JPH08121075A - 既設トンネルからのシールド掘進機の発進方法 - Google Patents

既設トンネルからのシールド掘進機の発進方法

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JPH08121075A
JPH08121075A JP25573394A JP25573394A JPH08121075A JP H08121075 A JPH08121075 A JP H08121075A JP 25573394 A JP25573394 A JP 25573394A JP 25573394 A JP25573394 A JP 25573394A JP H08121075 A JPH08121075 A JP H08121075A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設トンネルの坑内から他のルートのシール
ド掘進機を直接発進させることを可能にして、立坑を介
することなく交差する二方向に延長するシールドトンネ
ルを容易に接続することのできる既設トンネルからのシ
ールド掘進機の発進方法を提供する。 【構成】 既設トンネル10の坑内からこれの側方の地
山に向かってシールド掘進機21を発進させるためのシ
ールド掘進機21の発進方法であって、既設トンネル1
0の内壁面に形成した推進用発進坑口22から、シール
ド掘進機21の発進方向に向かって、シールド掘進機を
収容し得る大きさの鋼管23を、推進用発進坑口22と
対向する内壁面に形成した反力壁24から反力を得て、
既設トンネル10から側方に突出して推進設置する工程
と、既設トンネル10の坑内を経て搬入したシールド掘
進機21を、推進設置した鋼管23内に設置する工程
と、推進用発進坑口22と対向する内壁面に形成した反
力壁24から反力を得て、鋼管23内に設置したシール
ド掘進機21を発進させる工程とによって構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、既設トンネルからの
シールド掘進機の発進方法に関し、特に、予め形成され
たシールドトンネル等の坑内からシールド掘進機を発進
させて、これと交差する方向に新たなシールドトンネル
を掘削形成するための、既設トンネルの坑内からのシー
ルド掘進機の発進方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シールドトンネルは、一般に地表面から
発進立坑を構築し、この発進立坑からシールド掘進機を
発進させて掘進作業を行なうことにより形成するのが一
般的である。
【0003】また、交差する二方向に延長するシールド
トンネルを接続する場合においても、その交差部分に立
坑を設け、かかる立坑からシールド掘進機を発進させ、
あるいはこの立坑にシールド掘進機を到達させることに
より、当該立坑を介してシールドトンネルを接続する方
法が採用されている。
【0004】一方、トンネルの経路によっては、市街地
や河川等の下方を通過するため、トンネルの交差部分に
立坑を構築するための敷地を確保することができない場
合があり、このよう場合の対応策として、シールドトン
ネル等の既設のトンネル内に他のルートのシールド掘進
機を直接到達させる方法や、既設のトンネル内から他の
ルートのシールド掘進機を直接発進させる方法が考えら
れる。
【0005】そして、既設のトンネル内に他のルートの
シールド掘進機を直接到達させる方法としては、例えば
本願出願人の出願にかかる特願平6−207673号に
記載された既設管路とシールドトンネルとの接合方法が
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、既設のト
ンネル内から他のルートのシールド掘進機を直接発進さ
せる方法については、狭隘な既設のトンネル内におい
て、これの交差方向に、相当の長さを有するシールド掘
進機を発進方向に向けて設置することは容易でないた
め、特に、シールド掘進機の大きさが既設のトンネルの
坑内の大きさより大きいかあるいはこれに近い大きさで
ある場合には、このような方法を採用することが困難で
