JPH081232Y2 - 送りローラの加圧構造 - Google Patents

送りローラの加圧構造

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JPH081232Y2
JPH081232Y2 JP10567689U JP10567689U JPH081232Y2 JP H081232 Y2 JPH081232 Y2 JP H081232Y2 JP 10567689 U JP10567689 U JP 10567689U JP 10567689 U JP10567689 U JP 10567689U JP H081232 Y2 JPH081232 Y2 JP H081232Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は送りローラの加圧構造に関し、例えばソー
タなどのシート排出部などに用いられるものである。
[従来の技術] 複数個の搬送ローラを一軸上に配列し、これら各搬送
ローラに回転自在に接して回転する加圧ローラの加圧構
造には従来種々の形態のものが用いられてきた。
その代表的なものとして、例えば第28図に示すよう
な、加圧ローラの回転軸の両端部に加圧用部材kを配設
したもの、あるいは逆に第29図のように回転軸のほぼ中
央部分に加圧用部材kを設けたもの、さらには第30図の
ように各加圧ローラ個々別々に加圧用部材kを配したも
のなどがある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記各加圧構造例ではそれぞれ次のよ
うな問題点がある。
すなわち、第図に示す第1の構造では、回転軸の両端
側の加圧ローラの加圧力が中央よりローラの加圧力より
強くなる傾向があり、シートの最大巾部分における搬送
力が強くなり、搬送ローラの僅かな行程差が大きく現
れ、スキュウ送りになりやすく、また左右のバランスも
とりにくいという問題点がある。
第図に示す第2の構造例では、左右のバランスもと
れ、加圧力も中央よりに強くなる傾向があり、前記第1
の構造例よりもスキュウ送りなどに出にくい構造である
が、その効果を大きく期待出来る程ではなく、また、回
転軸が長い場合には左右のバランスも余りうまくとれな
いという問題点があった。
さらに、第図の第3の構造例では、各加圧ローラの加
圧力を均一にするのは厄介であり、スキュウ送りになり
やすいという問題点がある。
[考案の目的] この考案は、このような従来の技術おける問題点に鑑
みて成されたもので、シート巾方向のバランスがよくと
れ、シートの巾寸法の如何にかかわらず、またシートの
左右の抵抗が異なっていてもスキュウ送りがなく、安定
したシートの搬送がなされる送りローラの構造を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するためのこの考案の要旨とするとこ
ろは、一軸上に少なくとも4個の搬送ローラを配列し、
各搬送ローラにそれぞれ回転自在に従動する加圧ローラ
を接触させ、前記搬送ローラと加圧ローラとの間にシー
トを挿通させて送る送りローラの加圧構造において、前
記加圧ローラのうち、中央の一対の加圧力釣合い可能に
保持して加圧させるとともに、前記中央の一対の加圧ロ
ーラの加圧力を、この一対の加圧ローラの外方の各加圧
ローラの加圧力よりも大ならしめた送りローラの加圧構
造に存する。
[作用] 送りローラの搬送ローラと加圧ローラとの間にシート
が挿通されると、シートの中央よりの部分は強く押圧さ
れ、巾方向両端部は比較的緩く押圧されて送られる。こ
のため、シートの左右の抵抗力が異なっていても中央部
分の強い押圧力によって、送り方向に偏りが生じなく、
スキュウ送りにはならない。
また、中央の一対の加圧ローラの押圧力を強くしたば
かりではなく、釣合い可能に保持したから、シートの押
圧力のバランスがよくとれて、この点によってもスキュ
ウ送りが生じることがない。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の各種実施例を説明する。
〈構成〉 本考案に成るソータ10は、第1図に示すように、キャ
スタ13を有する基台12に立設された枠体11に、多数のビ
ン15を鉛直方向に所定間隔sをおいて配列して成るビン
集合体15Aを具備している。このビン集合体15Aに対して
昇降自在の分配手段60が設けられ、さらにこの分配手段
60にシートを送る搬送手段40が設けられている。
