JPH08124880A - ダイシング装置の切削位置補正方法及びその装置 - Google Patents

ダイシング装置の切削位置補正方法及びその装置

Info

Publication number
JPH08124880A
JPH08124880A JP26009694A JP26009694A JPH08124880A JP H08124880 A JPH08124880 A JP H08124880A JP 26009694 A JP26009694 A JP 26009694A JP 26009694 A JP26009694 A JP 26009694A JP H08124880 A JPH08124880 A JP H08124880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
wafer
sensor
wafer table
scale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26009694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3180579B2 (ja
Inventor
Masaharu Nakamura
正治 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP26009694A priority Critical patent/JP3180579B2/ja
Publication of JPH08124880A publication Critical patent/JPH08124880A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3180579B2 publication Critical patent/JP3180579B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ウェーハを切削しなくても切削位置の変位を検
出できると共に、変位量そのものを自動計測することが
できるので変位を自動補正できるダイシング装置を提供
する。 【構成】ウェーハテーブル10と一体のウェーハテーブ
ル基台13に基準ポイントを設ける。そして、高速回転
するスピンドル20先端に取付けられると共に、ブレー
ド割出し装置24でスケール26に基づいてY方向に割
り出し送りされるブレード10のブレードカバー30内
に、ブレード18までの距離を測定するセンサー38
と、基準ポイント36とセンサー38との位置関係を計
測する計測装置40を設ける。そして、計測装置で40
で計測することによりウェーハテーブル座標とスケール
26との間に相関関係を形成した状態で、センサー38
にブレード18までの距離を測定し、スピンドル20の
伸び等によりブレード18が正規の位置から変位した変
位量を、センサー38により測定される測定距離の変化
量として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイシング装置に係り、
特に、スピンドルの熱膨張等によるブレードの切削位置
の変位を補正する切削位置補正方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ダイシング装置は、ウェーハを載置した
ウェーハテーブルをX方向に切削送りすると共に、ブレ
ード割出し装置によりスピンドルに取付けられて高速回
転するブレードをY方向に割出し送りして、ウェーハ表
面に格子状に形成されているチップ間のストリートをブ
レードで切削する。この切削において、ストリートに沿
ってブレードを正しく位置決めして切削することが要求
される。しかし、ブレードの切削位置は、スピンドルモ
ータからの熱等によるスピンドルの熱膨張や切削領域で
の温度変化により数μm〜10μm程度変位する。これ
により、ブレードのY方向の切削位置が正規の切削位置
から変位するので、切削不良を引き起こす要因になる。
【0003】この為、従来のダイシング装置の場合、ブ
レード割出し装置に一体的に設けたアライメント用の顕
微鏡を用い、切削位置が変位しているかどうかを見る場
合には、ブレードでウェーハの切削を実行し、実際の切
削線と顕微鏡の基準線とのズレを観察してズレ分だけブ
レード位置を補正するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ダイシング装置の場合、実際に切削を実行するまでブレ
ードの切削位置に変位があるかどうか分からないという
欠点がある。また、従来は、ブレードの変位量そのもの
の自動計測ができないことから変位を自動補正すること
ができないという欠点があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ウェーハを切削しなくても切削位置の変位を
検出できると共に、変位量そのものを自動計測すること
ができるので変位を自動補正できるダイシング装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、X、Y方向にウェーハが位置決め載置された
