JPH08121411A - ロッドレスシリンダ - Google Patents
ロッドレスシリンダInfo
- Publication number
- JPH08121411A JPH08121411A JP6282747A JP28274794A JPH08121411A JP H08121411 A JPH08121411 A JP H08121411A JP 6282747 A JP6282747 A JP 6282747A JP 28274794 A JP28274794 A JP 28274794A JP H08121411 A JPH08121411 A JP H08121411A
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- JP
- Japan
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- slider
- dust
- guide
- cylinder barrel
- slit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 防塵用のスクレーパ付きのスライダがシリン
ダバレルの案内レールに案内されるスリットチューブ式
のロッドレスシリンダにおいて、シリンダバレル内部へ
のの塵等の浸入を効果的に防止し、かつ、スライダの移
動を円滑に行わせる。 【構成】 シリンダバレル2のスリット4を介してピス
トン12とシリンダバレル2外側のスライダ15を一体
に連結し、このスライダ15の前後方向両側に防塵用の
スクレーパ16を備え、このスクレーパ16の外側に、
案内面7a、9a、シリンダバレル上面2a、及び、ア
ウタシールバンド8b上面に摺接する防塵ブラシ23、
24を装着した。
ダバレルの案内レールに案内されるスリットチューブ式
のロッドレスシリンダにおいて、シリンダバレル内部へ
のの塵等の浸入を効果的に防止し、かつ、スライダの移
動を円滑に行わせる。 【構成】 シリンダバレル2のスリット4を介してピス
トン12とシリンダバレル2外側のスライダ15を一体
に連結し、このスライダ15の前後方向両側に防塵用の
スクレーパ16を備え、このスクレーパ16の外側に、
案内面7a、9a、シリンダバレル上面2a、及び、ア
ウタシールバンド8b上面に摺接する防塵ブラシ23、
24を装着した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はピストンロッドを有し
ないいわゆるスリットチューブ式のロッドレスシリンダ
に関し、バレル外側のスライダがシリンダバレルの案内
レールに案内されるロッドレスシリンダに関する。
ないいわゆるスリットチューブ式のロッドレスシリンダ
に関し、バレル外側のスライダがシリンダバレルの案内
レールに案内されるロッドレスシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来このようなロッ
ドレスシリンダ1はバレル1A内に封入したピストンに
スリット4を介してスライダ15を一体止着し、インナ
ーシールバンドにてスリット4を密封すると共にアウタ
シールバンド8bでスリット4内の防塵を行うように構
成され、スライダ15にはその前後側面にゴム等の弾性
体で構成されるコ字状のスクレーパ16を装着し、この
スクレーパ16がシリンダバレル1Aの上面に設けた水
平な案内レールの案内面7a及びアウタシールバンド8
bの上面、シリンダバレル1A両側面に形成したV字状
の案内レール9の案内面9aとに摺接して上記各面に付
着する塵や切粉を除去し、スライダ15の各案内レール
9による摺動を円滑にすると共に、スリット4からのシ
リンダバレル1A内部への塵等の侵入を防止している。
ドレスシリンダ1はバレル1A内に封入したピストンに
スリット4を介してスライダ15を一体止着し、インナ
ーシールバンドにてスリット4を密封すると共にアウタ
シールバンド8bでスリット4内の防塵を行うように構
成され、スライダ15にはその前後側面にゴム等の弾性
体で構成されるコ字状のスクレーパ16を装着し、この
スクレーパ16がシリンダバレル1Aの上面に設けた水
平な案内レールの案内面7a及びアウタシールバンド8
bの上面、シリンダバレル1A両側面に形成したV字状
の案内レール9の案内面9aとに摺接して上記各面に付
着する塵や切粉を除去し、スライダ15の各案内レール
9による摺動を円滑にすると共に、スリット4からのシ
リンダバレル1A内部への塵等の侵入を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のロッドレス
シリンダにあっては、案内レールの案内面の塵等の除去
及びバレル内への切粉等の侵入防止のためにスライダの
前後側面にスクレーパのみを備えた一重の除塵、防塵構
造であるから、各案内面7a、9aやアウタシールバン
