JPH08125221A - 半導体発光素子 - Google Patents

半導体発光素子

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JPH08125221A
JPH08125221A JP25374094A JP25374094A JPH08125221A JP H08125221 A JPH08125221 A JP H08125221A JP 25374094 A JP25374094 A JP 25374094A JP 25374094 A JP25374094 A JP 25374094A JP H08125221 A JPH08125221 A JP H08125221A
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thin film
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極形成及び半導体レーザの共振器形成を簡
単に行うことができ、しかも高品質な窒化物半導体薄膜
により発光領域が構成された、発光ダイオードおよび半
導体レーザのいずれにも適用できる素子構造を有する半
導体発光素子を提供する。 【構成】 発光領域を含む半導体積層構造110aを形
成するための基板として、導電性基板であるGaP基板
100を用い、しかも、ウルツ鉱型結晶と同様の六回対
称性を有するGaP基板の(111)面上に、上記半導
体積層構造110aを構成する窒化物半導体層102な
いし106を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤色光から紫外光まで
の範囲の発光波長を有する半導体発光素子に関し、特
に、発光領域として、Al、Ga、In等の金属材料の
窒化物からなる半導体薄膜を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、窒素NをV族元素とするIII−
V族化合物半導体はエネルギーギャップが広いことから
可視および紫外域の発光材料として注目されており、現
在、発光領域をGaInNで構成した青色発光ダイオー
ドが実用化されている。ちなみに、AlNは6.28e
V、GaNは3.39eV、InNは1.95eVのエ
ネルギーギャップを有する。
【0003】図5は、従来の青色発光ダイオードの断面
構造を示している。図において、200aは青色発光ダ
イオードで、これは、サファイア基板200上にGaN
バッファ層201を介して形成された半導体積層構造2
10を有している。
【0004】この半導体積層構造210は、該バッファ
層201上にn型GaN層202、n型AlGaNクラ
ッド層203、亜鉛ドープGaInN活性層204、p
型AlGaNクラッド層205、及びp型GaNキャッ
プ層206を積層した構造となっている。
【0005】ここで、上記n型GaN層202はその一
部が露出しており、この露出部分にn型電極207が形
成されている。また、p型電極208は上記p型GaN
キャップ層206の表面上に形成されている。
【0006】次に、製造方法について簡単に説明する。
【0007】まず、サファイア基板200上に、トリメ
チルガリウム及びアンモニアを原料として有機金属気相
成長法(Metal Organic Vapor P
hase Epitaxy)(以下、MOVPE法と略
記する。)により、GaNバッファ層201を成長す
る。
【0008】続いて、その上に、同様にMOVPE法に
よりn型GaN層202、n型AlGaNクラッド層2
03、亜鉛ドープGaInN活性層204、p型AlG
aNクラッド層205、p型GaNキャップ層206を
順次形成する。ここで、III族元素原料としてはトリ
メチルアルミニウム、トリメチルインジウムを使用し、
ドーピング原料には、モノシラン(n型)、ビスシクロ
ペンタジエニルマグネシウム(p型)、ジエチル亜鉛を
使用する。
【0009】その後、p型不純物であるマグネシウムの
活性化のため、窒素雰囲気下700℃での熱処理を行
う。
【0010】さらに、最表面のキャップ層206からn
型GaN層202までの各半導体層を選択的にエッチン
グして、上記n型GaN層202の一部を露出させ、該
n型GaN層202の露出部上にn型電極207を形成
