JPH08122918A - 大型プロジェクションユニット用スクリーン取付構造 - Google Patents

大型プロジェクションユニット用スクリーン取付構造

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JPH08122918A
JPH08122918A JP6260714A JP26071494A JPH08122918A JP H08122918 A JPH08122918 A JP H08122918A JP 6260714 A JP6260714 A JP 6260714A JP 26071494 A JP26071494 A JP 26071494A JP H08122918 A JPH08122918 A JP H08122918A
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JP
Japan
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screen
mounting frame
adhesive piece
holding
projection unit
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JP6260714A
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English (en)
Inventor
Keizo Furuya
恵三 古屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実にスクリーンへ張力を与えることがで
き、かつ簡単に調整ができる大型プロジェクションユニ
ット用スクリーン取付構造を提供すること。 【構成】 スクリーン30背面側に額縁状の第1の取付
枠10を配するとともにスクリーンの外周を囲むように
して、第2の取付枠20を配す。スクリーン30上部に
設けられた保持手段1により接着片33の下端を片持す
る一方、下端部に設けられた保持手段2により接着片3
4の上端部を掛止するとともに第2の取付枠20の底面
と保持手段2との間にスプリング24を設け、スクリー
ン30上下方向へ張力を与えつつ、スクリーン30を保
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過あるいは反射型ス
クリーンを用いたプロジェクションユニットに使用され
る大型スクリーンの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の反射型あるいは透過型スクリーン
を用いたプロジェクションユニットのセパレート型の構
成を図7に示す。この図では、床置き型の透過型のプロ
ジェクションユニットを例として挙げている。図7中、
左側から映像を見る構成となっており、左側がスクリー
ン前面、右側がスクリーン背面となっている。
【0003】図7に示すように、このようなプロジェク
ションユニットは、大型スクリーン30と、投写ユニッ
ト40と、キャスタ付きの取付台50と、投写ユニット
の設置台60とから成る。
【0004】投写ユニット40は、電気回路41と、投
写管42および投写レンズ43を収納しており、ここか
ら映像光をスクリーン30上へ拡大投写している。ま
た、キャスタによりスクリーン30は前後するようにな
っており、スクリーンいっぱいに映像が投写できるよう
に調整される。
【0005】このような大型映像の画面を有効にかつ効
率良くスクリーン上に結像させるためには、図7の如
く、スクリーンを外側方向へ適度な力を加えて引っ張
り、スクリーンの面を常に平に保つための取付構造70
および80が必要となる。また、温度あるいは湿度など
の環境変化による伸び縮みの影響のないようにするた
め、その収縮を吸収するような取付構造が必要となって
いる。
【0006】この取付構造の構成を図8および図9を用
いて説明する。図8は、スクリーン部分を断面図にて示
した図であり、スクリーン下端部の取付部のみを拡大し
た図をさらに図9に示してある。
【0007】スクリーン30を囲むようにして、額縁状
にスクリーン30の取付枠81が配設されている。この
取付枠81は、コの字の形状を為しており、開口部81
Aがスクリーン30の外側に向くように配されている。
また、スクリーン30前面には、この取付枠81との間
でスクリーン30を抑えるための抑え板82が配設され
ている。なお、この取り付け枠81は、取り付け台50
に固定されている。
【0008】先に説明した取付枠81には、スクリーン
30側に配される面側に雌ねじ81Bが切られており、
この雌ねじ81Bと、抑え板82に設けられている穴8
2Aに貫挿される雄ねじ82Bとが螺合するようになっ
ている。また、開口部81Aと反対側には、開口部81
Aからボルト84が貫入されるため、ボルト84の径よ
りやや大きめの穴81Cがスクリーン背面から後方に向
かって所定の位置に設けられている。
【0009】一方、スクリーン30の端部には、スクリ
ーン30を抑えるための接着片31,32が添設されて
おり、この接着片32にも、先の穴81Cと合うよう
に、所定の位置に穴32Cが設けられている。
【0010】先の開口部81Aからボルト84が、穴8
1Cと穴32Cとの中心軸を合わせるようにして貫入さ
れる。また、このボルト84Aの頭と取付枠81の開口
部81Aと反対側の面との間には、スクリーン30の外
側方向へ力を加えるため、スプリング85が挿着され
る。したがって、ボルト84の端部に設けられた雄ねじ
とナット86に設けられている雌ねじにて、適度な張力
を与えつつ、スクリーン30を保持できるようになって
いる。また、接着片32のスクリーン30と反対側の面
側には、この接着片32を挟むようにして、保持するた
めのほぼ直角に折れ曲がった金具87が配設されてお
り、さらにこの金具87と接着片32の端面との間に
は、張力の調整を円滑に行えるようにスポンジ88が挿
着されている。なお、この金具87は、ねじ89にて先
の取付枠81に固着されている。
【0011】上部は、先に説明したスプリング85が無
い以外同様の構成であり、ボルト84およびナット86
の螺合にてスクリーン上端部を所定の位置に固定できる
ようになっている。このように下端部に、スプリング8
5を挿着して、常時、適度な張力をスクリーン外側へ与
えるようにして、スクリーン30に弛みができないよう
な取付構造となっている。
【0012】しかしながら、上述のような取付構造にお
いては、貫通ボルト84にてポイント毎にスクリーンへ
力を加えるため、スクリーン全体へ均一な張力を与える
ことができず、また、接着片の剛性が穴のある部分とそ
うでない部分とで差があるため、接着片自体にも均一の
張力を与えずらくなるという問題があった。さらに、外
側方向へ力を加えるために設けられたスプリングが貫通
穴の部分にくるため、貫通ボルトにて締め付けながら、
張力を調整する際、スプリングの圧縮力にのみにて張力
を加えるようになり、均一な張力をスクリーン全体へ与
えにくくなる上、スクリーンに波打ち現象が発生すると
いう問題があった。
【0013】さらに、保持金具と接着片の穴の位置を合
わせるのに非常に苦労するため、作業性が悪いという問
題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の大
型プロジェクションユニット用スクリーン取付構造で
は、スクリーンが弛まないようにポイント毎に張力を加
えているため、均一な張力を加えにくいという問題があ
った。また、接着片に設けられている穴と保持金具との
穴の位置合わせなどに非常に時間が掛かり、作業性が悪
いという問題があった。
【0015】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、確実
にスクリーンへ張力を加えることができ、かつ簡単にこ
の張力を調整できるような大型プロジェクションユニッ
