JPH08126522A - コンパクト容器 - Google Patents
コンパクト容器Info
- Publication number
- JPH08126522A JPH08126522A JP29206394A JP29206394A JPH08126522A JP H08126522 A JPH08126522 A JP H08126522A JP 29206394 A JP29206394 A JP 29206394A JP 29206394 A JP29206394 A JP 29206394A JP H08126522 A JPH08126522 A JP H08126522A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- peripheral wall
- container body
- plate
- container
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器本体内へ固定した化粧品収納皿内へ、流
動性を有する粘性の化粧品を充填するよう設けたコンパ
クト容器において、上記化粧品の洩れ等の防止を確実か
つ容易に行えるようにした。 【構成】 容器本体１と蓋体２とを各後部で枢着させた
コンパクト容器において、容器本体１内へ化粧品収納皿
５を固定すると共に、蓋体２下面に、周壁10を下外方へ
拡開する逆浅皿状板バネ11上面を固着し、該板バネ周壁
下端に固着した板状パッキング16外周部下面を上記収納
皿周壁８上面へ載置させ、又容器本体と蓋体との各前壁
前面のいずれか一方に係合突部17を付設すると共に、他
方にＵ字形状の掛け止め部材19上端を枢着し、該掛け止
め部材を上記係合突部17へ係合させたとき、板状パッキ
ング16が化粧品収納皿５上面を密閉可能とした。
動性を有する粘性の化粧品を充填するよう設けたコンパ
クト容器において、上記化粧品の洩れ等の防止を確実か
つ容易に行えるようにした。 【構成】 容器本体１と蓋体２とを各後部で枢着させた
コンパクト容器において、容器本体１内へ化粧品収納皿
５を固定すると共に、蓋体２下面に、周壁10を下外方へ
拡開する逆浅皿状板バネ11上面を固着し、該板バネ周壁
下端に固着した板状パッキング16外周部下面を上記収納
皿周壁８上面へ載置させ、又容器本体と蓋体との各前壁
前面のいずれか一方に係合突部17を付設すると共に、他
方にＵ字形状の掛け止め部材19上端を枢着し、該掛け止
め部材を上記係合突部17へ係合させたとき、板状パッキ
ング16が化粧品収納皿５上面を密閉可能とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトの容器本体
内に固定させた化粧品収納皿上面を蓋体閉塞時に密閉で
きるよう設けたコンパクト容器に関する。
内に固定させた化粧品収納皿上面を蓋体閉塞時に密閉で
きるよう設けたコンパクト容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記コンパクト容器として、例えば実開
平3-119315号の考案が知られている。該コンパクト容器
は、その容器本体底壁から、化粧品収納皿を嵌合させた
雄ねじ筒を起立すると共に、該雄ねじ筒上方の蓋体部分
へ回動可能に雌ねじ筒を設け、又それ等雌雄ねじ筒のね
じは短かい螺条を複数設けて、蓋体閉塞により雄ねじ筒
外面へ雌ねじ筒が嵌合した状態から、雌ねじ筒を回動さ
せることで雄ねじ筒に対して雌ねじ筒の締付けが可能と
なし、又該締付け状態で雌ねじ筒が囲む蓋板部分下面に
設けた環状シール部下面が化粧品収納皿周壁上面へ気密
に接して、その収納皿内の流動性ある粘性の化粧品を密
封可能としたもので、上記雌ねじ筒の一半部外面を容器
外方へ露出して、雌雄ねじ筒の螺合および螺脱の操作が
出来るよう設けている。
平3-119315号の考案が知られている。該コンパクト容器
は、その容器本体底壁から、化粧品収納皿を嵌合させた
雄ねじ筒を起立すると共に、該雄ねじ筒上方の蓋体部分
へ回動可能に雌ねじ筒を設け、又それ等雌雄ねじ筒のね
