JPH08122679A - 光走査用アクチュエータ - Google Patents

光走査用アクチュエータ

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JPH08122679A
JPH08122679A JP6260566A JP26056694A JPH08122679A JP H08122679 A JPH08122679 A JP H08122679A JP 6260566 A JP6260566 A JP 6260566A JP 26056694 A JP26056694 A JP 26056694A JP H08122679 A JPH08122679 A JP H08122679A
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勝己 寺田
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正孝 伊藤
Akira Osanai
皓 小山内
Masaki Iwata
正樹 岩田
Hidenobu Kubo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、簡易な構造で光ビームを走査させ、
軽量小型化及び低コストを実現する光ビーム走査装置の
光走査用アクチュエータを提供することを目的とする。 【構成】本発明は、バーコード読取り用の走査ビームと
なる光ビームを反射するミラー部2と、形状記憶合金薄
膜からなり加熱することにより所定方向に屈曲する屈曲
部3a,3bと、電流を通電させるための電極4a,4
bとで構成される光走査用アクチュエータである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビームをバーコード
等に照射し、その反射光からバーコードとして記載され
る情報を読み取る光ビーム走査装置の光走査用アクチュ
エータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、物品に貼付されたタッグに記載
されるバーコードにレーザ光等の光ビームを照射して、
その反射光から該物品に関する種々の情報を読み取る光
ビーム走査装置がある。
【0003】この光ビーム走査装置は、半導体レーザ等
から発光された光ビームを走査させて、バーコードを読
み取る。従来、光ビームを走査させるものとして、円筒
の側面に多数の鏡を設け回転させる、いわゆるポリゴン
ミラーが広く利用されている。このポリゴンミラーは、
中心軸にモータが繋がれており所定の回転数で回転させ
て、半導体レーザから側面のミラーに光ビームが照射さ
れる。その反射光が、別に設けた複数の反射ミラーに反
射されて、複数の平行した走査ビーム(走査パターン)
として外部に照射される。
【0004】前記ポリゴンミラーと前記反射ミラーの角
度を微妙に変えることにより、複数の方向の複数の走査
パターンが生成できる。また、特開平6−236450
号公報には、ポリゴンミラーに代わって、マグネットと
ばねによる往復運動を利用した光走査用アクチュエータ
が記載されている。
【0005】この光走査用アクチュエータは、図16に
示すように柔軟なプラスチック材料を平ばね101と
し、その一端に反射ミラー102を設け、他端には永久
磁石103を設けている。その永久磁石103の近傍若
しくは対向する位置に電磁石104を配置している。そ
して永久磁石103側に支持部材105を設けて本体に
固定し、回動可能な構造になっている。前記反射ミラー
102の近傍には、反射ミラー102に向かってレーザ
ビームを照射するための半導体レーザ素子106が配置
されている。この様な構成によって、電磁石104によ
り生じさせた磁界によって、永久磁石103が反発(若
しくは吸引)されて振れ、平ばね101が撓む。そして
電磁石104の磁界が消えると共に平ばね101の弾性
力によって撓みが戻る方向に振れる。
【0006】よって電磁石104に断続的に電流を流し
て、磁界の発生のタイミングを制御することにより反射
ミラー102が往復運動(回動)する。この往復運動す
る反射ミラー102にレーザを照射させて、走査ビーム