本実施例では、前記ビン集合体15Aの最上位のビンは
ノンソートモード時の大量のシートを受けるように定め
られている。
ソータ10は、本体装置例えば電子複写装置Eの移動架
台Tに結合されているソータ架台D上に、移動可能に載
置されている。
枠体11の最上部には、本体装置Eの送出ローラRから
送出されたシートを案内する入口ガイド16が設けられ、
ここには第1図に示すように、入口ガイドローラ17なら
びにシートの有無を検知する入口センサ18が配設されて
いる。この入口センサ18はシートによって移動するセン
サレバー18aが設けられている。ここで機械式のセンサ
レバー18aが配設されているのは、透明なシートの場
合、光センサの光路を直接横切っても検知できないこと
があるからである。なお、通常透明フィルムのシートは
ノンソートモードによって処理され、入口センサ18で検
知されて、そのまま第1ビンに送り込まれる。
前記入口ガイド16は、そのまま排紙ガイド22に通じて
おり、ここにはノンソートモード時に、シートを排出す
る排紙用の送りローラ23が設けられている。
この排紙用の送りローラ23は、第23図〜第25図に示す
ように、軸25に4個の搬送ローラとしての排紙ガイドロ
ーラ24が設けられており、各排紙ガイドローラ24にはそ
れぞれ加圧ローラ26が回転自在に従動している。そし
て、前記加圧ローラ26のうち、中央の2個の加圧ローラ
26aは一個の支持軸27に支持され、加圧ばね28aによって
付勢されている。そして、前記支持軸27は排紙ガイド22
に穿設されている支持長孔29に上下動自在に保持されて
いる。
一方、前記中央の加圧ローラ26aの外方の加圧ローラ2
6bは、それぞれ独立に加圧ばね28bに付勢されている。
しかして、前記加圧ばね28aは加圧ばね28bよりも十分
強い加圧力を発揮させるように成されており、中央の加
圧ローラ26a、26aは外方の加圧ローラ26b、26bよりも加
圧力が強い。さらに中央の加圧ローラ26a、26aは支持軸
27が排紙ガイド22の支持長孔29、29に上下動自在に保持
されているから、全体としては、加圧ばね28aを中心に
第23図の紙面上で揺動可能である。
第26図には、排紙ガイドローラ100が軸102上に6個配
列され、同じく6個の加圧ローラ101が設けられた場合
を示している。そして、各加圧ローラ101は2個づつブ
ロックとなってそれぞれ支持軸103a、103b、103cによっ
て支持され、加圧ばね104a、104b、104cによって加圧さ
れている。このうち中央の加圧ばね104aは、他の加圧ば
ね104b、104cよりも強く成されている。各ブロックの支
持軸103a、103b、103cが同図の紙面内で揺動可能なるこ
とは、前記4個の場合の中央の支持軸27と同様である。
第27図には、6個の排紙ガイドローラ105の場合の加
圧構造の他の実施例を示している。
この場合中央の2個の排紙ガイドローラ105aに対する
加圧ローラ106aは支持軸107に支持され、前記加圧ロー
ラ26aの場合と同様に揺動可能に成され、強い加圧ばね1
08aによって加圧されている。一方他の外方の4個の加
圧ローラ106bは前記加圧ばね108aよりも弱い加圧ばね10
8bによってそれぞれ個別に付勢されている。
入口ガイド16と排紙ガイド22との中間には、シートを
搬送手段40側に送るか、排紙ガイド22側に送るかを切り
換える切換爪20が後述のガイドテープ39の中間遊動部材
を兼ねる切換爪軸21に揺動自在に枢支されている。この
切換爪20は、図示しない操作手段によって切り換えられ
る。
搬送手段40は第5図、第6図などに見るように、枠体
11に要所を結合して設けられたフレーム11aの上下に設
けられた上ローラ43と下ローラ44との間に張設された無
端ベルト41と、この無端ベルト41に真空吸引力を発生さ
せるシート吸引手段50とから成っている。
上下の各ローラ43、44は第5図に示すように、上ロー
ラ軸43a、下ローラ軸44aに固結され、駆動手段45によっ
て一方向、すなわち第6図では反時計方向に回転してい
る。
無端ベルト41には、各図に見るように、多数の空気の
吸引小孔42が穿設されており、シート吸引手段50は、無
端ベルト41のシート吸引側(矢印Aにて示す)のみ開放
された密閉箱体55と、この密閉箱体55から空気を吸い出
ファン54とから成っている。
密閉箱体55は、無端ベルト41のシート搬送側Aに面す
る側に通気孔52を設けた吸引板51を備えており、この吸