する。また、p型GaNキャップ層206上にはp型電
極208を形成する。これにより発光ダイオード200
aを完成する。
【0011】このようにして作製された発光ダイオード
200aでは、亜鉛ドープGaInN活性層204から
の明るい450nmの青色発光を得ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の青色
発光ダイオードでは、基板として用いるサファイアが絶
縁体であるために、基板側の電極207は、図5に示す
ように、バッファ層201上の半導体層202の一部を
エッチングにより露出させ、この露出部分に設ける必要
があり、発光ダイオードの製造工程が複雑になるという
問題がある。
【0013】さらに、半導体レーザの作製プロセスで
は、共振器の形成が不可欠であるが、サファイア基板を
用いた場合には、現行の半導体レーザの製造方法で確立
されている劈開による共振器形成が不可能であり、この
ため、共振器の作製はエッチング加工により行わなけれ
ばならない。しかし、エッチング加工による共振器面の
形成技術は確立したものではなく、また、特殊な装置を
必要とするので工程がさらに複雑なものとなる。
【0014】そこで、このようなサファイア基板を用い
た発光素子の製造プロセスにおける問題点を解決するた
めに、SiまたはGaAsという導電性のある半導体基
板を使用する方法が試みられている。
【0015】しかしながら、GaAs基板を用いた場合
には、発光領域としての活性層204の構成材料である
窒化物(例えばGaN)と、基板の構成材料であるGa
Asとの格子不整合率は、約26%と大きなものとな
り、高品質な窒化物半導体層が得られないという問題が
ある。
【0016】また、Si基板を用いた場合には、Siと
窒化物(例えばGaN)との格子不整合率は約21%と
いうように、GaAs基板の場合に比べるとやや小さい
ものの、基板の劈開が困難であり、半導体レーザの基板
としてSi基板を用いると、劈開によって共振器を形成
することが不可能となってしまう。
【0017】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するためになされたものであり、電極形成及び半導体
レーザの共振器形成を簡単に行うことができ、しかも高
品質な窒化物半導体薄膜により発光領域が構成された、
発光ダイオードおよび半導体レーザのいずれにも適用で
きる素子構造を有する半導体発光素子を得ることが本発
明の目的である。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体発
光素子は、GaP結晶基板上に形成され、発光領域とな
る半導体薄膜を含む半導体積層構造を備え、該半導体薄
膜は、金属材料の窒化物からなり、該窒化物を構成する
金属材料は、Al、GaおよびInの内のいずれか1つ
の金属元素、もしくはAl、GaおよびInの内の2つ
以上の金属元素の混合物からなり、そのことにより上記
目的が達成される。
【0019】この発明は、上記半導体発光素子におい
て、上記GaP結晶基板と半導体薄膜との間に、該半導
体薄膜の形成温度よりも低温で成長させた窒化物からな
るバッファ層が介在し、該バッファ層の窒化物を構成す
る金属材料が、Al、GaおよびInの内のいずれか1
つの金属元素、もしくはAl、GaおよびInの内の2
つ以上の金属元素の混合物からなることが好ましい。
【0020】この発明は上記半導体発光素子において、
好ましくは、上記GaP結晶基板と半導体薄膜との間
に、窒化物からなる第1の薄膜層と燐化物からなる第2
の薄膜層とを交互の積層してなる超格子バッファ層が介
在している。該超格子バッファ層の窒化物を構成する金
属材料は、Al、GaおよびInの内のいずれか1つ、
もしくはAl、GaおよびInの内の2つ以上の混合物
からなるものである。該超格子バッファ層の隣化物を構
成する金属材料は、Al、GaおよびInの内のいずれ
か1つ、もしくはAl、GaおよびInの内の2つ以上
の混合物からなるものである。
【0021】この発明は上記半導体発光素子において、
好ましくは、前記GaP結晶基板と半導体薄膜との間
に、窒化物と燐化物との混晶からなるバッファ層を備え
ている。該バッファ層を構成する混晶は、Al,Gaお
よびInの内のいずれか1つ、もしくはAl,Gaおよ
びInの内の2つ以上の混合物からなる金属材料αの窒