を生成している。
【0007】この特開平6−236450号公報に記載
される光走査用アクチュエータは、一方向にのみスキャ
ンする構成であるが、特開平4−226413号公報に
は、図17及び図18に示すようなラスター形走査パタ
ーンを描画するように、水平方向と垂直方向の直交する
2方向に光ビームを走査できる光走査用アクチュエータ
が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなポリゴ
ンミラーを利用する光走査装置は、半導体レーザ素子
と、集光レンズと、ポリゴンミラー及びその回転駆動部
と、複数の反射ミラーにより構成されている。このよう
に必要となる構成部品数が多く、装置の軽量化や小型化
が難しい。また装置構成が複雑になるため、走査方向等
の調整が難しくなっている。さらに、回転駆動部にかか
る消費電力も多い。
【0009】また、特開平6−236450号公報に記
載される光走査用アクチュエータは、一端が空間上に支
持されるばねの弾性力を利用しているため、ハンドタイ
プのバーコード読取装置に用いられた場合には、手によ
るぶれ振動がばねに加わり易く、読取りに影響を及ぼす
恐れがある。そのため、作業者はぶれ振動が発生しない
ように慎重に読取り作業を行わなければならない。また
永久磁石の磁力が走査の振幅に大きく影響するため、小
型で長期間に渡って磁力を維持する磁石が要求される。
【0010】また、この光走査用アクチュエータも同様
に、平ばね、永久磁石、電磁石及びその駆動回路等の必
要となる構成部品数が多い。そこで本発明は、簡易な構
造で光ビームを走査させ、軽量小型化及び低コストを実
現する光ビーム走査装置の光走査用アクチュエータを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、光ビームをバーコードに照射し、その反射
光からバーコードとして記載される情報を読み取る光ビ
ーム走査装置の走査光ビームを生成する光走査用アクチ
ュエータにおいて、平面性を保持し、発光素子から照射
される光ビームを反射するミラー部と、前記ミラー部と
一体的に接続される所定形状に記憶される形状記憶合金
からなる屈曲部と、前記屈曲部に所定電流を通電させ、
所定形状に変形させるための電極パットとで構成され、
前記屈曲部の屈曲動作に応じて振れるミラー部が反射す
る光ビームを走査させる光走査用アクチュエータを提供
する。
【0012】
【作用】以上のような構成の光走査用アクチュエータ
は、屈曲部が任意の電流(パルス信号)を通電されて発
生する熱により所定方向に屈曲され、該屈曲部に連結さ
れるミラー部が振られる。そして半導体レーザ素子から
発光された光ビームが振り動作するミラー部により反射
され、外部に走査光りビームとして照射される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には、本発明による第1実施例として
の光走査用アクチュエータの外観構成を示し説明する。
【0014】この光走査用アクチュエータ1は、形状記
憶合金(Shape memory alloy:SMA)薄膜をからな
り、図示しない半導体レーザ素子から発光された光ビー
ムを反射するミラー部2と、加熱することにより所定方
向に屈曲するように形状記憶された屈曲部3a,3b
と、該屈曲部に電流を通電させるための電極4a,4b
とで構成される。本実施例では形成の関係上、光走査用
アクチュエータ1の全体が形状記憶合金により形成して
いるが、本発明においては、屈曲部のみに形状記憶合金
が用いられればよい。
【0015】前記ミラー部2は、反射率が100%に近
く、光ビーム反射面2aの平面度が1/5λ以下で、動
作中でも反射面の歪みがなく、この平面度も維持される
ものが望ましい。前記屈曲部3a,3bは、例えば、T
i Ni SMA薄膜からなる形状記憶合金があり、本実施
例では、電流を流すことにより発生する通電加熱(ジュ
ール熱)を利用して屈曲動作させるものである。
【0016】この光走査用アクチュエータ1の形成方法
は、半導体薄膜形成技術を用いている。つまり、ベース
(下型)にスパッタリング若しくはCVD若しくは蒸着
等によりTi Ni 薄膜を積層形成し、結晶欠陥をなくす
