JPH08121669A - 電気融着式接続装置 - Google Patents

電気融着式接続装置

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JPH08121669A
JPH08121669A JP28415594A JP28415594A JPH08121669A JP H08121669 A JPH08121669 A JP H08121669A JP 28415594 A JP28415594 A JP 28415594A JP 28415594 A JP28415594 A JP 28415594A JP H08121669 A JPH08121669 A JP H08121669A
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outer peripheral
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定之 中西
Shimesu Fujiwara
示 藤原
Yoshihiro Kishida
喜廣 岸田
Chiyounei Hayashi
長寧 林
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TOKUSHU KOGYO KK
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    • F16L47/00Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
    • F16L47/02Welded joints; Adhesive joints
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 バルブのフランジキャップ11に段部状の接
続筒部12を形成する。この接続筒部12の外端面にア
リ溝13を、内端面にアリ溝14を形成する。一方、発
熱体18を内蔵した合成樹脂製の接手部材16を接続部
材11とインサート成形により一体に形成する。この継
手部材16の外周に温度を上げた金属リング29を嵌合
し、冷却後、接手部材16の樹脂を締め付ける。 【効果】 大径化した金属製接続部材と合成樹脂製の接
手部材の接合面の隙間が生じることなく、強度もシール
性も著しく向上した接続装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブ、継手類の金属
製接続部材と合成樹脂製の電気融着式接手を一体に成形
するための電気融着式継手装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、給水・給湯・空調やガスパイプ
などには、金属配管が用いられているが、この金属配管
は、錆や腐食などを原因とする汚染や漏れなどが発生す
るおそれがあり、これに変わるものとして、最近、ポリ
エチレンパイプなどの樹脂パイプが用いられている。
【0003】この樹脂パイプ同志を接続する方法として
は、樹脂パイプと継手との接触面を接着剤により接着す
る方法、または内部に発熱体を有する樹脂継手より成る
電気融着継手に樹脂パイプを挿入し、この発熱体を通電
発熱させて、パイプと継手の内外面を融着させて接続す
る電気融着方法がある(例えば、特開平5−87286
号公報)。上記の接着剤を用いる方法は、ポリエチレン
管のような難接着性の樹脂パイプの接続には適用し難い
ため、通常は、電気融着方法が多く用いられている。
【0004】このように樹脂パイプ同志は、電気融着手
段が好ましいが、金属配管と樹脂パイプを接続する場合
は、呼び径が比較的小さい(25A以下)継手類の場合
は、金属製継手と電気融着継手をインサート成形により
一体成形したものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年は呼び
径の大きいもの(50A以上)の継手類の要求が増大
し、この種の大径化した金属配管と樹脂パイプの接続手
段、例えば、鋳鉄等の金属配管からポリエチレン管等の
樹脂パイプへの分岐手段である呼び径の大きいバルブや
継手類は、以下に示す理由から未だ提案されていない現
状にある。
【0006】この理由は、バルブなどが大径化してくる
とインサート成形のために射出する合成樹脂の量も多く
なるため、収縮量が大きくなり、その結果、図16に示
すような合せ部A1 及びA2 が図17に示すW1 及びW
2 の隙間が生じ、漏れの原因となるため、特にバルブ類
には実施されていない現状にある。なお、図16と図1
7において、金属製バルブ(呼び径50A以上)のボデ