ある。
【0007】そこで、この発明は、かかる従来の問題点
に鑑みてなされたものであり、既設トンネルの坑内から
他のルートのシールド掘進機を発進させることを可能に
して、立坑を介することなく交差する二方向に延長する
トンネルを容易に接続することのできる既設トンネルか
らのシールド掘進機の発進方法を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたもので、その要旨は、既設トン
ネルの坑内からこれの側方の地山に向かってシールド掘
進機を発進させるためのシールド掘進機の発進方法であ
って、前記既設トンネルの内壁面に形成した推進用発進
坑口から、シールド掘進機の発進方向に向かって、当該
シールド掘進機を収容し得る大きさの鋼管を、前記推進
用発進坑口と対向する内壁面に形成した反力壁から反力
を得て、前記既設トンネルから側方に突出して推進設置
する工程と、前記既設トンネルの坑内を経て搬入したシ
ールド掘進機を、前記推進設置した鋼管内に設置する工
程と、前記推進用発進坑口と対向する内壁面に形成した
反力壁から反力を得て、前記鋼管内に設置したシールド
掘進機を発進させる工程とからなることを特徴とする既
設トンネルからのシールド掘進機の発進方法にある。
【0009】また、この発明は、前記シールド掘進機を
鋼管内に設置する工程において、前記シールド掘進機を
これの軸方向に複数の部分に分割し、当該シールド掘進
機を先頭の部分からトンネルの坑内を経て順次搬入して
前記鋼管内に押し込むとともに、これらを一体として組
立て設置することもできる。
【0010】
【作用】そして、この発明の既設トンネルからのシール
ド掘進機の発進方法によれば、既設トンネルから側方に
突出して推進設置された鋼管内にシールド掘進機を設置
することにより、既設トンネルの坑内に、シールド掘進
機をこれの発進方向に設置するのに十分な広さがない場
合においても、シールド掘進機を設置するための空間を
確保してシールド掘進機を既設トンネルと交差する方向
に配置することができるとともに、トンネルの内壁面か
ら支持反力を得つつ、かつ前記鋼管をガイドとして、シ
ールド掘進機をこれの発進方向に容易にかつ精度良く発
進して行くことができる。
【0011】また、シールド掘進機を鋼管内に設置する
工程において、前記シールド掘進機をこれの軸方向に複
数の部分に分割し、当該シールド掘進機を先頭の部分か
らトンネルの坑内を経て順次搬入して前記鋼管内に押し
込むとともに、これらを一体として組立て設置するよう
にすれば、シールド掘進機の長さが既設のトンネルの坑
内の大きさより長いかあるいはこれに近い大きさである
場合にも、容易にシールド掘進機をこれの発進方向に設
置することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。この実施例にかかるシールド掘
進機の発進方法は、図1に示すように、既設トンネルと
しての径約5m程度の幹線シールドトンネル10の側方
に、これの略直角方向に、径約2.5m程度の別ルート
の新設シールドトンネル20を接続すべく、幹線シール
ドトンネル10から、新設シールドトンネル20のシー
ルド掘進機21を発進させるために採用されたものであ
る。
【0013】すなわち、新設シールドトンネル20のシ
ールド掘進機21は、例えば径2.7m、延長5m程度
の長さを有し、したがって、幹線シールドトンネル10
内にこれの横断方向に設置するのは困難であるため、こ
の実施例の発進方法によりシールド掘進機21の発進作
業を行なう。
【0014】そして、この実施例にかかる既設トンネル
10の坑内からのシールド掘進機の発進方法によれば、
まず、図2に示すように、幹線シールドトンネル10の
側方の内壁面に開口形成した推進用発進坑口22から、
シールド掘進機21の発進方向に向かって、シールド掘
進機21を収容し得る大きさ、すなわち長さ6m程度、
内径2.8m程度の大きさの鋼管23を、推進用発進坑
口22と対向する内壁面に形成した反力壁24から反力
を得て、幹線シールドトンネル10から側方に突出して
推進設置する。
【0015】この鋼管23の推進設置作業は、推進工法