ために再結晶化させるアニール処理を施す。このTi N
i 薄膜を前記ベースと剥離して、図1(a)若しくは図
1(e)に示すような形状に切り出す。また、切り出す
形状に精密度が要求される場合や大きさが微小な場合に
は、ベースに形成された状態でフォトリソグラフィ技術
を用いて、エッチングを行い、その後、剥離して、光走
査用アクチュエータ1を形成してもよい。
【0017】その後、屈曲部3を図1(d)に示すよう
に曲げて、雰囲気温度450℃、16時間程度の高真空
熱処理を行い、所定屈曲するように形状記憶処理する。
本実施例では、種々の膜厚の前記屈曲部3を形成した
が、短い加熱時間と振動回数及び振幅の大きさ等の条件
で比較すると、膜厚7μmが最も変位が大きく好適す
る。この膜厚7μmのTi Ni SMA薄膜は、固有振動
数45Hzとなる。この固有振動数は、式(1)に示す
ようにアクチュエータの膜厚、形状、材料のヤング率
(動作条件)で求まる。例えば、「片持ち梁」の形状と
すると、その固有振動数fR は、
【0018】
【数1】 で求まる。ここで、t:膜厚、L:梁の長さ、E:ヤン
グ率、ρ:密度である。例えば、Ti Ni のヤング率を
E〜100GPaと仮定し、ρ=6.5、t=7μm、
L=1cmとして代入すると、固有振動数は、fR 〜4
4Hzを得ることができる。
【0019】このアクチュエータは、固有振動数で振動
させることにより振動振幅を大きく得ることができる。
また応答速度は、SMA薄膜の放熱の時定数で決まって
おり、短い加熱時間と長い放熱時間を得るために、図1
5に示すように、デューティ比10%程度のパルス信号
が駆動信号として好適する。
【0020】従って、膜厚7μmのTi Ni SMA薄膜
を45Hz、デューティ比10%のパルス信号で駆動さ
せると、屈曲部3の曲り角度(屈曲振動角)は、約30
度となった。
【0021】また本実施例では図1(b)に示すよう
に、光ビーム反射面2aと屈曲部3をTi Ni で一体的
に形成したが、図1(c)に示すようにミラー部2の表
面に反射率や平面度の改善を図るための別の薄膜、金属
膜と硝子等からなる光ビーム反射面2bを形成してもよ
い。
【0022】また図1(f)に示すように、高振動数が
得られるように屈曲部3の表面に凹凸を形成し、SMA
薄膜の放熱効果の改善を図ってもよい。この凹凸を作る
には、SMA薄膜を形成するベース(基板)の表面を荒
らしておけばよい。
【0023】そして通常、この光走査用アクチュエータ
1の屈曲角度は、形状記憶合金を使用しているため、雰
囲気温度に影響され易く、適正な屈曲角度を維持させる
ためには、雰囲気温度を一定に保つか、屈曲角度を雰囲
気温度に応じて補正する必要がある。雰囲気温度を一定
に保つ手法としては、光走査用アクチュエータ1を搭載
する装置側にヒートシンクを設けたり、装置本体(ハウ
ジング)に冷却用の孔を形成する。
【0024】本実施例では、図2に示すように、光走査
用アクチュエータ1の電極4a,4b部分を温度により
定常的に曲げることができる、例えば、バイメタルから
なる補正台5に取り付ける。そして、補正台5近傍にサ
ーミスタを設けて、雰囲気温度を関知し、その温度に応
じて補正台5を曲げて、常に光走査用アクチュエータ1
の適正な屈曲角度にして、光ビームの走査範囲や走査ラ
インの直線性を維持させている。
【0025】次に図3(a)には、前述した光走査用ア
クチュエータを搭載する光ビーム走査装置の概略的な第
1の構成例を示し説明する。図3(b)は、光ビーム走
査装置を正面から見た図である。
【0026】図2に示したように、光走査用アクチュエ
ータ1が補正台5を介して、絶縁体からなる固定具6に
より装置本体に固定されている。前記光走査用アクチュ
エータ1のミラー部2の前面側近傍で、発光した光ビー
ムが該ミラー部2で反射して、外部に照射できる位置に
半導体レーザ素子7が配置される。この半導体レーザ素
子7は、発光素子制御回路8により発光タイミングが制
御される。
【0027】また、前記光走査用アクチュエータ1及び
前記補正台5は、光走査用アクチュエータ駆動部9によ
るパルス信号及び補正信号により駆動制御される。ま