ィを構成する金属製キャップ、2は電気融着継手で、2
aは樹脂継手部、2bは発熱体2cを内蔵した融着部、
2dはコントロールに接続するするためのコネクタであ
る。
【0007】上記のような実情であるから、大径化した
金属配管と樹脂パイプを接続するためのバルブや継手類
を簡単にかつ確実に接続できる接続手段の開発が強く望
まれていた。本発明者は、大径化したインサート成形後
の樹脂の収縮が原因で、そりやひずみにより両者の接合
部分の密着性能が著しく低下する等の技術的課題を解決
するために鋭意研究の結果開発に至ったものであり、大
径化した金属製バルブや金属製継手と電気融着接手を確
実に一体成形することにより、金属配管と樹脂パイプ
を、または樹脂パイプ同志を簡単な手段で密着性が良好
で、かつ経済性の点においても優れた電気融着式接続装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、バルブ、継手類の金属製接続部材に段部
状の接続筒部を形成し、この接続筒部の外端面と内端面
にアリ溝またはくさび部を形成すると共に、発熱体を内
蔵した合成樹脂製の電気融着式接手部材を前記した接続
部材とインサート成形により一体に構成した。この場
合、上記した接続筒部の外周面に連続した凹凸部、鋸歯
部、ローレット部、多数の窪み部のうちの一つを形成
し、またはこれらを適宜に組合せ、或は凹凸部の凸部に
ローレットを施すのが好ましい。
【0009】また、バルブ、継手類の金属製接続部材に
段部状の接続筒部を形成し、この接続筒部の内端面に深
さH、長さLのテーパ溝を形成すると共に、発熱体を内
蔵した合成樹脂製の電気融着式接手部材を前記した接続
部材とインサート成形により一体に構成し、この接手部
材の接続側の外端部を前記したテーパ溝に装入してイン
サート成形するようにした。この場合、上記したテーパ
溝の角部と内端面の内側角部の少なくとも一方にOリン
グを装着して接手部材と接続部材を一体に成形するとよ
く、上記したテーパ溝側の端面部にシートを装着して接
手部材と接続部材を一体に成形するのが好ましい。
【0010】更に、バルブ、継手類の金属製接続部材に
段部状の接続筒部を形成し、発熱体を内蔵した合成樹脂
製の電気融着式接手部材を前記した接続部材とインサー
ト成形により一体に設けると共に、前記した接続筒部に
外嵌した接手部材の外周面に金属リングを嵌合させた。
この場合、接手部材の外周面に嵌合した金属リングの外
周を凹凸状にして接手部材を締め付けるようにするとよ
く、上記した金属リングを接手部材の外周面とこれと相
隣れる接続部材の外周面に跨るように嵌合するのが好ま
しい。更にまた、上記の金属リングの接続部材側の端部
に鍔部を形成し、この鍔部を接続部材の外周溝に係止
し、金属製接続部材の接続筒部の外端面と内端面にアリ
溝、くさび溝またはテーパ溝を形成し、或は接続筒部の
外周面に連続した凹凸部、鋸歯部、ローレット部、多数
の窪み部の一つを形成し、またはこれらを適宜に組合
せ、或は凹凸部の凸部にローレットを施すのが好まし
い。
【0011】
【作用】本発明は、上述のように構成したから、成形時
に樹脂を入れると、金属製接続部材の接続筒部に設けた
アリ溝またはくさび部により、冷却時における樹脂が軸
方向への引けが防止され、接合面の隙間の発生を防止す
ると共に、強度とシール性を高めることができる。
【0012】他の発明も上述のように構成したから、テ
ーパ溝に樹脂が入り、成形後冷却に入ると、径方向は樹
脂の方が多く収縮するので、金属製接続筒部側を締める
状態となり、一方、長さ方向は、金属側と樹脂側が互い
に反対方向に収縮するので、テーパ溝のテーパ面は、強
く面圧が生じ、強度もシール性も高まり、かつ、接合面
の隙間も生じない。この場合、テーパ溝の角部と内端面
の角部にOリングを装着したり、テーパ溝側の内端側の
端面部にシートを装着すると、更に、シール性を高める
ことができる。
【0013】また、他の発明も上述のように構成したか
ら、成形直後にまたは成形完了後に温度を上げて径を拡
大した金属リングを嵌合し、冷却後金属リングで接手部
材を締め付けるので、強度が増し接合面の隙間も生じな
い。この場合、金属リングの外周を凹凸状にすると、よ
り接手部材を金属リングで締め、シール性を高めること
ができる。更に、接続部材の外周溝に金属リングの鍔部
を係止すると、樹脂側の収縮により接手部材を接続部材
側に寄せるように締めるので、より強度とシール性を高
める。
【0014】
【実施例】以下に、本発明における電気融着式接続装置
の各実施例を説明する。図1と図2は第一実施例を示し
た部分縦断面図であり、図1と図2において、11は鋳
鉄またはその他の金属材料である金属製で形成した口径