素物αNと、Al,GaおよびInの内のいずれか1
つ、もしくはAl,GaおよびInの内の2つ以上の混
合物からなる金属材料βの燐化物βPとの混晶α1- xβx
1-yy(0<x<1、0<y<1)である。
【0022】この発明は上記半導体発光素子において、
上記半導体薄膜を含む半導体積層構造は、前記GaP結
晶基板の(111)結晶面上に形成したものであり、該
半導体薄膜は、ウルツ鉱型結晶構造を有することが好ま
しい。
【0023】この発明は上記半導体発光素子において、
上記半導体薄膜を含む半導体積層構造は、前記GaP結
晶基板の(100)結晶面上に形成したものであり、該
半導体薄膜は閃亜鉛鉱型結晶構造を有することが好まし
い。
【0024】
【作用】この発明においては、窒化物からなる半導体薄
膜を発光領域として含む半導体積層構造を、導電性を有
するGaP基板上に配置するようにしたから、一方の電
極を該半導体積層構造の表面に配置するとともに、他方
の電極を該GaP基板の裏面側に設けて、該両電極によ
り、上記半導体薄膜に電流を供給することが可能とな
る。このため、電極を形成する際、上記半導体積層構造
を構成する半導体層に繁雑なエッチング処理を施して、
基板側の電極を配置する領域を形成する必要がなくな
る。
【0025】また、基板をGaP結晶により構成してい
るため、基板の劈開が可能となり、半導体レーザの共振
器形成を劈開により簡単に行うことができる。このよう
な劈開による共振器形成は、すでに確立された技術であ
り、共振器の形成を再現性よく行うことができる。ま
た、エッチングにより共振器を形成する方法で用いられ
る特殊な装置は必要なく、共振器の形成工程は、非常に
簡単なものとなる。
【0026】この発明においては、GaP基板と、半導
体積層構造を構成する窒化物半導体層との間にバッファ
層を設けているため、GaP基板と半導体積層構造の窒
化物半導体層との間の格子不整合が緩和されることとな
る。これにより、半導体薄膜を含む半導体積層構造の結
晶性を、非常に良好なものとできる。
【0027】この発明においては、GaP基板の(11
1)面上に半導体積層構造を形成しているため、該(1
11)結晶面が、六回対称性を有しているウルツ鉱型結
晶との整合性に優れていることから、上記半導体積層構
造が、最も安定なウルツ鉱型結晶構造を有する高品質な
窒化物半導体層から構成されることとなる。
【0028】この発明においては、GaP基板の(10
0)面上に半導体積層構造を形成しているため、窒化物
半導体層を構成する結晶は、窒化物の準安定相である閃
亜鉛鉱型の結晶となる。この閃亜鉛鉱型結晶では、p型
不純物が容易に活性化するため、p型半導体層の形成が
容易になる。
【0029】
【実施例】まず、本発明の基本原理について簡単に説明
する。
【0030】本発明は、基板の構成材料としてGaPを
用いることにより、上述した従来の問題点を解決するも
のである。
【0031】基板を構成するGaP結晶と、基板上の半
導体積層構造を構成するGaN結晶との格子不整合率は
約21%であり、Si結晶とGaN結晶との格子不整合
率と同等であるが、GaP結晶は、劈開が容易であると
いう利点がある。
【0032】ただし、基板の構成材料としてGaPを用
いた場合の格子不整合率はかなり大きいため、バッファ
層を基板と窒化物半導体層との間に挿入することが望ま
しい。
【0033】このようなバッファ層として、適当なもの
を以下にあげる。
【0034】(1)第1に、発光領域を構成する半導体
薄膜より低温で成長させた金属材料αの窒化物αNから
なるバッファ層である。ここで、金属材料αとしては、
Al、GaおよびInの内のいずれか1つ、もしくはA
l、GaおよびInの内の2つ以上の混合物を用いるこ
とができる。
【0035】(2)第2に、金属材料βの窒化物βNか
らなる第1の薄膜層と、金属材料γの燐化物γPからな
る第2の薄膜層を交互に積層した超格子バッファ層であ
る。
【0036】ここで、金属材料βおよびγとしては、A
l、GaおよびInの内のいずれか1つ、もしくはA
l、GaおよびInの内の2つ以上の混合物を用いるこ
とができる。
【0037】(3)第3に、上記窒化物βNと燐化物γ
Nとの混晶β1-xγx1-yyからなるバッファ層であ
る。ここでは、金属材料βおよびγとしては、Al、G
aおよびInの内のいずれか1つ、もしくはAl、Ga