た、装置前面の半導体レーザ素子7の上方に受光素子1
0が設けられる。この受光素子10は、半導体レーザ素
子7から照射されバーコードで反射した反射光を受光し
て光電変換し、接続される受光信号処理回路11に送出
する。受光信号処理回路11は、受光した信号から情報
を取り出している。また、前記補正台5には、補正する
ために必要な雰囲気温度を関知するためのサーミスタ1
2が設けられている。
【0028】次に、図4は前記光走査用アクチュエータ
1の形状を変えた第2の構成例を示す。ここでは、光走
査用アクチュエータ1と半導体レーザ素子7の配置関係
のみを示し、以外の構成部材は図3と同等であるものと
する。
【0029】この光走査用アクチュエータ1は、通常状
態でV字形状(若しくはU字形状)に曲げられており、
加熱により、ミラー部2が図示する範囲で振れる。前記
光走査用アクチュエータ1は、補正台5を介して、絶縁
体からなる固定具6により装置本体に固定してもよい。
【0030】次に図5には、このような光走査用アクチ
ュエータを駆動するための駆動部の構成例を示し、図6
には光走査用アクチュエータを駆動するパルス信号の一
例を示し説明する。
【0031】この光走査用アクチュエータ駆動部は、バ
ーコード読取り開始を指示する走査許可信号の入力によ
り、所定周波数のパルス信号を発生するパルス発生回路
21と、発生したパルス信号の波形を生成するパルス波
形制御回路22と、所定電流電圧まで増幅する増幅器2
3と、増幅されたパルス信号により走査を行う光走査用
アクチュエータ1と、光走査用アクチュエータ1の振れ
状態を検出する変位測定回路24と、変位測定回路24
により検出された変位量に基づき、光走査用アクチュエ
ータ1の振れ幅を補正するための制御信号を前記パルス
波形制御回路22に送出し、且つ動作継続許可信号を装
置本体側に出力する走査幅制御回路25とで構成され
る。
【0032】この様に構成された光走査用アクチュエー
タ駆動部の駆動用パルス信号について説明する。通常の
方形波のパルス信号で光走査用アクチュエータ1を駆動
した場合の速度は、図6(a)に示すように正弦波形の
ように速度ωが変化する。
【0033】しかし、バーコードを読み取るための光ビ
ームの走査は、一定速度で行われることが好ましい。従
って、本実施例では、図6(b)に示すように走査する
場合に一定速度で振れ、戻る際には従来の正弦波の速度
で戻るように設定する。そのために、図6(c)に示す
ような電流波形のパルス信号を供給する。この電流波形
のパルス信号により光走査用アクチュエータ1の振れ動
作開始の立ち上がりを急俊に行うことができる。
【0034】前述した第1実施例では、光走査用アクチ
ュエータ1の屈曲が一方向であるため、一般にいうラス
タスキャンが出来ない。そこで図7には、第2実施例と
して、2次元方向に屈曲可能な光走査用アクチュエータ
の構成例を示し説明する。図7(a)は、2つの光走査
用アクチュエータを組み合わせて互いに直交する方向に
屈曲できるように構成したものである。
【0035】つまり、前述した光走査用アクチュエータ
1の電極部4a,4bを該光走査用アクチュエータ1の
屈曲方向と直交方向に屈曲するアクチュエータ26の固
着部に固着し、直交方向に屈曲する構成例である。この
構成により、別個の屈曲動作が可能となり、走査用アク
チュエータ1が水平方向(列方向)に光ビームを走査
し、アクチュエータ26が垂直方向(行方向)に光ビー
ムを走査することができる。これらの走査の組み合せに
より、種々の方向の走査が可能になる。
【0036】図7(b)示す走査用アクチュエータ1
は、両側に2対づつ屈曲部3a,3c、屈曲部3b,3
cを設けて、片側に流れる電流を変えることによって、
それぞれの屈曲する角度を変えて捩じれを生じさせて2
次元の走査を実現するものである。すなわち、通常の水
平方向走査の場合には、屈曲部3a,3bにパルス信号
を印加し(スイッチS1及びS2は共にオン若しくはオ
フ)、駆動させる。
【0037】そして、スイッチS1及びS2は共にオン
の場合に、スイッチS1をオン(スイッチS2はオフ)
してパルス信号を印加すると、屈曲部3a,3cにそれ
ぞれ電流I1,I2が流れて発生した熱により屈曲し、
