JPH08126052A - 緊急通報制御方法 - Google Patents

緊急通報制御方法

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JPH08126052A
JPH08126052A JP6255415A JP25541594A JPH08126052A JP H08126052 A JPH08126052 A JP H08126052A JP 6255415 A JP6255415 A JP 6255415A JP 25541594 A JP25541594 A JP 25541594A JP H08126052 A JPH08126052 A JP H08126052A
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JP
Japan
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emergency call
base station
call
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code
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JP6255415A
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English (en)
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Mitsukazu Koyama
光和 小山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/04Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems with alarm systems, e.g. fire, police or burglar alarm systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W4/90Services for handling of emergency or hazardous situations, e.g. earthquake and tsunami warning systems [ETWS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動電話システムに関し、特に専用制御チャ
ネルによるマルチチャネルアクセス方式における移動電
話システムの緊急通報制御方法を提供する。 【構成】 移動局は、110番又は119番の緊急通報
をする際に前記移動局が通話することを許可されている
サービスエリア識別コードを記憶するメモリーを参照
し、前記サービスエリアの基地局の制御チャネルの電波
の中で最も受信電界レベルの高い基地局を選択して緊急
通報発呼を行い、緊急通報を行った基地局識別コードを
記憶し、そして緊急通報の移動局での終話後次に発呼す
る際は前記記憶された基地局識別コードから緊急通報を
行った基地局の制御チャネルで発呼信号を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動電話システムに関
し、特に専用制御チャネル方式のマルチチャネルアクセ
ス方式を採用している移動電話システムにおける緊急通
報制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】110番や119番等の緊急通報に関し
ては、移動電話システムにおいても移動局が緊急通報を
終了してオンフック状態となった場合にも緊急通報受付
台からの逆信(以降では「再呼」という。)を可能にす
ることが要求されている。そのためには、基地局が前記
緊急通報を行った移動局を再呼するために送出する着信
信号(移動局に対する呼出信号)を前記移動局は確実に
受信する必要がある。
【0003】移動電話システムにおいて、移動局は、通
常の正常終話に限らず電波断等による異常終話の場合に
も、通話が終了した時点でその内蔵メモリーに記憶して
ある各サービスエリア毎に割り当てられた制御チャネル
の電波を受信し、そして最も受信電界レベルの高い制御
チャネル、又は最初に受信電界レベルが閾値を越えた制
御チャネルを使って待受け状態に入る。従って、通話終
了後に新たに待受け状態に入ったサービスエリアがその
直前まで通話をしていたサービスエリアとは異なる場合
が生じる。
【0004】緊急通報を行った移動局に対して基地局か
ら緊急通報受付台の操作等により再呼を行う際に、都市
型のいわゆる小ゾーン方式による移動電話システムの場
合には、移動局に対して位置登録がなされ、基地局は移
動局の追跡交換機能を備えていることから、その制御の
複雑さはあるにしてもサービスエリア内に移動局が在圏
する限りその場所率に見合った確率で緊急通報を行った
移動局に対する再呼が可能になるものと考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、農場等
の広い地域を対象とするいわゆる大ゾーン方式(但し、
現状では2〜3の複数のゾーンを有する)による移動電
