JPH0812530A - 毛成長促進因子及びこれを含有する育毛促進剤 - Google Patents

毛成長促進因子及びこれを含有する育毛促進剤

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JPH0812530A
JPH0812530A JP6146124A JP14612494A JPH0812530A JP H0812530 A JPH0812530 A JP H0812530A JP 6146124 A JP6146124 A JP 6146124A JP 14612494 A JP14612494 A JP 14612494A JP H0812530 A JPH0812530 A JP H0812530A
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JP
Japan
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hair
hair growth
growth
cells
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JP6146124A
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English (en)
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Mitsuyuki Hotta
光行 堀田
Genji Imokawa
玄爾 芋川
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 次の理化学的性質及び生理活性(a)〜
(c)を有する毛成長促進因子及びこれを含有する育毛
促進剤。 (a)SDS−ポリアクリルアミドゲルを用いた電気泳
動による分子量が約13,200である。 (b)pH3.0〜9.0において安定した活性を有
し、還元処理(5mM ジチオスリトール、20℃)に
おいて安定であるが、熱処理(65℃以上、30分以
上)により活性を失う。 (c)毛母細胞と毛乳頭細胞との相互作用を増強して、
毛母細胞の増殖を活性化させる作用を有する。 【効果】 本発明の毛成長促進因子は、毛の成長に重要
な毛母細胞と毛乳頭細胞の相互作用を増強して毛母細胞
の増殖を活性化する作用を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育毛、養毛及び脱毛防
止作用を与える毛成長促進因子及びこれを含有する育毛
促進剤に関し、詳しくは毛母細胞と毛乳頭細胞との相互
作用を増強し、毛母細胞の増殖を活性化することで、毛
の成長促進、抜毛防止効果などの優れた特性を有する毛
成長促進因子及びこれを含有する育毛促進剤に関する。
【0002】
【従来の技術】毛は成長期、退行期、休止期の毛周期を
もって成長している。毛が成長する期間、毛包は成長期
にあると呼ばれ、その後、退行期を経て毛の成長が停止
し、成長期よりも萎縮した状態の毛包を有するとき、毛
包は休止期にあると呼ばれる。この毛周期の障害は脱毛
症を引き起こす。例えば、ヒトにおいて最も普通の脱毛
症である男性型脱毛症は、毛包の数の減少ではなく、繰
り返される毛周期において、成長期間が短縮したために
硬毛がその大きさを漸次的に縮小化することに起因して
いる。従って、男性型脱毛症は硬毛から軟毛への変換が
起こる一連の進行的変化と考えられる。
【0003】毛の成長機構については現在もまだ不明な
点が多いため、男性型脱毛症を引き起こす軟毛化の薬学
的治療法は未だ確立されていない。しかし、最近の組織
培養技術の進歩により、毛包組織を構成する細胞の培養
が可能になり、毛の成長機構を知る上で重要な知見が得
られてきている。
【0004】例えば、Philpottら[J.Cel
l Science,97,p463〜471(199
0)]、及び今井ら[J.Dermatologica
lScience,3,p163〜171(199
2)]の毛包器官培養法を用いて各種成長因子の影響を
検討し、肝細胞成長因子(Hepatocyte Gr
owth Factor;HGF)に毛母細胞活性化作
用があることが報告されている(特開平5−27923
0号、特開平5−213721号公報)。また、線維芽
細胞成長因子(Fibroblast Growth
Factor;FGF)の毛母細胞活性化作用も報告さ
れている(特開平4−224522号、特開平5−43
424号公報)。
【0005】ところで、本発明者らは、毛の成長に必要