屈曲部3bには電流I1と電流I2の和(電流I3)が
流れ、屈曲部3bが屈曲する。しかし、屈曲部3dには
電流が流れないため、結果的に屈曲部3bの屈曲を妨げ
ることとなり、屈曲部3a,3cよりも屈曲部3bが曲
がらずに、m方向に捩じれて、振幅することになる。
【0038】よって、スイッチS1及びS2のオン・オ
フと流す電流値によって、屈曲部に捩じれを生じさせ
て、2次元の走査が可能になる。次に、図7(c)に
は、前述した図7(b)と同様の考え方で屈曲部の幅を
変えることにより、屈曲部に捩じれを生じさせるもので
ある。
【0039】すなわち、幅の異なる屈曲部3a,3bと
屈曲部3c,3dとそれぞれのパルス信号用電源V1,
V2による2つの回路が絶縁層27を介して、構成され
る。この走査用アクチュエータ1は、パルス信号用電源
V1,V2が同じパルス信号を印加すると、水平方向の
走査するように屈曲部3a〜3dが屈曲し、パルス信号
用電源V1のみを印加すると、屈曲部3cの方が屈曲す
る角度が大きくなるため、ミラー部2がn方向に捩じれ
て屈曲することになる。その逆に、パルス信号用電源V
2のみを印加すると、ミラー部2がk方向に捩じれて屈
曲することになる。
【0040】よって、いずれかのパルス信号用電源から
パルス信号を印加することにより、屈曲部に捩じれを生
じさせて、2次元の走査が可能になる。次に、図7
(d)には、走査用アクチュエータ1が、電気的に絶縁
する柔軟な樹脂等からなる隔離板28を挟んで、捩じれ
るように曲がるアクチュエータ29が設けられる。
【0041】このアクチュエータ29は、加熱によって
先端側29aと電極側29bが捩じれる形状になるよう
に記憶された形状記憶合金からなり、隔離板28と共に
捩じれ、結果的に走査用アクチュエータ1のミラー部2
が傾斜した状態になる。
【0042】図7(f)には、異なる屈曲角度が形状記
憶された第1の屈曲部3eと、第2の屈曲部3fとが絶
縁層を挟んで積層形成された構成例である。この構成に
より2種類の走査範囲が実現できる。また、図7(a)
乃至(d)を組み合わせることにより、2次元の走査も
可能になる。
【0043】次に図8には、互いに一方の屈曲部に形状
記憶させた2つのアクチュエータ30,31を電気的に
絶縁する柔軟な樹脂等からなる中間板32の両面側から
張り合わせた構造の走査用アクチュエータ1を示す。
【0044】この走査用アクチュエータ1は、アクチュ
エータ30a側とアクチュエータ31b側とを張り合わ
せたものであり、形状記憶する屈曲部33と屈曲部34
とが中間板32を挟んで対角的に配置される。
【0045】この構成により、両方の屈曲部33,34
を屈曲させると水平方向の走査が行え、いずれか一方の
屈曲部のみを屈曲させる走査用アクチュエータ1に捩じ
れ生じて2次元の走査が可能になる。
【0046】次に図9(a)には、2つの枠とミラー部
とこれらを支持する屈曲部により構成される走査用アク
チュエータを示す。図9(b)には、同図(a)のAB
断面を示す。
【0047】この走査用アクチュエータにおいては、外
側の第1枠41と内側の第2枠42とが対向する2辺の
中心で矢印のように捩じれにより回動する形状記憶合金
からなる屈曲部43a,43bに支持される。そして、
第2枠42とミラー部44は、第2枠42の屈曲部43
a,43bに支持されない2辺の中心で屈曲部45a,
45bに支持される。
【0048】それぞれの屈曲部43a,43bと屈曲部
45a,45bを駆動することにより、2次元の走査が
可能になる。次に、図10には、1つの枠46内に屈曲
部47a,47bにより支持されるミラー部48と、前
記枠46をミラー部48の走査方向と直交する方向に屈
曲する屈曲部49及び電極50により構成される走査用
アクチュエータを示す。
【0049】この走査用アクチュエータは、捩じれるよ
うに形状記憶された屈曲部47a,47bによりミラー
部48を水平方向に走査させ、前記枠46ごと屈曲部4
9により垂直方向に屈曲させることによって、ミラー部
48の2次元の走査が可能になる。
【0050】次に前述した走査用アクチュエータ1のミ
ラー部の変形例について説明する。図11(a)には、
ミラー部2がバーコードに照射され戻ってくる反射光を