話システムの場合には、上述した位置登録や追跡交換機
能は実施されず、各サービスエリアはそれぞれ独自に専
用線等を介して緊急通報受付台のある県警本部等に接続
されている。そのため、移動局が緊急通報後に待受け状
態に入るべくサービスエリアを制御チャネルの受信電界
等に従って任意に選択した場合に、複数のサービスエリ
アが重なった領域において緊急通話後に待ち受け制御チ
ャネルが変わることがある。その結果、大ゾーン方式の
場合には再呼に成功する確率はかなり低下するという問
題があった。
【0006】そこで本発明の目的は、前記問題点に鑑
み、大ゾーン方式による移動電話システム等においても
緊急通報受付台からの再呼を成功させるべく、移動局に
おいて緊急通報を行った基地局の識別コードを記憶し、
緊急通報終了後の次の発呼時には前記基地局の制御チャ
ネルを使って発呼信号を送出するようにした緊急通報制
御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、移動体
通信システムで使用される移動体通信端末の緊急通報制
御方法において、緊急通報を行った際のサービスエリア
の識別コードを保持し、そして緊急通報後は、前記保持
された識別コードに基づいて制御チャネルを補足する緊
急通報制御方法が提供される。また本発明によれば、無
線回線割当方式として専用制御チャネルによるマルチチ
ャネルアクセス方式を採用している移動電話システムに
おいて、移動局は、110番又は119番の緊急通報を
する際に、当該移動局が通話することを許可されている
サービスエリアの識別コードを記憶しているメモリーを
参照すること、前記サービスエリアの基地局の制御チャ
ネルの電波の中で最も受信電界レベルの高い基地局を選
択して緊急通報発呼を行うこと、緊急通報を行った基地
局識別コードを記憶しておくこと、そして移動局側にお
ける緊急通報の終話後次に発呼する際には前記記憶され
た基地局識別コードから緊急通報を行った基地局の制御
チャネルを使って発呼信号を送出する緊急通報制御方法
が提供される。
【0008】前記移動局は、前記緊急通報を行った基地
局の識別コードに符号誤りチェックコードを付与して記
憶し、読出時にその符号誤り検定を行って検定OKの場
合だけ前記記憶された基地局識別コードを使って通常発
呼動作を行なう。また前記移動局が緊急通報を行った基
地局の識別コードは、その記憶されるアドレス領域が異
なる2ケ所のアドレス領域に記憶され、そして前記各ア
ドレス領域の差は前記移動局の電源ON/OFF時に発
生が予測される電源電圧の変化時による誤書込みメモリ
アクセス領域の広さよりも大きくとられる。
【0009】前記読み出した基地局の識別コードの符号
誤り検定がNGになった場合には、前記2か所の記憶領
域の別の領域から基地局の識別コードを読み出し、その
符号誤り検定がOKならそのデータが使用される。そし
て前記符号誤り検定がNGとなったアドレスに記憶され
ている基地局識別コードは、前記符号誤り検定がOKと
なった基地局識別コードで置換えられ、常に2つの領域
に記憶してあるデータの内容を一致させておく。前記緊
急通報を行った移動局が通報を終了し、その後発呼した
際に基地局が前記発呼を認めて発呼応答信号を返送して
きた場合には、前記記憶された基地局の識別コードは消
去される。
【0010】さらに本発明によれば、移動局の緊急通報
制御装置は、自局が通話することを許可されているサー
ビスエリアを識別するコードを記憶するメモリーを有
し、緊急通報を行う際に前記メモリーの内容に基づいて
既に捕捉していたサービスエリアの制御チャネルを介し
て緊急通報発呼を行うこと、そして前記緊急通報を行っ
た基地局識別コードを記憶しておき、緊急通報が移動局
で終話して次に発呼する際に、前記記憶された緊急通報
を行った基地局の制御チャネルで発呼信号を送出する緊
急通報装置が提供される。
【0011】また、前記移動局の緊急通報制御装置は、
緊急通報を行う場合に使用するサービスエリアの緊急通
報用基地局識別コードを予め設定してあって、前記コー
ドが指定するサービスエリアの制御チャネルを介して緊
急通報発呼を行うこと、そして前記緊急通報を行ったこ
とを記憶しておき、緊急通報が終話して次に発呼する際
に前記緊急通報用に予め移動局に設定してあるサービス
エリアの制御チャネルを介して発呼信号を送出する。前
記緊急通報用基地局識別コードは予め移動局のROMに
書き込まれるか、又はバッテリーバックアップされたR
AM上又はE2ROM上のアドレスの異なる2ケ所に符
号誤りチェックコードを付して書込まれる。
【0012】さらに、前記移動局の緊急通報制御装置
は、緊急通報を行ったサービスエリアの基地局の電波が
受信不能となり、自局のメモリーに書込まれた他の通話
可能なサービスエリアの電波が受信可能となった際に、
前記通話可能となったサービスエリアにおいて新規の緊
急通報は禁止されるが通常発着呼通話は許可され、又は
前記通話可能となったサービスエリアにおいて新規の緊
急通報と通常発着呼通話が許可される。
【0013】さらにまた本発明によれば、緊急通報を受
信したサービスエリアの基地局の緊急通報制御装置は、
緊急通報受付台の扱者が切断操作をする迄に緊急通報を
行った移動局が再発呼した場合に前記発呼に対する拒否
信号を返送し、そして緊急通報受付台の扱者が切断操作