じは短かい螺条を複数設けて、蓋体閉塞により雄ねじ筒
外面へ雌ねじ筒が嵌合した状態から、雌ねじ筒を回動さ
せることで雄ねじ筒に対して雌ねじ筒の締付けが可能と
なし、又該締付け状態で雌ねじ筒が囲む蓋板部分下面に
設けた環状シール部下面が化粧品収納皿周壁上面へ気密
に接して、その収納皿内の流動性ある粘性の化粧品を密
封可能としたもので、上記雌ねじ筒の一半部外面を容器
外方へ露出して、雌雄ねじ筒の螺合および螺脱の操作が
出来るよう設けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記コンパクト容器
は、近時収納皿内へ流動性を有する粘性の化粧品を充填
することが多いことから、その化粧品の洩れないし水分
の逸脱等防止のためにその化粧品を密閉できるよう設け
たものであるが、雌ねじ筒を回動可能に蓋体裏面へ取付
け、又その雌ねじ筒一半を容器外方からの操作が可能
に、容器側壁外方へ露出させなければならないことか
ら、比較的構造が複雑となる欠点があった。
は、近時収納皿内へ流動性を有する粘性の化粧品を充填
することが多いことから、その化粧品の洩れないし水分
の逸脱等防止のためにその化粧品を密閉できるよう設け
たものであるが、雌ねじ筒を回動可能に蓋体裏面へ取付
け、又その雌ねじ筒一半を容器外方からの操作が可能
に、容器側壁外方へ露出させなければならないことか
ら、比較的構造が複雑となる欠点があった。
【０００４】本発明は、容器本体と蓋体との各後部を枢
着させたコンパクト容器の各前壁に、係合突部とＵ字形
状で上端を枢着させた掛け止め部材とからなる掛け止め
機構を設けて、その掛け止めによる蓋体閉塞により化粧
品収納皿上方に設けた、逆浅皿状板バネ下端の板状パッ
キングが、上記板バネの弾性に抗して化粧品収納皿上面
を密閉するよう設けることで上記欠点を除去し、上記密
閉および開放を容易かつ迅速に行えるよう設けたもので
ある。
着させたコンパクト容器の各前壁に、係合突部とＵ字形
状で上端を枢着させた掛け止め部材とからなる掛け止め
機構を設けて、その掛け止めによる蓋体閉塞により化粧
品収納皿上方に設けた、逆浅皿状板バネ下端の板状パッ
キングが、上記板バネの弾性に抗して化粧品収納皿上面
を密閉するよう設けることで上記欠点を除去し、上記密
閉および開放を容易かつ迅速に行えるよう設けたもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】容器本体１後部と該容器
本体上面を閉塞する蓋体２後部とを枢着させたコンパク
ト容器において、容器本体１内へ化粧品４を充填した化
粧品収納皿５を固定すると共に、該皿上方の蓋体部分下
面に、周壁10を下外方へ突出する逆浅皿状板バネ11の上
面を固着して、該板バネの周壁10下端へ一体的に固着し
た板状パッキング16の外周部下面を上記化粧品収納皿周
壁８の上端面へ載置させ、又容器本体１と蓋体２との各
前壁1b，2b前面のいずれか一方に係合突部17を付設する
と共に、他方にＵ字形状の掛け止め部材19上端を回動可
能に枢着させて、上部係合突部17に対する掛け止め部材
19係合により容器本体１前部に対して蓋体前部が下降し
て、上記板バネ11の弾性に抗して板状パッキング16外周
が化粧品収納皿周壁８の上端面へ圧接し、化粧品収納皿
上面を密閉可能に形成した。
本体上面を閉塞する蓋体２後部とを枢着させたコンパク
ト容器において、容器本体１内へ化粧品４を充填した化
粧品収納皿５を固定すると共に、該皿上方の蓋体部分下
面に、周壁10を下外方へ突出する逆浅皿状板バネ11の上
面を固着して、該板バネの周壁10下端へ一体的に固着し
た板状パッキング16の外周部下面を上記化粧品収納皿周
壁８の上端面へ載置させ、又容器本体１と蓋体２との各
前壁1b，2b前面のいずれか一方に係合突部17を付設する
と共に、他方にＵ字形状の掛け止め部材19上端を回動可
能に枢着させて、上部係合突部17に対する掛け止め部材
19係合により容器本体１前部に対して蓋体前部が下降し
て、上記板バネ11の弾性に抗して板状パッキング16外周
が化粧品収納皿周壁８の上端面へ圧接し、化粧品収納皿
上面を密閉可能に形成した。
