JPH08121226A - 内燃エンジンの燃料供給系の異常検出装置 - Google Patents

内燃エンジンの燃料供給系の異常検出装置

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JPH08121226A
JPH08121226A JP6290703A JP29070394A JPH08121226A JP H08121226 A JPH08121226 A JP H08121226A JP 6290703 A JP6290703 A JP 6290703A JP 29070394 A JP29070394 A JP 29070394A JP H08121226 A JPH08121226 A JP H08121226A
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air
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fuel ratio
ratio correction
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隆治 佐藤
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康次郎 堤
Hisashi Igarashi
久 五十嵐
Yukito Fujimoto
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    • F02D41/0037Controlling the purging of the canister as a function of the engine operating conditions to achieve a special effect, e.g. to warm up the catalyst for diagnosing the engine
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    • F02D41/221Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of actuators or electrically driven elements

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】パージの影響であったと判断された後に発生す
る燃料供給系の異常を、排気ガス特性や運転性を悪化さ
せることなく検出することができる内燃エンジンの燃料
供給系の異常検出装置を提供する。 【構成】排気ガス中の酸素濃度を検出するO2センサ
と、燃料タンクと吸気管との間に設けられたパージ制御
弁とを備えた内燃エンジンの燃料供給系の故障モニタル
ーチンにおいて、故障モニタを実施しているときに空燃
比補正係数の平均値である異常判定パラメータKO2A
VEが判断値JUDGEBより低下したときに強制的に
パージを停止し、その低下がパージの影響によるもので
あったとして燃料供給系の正常判定を行なった後に故障
モニタの実施を禁止するが、所定時間Tが経過し空燃比
補正係数が判断値JUDGEAより高くなるとパージの
影響を受けないと判断して故障モニタを再開する。これ
により排気ガス特性や運転性の悪化を防止しつつ燃料供
給系の異常判定を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃エンジンの燃料供
給系の異常検出装置に関し、特に内燃エンジンの排気系
に設けられた排気ガス濃度検出器の出力値に応じて設定
される空燃比補正係数の平均値に基づいて燃料供給系の
異常を検出する内燃エンジンの燃料供給系の異常検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃エンジンの燃料供給系の異常、すな
わち燃料噴射弁の詰まり、異物噛みあるいは経年変化に
よる燃料供給量の制御可能範囲からの逸脱などを検出す
る手法としては、例えば特開平6−42382号公報に
示すものが本願出願人により提案されている。この手法
に依れば、エンジンの排気系に設けられた排気ガス濃度
センサの検出値に基づいて空燃比補正係数を算出し、そ
の空燃比補正係数の平均値が所定範囲を逸脱したとき燃
料供給系が異常であると判定するものである。
【0003】また、本願出願人は、燃料供給系の異常を
検出する手法として特願平6−73909号に示すもの
を提案している。この手法に依れば、空燃比補正係数の
平均値が所定範囲を逸脱したときは上記従来例と同様に
燃料供給系の異常を判定するが、その後にその平均値が
所定範囲の内側方向に変化しているときはその平均値の
算出を継続し、異常判定後に正常な状態に復帰したとき
には速やかに燃料供給系は正常であると判定する。