ト用スクリーン取付構造を提供することを目的とするも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる大型プロジェクションユニット用スクリーン取付構
造は、投写ユニットから所定の距離を隔てて投写面が略
長方形状を為すスクリーンが配設され、前記投写ユニッ
トからの映像光がこのスクリーンの投写面に拡大投写さ
れる投写型の受像機に用いられる大型プロジェクション
ユニット用スクリーンの取付構造であって、スクリーン
の一方の片面側に配設され、スクリーンの外周とほぼ同
形で大きな外周を持つ額縁状の第1の取付枠と、スクリ
ーンの他方の片面側に設けられる係止部を備え、前記第
1の取付枠とほぼ同形同大の外周を持ち、前記スクリー
ンの外周を囲むようにして配設され、前記第1の取付枠
に連結固定される額縁状の第2の取付枠と、前記第1お
よび第2の取付枠の間に配置されたスクリーンを前記第
1および第2の取付枠の少なくとも一方に設けられる保
持部材を用いて保持する一方、連結固定された第1およ
び第2の取付枠に固定されるスクリーン保持手段と、を
具備したことを特徴とするものである。
【0017】請求項2記載の本発明による大型プロジェ
クションユニット用スクリーン取付構造は、投写ユニッ
トから所定の距離を隔てて投写面が略長方形状を為すス
クリーンが配設され、前記投写ユニットからの映像光が
このスクリーンの投写面に拡大投写される投写型の受像
機に用いられる大型プロジェクションユニット用スクリ
ーンの取付構造であって、スクリーンの一方の片面の端
部にそれぞれ略直方体の形状を為す複数の接着片が接着
固定されたスクリーンと、前記接着片が設けられた片面
側に配設され、スクリーンの外周とほぼ同形で大きな外
周を持ち、スクリーン側に複数の切り欠き部を備えた額
縁状の第1の取付枠とスクリーンの他方の片面側に設け
られる係止部を備え、前記スクリーンを囲むようにして
配設され、前記第1の取付枠に連結固定される額縁状の
第2の取付枠と、スクリーン片面の上端部に添設された
接着片の下端部を片持するとともに第2の取付枠の係止
部との間で接着片共々前記スクリーンを挟持する一方、
第1または第2の取付枠に固定される第1の保持手段
と、前記スクリーン片面の下端部に添設された前記接着
片の上端部を掛止するとともに第2の取付枠の係止部と
の間で接着片共々前記スクリーンを挟持する一方、前記
第2の取付枠へ固定され、前記スクリーンへ張力を加え
つつ、保持するための第2の保持手段と、を具備したこ
とを特徴とするものである。
【0018】請求項3記載の本発明による大型プロジェ
クションユニット用スクリーン取付構造は、投写ユニッ
トから所定の距離を隔てて投写面が略長方形状を為すス
クリーンが配設され、前記投写ユニットからの映像光が
このスクリーンの投写面に拡大投写される投写型の受像
機に用いられる大型プロジェクションユニット用スクリ
ーンの取付構造であって、スクリーンの一方の片面の端
部にそれぞれ略直方体の形状を為す複数の接着片が接着
固定されたスクリーンと、前記接着片を有するスクリー
ンの片面側に配設され、スクリーンの外周とほぼ同形で
大きな外周を持つ額縁状の第1の取付枠と前記接着片を
有する片面側に設けられた複数の切り欠き部とスクリー
ンの他方の片面側に設けられた係止部とを備え、前記ス
クリーンを囲むようにして配設され、前記第1の取付枠
に連結固定される額縁状の第2の取付枠と、スクリーン
片面の上端部に添設された接着片の下端部を片持すると
ともに第2の取付枠の係止部との間で接着片共々前記ス
クリーンを挟持する一方、第1または第2の取付枠に固
定される第1の保持手段と、前記スクリーン片面の下端
部に添設された前記接着片の上端部を掛止するとともに
前記係止部との間で接着片共々スクリーンを挟持する一
方、第1の取付枠へ固定され、前記スクリーンへ張力を
加えつつ、保持するための第2の保持手段と、を具備し
たことを特徴とするものである。
【0019】請求項4記載の本発明による大型プロジェ
クションユニット用スクリーン取付構造は、請求項2ま
たは3記載の本発明による大型プロジェクションユニッ
ト用スクリーン取付構造において、前記第1の保持手段
を、コの字の形状を為し、前記切り欠き部にて第1の取
付枠と第2の取付枠との間に形成される空間部に嵌入さ
れ、一方の端部にてスクリーン上端部に添設された接着
片の下端部を片持するとともに中央部にて接着片共々ス
クリーンを挟持する一方、他方の端部にて第2の取付枠
へ固定される複数の保持部材にて構成したことを特徴す
るものである。
【0020】請求項5記載の本発明による大型プロジェ
クションユニット用スクリーン取付構造は、請求項4記
載の本発明による大型プロジェクションユニット用スク
リーン取付構造において、前記スクリーン上端部に添設
された接着片の下端部を片持する保持部材と接着片との
間に、スクリーン上端部を上方へ移動するための略直方
体形状の挿入片を挿着したことを特徴とするものであ
る。
【0021】請求項6記載の本発明による大型プロジェ
クションユニット用スクリーン取付構造は、請求項2ま
たは3記載の本発明による大型プロジェクションユニッ
ト用スクリーン取付構造において、前記第1の保持手段
を、両端部が反対側へ折り曲げられ、かつ折り曲げられ
た両端部がほぼ平行な面を持ち、一方の端部にて接着片
の下端部を片持するとともに折り曲げられていない部分
にて接着片共々スクリーンを挟持する一方、他方の端部
にて第1の取付枠に固定される複数の保持部材にて構成
したことを特徴するものである。
【0022】請求項7記載の本発明による大型プロジェ
クションユニット用スクリーン取付構造は、請求項2ま
たは3記載の本発明による大型プロジェクションユニッ
ト用スクリーン取付構造において、前記第2の保持手段
は、前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記第1の
取付枠との間に形成される空間部に嵌入され、スクリー
ン片面の下端部に添設された接着片とともにスクリーン
を挟持する一方、一方の端部にて前記接着片の上端部を
掛止するためのコの字の形状を為す複数の保持部材と、
前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部と、
第2の取付枠の端面との間に挿着されるスプリングと、
前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部に穴
を設け、この穴およびスプリングを貫通するようにして
第2の取付枠へ螺入されるねじにて前記保持部材を固定
するとともに前記ねじの螺入あるいは螺出により接着片
共々スクリーン下端の位置を規制するための位置規制手
段と、で構成したことを特徴とするものである。
【0023】請求項8記載の本発明による大型プロジェ
クションユニット用スクリーン取付構造は、請求項2ま
たは3記載の本発明による大型プロジェクションユニッ
ト用スクリーン取付構造において、前記第2の保持手段
を、前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記第1の
取付枠との間に形成される空間部に嵌入され、スクリー
ン片面の下端部に添設された接着片とともにスクリーン
を挟持する一方、一方の端部にて前記接着片の上端部を
掛止するためのコの字の形状を為す複数の保持部材と、
前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部と、
第2の取付枠の底面との間に挿着されるスプリングと、
前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部に、
前記スプリングを挟むようにかつスクリーンの外周に沿
うようにして複数の穴を設け、これらの穴を貫通するよ
うにして第2の取付枠へ螺入される複数のねじにて前記
保持部材を固定するとともにこれらのねじの螺入あるい
は螺出により接着片共々スクリーン下端の位置を規制す
るための位置規制手段と、で構成したことを特徴とする