集光機能を有するカップ状に凹んだ集光部52と、バー
コードに光ビームを走査して照射するための平坦部53
を有している走査用アクチュエータ51を示す。図11
(b)には、その走査用アクチュエータ51を側面から
見た図を示す。
【0051】図12には、この走査用アクチュエータ5
1を取り付けた光ビーム走査装置の構成例を示す。ここ
で、図12に示す走査用アクチュエータの構成部材で図
3に示した部材と同等のものには同じ参照符号を付し
て、その説明を省略する。
【0052】この走査用アクチュエータ51の駆動は、
図1に示した走査用アクチュエータ1と同等の動作を行
う。但し、バーコードからの反射光は、集光部52で集
光され、上方に設けられた受光素子の受光面に入射され
る。また、図3に示したように走査用アクチュエータ5
1に補正台5及びサーミスタ12を設けてもよい。
【0053】よって、この構成により、受光系の構成が
簡単になる。また図13には、前述した図7乃至図10
に示した2次元に走査可能な走査用アクチュエータを搭
載した光ビーム走査装置の構成例を示し説明する。ここ
で、図7(a)に示したアクチュエータ26を搭載した
例とする。
【0054】このアクチュエータ26は、水平方向に光
ビームを走査する走査用アクチュエータ1をミラー部に
相当する位置に設けており、該アクチュエータ26を動
作させて垂直方向に光ビームを走査させる。この様な構
成により2次元に光ビームを走査できる。また、図3に
示したようにアクチュエータ26に補正台5及びサーミ
スタ12を設けてもよい。
【0055】また、本実施例では、電流(パルス信号)
を屈曲部に流し、屈曲部の抵抗成分から発生する熱によ
り屈曲動作を行っているが、形状記憶合金は熱に反応し
て動作するものであるため、電流に限らず、図14に示
すように1つ若しくは複数の発光素子を配置して、屈曲
部3にレーザ光等のスポット状の光を照射し、光の強度
により屈曲の度合いを制御してもよい。
【0056】また、図7,図8に示した光走査用アクチ
ュエータは、図1(a)の形状のものを用いて説明した
が、図1(e)の形状のものを用いて構成してもよい。
なお、本実施例の実施形態において、今後バーコードス
キャナとして、固有周波数20Hzの振動が選択された
場合に、SMA薄膜の膜厚が3μmとなるが、強度的に
単独膜では形成できなくなるため、樹脂等の強度に優れ
る基板を張り付けて形成しても良い。
【0057】以上の実施例に基づいて説明したが、本明
細書には、以下のような発明も含まれる。 (1) バーコードに照射すべき光ビームを生成する光
ビーム生成手段と、前記光ビーム生成手段から照射され
る光ビームを反射するミラー部と、前記ミラー部と直線
的に一体に接続される所定形状に記憶される形状記憶合
金からなる屈曲部と、前記屈曲部に所定電流を通電さ
せ、所定形状に変形させるための電極パットとで構成さ
れ、前記屈曲部の屈曲動作に応じて振れるミラー部が反
射する光ビームを走査させる光走査用アクチュエータ
と、前記光走査用アクチュエータの屈曲部を所定の屈曲
動作させる光走査用アクチュエータ駆動手段と、前記ミ
ラー部により走査された光ビームがバーコードに照射さ
れ、その反射光を受光し光電変換する受光手段と、前記
受光手段からの出力信号からバーコードとして記載され
る情報を読み取る受光信号処理回路と、を具備すること
を特徴とする光ビーム走査装置。
【0058】(2) バーコードに照射すべき光ビーム
を生成する光ビーム生成手段と、前記光ビーム生成手段
から照射される光ビームを反射するミラー部と、前記ミ
ラー部と、予め定めた形状に曲げられ、一体的に接続さ
れる所定形状が記憶される形状記憶合金からなる屈曲部
と、前記屈曲部に所定電流を通電させ、所定形状に変形
させるための電極パットとで構成され、前記屈曲部の屈
曲動作に応じて振れるミラー部が反射する光ビームを走
査させる光走査用アクチュエータと、前記光走査用アク
チュエータの屈曲部を所定の屈曲動作させる光走査用ア
クチュエータ駆動手段と、前記ミラー部により走査され
た光ビームがバーコードに照射され、その反射光を受光
し光電変換する受光手段と、前記受光手段からの出力信
号からバーコードとして記載される情報を読み取る受光