の大きいバルブ、継手類などの全部または一部である接
続部材であり、本例においてはダクタイル鋳鉄製のボー
ルバルブ(160A)のボディを構成するフランジ付き
のキャップであり、このキャップ11は、呼び径の大き
い流路11aを有している。このボールバルブは、図示
しないが、ボデイの内部に貫通孔を有するボールを回転
自在に設けて流路を開閉させるバルブである。
【0015】この接続部材11に段部状の接続筒部12
を形成し、この接続筒部12の外端面と内端面に図1に
示すようなアリ溝13、14をそれぞれ形成する。この
アリ溝13側はできるだけ内径よりに、アリ溝14側は
できるだけ外径よりにすれば、樹脂の引けがより少なく
なる。また、接続筒部12の外周面に連続した鋸歯部1
5を形成し、樹脂の密着性を図っており、鋸歯部15の
例以外に、連続した凹凸部、ローレット部、窪み部のう
ちの1つをまたはこれらを適宜に組合せ、或は凹凸部の
凸部の表面にローレットを施しても良い。これら鋸歯部
などは、接続部材11と接手部材16とが捩じり方向に
回転するのを防止している。
【0016】また、図中16は図示しない金型内に接続
部材11を内蔵させた状態で金型内に架橋ポリエチレ
ン、架橋ポリプロピレンなどの架橋性の熱可塑性樹脂を
射出してインサート成形した接手部材である。この接手
部材16の内周面に融着部17が設けられており、この
融着部17は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
デン、ポリ塩化ビニルなどの非架橋性の熱可塑性樹脂に
よって形成され、融着部17の内部に電気的に短絡しな
いように埋設されたニッケル線、ニクロム線などの抵抗
加熱線18(発熱体)によって構成されている。
【0017】この抵抗加熱線18は、図示しない電源や
コントローラとコネクタ19から接続線20を介して通
電されることにより発熱し、この発熱によって融着部1
7と樹脂パイプ(図示しない)の挿入部分の外周面が溶
融して融着する。上記した合成樹脂製の電気融着式接手
部材16は、通常に使用されているものを用いればよ
く、何れの電気融着継手の構造も含まれ、利用すること
ができる。なお、接手部材の外部から発熱体に高周波磁
場を加える誘導加熱によって発熱させることも可能であ
る。
【0018】図2は、アリ溝13、14の他例を示した
もので、接続筒部12の外端部にくさび部21を形成
し、かつ内端部にも、くさび部22を形成して樹脂の引
けに対し抵抗するようにしており、その他の構成は図1
と同様であり、同様の作用効果を発揮する。
【0019】図1と図2において、接続筒部12の外端
面と内端面にアリ溝13、14またはくさび部21、2
2を設けたから、成形時に金型内に合成樹脂を入れる
と、冷却時に軸方向の引けを防止し、図17に示すよう
な隙間の発生を防止すると共に、強度とシール性を高め
ることができる。
【0020】次に、図3乃至図6は、第二実施例を示し
た部分縦断面図であり、図3において、バルブ、継手類
の金属製接続部材11に段部状の接続筒部12を形成
し、この接続筒部12の内端面に深さH、長さLのテー
パ溝23を形成したもので、インサート成形したとき
に、樹脂がこのテーパ溝23に入って接手部材16の接
続側の外端部に拡径部24が形成され、このテーパ溝2
3と拡径部24の接触面にテーパ面25を形成する。
【0021】図3において、接続部材11に設けた接続
筒部12の内端面に深さH、長さLのテーパ溝23を形
成したから、成形時に樹脂がここに入り、これにより成
形後冷却すると、径方向は樹脂の方が多く収縮するの
で、接続筒部12の外周面を締める状態となる。また、
長さ方向は、接続部材(金属側)11と接手部材(樹脂
側)16が互いに反対方向に収縮するので、テーパ面2
5は強い面圧が生じ、強度もシール性も高まり、かつ隙
間も生じないので商品価値も高くなる。
【0022】更に、両者の合せ部のシール性を高くする
ために、図4、図5に示すように、テーパ溝23の角部
と内端面の内側角部の少なくとも一方に、柔軟な材質の
Oリング26、27を入れておいて成形すると、成形時
には圧入される樹脂によりOリング26、27は圧縮さ
れ、冷却して樹脂が収縮すると、Oリング26、27は
復元し、隙間をなくしシール性を高める。また、図6に
示すようにテーパ溝23側の端面部にシート28を装着
してもよく、この場合もシール性を高めることができ
る。
【0023】以上のように、金属側と樹脂側の収縮方向
に対し、その接着面が強く接するような溝を適宜に設け
ることによりシール性を高めることが可能である。ま
た、上記の各例は金属材料で説明したが、他材料でも同