ウェーハテーブルをX方向に切削送りすると共に、スピ
ンドルに取付けられて回転するブレードをブレード割出
し装置でスケールに基づいてY方向に割出し送りし、前
記ウェーハ表面に格子状に形成されているチップ間のス
トリートを前記ブレードで切削するダイシング装置の切
削位置補正方法に於いて、前記ウェーハテーブル座標上
に基準ポンイトを設定すると共に、前記スケール基準で
割り出し送りされるブレードの近傍で前記ブレード割出
し装置に一体的に測定ポイントを設定し、前記基準ポイ
ントと前記測定ポイントとのY方向の位置関係を計測す
ると共に前記測定ポイントから前記ブレードまでの距離
を測定し、前記計測した位置関係から前記測定ポイント
と前記ブレードの前記ウェーハテーブル座標上と前記ス
ケール上とにおける対応関係を求めておき、前記測定さ
れた距離の変化量を補正データとして前記ブレード割出
し装置の送り量を補正することを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、X、Y方向に位置決め載置されたウェーハをX方向
に切削送りするウェーハテーブルと、スピンドルに取付
けられて回転するブレードをスケールに基づいてY方向
に割出し送りするブレード割出し装置と、前記ウェーハ
テーブルと前記ブレード割出し装置のそれぞれの送り量
を制御する制御機構とを有し、前記ウェーハ表面に格子
状に形成されているチップ間のストリートを前記ブレー
ドで切削するダイシング装置に於いて、前記ウェーハテ
ーブル上の前記ウェーハが載置される以外の場所、又は
ウェーハテーブルと一体関係にある場所に設けられた基
準ポンイトと、前記ブレード近傍に前記ブレード割出し
装置に一体的に設けられ、前記ブレードまでの距離を測
定する非接触式のセンサーと、前記基準ポイントと前記
センサーのY方向の位置関係を計測する計測手段と、を
備え、前記センサーで測定された距離の変化量を補正デ
ータとして前記制御機構に出力し、制御機構により前記
ブレード割出し装置の送り量を補正することを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、ウェーハテーブル上のウェー
ハが載置される以外の場所、又はウェーハテーブルと一
体関係にある場所、即ち、ウェーハの載置により隠蔽さ
れないウェーハテーブル座標上に基準ポイントを設け
る。そして、ブレードの近傍に、スケール基準で割り出
し送りするブレード割出し装置に一体的に設けられたセ
ンサーと、基準ポイントとの位置関係を計測手段で計測
する。これにより、ウェーハテーブル座標とスケールと
の間に対応関係が形成されるので、ウェーハテーブル座
標上でのセンサーの測定ポイント位置が決まると共に、
その位置に対応するスケール上でのセンサーの測定ポイ
ント位置が決まる。
【0009】一方、計測手段での計測と並行して、セン
サーによりセンサーの測定ポイントからブレードまでの
距離が測定される。これにより、スピンドルの伸び等に
よりブレードが正規の位置から変位した変位量は、セン
サーにより測定される測定距離の変化量から検出するこ
とができる。そして、計測装置での計測と、センサーで
の測定を行うことにより、ウェーハテーブル座標上での
ブレード位置を求めることができると共に、その位置に
対応するスケール上でのブレード位置を求めることがで
きる。これにより、ウェーハテーブル座標上でのブレー
ドの変位量、即ち、センサーでの測定距離の変化量を、
スケール上での変位量としてとらえることができる。従
って、センサーで検出された変化量を補正データとして
制御機構に出力し、スケール上で前記変化量だけ制御機
構によりブレード割出し装置の送り量を補正すれば、ス
ピンドルの伸び等により変位したブレードの切削位置を
正規の切削位置に補正することができる。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るダイシン
グ装置の切削位置補正装置の好ましい実施例について詳
説する。図1に示すように、ウェーハテーブル10はX
方向への切削送り機構及び回転方向へのθ割り出し機構
を有するウェーハテーブル基台13に支持されると共
に、ウェーハテーブル10上には、ウェーハテーブル座
標によりウェーハ12が位置決め載置される。即ち、ウ
ェーハ12面上に格子状に形成されたチップ14間のス
トリート16(図2、図3参照)がウェーハテーブル1
0の座標のX、Y方向になるように位置決めされる。ま
た、ウェーハテーブル10の近傍には、ウェーハ12を
ストリート16に沿って切削するブレード18が高速回
転するスピンドル20先端に取付けられると共に、スピ
ンドル20はY方向へのY軸割り出し送り機構及びX−
Y平面に直交するZ方向(図1に直交する方向)へのZ
軸割り出し送り機構を有するブレード割出し装置22の
スピンドル外筒24に支持される。そして、切削送り機
構、θ割り出し機構、Y軸割り出し送り機構及びZ軸割
り出し送り機構はそれぞれ図示しない制御機構に信号回