信号処理回路と、を具備することを特徴とする光ビーム
走査装置。
【0059】(3) バーコードに照射すべき光ビーム
を生成する光ビーム生成手段と、前記光ビーム生成手段
から照射される光ビームを反射するミラー部と、前記ミ
ラー部と一体的に接続される所定形状に記憶される形状
記憶合金からなる第1の屈曲部と、前記第1の屈曲部に
所定電流を通電させ、所定形状に変形させるための第1
の電極パットとで構成される第1の光走査用アクチュエ
ータと、前記第1の電極パットに固着し、平面性を保持
する電極パット固着部と、前記電極パット固着部と一体
的に接続され、前記振れ動作方向と直交する方向に屈曲
する第2の屈曲部と、前記第2の屈曲部に所定電流を通
電させ、所定形状に変形させるための第2の電極パット
と構成される第2の光走査用アクチュエータとで構成さ
れ、光ビームを前記第1の光走査用アクチュエータによ
る水平走査方向と、前記第2の光走査用アクチュエータ
による垂直走査方向とにより、2次元に走査する光走査
用アクチュエータと、前記第1,第2の光走査用アクチ
ュエータの屈曲部を、それぞれに所定の屈曲動作させる
光走査用アクチュエータ駆動手段と、前記ミラー部によ
り走査された光ビームがバーコードに照射され、その反
射光を受光し光電変換する受光手段と、前記受光手段か
らの出力信号からバーコードとして記載される情報を読
み取る受光信号処理回路と、を具備することを特徴とす
る光ビーム走査装置。
【0060】(4) 前記(1)乃至(3)記載の光走
査用アクチュエータの屈曲部は、計上記憶合金からな
り、その膜厚は、Ti Ni 膜で7μmが好適する。 (5) 前記(1)乃至(3)記載の光走査用アクチュ
エータの雰囲気温度の放熱を行うために、該アクチュエ
ータが搭載される光ビーム走査装置のハウジングに冷却
用孔を形成する。
【0061】(6) 前記(1)乃至(3)記載の光走
査用アクチュエータは、固有振動数で振動させることに
より振動振幅を大きく得する。 (7) 前記(1)乃至(3)記載の光走査用アクチュ
エータの応答速度は、SMA薄膜の放熱の時定数で決ま
っており、前記光走査用アクチュエータ駆動手段が出力
するパルス信号は、短い加熱時間と長い放熱時間を得る
ためにデューティ比10%以下のパルス信号を駆動信号
として用いる。
【0062】(5) 前記(1)乃至(3)記載の光走
査用アクチュエータ駆動手段は、パルス信号の電流値若
しくはパルス信号のデューティ比を可変することにより
走査幅を可変する。 (6) 前記(1)乃至(3)記載の光走査用アクチュ
エータの屈曲部を屈曲角度が異なる屈曲部(層)を多層
化することにより、複数の走査幅になる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、形
状記憶合金からなる屈曲部を印加する電流制御により反
射ミラーを振れ動作させた簡易な構造で光ビームを走査
させ、軽量小型化及び低コストを実現する光ビーム走査
装置の光走査用アクチュエータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例としての光走査用アク
チュエータの外観構成を示す図である。
【図2】補正台に取り付けられた光走査用アクチュエー
タの構成を示す図である。
【図3】図3(a)は、光走査用アクチュエータを搭載
する光ビーム走査装置の概略的な第1の構成例を示す
図、図3(b)は、光ビーム走査装置を正面から見た図
である。
【図4】図3に示した光走査用アクチュエータの形状を
変えた第2の構成例を示す図である。
【図5】光走査用アクチュエータを駆動するための駆動
部の構成例を示す図である。
【図6】光走査用アクチュエータを駆動するパルス信号
の一例を示す図である。
【図7】第2実施例として、2次元方向に屈曲可能な光
走査用アクチュエータの構成例を示す図である。
【図8】2次元方向に屈曲可能な光走査用アクチュエー
タの他の構成例を示す図である。
【図9】2つの枠とミラー部からなる2次元方向に屈曲
可能な光走査用アクチュエータの他の構成例を示す図で
ある。
【図10】1つの枠とミラー部からなる2次元方向に屈
曲可能な光走査用アクチュエータの他の構成例を示す図
である。
