JPH08120881A - 装飾パネル - Google Patents
装飾パネルInfo
- Publication number
- JPH08120881A JPH08120881A JP26013794A JP26013794A JPH08120881A JP H08120881 A JPH08120881 A JP H08120881A JP 26013794 A JP26013794 A JP 26013794A JP 26013794 A JP26013794 A JP 26013794A JP H08120881 A JPH08120881 A JP H08120881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- electric cord
- decorative
- decorative panel
- lighting fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般的な内装仕様のコンクリート集合住宅な
どの室内に高級感、重厚感、木質感などを簡単に付加す
ることができる照明器具付きの装飾パネルを提供する。 【構成】 少なくとも正面が化粧材１ｂで仕上げられた
適宜厚みのパネルであり、内部には電気コード３が配線
されており、電気コード３の一端は前記パネルの正面の
所定位置に取り付けられた照明器具２に接続され、電気
コード３の他端側は前記パネルの端面から外部に引き出
されている。
どの室内に高級感、重厚感、木質感などを簡単に付加す
ることができる照明器具付きの装飾パネルを提供する。 【構成】 少なくとも正面が化粧材１ｂで仕上げられた
適宜厚みのパネルであり、内部には電気コード３が配線
されており、電気コード３の一端は前記パネルの正面の
所定位置に取り付けられた照明器具２に接続され、電気
コード３の他端側は前記パネルの端面から外部に引き出
されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるマンション
のようなコンクリート集合住宅などの室内の壁面を飾る
装飾パネルに関する。
のようなコンクリート集合住宅などの室内の壁面を飾る
装飾パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】経済効率を優先して大量供給されるコン
クリート集合住宅では、基本設計だけでなく間取りやイ
ンテリアも規格化され、個々の住人の好みを反映しにく
い面がある。多くの場合、室内の壁面や天井それに柱や
梁の表面が白色系のビニールクロス貼りで仕上げられて
おり、清潔感に富むものの、高級感とか重厚感は醸しだ
しにくく、天然、自然を感じさせる木質感はほとんどな
い。またコンクリート集合住宅では、室内の任意の位置
に装飾用の照明器具を付けるのが簡単ではない。つま
り、室内はコンクリート構造壁や梁による下り天井に囲
まれているため、あらかじめ予定されている場所以外に
照明器具を取り付けることが、木造住宅のように簡単に
は行えない。
クリート集合住宅では、基本設計だけでなく間取りやイ
ンテリアも規格化され、個々の住人の好みを反映しにく
い面がある。多くの場合、室内の壁面や天井それに柱や
梁の表面が白色系のビニールクロス貼りで仕上げられて
おり、清潔感に富むものの、高級感とか重厚感は醸しだ
しにくく、天然、自然を感じさせる木質感はほとんどな
い。またコンクリート集合住宅では、室内の任意の位置
に装飾用の照明器具を付けるのが簡単ではない。つま
り、室内はコンクリート構造壁や梁による下り天井に囲
まれているため、あらかじめ予定されている場所以外に
照明器具を取り付けることが、木造住宅のように簡単に
は行えない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】もちろんコンクリート
集合住宅でも費用さえかければ、高級感、重厚感、木質
感に富んだボード張りの壁面を実現できるし、コンクリ
ート構造壁と内装ボートとの隙間を通して自由に電気配
線を引き回し、自由な位置にポイント照明器具を取り付
けることができる。ただし、そのような内装構造は、コ
ンクリート構造壁に直接ビニールクロスを貼った仕様に
比べてはるかに高価格になる。
集合住宅でも費用さえかければ、高級感、重厚感、木質
感に富んだボード張りの壁面を実現できるし、コンクリ
ート構造壁と内装ボートとの隙間を通して自由に電気配
線を引き回し、自由な位置にポイント照明器具を取り付
けることができる。ただし、そのような内装構造は、コ
ンクリート構造壁に直接ビニールクロスを貼った仕様に
比べてはるかに高価格になる。
【０００４】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、一般的な内装仕様のコンク
リート集合住宅などの室内に高級感、重厚感、木質感な
どを簡単に付加することができる照明器具付きの装飾パ
ネルを提供することにある。
されたもので、その目的は、一般的な内装仕様のコンク
リート集合住宅などの室内に高級感、重厚感、木質感な
どを簡単に付加することができる照明器具付きの装飾パ
ネルを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の装飾パネル
は、少なくとも正面が化粧材で仕上げられた適宜厚みの
パネルであり、内部には電気コードが配線されており、
その電気コードの一端は前記パネルの正面の所定位置に
取り付けられた照明器具に接続され、前記電気コードの
他端側は前記パネルの端面から外部に引き出されたもの
である。
は、少なくとも正面が化粧材で仕上げられた適宜厚みの
パネルであり、内部には電気コードが配線されており、
その電気コードの一端は前記パネルの正面の所定位置に
取り付けられた照明器具に接続され、前記電気コードの
他端側は前記パネルの端面から外部に引き出されたもの
である。
【０００６】
【作用】前記の装飾パネルを室内の壁面に局部的に沿わ