ものである。
【0024】請求項9記載の本発明による大型プロジェ
クションユニット用スクリーン取付構造は、請求項2ま
たは3記載の本発明による大型プロジェクションユニッ
ト用スクリーン取付構造において、前記第2の保持手段
を、前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記第1の
取付枠との間に形成される空間部に嵌入され、スクリー
ン片面の下端部に添設された接着片とともにスクリーン
を挟持する一方、一方の端部にて前記接着片の上端部を
掛止するためのコの字の形状を為す複数の保持部材と、
前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部と、
第2の取付枠の底面との間に挿着される複数のスプリン
グと、前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端
部に、複数のスプリングと交互に位置するようにかつス
クリーンの外周に沿うようにして複数の穴を設け、これ
らの穴およびスプリングを貫通するようにして第2の取
付枠へ螺入されるねじにて前記保持部材を固定するとと
もに前記ねじの螺入あるいは螺出により接着片共々スク
リーン下端の位置を規制するための位置規制手段と、で
構成したことを特徴とするものである。
【0025】請求項10記載の本発明による大型プロジ
ェクションユニット用スクリーン取付構造は、投写ユニ
ットから所定の距離を隔てて投写面が略長方形状を為す
スクリーンが配設され、前記投写ユニットからの映像光
がこのスクリーンの投写面に拡大投写される投写型の受
像機に用いられる大型プロジェクションユニット用スク
リーンの取付構造であって、スクリーンの一方の片面の
端部にそれぞれ略直方体の形状を為す複数の接着片が接
着固定されたスクリーンと、前記接着片が添設された片
面側に配設され、スクリーンの外周とほぼ同形で大きな
外周を持ち、スクリーン側に複数の切り欠き部を備えた
額縁状の第1の取付枠とスクリーンの他方の片面側に設
けられた係止部を備え、前記スクリーンを囲むようにし
て配設され、前記第1の取付枠に連結固定される額縁状
の第2の取付枠と、スクリーンの片面の上端部および左
右どちらか一方に添設された接着片の下端部およびスク
リーン中央方向の端部を片持するとともに第2の取付枠
の係止部との間で接着片共々前記スクリーンを挟持する
一方、第1または第2の取付枠に固定される第1の保持
手段と、スクリーンの片面の下端部および前記第1の保
持手段が設けられた側とは反対側の端部に添設された接
着片の上端部およびスクリーン中央方向の端部を掛止す
るとともに第2の取付枠の係止部との間で接着片共々前
記スクリーンを挟持する一方、前記第1の保持手段とと
もに前記スクリーンへ張力を加えつつ、スクリーンを保
持するための第2の保持手段と、を具備したことを特徴
とするものである。
【0026】請求項11記載の本発明による大型プロジ
ェクションユニット用スクリーン取付構造は、投写ユニ
ットから所定の距離を隔てて投写面が略長方形状を為す
スクリーンが配設され、前記投写ユニットからの映像光
がこのスクリーンの投写面に拡大投写される投写型の受
像機に用いられる大型プロジェクションユニット用スク
リーンの取付構造であって、スクリーンの一方の片面の
端部にそれぞれ略直方体の形状を為す複数の接着片が接
着固定されたスクリーンと、前記接着片が添設された片
面側に配設され、スクリーンの外周とほぼ同形で大きな
外周を持つ額縁状の第1の取付枠と前記接着片を有する
片面側に設けられた複数の切り欠き部とスクリーンの他
方の片面側に設けられた係止部とを備え、前記スクリー
ンを囲むようにして配設され、前記第1の取付枠に連結
固定される額縁状の第2の取付枠と、スクリーンの片面
の上端部および左右どちらか一方に添設された接着片の
下端部およびスクリーン中央方向の端部を片持するとと
もに第2の取付枠の係止部との間で接着片共々前記スク
リーンを挟持する一方、第1または第2の取付枠に固定
される第1の保持手段と、スクリーンの片面の下端部お
よび前記第1の保持手段が設けられた側とは反対側の端
部に添設された接着片の上端部およびスクリーン中央方
向の端部を掛止するとともに第2の取付枠の係止部との
間で接着片共々前記スクリーンを挟持する一方、前記第
1の保持手段とともに前記スクリーンへ張力を加えつ
つ、スクリーンを保持するための第2の保持手段と、を
具備したことを特徴とするものである。
【0027】請求項12記載の本発明による大型プロジ
ェクションユニット用スクリーン取付構造は、請求項1
0または11記載の本発明による大型プロジェクション
ユニット用スクリーン取付構造において、前記第1の保
持手段を、コの字の形状を為し、前記切り欠き部にて第
1の取付枠と第2の取付枠との間に形成される空間部に
嵌入され、一方の端部にてスクリーン上端部および左右
とちらか一方の端部に添設された接着片の下端部および
スクリーン中央方向の端部を片持するとともに中央部に
て接着片共々スクリーンを挟持する一方、他方の端部に
て第2の取付枠へ固定される複数の保持部材にて構成し
たことを特徴とするものである。
【0028】請求項13記載の本発明による大型プロジ
ェクションユニット用スクリーン取付構造は、請求項1
0または11記載の本発明による大型プロジェクシンユ
ニット用スクリーン取付構造において、前記スクリーン
上端部および左右どちらか一方の端部に添設された接着
片の下端部およびスクリーン中央方向の端部を片持する
保持部材と接着片との間に、スクリーン上端部を上方へ
移動するための略直方体形状の挿入片を挿着したことを
特徴とするものである。
【0029】請求項14記載の本発明による大型プロジ
ェクションユニット用スクリーン取付構造は、請求項1
0または11記載の本発明による大型プロジェクション
ユニット用スクリーン取付構造において、前記第1の保
持手段を、両端部が反対側へ折り曲げられ、かつ折り曲
げられた両端部がほぼ平行な面を持ち、一方の端部にて
接着片の下端部およびスクリーン中央方向の端部を片持
するとともに折り曲げられていない部分にて接着片共々
スクリーンを挟持する一方、他方の端部にて第1の取付
枠に固定される保持部材を複数、設けて成ることを特徴
するものである。
【0030】請求項15記載の本発明による大型プロジ
ェクションユニット用スクリーン取付構造は、請求項1
0または11記載の本発明による大型プロジェクション
ユニット用スクリーン取付構造において、前記第2の保
持手段を、前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記
第1の取付枠との間に形成される空間部に嵌入され、ス
クリーン片面の下端部および左右どちらか一方の端部に
添設された接着片とともにスクリーンを挟持する一方、
一方の端部にて前記接着片の上端部およびスクリーン中
央方向の端部を掛止するためのコの字の形状を為す複数
の保持部材と、前記保持部材の接着片を掛止する側と反
対側の端部と、第2の取付枠の端面との間に挿着される
スプリングと、前記保持部材の接着片を掛止する側と反
対側の端部に穴を設け、この穴およびスプリングを貫通
するようにして第2の取付枠へ螺入されるねじにて前記
保持部材を固定するとともに前記ねじの螺入あるいは螺
出により接着片共々スクリーン下端の位置を規制するた
めの位置規制手段と、で構成したことを特徴とするもの
である。
【0031】請求項16記載の本発明による大型プロジ
ェクションユニット用スクリーン取付構造は、請求項1
0または11記載の本発明による大型プロジェクション
ユニット用スクリーン取付構造において、前記第2の保
持手段を、前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記
第1の取付枠との間に形成される空間部に嵌入され、ス
クリーン片面の下端部および左右どちらか一方の端部に
添設された接着片とともにスクリーンを挟持する一方、