をした後で緊急通報を行った移動局が再発呼した場合に
は、前記発呼に対して応答信号を返送して前記移動局の
発呼処理を行う基地局の緊急通報制御装置が提供され
る。
【0014】また、前記基地局の緊急通報制御装置は、
緊急通報を受信したサービスエリアにおいて緊急通報受
付台の扱者が切断操作をするか又は緊急通報移動局と緊
急通報受付台とのリンクが構成されてから一定時間が経
過しても緊急通報リンクが緊急通報受付台から切断され
ない場合に、緊急通報に使用していた通話チャネルを通
して切断信号を前記移動局に向けて送出してその通話チ
ャネルを復旧させ、そして復旧させた通話チャネルを通
常通話の為に再割当てする。
【0015】
【作用】本発明によれば、緊急通報後に緊急通報を行っ
たサービスエリアの識別コードに基づいて制御チャネル
を補足することにより、サービスエリアが重なりあう様
なところで、緊急通報を行った基地局でない方の制御チ
ャネルを補足することがなくなり、緊急通報台からの再
呼に応じることが可能となる。移動局は、緊急通報を行
った基地局のシステムコードを記憶しておき、次の発呼
を前記記憶された基地局に対して行うことにより、基地
局を介して接続された緊急通報受付台側の制御下で緊急
通報後の次の発呼が制御される。前記緊急通報を行った
基地局のシステムコードは、バッテリーバックアップさ
れたRAM、又はE2 ROM等に書き込まれ、電源断等
にも対処可能に構成される。さらに前記メモリ内容の誤
書込みや破壊を防ぐため前記システムコードには符号誤
りチェックコードが付され、そして所定メモリアドレス
間隔をおいた2か所に書き込まれる。
【0016】また、前記移動局から基地局に対して緊急
通報を行う際には、受信電界レベレが最大の制御チャネ
ルの他に初期設定された緊急通報用基地局識別コードも
用いられる。これによってより確実で簡易な基地局の選
択が可能となる。さらに、緊急通報を行った基地局から
の制御チャネルが受信不能となり、そして新たなサービ
スエリアからの制御チャネルが受信可能となった場合に
は、そのエリアにおける通常の発着呼が許され、さらに
はそのエリアの緊急通報も許可されて柔軟な緊急通報へ
の対応が可能となる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明が適用される大ゾーン方式の
サービスエリア構成の一例を示したものである。図1を
使って本発明を図解的に説明すると、サービスエリアA
1のポイントP1に存在している移動局(ML(MobiLe)
#1)4は、基地局(BS(Base Station)−1)3から
送出される制御チャネルf1Cの電波は受信できるが、サ
ービスエリアB2の基地局(BS−2)5からの制御チ
ャネルf2Cの電波は受信できないか又は受信レベルが通
話可能レベル以下の状態にある。そのため、移動局4
は、基地局3からの制御チャネルf1Cで待受け状態とな
る。もしこの時点で緊急通報要求が発生すると、移動局
4から発せられる緊急通報要求は基地局3を経由して緊
急通報受付台8へ接続され、その間に緊急通報回線が形
成される。
【0018】前記緊急通報終了後に、移動局4がサービ
スエリアA1とサービスエリアB2との重複ポイントP
2へと移動した場合には、前記ポイントP2において前
記基地局3からの制御チャネルf1CとサービスエリアB
2における基地局(BS−2)5からの制御チャネルf
2cのいずれの電波も通話可能な閾値以上の受信電界レベ
ルで受信可能となる。この時、前記移動局4が基地局5
側の制御チャネルf2cを捕捉して待受状態に入った場合
には、前記緊急通報受付台8側が以前として移動局4と
の緊急通報回線を切断しておらず前記移動局4に対して
再呼をかけてきた時にはその再呼は成立しないことにな
る。
【0019】従って、上述したような場合にも再呼を成
立させるため、本発明によれば緊急通報を行った移動局
4は、緊急通報時の基地局3を識別するシステムコード
を記憶しておき、緊急通報受付台8側で緊急通報回線を
切断したことを確認するまでそのシステムコードと対応
する基地局3の制御チャネルを捕捉し続ける。また、前
記移動局4が緊急通報回線の切断を確認していない状態
で自局の電源をオフにした場合には前記システムコード
は所定のメモリに記憶され、電源の再投入後に前記保持
されたシステムコードから緊急通報時の基地局3の制御
チャネルf1Cが選択され、移動局4は前記緊急通報回線
の復旧を確認するまでそのチャネルで待受け状態とな
る。
【0020】図2は、本発明が適用される別のサービス
エリアの構成例を示したものである。なお、図2におい
て前述した図1と同じものについては同一の符号が付し
てある。図2において、移動局4は、サービスエリアA
〜C1,2,6の3つのエリアが重複する領域に位置
し、いずれのサービスエリアA〜C1,2,6において
も通話可能であり、もし緊急通報中でなければ各サービ
スエリアA〜C1,2,6の基地局1,5及び基地局
(BS−3)7がそれぞれ送出している制御チャネルf
1C〜f3cのいずれかの制御チャネルを捕捉して待受動作
状態に入る。
【0021】ここで、移動局4に緊急通報要求が発生す
ると、移動局4は、その時点で受信電界レベルの最も大
きい制御チャネルを選択してその制御チャネルを有する
基地局に対し緊急通報発呼を行い、それによって緊急通