【０００６】上記構成において掛け止め部材19下端の連
結板19b 上方に、係合突部17係合用の回転ローラ23を横
設して該ローラ両端に設けた軸部を掛け止め部材の両側
板19a ，19a の下部内面に枢着した。
結板19b 上方に、係合突部17係合用の回転ローラ23を横
設して該ローラ両端に設けた軸部を掛け止め部材の両側
板19a ，19a の下部内面に枢着した。
【０００７】
【作用】図１の状態から、蓋体前壁2bに枢着させた掛け
止め部材19を枢着部を中心として回動させ、その下部間
に両端を枢着させて横設した回転ローラ23を容器本体１
前壁上部から突設した係合突部17下面の凹部18へ係合す
れば蓋体２前部が押下げられることで、蓋体下面に上面
を固着して下外方へ拡開する逆浅皿状板バネ11下端に固
着した板状パッキング16外周部下面が、化粧品収納皿周
壁８の上端面に、上記板バネの弾性に抗し圧接して化粧
品収納皿５上面を密閉する。開蓋の際は再度掛け止め部
材19を図示のように上方へ回し移動させればよい。
止め部材19を枢着部を中心として回動させ、その下部間
に両端を枢着させて横設した回転ローラ23を容器本体１
前壁上部から突設した係合突部17下面の凹部18へ係合す
れば蓋体２前部が押下げられることで、蓋体下面に上面
を固着して下外方へ拡開する逆浅皿状板バネ11下端に固
着した板状パッキング16外周部下面が、化粧品収納皿周
壁８の上端面に、上記板バネの弾性に抗し圧接して化粧
品収納皿５上面を密閉する。開蓋の際は再度掛け止め部
材19を図示のように上方へ回し移動させればよい。
【０００８】
【実施例】１はコンパクトの容器本体、２はその容器本
体上面を開閉する蓋体で、これ等本体と蓋体とは各後部
でピン３により枢着されている。これ等容器本体と蓋体
とが形成するコンパクト容器は、図２が示すように左右
へ長く形成して、その一半部を化粧品収納部とし、他半
を化粧用具収納部としてもよく、又左右方向長さを図２
の場合よりも短かくしてその全体内部を化粧品収納部と
してもよい。
体上面を開閉する蓋体で、これ等本体と蓋体とは各後部
でピン３により枢着されている。これ等容器本体と蓋体
とが形成するコンパクト容器は、図２が示すように左右
へ長く形成して、その一半部を化粧品収納部とし、他半
を化粧用具収納部としてもよく、又左右方向長さを図２
の場合よりも短かくしてその全体内部を化粧品収納部と
してもよい。
【０００９】化粧品収納部には、図１が示すように、容
器本体１内へ、化粧品４を充填させた収納皿５を固定す
る。図示例では容器本体内へ嵌合させた床部材６に穿設
した嵌合穴７内へ嵌合させている。収納皿の周壁８は床
部材６上面より多少高く突出させている。
器本体１内へ、化粧品４を充填させた収納皿５を固定す
る。図示例では容器本体内へ嵌合させた床部材６に穿設
した嵌合穴７内へ嵌合させている。収納皿の周壁８は床
部材６上面より多少高く突出させている。
【００１０】上記収納皿上方の蓋体部分下面中央部から
は短筒９を垂設し、該短筒外面へ図３が示すような周壁
10を下外方へ突出する逆浅皿形状の板バネ11を、その頂
壁12中央部に穿設した透孔13へ上記短筒９を抜出し不能
に嵌着させることで固定する。該板バネ11は金属製とす
るとよく、周壁10には図示のように多数透孔14を設けて
弾性変形し易く設けるとよい。またその板バネ周壁10の
下端には既述収納皿５上面を閉塞可能な大きさの板状パ
ッキング16を一体的に固着させる。該固着は接着剤で行
えばよく、そのため板バネ周壁下端には板状パッキング
外径とほぼ同外径の外向きフランジ15を付設し、該外向
きフランジ下面へ板状パッキング外周部上面を接着して
いる。板状パッキング16外径は既述収納皿５外径よりも
やや大径として、蓋体２閉塞時に収納皿周壁８の上端面
は板状パッキング外周面よりもやや内方部分下面へ接触
するよう設けている。該接触時において、蓋体周壁2a下
面は容器本体周壁1a上面に対して僅かに離れている。
は短筒９を垂設し、該短筒外面へ図３が示すような周壁
10を下外方へ突出する逆浅皿形状の板バネ11を、その頂