およびInの内の2つ以上の混合物を用いることがで
き、また混晶比X,Yは、それぞれ0<x<1、0<y
<1の範囲内の値である。
【0038】通常、窒化物はウルツ鉱型結晶構造をとる
ため、その上にウルツ鉱型結晶構造の窒化物を成長させ
るための基板としては、ウルツ鉱型と同様の六回対称性
を有するGaP(111)面を使用する必要がある。
【0039】一方、一般的に窒化物のp型ドーピングが
困難であるのは、ウルツ鉱型結晶において発生しやすい
V族空格子点による高い自由電子濃度に起因するものと
いわれている。これに対し、閃亜鉛鉱型結晶構造を有す
るGaPやGaAs等の他のIII−V族半導体におい
ては、不純物添加により容易にn型およびp型の導伝型
が得られていることから、窒化物においてもこれを閃亜
鉛鉱型結晶とすれば、p型半導体が容易に得られると予
想される。なお、窒化物の結晶構造では、ウルツ鉱型が
最も安定であるが、閃亜鉛鉱型も準安定相として存在し
得る。
【0040】表1に、窒化物がウルツ鉱型結晶構造およ
び閃亜鉛鉱型結晶構造を取る場合の格子定数a、cおよ
び禁制帯幅Egを示す。
【0041】
【表1】
【0042】以下、本発明の実施例について説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例による発光ダ
イオードの断面構造を示し、図において、100aは、
n型GaP基板100を用いた本実施例の発光ダイオー
ドで、該n型GaP基板100上には、その(111)
結晶面上に形成されたn型GaNバッファ層101を介
して半導体積層構造110aが配設されている。
【0043】この半導体積層構造110aは、発光領域
として亜鉛ドープGa0.94In0.06N活性層104を含
み、n型GaP基板100の(111)面上のn型Ga
Nバッファ層101上に、n型GaN層102、n型A
0.15Ga0.85Nクラッド層103、亜鉛ドープGa
0.94In0.06N活性層104、p型Al0.15Ga0.85
クラッド層105、及びp型GaNキャップ層106を
順に積層した構造となっている。
【0044】そして、p型GaNキャップ層106上に
はp型電極108が形成され、n型GaP基板100の
裏面側にはn型電極107が形成されており、該両電極
により、上記半導体積層構造110aの活性層104に
駆動電流が供給されるようになっている。
【0045】次に製造方法について説明する。まず、n
型GaP基板100の(111)面上に、MOVPE法
によりn型GaNバッファ層101を500℃という比
較的低温で形成する。次に、基板100を1000℃ま
で昇温してMOVPE法により、該n型GaNバッファ
層101上に、n型GaN層102、n型Al0.15Ga
0.85Nクラッド層103を積層する。その後、800℃
で亜鉛ドープGa0.94In0.06N活性層104を、上記
n型Al0.15Ga0.85Nクラッド層103上に積層し、
その上に、再び1000℃でp型Al0.15Ga0.85Nク
ラッド層105、p型GaNキャップ層106を積層形
成する。ここで、上記各半導体層の原料としては、従来
例と同一のものを使用している。
【0046】その後、p型不純物であるマグネシウムの
活性化のため窒素雰囲気下で700℃の熱処理を行い、
さらに、p型GaNキャップ層106上にp型電極10
8を、n型GaP基板100の裏面側にn型電極107
を形成する。これにより、本実施例の発光ダイオード1
00aが完成される。
【0047】この実施例では、導電性基板であるGaP
基板100を使用しているので、基板裏面側にn型電極
107を形成することができ、絶縁体であるサファイア
基板を用いた場合のように電極形成のためのエッチング
加工が不要となる。
【0048】また、ウルツ鉱型結晶と同様の六回対称性
を有するGaP基板の(111)面に窒化物半導体層を
成長させているので、ウルツ鉱型結晶構造を有する窒化
物半導体層と基板との整合性が優れたものとなる。
【0049】さらに、バッファ層101を半導体積層構
造110aとGaP基板100との間に介在させている
ため、半導体積層構造110aを構成する半導体層と基
板との格子不整合を緩和することができる。よって、半
導体積層構造110aとして、高品質なウルツ鉱型窒化
物層からなるものが得られ、該半導体積層構造に含まれ