【0004】この判定に際し、排気ガス濃度センサの検
出値に基づいて算出される空燃比補正係数は燃料タンク
からの蒸発燃料のパージの影響を受けるので、大量にパ
ージが行なわれると空燃比補正係数はリミット値付近に
制御されてしまう。この結果、空燃比補正係数の値に引
きずられてその平均値である異常判定パラメータもリミ
ット値付近にまで更新されてしまい、故障と誤判定され
てしまうことがある。
【0005】そこで、従来では異常判定パラメータが所
定値以下にまで更新されたときにはパージを強制的に停
止してから故障検知を実施し、その結果、前記異常判定
パラメータが上昇しパージの影響であったと判断された
ときにはパージの実施/停止により生じる空燃比の変動
による排気ガス特性や運転性の悪化を防止するためにエ
ンジンの停止まで故障検知の実施を禁止していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、上述のようにエンジンの停止まで故障検知
の実施を禁止していたので、故障検知の禁止期間中に燃
料供給系に故障が発生してもその間の故障を検知できな
いという新たな問題が生じ、その改善が要望されてい
た。
【0007】そこで、本発明はパージの影響であったと
判断された後に発生する燃料供給系の異常を、排気ガス
特性や運転性を悪化させることなく検出することができ
る内燃エンジンの燃料供給系の異常検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る内燃エンジンの燃料供給系
の異常検出装置は、内燃エンジンの排気系に設けられた
排気ガス濃度検出手段と、前記排気ガス濃度検出手段の
出力に基づき前記エンジンに供給される混合気の空燃比
が所定空燃比となるように前記エンジンに供給される燃
料量を補正する空燃比補正係数を算出する空燃比補正係
数算出手段と、燃料タンク内に発生する蒸発燃料の前記
エンジンの吸気系への供給を制御するパージ制御手段
と、前記空燃比補正係数が所定値以下に低下した状態で
蒸発燃料の供給を停止したことにより前記空燃比補正係
数が上昇したときに燃料供給系は正常であるとの判定を
行なうと共に、蒸発燃料の供給を停止後も前記空燃比補
正係数が前記所定値より低いときに前記燃料供給系は異
常であるとの判定を行なう異常判定手段とを備えた内燃
エンジンの燃料供給系の異常検出装置において、前記異
常判定手段は、前記正常であるとの判定が行われた後に
前記蒸発燃料の供給を再開する蒸発燃料供給再開手段
と、該再開された蒸発燃料の供給の状態で前記空燃比補
正係数が上昇する所定運転状態に至るまで前記燃料供給
系の異常判定の実行を禁止する判定禁止手段と、該所定
運転状態に至ると前記空燃比補正係数に基づいて前記燃
料供給系の異常判定の実行を再開する判定再開手段とを
備える。
【0009】請求項2に係る内燃エンジンの燃料供給系
の異常検出装置は、請求項1に係る内燃エンジンの燃料
供給系の異常検出装置において、前記所定運転状態は前
記正常であるとの判定が行われた後に所定時間が経過
し、かつ前記空燃比補正係数が所定値以上に上昇した状
態であることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に係る内燃エンジンの燃料供
給系の異常検出装置では、排気ガス濃度検出手段の出力
に基づき空燃比補正係数算出手段により算出された空燃
比補正係数が所定値以下に低下した状態で蒸発燃料の供
給を停止したことにより前記空燃比補正係数が上昇した
ときに燃料供給系は正常であるとの判定を行なう際に、
前記正常であるとの判定が行われた後に蒸発燃料供給再
開手段により前記蒸発燃料の供給を再開し、該再開され
た蒸発燃料の供給の状態で前記空燃比補正係数が上昇す
る所定運転状態に至るまで判定禁止手段により前記燃料
供給系の異常判定の実行を禁止し、該所定運転状態に至
ると判定再開手段により前記空燃比補正係数に基づいて
前記判定の実行を再開する。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
【0012】図1は本発明の実施例に係る燃料供給系の
異常検出装置を含む燃料供給制御装置の全体の構成図で
あり、符号1は例えば3気筒ずつ左右グループに分れ
て、合せて6気筒が配置されたタイプの4サイクルの内
燃エンジンを示し、エンジン1の吸気管2の途中にはス
ロットルボディ3が設けられ、その内部にはスロットル
弁3′が配されている。スロットル弁3′にはスロット
ル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、当該スロ
ットル弁3′の開度に応じた電気信号を出力して電子コ
ントロールユニット(以下「ECU」という)5に供給
する。
【0013】燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁
3′との間且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流
側に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は燃料ポンプ
7を介して燃料タンク8に接続されていると共にECU
5に電気的に接続されて当該ECU5からの信号により
燃料噴射弁6の開弁時間が制御される。
【0014】一方、吸気管2のスロットル弁3′の直ぐ
下流には管9を介して吸気管内絶対圧(PBA)センサ10
が設けられており、この絶対圧センサ10により電気信
号に変換された絶対圧信号は前記ECU5に供給され
る。また、その下流には吸気温(TA)センサ11が取
付けられており、吸気温TAを検出して対応する電気信
号を出力してECU5に供給する。
【0015】サーミスタ等から成るエンジン水温(T
W)センサ12がエンジン1のシリンダブロックに装着
され、エンジン水温(冷却水温)TWを検出して対応す
る温度信号を出力してECU5に供給する。エンジン回
転数(NE)センサ13及び気筒判別(CYL)センサ
14はエンジン1の図示しないカム軸周囲又はクランク
軸周囲に取付けられている。エンジン回転数センサ13
はエンジン1のクランク軸の120度回転毎に所定のク
ランク角度位置で信号パルス(以下「TDC信号パル
ス」という)を出力し、気筒判別センサ14は特定の気
筒の所定のクランク角度位置で信号パルスを出力するも
のであり、これらの各信号パルスはECU5に供給され
る。
【0016】三元触媒15がエンジン1の左右気筒グル
ープに夫々設けられた排気管16L,16Rの集合部排気
管17に配置されており、排気ガス中のHC、CO、N
Ox等の成分の浄化を行う。排気ガス濃度検出器として
のO2センサ18L,18Rは左右気筒グループ毎の排気管
16L,16Rに夫々装着されており、左右気筒グループ
毎の排気ガス中の酸素濃度を検出してその各検出値に応
じた信号を出力しECU5に供給する。
【0017】また、ECU5には、エンジン1が搭載さ
れた車両の車速Vを検出する車速センサ23が接続され
ており、その検出信号がECU5に入力される。さら
に、ECU5には後述する図2の手法により燃料供給系
の異常を検出したとき、警告を発するためのLED(発
光ダイオード)等から成る表示器19が接続されてい
る。
【0018】密閉された燃料タンク8の上部とスロット
ル弁3′直後の吸気管2との間には燃料蒸発ガス排出抑
止装置を構成する2ウェイバルブ20、キャニスタ2
1、パージ制御弁22が設けられる。パージ制御弁22
はECU5に接続され、ECU5からの信号により制御
される。即ち燃料タンク8内で発生した蒸発ガスは、所
定の設定圧に達すると2ウェイバルブ20の正圧バルブ
を押し開き、キャニスタ21に流入し貯蔵される。EC
U5からの制御信号でパージ制御弁22が開弁される
と、キャニスタ21に一時貯えられていた蒸発ガスは吸
気管2の負圧により、キャニスタ21に設けられた外気
取込口から吸入された外気と共に吸気管2へ吸引され、
気筒へ送られる。また外気の影響などで燃料タンク8が
冷却されて燃料タンク内の負圧が増すと、2ウェイバル
ブ20の負圧バルブが開弁し、キャニスタ21に一時貯
えられていた蒸発ガスは燃料タンク8へ戻される。この
ようにして燃料タンク8内に発生した燃料蒸発ガスが大
気に放出されることを抑止している。
【0019】ECU5は各種センサからの入力信号波形
を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ
信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入
力回路5a、中央演算処理回路(以下「CPU」とい
う)5b、CPU5bで実行される各種演算プログラム
及び演算結果等を記憶する記憶手段5c、前記燃料噴射
弁6、パージ制御弁22、表示器19に駆動信号を供給
する出力回路5d等から構成される。
【0020】CPU5bは上述の各種エンジンパラメー
タ信号に基づいて、排ガス中の酸素濃度に応じた空燃比
のフィードバック制御運転領域やオープンループ制御運
転領域等の種々のエンジン運転状態を判別するととも
に、エンジン運転状態に応じ、次式(1)に基づき、前
記TDC信号パルスに同期して燃料噴射弁6の燃料噴射
時間TOUTを演算する。
【0021】TOUT=Ti×K1×KO2+K2 …(1) ここに、Tiは燃料噴射弁6の噴射時間TOUTの基準値
であり、エンジン回転数Neと吸気管内絶対圧PBAに応
じてTiマップから読み出される。
【0022】KO2は空燃比フィードバック補正係数であ
ってフィードバック制御時、O2センサ18L,18Rに
より検出される排気ガス中の酸素濃度に応じて設定さ
れ、更にフィードバック制御を行なわない複数のオープ
ンループ制御運転領域では各運転領域に応じて設定され
る係数である。補正係数KO2は左右気筒グループ毎に設
