JPH0812486B2 - 荷電制御剤および電子写真用トナー - Google Patents
荷電制御剤および電子写真用トナーInfo
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- JPH0812486B2 JPH0812486B2 JP3352241A JP35224191A JPH0812486B2 JP H0812486 B2 JPH0812486 B2 JP H0812486B2 JP 3352241 A JP3352241 A JP 3352241A JP 35224191 A JP35224191 A JP 35224191A JP H0812486 B2 JPH0812486 B2 JP H0812486B2
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- parts
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- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷電制御剤および電子写
真用トナーに関する。さらに詳しくは正帯電性の荷電制
御剤およびこれを用いた電子写真用トナーに関する。
真用トナーに関する。さらに詳しくは正帯電性の荷電制
御剤およびこれを用いた電子写真用トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法による現像は、感光体上に形
成された静電潜像に対し、キャリアやスリーブ等との摩
擦によって帯電されたトナーを静電的に吸着させ、この
トナーを紙上に転写し、さらに転写したトナーを熱ロー
ルもしくはフラッシュ光等にて加熱定着することにより
行われる。それゆえ、このトナーは鮮明な画像を得るた
めに、適正な帯電量を有するように調整する必要があ
る。この帯電量を制御する目的で、従来から電子写真用
トナーには正または負帯電性の荷電制御剤が添加されて
いる。このうち、正帯電性の荷電制御剤で高分子系の物
としては、ポリアミン樹脂(特公昭53−13284号
公報記載の樹脂など)、4級アンモニウム塩基を有する
アクリル系樹脂(特開昭62−210472号公報記載
の樹脂など)、4級アンモニウム塩基含有ポリマーと親
油性ポリマーのブロックポリマー(USP4,925,
764記載の樹脂など)などが知られている。
成された静電潜像に対し、キャリアやスリーブ等との摩
擦によって帯電されたトナーを静電的に吸着させ、この
トナーを紙上に転写し、さらに転写したトナーを熱ロー
ルもしくはフラッシュ光等にて加熱定着することにより
行われる。それゆえ、このトナーは鮮明な画像を得るた
めに、適正な帯電量を有するように調整する必要があ
る。この帯電量を制御する目的で、従来から電子写真用
トナーには正または負帯電性の荷電制御剤が添加されて
いる。このうち、正帯電性の荷電制御剤で高分子系の物
としては、ポリアミン樹脂(特公昭53−13284号
公報記載の樹脂など)、4級アンモニウム塩基を有する
アクリル系樹脂(特開昭62−210472号公報記載
の樹脂など)、4級アンモニウム塩基含有ポリマーと親
油性ポリマーのブロックポリマー(USP4,925,
764記載の樹脂など)などが知られている。
【0003】一方、近年オフィスの環境面の問題から、
複写機等の電子写真装置から発生する悪臭物質を低減す
ることが提案されている。電子写真装置から悪臭物質が
発生するのは、主にトナーを定着する時の加熱によって
トナー中の低揮発分が揮発する、トナー中の成分が熱分
解し低揮発分が発生する等の原因によるものである。こ
の悪臭物質を低減する目的で、トナーバインダー樹脂中
の残存スチレンモノマー、不純物アルデヒド(特開平3
−101746号公報など)などを低減することが提案
されている。しかしながらトナーバインダーと並ぶトナ
ーの構成成分である荷電制御剤に目を向けると、従来知
られている正帯電性の荷電制御剤で高分子系の物はいず
れも耐熱性に乏しく、トナーとして複写機等に用いた時
に分解し、不快なアミン臭を発生するという問題があっ
た。この問題を解決するものとして、耐熱性の高い高分
子4級塩(特開昭62−264066号公報記載)が提
案されている。
複写機等の電子写真装置から発生する悪臭物質を低減す
ることが提案されている。電子写真装置から悪臭物質が
発生するのは、主にトナーを定着する時の加熱によって
トナー中の低揮発分が揮発する、トナー中の成分が熱分
解し低揮発分が発生する等の原因によるものである。こ
の悪臭物質を低減する目的で、トナーバインダー樹脂中
の残存スチレンモノマー、不純物アルデヒド(特開平3
−101746号公報など)などを低減することが提案
されている。しかしながらトナーバインダーと並ぶトナ
ーの構成成分である荷電制御剤に目を向けると、従来知
られている正帯電性の荷電制御剤で高分子系の物はいず
れも耐熱性に乏しく、トナーとして複写機等に用いた時
に分解し、不快なアミン臭を発生するという問題があっ
た。この問題を解決するものとして、耐熱性の高い高分
子4級塩(特開昭62−264066号公報記載)が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記高
分子4級塩を荷電制御剤として用いた場合は、トナーの
帯電量の環境依存性が大きく雨天の日には鮮明な画像が
得られないという問題がある。
分子4級塩を荷電制御剤として用いた場合は、トナーの
帯電量の環境依存性が大きく雨天の日には鮮明な画像が
得られないという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、悪臭物質
が発生しにくく、かつ、帯電量、複写画質の環境依存性
に優れた荷電制御剤およびトナーを得ることを目的に鋭
意検討を行った結果、本発明に到達した。すなわち本発
明は、下記一般式(1)で示される高分子4級塩からな
ることを特徴とする荷電制御剤;並びに、少なくともバ
インダー樹脂および着色剤を含有する電子写真用トナー
において、更に上記荷電制御剤を含有することを特徴と
する電子写真用トナーである。 一般式(1):
が発生しにくく、かつ、帯電量、複写画質の環境依存性
に優れた荷電制御剤およびトナーを得ることを目的に鋭
意検討を行った結果、本発明に到達した。すなわち本発
明は、下記一般式(1)で示される高分子4級塩からな
ることを特徴とする荷電制御剤;並びに、少なくともバ
インダー樹脂および着色剤を含有する電子写真用トナー
において、更に上記荷電制御剤を含有することを特徴と
する電子写真用トナーである。 一般式(1):
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1 は水素またはC1 〜C17の炭
化水素基を、R2 およびR3 は各々独立に、水素または
C1 〜C8 の炭化水素基であるか、あるいはR2 とR3
は相互に連結されて芳香環を形成していてもよい。R4
は基中にエーテル結合を含んでいても良いC1 〜C12の
アルキレン基を、X- はアニオンを、nは2〜100の整数
を表す。)
化水素基を、R2 およびR3 は各々独立に、水素または
C1 〜C8 の炭化水素基であるか、あるいはR2 とR3
は相互に連結されて芳香環を形成していてもよい。R4
は基中にエーテル結合を含んでいても良いC1 〜C12の