ド8b上の塵等量が多いときには塵を除去することが確
実でなく、このためスクレーパの除塵、防塵機能に不具
合が生じ、スライダの移動が円滑に行われず、またバレ
ル内部へ塵が侵入し、ロッドレスシリンダの機能を低下
させる恐れがあった。
シリンダにあっては、案内レールの案内面の塵等の除去
及びバレル内への切粉等の侵入防止のためにスライダの
前後側面にスクレーパのみを備えた一重の除塵、防塵構
造であるから、各案内面7a、9aやアウタシールバン
ド8b上の塵等量が多いときには塵を除去することが確
実でなく、このためスクレーパの除塵、防塵機能に不具
合が生じ、スライダの移動が円滑に行われず、またバレ
ル内部へ塵が侵入し、ロッドレスシリンダの機能を低下
させる恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、シリンダバレル内側のピストンとシリンダ
バレル外側のスライダとを、バレルのスリットを介して
一体に連結すると共に、スリットをシールバンドで塞
ぎ、前記スライダを、バレルに設けた案内レールに前後
方向移動自在に案内させ、スライダには、前後方向両側
に、前記案内レールの案内面及びシールバンド上面に摺
接するスクレーパを取付けたロッドレスシリンダにおい
て、スライダの前後両側の各スクレーパ外側に、案内レ
ールの案内面及びシールバンド上面に摺接する防塵ブラ
シを装着したことを特徴とする。
するために、シリンダバレル内側のピストンとシリンダ
バレル外側のスライダとを、バレルのスリットを介して
一体に連結すると共に、スリットをシールバンドで塞
ぎ、前記スライダを、バレルに設けた案内レールに前後
方向移動自在に案内させ、スライダには、前後方向両側
に、前記案内レールの案内面及びシールバンド上面に摺
接するスクレーパを取付けたロッドレスシリンダにおい
て、スライダの前後両側の各スクレーパ外側に、案内レ
ールの案内面及びシールバンド上面に摺接する防塵ブラ
シを装着したことを特徴とする。
【0005】
【作用】前記によればスライダ前後両側の各スクレーパ
外側に、バレルに設けた案内レールの案内面及びシール
バンド上面に摺接する防塵ブラシを装着したので、これ
らの各面に塵が多く付着した場合でも、スクレーパの前
で前もって塵を除去でき、スクレーパの除塵、防塵能力
を越えることがなく除塵が確実になり、スライダの移動
が円滑となると共に、バレル内部への切粉等の侵入が確
実に防止される。
外側に、バレルに設けた案内レールの案内面及びシール
バンド上面に摺接する防塵ブラシを装着したので、これ
らの各面に塵が多く付着した場合でも、スクレーパの前
で前もって塵を除去でき、スクレーパの除塵、防塵能力
を越えることがなく除塵が確実になり、スライダの移動
が円滑となると共に、バレル内部への切粉等の侵入が確
実に防止される。
【0006】
【実施例】図1,2において、ロッドレスシリンダ1の
シリンダバレル2にはシリンダ孔3が軸方向全長に亘っ
て形成され、その上壁にはスリット4が、やはり軸方向
全長に亘って形成されている。スリット4を上向きとし
た状態で、スリット4の巾方向両側には、シリンダバレ
ル2の上面2aに夫々案内レール7が軸線方向全長にわ
たって設けてある。この案内レール7は上面2aに貼着
してあるステンレススチールバンド等の対摩耗性バンド
で構成され、その上面が水平な案内面7aとなってい
る。この案内面7aは、シリンダバレル2の上面2aと
略面一である。シリンダバレル2の両端(図では片側の
み示す)は、エンドキャップ5で塞がれてシリンダ室6
を形成している。これらのエンドキャップ5には前記ス
リット4を内側及び外側からシールするインナ、及びア
ウタシールバンド8a,8bが連結されている。前記シ
リンダ室6にはピストンアクスル10の両側にピストン
エンド11を連結して構成されるピストン12が軸方向
摺動自在に嵌装されている。ピストンアクスル10に
は、その上端がスリット4より外部へ突出されるピスト
ンヨーク10aが一体取着され、このピストンヨーク1
0aにスライダ15が連結ピン13を介して一体連結さ
れている。
シリンダバレル2にはシリンダ孔3が軸方向全長に亘っ
て形成され、その上壁にはスリット4が、やはり軸方向
全長に亘って形成されている。スリット4を上向きとし
た状態で、スリット4の巾方向両側には、シリンダバレ
ル2の上面2aに夫々案内レール7が軸線方向全長にわ
たって設けてある。この案内レール7は上面2aに貼着
してあるステンレススチールバンド等の対摩耗性バンド
で構成され、その上面が水平な案内面7aとなってい
る。この案内面7aは、シリンダバレル2の上面2aと
略面一である。シリンダバレル2の両端(図では片側の
み示す)は、エンドキャップ5で塞がれてシリンダ室6
を形成している。これらのエンドキャップ5には前記ス
リット4を内側及び外側からシールするインナ、及びア
ウタシールバンド8a,8bが連結されている。前記シ