報回線が構成される。現在の制御チャネルf1c〜f3c
らの各受信電界レベルの大きさがf1c>f2c>f3cだっ
たとすると、緊急通報回線は移動局4−基地局3−緊急
通報受付台8のルートで形成される。上述したように、
緊急通報後に緊急通報受付台8から移動局4への再呼を
成功させるためには、基地局3と移動局4との間の無線
回線を維持しておく必要がある。
【0022】この場合も、図1と同様に前記移動局4
は、緊急通報後に緊急通報受付台8が緊急通報回線を切
断するまで緊急通報時に選択した基地局3の制御チャネ
ルを捕捉し続け、緊急通報受付台8によって緊急通報回
線が切断されたことを確認した後、始めて他の基地局の
制御チャネルの捕捉動作を開始するように制御される。
すなわち、移動局4は、緊急通報に使用した基地局3の
システムコードを記憶しておき、緊急通報回線が緊急通
報受付台8から切断されるまでは前記システムコードを
送出している基地局3の制御チャネルf1cを捕捉して待
受け動作に入るとともに、通常発呼要求があれば、前記
制御チャネルf1cを使って発呼信号を送出する。
【0023】図3は、移動局の一装置構成例を示したブ
ロック図である。図3において、ハンドセット等からの
音声信号は電話機回路16、音声処理部15、送受信部
13,14そしてアンテナ11を介して基地局との間で
通信される。また、電話機のシグナリング信号はデータ
送信/受信処理回路18で処理され、信号変調/復調回
路17で所定の信号に変換されて前記アンテナ11を介
して音声信号と同様基地局との間で通信される。なお、
本例の場合、前記信号変/復調回路17のブロックには
可聴音発生回路も含まれる。
【0024】電話機の制御部は、一般的なマイクロプロ
セッサ回路で構成され、CPU23、電話機プログラム
やシステムパラメータ等を収納するEPROM24、書
換え可能なシステムコードや電話機制御制御パラメータ
等を記憶するE2 ROM25やRAM26等からなる。
前記電話機の制御部は、CPUバスインタフェース回路
20を介して前記データ送信/受信処理回路18及び電
話機回路16を制御する。また、電源瞬断検出回路29
は、電源断を検出すると前記電話機の制御部をリセット
する。
【0025】図4は、基地局側のシステム構成例を示し
たブロック図である。図4において、基地局は、前記移
動局からの無線信号を送受信するための送信アンテナ4
0及び受信アンテナ41を複数の無線送信部36〜38
で共用するアンテナ共用装置39とその無線送受信部
(Radio)36〜38、音声チャネルを制御するス
ピーチチャネル部(Sch)33,34、そしてシグナ
リング制御を行う制御チャネル部(Cch)35を有
し、前記スピーチチャネル部33,34及び制御チャネ
ル部35は主制御装置32によって共通に制御される。
また、前記スピーチチャネル部33,34からの音声信
号は後段の回線交換機31によって、所定の局線や専用
線を介した緊急通報受付台8等に接続される。
【0026】図5〜図15は、移動局における制御動作
フローの一例を示したものである。以下では、本発明の
説明と関連して上記各図面を適宣取り上げながら説明し
ていく。上述したことを図5及び図6の移動局の制御フ
ローを使って説明すると、図5においてまず電源投入に
よって初期設定動作が開始され(S501)、ステップ
S503で緊急通報の再呼待ちか否かが判断される。緊
急通話中の場合には制御チャネルの補足動作が実行され
る(S504〜509)。緊急通報時の基地局のシステ
ムコードを検出すると再呼の待機状態に入る(S510
〜515)。
【0027】図6では、図5の待機状態において移動局
に発呼要求が生じるた場合(S513,S601)の制
御フローを示しており、緊急通報再呼待ち又は発呼受付
不可の場合には待受動作となる(S604〜607)。
再呼待ち以外の新規な緊急通話の場合には最適サービス
エリアが選択され、最大受信電界レベルの制御チャベル
が設定されてその補足動作が行われてシステムコードの
一致によって発呼信号が送出される(S616〜62
0,S608)。次に、ステップS610で自局向けの
応答信号が判断され、例えば上述したように緊急通報受
付台が先に形成された緊急通報回線を開放しておらず、
そのため基地局側から発呼拒否信号又は切断信号を受信
した場合には待受状態となる(S612,S623)。
【0028】また、移動局4は、場合によっては緊急通
報終了後に電源を切られる可能性がある。このような場
合にも、電源の再投入時に緊急通報受付台8からの再呼
を可能にするためには、緊急通報の際に捕捉した基地局
3のシステムコードが消去されないようにそれを記憶す
る手段が必要である。そのために、バッテリーバックア
ップしたRAM(図3の26,27)又は電気的に書替
え可能な不揮発性メモリ(図3の25)等が使用され
る。
【0029】さらに、前記移動局4が間違い無く緊急通
報時に使用した基地局3の制御チャネルf1cを捕捉する
ために前記緊急通報時の基地局のシステムコードを記憶
する手段によって記憶されたシステムコードの内容が保
証されなければならない。このため、本発明によれば電
源オン/オフ時の制御用CPUや周辺回路の誤動作又は
回路雑音等によって前記システムコードが誤って記憶さ
れないよう、システムコードには符号誤りチェッチ用の
コード、例えばパリティチェックコードやCRC等の検