る亜鉛ドープGaInN活性層104からは、波長45
0nmの明るい青色発光を得ることができる。
【0050】なお、上記実施例では、バッファ層101
をGaNから構成しているが、バッファ層の構成材料は
これに限られるものではなく、発光部となる窒化物半導
体層よりも低温で成長させた窒化物βNであればよい。
ここで、該窒化物βNを構成する金属材料βとしては、
上述したように、Al、GaおよびInの内のいずれか
1つ、もしくはAl、GaおよびInの内の2つ以上の
混合物を用いることができる。
【0051】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
による発光ダイオードの構造を説明するための図であ
り、図2(a)は該発光ダイオードの断面図、図2
(b)は、該発光ダイオードを構成する超格子構造のバ
ッファ層の構造を示す図である。
【0052】図において、100bはこの実施例の発光
ダイオードで、これは、第1実施例の発光ダイオード1
00aにおけるバッファ層101に代えて、構成材料の
異なる極薄い2つの薄膜層を交互に積層してなる多層構
造(超格子構造)のバッファ層101bを用いている。
このバッファ層101bは、図2(b)に示すようにG
aP単原子層およびGaN単原子層を100組交互に積
層してなるものである。なお、その他の構成は上記第1
の実施例と同一である。
【0053】この実施例の発光ダイオードにおいても、
上記第1実施例と同様、半導体積層構造を構成する半導
体層として、高品質なウルツ鉱型窒化物層が得られ、亜
鉛ドープGaInN活性層104からは、波長450n
mの明るい青色発光を得ることができる。
【0054】なお、この実施例では、超格子構造のバッ
ファ層101bを構成する薄膜層として、GaP単原子
層およびGaN単原子層を用いているが、この組み合わ
せに限られるものではない。例えば、窒化物βNからな
る薄膜層としては、GaN単原子層の代わりに、窒化物
βNを構成する金属材料βが、Al、GaおよびInの
内のいずれか1つ、もしくはAl、GaおよびInの内
の2つ以上の混合物であるものでもよい。また、燐化物
γNからなる薄膜層としては、GaP単原子層の代わり
に、燐化物γNを構成する金属材料γが、Al、Gaお
よびInの内のいずれか1つ、もしくはAl、Gaおよ
びInの内の2つ以上の混合物であるものでもよい。
【0055】さらに、各薄膜層における原子層数は、単
原子層から約100原子層の間で選択することができ、
また、超格子構造における燐化物からなる薄膜層と窒化
物からなる薄膜層との組数は、10組から100組の間
から選択することができる。
【0056】また、上記超格子構造のバッファ層は、そ
れぞれ屈折率の異なる2物質(例えばGaN、AlN)
からなるGaN層及びAlN層を交互に複数積層してな
り、かつ該積層される各層の層厚が発光波長の4分の1
である構造とすることにより、高反射膜としての機能を
持たせることができる。これにより、発生した光がGa
P基板100で吸収されるのを防止でき、発光効率を2
倍程度増大させることができる。
【0057】またさらに、上記のように高反射膜として
の機能をバッファ層に持たせるのではなく、高反射膜を
上記バッファ層とは別に設けてもよい。
【0058】図2(c)は、このような構成の発光ダイ
オードを第2実施例の変形例として示している。図中、
100b1はこの変形例による発光ダイオードで、この
発光ダイオード100b1の半導体積層構造110bで
は、GaN層102とn型クラッド層103との間に、
高反射層109が形成されている。この高反射層109
は、例えばGaN層及びAlN層を交互に複数積層して
なり、かつ該積層された各層の層厚が発光波長の4分の
1である構造となっている。
【0059】この第2の実施例では、図2(c)に示す
ような変形例の構造が有効であることは言うまでもな
い。
【0060】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
による発光ダイオードの断面構造を示し、図において、
図1と同一符号は、第1実施例と同一のものを示し、1
00cは本実施例の発光ダイオードである。この発光ダ
イオード100cでは、GaP基板100の(100)
結晶面上にn型GaN1-yy(0<y<1)バッファ層
101cを形成し、このバッファ層101c上に半導体