アルキレン基を、X- はアニオンを、nは2〜100の整数
を表す。)
【0008】一般式(1)において、R1 の水素またはC
1 〜C17の炭化水素基としては、水素、C1 〜C17のア
ルキル基(メチル基、エチル基、n-プロピル基、iso-プ
ロピル基、n-ブチル基、シクロヘキシル基、n-ペンチル
基、ウンデシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘ
プタデシル基など)、アルケニル基(ウンデセニル基、
トリデセニル基、ヘプタデセニル基など)、アルキルフ
ェニル基(ペンチルフェニル基、ヘキシルフェニル基、
オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、デシルフェニ
ル基など)、アリール基(フェニル基など)、アラルキ
ル基(ベンジル基など)などが挙げられる。これらのう
ち好ましいものは、水素およびC11〜C17のアルキル基
であり、さらに好ましいものは、ウンデシル基、トリデ
シル基、ペンタデシル基、ヘプタデシル基である。
1 〜C17の炭化水素基としては、水素、C1 〜C17のア
ルキル基(メチル基、エチル基、n-プロピル基、iso-プ
ロピル基、n-ブチル基、シクロヘキシル基、n-ペンチル
基、ウンデシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘ
プタデシル基など)、アルケニル基(ウンデセニル基、
トリデセニル基、ヘプタデセニル基など)、アルキルフ
ェニル基(ペンチルフェニル基、ヘキシルフェニル基、
オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、デシルフェニ
ル基など)、アリール基(フェニル基など)、アラルキ
ル基(ベンジル基など)などが挙げられる。これらのう
ち好ましいものは、水素およびC11〜C17のアルキル基
であり、さらに好ましいものは、ウンデシル基、トリデ
シル基、ペンタデシル基、ヘプタデシル基である。
【0009】R2 およびR3 の水素またはC1 〜C8 の
炭化水素基としては、水素、アルキル基(メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル
基など)、アリール基(フェニル基など)およびアラル
キル基(ベンジル基など)などが挙げられる。R2 とR
3 が相互に連結された芳香環としてはベンゾ基などが挙
げられる。これらのうち好ましいものは、水素、メチル
基、エチル基およびベンゾ基であり、さらに好ましいも
のは水素およびベンゾ基である。
炭化水素基としては、水素、アルキル基(メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル
基など)、アリール基(フェニル基など)およびアラル
キル基(ベンジル基など)などが挙げられる。R2 とR
3 が相互に連結された芳香環としてはベンゾ基などが挙
げられる。これらのうち好ましいものは、水素、メチル
基、エチル基およびベンゾ基であり、さらに好ましいも
のは水素およびベンゾ基である。
【0010】R4 のうち、C1 〜C12のアルキレン基と
してはメチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テト
ラメチレン基、ヘキサメチレン基、オクタメチレン基、
デカメチレン基およびドデカメチレン基などが挙げられ
る。またR4 のうちエーテル結合を含むC1 〜C12のア
ルキレン基としては、−CH2CH2OCH2CH2−、−CH2CH2OCH
2OCH2CH2−、−CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2−などが挙げられ
る。これらのうち好ましいものはエチレン基、トリメチ
レン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、−CH2C
H2OCH2CH2−、および−CH2CH2OCH2OCH2CH2−であり、さ
らに好ましいものはトリメチレン基、テトラメチレン
基、ヘキサメチレン基および、−CH2CH2OCH2CH2−であ
る。
してはメチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テト
ラメチレン基、ヘキサメチレン基、オクタメチレン基、
デカメチレン基およびドデカメチレン基などが挙げられ
る。またR4 のうちエーテル結合を含むC1 〜C12のア
ルキレン基としては、−CH2CH2OCH2CH2−、−CH2CH2OCH
2OCH2CH2−、−CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2−などが挙げられ
る。これらのうち好ましいものはエチレン基、トリメチ
レン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、−CH2C
H2OCH2CH2−、および−CH2CH2OCH2OCH2CH2−であり、さ
らに好ましいものはトリメチレン基、テトラメチレン
基、ヘキサメチレン基および、−CH2CH2OCH2CH2−であ
る。
【0011】X- のアニオンとしてはハロゲンイオン
(塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオンなど)、硫酸イ
オン、硝酸イオン、リン酸イオン、スルホン酸イオン(p-
トルエンスルホン酸イオン、メチルスルホン酸イオン、ヒ
ドロキシナフトスルホン酸イオンなど)、カルボン酸イ
オン(蟻酸イオン、酢酸イオン、プロピオン酸イオン、
安息香酸イオンなど)、ホウ酸イオン(ホウ酸イオン、
メタホウ酸イオン、テトラフルオロホウ酸イオン、テト
ラフェニルホウ酸イオンなど)および金属オキソ酸イオ
ン(モリブデン酸イオン、タングステン酸イオンなど)
などが挙げられる。これらのうち好ましいものはカルボ
ン酸イオン、スルホン酸イオン、ホウ酸イオンおよびオ
キソ酸イオンである。
(塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオンなど)、硫酸イ
オン、硝酸イオン、リン酸イオン、スルホン酸イオン(p-
トルエンスルホン酸イオン、メチルスルホン酸イオン、ヒ
ドロキシナフトスルホン酸イオンなど)、カルボン酸イ
オン(蟻酸イオン、酢酸イオン、プロピオン酸イオン、
安息香酸イオンなど)、ホウ酸イオン(ホウ酸イオン、
メタホウ酸イオン、テトラフルオロホウ酸イオン、テト
ラフェニルホウ酸イオンなど)および金属オキソ酸イオ
ン(モリブデン酸イオン、タングステン酸イオンなど)
などが挙げられる。これらのうち好ましいものはカルボ
ン酸イオン、スルホン酸イオン、ホウ酸イオンおよびオ
キソ酸イオンである。
【0012】該高分子4級塩の数平均重合度nは通常、
2〜100であり、好ましくは3〜50、さらに好まし
くは4〜30である。
2〜100であり、好ましくは3〜50、さらに好まし
くは4〜30である。
【0013】本発明の荷電制御剤の具体例を例示する
と、下記化3〜化11で各々示される化合物などが挙げ
られる。
と、下記化3〜化11で各々示される化合物などが挙げ
られる。
【0014】
【化3】
【0015】
【化4】
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】