線を介して接続されている。
【0011】また、ブレード割出し装置22の近傍には
Y方向にリニアスケール26(例えばモアレ縞スケー
ル)が固定配置されると共に、ブレード割出し装置22
の後端部にはリニアスケール26を読み取る読取器28
が取付けられる。また、読取器28での読み取り値は、
前記制御機構に出力される。これにより、ブレード18
は約0.1μm単位でY方向に精密に割り出し送りする
ことができる。また、ブレード18の周囲には、ブレー
ド18を覆うブレードカバー30がブレード割出し装置
22に一体的に支持される。更に、ブレード割出し装置
22にはアライメント用の顕微鏡32が一体的に設けら
れると共に、顕微鏡32には撮像装置33が連結され
る。そして、この顕微鏡32の基準線34とブレード1
8の切削線とはブレード18に変位がない場合には一致
するように設定されている。
【0012】次に、上記の如く構成された本発明のダイ
シング装置の切削位置補正装置の作用について説明す
る。ウェーハ12をブレード18で切削するには、先
ず、ウェーハテーブル10に載置されたウェーハ12を
顕微鏡32で観察しながらθ方向及びY方向のアライメ
ントを行い、ブレード18をウェーハ12のストリート
16の正規の切削位置に位置決めする。また、ウェーハ
12への切り込み深さはZ軸方向の割り出し送りにより
行われるが、ここでは発明の要旨ではないので詳説しな
いこととする。次に、ウェーハテーブル10をX方向に
切削送りすることにより1ライン目のストリート16を
切削する。続いて、ストリート16間の距離に相当する
Y方向ピッチ分(ΔP…図2参照)だけスケール26に
基づいてブレード18を割り出し送りした後、ウェーハ
テーブル10をX方向に切削送りすることによりウェー
ハの2ライン目のストリート16の切削する。同様にし
て次々にウェーハ12のストリート16を切削する。
【0013】しかし、ブレード18の位置はスピンドル
20の熱膨張や切削領域での温度変化により数μm〜1
0μm程度の変位を示す。これにより、ブレード18が
ストリート16の正規の切削位置に位置決めされなくな
り切削不良の原因になるので、補正する必要がある。そ
こで、本発明のダイシング装置の切削位置補正装置で
は、図1に示したように、ウェーハテーブル10のテー
ブル中心をウェーハテーブル座標の座標原点とすると共
に、ウェーハテーブル10と一体関係(切削送り機構に
よりウェーハテーブル10と連動して移動する)にあ
り、且つウェーハ12を載置しても隠蔽されないウェー
ハテーブル基台13に座標原点から既知なY座標位置Y
P に基準ポンイト36を設けた。また、ブレードカバー
30内に、ブレード18までの距離を測定するセンサー
38を設けると共に、センサー38の測定ポイントと基
準ポイント36とのY方向の位置関係を1μm以下の精
度で計測する計測装置40を設けた。そして、センサー
38及び計測装置40での測定結果は、信号ケーブルを
介して前記制御機構に出力されるようにした。ここで、
使用するセンサー38としては、センサーから発射した
レーザ光をブレードで反射させることによりセンサー3
8の測定ポイントからブレード18までの距離を測定す
る非接触式のレーザ測長器を用いることができる。ま
た、計測装置40としては、発磁体と検出ヘッドの相対
変位に応じて差動トランスと同様に直流出力電圧が得ら
れ、これにより発磁体と検出ヘッドとの位置関係を1μ
m以下の精度で求めることのできるマグネセンサ装置を
用いることができ、基準ポイント36に発磁体を取付
け、ブレードカバー30に発磁体を検出する検出ヘッド
を設けた。
【0014】そして、ブレード18の変位の補正を以下
のように行う。即ち、基準ポイント36とセンサー38
とのY方向の位置関係を計測装置40で計測する。これ
により、ウェーハテーブル10の座標とスケール26と
の間に対応関係が形成されるので、ウェーハテーブル1
0座標上でのセンサー38の測定ポイント位置Y1 が決
まると共に、測定ポイント位置Y1 に対応するスケール
26上でのセンサー38の測定ポイント位置y1 が決ま
る。従って、もし、ブレード割出し装置22のスピンド
ル外筒24が熱等により伸びても、ウェーハテーブル1
0座標上でのセンサー38の測定ポイント位置Y1 とス
ケール26上でのセンサー38の測定ポイント位置y1
との対応関係は変わらないので、スピンドル20を支持
するスピンドル外筒24の補正が自動的になされること
になる。この計測装置40での計測において、例えば、
図4に示したように、センサー38と計測装置とのそれ
ぞれの測定ポイントがY方向で離間してブレードカバー
30に設けられている場合には、ダイシング装置の立ち
上げ時等に予め離間距離(ΔH)を測定(キャリブレー
ション)しておき、この離間距離(ΔH)を考慮して基
準ポイント36とセンサー38との位置関係を決める。
【0015】一方、計測装置40での計測と並行して、
センサー38ではセンサー38の測定ポイントからブレ
ード18までの距離が測定される。これにより、ブレー
ド18に変位のない状態では、ブレード18とセンサー