引板51と無端ベルト41との間には、ベルト41の裏面を支
持し、かつこれを引き付けるための吸引空気室Kを形成
する案内用リブ53が設けられている。
前記飢えローラ軸43aにはさらに第5図に示すよう
に、各上ローラの外方に適切な間隔をおいて一対の補助
用の支持ローラ46、46が設けられている。
この支持ローラ46、46は無端ベルト41、41の外方には
み出すシートの側部を支持するもので、特にこしの弱い
シートの両端が垂れて他の部材に触れ、ジャムを生じる
のを防止するもので、外径は上ローラ43と同程度か、や
や小さ目が好適である。
分配手段60が最上位にあるとき、前記無端ベルト41と
支持ローラ46との間のギャップGおよびこの支持ローラ
46を挟んで、分離爪65が第12図のように深く入り込み、
急激に方向を変えるシートを円滑に排出する動作をな
す。
分配手段60は、第1図、第4図、第7図、第8図など
に示すように、枠体11に昇降手段66によって前記ビン集
合体15Aに対して昇降可能に配設された昇降ケース61
に、搬送されてきたシートを導く分離爪65と、このシー
トを選択されたビン15に導く排出ローラ62と、枠体に設
けられ、分配手段60のシートの有無を検知するシートセ
ンサ64と、分配器箱体61の位置を検知する位置センサ63
とから成っている。
昇降手段66は、第8図に示すように、駆動モータ67と
ゼネバ機構による間欠駆動機構68と枠体11の上下に設け
られたプーリ69a、69bと、これらプーリ69a、69bに巻回
された昇降ベルト70とから成っている。
前記上のプーリ69bには後述のガイドテープ39の巻回
軸37が結合されている。
昇降ケース61内の構成については第4図に示している
が、この排出ローラ62ならびに抑えローラ62aの駆動源
はこの昇降ケース61内には設けられず、第2図、第3図
に示すように外部から駆動ベルト71によって伝えられて
いる。
すなわち、第2図、第3図に示すように、駆動モータ
72から駆動ベルト71に伝えられた駆動力は昇降ケース61
の歯付プーリ73に伝達され、数段の歯車機構を経て歯車
74に伝えられる。
歯車74の軸75は可撓継手76によって排出ローラ62の軸
77に結合されている。
可撓継手76は、歯車軸74ならびに排出ローラ軸77に緩
やかに嵌合する円筒状の継手本体78と、両軸75、77に植
設され、継手本体78に緩やかに挿通されるピン79a、79b
とで構成されている。
さらに、排出ローラ軸77の一端は第4図のように、昇
降ケース61に位置調節可能のブラケット80によって軸支
されている。
なお、前記駆動モータ72は第5図の搬送手段40の駆動
手段45の動力源と同一であって、図示しない伝達機構に
よって駆動力は分割されて伝えられている。
また、第2図、第3図に見るように、前記駆動力は駆
動ベルト71の上のプーリ81aの軸82を介して入口ガイド
ローラ17および排紙ガイドローラ24に伝達されており、
これら各ローラ62、17、24と前記無端ベルト41とは同一
の駆動源によって常に連続運転がなされている。
ソータ10にはさらに第1図、第7図〜第9図に見るよ
うに、シートがばたつかないよう、表面を押えるガイド
テープ39が配設されている。
ガイドテープ39は第8図に示すように、昇降ベルト70
の上のプーリ69bに結合される巻回軸37上に第9図のよ
うに構成された巻回手段30に巻取られており、中間遊動
部材を兼ねる切換爪軸21を経由して、端末は分配手段60
の昇降ケース61に結合されている。
ガイドテープの巻回手段30は、第9図のように、巻回
軸37に回転自在に枢支されているリール部材31と、前記
軸37に係止ピン36によって固定されているばね係止部材
34と、ガイドテープ39を巻取勝手に付勢する張力付与手
段としての張力ばね35とから成っている。
張力ばね35はリール部材31のばね係止部33の係止穴33
aと、ばね係止部材34の係止穴34aに両端部を係止されて
いる。さらに、リール部材31には、ガイドテープ39を巻
回するリール部32があり、ガイドテープ39はこの部分に
巻回されている。
なお、本実施例では、ガイドテープ39の巻回手段30
は、巻回軸37に直接設けたが、第10図に示すように、中
間巻回軸110に設けるようにしてもよい。
また張力付与手段としては、上記の構成ではなく、第
11図に示すように、ガイドテープ39の一部に張力ばね11
1を介在させてもよい。
次にビン15の構成を第14図以降に示す。
ビン15は、第19図に示すように、シートの排出方向
(矢印Sにて示す)にむけて底部15aが上方に傾斜して
おり、シートは一端この傾斜に沿って上方に送られてか
ら後退し、受止部15bに後端が止められる。そして最上
位のビン15には第14図、第15図に示すように複数の段差
部120aを有する段差部材120が取り付けられている。こ
の段差部材120は図示のように排紙ガイド22の一部に取
り付けられ、本実施例ではさらに第15図のように排紙セ
ンサ64と一体部材と成っている。
なを、前記段差部を第16図に示すように多段で、しか
も板金などで成型された段差部材121、あるいは第17図
のように、ビン本体と一体成型された段差部122などと
してもよく、また最上位のビンに限らず、ビン集合体15
Aの全ビン15に付与してもよい。
次に、第20図のように、ビン15の少なくとも一方の側
方にはビン間隔を規制する間隔規制側壁15cが設けられ
ている。これら間隔規制側壁15cはそれぞれ上部のビン
の底面15aに当接している。そしてこの当接部からシー
トがはみ出さないように、同図に示すようにはみ出し防
止手段としての制止突起130が突設されている。なお第1
8図のように、前記間隔規制側壁15cはビン入り口からシ
ート進行方向に向かって内側に傾斜部15dを有し、排出
されたシートの側面を揃えるように成されている。
第21図には間隔規制側壁15cを底面15aの下方に突出さ
せるとともに、制止突起130を上方に突設した構成例を
示している。
また、第22図には特殊な形状に成された間隔規制側壁
131ならびに制止突起132の構成例を示している。
〈動作〉 次に動作を説明する。
本体装置Eの出口ローラRから送られたシートは入口
センサ18のセンサレバー18aの排除して入口ガイド16に
進入する。入口センサは機械式のセンサレバー18aを有
するから透明なフィルムシートでも検知もれがない。こ
のような透明フィルムはそのまま第1ビンに排出され
る。
排紙用の送りローラ23は4個の排紙ガイドローラ24
と、このうち中央の一対のローラ24、24を強くかつ揺動
可能に押圧する加圧ローラ26a、26aと、外方の弱い押圧
力を有する加圧ローラ26b、26bとで構成されているか
ら、シートは中央で強くしかもよくバランスがとれて送
られ、スキュウ送りが生じない。
一方、分配手段60は第8図の昇降手段66によって間欠
送りがなされ、選択されたビンの位置に待機する。この
間、別系統の駆動モータ72によって搬送手段40と分配手
段60の駆動ベルト71は常に駆動され、搬送手段40のシー
ト吸引手段50によって無端ベルト41はシートを吸引しな
がら送る。そして、分離爪65によってはがされ、排出ロ
ーラ62によって該当ビン15に送り込まれる。
排出ローラ62の軸77は、駆動力を外部から伝える歯車
74の軸75とは可撓継手76によって結合されており、しか
も位置調節可能のブラケット80に一端を軸支されている
から、各軸受に無理がかからず、昇降ケース61無理な力
がかからない。
また、搬送手段40の上のローラ軸43aには補助用の支
持ローラ46が設けられており、腰の弱いシートでも両側
が垂れることなく無端ベルト41に吸引されていく。
とくに、分配手段60が最上位にあるときには、シート
は第12図のように極めて急激な方向変換をなす。しか
し、補助用の支持ローラ46が上ローラ軸43aに設けられ
ており、無端ベルト41との間に適切なギャップGが設け
られているから、分離爪65が深くシート下部に入り込
み、円滑にシートの分離と排出が行われる。
ガイドテープ39の巻回軸37は分配手段60の昇降ベルト
70の上のプーリ69bによって駆動され、分配手段40とと
もに繰り出され、繰り込まれる。
ガイドテープ39の巻回手段30には第9図のように常に
一定の張力が付与されており、上昇時、下降時ともに緩
むことがない。
お6によってが第8図のように 上記動作中、ノンソートモード時以外は、搬送手段40
はスタートと同時に始動し、駆動手段45によって下ロー
ラ44が第1図において反時計方向に回転し、無端ベルト
41のシート吸引側(矢印Aにて示す)は図において下降
動作を行う。同時に空気吸引手段54も作動して密閉箱体
55内は低圧となり、無端ベルト41には吸引力が発生す
る。そして、入口ガイド16から送られてきたシートは、
切換爪20によって無端ベルト41の前記シート吸引側Aに
おいて吸引され、下降してくる。