として公知の従来の工法と同様の方法によって行われ
る。すなわち、推進用発進坑口22の周囲に発進坑口リ
ング25を施工し、これに貫入するかたちで鋼管23を
推進用発進坑口22に向けて設置する。一方、この推進
用発進坑口22と対向するトンネル坑内の内壁面には、
鋼管23を推進するための推進力を受けてこれを周囲の
地盤に伝達する、鉄筋コンクリート製の反力壁24を構
築するとともに、この反力壁24によって支持される推
進ジャッキ15を設置し、この推進ジャッキ15を伸縮
しつつ当該推進ジャッキ15と推進用発進坑口22との
間にスペーサリング16を順次介装設置し、鋼管23の
内方の土砂を除去しつつ鋼管23を幹線シールドトンネ
ル10の側方の地山に推進する。
【0016】ここで、前記鋼管23は、図3に示すよう
に、長さ2m程度のものに3分割され、これを溶接等に
より順次継ぎ足しつつ、シールド掘進機21を収容し得
る所定の深度まで鋼管23を推進設置する。また、推進
作業中は鋼管23の外周と地山との間に滑材注入配管2
8から滑材を注入して摩擦抵抗の低減を図り、推力がむ
やみに大きくならないようにする(図2参照)。更に、
推進作業の完了後には、鋼管23の外周の地山のゆるみ
を防止すべく注入ホース29を介して裏込材を注入す
る。
【0017】なお、鋼管23の推進設置作業に先立ち、
推進用発進坑口22及び鋼管23の設置個所の周囲の地
山には、薬液注入工法や凍結工法により地盤改良を施工
して地盤の安定化を図り、推進用発進坑口22のための
鏡切り工や鋼管2の推進作業時における掘削作業の安全
を期するようにする。
【0018】また、鋼管23の推進設置作業の完了後
に、鋼管23の内部の空洞の先端部分には、切羽防護工
としての発泡モルタル11の打設作業を行なう(図11
参照)。すなわち、鋼管23を所定の位置まで推進設置
したら、管先の地山すなわち切羽面を平滑にし、この切
羽面から例えば約1m程度離して型枠を設置した後、こ
の型枠内に、幹線シールドトンネル10内に設置した発
泡モルタル製造装置を用いて製造した発泡モルタル11
を、例えば圧送ポンプにより圧送して注入固化させるこ
とにより、管端部分を閉塞する。
【0019】なお、かかる鋼管23の推進設置作業にお
いて、あるいは後述するシールド掘進機21の鋼管23
内への設置作業時及びシールド掘進機21の発進作業時
において、各種の資・機材の搬入作業等は、幹線シール
ドトンネル10の天井部に敷設設置したクレーン用桁1
7に沿って移動するクレーンや、幹線シールドトンネル
10の底部に敷設設置したレール26に沿って走行移動
する台車等を介して行うことができる。
【0020】そして、鋼管23の推進設置作業が終了し
たら、幹線シールドトンネル10の坑内を経て搬入した
シールド掘進機21を、推進設置した鋼管23内に設置
する作業を行う。すなわち、この実施例では、図4に示
すように、シールド掘進機21を前方部30、中央部3
1、及び後方部32の3つの部分に分割し、各々の部分
を、図5に示す搬入台車33及び据付台車34からなる
シールド掘進機運搬台車35により、幹線シールドトン
ネル10の坑内を経て順次搬入し、前記発進坑口22に
向かって据え付けた後、前記推進ジャッキ15及びスペ
ーサリング16を用いて鋼管23の内部に押込み設置す
るとともに、これらを一体として組み立てる。
【0021】ここで、前記シールド掘進機21の搬入及
び鋼管23への押し込み作業は、図5〜図10に示すよ
うに、まず、運搬台車35の搬入台車33の上に据付台
車34を載置するとともに、搬入台車33の上にさらに
シールド掘進機21の各部分30、31、32を順次各
々載置した状態(図5参照)で、運搬台車35を前記幹
線シールドトンネル10の底部に敷設設置したレール2
6に沿って発進坑口22の位置までスライド移動する
(図6参照)。次に、発進坑口リング25の設置位置に
おいて、レール26の下方に設けた据え付けジャッキ2
7を伸張して、シールド掘進機21の各部分30、3
1、32を据付台車34とともに上昇する(図7参
照)。そして、据付台車34の下方に残置された搬入台
車33を引き抜くとともに(図8参照)、据え付けジャ
ッキ27の伸縮量を調整してシールド掘進機21の各部