定され、例えば右気筒グループの補正係数KO2Rは、右
気筒グループのO2センサ18Rの出力レベルが反転した
ときには比例項(P項)の加算処理による比例制御によ
って算出され、前記出力レベルが反転しないときには積
分項(I項)の加算処理による積分制御によって算出され
る。左気筒のグループの補正係数KO2Lも左気筒グルー
プのO2センサ18Lの出力電圧に基づいて上述と全く同
様に算出される。
【0023】K1及びK2は夫々各種エンジンパラメータ
信号に応じて演算される他の補正係数及び補正変数であ
り、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加速
特性等の諸特性の最適化が図られるような所定値に決定
される。
【0024】CPU5bは上述のようにして求めた燃料
噴射時間TOUTに基づいて燃料噴射弁6を開弁させる駆
動信号を出力回路5dを介して燃料噴射弁6に供給す
る。
【0025】図2は燃料供給系の故障モニタルーチンを
示すフローチャートである。図3は故障モニタ実施条件
判断ルーチンを示すフローチャートである。両ルーチン
はTDC信号パルスの発生毎にこれと同期してCPU5
bにおいて実行される。
【0026】以下、これらのルーチンを図4のタイミン
グチャートを参照しつつ説明する。
【0027】図4は空燃比補正係数KO2、異常判定パ
ラメータKO2AVEなどの時間変化を示すタイミング
チャートである。
【0028】図2の燃料供給系の故障モニタルーチンで
は、まずモニタ実施フラグf3が値1にセットされてい
るか否かを判別し(ステップS100)、モニタ実施フ
ラグf3は故障モニタを実施するときに値1にセットさ
れ、故障モニタを禁止するときに値0にリセットされ
る。モニタ実施フラグf3が値0にリセットされている
ときは故障モニタは禁止されているとしてそのまま本ル
ーチンを終了する。
【0029】一方、ステップS100でモニタ実施フラ
グf3が値1にセットされているときには空燃比補正係
数KO2の値に基づいてその平均値KO2AVEを異常
判定パラメータとして算出する(ステップS102)。
ここで、異常判定パラメータKO2AVEの算出につい
て先に説明する。図5は異常判定パラメータKO2AV
Eの比較・更新ルーチンを示すフローチャートである。
異常判定パラメータKO2AVEの算出には、空燃比補
正係数KO2の積分値(なまし平均値)KAVが用いら
れる。図6は積分値KAVおよび異常判定パラメータK
O2AVEの更新を示すタイミングチャートである。積
分値KAVは、空燃比補正係数KO2の比例項制御が行
われる毎に更新されて同図(a)の点線に示すように変
化する。
【0030】異常判定パラメータKO2AVEの比較・
更新ルーチンでは、まず、積分値KAVが異常判定パラ
メータKO2AVEに経年変化判定用偏差ΔKO2AV
E(例えば0.0078)を加算した値より大きいか否
かを判別し(ステップS41)、KAV>KO2AVE
+ΔKO2AVEが成立するときは、次式により異常判
定パラメータKO2AVEの値を更新する(ステップS
43)。
【0031】 KO2AVE=KO2AVE+ΔKO2AVE/2……(2) また、KAV≦KO2AVE+ΔKO2AVEが成立す
るときは、積分値KAVが異常判定パラメータKO2A
VEの値から前記偏差ΔKO2AVEを減算した値より
小さいか否かを判別し(ステップS42)、KAV≧K
O2AVE−ΔKO2AVEが成立するときは直ちに本
ルーチンを終了する。
【0032】一方、KAV<KO2AVE−ΔKO2A
VEが成立するときは、次式により異常判定パラメータ
KO2AVEの値を更新する(ステップS44)。
【0033】 KO2AVE=KO2AVE−ΔKO2AVE/2 …(3) 本ルーチンによれば、積分値KAVの値がKO2AVE
±ΔKO2AVEの範囲内にあれば異常判定パラメータ
KO2AVEの値は前回の値がそのまま維持され、この
範囲外となると上記式(2)又は(3)によって更新さ
れる。同図(b)は所定期間に亘って積分された積分値
KAVの値が異常判定パラメータKO2AVEに経年変
化判定用偏差ΔKO2AVEを加算した値より大きくな
り、異常判定パラメータKO2AVEの値が更新される
ことを示している。
【0034】異常判定パラメータKO2AVEの比較・
更新ルーチンを終えると、つぎに異常判定パラメータK
O2AVEが上側リミット値LMTH(例えば、1.2
5)より大きいか否かを判別する(ステップS10
4)。KO2AVE>LMTHが成立しているときに
は、パージカットフラグf1を値0にリセットし(ステ
ップS120)、燃料供給系が故障であると判定して
(ステップS122)本ルーチンを終了する。パージカ
ットフラグf1はパージカット要求があったときに値1
にセットされ、パージカット要求が解除されたときに値
0にリセットされる。
【0035】一方、ステップS104でKO2AVE≦