壁12中央部に穿設した透孔13へ上記短筒９を抜出し不能
に嵌着させることで固定する。該板バネ11は金属製とす
るとよく、周壁10には図示のように多数透孔14を設けて
弾性変形し易く設けるとよい。またその板バネ周壁10の
下端には既述収納皿５上面を閉塞可能な大きさの板状パ
ッキング16を一体的に固着させる。該固着は接着剤で行
えばよく、そのため板バネ周壁下端には板状パッキング
外径とほぼ同外径の外向きフランジ15を付設し、該外向
きフランジ下面へ板状パッキング外周部上面を接着して
いる。板状パッキング16外径は既述収納皿５外径よりも
やや大径として、蓋体２閉塞時に収納皿周壁８の上端面
は板状パッキング外周面よりもやや内方部分下面へ接触
するよう設けている。該接触時において、蓋体周壁2a下
面は容器本体周壁1a上面に対して僅かに離れている。
【００１１】容器本体１と蓋体２との各前壁1b，2bに
は、その一方から係合突部17を前方へ突出すると共に、
他方にはＵ字形状の掛け止め部材19上端を回動可能に枢
着させて、係合突部17に対する掛け止め部材19係合によ
り、容器本体前部に対して蓋体前部が押下げられ、この
とき板バネ11の弾性に抗して板状パッキング16の外周部
下面が収納皿周壁８の上面へ圧接するよう設けておく。
図示例では容器本体前壁1b前面に前面および上下両面開
口の下溝20を縦設してその下溝上部から下面に凹部18を
有する係合突部17をその係合突部前端が下溝外方へ出な
いよう突出し、又その下溝20上方の蓋体前壁2bの前面に
下溝と連通させて設けた、前面および上下両面開口の上
溝21上部から軸受け22を前方突出し、該軸受けの左右両
端面へ掛け止め部材両側板19a ，19a 上端から対向方向
へ突出する軸19c ，19c を枢着している。但しこれ等軸
は両側板上端から反対方向へ突出して、これ等両軸を上
溝21の上部左右両側部へ枢着させてもよい。
は、その一方から係合突部17を前方へ突出すると共に、
他方にはＵ字形状の掛け止め部材19上端を回動可能に枢
着させて、係合突部17に対する掛け止め部材19係合によ
り、容器本体前部に対して蓋体前部が押下げられ、この
とき板バネ11の弾性に抗して板状パッキング16の外周部
下面が収納皿周壁８の上面へ圧接するよう設けておく。
図示例では容器本体前壁1b前面に前面および上下両面開
口の下溝20を縦設してその下溝上部から下面に凹部18を
有する係合突部17をその係合突部前端が下溝外方へ出な
いよう突出し、又その下溝20上方の蓋体前壁2bの前面に
下溝と連通させて設けた、前面および上下両面開口の上
溝21上部から軸受け22を前方突出し、該軸受けの左右両
端面へ掛け止め部材両側板19a ，19a 上端から対向方向
へ突出する軸19c ，19c を枢着している。但しこれ等軸
は両側板上端から反対方向へ突出して、これ等両軸を上
溝21の上部左右両側部へ枢着させてもよい。
【００１２】又図示例では、掛け止め部材19下端の連結
板19b やや上方に、係合時の摩擦抵抗軽減用の回転ロー
ラ23を横設してその両端の軸部を掛け止め部材両側板19
a ，19a の下部内面へ枢着しており、図示の掛け止め部
材19倒立状態から回動させてその回転ローラ23を係合突
部17下面の凹部18へ係合させるよう設けているが該ロー
ラを設けないで連結板19b 上面を直接上記凹部18へ係合
させるようにしてもよい。図示例とは逆に、係合突部17
を蓋体前壁2bに、又掛け止め部材19を容器本体前壁1bに
それぞれ設けてもよく、上下溝21，20も必しも必要とし
ないが、これ等溝を設けた場合には、掛け止め部材係合
状態において、その掛け止め部材19および係合突部17、
軸受け22が上下溝内に位置し、その一部が外方へ突出し
て邪魔となることがないよう設けるものとする。
板19b やや上方に、係合時の摩擦抵抗軽減用の回転ロー
ラ23を横設してその両端の軸部を掛け止め部材両側板19
a ，19a の下部内面へ枢着しており、図示の掛け止め部
材19倒立状態から回動させてその回転ローラ23を係合突
部17下面の凹部18へ係合させるよう設けているが該ロー
ラを設けないで連結板19b 上面を直接上記凹部18へ係合