リンダ室6にはピストンアクスル10の両側にピストン
エンド11を連結して構成されるピストン12が軸方向
摺動自在に嵌装されている。ピストンアクスル10に
は、その上端がスリット4より外部へ突出されるピスト
ンヨーク10aが一体取着され、このピストンヨーク1
0aにスライダ15が連結ピン13を介して一体連結さ
れている。
【0007】スライダ15は、その断面形状が図2の略
図に示すように略コ字状に形成されていて、シリンダバ
レル2の上部を跨ぐ形状になっている。スライダ15の
下面には、前記案内面7a上を摺接案内される案内部材
14が一対設けてある。案内部材14は、含油燃結金属
等の金属シートで構成される。この案内部材14は、針
状コロなどのころがり軸受で構成してもよい。スライダ
15の、下方へ伸びる左右の脚部15aには案内子15
bが設けてある。この案内子15bをポリアセタール樹
脂のプラスチックで構成し、別部材としてスライダ15
に取付けてもよい。シリンダバレル2の、スリット4を
上向きとした状態における左右の側面上部には、略V字
状の案内レール9(案内溝)が、シリンダバレル2の長
手全長にわたって形成され、この案内レール9の上側の
案内面9aに、前記案内子15bが長手方向摺動自在に
案内されている。従って、エンドキャップ5の図示しな
い給排ポートからの圧流体の給排により、スライダ15
はピストン12を介してシリンダバレル2上を、前記案
内面7a、9aに案内されて直線移動することになる。
尚、前記案内子15bは、案内レール9の案内面9aに
対して摺動する形式のもので説明したが、案内レール9
の案内面9aに対して、転動するカムフォロアのような
ものであってもよい。
図に示すように略コ字状に形成されていて、シリンダバ
レル2の上部を跨ぐ形状になっている。スライダ15の
下面には、前記案内面7a上を摺接案内される案内部材
14が一対設けてある。案内部材14は、含油燃結金属
等の金属シートで構成される。この案内部材14は、針
状コロなどのころがり軸受で構成してもよい。スライダ
15の、下方へ伸びる左右の脚部15aには案内子15
bが設けてある。この案内子15bをポリアセタール樹
脂のプラスチックで構成し、別部材としてスライダ15
に取付けてもよい。シリンダバレル2の、スリット4を
上向きとした状態における左右の側面上部には、略V字
状の案内レール9(案内溝)が、シリンダバレル2の長
手全長にわたって形成され、この案内レール9の上側の
案内面9aに、前記案内子15bが長手方向摺動自在に
案内されている。従って、エンドキャップ5の図示しな
い給排ポートからの圧流体の給排により、スライダ15
はピストン12を介してシリンダバレル2上を、前記案
内面7a、9aに案内されて直線移動することになる。
尚、前記案内子15bは、案内レール9の案内面9aに
対して摺動する形式のもので説明したが、案内レール9
の案内面9aに対して、転動するカムフォロアのような
ものであってもよい。
【0008】スライダ15には、前後方向(バレル長手
方向)両側面に、夫々アウタシールバンドプレート17
がスクレーパ押え18との間に設けてある。アウタシー
ルバンドプレート17は、その下部中央部分がアウタシ
ールバンド8bの上面に摺接されている。各アウタシー
ルバンドプレート17とその外側のスクレーパ押え18
との間には、合成ゴム等から成るコ字状のスクレーパ1
6が設けてある。スクレーパ16は、図3に示すよう
に、シリンダバレル2の上面2a、案内面7a、アウタ
シールバンド8b上面及び案内レール9の案内面9aと
に夫々摺接するようになっている。このスクレーパ16
の材質はフエルトであってもよい。
方向)両側面に、夫々アウタシールバンドプレート17
がスクレーパ押え18との間に設けてある。アウタシー
ルバンドプレート17は、その下部中央部分がアウタシ
ールバンド8bの上面に摺接されている。各アウタシー
ルバンドプレート17とその外側のスクレーパ押え18
との間には、合成ゴム等から成るコ字状のスクレーパ1
6が設けてある。スクレーパ16は、図3に示すよう
に、シリンダバレル2の上面2a、案内面7a、アウタ
シールバンド8b上面及び案内レール9の案内面9aと
に夫々摺接するようになっている。このスクレーパ16
の材質はフエルトであってもよい。
【0009】次にスライダ15の前後方向両側に備えた
夫々のスクレーパ押え18の外側面には外周をほぼスク
レーパ押え18と同形にしたブラシホルダ21,22が
エンドプレート25,26との間に設けてある。エンド
プレート25,26の下端には略コ字状に形成された除
塵、防塵用の防塵ブラシ23,24が取付けられてい
る。以上のアウタシールバンドプレート17、スクレー
パ押え18、ブラシホルダ21は、エンドプレート2
5,26とねじ28とによりスライダ15に一体共締め
され、スクレーパ16はアウタシールバンドプレート1
7とスクレーパ押え18間に挾持されている。図4に示