積層構造110cを形成している。この半導体積層構造
110cは、該バッファ層101c上に順次形成され
た、n型GaNクラッド層103c、亜鉛ドープGa
0.8In0.2N活性層104c、p型GaNクラッド層1
05c、及びp型GaNキャップ層106から構成され
ている。
【0061】次に製造方法について説明する。まず、n
型GaP基板100の(100)面上に、分子線エピタ
キシャル法、いわゆるMBE(Molecular B
eam Epitaxy)法により600℃でn型Ga
1-yy(0<y<1)バッファ層101cを形成す
る。
【0062】次に、基板100を800℃まで昇温し
て、該バッファ層101c上に、MBE法によりn型G
aNクラッド層103c、亜鉛ドープGa0.8In0.2
活性層104c、p型GaNクラッド層105c、p型
GaNキャップ層106を順次形成して、半導体積層構
造110cを形成する。
【0063】ここでは、各半導体層を構成する元素の原
料としては、ガリウム、インジウム、プラズマ分解窒
素、リンを用い、ドーピング原料としてはシリコン(n
型)、ベリリウム(p型)を用いている。また、クラッ
ド層105cとキャップ層106とは、キャリア濃度が
異なっている。つまり、該n型クラッド層105cは結
晶を高品質に保つためキャリア濃度を5×1017/cm
3とやや低くし、p型キャップ層106はオーミック性
向上のためキャリア濃度を1×1019/cm3とやや高
くしている。
【0064】その後、p型GaNキャップ層106上に
p型電極108を、n型GaP基板100の裏面側にn
型電極107を形成し、発光ダイオード100cを完成
させる。
【0065】次に作用効果について説明する。この実施
例では、六回対称性を有さないGaP基板100の(1
00)面を、窒化物半導体層の結晶成長面として用いて
いるので、該基板100上に形成された半導体結晶は、
閃亜鉛鉱型となる。
【0066】予備実験としてGaP基板の(100)面
にGaNの単層を成長させてX線回折を行ったところ、
閃亜鉛鉱型GaNの結晶面(200)に相当する鋭い回
折ピークが観察され、閃亜鉛鉱型単結晶が成長している
ことが確認された。
【0067】上記回折ピークの回折角から計算されるG
aNの格子定数は4.49オングストロームであり、従
来報告されている値と一致した。
【0068】この閃亜鉛鉱型結晶構造の窒化物半導体層
はp型不純物が容易に活性化されるので、本実施例で
は、p型半導体の活性化のための熱処理が不要となる。
この実施例の発光ダイオードでは、亜鉛ドープGaIn
N活性層104cからの波長520nmの明るい緑色発
光を得ることができる。
【0069】なお、本実施例では、n型GaN1-y
y(0<y<1)バッファ層を用いたが、バッファ層の
構成材料はこれに限るものではなく、窒化物βNと燐化
物γNとの混晶β1-xγx1-yyであれば用いることが
でき、また、混晶比は0<x<1かつ0<y<1であれ
ばいずれでもよい。
【0070】また、n型GaN1-yy(0<y<1)バ
ッファ層101cの組成比yは、バッファ層全体で均一
である必要はなく、該バッファ層を、その組成比yが、
n型GaP基板100に接する部分からn型GaNクラ
ッド層103cに接する部分に向かって徐々に減少する
構造としてもよく、この場合、バッファ層による格子不
整合の緩和は、一層効果的なものとなる。
【0071】さらに、上記n型GaN1-yy(0<y<
1)バッファ層101の形成方法は、上記実施例のMB
E法に限らず、これ以外の方法でもよい。例えば、Ga
P基板100を700℃程度に加熱して表面を窒素雰囲
気に晒すことにより、GaP基板表面の燐原子の一部を
窒素原子と置換し、これによってバッファ層を形成する
方法も有効である。
【0072】(実施例4)図4は本発明の第4の実施例
による半導体レーザの断面構造を示し、図において、1
00dは本実施例の半導体レーザである。この半導体レ
ーザ100dでは、n型GaP基板100の(100)
面上にn型GaN1-yy(0<y<1)バッファ層10
1cが形成されており、このバッファ層101c上に半
導体積層構造110dが形成してある。この半導体積層
構造110dは、該バッファ層101c上に順次形成さ
れた、n型GaN層102、n型Al0.5In0.5Nクラ