させるようにしてもよい。図示例とは逆に、係合突部17
を蓋体前壁2bに、又掛け止め部材19を容器本体前壁1bに
それぞれ設けてもよく、上下溝21，20も必しも必要とし
ないが、これ等溝を設けた場合には、掛け止め部材係合
状態において、その掛け止め部材19および係合突部17、
軸受け22が上下溝内に位置し、その一部が外方へ突出し
て邪魔となることがないよう設けるものとする。
【００１３】
【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、請求項
１のコンパクト容器の場合は、容器本体１後部と該容器
本体上面を閉塞する蓋体２後部とを枢着させたコンパク
ト容器において、容器本体と蓋体との各前壁1b，2b前面
のいずれか一方に係合突部17を付設すると共に、他方に
Ｕ字形状の掛け止め部材19上端を回動可能に枢着させ、
上記突部に対する掛け止め部材係合により容器本体前部
に対して蓋体前部が下降して、このとき容器本体内へ固
着した化粧品収納皿５の周壁８上端面へ、蓋体２下面
に、上面を固着して周壁10を下外方へ突出する逆浅皿状
の板バネ11下端へ一体的に固着させた板状パッキング16
の外周部下面が圧着して、化粧品収納皿５上面を密閉す
るよう設けたから、既述の従来例に比べてその密閉を容
易かつ迅速に行うことが出来る。
１のコンパクト容器の場合は、容器本体１後部と該容器
本体上面を閉塞する蓋体２後部とを枢着させたコンパク
ト容器において、容器本体と蓋体との各前壁1b，2b前面
のいずれか一方に係合突部17を付設すると共に、他方に
Ｕ字形状の掛け止め部材19上端を回動可能に枢着させ、
上記突部に対する掛け止め部材係合により容器本体前部
に対して蓋体前部が下降して、このとき容器本体内へ固
着した化粧品収納皿５の周壁８上端面へ、蓋体２下面
に、上面を固着して周壁10を下外方へ突出する逆浅皿状
の板バネ11下端へ一体的に固着させた板状パッキング16
の外周部下面が圧着して、化粧品収納皿５上面を密閉す
るよう設けたから、既述の従来例に比べてその密閉を容
易かつ迅速に行うことが出来る。
【００１４】請求項２のコンパクト容器は、上記請求項
１の構成において、掛け止め部材19下端の連結板19b 上
方に、係合突部17係合用の回転ローラ23を横設して該ロ
ーラ両端に設けた軸部を掛け止め部材両側板19a ，19a
の下部内面に枢着したから、係合突部17に対する掛け止
め部材19の係合を回転ローラ23を介して行うことで、そ
の係合着脱の際の摩擦抵抗を軽減出来ることとなる。
１の構成において、掛け止め部材19下端の連結板19b 上
方に、係合突部17係合用の回転ローラ23を横設して該ロ
ーラ両端に設けた軸部を掛け止め部材両側板19a ，19a
の下部内面に枢着したから、係合突部17に対する掛け止
め部材19の係合を回転ローラ23を介して行うことで、そ
の係合着脱の際の摩擦抵抗を軽減出来ることとなる。
【図１】 本発明コンパクト容器の縦断面図である。
【図２】 図１コンパクト容器の斜視図である。
【図３】 図１コンパクト容器に使用する化粧品収納皿
と板状パッキングと板バネを分解状態で示す斜視図であ
る。
と板状パッキングと板バネを分解状態で示す斜視図であ
る。
５…収納皿 11…板バネ 16…板状パッキング 17…係合突部 19…掛け止め部材 23…回転ローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 容器本体１後部と該容器本体上面を閉塞
する蓋体２後部とを枢着させたコンパクト容器におい
て、容器本体１内へ化粧品４を充填した化粧品収納皿５
を固定すると共に、該皿上方の蓋体部分下面に、周壁10
を下外方へ突出する逆浅皿状板バネ11の上面を固着し
て、該板バネの周壁10下端へ一体的に固着した板状パッ
キング16の外周部下面を上記化粧品収納皿周壁８の上端
面へ載置させ、又容器本体１と蓋体２との各前壁1b，2b
前面のいずれか一方に係合突部17を付設すると共に、他
方にＵ字形状の掛け止め部材19上端を回動可能に枢着さ