すように防塵ブラシ23,24は前後スクレーパ16と
同様にシリンダバレル2の上面2aと案内面7a,アウ
タシールバンド8b上面、シリンダバレル2左右側面の
2つの案内レール9の案内面9aに接するように取付け
られており、スライダ15の移動でスクレーパ16と共
に上記各面を摺動移動するようになっている。
夫々のスクレーパ押え18の外側面には外周をほぼスク
レーパ押え18と同形にしたブラシホルダ21,22が
エンドプレート25,26との間に設けてある。エンド
プレート25,26の下端には略コ字状に形成された除
塵、防塵用の防塵ブラシ23,24が取付けられてい
る。以上のアウタシールバンドプレート17、スクレー
パ押え18、ブラシホルダ21は、エンドプレート2
5,26とねじ28とによりスライダ15に一体共締め
され、スクレーパ16はアウタシールバンドプレート1
7とスクレーパ押え18間に挾持されている。図4に示
すように防塵ブラシ23,24は前後スクレーパ16と
同様にシリンダバレル2の上面2aと案内面7a,アウ
タシールバンド8b上面、シリンダバレル2左右側面の
2つの案内レール9の案内面9aに接するように取付け
られており、スライダ15の移動でスクレーパ16と共
に上記各面を摺動移動するようになっている。
【0010】次に作用について説明する。スライダ15
が案内レール7、9に案内されて前後方向に移動すると
防塵ブラシ23,24がシリンダバレル上面2aと案内
面7aとアウタシールバンド8b上面と案内レール9の
案内面9aとに摺接して,これらの各面に付着した塵、
切粉等を除塵する。これによって塵等が多く付着してい
ても大部分は除塵され、防塵ブラシ23,24後方のス
クレーパ16への塵量は少なくなりスクレーパ16の除
塵、防塵能力を越えることはなく、塵、切粉等を効果的
に除去するのでスクレーパ機能が低下せず、スライダ1
5の長手方向の移動を円滑にすると共にスライダ15内
部への切粉等の侵入が確実に防止され、ロッドレスシリ
ンダ1内部への切粉等の侵入がなく機能が低下すること
はない。尚、本願の案内レールは本実施例に限られず、
例えば、特開平6−50305号に示されるように、ス
リットの両側に外向きに傾斜した案内レール(案内溝
部)が形成してあり、スリットを上向きとしたときの前
記案内レールの夫々外側となる上側面に水平な案内レー
ルが設けてあってもよい。
が案内レール7、9に案内されて前後方向に移動すると
防塵ブラシ23,24がシリンダバレル上面2aと案内
面7aとアウタシールバンド8b上面と案内レール9の
案内面9aとに摺接して,これらの各面に付着した塵、
切粉等を除塵する。これによって塵等が多く付着してい
ても大部分は除塵され、防塵ブラシ23,24後方のス
クレーパ16への塵量は少なくなりスクレーパ16の除
塵、防塵能力を越えることはなく、塵、切粉等を効果的
に除去するのでスクレーパ機能が低下せず、スライダ1
5の長手方向の移動を円滑にすると共にスライダ15内
部への切粉等の侵入が確実に防止され、ロッドレスシリ
ンダ1内部への切粉等の侵入がなく機能が低下すること
はない。尚、本願の案内レールは本実施例に限られず、
例えば、特開平6−50305号に示されるように、ス
リットの両側に外向きに傾斜した案内レール(案内溝
部)が形成してあり、スリットを上向きとしたときの前
記案内レールの夫々外側となる上側面に水平な案内レー
ルが設けてあってもよい。
【0011】次に本願実施例より把握される実施態様に
ついて記載する。 (1)案内レールが、スリットを上向きとした状態にお
いて、スリットの左右両側に長手方向に設けた水平な案
内レールと、バレルの左右側面に設けたV字状の案内レ
ールとから構成され、防塵ブラシがこれらの各案内レー
ルの案内面及び、アウタシールバンド上面に摺接するよ
うに、ほぼコ字状としたことを特徴とする請求項1記載
のロッドレスシリンダ。
ついて記載する。 (1)案内レールが、スリットを上向きとした状態にお
いて、スリットの左右両側に長手方向に設けた水平な案
内レールと、バレルの左右側面に設けたV字状の案内レ
ールとから構成され、防塵ブラシがこれらの各案内レー
ルの案内面及び、アウタシールバンド上面に摺接するよ
うに、ほぼコ字状としたことを特徴とする請求項1記載
のロッドレスシリンダ。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明では,スリットチュ
ーブ式ロッドレスシリンダのスライダ前後方向両側に防
塵用のスクレーパを備え、このスクレーパ外側にシール
バンド上面及びスライダ案内用の案内レールの案内面と
摺接する防塵ブラシを装着したので、これらの各面に塵
等が多く付着するような環境で使用しても、スクレーパ
による除塵の前にこれらの各面の塵等を防塵ブラシで除
塵することができ、その結果、効果的に塵等を除去し得
て、案内面、シールバンド上面に塵等の付着がなくなる