せるように設置する。例えば、梁による下り天井面と床
面との間にぴったりはまる高さ寸法の装飾パネルを用意
し、これを壁面にあてがって例えば両面粘着テープで接
着固定する。前記電気コードはパネルの下端から引き出
し、床と壁の角に沿って配線し、コンセントまで導く。
このような簡単な構造でポイント照明器具付きの装飾パ
ネルを設置でき、室内に高級感、重厚感、木質感を演出
できる。
せるように設置する。例えば、梁による下り天井面と床
面との間にぴったりはまる高さ寸法の装飾パネルを用意
し、これを壁面にあてがって例えば両面粘着テープで接
着固定する。前記電気コードはパネルの下端から引き出
し、床と壁の角に沿って配線し、コンセントまで導く。
このような簡単な構造でポイント照明器具付きの装飾パ
ネルを設置でき、室内に高級感、重厚感、木質感を演出
できる。
【０００７】
【実施例】この発明の一実施例による装飾パネルの構成
を図１および図２に示している。この実施例の装飾パネ
ル１は高さ１８０ｃｍ・幅９０ｃｍ・厚さ３０ｍｍであ
り、図１に示すように、コンクリート集合住宅のリビン
グルームにおいて床Ｆと梁Ｂの間にはめ込むようにして
構造壁Ｗにあてがって装飾パネル１を設置している。梁
Ｂやコンクリート構造壁Ｗは一般的なビニールクロス貼
りの仕上になっている。パネル１の背面を両面粘着テー
プで壁Ｗに接合したり、パネル１の下端に適当なスペー
サを挟み込んで上下に突っ張ってパネル１を固定する。
この装飾パネル１の正面の中央上部にはブラケット型の
照明器具２が取り付けられている。この照明器具２につ
ながる電気コード３は、パネル１の内部に形成された配
線溝４を通して配線され、パネル１の下端面から外部に
引き出されている。外部に引き出された電気コード３を
床Ｆと壁Ｗの角に沿ってコンセントに導く。
を図１および図２に示している。この実施例の装飾パネ
ル１は高さ１８０ｃｍ・幅９０ｃｍ・厚さ３０ｍｍであ
り、図１に示すように、コンクリート集合住宅のリビン
グルームにおいて床Ｆと梁Ｂの間にはめ込むようにして
構造壁Ｗにあてがって装飾パネル１を設置している。梁
Ｂやコンクリート構造壁Ｗは一般的なビニールクロス貼
りの仕上になっている。パネル１の背面を両面粘着テー
プで壁Ｗに接合したり、パネル１の下端に適当なスペー
サを挟み込んで上下に突っ張ってパネル１を固定する。
この装飾パネル１の正面の中央上部にはブラケット型の
照明器具２が取り付けられている。この照明器具２につ
ながる電気コード３は、パネル１の内部に形成された配
線溝４を通して配線され、パネル１の下端面から外部に
引き出されている。外部に引き出された電気コード３を
床Ｆと壁Ｗの角に沿ってコンセントに導く。
【０００８】前記の装飾パネル１の内部構造を図２に示
している。ＭＦＤからなる芯材１ａの正面に高級感のあ
る例えばハードメープル板目の突板合板からなる化粧材
１ｂを貼り、背面には化粧材１ｃを貼り、両側面にはハ
ードメープル単板の覆手材１ｄを貼っている。芯材１ａ
の正面側に下端中央から上方に延びる配線溝４が形成さ
れており、前記の電気コード３はこの溝内に配線され、
パネル下端から引き出される。正面化粧材１ｂの中央上
方には配線穴５が形成されており、この部分に前記照明
器具２が取り付けられる。なお、芯材１ａの下端面に電
気コード３を隠したまま側方に導く配線溝を形成しても
よい。
している。ＭＦＤからなる芯材１ａの正面に高級感のあ
る例えばハードメープル板目の突板合板からなる化粧材
１ｂを貼り、背面には化粧材１ｃを貼り、両側面にはハ
ードメープル単板の覆手材１ｄを貼っている。芯材１ａ
の正面側に下端中央から上方に延びる配線溝４が形成さ
れており、前記の電気コード３はこの溝内に配線され、
パネル下端から引き出される。正面化粧材１ｂの中央上
方には配線穴５が形成されており、この部分に前記照明
器具２が取り付けられる。なお、芯材１ａの下端面に電
気コード３を隠したまま側方に導く配線溝を形成しても
よい。
【０００９】装飾パネル１の内部構造の他の例を図３に
示している。４本の縦框１１、１２、１３、１４と５本
の横桟１５、１６、１７、１８、１９で芯材が構成され
ている。縦框１２と１３の隙間が前記電気コードを通す
配線スリット４ａである。一番下の横桟１９には配線ス
リット４ａにつながる配線穴４ｂが貫通形成され、また
横桟１９の下面には配線穴４ｂにつながる配線溝４ｃが
形成されている。この配線溝４ｃを利用して電気コード
を装飾パネル１の下の角部分から外部に引き出すことが
できる。
示している。４本の縦框１１、１２、１３、１４と５本
の横桟１５、１６、１７、１８、１９で芯材が構成され
ている。縦框１２と１３の隙間が前記電気コードを通す
配線スリット４ａである。一番下の横桟１９には配線ス
リット４ａにつながる配線穴４ｂが貫通形成され、また
横桟１９の下面には配線穴４ｂにつながる配線溝４ｃが
形成されている。この配線溝４ｃを利用して電気コード
を装飾パネル１の下の角部分から外部に引き出すことが
できる。
【００１０】なお、背面も高級感のある化粧材で仕上げ
てパネルを構成すれば、これを間仕切りパネルとして使
用できる。
てパネルを構成すれば、これを間仕切りパネルとして使
用できる。
【００１１】
【発明の効果】この発明の装飾パネルは室内の壁面に局
部的に沿わせるように設置する。例えば、梁による下り
天井面と床面との間にぴったりはまる高さ寸法の装飾パ
ネルを用意し、これを壁面にあてがって例えば両面粘着
テープで接着固定する。前記電気コードはパネルの下端
から引き出し、床と壁の角に沿って配線し、コンセント
まで導く。このような簡単な構造でポイント照明器具付
きの装飾パネルを設置でき、室内に高級感、重厚感、木
質感を演出できる。とくに、構造壁や梁による下り天井
などで囲まれたコンクリート集合住宅の室内に付加的に
設置する装飾パネルとして利用することで、その装飾効
果が最大限に発揮される。
部的に沿わせるように設置する。例えば、梁による下り
天井面と床面との間にぴったりはまる高さ寸法の装飾パ