定コードが付加される。そして、前記システムコードを
読出す際に符号誤りチェックを行い、正常性が確認され
た時だけ前記読出したシステムコードによる制御チャネ
ルf1cの捕捉が行われる。これにより、緊急通報終了後
に緊急通報時の基地局3を再度正確に捕捉することが可
能になる。
【0030】図20は、緊急通報時におけるシステムコ
ードの書き込み方法の一例を示したものである。図20
に示すシステムコードの書き込みは、上記誤り検定が不
正常となった場合を想定して行われるものであり、上述
した記憶処理及び誤り訂正処理が行われた後にバッテリ
ーバックアップされたRAMや書換え可能な不揮発性メ
モリ上の第1書込みアドレス領域及び第2書込みアドレ
ス領域の2か所に同一データ(システムコードA及び符
号誤りチェックコードB)が記憶される。図21は、図
20のメモリ上のデータの具体例を示したものである。
図21において、システムコードとしては2バイトが使
われ、その符号誤りチェックコードには前記各バイトで
対応するビット同士の排他的論理和が用いられている。
【0031】図19は、電源オフ時の電源電圧に対する
リセット回路の出力変化を示している。図19の(a)
に示す+5V電源電圧が+2.5Vまで低下した時点
で、図19の(b)のリセット回路出力がリセットON
を検出し、電源オフからリセット検出までの時間Tは数
msecを要する。前記時間Tの間はCPU動作が保証
されずメモリの内容破壊の恐れがあることを考慮し、前
述した図20で示したように緊急通報に使用した基地局
3のシステムコードをアドレスLだけ離れた第1書込み
アドレス領域及び第2書込みアドレス領域の2ケ所のメ
モリ領域に記憶する。これによって最悪の場合でも、い
ずれか一方には正しいシステムコードが記憶され、電源
のオン/オフによる誤書き込みを防止することができ
る。
【0032】上述した第1書込みアドレス領域と第2書
込みアドレス領域とのアドレス距離Lは、次のように決
定される。 T:電源OFF時にCPUリセット回路が動作する迄の
遅延時間 W:制御プログラムのライト命令の実行時間
【0033】図9は、上述したシステムコード及びその
チェックコードのメモリへの書き込み制御フローの一例
を示している。図9において、緊急通報の場合(S90
1)には、バッテリーバックアップされたRAM又はE
2 ROM等の不揮発性メモリ上に緊急通報を行う基地局
のシステムコード及びその符号誤りチェックコードを第
1書込アドレス領域と第2書込アドレス領域の2か所に
書き込む(S902〜909)。
【0034】図10は、上記2ケ所のデータの読み出し
及びメンテナンスの制御フローの一例を示したものであ
る。図10において、第1書込みアドレス領域及び第2
書込みアドレス領域にそれぞれ書込まれているシステム
コードのうち、まず第1書込みアドレス領域に記憶され
ているデータの符号誤り検定から実行される。そして、
前記データ検定結果が正常であり、同様に第2書込みア
ドレス領域に記憶されているデータの符号誤り検定も正
常で、且つ前記2つの領域に記憶されているデータが一
致した場合にこのデータは正しいと判定する(S100
3,S1009〜1013)。また、第1書込みアドレ
ス領域のデータの検定結果が正常であり、しかしながら
第2書込みアドレス領域のデータの検定結果が不正常な
場合には、前記第1書込みアドレス領域のデータを採用
し、このデータによって前記第2書込みアドレス領域の
データを置換する(S1011,S1014)。
【0035】さらに、第1書込みアドレス領域のデータ
の検定結果が不正常で、第2書込みアドレス領域のデー
タの検定結果が正常な場合には、前記第2書込みアドレ
ス領域のデータを採用し、このデータによって前記第1
書込みアドレス領域のデータを置換する(S1009,
S1008)。そして、第1書込みアドレス領域および
第2書込みアドレス領域のデータの両者が不正常の場合
には、両書込みアドレス領域のデータを共にクリアする
(S1006)。このように、2つの書込みアドレス領
域のデータについて、両方とも正常と判断され同一デー
タが記憶されている場合又はいずれか一方のデータが正
常と判断された場合には、移動局4は、緊急通報終了後
の緊急通報受付台8からの再呼待ちモードとなる。
【0036】次に、緊急通報受付台8が緊急通報を行っ
た移動局4との間の緊急通報回線を切断し、前記移動局
4が再呼待ち状態から解放されたと判定する場合につい
て説明する。移動局4が再呼待ち状態のために捕捉して
いる基地局3の制御チャネルf1cを介して発呼動作を行
った際に、前記基地局3からその発呼に対して発呼拒否
信号以外の応答信号を受信した時に、移動局4は緊急通
報回線は切断されたものと判定する。そして、移動局4
は、緊急通報のために使用した基地局3のシステムコー
ドを記憶しているメモリからそのシステムコードを消去
し、通常発着呼の待受状態へと移行する。
【0037】図7の制御フローに示すように、自局向け
の応答信号を受信した場合には(S610)、緊急通報
時の再呼待ちでの応答信号の受信か否かが判断され、そ
の場合には緊急通報受付台が先に形成された緊急通報回
線を切断したと判断して緊急通報に関するメモリ内容を
クリアし(S701〜703)、以降は通常の通話路接
続フローを実行する(S706〜710)。なお、前記