一方の端部にて前記接着片の上端部およびスクリーン中
央方向の端部を掛止するためのコの字の形状を為す複数
の保持部材と、前記保持部材の接着片を掛止する側と反
対側の端部と、第2の取付枠の端面との間に挿着される
スプリングと、前記保持部材の接着片を掛止する側と反
対側の端部に、前記スプリングを挟むようにかつスクリ
ーンの外周に沿うようにして複数の穴を設け、これらの
穴を貫通するようにして第2の取付枠へ螺入される複数
のねじにて前記保持部材を固定するとともにこれらのね
じの螺入あるいは螺出により接着片共々スクリーン下端
の位置を規制するための位置規制手段と、で構成したこ
とを特徴とするものである。
【0032】請求項17記載の本発明による大型プロジ
ェクションユニット用スクリーン取付構造は、請求項1
0または11記載の本発明による大型プロジェクション
ユニット用スクリーン取付構造において、前記第2の保
持手段を、前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記
第1の取付枠との間に形成される空間部に嵌入され、ス
クリーン片面の下端部および左右どちらか一方の端部に
添設された接着片とともにスクリーンを挟持する一方、
一方の端部にて前記接着片の上端部およびスクリーン中
央方向の端部を掛止するためのコの字の形状を為す複数
の保持部材と、前記保持部材の接着片を掛止する側と反
対側の端部と、第2の取付枠の端面との間に挿着される
複数のスプリングと、前記保持部材の接着片を掛止する
側と反対側の端部に、複数のスプリングと交互に位置す
るようにかつスクリーンの外周に沿うようにして複数の
穴を設け、これらの穴およびスプリングを貫通するよう
にして第2の取付枠へ螺入されるねじにて前記保持部材
を固定するとともに前記ねじの螺入あるいは螺出により
接着片共々スクリーン下端の位置を規制するための位置
規制手段と、で構成したことを特徴とするものである。
【0033】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、額縁状の第1
の取付枠と第2の取付枠との間にできる空間部にスクリ
ーンとともに保持手段を設けることができるため、スク
リーンをほぼ全周囲方向から保持できるようになる。
【0034】請求項2または3記載の本発明によれば、
スクリーン上端部を固定端としてスクリーン下端部に設
けられた接着片をスクリーン下側へ引っ張り、スクリー
ンへ適度な張力を与えることができる。
【0035】請求項5記載の本発明によれば、スクリー
ン上端部の位置を上方へ動かすことができる。
【0036】請求項7記載の本発明によれば、第2の取
付枠へスプリングとともに保持部材を貫通して螺入ある
いは螺出されるねじによりスクリーン下端部の位置を上
下方向へ動かすことできるばかりでなく、スプリングの
圧縮力によりスクリーン外側へ張力を与えることができ
る。
【0037】請求項8記載の本発明によれば、スプリン
グの両側に外周に沿うようにして設けられた保持部材の
穴を貫通するようにして第2の取付枠へ螺入あるいは螺
出される複数のねじによりスクリーンの下端部の位置を
微妙に上下方向へ動かすことできるばかりでなく、スプ
リングの圧縮によりスクリーンへ張力を与えることがで
きる。
【0038】請求項9記載の本発明によれば、複数のス
プリングにてより確実に張力をスクリーンへ与えること
ができる。
【0039】請求項10または11記載の本発明によれ
ば、スクリーン上端および左右どちらか一方の端部を固
定端として、固定端と反対側の端部から外側方向へ、ス
クリーンが弛まないように、適度な張力を与えることが
できる。
【0040】請求項13記載の本発明によれば、スクリ
ーン上端部および左右どちらか一方のスクリーン端部の
位置をスクリーン外側方向へ動かすことができる。
【0041】請求項15〜17記載の本発明によれば、
第2の取付枠へ保持部材に設けられた複数の穴を貫通し
て螺入あるいは螺出されるねじによりスクリーンの下端
部および左右どちらか一方の端部の位置を動かすことで
きるばかりでなく、スプリングの圧縮により、スクリー
ン外側方向へ張力を与えることができる。
【0042】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の大型プロジェクションユニット用スクリー
ンの投写面を正面から見た図である。スクリーン30背
面側に、スクリーン30の外形とほぼ同形で大きな外周
を持つ額縁状の第1の取付枠10が配設されている。ま
た、スクリーン30前面に係止部を備えた第2の取付枠
がスクリーンを囲むようにして第1の取付枠とほぼ同
形、同大の第2の取付枠20が配設されている。一方、
このスクリーンには、背面側の上下端部にそれぞれ接着
片33,34が添設されている。そして、スクリーンの
上端部においては、この接着片33の下端を片持すると
ともに接着片共々スクリーンを挟持して、スクリーンを
保持するような第1の保持手段1が構成されている。
【0043】また、下端部においては、複数の保持部材
21にて接着片34の上端を掛止してスクリーン下側方
向へ力を加える一方、接着片34共々スクリーンを挟持
してスクリーンを保持するような第2の保持手段2が構
成されている。
【0044】図1のX−Xで示す部分の断面を図2に示
し、スクリーン上端部の第1の保持手段1および下端部
の第2の保持手段2についてさらに詳細な説明を加え
る。
【0045】図2に示すように前記スクリーン30の背
面側に、スクリーン30の外周と、ほぼ同形で大きな外
周を持つ額縁状の枠にて成る第1の取付枠10が配設さ
れている。この取付枠10は、中空になっており、スク
リーン30と反対側の面側には、ねじ13を挿入するた
めの穴部15,16が設けられている。また、この第1
の取付枠10のスクリーン30側の面に、このねじ13
を貫入するための穴17,18が設けられている。な
お、この取付枠10は、図示しない取付台に固定されて
いる。
【0046】さらに、この取付枠10と対を為すように
して、第2の取付枠20が、外周を囲むようにして設け
られている。この第2の取付枠20には、先の穴部1
7,18と合うような位置に雌ねじ(図示せず)が切ら
れており、この雌ねじと第1の取付枠10の穴部17,
18から貫通して螺入される雄ねじ13,14とが螺合
して第1の取付枠10と第2の取付枠20とが連結され
るようになっている。この第2の取付枠20は、スクリ
ーン30の前面へ延設された係止部21を備えており、
第1の取付枠10と同様に額縁状に構成されている。
【0047】一方、スクリーン30の端部には、それぞ
れ略直方体の形状を為す接着片33、34が添設されて
いる。そして、スクリーン30の上端部には、この接着
片33を保持するように接着片33の下端部に保持部材
1aが設けられている。この保持部材1aは、板状の金
属から成り、両端部が反対方向へ折り曲げられている。
これらの折り曲げられた部分1aA,1aCは、ほぼ平
行になっており、この一方の折り曲げられた部分1aA
にて、接着片33を片持し、さらに折り曲げられていな
い部分1aBにてスクリーン30とともに接着片33を
係止部21との間にて挟持するようになっている。な
お、折り曲げられた他方の端部1aCには、ねじ径より
やや大きめの穴1aDが設けられており、この穴1aD
から貫入されるねじ12にて第1の取付枠10に固着さ
れている。このような構成にて第1の保持手段1が構成
されている。
【0048】また、スクリーン30の下端部には、コの
字型の保持部材2aが配設されている。一方の端部にて
接着片34の上端部を掛止するようになっている。この
保持部材2aは、第2の取付枠20に設けられた切り欠
き部22と第1の取り付け枠10との間に形成された空
間部22に嵌入されるようになっており、他方の端部に
は、雄ねじ23が貫入できるようにねじ径よりやや大き
めの穴2aAが設けられている。また、この雄ねじ23
が螺合するよう雌ねじ23Aが第2の取付枠20に設け
られている。なお、切り欠き部22は、保持部材2aの