LMTHが成立しているときには、さらに異常判定パラ
メータKO2AVEがパージの影響を受けているか否か
を判断するための判断値JUDGEB(例えば、0.8
4)より大きいか否かを判別する(ステップS10
6)。KO2AVE≦JUDGEBが成立しているとき
には、パージカットフラグf1を値1にセットする(ス
テップS114)。異常判定パラメータKO2AVEが
下側リミット値LMTL(例えば、0.80)より小さ
いか否かを判別し(ステップS116)、KO2AVE
≧LMTLが成立しているときには強制的にパージを停
止し(ステップS117)、今回において燃料供給系は
正常であると判定して(ステップS118)本ルーチン
を終了する。強制的にパージが停止されるタイミングを
図4に時刻t1で示す。
【0036】また、ステップS116でKO2AVE<
LMTLが成立しているときには、燃料供給系が故障で
あると判定して(ステップS122)本ルーチンを終了
する。
【0037】一方、ステップS106でKO2AVE>
JUDGEBが成立しているときには、つづいてパージ
カットフラグf1が値1にセットされているか否かを判
別し(ステップS108)、値1にセットされていると
きには異常判定パラメータKO2AVEが判断値JUD
GEBより小さくなっていたのはパージの影響であった
としてパージ影響フラグf2を値1にセットし(ステッ
プS110)、パージカットフラグf1を値0にリセッ
トして(ステップS112)パージカットの要求を解除
する。燃料供給系は正常であると判定して(ステップS
118)本ルーチンを終了する。パージ影響フラグf2
はパージカット要求の解除に同期して値1にセットさ
れ、後述する空燃比補正係数の平均値がパージの影響を
受けなくなったと判断されたときに値0にリセットされ
る。パージカットの要求を解除するタイミングを図4に
時刻t2で示す。
【0038】また、ステップS108でパージカットフ
ラグf1が値0にリセットされているときには、直ちに
燃料供給系が正常であると判定(ステップS118)し
て本ルーチンを終了する。
【0039】つぎに、上記故障モニタルーチンにおける
ステップS102からステップS122までに相当する
故障モニタを実施するか否かを決定する故障モニタ実施
条件判断ルーチンについて説明する。
【0040】図3に示す故障モニタ実施条件判断ルーチ
ンでは、まずパージ影響フラグf2が値1にセットされ
ているか否かを判別する(ステップS200)。前述の
ステップS110で異常判定パラメータKO2AVEが
判断値JUDGEB以下になったのはパージの影響によ
るものであったと判断されてパージ影響フラグf2が値
1にセットされると、つぎにタイマTが値0になってい
るか否かを判別する(ステップS206)。所定時刻T
を計時するタイマTが値0になっていないときには、再
開されたパージの影響が残っているとしてモニタ実施フ
ラグf3を値0にリセットする(ステップS222)。
これにより、故障モニタの実施は禁止される。
【0041】一方、ステップS206でタイマTが値0
になっているときは、さらに異常判定パラメータKO2
AVEが判断値JUDGEA(例えば、0.95)より
大きいか否かを判別する(ステップS208)。
【0042】KO2AVE≦JUDGEAが成立してい
るときには、パージの影響があると判断してタイマTを
セットし(ステップS212)、モニタ実施フラグf3
を値0にリセットする(ステップS222)。タイマT
は、図4の時刻t2に示すタイミングからパージが促進
してその影響が少なくなると考えられる図4の時刻t3
になるまで計測すると値0になるような所定時間Tに設
定されている。
【0043】一方、KO2AVE>JUDGEAが成立
しているときにはパージは十分に促進され、故障モニタ
に与える影響はなくなったと判断してパージ影響フラグ
f2を値0にリセットし(ステップS210)、モニタ
実施フラグf3を値1にセットして(ステップS20
4)故障モニタの禁止を解除し、その実施を再開する
(図4の時刻t3)。
【0044】また、ステップS200でパージ影響フラ
グf2が値0にリセットされているときにはタイマTを
セットし(ステップS202)、モニタ実施フラグf3
を値1にセットして(ステップS204)本ルーチンを
終了する。
【0045】以上示したように、本実施例の燃料供給系
の異常検出装置では、故障モニタを実施しているときに
異常判定パラメータKO2AVEが判断値JUDGEB
より低下したときに強制的にパージを停止し、その低下
がパージの影響であったとして燃料供給系の正常判定を
行なった後に故障モニタの実施を禁止するが、所定時間
Tが経過し空燃比補正係数が判断値JUDGEAより高
くなるとパージの変動の影響を受けないと判断して故障
モニタを再開する。これにより、従来のようにイグニッ
ションキーを切ってエンジンを停止してからでないと故
障モニタを再開できない場合に較べてパージ実施/停止