38の測定ポイントとの間の距離は一定なので、スピン
ドル22の伸び等によりブレード18が正規の切削位置
から変位した変位量は、センサー38により測定される
距離の変化量としてとらえることができる。また、計測
装置40での計測と、センサー38での測定を行うこと
により、ウェーハテーブル10座標上でのブレード位置
2 を求めることができると共に、ブレード位置Y2
対応するスケール26上でのブレード位置y2 を求める
ことができる。これにより、ウェーハテーブル10座標
上でのブレード18の変位量を、スケール26上での変
位量としてとらえることができる。従って、センサー3
8で測定された距離の変化量を補正データとして制御機
構に出力し、スケール26上で変位量に相当する目盛り
分(スケール26がモアレ縞スケールの場合には、変位
量に相当するモアレ縞の明暗の回数を読取器28で読み
取る)だけ制御機構によりブレード割出し装置22の送
り量を補正すれば、スピンドル20の伸び等により変位
したブレード18の切削位置を正規の切削位置に補正す
ることができる。
【0016】例えば、図4に示すように、ブレード18
に変位のない状態でのブレード18とセンサー38の測
定ポイントとの間の距離を基準距離Lとし、スピンドル
20が熱膨張してブレード18がセンサー38側に変位
したとすると、その変位量(ΔL)は基準距離(L)−
測定距離(T)として算出される。そして、その時のウ
ェーハテーブル座標上でのブレード位置はY3 として求
めることができると共に、ブレード位置Y3 に対応する
スケール26上でのブレード位置をy3 として求めるこ
とができる。従って、スケール26上でのブレード位置
3 からブレードの変位量(ΔL)だけブレード18が
センサー38から離れる方向にブレード割出し装置22
を補正してやれば、ブレード18は正規の切削位置に補
正される。
【0017】このように、本発明のダイシング装置の切
削位置補正装置では、ブレード18が変位した場合に、
ウェーハテーブル座標基準でブレード18の変位を補正
できるようにした。これにより、従来の顕微鏡基準で変
位を補正する場合のようにブレード18でウェーハ12
を切削する必要がなくなる。また、基準ポイント36と
ブレード割出し装置22に一体的に設けたセンサー38
の位置関係を計測装置40で計測することにより、ブレ
ード18の変位量をスケール26上での変位量としてと
らえられるようにした。これにより、ブレード18の変
位量をそのままブレード割出し装置22の送り量のなか
で制御することができるので、ブレード18の変位をリ
アルタイムに自動補正することができる。
【0018】尚、実施例では、ウェーハテーブルテーブ
ルのテーブル中心を座標原点としたたが、これに限定さ
れるものではなく、要は基準ポイント36のY座標がウ
ェーハテーブル座標上で既知であればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のダイシン
グ装置の切削位置補正装置によれば、ブレード位置をダ
イシング装置の立ち上げ時等に、切削位置に一度正しく
位置決めしておけば、その後はセンサーでブレードまで
の距離を測定することにより、ブレードの変位を連続的
に検出することができると共に、ブレードの変位量その
ものを検出することができる。
【0020】従って、従来のようにウェーハを切削しな
くても切削位置の変位を検出できると共に、ブレードの
変位をリアルタイムに自動補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダイシング装置の切削位置補正装
置の構成を説明する説明図
【図2】ウェーハ表面に形成されたチップ間のストリー
トを説明する説明図
【図3】図2の部分拡大図
【図4】本発明に係るダイシング装置の切削位置補正装
置の原理を説明する説明図
【符号の説明】
10…ウェーハテーブル 12…ウェーハ 13…ウェーハテーブル基台 16…ウェーハのストリート 18…ブレード 20…スピンドル 22…ブレード割出し装置 24…スピンドル外筒 26…スケール 28…スケールの読取器 30…ブレードカバー 32…顕微鏡 36…基準ポイント 38…センサー 40…計測装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X、Y方向にウェーハが位置決め載置され
    たウェーハテーブルをX方向に切削送りすると共に、ス
    ピンドルに取付けられて回転するブレードをブレード割
    出し装置でスケールに基づいてY方向に割出し送りし、
    前記ウェーハ表面に格子状に形成されているチップ間の
    ストリートを前記ブレードで切削するダイシング装置の
    切削位置補正方法に於いて、 前記ウェーハテーブル座標上に基準ポンイトを設定する
    と共に、前記スケール基準で割り出し送りされるブレー
    ドの近傍で前記ブレード割出し装置に一体的に測定ポイ
    ントを設定し、 前記基準ポイントと前記測定ポイントとのY方向の位置
    関係を計測すると共に前記測定ポイントから前記ブレー