幅より、やや大きめの幅を持つように構成されている。
さらに、この穴部2aAと第2の取り付け枠20の雌ね
じが切られている部分の底面20Aとの間にスプリング
24が挿着されている。このスプリング24と穴2aA
とを貫通するようにして、雄ねじ23が第2の取付枠2
0の雌ねじ23Aへ螺入されることにより、保持部材2
aが固定され、スクリーン30下端部が接着片34共々
保持されるようになっている。このような構成にて第2
の保持手段2が構成されている。
【0049】また、雄ねじ23の螺入および螺出によ
り、保持金具2bおよび接着片34ともどもスクリーン
30下端の位置が規制でき、この部分でスクリーン下端
の位置規制手段が構成される。図2と同様の構成を持つ
第1の保持手段1,および第2の保持手段2が、図1に
示すように、左右対称になるようにして、複数配設され
ている。
【0050】次に図1の作用を説明する。図2に示すよ
うに、従来では、ポイント毎にボルトにて調整するよう
に構成されていたが、本実施例のような構成とすること
により、上端部に設けられた保持部材1aおよび下端部
に設けられた保持部材2aにより、均一な張力をスクリ
ーン30へ与えることができるようになる。これは、従
来スプリング24の圧縮力のみにてスクリーン30へポ
イント毎に加えていた張力を、スプリング24を保持部
材2aに内在させることにより、保持部材2aの端面に
てスクリーン30へ均一に与えることができるようにな
るためである。さらに、この保持部材2aを複数設け、
スクリーン30全体へこれらの複数の保持部材2aから
力を加えることにより、スクリーン全体へ極めて安定か
つ良好な張力を与えることができるようになる。
【0051】また、接着片34の位置をねじ23の螺入
あるいは螺出をするだけで上下に動かことができるた
め、容易にスクリーン30下端部の位置を規制すること
ができる。したがって、スクリーンへ適度な張力を常
時、与えることができるようになる。
【0052】図3は、本発明の他の実施例であり、図2
の第2の保持手段2に改良を加えており、図2では、第
2の取り付け枠20に設けられていた切り欠き部22を
図3に示すように第1の取付枠10に設けた例である。
図3に示すように切り欠き部19が第1の取付枠のスク
リーン30側に設けられている。
【0053】このような構成にすることにより図2と同
様の効果が得られるとともに、切り欠き部19が第1の
取付枠10に設けられているため、図2では第2の取付
枠20に設けられていた切り欠き部22の深さ分だけ、
接着片34Aの厚さを厚くできるようになり、さらに安
定して張力を与えることができるようになる。
【0054】図4は、本発明の他の実施例であり、図1
の第2の保持手段2にさらに改良を加えた例である。図
4に示すようにスプリング24が挿着された部分の両側
に所定の距離を隔てて、左右対称になるように、保持部
材2bに穴部26a,26cが設けられている。また、
中央の穴部26bには、雌ねじが設けられており、ここ
でねじ27bと螺合するようにしてある。この中央のね
じ27bは、スプリング24をガイドするためにのみ設
けられており、スクリーン30の外側方向へスプリング
の圧縮により、安定して力が加えられるようになってい
る。このスプリング24が挿着された部分の両側に張力
を調整するための調整ねじ27a,27cを設けてい
る。これらの調整ねじ27a,27cは、保持部材2b
に設けられた穴26a,26cから貫入され、第2の取
り付け枠20に設けられた雌ねじ部29a,29cと螺
合するようになっている。したがって、これらの調整ね
じ27a,27cを調整することにより、接着片34と
ともにスクリーン30下端部を動かすことができる。さ
らに、スクリーン30端部の位置を調整することによ
り、適度な張力をスクリーン30へ与えることができる
ようになっている。なお、本実施例では、スプリング2
4が挿着されている部分に設けられた第2の取付枠20
の中央の部分には、雌ねじが切られておらず、第2の取
付枠20を貫通する穴29bが設けられている。したが
って、保持部材側2bに固定されたねじ27bは、スプ
リング24bをガイドするだけで、接着片34共々スク
リーン30下端部の位置が左右の雄ねじ27a,27c
の螺入あるいは螺出により上下するようになっている。
【0055】図4(a)の作用を図4(b)を用いて説
明する。図4(a)のような構成にすることにより、ス
プリングの両側に設けられたねじ27a,27cを螺入
あるいは螺出するだけで、張力の調整が為される。この
模様を図4(a)および図4(b)を用いて詳しく説明
する。
【0056】まず、第2の取付枠20の係止部21のス
クリーン30中央方向の端面から接着片34のスクリー
ン30中央方向の端面までの寸法がAの位置にて固定さ
れているものとする。本実施例においても、スクリーン
30上端を固定端としてスクリーン下側方向へ引っ張り
力を加えて、スクリーン30へ適度な張力を与える構成
となっているため、スクリーン30下端の位置を中央方
向へ移動させることにより張力を弱めることができるよ
うになっている。したがって、張力を弱める場合には、
スプリング24の両側に設けられたねじ27a,27c
を双方、交互に、慎重かつ丁寧に螺入していき、図5
(b)に示すような寸法Bの位置まで、スクリーン下端
を接着片34とともに押し上げれば良い。また、張力を
強めたい場合には、今度はねじを螺出していき、スクリ
ーン30下端の位置を下げれば良く、簡単に張力を調整
することができるようになっている。
【0057】したがって、使用環境条件たとえば温度あ
るいは湿度に応じて、スクリーン30下端の位置を最適
位置へ設定することができ、常に最適な張力をスクリー
ン30へ与えることができ、弛まないようににスクリー
ンを取付けることができるようになる。上述の如く、ね
じ27a,27cの螺入あるいは螺出を行うことによ
り、スクリーン30の下端の位置をねじを回すだけで調
整でき、使用環境に応じてスクリーンの張力を最適値に
設定することができる。
【0058】図5は、本発明の他の実施例であり、図4
の第2の保持手段2にさらに改良を加えた例である。保
持部材2cの一方の端部と第2の取付枠20の底面との
間にに複数のスプリング24a〜24cを設け、これら
のスプリング24a〜24cの中間部に調整用のねじ2
8b,28dを設けている。このようにスプリング24
a〜24cを増やすことにより、張力の不足を補える
上、さらにスクリーン全体へ均一に張力を加えることが
できるようになる。また、複数のねじ28b,28dを
螺入することによりスクリーン30下端部の位置を接着
片34とともに微妙に動かすことができ、スクリーン3
0の張力を最適に設定することができるようになる。な
お、ねじ28a,28c,28eは、図の中央のねじ2
7bと同様であり、スプリング24a〜24cをガイド
するだけである。
【0059】図6は、本発明による他の実施例であり、
図2の第1の保持手段1に改良を加えた例である。図2
では、第2の取付枠20の保持手段2側にのみ設けられ
ていた切り欠き部22を第1の保持手段1側にも設けて
ある。この切り欠き部22bは、第2の取付枠20のス
クリーン30背面側に設けられており、連結固定された
第1の取付枠と第2の取付枠20との間に空間部を形成
するようになっている。この第1および第2の取り付け
枠10,20にて形成される空間部22bにコの字型の
保持部材1bを嵌入し、一方の端部にて接着片33の下
端を片持するとともに他方の端部をねじ29にて第2の
取付枠20に固定し、スクリーン30を固定するように
している。
【0060】図6の作用を説明する。図1では、接着片
33の下端部を片持する保持部材1aを第1の取付枠1
0へねじ12にて固定するため、先に第1の取付枠10
と第2の取付枠20とを連結固定して置かなければなら
なかった。しかし、本実施例においては、保持部材1b
を第2の取付枠20側の切り欠き部22bに予め取り付
けて置くことができるため、最後に第1と第2の取付枠