【化9】
【0021】
【化10】
【0022】
【化11】
【0023】本発明の荷電制御剤の製造方法を例示する
と、イミダゾール類(A)とジハライド(B)を反応せ
しめる方法等がある。イミダゾール類(A)としては、
イミダゾール、アルキルイミダゾール(2-メチルイミダ
ゾール、2-エチルイミダゾール、2-プロピルイミダゾー
ル、2-ウンデシルイミダゾール、2-ヘプタデシルイミダ
ゾール、2,4-ジメチルイミダゾール、4,5-ジメチルイミ
ダゾールなど)、アリールイミダゾール(2-フェニルイ
ミダゾールなど)、ベンゾイミダゾール、アルキルベン
ゾイミダゾール(2-メチルベンゾイミダゾール、2-エチ
ルベンゾイミダゾール、2-プロピルベンゾイミダゾー
ル、2-ウンデシルベンゾイミダゾール、2-ヘプタデシル
ベンゾイミダゾールなど)、アリールベンゾイミダゾー
ル(2-フェニルベンゾイミダゾールなど)などが挙げら
れる。ジハライド(B)としてはアルキレンジハライド
(エチレンジクロライド、エチレンジブロマイド、1,3-
ジブロモプロパン、1,4-ジクロロブタン、1,4-ジブロモ
ブタン、1,6-ジブロモヘキサン、1,8-ジブロモオクタ
ン、1,10-ジブロモデカン、1,12-ジブロモドデカンな
ど)、アラルキレンジハライド(キシリレンジクロライ
ドなど)、およびエーテル結合を基中に含むアルキレン
ジハライド(β,β'-ジクロロエチルエーテル、β,β'-
ジクロロエチルホルマールなど)などが挙げられる。イ
ミダゾール類(A)とジハライド(B)の反応比はモル
基準で、通常1:2〜1.5:1であり、好ましくは
1:1.3〜1.3:1、さらに好ましくは1:1.2
〜1.2:1である。また、必要に応じて高分子4級塩
の重合物末端を封鎖する目的でモノハライドまたはN置
換イミダゾールを併用することができる。モノハライド
としては塩化メチル、ヨウ化メチル、臭化エチル、臭化
ブチル、塩化ブチル、塩化ベンジル、臭化ベンジルなど
が挙げられる。N置換イミダゾールとしては1-メチルイ
ミダゾール、1-エチルイミダゾール、1-ベンジルイミダ
ゾール、1-メチルベンゾイミダゾール、1-エチルベンゾ
イミダゾール、1-ベンジルベンゾイミダゾールなどが挙
げられる。X- のアニオンを前記に例示したハロゲン以
外のアニオンにする目的でハロゲン以外のアニオンのア
ルカリ金属およびアンモニウム塩を併用することもでき
る。
と、イミダゾール類(A)とジハライド(B)を反応せ
しめる方法等がある。イミダゾール類(A)としては、
イミダゾール、アルキルイミダゾール(2-メチルイミダ
ゾール、2-エチルイミダゾール、2-プロピルイミダゾー
ル、2-ウンデシルイミダゾール、2-ヘプタデシルイミダ
ゾール、2,4-ジメチルイミダゾール、4,5-ジメチルイミ
ダゾールなど)、アリールイミダゾール(2-フェニルイ
ミダゾールなど)、ベンゾイミダゾール、アルキルベン
ゾイミダゾール(2-メチルベンゾイミダゾール、2-エチ
ルベンゾイミダゾール、2-プロピルベンゾイミダゾー
ル、2-ウンデシルベンゾイミダゾール、2-ヘプタデシル
ベンゾイミダゾールなど)、アリールベンゾイミダゾー
ル(2-フェニルベンゾイミダゾールなど)などが挙げら
れる。ジハライド(B)としてはアルキレンジハライド
(エチレンジクロライド、エチレンジブロマイド、1,3-
ジブロモプロパン、1,4-ジクロロブタン、1,4-ジブロモ
ブタン、1,6-ジブロモヘキサン、1,8-ジブロモオクタ
ン、1,10-ジブロモデカン、1,12-ジブロモドデカンな
ど)、アラルキレンジハライド(キシリレンジクロライ
ドなど)、およびエーテル結合を基中に含むアルキレン
ジハライド(β,β'-ジクロロエチルエーテル、β,β'-
ジクロロエチルホルマールなど)などが挙げられる。イ
ミダゾール類(A)とジハライド(B)の反応比はモル
基準で、通常1:2〜1.5:1であり、好ましくは
1:1.3〜1.3:1、さらに好ましくは1:1.2
〜1.2:1である。また、必要に応じて高分子4級塩
の重合物末端を封鎖する目的でモノハライドまたはN置
換イミダゾールを併用することができる。モノハライド
としては塩化メチル、ヨウ化メチル、臭化エチル、臭化
ブチル、塩化ブチル、塩化ベンジル、臭化ベンジルなど
が挙げられる。N置換イミダゾールとしては1-メチルイ
ミダゾール、1-エチルイミダゾール、1-ベンジルイミダ
ゾール、1-メチルベンゾイミダゾール、1-エチルベンゾ
イミダゾール、1-ベンジルベンゾイミダゾールなどが挙
げられる。X- のアニオンを前記に例示したハロゲン以
外のアニオンにする目的でハロゲン以外のアニオンのア
ルカリ金属およびアンモニウム塩を併用することもでき
る。
【0024】反応溶剤としては(A)および(B)に対
し不活性なものであればよい。例えば、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族溶剤、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶剤、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロ
トン性極性溶剤、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール等のアルコール系溶剤、水、およびこれらの混合
溶剤が挙げられる。これらのうち好ましくはアルコール
系溶剤および非プロトン性溶剤である。反応により発生
するハロゲン化水素を中和する目的でアルカリを併用す
るのが好ましい。アルカリとしては水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムおよび炭酸ナトリウムなどが挙げられ
る。反応方法はイミダゾール類(A)およびアルカリの
溶液中にジハライド(B)を滴下するのが好ましいが、
同時に仕込むこともできる。反応終了後、副成した無機
塩をろ過または遠心分離によりのぞいた後溶媒を溜去
し、本発明の荷電制御剤が得られる。反応溶剤にメタノ
ール、エタノール、ジメチルホルムアミドのような水溶
性の溶媒を用いた場合は、反応混合物を水中に注ぐこと
により無機塩および溶媒を同時に除去し、粉末状の本発
明の高分子4級塩を得ることもできる。反応温度は通常
30〜200℃であり、好ましくは60〜180℃であ
る。30℃未満では反応速度が遅く、200℃を越える
と副反応がおこりやすいので好ましくない。反応時間は
反応温度によっても異なるが、通常2〜20時間程度で
ある。
し不活性なものであればよい。例えば、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族溶剤、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶剤、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロ
トン性極性溶剤、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール等のアルコール系溶剤、水、およびこれらの混合
溶剤が挙げられる。これらのうち好ましくはアルコール
系溶剤および非プロトン性溶剤である。反応により発生
するハロゲン化水素を中和する目的でアルカリを併用す
