JPH08124723A - 高電圧用可変抵抗器 - Google Patents

高電圧用可変抵抗器

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JPH08124723A
JPH08124723A JP25381094A JP25381094A JPH08124723A JP H08124723 A JPH08124723 A JP H08124723A JP 25381094 A JP25381094 A JP 25381094A JP 25381094 A JP25381094 A JP 25381094A JP H08124723 A JPH08124723 A JP H08124723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
variable resistor
section
high voltage
insulating case
Prior art date
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Pending
Application number
JP25381094A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikashige Katou
慎滋 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP25381094A priority Critical patent/JPH08124723A/ja
Publication of JPH08124723A publication Critical patent/JPH08124723A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、高電圧用可変抵抗器に高電圧
を供給するための接続子を、絶縁ケ−スに保持する部分
の構造を提供する。 【構成】高電圧用可変抵抗器の接続子と、前記接続子を
接続するための端子保持部とを接続するために、接続子
と端子保持部とに設けられた側面接続部と内面接続部と
を、端子挟持部を用いずに互いに嵌合するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高電圧用可変抵抗器に関
し、特に陰極線菅のフォ−カス電極等に高電圧を供給す
るための高電圧用可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高電圧用可変抵抗器を図5〜図7
を用いて説明する。図5は従来の高電圧用可変抵抗器4
0の断面図、図6は高電圧用可変抵抗器40を構成する
絶縁基板の平面図、図7は接続子の接続状況を示す部分
拡大断面図である。
【0003】図5に示すように、高電圧用可変抵抗器4
0は絶縁ケ−ス1に高圧抵抗回路パタ−ンが形成された
絶縁基板3と、摺動子10cを有するフランジ部10b
と回転軸10aとからなる二つの回転部材10、10
と、高圧電圧を出力するための接続子13が接続子保持
部14より導出した構成となっている。
【0004】従来の高電圧用可変抵抗器40において
は、高圧電圧が図6に示す絶縁基板3の端子電極4bに
印加され、端子電極4aからフォ−カス電圧が、端子電
極4cからスクリ−ン電圧が出力され、端子電極4dが
接地電位側に接続される。図7に示すように、例えば絶
縁被覆された金属リ−ド線である接続子13が絶縁ケ−
ス1に設けられた接続子保持部14に挿入され、接続子
13の先端が絶縁ケ−ス1の接続手段収納部11に収納
された接続子挟持部材19に突き刺されて、接続子保持
部14により保持されている。接続子挟持部材19の中
央部分には、接続子13を挿入したのち保持する機能を
有する挿入穴20が設けられている。接続子挟持部材1
9の端面にはピンが導出されており、導電ゴム12に突
き刺されることにより電気的に接続されている。導電ゴ
ム12は天然ゴム、ブタジエンゴム、イソブチルゴム、
シリコンゴムなどの弾性を有する材料に金属粉末や炭素
粉末を混合し成形したもので電気伝導性を有すると共に
弾性も有する材料である。前記導電ゴム12には金属な
どを容易に突き刺すことができ、互いに電気的に接続さ
れるようにはたらく。したがって導電ゴム12の保持力
は小さいので、金属などで形成された接続子挟持部材1
9を使用することにより、保持力を得ている。接続子1
3はフライバックトランス組立工程あるいは受像装置組
立工程で接続されることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の高
電圧用可変抵抗器は、絶縁筒部より挿入され絶縁基板の
端子電極に接続されている接続子をはずれにくくするた
めに接続子挟持部材が必要であり、部品点数が増えると
共に、組み立て工数が多いという問題があった。また接
続子挟持部材を使用せずに接続子を直接導電ゴムに突き
刺す方法もあるが、保持力が弱い。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、部品点数が少なく接続子がはずれにく
い構造を有する高電圧用可変抵抗器を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る高電圧用可変抵抗器は、絶縁ケ−スと、前記絶縁ケ−
スに収納され可変抵抗部と入出力電極とが形成された絶
縁基板とを有する高電圧用可変抵抗器において、一端側
が前記入出力電極に接続され他端側が前記絶縁ケ−スよ
り導出される入出力用の接続子の側面が、前記絶縁ケ−
スに設けられてなる内面接続部を有する接続子保持部
と、相互に嵌合ないし係合することにより、前記接続子
が前記接続子保持部に接続固定されていることを特徴と
する。
【0008】
【作用】請求項1記載の高電圧用可変抵抗器は、側面接
続部と内面接続部とを相互に嵌合することにより接続子
を絶縁ケ−スに接続しているので、接続子の抜けが防止
できる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例高電圧用可変抵抗器30を
図1〜図4を用いて説明する。図1は高電圧用可変抵抗
器の断面図、図2は高電圧用可変抵抗器を構成する絶縁
基板の平面図、図3、図4は接続子の接続状況を示す部
分拡大断面図である。
【0010】図1に示すように、高電圧用可変抵抗器3
0は樹脂からなる一面開口状の絶縁ケ−ス1の内壁面に
設けられた段部2に、アルミナなどのセラミックからな
る絶縁基板3が接着固定されている。図2に示すように
絶縁基板3の上面には、所定位置に複数個の端子電極4
a、4b、4c、4dが形成され、この複数個の端子電
極のうち一対の端子電極4b、4dに引出抵抗体5a、
可変抵抗体6a、連結抵抗体7a、可変抵抗体6b、引
出抵抗体5bが順に直列接続されている。 この可変抵
抗体6a、6bは、円弧状の形状を有しており、これら
の可変抵抗体6a、6bで囲まれた領域の中心部の絶縁
基板3上面には中心電極8a、8bが形成されている。
また、絶縁基板3上面の、端子電極4aと中心電極8a
は連結抵抗体7bで、端子電極4cと中心電極8bは連