10,20を連結固定することができるようになる。す
なわち、第1の取付枠10と第2の取付枠20とを横切
るようにして設けられていた保持部材を第2の取付枠2
0側にのみ配置することにより、より簡単に取付作業が
できるように改良している。
【0061】また、第2の取付枠20の外周縁部に外側
からねじにて固定するため、全くスクリーン30の投写
面に傷を付けることもなくなり、より確実に取付作業を
行うことができるようになる。
【0062】さらに、スクリーン下側方向への引っ張力
が不足するときなど、図6(b)の接着片33の下端部
と保持部材1bの端部との間に、板状の部材たとえば金
属板などから成る挿入片40を挿着し、スクリーン30
の位置を上方へずらすことにより、スクリーン30下側
方向の引っ張り力を向上させることもできる。
【0063】なお、上記実施例では、上下端部のみに、
第1の保持手段1および第2の保持手段2を配している
が、本発明はこれに限定されず、上下端部の第1および
第2の保持手段1,2を左右端部に配し、全周囲方向へ
張力を加える構成としても良い。このような構成にする
ことにより、スクリーンがさらに大型化した場合など、
より確実に、より安定した張力をスクリーンへ与えるこ
とができるようになる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の本発明
によれば、スクリーン全周囲方向からスクリーンを保持
できるため、極めて安定かつ良好にスクリーンを保持で
きる。また、請求項2または3記載の本発明によれば、
スクリーン下側方向へ適度な力を加えることにより、ス
クリーンへ張力を与えることができ、スクリーンが弛ま
ないように保持できるという効果がある。
【0065】また、請求項4記載の本発明によれば、第
1の保持手段にコの字の保持部材を用いることにより、
第1の取付枠に予め第1の保持手段を取り付けて置くこ
とができるため、取付作業が容易となるばかりでなく、
第1の取付枠に外側からねじ打ちできるため、スクリー
ンを傷つけずに作業を行うことができるという効果があ
る。また、請求項5記載の本発明によれば、スクリーン
上端の位置を挿入片を挿着することにより上方へ移動さ
せることができ、スクリーン下端へ加える引っ張り力が
不足したときなど、上端の位置を上方に動かすことによ
り、スクリーンへ与える張力を増強することができると
いう効果がある。
【0066】また、請求項6記載の本発明によれば、ス
プリングとともに端部に設けられた穴を貫通して螺入さ
れるねじにて第2の保持部材を第2の取付枠へ簡単に固
定できるばかりでなく、このねじの螺入あるいは螺出に
より、スクリーンの張力を簡単に調整することができ
る。
【0067】また、請求項7記載の本発明によれば、ス
プリングの両側に位置するように設けられた複数の穴部
を貫通して螺入されるねじにて保持部材を第2の取付枠
へ簡単に固定できるばかりでなく、これらのねじの螺入
あるいは螺出により、スクリーンの張力を簡単に調整す
ることができる。また、スプリングの両側に設けられた
ねじを調整することにより、第2の保持金具の掛止部に
てスクリーンへ与えられる力を調整できるため、スプリ
ングの圧縮力のみによる従来の不均一な張力調整管理に
て発生した波打ち現象の発生を防止できるという効果が
ある。
【0068】また、請求項8記載の本発明によれば、複
数のスプリングを挿着した部分と、互い違いになるよう
に設けられた穴を貫通して第2の取付枠に螺入あるいは
螺出される複数のねじにて、スクリーンの張力を簡単に
調整でき、さらに安定かつ良好な張力をスクリーンの外
側方向へ与えることができるという効果がある。
【0069】また、請求項10記載の本発明によれば、
上下左右の全周囲方向へ、スクリーンが弛まないよう
に、常時均一かつ適度な張力を与えることができるとい
う効果がある。
【0070】また、請求項13記載の本発明によれば、
スクリーン上端部および左右どちらか一方のスクリーン
端部の位置をスクリーン外側方向へ動かすことができ、
スクリーンの張力が不足しているときなど、これを補う
ことができるという効果がある。
【0071】さらに、請求項15、16、17記載の本
発明によれば、第2の取付枠へ保持部材に設けられた穴
を貫通して配されるねじの螺入あるいは螺出により、ス
クリーンの張力を上下左右、ほぼ全周に渡って調整でき
るようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による大型プロジェクションユニット用
スクリーン取付構造を示す図である。
【図2】図1のX−Xで示される部分の断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す図である。
【図7】従来の大型プロジェクションユニット用スクリ
ーンの取付構造を示す図である。
【図8】図7のスクリーンを保持している部分を説明す
るための拡大図である。
【図9】図8のスクリーンを保持している下端部分の拡
大図である。
【符号の説明】
1…第1の保持手段 1a…保持部材 2…第2の保持手段 2a…保持部材 10…第1の取り付け枠 20…第2の取り付け枠 21…係止部 24,24a,24b,24c…スプリング 30…スクリーン

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投写ユニットから所定の距離を隔てて投写
    面が略長方形状を為すスクリーンが配設され、前記投写
    ユニットからの映像光がこのスクリーンの投写面に拡大
    投写される投写型の受像機に用いられる大型プロジェク
    ションユニット用スクリーンの取付構造であって、 スクリーンの一方の片面側に配設され、スクリーンの外
    周とほぼ同形で大きな外周を持つ額縁状の第1の取付枠
    と、 スクリーンの他方の片面側に設けられる係止部を備え、
    前記第1の取付枠とほぼ同形同大の外周を持ち、前記ス
    クリーンの外周を囲むようにして配設され、前記第1の
    取付枠に連結固定される額縁状の第2の取付枠と、 前記第1および第2の取付枠の間に配置されたスクリー
    ンを前記第1および第2の取付枠の少なくとも一方に設
    けられる保持部材を用いて保持する一方、連結固定され
    た第1および第2の取付枠に固定されるスクリーン保持
    手段と、 を具備したことを特徴とする大型プロジェクションユニ
    ット用スクリーン取付構造。
  2. 【請求項2】投写ユニットから所定の距離を隔てて投写
    面が略長方形状を為すスクリーンが配設され、前記投写
    ユニットからの映像光がこのスクリーンの投写面に拡大
    投写される投写型の受像機に用いられる大型プロジェク
    ションユニット用スクリーンの取付構造であって、 スクリーンの一方の片面の端部にそれぞれ略直方体の形
    状を為す複数の接着片が接着固定されたスクリーンと、 前記接着片が設けられた片面側に配設され、スクリーン
    の外周とほぼ同形で大きな外周を持ち、スクリーン側に
    複数の切り欠き部を備えた額縁状の第1の取付枠とスク
    リーンの他方の片面側に設けられる係止部を備え、前記
    スクリーンを囲むようにして配設され、前記第1の取付
    枠に連結固定される額縁状の第2の取付枠と、 スクリーン片面の上端部に添設された接着片の下端部を
    片持するとともに第2の取付枠の係止部との間で接着片
    共々前記スクリーンを挟持する一方、第1または第2の
    取付枠に固定される第1の保持手段と、 前記スクリーン片面の下端部に添設された前記接着片の
    上端部を掛止するとともに第2の取付枠の係止部との間
    で接着片共々前記スクリーンを挟持する一方、前記第2
    の取付枠に固定され、前記スクリーンへ張力を与えつ
    つ、保持するための第2の保持手段と、 を具備したことを特徴とする大型プロジェクションユニ
    ット用スクリーン取付構造。
  3. 【請求項3】投写ユニットから所定の距離を隔てて投写