ッド層103d、ノンドープGa0.6In0.4N活性層1
04d、p型Al0.5In0.5Nクラッド層105d、及
びp型GaNキャップ層106から構成されている。
【0073】また、この半導体レーザ100dでは、p
型GaNキャップ層106の上にはストライプ状の窓1
11を有する絶縁膜110が形成されており、この絶縁
膜110上全面にp型電極108dが形成されており、
n型電極107はn型GaP基板100の裏面側に形成
されている。
【0074】次に製造方法について説明する。まず、n
型GaP基板100の(100)面上に、実施例3と同
様にMBE法により、n型GaN1-yy(0<y<1)
バッファ層101c、n型GaN層102、n型Al
0.5In0.5Nクラッド層103d、ノンドープGa0.6
In0.4N活性層104d、p型Al0.5In0.5Nクラ
ッド層105d、及びp型GaNキャップ層106を順
次積層して、半導体積層構造110dを形成する。ここ
で、各半導体層の構成元素の原料としては、アルミニウ
ム、ガリウム、インジウム、窒素源としてのジメチルヒ
ドラジン、及びリンを用い、ドーパント原料としては実
施例3と同じものを用いている。
【0075】その後、n型GaP基板100の裏面側に
n型電極107を形成し、さらにp型GaNキャップ層
106上にストライプ状の窓111を有する絶縁膜11
0を形成し、その上にp型電極108が形成して半導体
レーザ100dを完成する。
【0076】次に作用効果について説明する。このよう
な構造の半導体レーザ100dでは、n型電極107お
よびp型電極108から注入された電流は、ストライプ
状開口部111のみに集中して流れる。そして、所定の
注入電流レベルにおいて、活性層104dから440n
mの青色レーザ光が出射される。
【0077】また、この実施例においても、六回対称性
を有さないGaP基板100の(100)面を、窒化物
半導体層の結晶成長面として用いているので、該基板1
00上に形成された半導体結晶は、閃亜鉛鉱型となり、
p型半導体の活性化のための熱処理が不要となる。
【0078】また、GaP基板を使用しているので、半
導体レーザの共振器形成の際、従来の半導体レーザの製
造方法と同様に劈開法を用いることができ、エッチング
等の複雑な工程が不要となる。
【0079】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る半導体発光
素子によれば、GaP結晶基板上に窒化物半導体層を発
光部として含む半導体積層構造を形成しているので、サ
ファイア基板を用いた場合のように電極形成時の繁雑な
エッチング加工が不要となり、また、半導体レーザの共
振器形成を劈開により簡単に行うことが可能となり、こ
れにより、半導体発光素子の製造工程を簡便なものとで
きる効果がある。
【0080】この発明によれば、GaP基板と、半導体
積層構造を構成する窒化物半導体層との間にバッファ層
を設けているため、GaP基板と半導体積層構造の窒化
物半導体層との間の格子不整合が緩和され、これによ
り、半導体薄膜を含む半導体積層構造の結晶性を、非常
に良好なものとできる効果がある。
【0081】この発明によれば、GaP基板の(10
0)面上に半導体積層構造を形成しているため、窒化物
半導体層を構成する結晶は、窒化物の準安定相である閃
亜鉛鉱型の結晶となり、しかもこの閃亜鉛鉱型結晶で
は、p型不純物が容易に活性化するため、p型半導体層
の形成が容易になるという効果がある。
【0082】この発明によれば、GaP基板の(11
1)面上に半導体積層構造を形成しているため、該(1
11)結晶面が、六回対称性を有しているウルツ鉱型結
晶との整合性に優れていることから、上記半導体積層構
造を、最も安定なウルツ鉱型結晶構造を有する高品質な
窒化物半導体層からなる構造とできる効果がある。
【0083】このように、本発明では、高品質な発光ダ
イオードや半導体レーザを簡便な工程により作製するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による発光ダイオードの
構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例による発光ダイオードの
構成を説明するための図である。図2(a)は該発光ダ
イオードの断面構造を示し、図2(b)は、該発光ダイ