    ドまでの距離を測定し、 前記計測した位置関係から前記測定ポイントと前記ブレ
    ードの前記ウェーハテーブル座標上と前記スケール上と
    における対応関係を求めておき、前記測定された距離の
    変化量を補正データとして前記ブレード割出し装置の送
    り量を補正することを特徴とするダイシング装置の切削
    位置補正方法。
  2. 【請求項2】X、Y方向に位置決め載置されたウェーハ
    をX方向に切削送りするウェーハテーブルと、スピンド
    ルに取付けられて回転するブレードをスケールに基づい
    てY方向に割出し送りするブレード割出し装置と、前記
    ウェーハテーブルと前記ブレード割出し装置のそれぞれ
    の送り量を制御する制御機構とを有し、前記ウェーハ表
    面に格子状に形成されているチップ間のストリートを前
    記ブレードで切削するダイシング装置に於いて、 前記ウェーハテーブル上の前記ウェーハが載置される以
    外の場所、又はウェーハテーブルと一体関係にある場所
    に設けられた基準ポンイトと、 前記ブレード近傍に前記ブレード割出し装置に一体的に
    設けられ、前記ブレードまでの距離を測定する非接触式
    のセンサーと、 前記基準ポイントと前記センサーのY方向の位置関係を
    計測する計測手段と、 を備え、前記センサーで測定された距離の変化量を補正
    データとして前記制御機構に出力し、該制御機構により
    前記ブレード割出し装置の送り量を補正することを特徴
    とするダイシング装置の切削位置補正装置。
JP26009694A 1994-10-25 1994-10-25 ダイシング装置の切削位置補正方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3180579B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26009694A JP3180579B2 (ja) 1994-10-25 1994-10-25 ダイシング装置の切削位置補正方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26009694A JP3180579B2 (ja) 1994-10-25 1994-10-25 ダイシング装置の切削位置補正方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08124880A true JPH08124880A (ja) 1996-05-17
JP3180579B2 JP3180579B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=17343244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26009694A Expired - Fee Related JP3180579B2 (ja) 1994-10-25 1994-10-25 ダイシング装置の切削位置補正方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3180579B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231660A (ja) * 2001-12-17 2002-08-16 Tokyo Seimitsu Co Ltd ダイシング装置のスピンドル移動機構
JP2005212021A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Seiko Instruments Inc 研磨方法、研磨治具、セット治具、セット装置、および研磨システム
JP2009206362A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Disco Abrasive Syst Ltd 板状物の切削方法
CN104752298A (zh) * 2013-12-28 2015-07-01 东和株式会社 电子部件制造用切断装置及切断方法
JP2016112635A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 Towa株式会社 切断装置及び切断方法
KR20170004552A (ko) * 2015-07-03 2017-01-11 주식회사 케이씨텍 화학 기계적 연마 시스템의 웨이퍼 로딩 장치
JP2017185600A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 株式会社ディスコ 切削装置
CN114783865A (zh) * 2022-04-13 2022-07-22 苏州优力科瑞半导体科技有限公司 一种划片切割方法及系统

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231660A (ja) * 2001-12-17 2002-08-16 Tokyo Seimitsu Co Ltd ダイシング装置のスピンドル移動機構