により生じる空燃比変動による排気ガス特性や運転性の
悪化を防止しつ燃料供給系の故障診断をエンジン運転中
に行えるので、該故障を検出することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る内燃エンジンの
燃料供給系の異常検出装置によれば、排気ガス濃度検出
手段の出力に基づき空燃比補正係数算出手段により算出
された空燃比補正係数が所定値以下に低下した状態で蒸
発燃料の供給を停止したことにより前記空燃比補正係数
が上昇したときに燃料供給系は正常であるとの判定を行
なう際に、前記正常であるとの判定が行われた後に蒸発
燃料供給再開手段により前記蒸発燃料の供給を再開し、
該再開された蒸発燃料の供給の状態で前記空燃比補正係
数が上昇する所定運転状態に至るまで判定禁止手段によ
り前記燃料供給系の異常判定の実行を禁止し、該所定運
転状態に至ると判定再開手段により前記空燃比補正係数
に基づいて前記判定の実行を再開するので従来のように
イグニッションキーを切ってエンジンを停止してからで
ないと再開できない場合に較べてパージ実施/停止によ
り生じる空燃比変動による排気ガス特性や運転性の悪化
を防止しつ燃料供給系の故障診断をエンジン運転中に再
度行えるので、該故障を検出することができる。
【0047】また、請求項2に係る内燃エンジンの燃料
供給系の異常検出装置によれば、前記所定運転状態は前
記正常であるとの判定が行われた後にパージが促進され
パージの影響が小さくなると考えられる所定時間が経過
し、かつ前記空燃比補正係数がパージの影響がないと判
断できる所定値以上に上昇した状態であるので、パージ
の影響を受けることなく異常判定の実行を再開すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る燃料供給系の異常検出装
置を含む燃料供給制御装置の全体の構成図である。
【図2】燃料供給系の故障モニタルーチンを示すフロー
チャートである。
【図3】故障モニタ実施条件判断ルーチンを示すフロー
チャートである。
【図4】空燃比補正係数KO2、異常判定パラメータK
O2AVEなどの時間変化を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】異常判定パラメータKO2AVEの比較・更新
ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】積分値KAVおよび異常判定パラメータKO2
AVEの更新を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 … 内燃エンジン 5 … ECU 18L,18R … O2センサ 22 … パージ制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 幸人 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンの排気系に設けられた排気
    ガス濃度検出手段と、前記排気ガス濃度検出手段の出力
    に基づき前記エンジンに供給される混合気の空燃比が所
    定空燃比となるように前記エンジンに供給される燃料量
    を補正する空燃比補正係数を算出する空燃比補正係数算
    出手段と、燃料タンク内に発生する蒸発燃料の前記エン
    ジンの吸気系への供給を制御するパージ制御手段と、前
    記空燃比補正係数が所定値以下に低下した状態で蒸発燃
    料の供給を停止したことにより前記空燃比補正係数が上
    昇したときに燃料供給系は正常であるとの判定を行なう
    と共に、蒸発燃料の供給を停止後も前記空燃比補正係数
    が前記所定値より低いときに前記燃料供給系は異常であ
    るとの判定を行なう異常判定手段とを備えた内燃エンジ
    ンの燃料供給系の異常検出装置において、 前記異常判定手段は、 前記正常であるとの判定が行なわれた後に前記蒸発燃料
    の供給を再開する蒸発燃料供給再開手段と、 該再開された蒸発燃料の供給の状態で前記空燃比補正係
    数が上昇する所定運転状態に至るまで前記燃料供給系の
    異常判定の実行を禁止する判定禁止手段と、 該所定運転状態に至ると前記空燃比補正係数に基づいて
    前記燃料供給系の異常判定の実行を再開する判定再開手
    段とを備えたことを特徴とする内燃エンジンの燃料供給
    系の異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記所定運転状態は、前記正常であると
    の判定が行われた後に所定時間が経過し、かつ前記空燃
    比補正係数が所定値以上に上昇した状態であることを特
    徴とする請求項1記載の内燃エンジンの燃料供給系の異
    常検出装置。
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