様である。なお、成形後適当な時期に、図3のA部をロ
ーラなどで内側へ押すことにより、テーパ面25の面圧
をより強力にすることもできる。図3、図4のその他の
構成は、図1と同様であり同様の作用効果を発揮する。
【0024】図7乃至図15は、第三実施例を示した部
分縦断面図である。図7において、インサート成形の直
後に、または成形完了後の適当な時期に温度を上げて拡
径した金属リング29を接続筒部12に外嵌した接手部
材16の外周面に嵌合し、金属リング29が冷却後、樹
脂を締めるように、いわゆる金属リング29にタガ張応
力が生ずる状態で取付ける(図8を参照)。これによ
り、強度が増し、両者の合せ部の隙間も生じない接続装
置を得ることができる。
【0025】また、図10に示すように、接手部材16
の外周面に嵌合した金属リング29の外周を凹凸状にし
て凹凸部位30を形成する。これは、図9のように成形
直後に金属リング29を適当な時期に嵌合し、次いで図
11に示すような部分型31または全周同時型で樹脂を
締めるようにする。
【0026】また、図12に示すように、成形後に温度
を上げた金属リング29と接手部材16の外周面とこれ
と相隣れる接続部材11の外周面に跨るように嵌合し、
金属リング29が冷却すると、図13に示すような状態
になるので、強度とシール性を高める。
【0027】更に、金属リング29の接続部材11側の
端部に鍔部32を形成し、この鍔部32を接続部材11
の外周溝33に係止すると、成形後に温度を上げて嵌合
した金属リング29が冷却し、金属リング29は、接続
部材11側が接続部材11よりは収縮しないが、接手部
材16側の樹脂は収縮可能であるから、樹脂を締めなが
ら金属リングは収縮し、図15の状態になる。この時、
金属リング29は、鍔部32が外周溝33に係止されて
いるので、樹脂を金属製の接続部材11側に寄せるよう
に締めるので、強度とシール性をより高める。なお、そ
の他の構成は、図1の構成と同様であり、同じ作用効果
を発揮する。
【0028】また、第二実施例及び第三実施例は、図示
しないが、第一実施例に設けたアリ溝13、14または
くさび部21、22或は鋸歯部、凹凸部、ローレット
部、窪み部を適宜に組み合せ、また、金属製接続部材の
接続筒部12の外端面と内端面にくさび溝、テーパ溝な
どを組み合せて任意に実施でき得ることは勿論である。
更に、接続部材の接続筒部は、接手部材の内部に埋め込
むようにインサート成形して形成しても良い。なお、上
記の各例は、ボールバルブのフランジ付きのキャップに
適用した例について説明したが、これに限定されること
なく、バタフライバルブ、ゲートバルブ、グローブバル
ブ、チェックバルブ、プラグバルブ或はその他のバルブ
又はその一部にも適用可能であり、また、二方弁のみな
らず、三方弁にも適用でき、更に、継手その他の接続部
材にも応用できる。
【0029】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によると、次のような効果を有する。金属製の接続部材
と合成樹脂製の接手部材を接続する場合、両者が大径化
していても合せ面に隙間を生じさせることなく、堅固に
接続でき、強度とシール性を著しく向上させることがで
き、また、安価に量産できるため、経済的にも優れた接
続装置を提供することができる。また、金属配管と樹脂
パイプ又は樹脂パイプ同志を分岐させる金属製バルブや
金属製継手に電気融着継手を簡単に接続できるため、呼
び径の大きい場合でも支障なく接合手段を実行でき、確
実に接合できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における、電気融着式接続装置の第一実
施例を示した部分縦断面図である。
【図2】図1の他例を示した部分縦断面図である。
【図3】本発明における、電気融着式接続装置の第二実
施例を示した部分縦断面図である。
【図4】図3の他例を示すa部拡大詳細図である。
【図5】図3の他例を示すa部拡大詳細図である。
【図6】図3の他例を示すa部拡大詳細図である。
【図7】本発明における、電気融着式接続装置の第三実
施例を示した部分縦断面図である。
【図8】図7における冷却後の金属リングを示した部分
縦断面図である。
【図9】図7の×−×線を断面したやゝ縮小の断面図で
ある。
【図10】図7の他例を示した部分縦断面図である。
【図11】図9の他例を示したやゝ縮小の断面図であ
る。
【図12】図7の他例を示した部分縦断面図である。
【図13】図12の金属リングが冷却した後の状態を示
す部分縦断面図である。
【図14】図7の他例を示した部分縦断面図である。
【図15】図14の金属リングが冷却した後の状態を示
す縦断面図である。
