JPH08126854A - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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Publication number
JPH08126854A
JPH08126854A JP26560194A JP26560194A JPH08126854A JP H08126854 A JPH08126854 A JP H08126854A JP 26560194 A JP26560194 A JP 26560194A JP 26560194 A JP26560194 A JP 26560194A JP H08126854 A JPH08126854 A JP H08126854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary
time
temp
temperature
storage element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26560194A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Sagawa
典久 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP26560194A priority Critical patent/JPH08126854A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、複数の種類の回転容器を種
々の条件で使用する場合の使い勝手の向上を図ることで
ある。 【構成】 運転終了時にCPU30で運転時間をチェッ
クし、30分未満の時は減速時の高温温度制御を実施し
ないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小容量の試料を高速で
分離する小形超遠心分離機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来装置では、遠心分離機の停止後に回
転容器を取り出す際、ドアを開くことによって回転室内
に空気が流れ込み、回転室壁に結露しないよう、減速中
は一定の高温(通常25度)に制御するよう冷熱器を制
御していた。
【0003】この方式では、短時間運転(例えば15分
運転)を繰り返すと、回転容器を予め希望の温度で予冷
した状態で運転を実施しても、冷熱器の能力が追従でき
ず回転容器の温度上昇を招いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来方式においては、
減速中は回転体を高温(25度)にするよう冷熱器を制
御していた。現実には減速時間は2分程度であり、回転
体そのものの温度上昇は0.5度以下である。回転室及
び冷熱器自身は5度から10度程度の温度上昇となる。
回転容器を取り出した後、続けて操作を行なう場合、運
転開始と同時に温度制御を開始するが、前述したように
回転室及び冷熱器は既に高温となっているため、効率の
悪い温度制御となってしまう問題を有していた。
【0005】本発明の目的は、複数の種類の回転容器を
種々の条件で使用する場合の使い勝手の向上を図ること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】顧客の使用条件は一定せ
ず、種々回転容器を様々な運転条件で使用する。しかし
タンパク質の分離では短時間・高速運転を繰り返すパタ
ーンがある。このような使用を運転状況から判断して、
短時間運転された時(30分未満)、減速時に高温制御
しないようにすることにより前記不具合を解消できる。
【0007】
【作用】上記方法により、短時間運転時は減速中は高温
制御しないので、回転容器取り出し後にすぐに次回運転
を短時間で行なわれても、回転体温度の効率良い制御が
可能となる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1を用いて説明する。
回転容器1は回転室2の内部に設置され駆動モータ3に
より回転する。回転室2は真空ポンプ4により真空にさ
れる。また温度センサ5と冷熱器6によって回転容器1
の温度を顧客希望の温度に制御する。運転条件は入力装
置7により設定される。入力条件は記憶素子20に記憶
され、CPU30により管理される。図2は本発明とな
る制御法の一実施例を示すフローチャートである。CP
U30は運転時間が入力値に到達すると減速を開始す
る。この時、運転時間をチェックし30分以上の時は高
温温度制御の実施を指示するフラグを立てて記憶素子2
0に記憶する。30分未満の時は前記フラグを立てない
ようにし、本機能を達成させる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、短時間運転を繰り返し
ても効果的な温度制御を実施できるので、分離試料の活
性化の点からも好ましい使い勝手の向上を図った遠心分
離機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる遠心分離機の一実施例を示す全
体構成図である。
【図2】 本発明になる遠心分離機の制御方法の一実施
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1は回転容器、2は回転室、3は駆動モータ、4は真空
ポンプ、5は温度センサ、6は冷熱器、7は入力装置、
8は回転センサ、9は入力インターフェース、10は出
力インターフェース、20は記憶素子、30はcpuで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータと、該駆動モータによって回
    転される回転体と、該回転体を収容する回転室と、該回
    転室を真空にするための真空ポンプと、該回転体の温度
    を制御するための温度測定器及び該温度制御冷熱器と、
    運転条件を入力するための入力装置と、該入力装置によ
    って入力された入力値を記憶する記憶素子とを備えた遠
    心分離機において、運転時間の長短によって所定回転数
    での運転終了時の減速中の温度制御方式を変更できるこ
    とを特徴とする遠心分離機。
JP26560194A 1994-10-28 1994-10-28 遠心分離機 Pending JPH08126854A (ja)

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JP26560194A JPH08126854A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 遠心分離機

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JP26560194A JPH08126854A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 遠心分離機

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JPH08126854A true JPH08126854A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17419401

Family Applications (1)

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JP26560194A Pending JPH08126854A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 遠心分離機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030624