【図11】ミラー部に集光機能を有する走査用アクチュ
エータの構成例を示す図である。
【図12】図11に示した走査用アクチュエータを取り
付けた光ビーム走査装置の構成例を示す図である。
【図13】2次元走査可能な走査用アクチュエータを取
り付けた光ビーム走査装置の構成例を示す図である。
【図14】発光素子により走査用アクチュエータの屈曲
部を動作させる例を示す図である。
【図15】本発明の走査用アクチュエータを駆動する振
動振幅とパルス信号のデューティ比の関係を示す図であ
る。
【図16】従来の走査用アクチュエータの構成例を示す
図である。
【図17】従来の走査用アクチュエータの構成及びラス
ター形走査パターンを示す図である。
【図18】従来の走査用アクチュエータの構成及びラス
ター形走査パターンを示す図である。
【符号の説明】
1…光走査用アクチュエータ、2…ミラー部、2a…光
ビーム反射面、3,3a,3b…屈曲部、4,4a,4
b…電極、5…補正台、6…固定具、7…半導体レーザ
素子、8…発光素子制御回路、9…光走査用アクチュエ
ータ駆動部、10…受光素子、11…受光信号処理回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山内 皓 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岩田 正樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 久保 日出信 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームをバーコードに照射し、その反
    射光からバーコードとして記載される情報を読み取る光
    ビーム走査装置の走査光ビームを生成する光走査用アク
    チュエータにおいて、 平面性を保持し、発光素子から照射される光ビームを反
    射するミラー部と、 前記ミラー部と一体的に接続される所定形状に記憶され
    る形状記憶合金からなる屈曲部と、 前記屈曲部に所定電流を通電させ、所定形状に変形させ
    るための電極パットとで構成され、 前記屈曲部の屈曲動作に応じて振れるミラー部が反射す
    る光ビームを走査させることを特徴とする光走査用アク
    チュエータ。
  2. 【請求項2】 前記光走査用アクチュエータの近傍の雰
    囲気温度を検知する温度検知手段と、 前記光走査用アクチュエータに固着され、検知した雰囲
    気温度に応じて前記屈曲部の屈曲状態を補正し、前記ミ
    ラー部の振れ動作による光ビームの走査を所定走査に保
    持する温度補正手段とを、さらに具備することを特徴と
    する請求項1記載の光走査用アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 光ビームをバーコードに照射し、その反
    射光からバーコードとして記載される情報を読み取る光
    ビーム走査装置の走査光ビームを生成する光走査用アク
    チュエータにおいて、 平面性を保持し、発光素子から照射される光ビームを反
    射するミラー部と、前記ミラー部と一体的に接続される
    所定形状に記憶される形状記憶合金からなる第1の屈曲
    部と、前記第1の屈曲部に所定電流を通電させ、所定形
    状に変形させるための第1の電極パットとで構成される
    第1の光走査用アクチュエータと、 前記第1の電極パットに固着し、平面性を保持する電極
    パット固着部と、前記電極パット固着部と一体的に接続
    され、前記振れ動作方向と直交する方向に屈曲する第2
    の屈曲部と、前記第2の屈曲部に所定電流を通電させ、
    所定形状に変形させるための第2の電極パットと構成さ
    れる第2の光走査用アクチュエータとを具備し、 光ビームを前記第1の光走査用アクチュエータによる水
    平走査方向と、前記第2の光走査用アクチュエータによ
    る垂直走査方向とにより、2次元に走査する光走査用ア
    クチュエータ。
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