分30、31、32が発進坑口リング25の位置と合致
するように位置決めし(図9参照)、しかる後に前記推
進ジャッキ25等を用いてシールド掘進機21の各部分
30、31、32を順次各々鋼管23の内部に押し込む
(図10参照)。
【0022】そして、鋼管23の内部に押し込んだシー
ルド掘進機21の各部分30、31、32は、予めこれ
らの各部分30、31、32に取り付けられている接続
治具等を介して一体として組立設置される。
【0023】なお、シールド掘進機21の鋼管23への
搬入、設置作業に先立って、シールド掘進機21の後方
に取り付ける作業台車は、新設シールドトンネル20の
接続位置すなわちシールド掘進機21の発進位置より前
方の幹線シールドトンネル10の坑内に仮置きしておく
ことが好ましい。
【0024】次に、シールド掘進機21を鋼管23から
これの前方の地山に向かって発進させる作業を行う。す
なわち、図4に示すように、前記反力壁24と発進坑口
22との間には例えばH形鋼を組み立ててなる反力架台
38を設置するとともに、この反力架台38に連設し
て、鋼管23の内部には、シールド掘進機21のスキン
プレート36の内方まで延長する仮組みセグメント37
を設置する。そして、シールド掘進機21の推進ジャッ
キを伸張してこの仮組みセグメント37に押し当て、反
力架台35を介して反力壁24から掘進反力を得つつ、
鋼管2の先端部分に形成した発泡モルタル11を切削
し、さらに前方の地山を切削しつつシールド掘進機21
の発進作業が行われる。
【0025】そして、仮組みセグメント37の前方に新
たにセグメントを接続しつつ、また、シールド掘進機2
1の後方に、前方の幹線シールドトンネル10の坑内に
仮置きしておいた作業台車を接続して、通常のシールド
トンネルの掘進作業に移行する。
【0026】すなわち、この実施例のシールド掘進機の
発進方法により、既設のトンネルである幹線シールドト
ンネル10から、これと略直交する方向にシールド掘進
機21を発進させて、幹線シールドトンネル10に、こ
れと交差する方向に別ルートの新設シールドトンネル2
0を容易に接続することができる。
【0027】なお、上記実施例では、シールド掘進機2
1を前方部30、中央部31、及び後方部32の3つの
部分に分割し、各々の部分を順次搬入して鋼管23の内
部に設置する場合について記載したが、この発明はかか
る実施例に限定されるものではなく、一体として搬入設
置することができる場合には、これを分割する必要はな
く、また3つの部分に限らずさらに多くの部分に分割し
てもよい。
【0028】また、上記実施例では、既設のトンネルが
シールドトンネルである場合について記載したが、この
発明はかかる実施例に限定されるものではなく、その他
のトンネルから発進させる場合にも適用することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
既設トンネルからのシールド掘進機の発進方法によれ
ば、既設トンネルから側方に突出してシールド掘進機を
収容し得る大きさの鋼管を設けるので、ここにシールド
掘進機を設置して、既設トンネルからシールド掘進機を
容易に発進させることができる。したがって、立坑を介
することなく、シールド工法用いて、交差する二方向に
延長するトンネルを容易に接続することができる。
【0030】また、シールド掘進機を鋼管内に設置する
工程において、前記シールド掘進機をこれの軸方向に複
数の部分に分割し、当該シールド掘進機を先頭の部分か
らトンネルの坑内を経て順次搬入して前記鋼管内に押し
込むとともに、これらを一体として組立て設置するよう
にすれば、シールド掘進機の長さが既設のトンネルの坑
内の大きさより長いかあるいはこれに近い大きさである
場合にも、容易にシールド掘進機をこれの発進方向に設
置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の既設トンネルからのシールド掘進機
の発進方法の一実施例を示す平面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る既設トンネルからの
シールド掘進機の発進方法において、鋼管を既設トンネ