るのが好ましい。アルカリとしては水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムおよび炭酸ナトリウムなどが挙げられ
る。反応方法はイミダゾール類(A)およびアルカリの
溶液中にジハライド(B)を滴下するのが好ましいが、
同時に仕込むこともできる。反応終了後、副成した無機
塩をろ過または遠心分離によりのぞいた後溶媒を溜去
し、本発明の荷電制御剤が得られる。反応溶剤にメタノ
ール、エタノール、ジメチルホルムアミドのような水溶
性の溶媒を用いた場合は、反応混合物を水中に注ぐこと
により無機塩および溶媒を同時に除去し、粉末状の本発
明の高分子4級塩を得ることもできる。反応温度は通常
30〜200℃であり、好ましくは60〜180℃であ
る。30℃未満では反応速度が遅く、200℃を越える
と副反応がおこりやすいので好ましくない。反応時間は
反応温度によっても異なるが、通常2〜20時間程度で
ある。
【0025】本発明の電子写真用トナーに使用し得るバ
インバー樹脂としては、スチレン系樹脂、ポリオレフィ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、これらの混合樹脂などが挙げられる
が、トナー用に用いることができるバインダー樹脂なら
何でもよく、特に限定されるものではない。
インバー樹脂としては、スチレン系樹脂、ポリオレフィ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、これらの混合樹脂などが挙げられる
が、トナー用に用いることができるバインダー樹脂なら
何でもよく、特に限定されるものではない。
【0026】スチレン系樹脂としてはスチレンの単独重
合体、およびスチレンと他の共重合可能な単量体の共重
合体が挙げられる。スチレンと共重合可能な単量体とし
てはスチレン以外の芳香族ビニル炭化水素、(メタ)ア
クリル系単量体およびその他の単量体が挙げられる。芳
香族ビニル炭化水素としてはスチレンの置換体たとえば
アルキル置換スチレン(α−メチルスチレン、p−メチ
ルスチレン、p−クミルスチレンなど)、ハロゲン置換
スチレン(クロルスチレン、クロルメチルスチレンな
ど)、アセトキシスチレン、ヒドロキシスチレンなどが
挙げられる。(メタ)アクリル系単量体としては(メ
タ)アクリレート{C1 〜C18のアルキル(メタ)アク
リレート[メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレートなど]、ヒドロキシ
ル基含有(メタ)アクリレート(ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレートなど)など}およびニトリル基含有モノマ
ー[(メタ)アクリロニトリルなど]が挙げられる。ま
たその他の単量体としてはビニルエステル(酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなど)、脂肪族ビニル炭化水素
(ブタジエン、イソプレンなど)、ハロゲン化オレフィ
ン(塩化ビニル、臭化ビニルなど)、不飽和モノまたは
ポリカルボン酸[(メタ)アクリル酸、エタアクリル
酸、クロトン酸、ソルビン酸、マレイン酸、イタコン
酸、ケイ皮酸など]、それらの無水物(無水マレイン酸
など)、それらの部分エステル(マレイン酸モノメチル
エステルなど)などが挙げられる。スチレン系樹脂のう
ち好ましいものは、スチレンの重合物、スチレンと(メ
タ)アクリル系単量体の共重合物、スチレンと脂肪族ビ
ニル炭化水素の共重合物およびこれらと少量の他の共重
合可能な単量体の共重合物である。
合体、およびスチレンと他の共重合可能な単量体の共重
合体が挙げられる。スチレンと共重合可能な単量体とし
てはスチレン以外の芳香族ビニル炭化水素、(メタ)ア
クリル系単量体およびその他の単量体が挙げられる。芳
香族ビニル炭化水素としてはスチレンの置換体たとえば
アルキル置換スチレン(α−メチルスチレン、p−メチ
ルスチレン、p−クミルスチレンなど)、ハロゲン置換
スチレン(クロルスチレン、クロルメチルスチレンな
ど)、アセトキシスチレン、ヒドロキシスチレンなどが
挙げられる。(メタ)アクリル系単量体としては(メ
タ)アクリレート{C1 〜C18のアルキル(メタ)アク
リレート[メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレートなど]、ヒドロキシ
ル基含有(メタ)アクリレート(ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレートなど)など}およびニトリル基含有モノマ
ー[(メタ)アクリロニトリルなど]が挙げられる。ま
たその他の単量体としてはビニルエステル(酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなど)、脂肪族ビニル炭化水素
(ブタジエン、イソプレンなど)、ハロゲン化オレフィ
ン(塩化ビニル、臭化ビニルなど)、不飽和モノまたは
ポリカルボン酸[(メタ)アクリル酸、エタアクリル
酸、クロトン酸、ソルビン酸、マレイン酸、イタコン
酸、ケイ皮酸など]、それらの無水物(無水マレイン酸
など)、それらの部分エステル(マレイン酸モノメチル
エステルなど)などが挙げられる。スチレン系樹脂のう
ち好ましいものは、スチレンの重合物、スチレンと(メ
タ)アクリル系単量体の共重合物、スチレンと脂肪族ビ
ニル炭化水素の共重合物およびこれらと少量の他の共重
合可能な単量体の共重合物である。
【0027】ポリオレフィン系樹脂としては、例えば下
記(イ)〜(ニ)およびこれらの二種以上の混合物が挙げられ
る。 (イ):ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-αオレ
フィン(炭素数3〜8)共重合体(例えばエチレン50wt%
以上、とくに70wt%以上のもの) (ロ):イ)のマレイン酸誘導体(無水マレイン酸、マレイ
ン酸ジメチルエステル、マレイン酸ジエチルエステル、
マレイン酸ジ-2-エチルヘキシルエステルなど)付加物 (ハ):(イ)の酸化物 (ニ):エチレン性不飽和カルボン酸[(メタ)アクリル
酸、イタコン酸など]および/またはそのエステル[ア
ルキル(C1〜C18)エステルなど]とエチレン性不飽
和炭化水素(エチレン、プロピレン、ブテン-1など)と
の共重合体これらのうち好ましいものはポリエチレン、
ポリプロピレンおよびこれらのマレイン酸誘導体であ
る。
記(イ)〜(ニ)およびこれらの二種以上の混合物が挙げられ
る。 (イ):ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-αオレ
フィン(炭素数3〜8)共重合体(例えばエチレン50wt%
以上、とくに70wt%以上のもの) (ロ):イ)のマレイン酸誘導体(無水マレイン酸、マレイ
ン酸ジメチルエステル、マレイン酸ジエチルエステル、
マレイン酸ジ-2-エチルヘキシルエステルなど)付加物 (ハ):(イ)の酸化物 (ニ):エチレン性不飽和カルボン酸[(メタ)アクリル
酸、イタコン酸など]および/またはそのエステル[ア
ルキル(C1〜C18)エステルなど]とエチレン性不飽
和炭化水素(エチレン、プロピレン、ブテン-1など)と
の共重合体これらのうち好ましいものはポリエチレン、
ポリプロピレンおよびこれらのマレイン酸誘導体であ