    面が略長方形状を為すスクリーンが配設され、前記投写
    ユニットからの映像光がこのスクリーンの投写面に拡大
    投写される投写型の受像機に用いられる大型プロジェク
    ションユニット用スクリーンの取付構造であって、 スクリーンの一方の片面の端部にそれぞれ略直方体の形
    状を為す複数の接着片が接着固定されたスクリーンと、 前記接着片を有するスクリーンの片面側に配設され、ス
    クリーンの外周とほぼ同形で大きな外周を持つ額縁状の
    第1の取付枠と前記接着片を有する片面側に設けられた
    複数の切り欠き部とスクリーンの他方の片面側に設けら
    れた係止部とを備え、前記スクリーンを囲むようにして
    配設され、前記第1の取付枠に連結固定される額縁状の
    第2の取付枠と、 スクリーン片面の上端部に添設された接着片の下端部を
    片持するとともに第2の取付枠の係止部との間で接着片
    共々前記スクリーンを挟持する一方、第1または第2の
    取付枠に固定される第1の保持手段と、 前記スクリーン片面の下端部に添設された前記接着片の
    上端部を掛止するとともに前記係止部との間で接着片共
    々スクリーンを挟持する一方、第1の取付枠へ固定さ
    れ、前記スクリーンへ張力を与えつつ、保持するための
    第2の保持手段と、 を具備したことを特徴とする大型プロジェクションユニ
    ット用スクリーン取付構造。
  4. 【請求項4】前記第1の保持手段は、コの字の形状を為
    し、前記切り欠き部にて第1の取付枠と第2の取付枠と
    の間に形成される空間部に嵌入され、一方の端部にてス
    クリーン上端部に添設された接着片の下端部を片持する
    とともに中央部にて接着片共々スクリーンを挟持する一
    方、他方の端部にて第2の取付枠へ固定される保持部材
    を複数、設けて成ることを特徴とする請求項2または3
    記載の大型プロジェクションユニット用スクリーン取付
    構造。
  5. 【請求項5】前記スクリーン上端部に添設された接着片
    の下端部を片持する保持部材と接着片との間に、スクリ
    ーン上端部を上方へ移動するための略直方体形状の挿入
    片を挿着したことを特徴とする請求項4記載の大型プロ
    ジェクションユニット用のスクリーン取付構造。
  6. 【請求項6】前記第1の保持手段は、両端部が反対側へ
    折り曲げられ、かつ折り曲げられた両端部がほぼ平行な
    面を持ち、一方の端部にて接着片の下端部を片持すると
    ともに折り曲げられていない部分にて接着片共々スクリ
    ーンを挟持する一方、他方の端部にて第1の取付枠に固
    定される保持部材を複数、設けて成ることを特徴する請
    求項2または3記載の大型プロジェクションユニット用
    スクリーン取付構造。
  7. 【請求項7】前記第2の保持手段は、 前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記第1の取付
    枠との間に形成される空間部に嵌入され、スクリーン片
    面の下端部に添設された接着片とともにスクリーンを挟
    持する一方、一方の端部にて前記接着片の上端部を掛止
    するためのコの字の形状を為す複数の保持部材と、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部と、
    第2の取付枠の端面との間に挿着されるスプリングと、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部に穴
    を設け、この穴およびスプリングを貫通するようにして
    第2の取付枠へ螺入されるねじにて前記保持部材を固定
    するとともに前記ねじの螺入あるいは螺出により接着片
    共々スクリーン下端の位置を規制するための位置規制手
    段と、 から成ることを特徴とする請求項2または3記載の大型
    プロジェクションユニット用スクリーン取付構造。
  8. 【請求項8】前記第2の保持手段は、 前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記第1の取付
    枠との間に形成される空間部に嵌入され、スクリーン片
    面の下端部に添設された接着片とともにスクリーンを挟
    持する一方、一方の端部にて前記接着片の上端部を掛止
    するためのコの字の形状を為す複数の保持部材と、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部と、
    第2の取付枠の底面との間に挿着されるスプリングと、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部に、
    前記スプリングを挟むようにかつスクリーンの外周に沿
    うようにして複数の穴を設け、これらの穴を貫通するよ
    うにして第2の取付枠へ螺入される複数のねじにて前記
    保持部材を固定するとともにこれらのねじの螺入あるい
    は螺出により接着片共々スクリーン下端の位置を規制す
    るための位置規制手段と、 から成ることを特徴とする請求項2または3記載の大型
    プロジェクションユニット用スクリーン取付構造。
  9. 【請求項9】前記第2の保持手段は、 前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記第1の取付
    枠との間に形成される空間部に嵌入され、スクリーン片
    面の下端部に添設された接着片とともにスクリーンを挟
    持する一方、一方の端部にて前記接着片の上端部を掛止
    するためのコの字の形状を為す複数の保持部材と、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部と、
    第2の取付枠の底面との間に挿着される複数のスプリン
    グと、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部に、
    複数のスプリングと交互に位置するようにかつスクリー
    ンの外周に沿うようにして複数の穴を設け、これらの穴
    およびスプリングを貫通するようにして第2の取付枠へ
    螺入されるねじにて前記保持部材を固定するとともに前
    記ねじの螺入あるいは螺出により接着片共々スクリーン
    下端の位置を規制するための位置規制手段と、 から成ることを特徴とする請求項2または3記載の大型
    プロジェクションユニット用スクリーン取付構造。
  10. 【請求項10】投写ユニットから所定の距離を隔てて投
    写面が略長方形状を為すスクリーンが配設され、前記投
    写ユニットからの映像光がこのスクリーンの投写面に拡
    大投写される投写型の受像機に用いられる大型プロジェ
    クションユニット用スクリーンの取付構造であって、 スクリーンの一方の片面の端部にそれぞれ略直方体の形
    状を為す複数の接着片が接着固定されたスクリーンと、 前記接着片が添設された片面側に配設され、スクリーン
    の外周とほぼ同形で大きな外周を持ち、スクリーン側に
    複数の切り欠き部を備えた額縁状の第1の取付枠とスク
    リーンの他方の片面側に設けられた係止部を備え、前記
    スクリーンを囲むようにして配設され、前記第1の取付
    枠に連結固定される額縁状の第2の取付枠と、 スクリーンの片面の上端部および左右どちらか一方に添
    設された接着片の下端部およびスクリーン中央方向の端
    部を片持するとともに第2の取付枠の係止部との間で接
    着片共々前記スクリーンを挟持する一方、第1または第
    2の取付枠に固定される第1の保持手段と、 スクリーンの片面の下端部および前記第1の保持手段が
    設けられた側とは反対側の端部に添設された接着片の上