な毛母細胞と毛乳頭細胞の相互作用を解析できる毛母細
胞培養法を開発した(特開平4−99482号公報)。
さらに、この培養法を用いて種々の化合物について探索
した結果、血小板由来成長因子(Platelet D
erived Growth Factor;PDG
F)に毛母細胞と毛乳頭細胞の相互作用を増強し、毛母
細胞の増殖を活性化する作用を見出した(特開平5−1
24935号公報)。しかしながら、これらの毛母細胞
活性化物質が実際の生体において、毛の成長に促進的作
用をしているかどうかは不明であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】毛は休止期から成長期
に入る時期において、新しい毛包を形成するために毛母
細胞と毛乳頭細胞との相互作用を強め、毛母細胞の増殖
を誘導化、さらに活性化する。よって、毛周期の障害に
よる脱毛症で見られる縮小化した毛包を拡大化するため
には、生体内において毛母細胞と毛乳頭細胞との相互作
用を増強し、毛母細胞の増殖を促進する物質が求められ
るている。
【0007】従って、本発明の目的は、生体内において
実際に毛母細胞の増殖を活性化し、毛の成長促進作用を
有する毛成長促進因子及びこれを含有する育毛促進剤を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者らは、体毛が初期成長期にある哺乳動物の
皮膚組織から、実際に生体において毛母細胞と毛乳頭細
胞の相互作用を増強し、毛母細胞の増殖を活性化する因
子を探索した。その結果、先の発明(特開平5−124
935号公報)よりも毛母細胞を極めて良好に増殖させ
る新規な活性物質を見出し、この活性物質の分離・精製
を行い、その物理化学的性状を明らかにし、さらにこれ
を配合すれば優れた育毛促進剤が得られることを見出
し、本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は、次の理化学的性質及
び生理活性(a)〜(c): (a)SDS−ポリアクリルアミドゲルを用いた電気泳
動による分子量が約13,200である、(b)pH
3.0〜9.0において安定した活性を有し、還元処理
(5mM ジチオスリトール、20℃)においても安定
であるが、熱処理(65℃以上、30分以上)により活
性を失う、(c)毛母細胞と毛乳頭細胞との相互作用を
増強して、毛母細胞の増殖を活性化させる作用を有す
る、を有する毛成長促進因子を提供するものである。
【0010】また本発明は、この毛成長促進因子を含有
する育毛促進剤を提供するものである。
【0011】以下、上記(a)、(b)及び(c)につ
いて説明する。 (a)分子量 本発明の毛成長促進因子を脱塩した後、非還元状態でS
DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行う。分子量
マーカーとしては、チトクロームC、α−ラクトアルブ
ミン、トリプシンインヒビター、カーボニックアンヒド
ラーゼ、オブアルブミン、アルブミンを使用した。分子
量マーカーによる計算値から、本発明の毛成長促進因子
は分子量約13,200のバンドとして検出される。
【0012】(b)性状 本発明の毛成長促進因子の性状は、pH3.0〜9.0
において安定した活性を有し、還元処理[5mM ジチ
オスリトール(ditiothreitol)、20
℃]でも安定であるが、熱処理(65℃以上、30分以
上)により活性を失うものである。
【0013】(c)毛母細胞増殖促進活性 本発明の毛成長促進因子は、新生児ラット体毛の毛母細
胞又は毛乳頭細胞をそれぞれ単独でコラーゲンゲル中に
包埋培養した培養系に添加しても細胞増殖は活性化され
ないが、毛母細胞と毛乳頭細胞とを混合してコラーゲン
ゲル中に包埋培養した培養系に添加することにより、毛
母細胞の増殖を濃度依存的に活性化するものである。
【0014】本発明の毛成長促進因子は、例えば次のよ
うにして得ることができる。すなわち、体毛が初期成長
期にある哺乳動物を屠殺後、新鮮な皮膚を取り出し、は
さみ等で細断した後、ポリトロン等で皮膚のホモジェネ
イトを作製する。または、上記と同様にして取り出した
皮膚をドライアイス又は液体窒素下でミキサーを用いて
凍結粉砕し、皮膚の粉末を調製する。ここで、哺乳動物
としては、例えばウシ、ウマ、ヒツジ、ウサギ、ラッ
ト、マウス等いずれも利用することができる。
【0015】このようにして調製した皮膚のホモジェネ
イト又は粉末を適当量(例えば皮膚1kgに対して3〜
20リットル)の酢酸バッファー(50mM、pH5.