る。
【0028】ポリエステル系樹脂としてはジカルボン酸
および/またはそのエステル形成性誘導体(低級アルキ
ルエステル、酸ハライド、酸無水物)などのジカルボン
酸成分とジオール成分との重縮合物などが挙げられる。
ジカルボン酸成分としてはテレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、トリメリット
酸およびそれらのエステル(テレフタル酸ジメチルな
ど)、酸ハライド(テレフタル酸ジクロライドなど)な
どの芳香族ジカルボン酸類、アジピン酸、セバシン酸、
ドデカン2塩基酸などの炭素数2〜30の脂肪族ジカル
ボン酸およびそれらのエステル(アジピン酸ジメチルな
ど)、酸ハライド(アジピ酸ジクロライドなど)などの
脂肪族ジカルボン酸類などが挙げられる。これらのうち
好ましくは、芳香族ジカルボン酸類および芳香族ジカル
ボン酸類と脂肪族ジカルボン酸類の併用である。ジオー
ル成分としてはエチレングリコール、1,3-プロパンジオ
ール、1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコールなどの脂肪族ジオールおよびその
アルコラート(そのナトリウムアルコラートなど)など
の脂肪族ジオール類、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルS、ビスフェノールF、ハイドロキノン、それらのエ
ステル(ジアセチルビスフェノールAなど)およびそれ
らのアルコラート(ビスフェノールAジナトリウムアル
コラートなど)などの芳香族ジオール類、ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイドおよび/またはプロピレンオ
キサイド付加物、ビスフェノールFのエチレンオキサイ
ドおよび/またはプロピレンオキサイド付加物などの芳
香族ジオールアルキレンオキサイド付加物類、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコールなどのポリアルキレングリコール
類などが挙げられる。これらのうち好ましいものは、芳
香族ジオールアルキレンオキサイド付加物類、脂肪族ジ
オール類、およびそれらの併用であり、さらに好ましい
ものは、芳香族ジオールアルキレンオキサイド付加物類
である。
および/またはそのエステル形成性誘導体(低級アルキ
ルエステル、酸ハライド、酸無水物)などのジカルボン
酸成分とジオール成分との重縮合物などが挙げられる。
ジカルボン酸成分としてはテレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、トリメリット
酸およびそれらのエステル(テレフタル酸ジメチルな
ど)、酸ハライド(テレフタル酸ジクロライドなど)な
どの芳香族ジカルボン酸類、アジピン酸、セバシン酸、
ドデカン2塩基酸などの炭素数2〜30の脂肪族ジカル
ボン酸およびそれらのエステル(アジピン酸ジメチルな
ど)、酸ハライド(アジピ酸ジクロライドなど)などの
脂肪族ジカルボン酸類などが挙げられる。これらのうち
好ましくは、芳香族ジカルボン酸類および芳香族ジカル
ボン酸類と脂肪族ジカルボン酸類の併用である。ジオー
ル成分としてはエチレングリコール、1,3-プロパンジオ
ール、1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコールなどの脂肪族ジオールおよびその
アルコラート(そのナトリウムアルコラートなど)など
の脂肪族ジオール類、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルS、ビスフェノールF、ハイドロキノン、それらのエ
ステル(ジアセチルビスフェノールAなど)およびそれ
らのアルコラート(ビスフェノールAジナトリウムアル
コラートなど)などの芳香族ジオール類、ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイドおよび/またはプロピレンオ
キサイド付加物、ビスフェノールFのエチレンオキサイ
ドおよび/またはプロピレンオキサイド付加物などの芳
香族ジオールアルキレンオキサイド付加物類、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコールなどのポリアルキレングリコール
類などが挙げられる。これらのうち好ましいものは、芳
香族ジオールアルキレンオキサイド付加物類、脂肪族ジ
オール類、およびそれらの併用であり、さらに好ましい
ものは、芳香族ジオールアルキレンオキサイド付加物類
である。
【0029】エポキシ系樹脂としてはビスフェノールA
とエピクロルヒドリンの付加縮合物およびその変性物な
どが挙げられる。
とエピクロルヒドリンの付加縮合物およびその変性物な
どが挙げられる。
【0030】ポリウレタン系樹脂としてはジイソシアネ
ート成分とジオール成分の重付加物などが挙げられる。
ジイソシアネート成分としてはTDI、MDIなどの芳
香族ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
水添MDIなどの脂環式ジイソシアネートおよびエチレ
ンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート
などの脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。これ
らのうち好ましくは芳香族ジイソシアネートである。ジ
オール成分としてはポリエステルに用いた物と同様な物
が挙げられる。これらのうち好ましくは芳香族ジオール
アルキレンオキサイド付加物、脂肪族ジオール、および
それらの併用、さらに好ましくは芳香族ジオールアルキ
レンオキサイド付加物である。
ート成分とジオール成分の重付加物などが挙げられる。
ジイソシアネート成分としてはTDI、MDIなどの芳
香族ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
水添MDIなどの脂環式ジイソシアネートおよびエチレ
ンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート
などの脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。これ
らのうち好ましくは芳香族ジイソシアネートである。ジ
オール成分としてはポリエステルに用いた物と同様な物
が挙げられる。これらのうち好ましくは芳香族ジオール
アルキレンオキサイド付加物、脂肪族ジオール、および
それらの併用、さらに好ましくは芳香族ジオールアルキ
レンオキサイド付加物である。
【0031】着色剤としては、通常トナー用に使用され
ている顔料および染料を使うことができる。例えば、黒
色着色剤としては、カーボンブラック、鉄黒等が、赤色
着色剤としては、リゾールレッド、ウオッチングレッ
ド、カーミン6B、レークレッドC、クロモフタールレ
ッド等が、黄色着色剤としてはベンジジンイエロー、ハ
ンザイエロー、クロモフタールイエロー等が、青色着色
剤としてはCu−フタロシアニン等が、緑色着色剤とし
てはクロロ化Cu−フタロシアニン等が挙げられるが、
高い着色力があればよく、これらに限定されるものでは
ない。
ている顔料および染料を使うことができる。例えば、黒