JP2005212021A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Seiko Instruments Inc 研磨方法、研磨治具、セット治具、セット装置、および研磨システム
JP4614264B2 (ja) * 2004-01-29 2011-01-19 セイコーインスツル株式会社 研磨方法および研磨システム
JP2009206362A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Disco Abrasive Syst Ltd 板状物の切削方法
CN104752298A (zh) * 2013-12-28 2015-07-01 东和株式会社 电子部件制造用切断装置及切断方法
JP2015128122A (ja) * 2013-12-28 2015-07-09 Towa株式会社 電子部品製造用の切断装置及び切断方法
JP2016112635A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 Towa株式会社 切断装置及び切断方法
KR20170004552A (ko) * 2015-07-03 2017-01-11 주식회사 케이씨텍 화학 기계적 연마 시스템의 웨이퍼 로딩 장치
JP2017185600A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 株式会社ディスコ 切削装置
CN114783865A (zh) * 2022-04-13 2022-07-22 苏州优力科瑞半导体科技有限公司 一种划片切割方法及系统
CN114783865B (zh) * 2022-04-13 2023-02-10 苏州优力科瑞半导体科技有限公司 一种划片切割方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3180579B2 (ja) 2001-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4229698B2 (ja) 工具の刃先位置の測定方法及び装置、ワークの加工方法、並びに工作機械
JP5235284B2 (ja) 測定方法及び工作機械
JP4950108B2 (ja) 工作機械の位置補正方法及びその装置
JP3396409B2 (ja) ワークの形状寸法測定方法及び装置
US8040099B2 (en) Position device in gantry type of construction
JP3678915B2 (ja) 非接触三次元測定装置
CN103170878A (zh) 一种新型的微细铣刀与工件在线定位的方法
JP3180579B2 (ja) ダイシング装置の切削位置補正方法及びその装置
JPH09253979A (ja) 刃先位置計測装置
EP1169159A1 (en) System and process for certification of the position of a tool in a machine tool
JP4571256B2 (ja) 逐次2点法による形状精度測定装置および逐次2点法による形状精度測定用レーザ変位計間隔測定方法
JP4799472B2 (ja) 工具の刃先位置の測定方法及び装置、ワークの加工方法並びに工作機械
Novak et al. Sensing of Workpiece Diameter, Vibration and Out-Off-Roundness by Laser—Way to Automate Quality Control
JPH0569437A (ja) ダイシング装置の溝切制御装置
CN112658473A (zh) 激光加工装置
JP2004098213A (ja) 工具位置測定方法及びnc加工方法並びにnc工作機械
JPH08197381A (ja) 切削工具の自動計測装置
JP2003334742A (ja) 工作機械
JP2011181623A (ja) 板状物の加工方法
JP3629132B2 (ja) 工具刃先位置計測装置
JPH11166816A (ja) 被測定物の形状寸法決定方法
JPH10309653A (ja) 刃先位置変位検出方法及び刃先位置変位検出機能を備えた工作機械並びに該工作機械用工具ホルダ
JP3077263B2 (ja) 加工具の刃先位置検出装置
JP2000055628A (ja) 工具寸法測定方法
JP2019018313A (ja) 刃先情報取得装置および刃先情報取得方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090420

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090420

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees