JPH08122946A - カセットの割出し装置、記憶発光体要素の読取り装置及び記憶発光体プレートの読取り消去方法 - Google Patents

カセットの割出し装置、記憶発光体要素の読取り装置及び記憶発光体プレートの読取り消去方法

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JPH08122946A
JPH08122946A JP7211841A JP21184195A JPH08122946A JP H08122946 A JPH08122946 A JP H08122946A JP 7211841 A JP7211841 A JP 7211841A JP 21184195 A JP21184195 A JP 21184195A JP H08122946 A JPH08122946 A JP H08122946A
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays
    • G03B42/04Holders for X-ray films
    • G03B42/045Holders for X-ray films apparatus for loading or unloading the holders

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットを用いずに異なる大きさのカセット
を割出すオートローダーを提供する。 【解決手段】 オートローダーは、複数の溝を形成する
複数の隔壁を有する引離し機構と前記溝に対応する複数
の溝を形成する複数の隔壁を有する割出し機構とを含ん
でいる。割出し器駆動機構が割出し機構を引離し機構の
本来位置に対し動かし、割出し機構の隔壁により形成さ
れた溝が引離し機構の隔壁により形成された溝に対し1
つの位置だけ動かされる。引離し器駆動機構が引離し機
構を割出し機構の本来位置に対し動かし、引離し機構の
隔壁により形成された溝の底面が、割出し機構の隔壁に
より形成された溝の底面が位置する平面とは異なる平面
上に位置するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概して電子画像走査
装置に関する。さらに詳細には、本発明は記憶発光体読
取器においてカセットを割出すための方法と装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子画像走査装置は露光された記憶発光
体要素を自動的に走査し画像を表現する電子データを発
生するために導入されてきた。この走査装置は、記憶発
光体要素を刺激性放射線で走査することにより形成され
た画像を光電式に検知する読取りユニットを組込んでい
る。この読取りユニットにより走査されると、記憶発光
体要素は続いての使用のため消去ユニットにより消され
る。
【0003】記憶発光体要素例えばフィルムシート又は
プレートを処理目的のため保護カセットの中に置くこと
が望まれる。例えば、米国特許第5,310,059号
と米国特許第5,276,333号はX線記憶発光体プ
レートと共に用いるためのカセットを示している。本明
細書に参照例として引用されている米国特許第5,33
0,309号に記載された型式のフックつき引出し器
は、上記のように走査装置の読取りユニットと消去ユニ
ットへの提示のために記憶発光体プレートをカセットか
ら引出すのに用いられる。消去されると、記憶発光体プ
レートは保護カセットの中に挿入し戻される。
【0004】処理効率を向上させるため、オートローダ
ー(自動装填)装置が開発され引出し装置への複数のカ
セットの提供を自動化し、それにより個々のカセットを
装填するオペレーターの退屈な仕事を解放するようにし
ている。例えば、参照例として引用されている米国特許
第5,328,019号は引出しのため複数のカセット
を読取り位置へと割出す歯つきベルトを利用するオート
ローダー(自動装填)機構を開示している。ピンチロー
ラ駆動組立体が、読取り位置のカセットを、例えば参照
例として引用される米国特許第5,315,632号に
開示された型のカセット固定機能の中に前進させ、それ
により上記のフックつき引出し器が記憶発光体プレート
を保護カセットから引出すことができるようにするのに
用いられる。
【0005】上記のオートローダー(自動装填装置)の
使用に対する1つの欠点は前記歯つきベルトが特定の大
きさのカセットを受け入れるよう構成されていることで
ある。しかし医療画像形成分野においては異なる画像形
成用途のために種々の大きさのカセットを用いるのが普
通である。異なる大きさのカセットに適応するため、歯
つきベルトは使用される最大の大きさのカセットを受け
入れる水平方向の引離し距離を有するよう構成されそし
てこれより小さいカセットが最大のカセットに等しい寸
法を有するパレットに置かれる。このパレットは次に最
大のカセットと同じやり方でオートローダーに載せられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のパレットの使用
はオペレーターにとって余分の手動操作を必要としまた
パレットが利用されない時の保管上の問題を生じる。し
たがって、パレットの使用を必要としないで変動する大
きさのカセットを自動的に割出すオートローダーを提供
することが望まれる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は変動する大きさ
のカセットをパレットの使用を必要としないで自動的に
割出す垂直のオートローダー(自動装填装置)を提供す
る。この垂直のオートローダーはまた複数の走査ユニッ
ト構造とし組合わされたオートローダーと走査機によっ
て要求される全体の床空間の足場を減少させることがで
きる。
【0008】垂直オートローダーは複数の溝を区画形成
する複数の隔壁を有する引離し機構と、この引離し機構
の隔壁により区画形成された溝に対応する複数の溝を区
画形成する複数の隔壁を有する割出し機構とを含んでい
る。割出し駆動機構が割出し機構を引離し機構の本来位
置に対し移動させ、引離し機構の隔壁により区画形成さ
れた溝の底面が、割出し機構の隔壁により区画形成され
た溝の底面が位置する平面とは異なる平面上に位置する
ようにする。
【0009】引離し機構は好ましくは後部引離し器と底
部引離し器とを含みまた割出し機構は後部割出し器と底
部割出し器とを含み、これら引離し機構と割出し機構の
隔壁によって区画形成された溝が、底部引離し器と底部
割出し器の各隔壁によって形成された水平方向に位置す
る溝と、後部引離し器と後部割出し器の各隔壁によって
形成された垂直方向に位置する溝とを含んでいる。
【0010】各割出し作用の後に正しく整合されたカセ
ットを保持するため、水平方向に位置する溝に直角に延
びる少なくとも1つの移送ローラが好ましくは設けられ
る。この移送ローラは駆動シャフトに取付けられた複数
の駆動ローラを含み、駆動ローラの各々は水平方向に位
置する溝の1つに対応している。駆動ローラの駆動シャ
フトに対する接触面は滑りクラッチを構成する。
【0011】作動時、引離し駆動機構が底部引離し器を
垂直方向に動かしそして割出し駆動機構が底部割出し器
を垂直方向及び水平方向に動かす。割出し駆動機構はま
た後部割出し器を第1の水平方向と第1の水平位置に直
角な第2の水平方向に動かし、これに対し引離し駆動機
構が後部引離し器を第2の水平方向にのみ動かす。割出
し器と引離し器の循環作用はカセットが垂直のオートロ
ーダーの読取り位置に割出されるようにする。
【0012】カセットの即時走査を必要とする緊急事態
に適応するため、排出機構が設けられ読取り位置に近接
した位置にあるカセットを垂直のオートローダーから排
出する。
【0013】走査機ユニットと組合わせた垂直のオート
ローダーの種々の構造はカセットの内部に収容されたプ
レートが垂直の平面上のカセットから引出されるように
する。この垂直平面の引出しはオートローダーと走査機
との組合せの全体の床空間の足場を公知の装置と比べて
減少させる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は添付図面を参照してさら
に詳細に記載される。
【0015】米国特許第5,328,019号に記載さ
れた型式の公知の走査ユニット12に連結された公知の
カセットオートローダー10の前方斜面図が図1に示さ
れている。カセットオートローダー10はカセット16
を装填位置(1〜10)から読取り位置へと割出し記憶
発光体プレートをカセット16から引出すのに用いられ
る歯つきベルト14を含んでいる。カセットが読取ら
れ、消去されそしてカセットの中へと挿入して戻される
と、歯つきベルト14がカセット16を抜取り位置(A
〜J)に割出す。
【0016】図1に示される走査機ユニット12は記憶
発光体プレートをカセット16と同じ水平面上で受け取
りかつ処理するよう配設されている読取りユニット18
と消去ユニット20(図2に破線で示されている)を含
んでいる。読取りユニット18は、その内容が本明細書
に参照されている米国特許第4,743,758号、米
国特許第5,105,079号、米国特許第5,10
7,116号及び米国特許第5,151,592号のう
ちの何れかに記載されている型の走査及び収集機構を含
んでいる。消去ユニット20は消去作用中にプレートを
照らす光源、例えば複数の螢光管を含んでいる。プレー
トは引出され米国特許第5,330,309号に記載さ
れた型式の移送機構22により読取りユニット18と消
去ユニット20との間に移送される。移送機構22は基
部プレート26に取付けられた可動台24を含んでい
る。可動台24はモーター30により駆動される駆動ね
じ28を含んでいる。駆動ねじ28は1つの要素(図示
しない)によって可動台24と係合する駆動ナット(図
示しない)に螺合され、可動台24を消去ユニット20
の下側の受け取り位置から読取りユニット18(仮想線
で示される)内部の走査位置32へと案内レール34に
沿って動かすようにする。
【0017】作動時、カセット16が米国特許第5,3
15,632号に記載された型式の固定機構36により
読取り位置の所定個所に固定される。カセット16へま
たカセット16から離れて移動するようになっている引
出し棒組立体38が所定位置へと移動されカセットに収
容されているプレートを引出す。引出し棒組立体38は
プレートを消去ユニット20の下側の受け取り位置の可
動台上に引出す。可動台24は次にプレートが読取りユ
ニット18により走査されている時間の間一定速度で走
査位置に割出される。走査作用が完了すると、可動台2
4が受け取り位置に戻され消去ユニット20が作動され
てプレートを消去する。引出し棒組立体38が次にプレ
ートをカセット16に戻す。
【0018】上記の公知の走査ユニット12において
は、カセット16が、オートローダー10により読取り
位置(装填位置と抜取り位置との間の中央にある)に配
置され、カセット16から取出され、そして同じ水平面
上で処理される。公知のオートローダー10の歯つきベ
ルト14に対し異なる大きさのカセットを支持するた
め、カセットは、カセット16が保持されカセット16
又はパレットの平行な縁(左右の側面)に用いる読取り
位置に対し位置決めされるとき、最初に歯つきベルト1
4の間の水平方向の変位に合致する外側寸法を有するパ
レットの中に装填されなければならない。パレットの使
用はオペレーターの部分に余分の手動操作を必要としま
たさらにパレットが利用されない時パレットのための余
分の保管空間を必要とする。
【0019】本発明はカセットが垂直方向に向けられる
オートローダーを設けることにより異なる大きさのカセ
ットを処理するためのパレットの使用と関連する問題を
解消するが、本発明においてはカセットがカセットの2
つの交差する縁を用いることにより読取り位置に所定位
置で整合される。図3を参照すると、本発明による垂直
のオートローダー40が改造された走査ユニット42と
組合わされて示されている。この改造された走査ユニッ
ト42は図1に示される公知の走査ユニット12の同じ
読取りユニット18、消去ユニット20及び移送機構2
2を用いている。しかし読取りユニット18、消去ユニ
ット20及び移送ユニット22は90度だけ回転されそ
れにより移送機構22がカセット16を垂直位置で垂直
のオートローダー40から受け取るようになっている。
読取りユニット18と消去ユニット20との間のカセッ
ト16から引出されたプレートの運動はしたがって垂直
の平面上である。垂直のオートローダー40は読取り位
置保護体48によって被覆される読取り位置によって引
離された装填部署44と抜取り部署46とを含んでい
る。垂直のオートローダー40は簡略化の目的で装填部
署44を参照して以下にさらに詳細に記載される。しか
し抜取り部署46の作用と構造は装填部署44の作用と
構造と同じである。
【0020】装填部署44の斜面図が図4に示されてい
る。装填部署44は、それぞれが複数のカセット装填溝
を区画形成する複数の隔壁又はフインを含む、可動後部
割出し器50、可動後部引離し器52、可動底部割出し
器54、及び可動底部引離し器56を含む割出し機構と
引離し機構を組込んでいる。後部割出し器50と後部引
離し器52とにより区画形成された位置決め溝は垂直方
向に向けられ、一方底部割出し器54と底部引離し器5
6とにより区画形成された位置決め溝は水平方向に向け
られる。底部割出し器54と底部引離し器は好ましくは
間に配設された移送ローラ62を有する複数の割出し要
素58と引離し要素60(図示の実施態様では3個ず
つ)を含んでいる。移送ローラ62はカセット16が以
下にさらに詳細に記載されるように各割出し作用後にス
トッパパッド64に当接して正しく位置するのを保証す
るのに利用される。読取り位置保護体48又は左側プレ
ート(図4には示されていない)が、装填位置44の右
側プレート(図示しない)に配設された送信機(図示し
ない)から発生された放射線68が中断された時位置の
はずれたカセットを検知する光学的位置センサーを含ん
でいる。図3は左側キャビネット側部プレートと右側キ
ャビネット側部プレートとの間に延び装填部署44と抜
取り部署46とにおける位置のはずれたカセットを検知
する放射ビーム68を示している。入口案内70が好ま
しくは割出し機構と引離し機構とにより区画形成された
カセット装填溝に整列する複数の案内溝が得られるよう
用いられる。図5は斜面図でありまた図6は装填部署4
4で装填された種々の大きさのカセット16を示す頂面
図である。
【0021】カセット16の装填部署44の中への実際
の装填が図7〜10に示されている。図7に示されるよ
うに、カセット16は最初割出し要素58と引離し要素
60とにおける摩耗を減少させる入口案内70との接触
を行い、以下にさらに詳細に記載されるその関連の駆動
機構にカセット挿入の第1段階の衝撃を吸収することに
より接触を行う。詳細には、オペレーターはカセット1
6を傾いて僅かに戻されるように導入し、そしてカセッ
ト16の底縁を入口案内70の案内溝を区画形成する入
口案内隔壁72(図5参照)の間に落とし、ここでカセ
ット16が案内溝の底を区画形成する傾斜した通路74
の前縁に衝き当たる。カセット16はついで回動点の周
りに回転されその底縁を水平位置に移動させ、カセット
16は次に、図10に示されるようにストッパパッド6
4に対して十分に着座されるまで割出し要素58と引離
し要素60の隔壁(図8と図9)によって区画形成され
たカセット案内溝の中に挿入される。入口案内70はカ
セット16が水平位置に回転された時割出し要素58と
引離し要素60との隔壁に整列されるのを保証する。入
口案内隔壁72は、先端縁隅部が最も細くまたその根元
部が割出し要素58と引離し要素60との隔壁の幅と等
しい最も幅広であるようにテーパーがつけられ、またさ
らにカセット16が前記隔壁の間に最小の抵抗と振動で
滑り落ちることができるように傾斜した縁を有してい
る。
【0022】図7〜10に示されるように、4つの潜在
的な衝突段階がカセット挿入中に生じ、入口案内70の
前縁との衝突、カセット16が回転されるときの衝撃、
割出し要素58、引離し要素60及び駆動ローラ62と
の衝突、及びカセット16が完全に着座されるときのス
トッパパッド64との衝突を含んでいる。入口案内70
は好ましくは衝撃吸収材料から製造され又は衝撃受台に
より垂直オートローダー40に取付けられ第1段階の衝
突から読取器42への振動の伝達を減少させるようにす
る。第2の段階の衝突は、図11にさらに詳細に示され
るように、第1の割出し要素と引離し要素の底面を入口
案70の傾斜した通路74と関連してわん曲させること
により最小となるようにし、それによりカセット16の
底縁が水平位置に回転するとき転動接触点を有するよう
にしている。駆動ローラ62上のエラストマー被膜が好
ましくは第3段階の衝突の衝撃を最小にするよう用いら
れる。第4段階の衝突の衝撃はストッパパッド64をエ
ネルギー吸収材料から作ることにより最小にされる。
【0023】カセットを読取り位置案内48の下側に位
置する読取り位置に向って割出すための後部割出し器5
0、後部引離し器52、底部割出し器54及び底部引離
し器56の作動は図12〜17を参照して以下に記載さ
れる。図12に示されるように、カセット16を割出す
第1の段階は、底部引離し器56の引離し要素60を垂
直方向(−Z)に下降させまた後部引離し器52を水平
方向(Y)に戻るよう動かしカセット16の底縁と前縁
が底部引離し器56と後部引離し器52との隔壁の間に
位置しないようにすることである。この時点で、カセッ
ト16は後部割出し器50と底部割出し器54とによっ
てもっぱら保持される。図13を参照すると、後部割出
し器50と底部割出し器54は後部引離し器の水平の運
動方向と直角の水平方向(−X)に読取り位置に向って
1つの位置だけ同時に動かされ、それにより全てのカセ
ットが適宜割出されるようにする。後部引離し器52と
底部引離し器56が図14に示されるようにその最初の
もとの位置に上昇され戻される(Z方向)。後部割出し
器50が次に引込められ(Y方向)底部割出し器54が
図15に示されるように下降され(−Z方向)、それに
よりカセット16が後部引離し器52と底部引離し器5
6によってのみ保持されるようにする。図16に示され
るように、後部割出し器50と底部割出し器54が、依
然としてそれぞれ引込められ下降されている間にそのス
タート位置(X方向)に向って戻るよう動かされる。最
後に、図17に示されるように、後部割出し器50がそ
のスタートのもとの位置へと前方に(−Y方向)動かさ
れまた底部割出し器54がそのスタートのもとの位置に
上昇(Z方向)される。この時点で、全てのカセット1
6が読取り位置に向って1つの位置だけ割出されそして
割出し機構と引離し機構がその最初のもとの位置に戻さ
れそれにより割出し作用が繰返されるようにする。
【0024】この割出し作用の運動は1つ又は複数のカ
セット16をストッパパッド64と接触しないで動かす
ことができるようにする。最大の大きさのカセットの場
合、正しくない位置決めはカセットを読取り位置保護体
48につき当って動かなくさせることになる。このよう
な場合、位置センサー66が位置をはずれたカセットを
検知し移送ローラ62がカセット16をストッパパッド
64に向って押返すよう作動される。全てのカセットが
正しく着座されるのを保証するため、割出し作用の直前
の短い時間移送ローラ62を作動させることがまた好ま
しい。
【0025】図示された実施態様において、2つの組の
移送ローラ62が設けられカセット16の全重量がこれ
ら移送ローラ62により支持されまた適当な摩擦力がロ
ーラ62とカセット16との間に与えられカセットを後
部ストッパパッド64に向って駆動する。最も簡単な形
式においては、移送ローラ62は装填部署44の長さを
横切って延びる単一の駆動表面を有する全長ローラから
なっている。しかしこの単一構造の欠点は、着座してい
ないカセットが駆動される時ストッパパッドに当接して
すでに正しく着座されているカセットを移送ローラ62
が引きずってすり減らすことである。このすり減らし作
用はカセット16と移送ローラ62の表面とに受け容れ
られない摩耗を生じさせる。この問題を解消するため、
図18に示される型の分割されたローラ組立体が移送ロ
ーラ62として用いられる。この分割されたローラ組立
体は複数の駆動ローラ78が配設された駆動シャフト7
6を含んでいる。駆動ローラ78はウレタンのような高
摩擦表面材料82で被覆された芯体80を含み、駆動ロ
ーラ78がカセット16に対し滑る機会を最小にする。
駆動シャフト86とローラ芯体80のための材料は適当
な摩擦と摩耗の特性が得られるよう選択され、1つのカ
セットがストッパパッド64に対し正しく着座した時駆
動シャフト76上を滑るのを保証し、すなわちローラ芯
体80と駆動シャフト76との間の接触面が滑りクラッ
チとして作用しそれにより表面材料82とカセット16
との間の滑りをなくするのを保証するようにしている。
【0026】図18もまた読取り位置に近接した駆動ロ
ーラ78′を駆動シャフト76の駆動方向と反対の方向
に駆動するのに用いられる排出駆動ホイール84を含む
排出機構の使用を示している。この駆動ホイール84は
読取り位置に近接したカセットを排出し“静止”(緊
急)カセットを挿入できるようにするために用いられ
る。これを行うため、駆動ホイール84が読取り位置に
近接した駆動ローラ78′と接触するよう上昇され駆動
ローラ78′がカセットをオペレーターによって容易に
取出される位置へと外側に押出すようにする。静止カセ
ットが次に排出されたカセットの場所に挿入される。
【0027】カセット16が読取り位置に向って水平方
向に移送されている時割出しサイクルの一部の間カセッ
トが駆動ローラ78上に載らないのが望ましいことが注
目されるべきである。これは図18に示される型の分割
されたローラ組立体の使用の場合に特に重要であるが、
その理由はこのローラ組立体の断面を横切って側方に押
されるカセット16が駆動ローラ78の間の溝にしがみ
つくようになるからである。したがって底部割出し器5
4がカセット16を割出し作用の前にローラ78から持
ち上げることが望ましい。図19は好ましい割出し方法
を示し、この割出し方法では、底部引離し器56が段階
1でもとの位置から下降され、底部割出し器54が上昇
され底部割出し器54により支持されたカセット16が
段階2で移送ローラ62の高さより上方にあるように
し、底部割出し器54が次に段階3で水平方向に1つの
位置だけ動かされ、底部引離し器56が段階4でもとの
位置に戻るよう上昇され、底部割出し器54が下降され
カセットが段階5で底部引離し器56により支持される
ようにし、底部割出し器56が次に段階6でもとの位置
に向って戻るよう水平に動かされ、ついで段階7でもと
の位置に戻るよう上昇される。
【0028】他の方法は通常割出し要素と引離し要素の
下方に凹所が形成された移送ローラ62を有するものと
され、それにより移送ローラ62がカセット16を駆動
するのに必要である時カセット16を移送ローラ62と
共に上昇させるようにする。しかしこのような方法は移
送ローラ62を上昇させ下降させるため他のアクチュエ
ータ機構を必要とする。移送ローラ62はまた走査作用
の間大量のカセットを上昇させ下降させるのに必要とさ
れ、このため走査加工物を生じさせる振動をひき起こす
ようになる。これに対し、図19に示されるような割出
し作用の間のカセット16の上昇は、走査作用が一般に
割出し作用の間に行われることがないので、カセット1
6の運動によって生じた振動が走査加工物を生じさせな
いのを保証する。
【0029】図19に記載された作動順序を達成するた
めの好ましい機構が図20〜24に示されている。図2
0を参照すると、3つのステッピングモーターが用いら
れ割出し作用を行うために用いられる。これらのモータ
ーは制御電子機器23(図3)によって制御され、電子
機器23は例えば、垂直オートローダー40の全作動を
制御するマイクロプロセッサー、マイクロコントローラ
ー又は個々の部分からなる論理回路を含んでいる。垂直
オートローダー40の種々の構成要素の位置は公知のよ
うな方法でセンサーにより検知され、その出力は制御電
子機器23に供給される。引離し器モーター86が一組
のシャフト88を駆動するのに用いられ、また底部引離
し器支持体92(図21に示される)をシャフト88の
端部に配設された電子カム従動子90により上下に駆動
するのに用いられる。同じ様式で、割出し器引出しモー
ター94が他の組のシャフト96を駆動するのに用いら
れ底部割出し支持体98(図22に示される)をシャフ
ト96に配設された偏心カム従動子97により上下に作
動させるようにする。引離し器モーター86により作動
されるシャフト88が固定基体100に取付けられる。
割出し器引出しモーター94により駆動されるシャフト
は、割出しフレーム102に取付けられ、割出しフレー
ム102は、割出し器並進モーター106(好ましくは
直線状アクチュエーター)により1カセット位置だけ、
割出しフレーム102の4つの隅部に置かれた割出しホ
イール104上を側方に並進される。割出し器フレーム
案内108が設けられ、ホイール抑止ストラップ(帯
体)110により保持される割出しフレーム支持ホイー
ル104と組合わされて割出しフレーム102を固定基
体100に対し少しの自由度に制限する。割出し器支持
案内112と引離し器支持案内114が対応の案内溝に
はまり、底部割出し器支持体98と底部引離し器支持体
92の運動を対応の偏心輪に対し垂直方向の走行に制限
する。図示の実施態様において、後部引離し器52と後
部割出し器50の引出し運動は、底部引離し器支持体9
2と底部引離し器支持体98との垂直方向の運動により
駆動されるカムリンク機構によって作動される。詳細に
は、後部引離し器支持体116が固定基体100に回動
点118で連結されまた底部引離し器支持体92に引離
し器カムリンク機構120を介して連結される。後部割
出し器支持体122が割出しフレーム102に回動点1
24で連結されまた底部割出し器支持体98に割出しカ
ムリンク機構126を介して連結される。後部割出し器
50と後部引離し器52とがついで後部割出し器支持体
122と後部引離し器支持体116とにそれぞれ連結さ
れ、また底部割出し器54と底部引離し器56の割出し
要素58と引離し要素60とが図23に示されるように
底部割出し器支持体98と底部引離し器支持体92とに
連結される。
【0030】駆動ローラ組立体が図24に示されてい
る。駆動モーター128が、駆動トルクを駆動ローラ7
8に伝えるローラー駆動ベルト130を介して、駆動シ
ャフト76を駆動するのに用いられる。図24はまた図
18を参照してすでに記載されたようにカセットを排出
するのに用いられる排出駆動ホイール84を駆動するの
に用いられる機構を示している。図25にさらに詳細に
示されるように、この機構は回動プレート134に取付
けられた緊張プーリ133を駆動するモーター132を
含んでいる。回動プレート134はオペレーターがフィ
ンガー支持体138を押下げた時回動点136の周りに
回動する。回動プレート134の運動はモーター132
を駆動させるマイクロスイッチ144を作動させ、また
さらに緊張プーリ133、遊動プーリ136及び駆動ホ
イール84の周りに掛け渡された駆動ベルト140を緊
張させる。駆動ベルト140の緊張は駆動ホイール84
を上方に向けかつ読取り位置に近接して配設された駆動
ローラ78′と接触させる。駆動ホイール84は反時計
方向回転で駆動され、この反時計方向回転は次に駆動ロ
ーラ78′に時計方向回転を与え読取り位置に近接した
カセット溝の中の駆動ローラ78′の頂面上に位置する
カセット16が排出されるようにする。
【0031】上述のように、抜取り部署46の構造と作
用は本質的に装填部署44の作用と一致している。抜取
り部署46はしかし、カセットが読取り位置から取出さ
れるとカセットの整合は重要ではなくなるため移送ロー
ラ62をなくすことにより簡単化することができる。さ
らに、カセットを排出するための機構はまた、読取り位
置の下流側では必要とされないので取外すことができ
る。
【0032】異なる大きさのカセットを処理するための
パレットの使用を要しないようにするのに加えて、垂直
オートローダー40は組合わされた垂直オートローダー
と走査機ユニットにとって必要とされる床空間の大きさ
を公知の装置から減少できるようにする。この床空間の
減少は、図1に示される公知の装置における水平な平面
上の運動とは反対に、垂直な平面上での読取りユニット
18と消去ユニット20との間のプレートの運動によっ
てもたらされる。
【0033】垂直オートローダー40は様々な走査機構
造と共に用いることができる。消去ユニットと読取りユ
ニットとは図26に示されるような構造とし、それによ
り読取りユニット18が、読取りユニット18の走査部
分を消去ユニット20の前方に置くことにより、引出し
機構がプレートをカセットから引出すにつれて、プレー
トを走査するようにすることができる。さらに、垂直オ
ートローダー40はプレートがカセットから水平でなく
垂直に引出されるように構成することができる。
【0034】図27に示される実施態様において、例え
ば、垂直オートローダー10が図26に示される実施態
様から90度だけ回転された消去ユニット20と読取り
ユニット18の上方に構成されている。作動時、カセッ
ト16は垂直オートローダー40により読取り位置に割
出される。プレートはすでに記載された型の引出し機構
によりカセットから垂直に引出される。プレートは引出
されるにつれて読取りユニット18により走査される。
十分に引出され走査されると、プレートは消去ユニット
20により消去される。プレートはついでカセット16
に垂直に挿入されて戻されそして読取り位置から抜取り
部署46に移送される。
【0035】さらにまた、垂直ローダー40の装填部署
44と抜取り部署46が図28に示される実施態様に示
されるように並んで置かれるよりはむしろ積重ねること
ができる。図29に示されるように、プレート引出し機
構と電子機器は容易に使用時接近できるよう蝶着するこ
とができる。この実施態様では、カセットが第1の水平
高さで装填部署44の読取り位置から受取られそして抜
取り部署46に近接した第2の水平高さで位置する固定
機構に移送される。プレートは次に引出し機構により垂
直に引出されそして読取りユニット18により引出し中
に走査される。十分に走査されかつ消去されると、プレ
ートはカセットに垂直に挿入されて戻されそしてカセッ
トは抜取り部署46へと移送される。
【0036】最後に、装填部署44と抜取り部署46が
図30に示す実施態様に示されるように背中合わせに配
置される。しかしこの実施態様は、プレートを読取りユ
ニット18を通過して装填部署44の読取り位置から引
出す第1の引出し機構146と、移送機構がカセットを
装填部署44から抜取り部署46に水平方向に移送した
後プレートを抜取り部署46の“読取り”位置から引出
しこれらプレートを消去ユニット20に与える第2の引
出し機構148とからなる、2つの引出し機構を必要と
する。作動時、1つのカセットが装填部署44により読
取り位置に割出される。第1の引出し機構146が次に
プレートをカセットから垂直に引出し、プレートは読取
りユニット18により引出し中に走査される。プレート
はついでカセットの中へ垂直に挿入されて戻され、カセ
ットは抜取り部署46の“読取り”位置に移送される。
第2の引出し機構148が次にプレートをカセットから
垂直方向に引出し消去ユニット20に与えるようにす
る。
【0037】図27〜30に示される実施態様におい
て、カセットはカセットの引出し基準縁が下方に面する
ように垂直オートローダー40の中に装填される。この
ような構造は付加的な利点をもたらす。例えば、プレー
トが読取りユニット18の中へと引出されている間に読
取られる構造は、下側の6個の角形足の床空間の足場を
備えた最も小型のオートローダーと走査機の組合せをも
たらす。図30の構造は他のプレートが走査されている
間に1つのプレート上で消去作用が行われ、それにより
全体の処理サイクル時間を減少することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の垂直オートローダーは広範囲の
大きさのカセットを処理するのにパレット又はその他の
アダプターを使用する必要のない様々な小型の記憶発光
体読取り器の開発ができるようにする。パレットの必要
性のないことは消費者にとって著しい時間及び装置の費
用の節減となる。パレットを不必要とすることはまた、
レットが損傷しゆがみ易くまた消費者により誤まって用
いられることがあるため、装置の信頼性を向上させるも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知のオートローダーと走査機の斜面図であ
る。
【図2】図1に示される走査機の引出し機構と移送台を
示す図である。
【図3】本発明による改造された走査機に連結された垂
直オートローダーの斜面図である。
【図4】図3に示される垂直オートローダーの装填部署
を示す斜面図である。
【図5】カセットが装填された図4に示される装填部署
の斜面図である。
【図6】カセットが装填された図4に示される装填部署
の頂面図である。
【図7】カセットの装填部署への配置の第1の段階を示
す図4に示される装填部署の側面図である。
【図8】同上第2の段階を示す側面図である。
【図9】同上第3の段階を示す側面図である。
【図10】同上第4の段階を示す側面図である。
【図11】入口案内のわん曲表面を示す図4の装填部署
の側面図である。
【図12】カセットが割り出されるときの図4に示され
る装填部署の斜面図である。
【図13】図12の割出しの次の段階を示す斜面図であ
る。
【図14】図13の次の段階の斜面図である。
【図15】図14の次の段階の斜面図である。
【図16】図15の次の段階の斜面図である。
【図17】図16の次の段階の斜面図である。
【図18】図4に示す装填部署に用いられる移送ローラ
の詳細図である。
【図19】好ましい割出し順序の底部割出し器と底部引
離し器の運動を示す図である。
【図20】図4の装填部署の部分組立て図である。
【図21】図20の次の組立て過程を示す図である。
【図22】図21の次の組立て過程を示す図である。
【図23】図22の次の組立て過程を示す図である。
【図24】図23の次の組立て過程を示す図である。
【図25】図4に示す装填部署に組込まれた排出機構の
斜面図である。
【図26】本発明の走査機ユニットに連結された垂直オ
ートローダーの第2の実施態様を示す図である。
【図27】本発明の走査機ユニットに連結された垂直オ
ートローダーの第3の実施態様を示す図である。
【図28】本発明の走査機ユニットに連結された垂直オ
ートローダーの第4の実施態様の斜面図である。
【図29】図28の垂直オートローダーを一部用いたと
ころを示す斜面図である。
【図30】本発明の走査機ユニットに連結された垂直オ
ートローダーの第5の実施態様の斜面図である。
【図31】本発明の装填部署、抜取り部署における底部
割出し器、底部引離し器の斜視図である。
【符号の説明】
10…カセットオートローダー 12…走査ユニット 14…歯付きベルト 16…カセット 18…読取りユニット 20…消去ユニット 22…移送機構 23…制御電子機器 24…可動台 26…基体プレート 28…駆動ねじ 30…モーター 32…走査位置 34…案内レール 36…固定機構 38…引出し棒組立体 40…垂直オートローダー 42…走査ユニット 44…装填部署 46…抜取り部署 48…読取り位置案内 50…後部割出し器 52…後部引離し器 54…底部割出し器 56…底部引離し器 58…割出し要素 60…引離し要素 62…移送ローラ 64…ストッパパッド 66…位置センサー 68…ビーム 70…入口案内 72…入口案内隔壁 74…傾斜通路 76…駆動シャフト 78…駆動ローラ 80…芯体 82…表面材料 84…駆動ホイール 86…引離し器モーター 88…シャフト 90…偏心カム従動子 92…底部引離し器支持体 94…割出し器引出しモーター 96…シャフト 97…偏心カム従動子 98…底部割出し器支持体 100…固定基体 102…割出しフレーム 104…割出しホイール 106…割出し器並進モーター 108…割出し器フレーム案内 110…ホイール保持ストラップ 112…割出し器支持体案内 114…引離し器支持体案内 116…後部引離し器支持体 118…回動点 120…引離し器カムリンク機構 122…後部割出し器支持体 124…回動点 126…割出し器カムリンク機構 128…駆動モーター 130…ローラー駆動ベルト 132…モーター 133…緊張プーリ 134…回動プレート 136…回動点 138…フィンガー支持体 140…駆動ベルト 142…遊動プーリ 144…マイクロスイッチ 146…第1引出し機構 148…第2引出し機構 200…ベルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直に位置するカセットの積層体を割出
    す装置であって、 複数の溝を区画形成する複数の隔壁を含む引離し機構
    と、 引離し機構の隔壁により区画形成された溝に対応する複
    数の溝を区画形成する複数の隔壁を含む割出し機構と、 引離し機構の本来位置に対し割出し機構を動かす割出し
    器駆動手段であって、割出し機構の隔壁により区画形成
    された溝が引離し機構の隔壁により区画形成された溝に
    対し1つの位置だけ動かされる、割出し器駆動手段と、 引離し機構を割出し機構の本来位置に対し動かす引離し
    器駆動手段であって、引離し機構の隔壁により区画形成
    された溝の底面が、割出し機構の隔壁により区画形成さ
    れた溝の底面が位置している平面とは異なる平面上に位
    置している、引離し器駆動手段、 とを具備しているカセットの割出し装置。
  2. 【請求項2】 引離し機構が後部引離し器と底部引離し
    器とを含みまた割出し機構が後部割出し器と底部割出し
    器とを含み、 引離し機構と割出し機構の隔壁により区画形成された溝
    が、底部引離し器と底部割出し器の隔壁により形成され
    た水平方向の溝と、後部引離し器と後部割出し器の隔壁
    により形成された垂直方向の溝とを含み、 引離し器駆動手段が底部引離し器を垂直方向に動かし、
    割出し器駆動手段が底部割出し器を水平方向に動かし、 割出し器駆動手段が後部割出し器を第1の水平方向と第
    1の水平方向とは直角の第2の水平方向とに動かし、引
    離し器駆動手段が後部引離し器を第2の水平方向に動か
    し、 底部引離し器が複数の引離し要素を含み、底部割出し器
    が複数の割出し要素を含み、 前記カセットの割出し装置がさらに、 水平方向の溝に直角に延びる少なくとも1つの移送ロー
    ラと、移送ローラを駆動する手段とであって、移送ロー
    ラが駆動シャフトに取付けられた複数の駆動ローラを含
    み、駆動ローラの各々が水平方向の溝の1つに対応し、
    駆動シャフトに対する駆動ローラの接触面が滑りクラッ
    チを構成している、移送ローラ及び移送ローラ駆動手段
    と、 駆動ローラの少なくとも1つを排出方向に駆動する排出
    手段であって、回動プレートに取付けられたモーター
    と、少なくとも1つの駆動ホイールと、モーターにより
    駆動される駆動ベルトとを具備し、回動プレートが回動
    点の周りに回動された時駆動ベルトが駆動ホイールと接
    触するよう移動され駆動ホイールを回転させかつ少なく
    とも1つの駆動ローラに接触させるようにしている、排
    出手段とを具備している請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 保護カセットに収容された記憶発光体要
    素を読取る装置において、 複数のカセットを読取り位置に自動的に割出すための請
    求項1に記載のカセット割出し装置と、記憶発光体要素
    を読取り位置でカセットから引出しまた記憶発光体要素
    をカセットの中に置き返すための引出し機構と、カセッ
    トから引出した後記憶発光体要素を走査する読取りユニ
    ットと、読取りユニットにより走査した後記憶発光体要
    素を消去する消去ユニット、 とを具備している記憶発光体要素の読取り装置。
  4. 【請求項4】 カセットに貯蔵された記憶発光体プレー
    トを読取りまた消去する方法であって、 (a)カセットを読取り位置に割出し機構により割出す
    段階と、 (b)プレートをカセットから垂直方向に引出し機構に
    より引出す段階と、 (c)プレートを読取りユニットにより走査し画像を表
    現する電子データを発生させる段階と、 (d)プレートを消去ユニットにより消去する段階と、 (e)プレートを引出し機構によりカセットの中に垂直
    方向に挿入して戻す段階と、 (f)カセットを抜取り位置に移送する段階、 とを含んでいる記憶発光体プレートを読取り消去する方
    法。
  5. 【請求項5】 プレートを読取りユニットにより走査す
    る段階が、プレートがカセットから引出されるときに行
    われ、 カセットを読取り位置に割出す段階が第1の水平方向の
    高さで行われ、 カセットを抜取り位置に移送する段階が第2の水平方向
    の高さで行われ、 プレートを引出す段階がプレートをカセットから下方に
    引出すことからなり、 プレートを挿入する段階がプレートをカセットの中へと
    上方に向って挿入することからなる、 請求項4に記載の方法。
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