色着色剤としては、カーボンブラック、鉄黒等が、赤色
着色剤としては、リゾールレッド、ウオッチングレッ
ド、カーミン6B、レークレッドC、クロモフタールレ
ッド等が、黄色着色剤としてはベンジジンイエロー、ハ
ンザイエロー、クロモフタールイエロー等が、青色着色
剤としてはCu−フタロシアニン等が、緑色着色剤とし
てはクロロ化Cu−フタロシアニン等が挙げられるが、
高い着色力があればよく、これらに限定されるものでは
ない。
【0032】本発明の電子写真用トナーは必要により、
磁性粉(鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉
末もしくはマグネタイト、ヘマタイト、フェライトなど
の化合物)を含有することもできる。
磁性粉(鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉
末もしくはマグネタイト、ヘマタイト、フェライトなど
の化合物)を含有することもできる。
【0033】本発明の電子写真用トナー中の各構成成分
の割合はトナーの重量に基づいて通常、本発明の荷電制
御剤が0.1〜10%、バインダー樹脂が30〜99%、着色剤
が0.5〜10%、磁性粉が 0〜50%用いたものからなる。
さらに必要により種々の添加剤[滑剤(ポリテトラフル
オロエチレン、低分子量ポリオレフィン、脂肪酸、もし
くはその金属塩またはアミドなど)および必要に応じて
他の荷電制御剤(ニグロシン、四級アンモニウム塩な
ど)]を含むことができる。これらの添加剤の量はトナ
ー重量に基づいて通常0〜 5%である。
の割合はトナーの重量に基づいて通常、本発明の荷電制
御剤が0.1〜10%、バインダー樹脂が30〜99%、着色剤
が0.5〜10%、磁性粉が 0〜50%用いたものからなる。
さらに必要により種々の添加剤[滑剤(ポリテトラフル
オロエチレン、低分子量ポリオレフィン、脂肪酸、もし
くはその金属塩またはアミドなど)および必要に応じて
他の荷電制御剤(ニグロシン、四級アンモニウム塩な
ど)]を含むことができる。これらの添加剤の量はトナ
ー重量に基づいて通常0〜 5%である。
【0034】電子写真用トナーは公知の技術に基づき、
上記の成分を乾式ブレンドした後、溶融混練され、その
後粗粉砕され、最終的にジェット粉砕機などを用いて微
粒化される。さらに分級されて粒径が通常 5〜20ミクロ
ンの微粒として得られる。前記電子写真用トナーは必要
に応じて鉄粉、ガラスビーズ、ニッケル粉、フェライト
などのキャリアー粒子と混合されて電気的潜像の現像剤
として用いられる。またトナーの流動性改良のために疎
水性コロイダルシリカ微粉末等を用いることもできる。
上記の成分を乾式ブレンドした後、溶融混練され、その
後粗粉砕され、最終的にジェット粉砕機などを用いて微
粒化される。さらに分級されて粒径が通常 5〜20ミクロ
ンの微粒として得られる。前記電子写真用トナーは必要
に応じて鉄粉、ガラスビーズ、ニッケル粉、フェライト
などのキャリアー粒子と混合されて電気的潜像の現像剤
として用いられる。またトナーの流動性改良のために疎
水性コロイダルシリカ微粉末等を用いることもできる。
【0035】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。実施
例中、部はいずれも重量部を表す。
が、本発明はこれにより限定されるものではない。実施
例中、部はいずれも重量部を表す。
【0036】[合成例1]イミダゾール190部、無水
炭酸ソーダ148部および1,6-ジブロモヘキサン681
部をDMF1000部の中、80℃で1時間、還流下で
8時間反応した。冷却後、1-ナフタレンスルホン酸ソー
ダ642部、および水1000部を加え1時間攪拌し
た。水を溜去後、副成した無機塩をろ別し、さらにDM
Fを溜去して、本発明の荷電制御剤(1)を得た。
炭酸ソーダ148部および1,6-ジブロモヘキサン681
部をDMF1000部の中、80℃で1時間、還流下で
8時間反応した。冷却後、1-ナフタレンスルホン酸ソー
ダ642部、および水1000部を加え1時間攪拌し
た。水を溜去後、副成した無機塩をろ別し、さらにDM
Fを溜去して、本発明の荷電制御剤(1)を得た。
【0037】[合成例2]ベンズイミダゾール298
部、無水炭酸ソーダ134部および1,3-ジブロモプロパ
ン458部をDMF1000部の中、80℃で1時間、
還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロライド6
4部を加え、還流下で4時間反応した。冷却後、4-ヒド
ロキシナフタレンスルホン酸ソーダ622部、および水
1000部を加え1時間攪拌した。水を溜去後、副成し
た無機塩をろ別し、さらにDMFを溜去して、本発明の
荷電制御剤(2)を得た。
部、無水炭酸ソーダ134部および1,3-ジブロモプロパ
ン458部をDMF1000部の中、80℃で1時間、
還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロライド6
4部を加え、還流下で4時間反応した。冷却後、4-ヒド
ロキシナフタレンスルホン酸ソーダ622部、および水
1000部を加え1時間攪拌した。水を溜去後、副成し
た無機塩をろ別し、さらにDMFを溜去して、本発明の
荷電制御剤(2)を得た。
【0038】[合成例3]ヘプタデシルイミダゾール6
94部、無水炭酸ソーダ120部および1,4-ジブロモブ
タン407部をDMF1000部の中、80℃で1時
間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロライ
ド96部を加え、還流下で4時間反応した。酢酸ソーダ
186部を水2000部に溶解した水溶液中に、前記反
応混合物を加え、1時間激しく攪拌した。析出したポリ
マーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤(3)を得
た。
94部、無水炭酸ソーダ120部および1,4-ジブロモブ
タン407部をDMF1000部の中、80℃で1時
間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロライ
ド96部を加え、還流下で4時間反応した。酢酸ソーダ
186部を水2000部に溶解した水溶液中に、前記反
応混合物を加え、1時間激しく攪拌した。析出したポリ
マーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤(3)を得
た。
【0039】[合成例4]ヘプタデシルベンズイミダゾ
ール599部、無水炭酸ソーダ89部および1,4-ジブロ
モブタン327部をDMF1000部の中、80℃で1
時間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロラ
イド43部を加え、還流下で4時間反応した。パラトル
エンスルホン酸ソーダ326部を水2000部に溶解し
た水溶液中に、前記反応混合物を加え、1時間激しく攪
拌した。析出したポリマーをろ別後、乾燥し、本発明の
荷電制御剤(4)を得た。
ール599部、無水炭酸ソーダ89部および1,4-ジブロ
モブタン327部をDMF1000部の中、80℃で1
時間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロラ
イド43部を加え、還流下で4時間反応した。パラトル
エンスルホン酸ソーダ326部を水2000部に溶解し
た水溶液中に、前記反応混合物を加え、1時間激しく攪
拌した。析出したポリマーをろ別後、乾燥し、本発明の
荷電制御剤(4)を得た。
【0040】[合成例5]ウンデシルベンズイミダゾー
ル682部、無水炭酸ソーダ133部および1,4-ジブロ
モブタン487部をDMF1000部の中、80℃で1
時間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロラ
イド63部を加え、還流下で4時間反応した。酢酸ソー
ダ206部を水2000部に溶解した水溶液中に、前記
反応混合物を加え、1時間激しく攪拌した。析出したポ
リマーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤(5)を
得た。
ル682部、無水炭酸ソーダ133部および1,4-ジブロ
モブタン487部をDMF1000部の中、80℃で1
時間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロラ
イド63部を加え、還流下で4時間反応した。酢酸ソー
ダ206部を水2000部に溶解した水溶液中に、前記
反応混合物を加え、1時間激しく攪拌した。析出したポ
リマーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤(5)を
得た。
【0041】[合成例6]ウンデシルイミダゾール49
7部、無水炭酸ソーダ118部および1,10-ジブロモデ
カン559部をDMF1000部の中、80℃で1時
間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロライ
ド94部を加え、還流下で4時間反応した。メタホウ酸
ソーダ228部を水2000部に溶解した水溶液中に、
前記反応混合物を加え、1時間激しく攪拌した。析出し
たポリマーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤
(6)を得た。
7部、無水炭酸ソーダ118部および1,10-ジブロモデ
カン559部をDMF1000部の中、80℃で1時
間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロライ
ド94部を加え、還流下で4時間反応した。メタホウ酸
ソーダ228部を水2000部に溶解した水溶液中に、
前記反応混合物を加え、1時間激しく攪拌した。析出し
たポリマーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤
(6)を得た。
【0042】[合成例7]ヘプタデシルベンズイミダゾ
ール697部、無水炭酸ソーダ104部および1,4-ジブ
ロモブタン380部をDMF1000部の中、80℃で
1時間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロ
ライド50部を加え、還流下で4時間反応した。ホウフ
ッ化ナトリウム215部を水2000部に溶解した水溶
液中に、前記反応混合物を加え、1時間激しく攪拌し
た。析出したポリマーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電
制御剤(7)を得た。
ール697部、無水炭酸ソーダ104部および1,4-ジブ
ロモブタン380部をDMF1000部の中、80℃で
1時間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロ
ライド50部を加え、還流下で4時間反応した。ホウフ
ッ化ナトリウム215部を水2000部に溶解した水溶
液中に、前記反応混合物を加え、1時間激しく攪拌し
た。析出したポリマーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電
制御剤(7)を得た。
【0043】[合成例8]ウンデシルイミダゾール53
0部、無水炭酸ソーダ126部および1,4-ジブロモブタ
ン429部をDMF1000部の中、80℃で1時間、
還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロライド1
01部を加え、還流下で4時間反応した。安息香酸ソー
ダ343部、水2000部の混合物中に、前記反応混合
物を加え、1時間激しく攪拌した。析出したポリマーを
ろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤(8)を得た。
0部、無水炭酸ソーダ126部および1,4-ジブロモブタ
ン429部をDMF1000部の中、80℃で1時間、
還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロライド1
01部を加え、還流下で4時間反応した。安息香酸ソー
ダ343部、水2000部の混合物中に、前記反応混合
物を加え、1時間激しく攪拌した。析出したポリマーを
ろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤(8)を得た。
【0044】[合成例9]ヘプタデシルイミダゾール6
54部、無水炭酸ソーダ113部および2-クロロエチル
エーテル275部をDMF1000部の中、80℃で1
時間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロラ
イド54部を加え、還流下で4時間反応した。モリブデ
ン酸ソーダ258部を水2000部に溶解した水溶液中
に、前記反応混合物を加え、1時間激しく攪拌した。析
出したポリマーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤
(9)を得た。
54部、無水炭酸ソーダ113部および2-クロロエチル
エーテル275部をDMF1000部の中、80℃で1
時間、還流下で4時間反応した。次いでベンジルクロラ
イド54部を加え、還流下で4時間反応した。モリブデ
ン酸ソーダ258部を水2000部に溶解した水溶液中
に、前記反応混合物を加え、1時間激しく攪拌した。析
出したポリマーをろ別後、乾燥し、本発明の荷電制御剤
(9)を得た。
【0045】[比較合成例1]ウンデシルイミダゾール
97.9部、水600部の混合物に50℃で、エピクロ
ルヒドリン408部を2時間で滴下した。次いで、10
0℃で16時間反応し、冷却後、4-ヒドロキシナフタレ
ンスルホン酸ソーダ1085部を加え1時間攪拌した。
析出したポリマーをろ別し、比較荷電制御剤(1)を得
た。
97.9部、水600部の混合物に50℃で、エピクロ
ルヒドリン408部を2時間で滴下した。次いで、10
0℃で16時間反応し、冷却後、4-ヒドロキシナフタレ
ンスルホン酸ソーダ1085部を加え1時間攪拌した。
析出したポリマーをろ別し、比較荷電制御剤(1)を得
た。
【0046】[比較合成例2]スチレン570部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレートのメチルクロライド4
級塩30部の混合モノマーをメタノール/トルエン(3
/1)混合溶剤400部中で、アゾビスジメチルバレロ
ニトリル10部を開始剤として、65℃で10時間重合
した。減圧乾燥により溶剤を溜去後、ジェットミルにて