通常の通話路接続フローは図5における通常の待受動作
時において自局に対する着呼信号を受信した場合(S5
14)も同様である。なお、図8は、自局に対するチャ
ネル指定発呼信号の受信の判断カ所(S802)が図7
より先(S707)に行われている以外は図7と同様で
あり、ここでは図8について更に説明しない。
【0038】また、始めに述べた移動局4が緊急通報を
行う際の基地局選択の方法とは別の方法として、緊急通
報要求が発生した時点で捕捉中の基地局の制御チャネル
の内のいずれか1つを使って緊急通話発呼信号、例えば
110番又は119番発呼信号を送出することも可能で
ある。この方法によれば、移動局4の緊急通報時におけ
る初期の制御動作が簡易化される。図11は、上記別の
方法の制御フローの一例を示したものである。図11を
前述した図6の方法と比較すると図6のステップS61
6〜620に相当するフローが図11では不要となり上
述のように制御動作が簡易化されているのが分かる。
【0039】さらに別の方法として、移動局4には予め
緊急通報を行う際に使用するサービスエリアの基地局の
システムコード(局識別コード)が設定されており、こ
のシステムコードに対応するサービスエリアの基地局の
制御チャネルを介して緊急通報発呼を行う。そして、前
記移動局4は緊急通報を行ったこと記憶しておき、緊急
通報が終了してから次に再度発呼する際に、前記緊急通
報用に予め設定してあるサービスエリアの制御チャネル
を用いて通常発呼信号を送出する。図12は、上記方法
の制御フローの一例を示したものである。図11の場合
と同様に図12を前述した図6の方法と比較した場合、
図6のステップS616及びS617の部分が、本方法
の場合には図12のステップS1215に示すように、
単にメモリに設定されたシステムコードを選択する処理
に置き代わっているのが分かる。
【0040】図22は、ROM化された緊急通報用基地
別識別コードフォーマットの一例を示したものである。
また、図23は、RAM上の緊急通報用システムコード
のメモリマップの一例を示したものである。上記別の方
法においても、緊急通報用基地局識別コードを予め移動
局に設定するのに、例えば上記図22の例のようにRO
M上にデータを書込んだり、また図23に示すようにバ
ッテリーバックアップされたRAM又や書替え可能な不
揮発性メモリ上でアドレスがLだけ離れた2ケ所の領域
にデータを書込むことが可能である。ここでLは式
(1)を満足するものとする。
【0041】図16〜図18は、基地局における制御動
作フローの一例を示したものである。以下では、基地局
側の説明と関連して上記各図面を適宣取り上げながら説
明していく。緊急通報を受信した基地局3側の制御装置
は、緊急通報受付台8と移動局との間に緊急通報回線を
形成した後、前記緊急通報受付台8が緊急通報回線を切
断するのを監視する(S1602,S1603)。前記
基地局3の制御装置は、緊急通報回線の切断後に緊急通
報した移動局4から発呼信号を受信した場合には、発呼
応答信号を移動局4へ返送し、前記移動局4に対して緊
急通報回線が復旧したことを知らせる(S1604,S
1701〜S1705)。反対に、緊急通報回線が切断
される前に緊急通報した移動局4から発呼信号を受信し
た場合には、発呼拒否信号を返送することによって前記
移動局4に対して緊急通報受付台8からの再呼待ちの保
留状態にあることを知らせる(S1604,S170
3,S1716)。
【0042】基地局3の制御装置が緊急通報回線を復旧
させる条件には、緊急通報受付台8が切断操作を実行し
たことを検出した場合(S1603)、又は緊急通報回
線が形成されてからシステムとして通話時間の限界値時
間、例えば数時間が経過しても前記緊急通報回線が緊急
通報受付台8から切断されない場合がある(S160
2)。このどちらかの条件に合致した時に、基地局3の
制御装置は、緊急通報回線を復旧させ、そして通常通話
のための再割当てを行う(S1609〜1611)。
【0043】次に、緊急通報受付台による緊急通報回線
の切断を確認できずに移動局が他のサービスエリアへ移
動した場合について前述した図1のサービスエリア構成
を使って説明する。移動局4は、ポイントP1において
緊急通報回線ルートをサービスエリアA1の基地局3を
経由して緊急通報受付台8へと形成する。その後、移動
局4は、基地局3及び基地局5の両局から送出される制
御チャネルの電波f1c,f2cをそれぞれ閾値以上の受信
電界レベルで受信可能なポイントP2に移動する。この
ポイントP2では、上述したように前記移動局4は緊急
通報受付台8が緊急通報回線を切断したことを確認して
いない状態では、既存の緊急通報回線を維持すべくたと
えf1cがf2cより受信電界レベルが小さい場合でも、基
地局3の制御チャネルf1cを使って待受け動作に入る。
【0044】しかしながら、その後も緊急通報受付台8
による緊急通報回線の切断を確認できずに前記移動局4
がサービスエリアB2のポイントP3に移動した場合に
は、移動局4は、基地局3からの制御チャネルの電波f
1cは受信できず、基地局5からの制御チャネルの電波f
2cのみが受信可能となる。この場合には、図14のステ
ップS1417〜1420,S1406に示すように前
記移動局4は、緊急通報を行った基地局3とは異なる基
地局5を介して新規の通常発呼が許可される。さらに、
上述した状態で、ポイントP3の前記移動局4は基地局
5、すなわち緊急通報を行った基地局3とは別の基地局
を介してなら図15のステップS1517〜1521,
S1506に示すように新規通常発呼のみならず緊急通
報発呼も許可される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
緊急通報を実施した移動局に対する緊急通報受付台から
の再呼が、当該移動局が緊急通報のために使用した基地
局のサービスエリアに在圏する限り、正確に実行可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による緊急通報制御方法が適用されるサ
ービスエリア構成の一例を示した図である。
【図2】本発明による緊急通報制御方法が適用される別
のサービスエリア構成例を示した図である。
【図3】本発明における移動局の一装置構成例を示した
ブロック図である。
【図4】本発明における基地局の一システム構成例を示
したブロック図である。
【図5】移動局における制御動作の一例を示したフロー
図(1)である。
【図6】移動局における制御動作の一例を示したフロー
図(2)である。
【図7】移動局における制御動作の一例を示したフロー
図(3)である。
【図8】移動局における制御動作の一例を示したフロー
図(4)である。
【図9】移動局における制御動作の一例を示したフロー
図(5)である。
【図10】移動局における制御動作の一例を示したフロ
ー図(6)である。
【図11】移動局における制御動作の一例を示したフロ
ー図(7)である。
【図12】移動局における制御動作の一例を示したフロ
ー図(8)である。
【図13】移動局における制御動作の一例を示したフロ
ー図(9)である。
【図14】移動局における制御動作の一例を示したフロ
ー図(10)である。
【図15】移動局における制御動作の一例を示したフロ
ー図(11)である。
【図16】基地局における制御動作の一例を示したフロ
ー図(1)である。
【図17】基地局における制御動作の一例を示したフロ
ー図(2)である。
【図18】基地局における制御動作の一例を示したフロ
ー図(3)である。
【図19】電源オフ時の電源電圧に対するリセット回路
の出力変化の一例を示した図である。
【図20】本発明によるシステムコードの書き込み方法
の一例を示した図である。
【図21】図20に示すメモリ上のデータの具体例を示
した図である。
【図22】ROM化された緊急通報用基地別識別コード
フォーマットの一例を示した図である。
【図23】RAM上の緊急通報用システムコードメモリ
マップの一例を示した図である。
【符号の説明】
1,2,6…サービスエリア 3,5,7…基地局 4…移動局 8…緊急通報受付台 25…E2 ROM 26…RAM 27…バックアップバッテリー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信システムで使用される移動体
    通信端末の緊急通報制御方法において、 緊急通報を行った際のサービスエリアの識別コードを保
    持し、 緊急通報後は、前記保持された識別コードに基づいて制
    御チャネルを補足することを特徴とする緊急通報制御方
    法。
  2. 【請求項2】 無線回線割当方式として専用制御チャネ
    ルによるマルチチャネルアクセス方式を用いた移動電話
    システムにおいて、移動局における緊急通報制御方法
    は、 110番又は119番の緊急通報をする際に、当該移動
    局が通話することを許可されているサービスエリアの識
    別コードを記憶しているメモリーを参照すること、 前記記憶されたサービスエリアにおける基地局の制御チ
    ャネルの電波の中で最も受信電界レベルの高い基地局を
    選択して緊急通報を行うこと、 前記緊急通報を行った基地局識別コードを記憶しておく
    こと、 前記移動局の側における緊急通報の終話後次に発呼する
    際には、前記記憶された基地局識別コードを基に緊急通
    報を行った基地局の制御チャネルを使って発呼信号を送
    出すること、そして前記緊急通報の終了後次に発呼した
    際に、基地局がその発呼を認めて発呼応答を返送してき
    た場合には、前記メモリに記憶した前記緊急通報を行っ
    た基地局識別コードを消去することから構成することを
    特徴とする緊急通報制御方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記緊急通報を行った基地局識
    別コードには符号誤りチェックコードを付し、前記基地
    局識別コードの読出時に符号誤り検定を行って検定OK
    の場合だけ前記基地局識別コードを使って通常発呼動作
    を行う請求項2記載の緊急通報制御方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記緊急通報を行った基地局識
    別コードには符号誤りチェックコードを付し且つ前記移
    動局の電源ON/OFF時に発生が予測される電源電圧
    の変化時の誤書込みメモリアクセス領域より広い2ケ所
    のアドレス領域に前記基地局識別コード記憶し、前記基
    地局識別コードの読出時に符号誤り検定がOKの側の基