2、0.1M NaCl)等の緩衝液を加えて洗い、不
溶画分を収集し、さらに4Mの塩酸グアニジンを例えば
不溶物300gに対して1〜3リットル用いて抽出す
る。
【0016】得られた皮膚組織抽出液を7M尿素で透析
し、可溶性皮膚組織抽出画分を得る。次に本画分をDE
AE−セファロースカラムに吸着させ、毛成長画分が含
まれるNaCl溶出画分を逆相カラムに吸着させ、アセ
トニトリル−水の溶媒系で溶出することにより精製する
ことができる。
【0017】本発明の毛成長促進因子を含有する育毛促
進剤は、医薬品、医薬部外品、化粧品などの外用剤とし
て用いることが好ましく、例えばクリーム、ローショ
ン、乳剤、軟膏、ゲル、ヘアトニック、ヘアリキッド、
リニメント、ヘアーリンス、ヘアーシャンプー、ヘアー
トリートメント、ヘアーコンディショナー、エアゾー
ル、ムースなどの種々の形態に製剤化でき、その基剤も
毛髪施用上許容し得る液状及び固形状の原料を幅広く使
用できる。その際、必要に応じて防腐剤、香料、安定
剤、着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、保湿剤、増粘
剤など種々の公知の添加剤を加えることもできる。
【0018】本発明育毛促進剤への毛成長促進因子の配
合量は、症状の度合、剤型などによって適宜選定するこ
とができるが、通常、製剤中0.0001〜3重量%程
度、好ましくは0.001〜0.1重量%程度とするこ
とができる。また、育毛促進剤への毛成長促進因子の配
合にあたっては、精製したものを配合してもよいし、粗
精製物として配合してもよい。
【0019】本発明育毛促進剤は、この毛成長促進因子
を、単独で配合する以外に毛髪用外用剤に通常用いられ
るc−AMP及びその誘導体、フォルスコリン、塩化カ
ルプロニウム、ペンタデカン酸グリセリド、ミノキシジ
ル、bFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)などの他の
薬剤と組み合せて配合することによって、毛成長促進因
子の作用を増強することができる。その他にも例えば、
セファランチン、ビタミンE、ビタミンEニコチネー
ト、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジ
ル、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ等の末梢血
管拡張剤、カンフル、メントール等の清涼剤、ヒノキチ
オール、塩化ベンザルコニウム、ウンデシレン酸等の抗
菌剤、塩化リゾチーム、グリチルリチン、アラントイン
等の消炎剤、センブリエキス、ニンニクエキス、ニンジ
ンエキス、オウゴンエキス、ローズマリーエキス、アロ
エエキス、胎盤抽出液等の細胞賦活剤などから適宜選択
して使用することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の毛成長促進因子は、毛の成長に
重要な毛母細胞と毛乳頭細胞の相互作用を増強して毛母
細胞の増殖を活性化する作用を有する。従って、種々の
脱毛症の治療や予防に有用である。さらには、毛母細胞
を生体外で増殖させるための研究用試薬としても有用で
ある。
【0021】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0022】実施例1 ラット(SDラット、生後3〜4日齢)の皮膚1kgを
細かく切り、液体窒素で凍結した後、ホモゲナイザーで
3分間粉砕した。皮膚粉末を10リットルの酢酸バッフ
ァーに一晩浸漬することにより洗浄し、不溶画分を遠心
分離処理(3,500G、30分間)して収集した。不
溶画分をさらに2リットルの4M塩酸グアニジンで2日
間抽出し、濁液を遠心分離処理(3,600G、30分
間)して上清を得た。この上清を5倍容の7M尿素で3
回透析した。透析内液を以下の精製に供した。
【0023】透析内液を予め7M尿素で平衡化したイオ
ン交換カラム(DEAE−セファロースカラム及びMo
noQカラム)に付したところ、図1に示すように0.
2〜0.4M NaCl溶出画分に毛成長促進因子が存
在した。ここで、図1においてAは毛母細胞増殖活性を
示し、Bは紫外光(280nm)の吸光度を示し、CはN
aCl濃度を示す。この溶出画分を0.5M NaCl
−PBS(リン酸緩衝生理食塩水)に対して透析し、予
め0.5M NaCl−PBSで平衡化しておいたスー
パーロース12カラム(ファルマシア社製)でゲル濾過
クロマトグラフィーを行い、毛成長促進因子溶出画分を
得た。
【0024】この画分を限外濾過により濃縮後、アセト
ニトリル1%(トリフルオロ酢酸0.05%)で平衡化
した逆相カラムに吸着させた。25%アセトニトリル
(トリフルオロ酢酸0.05%)で洗浄した後、25〜
40%アセトニトリル(トリフルオロ酢酸0.05%)
のグラディエントで溶出したところ、図2に示すように
35〜40%アセトニトリル付近に毛成長促進因子が溶
出した。ここで、図2においてDは毛母細胞増殖活性を
示し、Eは紫外光(220nm)の吸光度を示し、Fはア
セトニトリルの濃度を示す。
【0025】さらに、上記溶出画分を遠心エバポレータ
ーで溶媒を除去し、PBSで溶解し、予めPBSで平衡
化しておいたアサヒパックGS520カラム(旭化成社