粉砕し、比較荷電制御剤(2)を得た。
チルアミノエチルメタクリレートのメチルクロライド4
級塩30部の混合モノマーをメタノール/トルエン(3
/1)混合溶剤400部中で、アゾビスジメチルバレロ
ニトリル10部を開始剤として、65℃で10時間重合
した。減圧乾燥により溶剤を溜去後、ジェットミルにて
粉砕し、比較荷電制御剤(2)を得た。
【0047】[実施例1〜9および比較例1〜2] [トナーの作成]下記表1の組成比に従って、荷電制御
剤、バインダー樹脂、着色剤および離型剤をヘンシェル
ミキサで予備混合後、2軸押出機で混練、粗粉砕後、ジ
ェットミルで微粉砕し、次いで風力分級し、体積平均粒
径約11μmの本発明のトナー(1)〜(9)および比
較トナー(1)、(2)を得た。本発明のトナー(1)
〜(9)および比較トナー(1)、(2)4部とシリコ
ン樹脂をコートした粒径100〜150μmのフェライ
トキャリア96部を混合し2成分現像剤とした。 [複写テスト]市販のOPC感光体を付した電子写真複
写機を用いて上記現像剤の複写テストをおこなった。同
時に現像剤を複写機内から一部抜取り、帯電量をブロー
オフ法で測定した。また、複写機の排気口から発生する
臭気についても測定した。その結果を下記表2に示す。
剤、バインダー樹脂、着色剤および離型剤をヘンシェル
ミキサで予備混合後、2軸押出機で混練、粗粉砕後、ジ
ェットミルで微粉砕し、次いで風力分級し、体積平均粒
径約11μmの本発明のトナー(1)〜(9)および比
較トナー(1)、(2)を得た。本発明のトナー(1)
〜(9)および比較トナー(1)、(2)4部とシリコ
ン樹脂をコートした粒径100〜150μmのフェライ
トキャリア96部を混合し2成分現像剤とした。 [複写テスト]市販のOPC感光体を付した電子写真複
写機を用いて上記現像剤の複写テストをおこなった。同
時に現像剤を複写機内から一部抜取り、帯電量をブロー
オフ法で測定した。また、複写機の排気口から発生する
臭気についても測定した。その結果を下記表2に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明の荷電制御剤および電子写真用ト
ナーは以下の特徴を有する。 耐熱性に優れ、複写機等に用いた場合に不快なアミン
臭を発生しない。 帯電量の環境安定性に優れ、帯電量および複写画質が
天候の影響を受けにくい。 荷電制御剤の着色が少なく、赤色、青色、黄色等の黒
色以外のカラートナーに使用した場合、あざやかな発色
のトナーができる。
ナーは以下の特徴を有する。 耐熱性に優れ、複写機等に用いた場合に不快なアミン
臭を発生しない。 帯電量の環境安定性に優れ、帯電量および複写画質が
天候の影響を受けにくい。 荷電制御剤の着色が少なく、赤色、青色、黄色等の黒
色以外のカラートナーに使用した場合、あざやかな発色
のトナーができる。
Claims (2)
- 【請求項1】下記一般式(1)で示される高分子4級塩
からなることを特徴とする荷電制御剤。 一般式(1): 【化1】 (式中、R1 は水素またはC1 〜C17の炭化水素基を、
R2 およびR3 は各々独立に、水素またはC1 〜C8 の
炭化水素基であるか、あるいはR2 とR3 は相互に連結
されて芳香環を形成していてもよい。R4 は基中にエー
テル結合を含んでいても良いC1 〜C12のアルキレン基
を、X- はアニオンを、nは2〜100の整数を表す。) - 【請求項2】少なくともバインダー樹脂および着色剤を
含有する電子写真用トナーにおいて、更に請求項1記載
の荷電制御剤を含有することを特徴とする電子写真用ト
ナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3352241A JPH0812486B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 荷電制御剤および電子写真用トナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3352241A JPH0812486B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 荷電制御剤および電子写真用トナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05165258A JPH05165258A (ja) | 1993-07-02 |
JPH0812486B2 true JPH0812486B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=18422726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3352241A Expired - Fee Related JPH0812486B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 荷電制御剤および電子写真用トナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812486B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3028463B2 (ja) * | 1995-11-14 | 2000-04-04 | 三洋化成工業株式会社 | 正帯電性トナー |
JP3745109B2 (ja) * | 1998-02-02 | 2006-02-15 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法 |
DE10214873A1 (de) * | 2002-04-04 | 2003-10-16 | Creavis Tech & Innovation Gmbh | Neue kationische Polymere mit Amidinium-Gruppen und deren Verwendung |
WO2007114792A1 (en) * | 2006-04-05 | 2007-10-11 | Agency For Science, Technology And Research | Polymeric salts and polymeric metal complexes |
ES2702453T3 (es) * | 2008-12-22 | 2019-03-01 | Basf Se | Procedimiento para la preparación de compuestos iónicos poliméricos de imidazolio |
KR101743978B1 (ko) | 2013-11-20 | 2017-06-07 | 롬 앤드 하스 일렉트로닉 머트어리얼즈 엘엘씨 | 평활제로서의 벤즈이미다졸 모이어티를 함유하는 폴리머 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP3352241A patent/JPH0812486B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05165258A (ja) | 1993-07-02 |
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