ルから側方に突出して推進設置する状況を示す説明図で
ある。
【図3】この実施例に用いる鋼管の構成を示す側面図で
ある。
【図4】鋼管内に設置するシールド掘進機を3分割する
状況を示す側面図である。
【図5】鋼管内にシールド掘進機を搬入、設置する工程
において、運搬台車に、3分割した各シールド掘進機を
載置する状況を示す説明図である。
【図6】鋼管内にシールド掘進機を搬入、設置する工程
において、運搬台車に載置した3分割した各シールド掘
進機を発進坑口まで移動する状況を示す説明図である。
【図7】鋼管内にシールド掘進機を搬入、設置する工程
において、据え付けジャッキを伸張して、3分割した各
シールド掘進機を据付台車とともに上昇する状況を示す
説明図である。
【図8】鋼管内にシールド掘進機を搬入、設置する工程
において、据付台車の下方に残置された搬入台車を引き
抜く状況を示す説明図である。
【図9】鋼管内にシールド掘進機を搬入、設置する工程
において、運搬台車に載置した3分割した各シールド掘
進機を発進坑口に向けて位置決めする状況を示す説明図
である。
【図10】鋼管内にシールド掘進機を搬入、設置する工
程において、位置決めした3分割した各シールド掘進機
を、鋼管内に押し込む状況を示す説明図である。
【図11】鋼管内に設置したシールド掘進機を発進させ
る状況を示す説明図である。
【符号の説明】
10 幹線シールドトンネル(既設トンネル) 20 新設シールドトンネル 21 シールド掘進機 22 推進用発進坑口 23 鋼管 24 反力壁 30 前方部(シールド掘進機の分割部分) 31 中央部(シールド掘進機の分割部分) 32 後方部(シールド掘進機の分割部分)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設トンネルの坑内からこれの側方の地
    山に向かってシールド掘進機を発進させるためのシール
    ド掘進機の発進方法であって、 前記既設トンネルの内壁面に形成した推進用発進坑口か
    ら、シールド掘進機の発進方向に向かって、当該シール
    ド掘進機を収容し得る大きさの鋼管を、前記推進用発進
    坑口と対向する内壁面に形成した反力壁から反力を得
    て、前記既設トンネルから側方に突出して推進設置する
    工程と、 前記既設トンネルの坑内を経て搬入したシールド掘進機
    を、前記推進設置した鋼管内に設置する工程と、 前記推進用発進坑口と対向する内壁面に形成した反力壁
    から反力を得て、前記鋼管内に設置したシールド掘進機
    を発進させる工程とからなることを特徴とする既設トン
    ネルからのシールド掘進機の発進方法。
  2. 【請求項2】 前記シールド掘進機を鋼管内に設置する
    工程において、前記シールド掘進機をこれの軸方向に複
    数の部分に分割し、当該シールド掘進機を先頭の部分か
    らトンネルの坑内を経て順次搬入して前記鋼管内に押し
    込むとともに、これらを一体として組立て設置すること
    を特徴とする請求項1に記載の既設トンネルの坑内から
    のシールド掘進機の発進方法。
JP25573394A 1994-10-20 1994-10-20 既設トンネルからのシールド掘進機の発進方法 Expired - Lifetime JP2950166B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011012419A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Ihi Corp 分岐シールド機の発進方法
JP2018009322A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 Jimテクノロジー株式会社 異形断面上向きシールド工法
CN110761800A (zh) * 2019-12-05 2020-02-07 中铁十二局集团第二工程有限公司 一种始发井在暗挖隧道盾构机空推始发施工方法

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