製)でゲル濾過クロマトグラフィーを行い、図3に示す
ように溶出時間17〜19分付近に毛成長促進因子が単
一のピークとして得られた。ここで、図3においてGは
毛母細胞増殖活性を示し、Hは紫外光(220nm)の吸
光度を示す。
【0026】試験例 実施例で得られた検体(図3に示すように溶出時間17
〜19分付近に溶出された毛成長促進因子)について、
分子量を測定したところ、SDS−ポリアクリル電気泳
動法で13,200であった。また、この毛成長促進因
子の性状を種々の処理条件で性状を調べたところ、表1
に示す結果が得られた。
【0027】
【表1】
【0028】更に上記で得られた毛成長促進因子を、以
下に記載する毛母細胞増殖活性の測定法により調製した
細胞培養液中に添加し、毛成長促進因子の毛母細胞増殖
活性を検討した。結果を図4に示す。
【0029】(毛成長促進因子の活性測定法)SD系新
生児ラットを用い、皮膚組織より酸素処理法(特開平4
−00482号公報)を用いて毛母細胞と毛乳頭細胞を
分離し、調製した。メディウム199(ギブコ社製)で
ゲル化したコラーゲンゲル溶液2容に対し、上記毛母細
胞懸濁液1容を混合して十分に攪拌し、マイクロ・ウエ
ル・マルチプレートにそれぞれ2×104 個/ウエル、
6×104 個/ウエルとなるように植え込み、ゲルの硬
化が観察されたところでゲルと同量のメディウム199
を添加した。これを5%炭酸ガス存在下で37℃にて培
養した。24時間後に培地を除去し、メディウム199
に更に所定量の検体を添加した培地を加え培養した。4
8時間後に、3H−チミジン(終濃度5μCi/ml)
を添加し、更に4時間培養した。この間にDNAに取り
込まれた放射活性を測定することにより毛成長促進因子
の活性を調べた。
【0030】また、各々の細胞を単独に培養し、同様に
細胞増殖活性の測定を行い、上記混合培養時の毛母細胞
増殖の活性化と比較した。その結果、各々の細胞単独の
培養系では、本発明の毛成長促進因子は増殖活性を示さ
ず、毛母細胞と毛乳頭細胞の混合培養時にのみ濃度依存
的に毛母細胞の増殖を活性化することがわかった。
【0031】実施例2 毛髪成長促進用ヘアートニックを調製した。
【0032】
【表2】 w/v% 毛成長促進因子 0.05 グリチルレチン酸 0.01 l−メントール 0.1 エタノール 60.0 香料 適量 精製水 バランス
【0033】実施例3毛髪成長促進用ヘアパックを調製
した。
【0034】
【表3】 w/v% 毛成長促進因子 0.05 ヒドロキシエチルセルロース 2.0 エタノール 50.0 香料 適量 精製水 バランス
【0035】実施例4 毛髪成長促進用エアゾールタイプの育毛剤を調製した。
【0036】
【表4】 w/v% 毛成長促進因子 0.1 エチルセルロース 8.0 グリセリン 1.0 ハッカ油 0.2 エタノール 25.7 噴射剤(ジメチルエーテル) 65.0
【0037】実施例5 脱毛防止用ローションを調製した。
【0038】
【表5】 w/v% 毛成長促進因子 0.05 イソプロパノール 1.0 エタノール 4.0 香料 適量 精製水 バランス
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるDEAE−セファロー
スカラムクロマトグラフィーによる測定結果を示す図で
ある。
【図2】本発明の実施例における逆相カラムクロマトグ
ラフィーによる測定結果を示す図である。
【図3】本発明の実施例におけるアサヒパックGS52
0カラムによるゲル濾過クロマトグラフィーの結果を示
す図である。
【図4】本発明の実施例における毛成長促進因子が毛母
細胞のDNA増殖能に及ぼす効果を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の理化学的性質及び生理活性(a)〜
    (c): (a)SDS−ポリアクリルアミドゲルを用いた電気泳
    動による分子量が約13,200である、(b)pH
    3.0〜9.0において安定した活性を有し、還元処理
    (5mM ジチオスリトール、20℃)においても安定
    であるが、熱処理(65℃以上、30分以上)により活
    性を失う、(c)毛母細胞と毛乳頭細胞との相互作用を
    増強して、毛母細胞の増殖を活性化させる作用を有す
    る、を有する毛成長促進因子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の毛成長促進因子を含有す
    る育毛促進剤。
JP6146124A 1994-06-28 1994-06-28 毛成長促進因子及びこれを含有する育毛促進剤 Pending JPH0812530A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9310351B2 (en) 2010-05-17 2016-04-12 The Procter & Gamble Company Systems and methods of detecting and demonstrating hair damage via evaluation of protein fragments

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