    端部およびスクリーン中央方向の端部を掛止するととも
    に第2の取付枠の係止部との間で接着片共々前記スクリ
    ーンを挟持する一方、前記第1の保持手段とともに前記
    スクリーンへ張力を与えつつ、スクリーンを保持するた
    めの第2の保持手段と、 を具備したことを特徴とする大型プロジェクションユニ
    ット用スクリーン取付構造。
  11. 【請求項11】投写ユニットから所定の距離を隔てて投
    写面が略長方形状を為すスクリーンが配設され、前記投
    写ユニットからの映像光がこのスクリーンの投写面に拡
    大投写される投写型の受像機に用いられる大型プロジェ
    クションユニット用スクリーンの取付構造であって、 スクリーンの一方の片面の端部にそれぞれ略直方体の形
    状を為す複数の接着片が接着固定されたスクリーンと、 前記接着片が添設された片面側に配設され、スクリーン
    の外周とほぼ同形で大きな外周を持つ額縁状の第1の取
    付枠と前記接着片を有する片面側に設けられた複数の切
    り欠き部とスクリーンの他方の片面側に設けられた係止
    部とを備え、前記スクリーンを囲むようにして配設さ
    れ、前記第1の取付枠に連結固定される額縁状の第2の
    取付枠と、 スクリーンの片面の上端部および左右どちらか一方に添
    設された接着片の下端部およびスクリーン中央方向の端
    部を片持するとともに第2の取付枠の係止部との間で接
    着片共々前記スクリーンを挟持する一方、第1または第
    2の取付枠に固定される第1の保持手段と、 スクリーンの片面の下端部および前記第1の保持手段が
    設けられた側とは反対側の端部に添設された接着片の上
    端部およびスクリーン中央方向の端部を掛止するととも
    に第2の取付枠の係止部との間で接着片共々前記スクリ
    ーンを挟持する一方、前記第1の保持手段とともに前記
    スクリーンへ張力を与えつつ、スクリーンを保持するた
    めの第2の保持手段と、 を具備したことを特徴とする大型プロジェクションユニ
    ット用スクリーン取付構造。
  12. 【請求項12】前記第1の保持手段は、コの字の形状を
    為し、前記切り欠き部にて第1の取付枠と第2の取付枠
    との間に形成される空間部に嵌入され、一方の端部にて
    スクリーン上端部および左右とちらか一方の端部に添設
    された接着片の下端部およびスクリーン中央方向の端部
    を片持するとともに中央部にて接着片共々スクリーンを
    挟持する一方、他方の端部にて第2の取付枠へ固定され
    る保持部材を複数、設けて成ることを特徴する請求項1
    0または11記載の大型プロジェクションユニット用ス
    クリーン取付構造。
  13. 【請求項13】前記スクリーン上端部および左右どちら
    か一方の端部に添設された接着片の下端部およびスクリ
    ーン中央方向の端部を片持する保持部材と接着片との間
    に、スクリーン上端部およびスクリーンの左右どちらか
    一方の端部をスクリーン外側方向へ移動するための略直
    方体形状の挿入片を挿着したことを特徴とする請求項1
    2記載の大型プロジェクションユニット用のスクリーン
    取付構造。
  14. 【請求項14】前記第1の保持手段は、両端部が反対側
    へ折り曲げられ、かつ折り曲げられた両端部がほぼ平行
    な面を持ち、一方の端部にて接着片の下端部およびスク
    リーン中央方向の端部を片持するとともに折り曲げられ
    ていない部分にて接着片共々スクリーンを挟持する一
    方、他方の端部にて第1の取付枠に固定される保持部材
    を複数、設けて成ることを特徴する請求項10または1
    1記載の大型プロジェクションユニット用スクリーン取
    付構造。
  15. 【請求項15】前記第2の保持手段は、 前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記第1の取付
    枠との間に形成される空間部に嵌入され、スクリーン片
    面の下端部および左右どちらか一方の端部に添設された
    接着片とともにスクリーンを挟持する一方、一方の端部
    にて前記接着片の上端部およびスクリーン中央方向の端
    部を掛止するためのコの字の形状を為す複数の保持部材
    と、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部と、
    第2の取付枠の端面との間に挿着されるスプリングと、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部に穴
    を設け、この穴およびスプリングを貫通するようにして
    第2の取付枠へ螺入されるねじにて前記保持部材を固定
    するとともに前記ねじの螺入あるいは螺出により接着片
    共々スクリーン下端部または左右どちらか一方の端部の
    位置を規制するための位置規制手段と、 から成ることを特徴とする請求項10または11記載の
    大型プロジェクションユニ
  16. 【請求項16】前記第2の保持手段は、 前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記第1の取付
    枠との間に形成される空間部に嵌入され、スクリーン片
    面の下端部および左右どちらか一方の端部に添設された
    接着片とともにスクリーンを挟持する一方、一方の端部
    にて前記接着片の上端部およびスクリーン中央方向の端
    部を掛止するためのコの字の形状を為す複数の保持部材
    と、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部と、
    第2の取付枠の端面との間に挿着されるスプリングと、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部に、
    前記スプリングを挟むようにかつスクリーンの外周に沿
    うようにして複数の穴を設け、これらの穴を貫通するよ
    うにして第2の取付枠へ螺入される複数のねじにて前記
    保持部材を固定するとともにこれらのねじの螺入あるい
    は螺出により接着片共々スクリーン下端部または左右ど
    ちらか一方の端部の位置を規制するための位置規制手段
    と、 から成ることを特徴とする請求項10または11記載の
    大型プロジェクションユニット用スクリーン取付構造。
  17. 【請求項17】前記第2の保持手段は、 前記切り欠き部にて前記第2の取付枠と前記第1の取付
    枠との間に形成される空間部に嵌入され、スクリーン片
    面の下端部および左右どちらか一方の端部に添設された
    接着片とともにスクリーンを挟持する一方、一方の端部
    にて前記接着片の上端部およびスクリーン中央方向の端
    部を掛止するためのコの字の形状を為す複数の保持部材
    と、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部と、
    第2の取付枠の端面との間に挿着される複数のスプリン
    グと、 前記保持部材の接着片を掛止する側と反対側の端部に、
    複数のスプリングと交互に位置するようにかつスクリー
    ンの外周に沿うようにして複数の穴を設け、これらの穴
    を貫通するようにして第2の取付枠へ螺入されるねじに
    て前記保持部材を固定するとともに前記ねじの螺入ある
    いは螺出により接着片共々スクリーン下端部または左右
    どちらか一方の端部の位置を規制するための位置規制手
    段と、 から成ることを特徴とする請求項10または11記載の
    大型プロジェクションユニット用スクリーン取付構造。
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