結抵抗体7cで接続されている。前記端子電極4a、4
b、4c、4dはAg、Ag−Pd等のAg系の導電材
料で形成され、引出抵抗体5a、5b、可変抵抗体6
a、6b、連結抵抗体7a、7b、7cおよび中心電極
8a、8bは酸化ルテニウムなどのサ−メット抵抗材料
で形成されている。
【0011】絶縁ケ−ス1に設けられた二つの軸受部
9、9にはそれぞれ回転軸10a、10aとフランジ部
10b、10bとからなる回転部材10、10の回転軸
10a、10aが取り付けられている。フランジ部10
b、10bには絶縁基板3上面の可変抵抗体6a、6b
に摺動する摺動子10c、10cが取り付けられてい
る。これらの摺動子10c、10cは絶縁基板3上面の
中心電極8a、8bを中心にして、可変抵抗体6a、6
b上をそれぞれ摺動する。
【0012】図3に示すように、絶縁ケ−ス1には絶縁
基板3の端子電極4a、4b、4c、4dに対向する位
置に設けられた接続手段収納部11に、外部部品と電気
的な接続を中継するための導電ゴム12が収納されてい
る。そして接続子13が絶縁ケ−ス1に設けられた円筒
形状を有する接続子保持部14を介して導電ゴム12に
刺し込まれることにより端子電極4aなどに接続されて
いる。接続子保持部14の接続手段収納部11側に位置
する端部15の内面には凸形状を有する内面接続部16
が設けられている。内面接続部16は接続子13を接続
子保持部14に挿入するときに、接続子13の外面に食
い込む事により、絶縁ケ−スに接続固定するようにはた
らく。
【0013】図4に示すように前記内面接続部16は接
続子13と相互に嵌合し、接続固定できれば良いので、
複数箇所に設けられていてもよいし、さらには内面全周
が狭くてもよい。
【0014】絶縁ケ−ス1内には、その底面に必要に応
じて放電防止用リブ17が形成され絶縁基板3下面側に
は樹脂18が充填されている。放電防止用リブ17が形
成された場合には、絶縁基板3はこの放電防止用リブ1
7においても接着剤で接着される。
【0015】上記のように構成された高電圧用可変抵抗
器30は、たとえば、フライバックトランスなどと一体
化して用いられ、絶縁基板1の端子電極4b側に高電圧
が入力され、端子電極4d側が接地電位側に接続され
る。そして、端子電極4a側からフォ−カス電圧が出力
され、端子電極4c側からスクリ−ン電圧が出力され
る。
【0016】また前記導電ゴム12に換えて、金属製の
クリップなど別の接続手段が用いられてもよい。さらに
接続子13の導体部分は金属リ−ド線に限らず、電気伝
導性を有する帯状の金属片であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る端子接続構造を有する高電
圧用可変抵抗器は、接続子を絶縁ケ−スに接続すると
き、接続子と、接続子保持部に設けられた内面接続部を
用いることにより、接続子挟持部を用いずに接続できる
ようにする。従って部品点数を削減する事ができると同
時に、組み立て工程を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例高電圧用可変抵抗器の断
面図である。
【図2】高電圧用可変抵抗器を構成する絶縁基板の平面
図である。
【図3】本発明に係る一実施例高電圧用可変抵抗器の部
分拡大断面図である。
【図4】本発明に係る別の実施例高電圧用可変抵抗器の
部分拡大断面図である。
【図5】従来の高電圧用可変抵抗器の断面図である。
【図6】従来の高電圧用可変抵抗器を構成する絶縁基板
の平面図である。
【図7】従来の高電圧用可変抵抗器の部分拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 絶縁ケ−ス 2 段部 3 絶縁基板 4a、4b、4c、4d 端子電極 5a、5b 引出抵抗体 6a、6b 可変抵抗体 7a、7b、7c 連結抵抗体 8a、8b 中心電極 9 軸受部 10 回転部材 10a 回転軸 10b フランジ部 10c 摺動子 11 接続手段収納部 12 導電ゴム 13 接続子 14 接続子保持部 15 端部 16 内面接続部 17 放電防止用リブ 18 樹脂 19 接続子挟持部材 20 挿入口 30、40 高電圧用可変抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ケ−スと、前記絶縁ケ−スに収納され
    可変抵抗部と入出力電極とが形成された絶縁基板とを有
    する高電圧用可変抵抗器において、一端側が前記入出力
    電極に接続され他端側が前記絶縁ケ−スより導出される
    入出力用の接続子の側面が、前記絶縁ケ−スに設けられ
    てなる内面接続部を有する接続子保持部と、相互に嵌合
    ないし係合することにより、前記接続子が前記接続子保
    持部に接続固定されていることを特徴とする高電圧用可
    変抵抗器。
JP25381094A 1994-10-19 1994-10-19 高電圧用可変抵抗器 Pending JPH08124723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25381094A JPH08124723A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 高電圧用可変抵抗器

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JP25381094A JPH08124723A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 高電圧用可変抵抗器

Publications (1)

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JPH08124723A true JPH08124723A (ja) 1996-05-17

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ID=17256466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25381094A Pending JPH08124723A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 高電圧用可変抵抗器

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JP (1) JPH08124723A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3441072A1 (de) * 1983-11-09 1985-05-23 Asahi Kasei Kogyo K.K., Osaka Verfahren zur herstellung von cyclischen alkoholen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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