オードを構成する超格子構造のバッファ層の断面構造を
示す。図2(c)は、該第2実施例の変形例による発光
ダイオードの断面構造を示す。
【図3】本発明の第3の実施例による発光ダイオードの
構造を示す断面図である。
【図4】本発明の第4の実施例による半導体レーザの構
造を示す断面図である。
【図5】従来の発光ダイオードの構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
100 GaP基板 100a、100b、100b1、100c 発光ダイ
オード 100d 半導体レーザ 101b、101c バッファ層 102 GaN層 103c、103d n型クラッド層 104c、104d 活性層 105c、105d p型クラッド層 106 キャップ層 107 n型電極 108 p型電極 109 高反射層 110 絶縁膜 111 ストライプ状窓(開口)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GaP結晶基板上に形成され、発光領域
    となる半導体薄膜を含む半導体積層構造を備え、 該半導体薄膜は、金属材料の窒化物からなり、 該窒化物を構成する金属材料は、Al、GaおよびIn
    の内のいずれか1つの金属元素、もしくはAl、Gaお
    よびInの内の2つ以上の金属元素の混合物からなる半
    導体発光素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体発光素子におい
    て、 前記GaP結晶基板と前記半導体薄膜との間に設けら
    れ、該半導体薄膜の形成温度よりも低温で成長させた窒
    化物からなるバッファ層を備え、 該バッファ層の窒化物を構成する金属材料は、Al、G
    aおよびInの内のいずれか1つの金属元素、もしくは
    Al、GaおよびInの内の2つ以上の金属元素の混合
    物からなる半導体発光素子。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体発光素子におい
    て、 前記GaP結晶基板と半導体薄膜との間に設けられ、窒
    化物からなる第1の薄膜層と、燐化物からなる第2の薄
    膜層とを交互の積層してなる超格子バッファ層を備え、 該超格子バッファ層の窒化物を構成する金属材料は、A
    l、GaおよびInの内のいずれか1つ、もしくはA
    l、GaおよびInの内の2つ以上の混合物からなるも
    のであり、 該超格子バッファ層の隣化物を構成する金属材料は、A
    l、GaおよびInの内のいずれか1つ、もしくはA
    l、GaおよびInの内の2つ以上の混合物からなるも
    のである半導体発光素子。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の半導体発光素子におい
    て、 前記GaP結晶基板と半導体薄膜との間に設けられ、窒
    化物と燐化物との混晶からなるバッファ層を備え、 該バッファ層を構成する混晶は、 Al、GaおよびInの内のいずれか1つ、もしくはA
    l、GaおよびInの内の2つ以上の混合物からなる金
    属材料αの窒素物αNと、 Al、GaおよびInの内のいずれか1つ、もしくはA
    l、GaおよびInの内の2つ以上の混合物からなる金
    属材料βの燐化物βPとの混晶α1-xβx1- yy(0<
    x<1、0<y<1)である半導体発光素子。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の半導体発光素子におい
    て、 前記半導体薄膜を含む半導体積層構造は、前記GaP結
    晶基板の(111)結晶面上に形成したものであり、 該半導体薄膜は、ウルツ鉱型結晶構造を有する半導体発
    光素子。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の半導体発光素子におい
    て、 前記半導体薄膜を含む半導体積層構造は、前記GaP結
    晶基板の(100)結晶面上に形成したものであり、 該半導体薄膜は閃亜鉛鉱型結晶構造を有する半導体発光
    素子。
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