橋では80〜400℃で
10秒〜24時間、縮合架橋では室温で1時間〜7日間
ポストキュアーすることがよい。
【0057】
【発明の効果】本発明のシリコーンゴム組成物は、耐候
性、耐クリープ性が良好で機械的強度が高い上、耐火能
に優れ、高温に曝された時にクラックの発生が極めて少
なく、寸法及び形状変化も少なく、形状維持性に優れた
成形物を与えるもので、建築用耐火目地材、ガスケット
材などとして有効に利用することができる。
【0058】また、特に炭酸マンガン、マイカ、酸化
鉄、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、セリサイト、フェライトを用
いる場合は、800℃以上の高温に曝されると焼結して
セラミック化し、しかも亀裂や膨れなどが起こらず目地
から脱落することがなく、耐火性能に優れたものとな
り、耐火性シール材として最適なものである。
【0059】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の部はいずれも重量部であ
る。
【0060】〔実施例1〜9、比較例1〜5〕ジメチル
シロキサン単位99.825モル%、メチルビニルシロ
キサン単位0.15モル%、ジメチルビニルシロキサン
0.025モル%からなり、平均重合度が約8000で
あるガム状オルガノポリシロキサン100部に、分散剤
としてのジフェニルシランジオール3部、末端シラノー
ル基ジメチルポリシロキサン(重合度n=10)4部及
び比表面積が200m2/gであるフュームドシリカ
(日本アエロジル(株)製)40部を添加し、2時間熱
処理してベースコンパウンドを作った。
【0061】上記ベースコンパウンド100部に対し、
表1〜3に示すように各種アラミド繊維、白金100p
pm、マイカ(アスペクト比30)、ケイソウ土、フェ
ライト(3μm)を添加し、二本ロールにて十分混合し
た。
【0062】更に、これに硬化剤としての2,4−ジク
ロロベンゾイルパーオキサイド/ジメチルポリシロキサ
ン(1000cs)=50/50のペースト(以下、硬
化剤1)を1.5部添加し、120℃、10分間プレス
成型し、2mm厚のシートを成型した。
【0063】得られたシートについて、下記方法で耐火
能試験を行った。結果を表1〜3に示す。 耐火能試験方法:電気炉において一定形(50mm×5
0mm×2mm)のシリコーンゴムシートを加熱し、そ
の形状(クラックの発生)、寸法変化を調べた。この場
合、加熱条件は、室温から30分かけて800℃まで加
熱し、800℃にて3時間保温し、後に30分かけて室
温まで降下させた。また、耐荷重は、加熱試験後100
gの重りを乗せてゆき、何gで破壊されるかを調べた。
【0064】表1〜3の結果より、本発明の耐火性シリ
コーンゴム組成物の硬化物は、耐火性に優れ、高温に曝
されてもクラックの発生、寸法変化及び形状変化がほと
んどなく、耐荷重も高いことが確認された。
【0065】
【表1】 *アラミド繊維1:パラ型アラミド繊維(デュポン社製
ケブラー、2.0デニール、5mm) アラミド繊維2:メタ型アラミド繊維(帝人社製コーネ
ックス、2.0デニール、6mm) アラミド繊維3:パラ−メタ型アラミド繊維(帝人社製
テクノーラ、2.0デニール、5mm)
【0066】
【表2】
【0067】
【表3】
【0068】〔実施例10〜15、比較例6〜14〕分
子鎖両末端に水酸基を持ち、25℃における粘度が20
000csであるジメチルポリシロキサン100部に対
して表4に示した組成を配合してシリコーンゴム組成物
を調製した。
【0069】次に、得られたシリコーンゴム組成物を2
mmの厚さのシートに作成し、20℃で7日間硬化させ
た。得られたシートを5cm角の大きさに切断し、上記
と同様の方法で耐火性能試験を実施した。結果を表4に
併記する。
【0070】表4の結果より、本発明組成物の硬化物
は、800℃の高温に曝されるとセラミック化し、耐火
性に優れ、高温に曝されてもクラックの発生、寸法変化
及び形状変化がほとんどなく、耐荷重も高いことが確認
された。
【0071】
【表4】 *アラミド繊維1:パラ型アラミド繊維(デュポン社製
ケブラー、2.0デニール、1mm) アラミド繊維2:メタ型アラミド繊維(帝人社製コーネ
ックス、2.0デニール、1mm)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3/36 5/14 7/02 //(C08L 83/04 77:00) (72)発明者 井上 凱夫 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記平均組成式(1)で示される
    オルガノポリシロキサン 100重量部、 R SiO(4-n)/2 …(1) (但し、式中Rは同一又は異種の非置換又は置換の一価
    炭化水素基であり、nは1.9〜2.1の正数であ
    る。) (B)比表面積が50m2/g以上である補強性シリカ
    粉末 5〜70重量部、及び/又は、炭酸マンガン、マ
    イカ、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、セリサイト、フェ
    ライトから選択される少なくとも1種又は2種以上 5
    〜300重量部、(C)芳香族ポリアミド繊維 0.1
    〜30重量部、(D)硬化剤 硬化有効量、(E)白金
    又は白金化合物を白金原子として(A)成分のオルガノ
    ポリシロキサンに対して0〜2000ppmを含有して
    なることを特徴とする耐火性シリコーンゴム組成物。
  2. 【請求項2】 芳香族ポリアミド繊維が繊維長0.1〜
    10mm、繊維径0.05〜10デニールのメタ型、パ
    ラ型又はパラ−メタ複合型アラミド繊維である請求項1
    記載の耐火性シリコーンゴム組成物。
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