ため、スライダの移動が円滑になり、かつ、シリンダ内
部への切粉等の侵入を確実に防止でき、ロッドレスシリ
ンダの機能低下を防止できる。
ーブ式ロッドレスシリンダのスライダ前後方向両側に防
塵用のスクレーパを備え、このスクレーパ外側にシール
バンド上面及びスライダ案内用の案内レールの案内面と
摺接する防塵ブラシを装着したので、これらの各面に塵
等が多く付着するような環境で使用しても、スクレーパ
による除塵の前にこれらの各面の塵等を防塵ブラシで除
塵することができ、その結果、効果的に塵等を除去し得
て、案内面、シールバンド上面に塵等の付着がなくなる
ため、スライダの移動が円滑になり、かつ、シリンダ内
部への切粉等の侵入を確実に防止でき、ロッドレスシリ
ンダの機能低下を防止できる。
【図1】本発明のロッドレスシリンダの要部断面図であ
る。
る。
【図2】案内レールの説明図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】従来の防塵用のスクレーパを示す説明図であ
る。
る。
1 ロッドレスシリンダ、 2 シリンダバレル、 4
スリット、7 案内レール、 7a 案内面、8a
インナシールバンド、 8b アウタシールバンド、9
案内レール、 9a 案内面、 12 ピストン、
15 スライダ、16 スクレーパ、 23、24 防
塵ブラシ
スリット、7 案内レール、 7a 案内面、8a
インナシールバンド、 8b アウタシールバンド、9
案内レール、 9a 案内面、 12 ピストン、
15 スライダ、16 スクレーパ、 23、24 防
塵ブラシ
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダバレル内側のピストンとシリン
ダバレル外側のスライダとを、バレルのスリットを介し
て一体に連結すると共に、スリットをシールバンドで塞
ぎ、前記スライダを、バレルに設けた案内レールに前後
方向移動自在に案内させ、スライダには、前後方向両側
に、前記案内レールの案内面及びシールバンド上面に摺
接するスクレーパを取付けたロッドレスシリンダにおい
て、スライダの前後両側の各スクレーパ外側に、案内レ
ールの案内面及びシールバンド上面に摺接する防塵ブラ
シを装着したことを特徴とするロッドレスシリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6282747A JPH08121411A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ロッドレスシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6282747A JPH08121411A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ロッドレスシリンダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08121411A true JPH08121411A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17656534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6282747A Pending JPH08121411A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ロッドレスシリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08121411A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN114992192A (zh) * | 2022-07-19 | 2022-09-02 | 常州中盛启闭机技术有限公司 | 一种液压启闭机外置刚性位移传感器 |
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JPH0369303U (ja) * | 1989-11-02 | 1991-07-10 | ||
JPH058079U (ja) * | 1991-07-19 | 1993-02-02 | トキコ株式会社 | シリンダ装置 |
JPH0647707U (ja) * | 1992-12-02 | 1994-06-28 | 隆通 高橋 | ロッドレスシリンダのダストスクレーパ |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP6282747A patent/JPH08121411A/ja active Pending
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