【図16】従来例を示した電気融着式接続構造の部分縦
断面図である。
【図17】成形後、樹脂と金属間の合せ面に隙間が生じ
た状態を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
11 接続部材 12 接続筒部 13、14 アリ溝 15 鋸歯部 16 接手部材 17 融着部 18 発熱体 21、22 くさび部 23 テーパ溝 24 拡径部 25 テーパ面 26、27 Oリング 28 シート 29 金属リング 32 鍔部 33 外周溝
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 22:00 31:24 (72)発明者 岸田 喜廣 大阪府八尾市太田新町1丁目209番地 特 殊工業株式会社内 (72)発明者 林 長寧 大阪府八尾市太田新町1丁目209番地 特 殊工業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ、継手類の金属製接続部材に段部
    状の接続筒部を形成し、この接続筒部の外端面と内端面
    にアリ溝またはくさび部を形成すると共に、発熱体を内
    蔵した合成樹脂製の電気融着式接手部材を前記した接続
    部材とインサート成形により一体に構成したことを特徴
    とする電気融着式接続装置。
  2. 【請求項2】 上記した接続筒部の外周面に連続した凹
    凸部、鋸歯部、ローレット部、多数の窪み部のうちの一
    つを形成し、またはこれらを適宜に組合せ、或は凹凸部
    の凸部にローレットを施した請求項1記載の電気融着式
    接続装置。
  3. 【請求項3】 バルブ、継手類の金属製接続部材に段部
    状の接続筒部を形成し、この接続筒部の内端面に深さ
    H、長さLのテーパ溝を形成すると共に、発熱体を内蔵
    した合成樹脂製の電気融着式接手部材を前記した接続部
    材とインサート成形により一体に構成し、この接手部材
    の接続側の外端部を前記したテーパ溝に装入してインサ
    ート成形するようにしたことを特徴とする電気融着式接
    続装置。
  4. 【請求項4】 上記したテーパ溝の角部と内端面の内側
    角部の少なくとも一方にOリングを装着して接手部材と
    接続部材を一体に成形した請求項3記載の電気融着式接
    続装置。
  5. 【請求項5】 上記したテーパ溝側の端面部にシートを
    装着して接手部材と接続部材を一体に成形した請求項3
    又は4記載の電気融着式接続装置。
  6. 【請求項6】 バルブ、継手類の金属製接続部材に段部
    状の接続筒部を形成し、発熱体を内蔵した合成樹脂製の
    電気融着式接手部材を前記した接続部材とインサート成
    形により一体に設けると共に、前記した接続筒部に外嵌
    した接手部材の外周面に金属リングを嵌合させたことを
    特徴とする電気融着式接続装置。
  7. 【請求項7】 接手部材の外周面に嵌合した金属リング
    の外周を凹凸状にして接手部材を締め付けるようにした
    請求項6記載の電気融着式接続装置。
  8. 【請求項8】 上記した金属リングを接手部材の外周面
    とこれと相隣れる接続部材の外周面に跨るように嵌合し
    た請求項6記載の電気融着式接続装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載した金属リングの接続部
    材側の端部に鍔部を形成し、この鍔部を接続部材の外周
    溝に係止した電気融着式接続装置。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9の何れか1つに記載の
    電気融着式接続装置において、金属製接続部材の接続筒
    部の外端面と内端面にアリ溝、くさび溝またはテーパ溝
    を形成した電気融着式接続装置。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至10の何れか1つに記載
    の電気融着式接続装置において、接続筒部の外周面に、
    凹凸部、鋸歯部、ローレット部、多数の窪み部のうちの
    一つを形成し、またはこれらを適宜に組合せ、或は凹凸
    部の凸部にローレットを施した電気融着式接続装置。
JP28415594A 1994-10-25 1994-10-25 電気融着式接続装置 Expired - Fee Related JP3174703B2 (ja)

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