分配手段60から排出されたシートはビン15に送入され
る。この際、シートの側端は間隔規制側壁15cの傾斜部1
5dによって規制され揃えられる。また制止突起130に規
制されて、ビン間の隙間からはみ出ることがない。
一方、最上位置のビンには複数の段差部120aを有する
段差部材120によって後端が規制され、多量のシートで
も、順序が狂うことなく円滑に排出積載がなされる。
[考案の効果] この考案は、一軸上に少なくとも4個の搬送ローラを
配列し、各搬送ローラにそれぞれ回転自在に従動する加
圧ローラを接触させる送りローラの加圧構造において、
前記加圧ローラのうち、中央の一対を加圧力釣合い可能
に保持して加圧させるとともに、前記中央の一対の加圧
ローラの加圧力を、この一対の加圧ローラの外方の各加
圧ローラの加圧力よりも大きく成るように構成されたか
ら、シート巾方向のバランスがよくとれ、シートの巾寸
法の如何にかかわらず、またシートの左右の抵抗が異な
っていてもスキュウ送りがなく、安定したシートの搬送
がなされる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第27図は本考案の各種実施例を示しており、第
1図はソータの縦断側面図、第2図は搬送手段の駆動系
統の一部の側面図、第3図は同じく正面図、第4図は分
離手段要部の正面図、第5図は搬送手段の正面図、第6
図は同じく搬送手段の要部側面図、第7図はソータ要部
の縦断側面図、第8図は分離手段およびガイドテープの
構成説明図、第9図はガイドテープの巻回手段の構造
図、第10図はガイドテープ駆動系の他の構成例を示す説
明図、第11図はガイドテープの張力付与構造の他の構成
例を示す説明図、第12図は分離手段が最上位置にあると
きの動作を示す側面図、第13図は同じく正面図、第14図
は排紙ローラ近傍の正面図、第15図は同じく縦断側面
図、第16図はビンの段差部の他の構成例の説明図、第17
図はビンの段差部の更にその他の構成例の説明図、第18
図はビンの平面図、第19図は側面図、第20図は第19図の
A〜A断面図、第21図はビンの他の構成例図、第22図は
ビンの更に他の構成を示す説明図、第23図はローラ加圧
構造を示す説明図、第24図は第23図におけるB〜B断面
図、第25図は同じくC〜C断面図、第26図は6個のロー
ラの加圧構造の説明図、第27図は6個のローラの他の加
圧構造の説明図、第28図〜第30図は従来の送りローラの
加圧構造である。 10……ソータ E……本体装置(複写装置) 11……枠体 15A……ビン集合体 15……ビン 15c……間隔規制側壁 120……段差部材 130……制止突起(はみ出し防止手段) 18……入口センサ、18a……センサレバー 20……切換爪 21……切換爪軸(中間遊動部材) 30……ガイドテープの巻回手段 35……張力ばね(張力付与手段) 37……巻回軸 39……ガイドテープ 40……搬送手段 41……無端ベルト、42……吸引小孔 43……上ローラ、43a……上ローラ軸 44……下ローラ 46……補助用の支持ローラ 50……シート吸引手段 51……吸引板 52……通気孔 53……案内用リブ 55……密閉箱体 K……吸引空気室 60……分配手段 61……昇降ケース、62……排出ローラ 65……分離爪 66……昇降手段、68……間欠駆動機構 69a、69b……プーリ 70……昇降ベルト 71……駆動ベルト 74……歯車、75……歯車軸 76……可撓継手 77……排出ローラの軸 80……ブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一軸上に少なくとも4個の搬送ローラを配
    列し、各搬送ローラにそれぞれ回転自在に従動する加圧
    ローラを接触させ、前記搬送ローラと加圧ローラとの間
    にシートを挿通させて送る送りローラの加圧構造におい
    て、 前記加圧ローラのうち、中央の一対の加圧力釣合い可能
    に保持して加圧させるとともに、 前記中央の一対の加圧ローラの加圧力を、この一対の加
    圧ローラの外方の各加圧ローラの加圧力よりも大ならし
    めたことを特徴とする送りローラの加圧構造。
JP10567689U 1989-09-08 1989-09-08 送りローラの加圧構造 Expired - Lifetime JPH081232Y2 (ja)

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