せて、上部係合突部17に対する掛け止め部材19係合によ
り容器本体１前部に対して蓋体前部が下降して、上記板
バネ11の弾性に抗して板状パッキング16外周が化粧品収
納皿周壁８の上端面へ圧接し、化粧品収納皿上面を密閉
可能に形成したことを特徴とするコンパクト容器。 - 【請求項２】 掛け止め部材19下端の連結板19b 上方
に、係合突部17係合用の回転ローラ23を横設して該ロー
ラ両端に設けた軸部を掛け止め部材の両側板19a，19a
の下部内面に枢着したことを特徴とする請求項１記載の
コンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29206394A JPH08126522A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29206394A JPH08126522A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | コンパクト容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08126522A true JPH08126522A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17777060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29206394A Pending JPH08126522A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08126522A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0836817A1 (fr) * | 1996-10-17 | 1998-04-22 | L'oreal | Dispositif de conditionnement pour produit pulvérulent, pâteux, ou sous forme d'un gel |
| WO2011154509A1 (en) | 2010-06-10 | 2011-12-15 | L'oreal | Packaging device for a cosmetic product and associated packaging method |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP29206394A patent/JPH08126522A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0836817A1 (fr) * | 1996-10-17 | 1998-04-22 | L'oreal | Dispositif de conditionnement pour produit pulvérulent, pâteux, ou sous forme d'un gel |
| FR2754687A1 (fr) * | 1996-10-17 | 1998-04-24 | Oreal | Dispositif de conditionnement pour produit pulverulent, pateux, ou sous forme d'un gel |
| US5988185A (en) * | 1996-10-17 | 1999-11-23 | L'oreal | Compact with protective element elastically pressed against product |
| WO2011154509A1 (en) | 2010-06-10 | 2011-12-15 | L'oreal | Packaging device for a cosmetic product and associated packaging method |
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