    地局識別コードを使って通常発呼動作を行う請求項2記
    載の緊急通報制御方法。
  5. 【請求項5】 前記符号誤り検定がNGとなったアドレ
    スに記憶されている基地局識別コードは、符号誤り検定
    がOKとなった基地局識別コードで置換えてて常に2つ
    の領域に記憶しているデータの内容を一致させておく請
    求項4記載の緊急通報制御方法。
  6. 【請求項6】 無線回線割当方式として専用制御チャネ
    ルによるマルチチャネルアクセス方式を用いた移動電話
    システムにおいて、移動局における緊急通報制御方法
    は、 110番又は119番の緊急通報をする際に、当該移動
    局が通話することを許可されているサービスエリアの識
    別コードを記憶しているメモリーを参照すること、 前記緊急通報を行う場合に使用するサービスエリアにお
    ける緊急通報用基地局識別コードは予め記憶してあり、
    前記基地局識別コードが指定するサービスエリアの制御
    チャネルを介して緊急通報発呼を行うこと、 前記緊急通報を行った基地局識別コードを記憶しておく
    こと、 前記移動局の側における緊急通報の終話後次に発呼する
    際には、前記緊急通報用に予め移動局に設定してあるサ
    ービスエリアの制御チャネルを介して発呼信号を送出す
    ること、そして前記緊急通報の終了後次に発呼した際
    に、基地局がその発呼を認めて発呼応答を返送してきた
    場合には、前記メモリに記憶した前記緊急通報を行った
    基地局識別コードを消去することから構成することを特
    徴とする移動局における緊急通報制御方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記緊急通報を行った基地局識
    別コードには符号誤りチェックコードを付し、前記基地
    局識別コードの読出時に符号誤り検定を行って検定OK
    の場合だけ前記基地局識別コードを使って通常発呼動作
    を行う請求項6記載の緊急通報制御方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記緊急通報を行った基地局識
    別コードには符号誤りチェックコードを付し且つ前記移
    動局の電源ON/OFF時に発生が予測される電源電圧
    の変化時の誤書込みメモリアクセス領域より広い2ケ所
    のアドレス領域に前記基地局識別コード記憶し、前記基
    地局識別コードの読出時に符号誤り検定がOKの側の基
    地局識別コードを使って通常発呼動作を行う請求項6記
    載の緊急通報制御方法。
  9. 【請求項9】 前記符号誤り検定がNGとなったアドレ
    スに記憶されている基地局識別コードは、符号誤り検定
    がOKとなった基地局識別コードで置換えてて常に2つ
    の領域に記憶しているデータの内容を一致させておく請
    求項8記載の緊急通報制御方法。
  10. 【請求項10】 さらに、緊急通報を行ったサービスエ
    リアの基地局からの電波が受信不能となり、自局のメモ
    リーに書込まれた他の通話可能なサービスエリアの電波
    が受信可能となった場合に、前記通話可能となったサー
    ビスエリアにおいて新規の緊急通報は禁止されるが通常
    発着呼通話は許可される請求項2又は6に記載の緊急通
    報制御方法。
  11. 【請求項11】 さらに、緊急通報を行ったサービスエ
    リアの基地局からの電波が受信不能となり、自局のメモ
    リーに書込まれた他の通話可能なサービスエリアの電波
    が受信可能となった場合に、前記通話可能となったサー
    ビスエリアにおいて新規の緊急通報と通常発着呼通話が
    許可される請求項2又は6に記載の緊急通報制御方法。
  12. 【請求項12】 無線回線割当方式として専用制御チャ
    ネルによるマルチチャネルアクセス方式を用いた移動電
    話システムにおいて、緊急通報を受信したサービスエリ
    アの基地局における緊急通報制御方法は、 緊急通報受付台の扱者が切断操作をする前の緊急通報を
    行った移動局からの発呼に対しては発呼拒否信号を返送
    すること、そして緊急通報受付台の扱者が切断操作をし
    た後の緊急通報を行った移動局からの発呼に対しては応
    答信号を返送して前記移動局の発呼処理を行うことから
    構成することを特徴とする基地局における緊急通報制御
    方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記緊急通報受付台の扱者が
    切断操作をするか又は緊急通報移動局と緊急通報受付台
    とのリンクが構成されてから一定時間が経過しても緊急
    通報リンクが緊急通報受付台から切断されない場合に
    は、緊急通報に使用していた通話チャネルを通して切断
    信号を前記移動局に向けて送出し、その通話チャネルを
    復旧させ、そして前記復旧させた通話チャネルを通常通
    話のために再割当てする請求項12記載の緊急通報制御
    方法。
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