ネルを用意し、これを壁面にあてがって例えば両面粘着
テープで接着固定する。前記電気コードはパネルの下端
から引き出し、床と壁の角に沿って配線し、コンセント
まで導く。このような簡単な構造でポイント照明器具付
きの装飾パネルを設置でき、室内に高級感、重厚感、木
質感を演出できる。とくに、構造壁や梁による下り天井
などで囲まれたコンクリート集合住宅の室内に付加的に
設置する装飾パネルとして利用することで、その装飾効
果が最大限に発揮される。
【図１】この発明の一実施例による装飾パネルの正面図
である。
である。
【図２】同上装飾パネルの内部構造を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図３】同上装飾パネルの内部構造の他の例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
１ 装飾パネル １ａ 芯材 １ｂ 正面化粧材 １ｃ 背面化粧材 １ｄ 覆手材 ２ 照明器具 ３ 電気コード ４ 配線溝 ４ａ 配線スリット ４ｂ 配線穴 ４ｃ 配線溝 ５ 配線穴
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも正面が化粧材で仕上げられた
適宜厚みのパネルからなり、内部には電気コードが配線
されており、その電気コードの一端は前記パネルの正面
の所定位置に取り付けられた照明器具に接続され、前記
電気コードの他端は前記パネルの端面から外部に引き出
されていることを特徴とする装飾パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26013794A JPH08120881A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 装飾パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26013794A JPH08120881A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 装飾パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08120881A true JPH08120881A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17343825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26013794A Pending JPH08120881A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 装飾パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08120881A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103590506A (zh) * | 2013-11-03 | 2014-02-19 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 新型水景墙 |
| JP2018155025A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 大建工業株式会社 | ふかし壁の施工方法及びふかし壁ユニット |
-
1994
- 1994-10-25 JP JP26013794A patent/JPH08120881A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103590506A (zh) * | 2013-11-03 | 2014-02-19 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 新型水景墙 |
| CN103590506B (zh) * | 2013-11-03 | 2015-11-11 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 水景墙 |
| JP2018155025A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 大建工業株式会社 | ふかし壁の施工方法及びふかし壁ユニット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4821477A (en) | Partition panel system | |
| US6761004B2 (en) | Reconfigurable room partitioning system | |
| US20060157297A1 (en) | Diverse acoustical modules with identical outward appearance | |
| JPH08120881A (ja) | 装飾パネル | |
| JP6048775B1 (ja) | 組立式室内用個室 | |
| US3999824A (en) | Cabinet soffit assembly | |
| US4758056A (en) | Cabinet and method for making | |
| Plunkett et al. | Detail in Contemporary Office Design | |
| JP2000087479A (ja) | 間仕切り壁固定用の支柱および間仕切り壁 | |
| JP4914645B2 (ja) | 引き戸の取付構造 | |
| JPH0454023B2 (ja) | ||
| JPS6332273Y2 (ja) | ||
| JP7476717B2 (ja) | 和室の内装構造 | |
| KR200383001Y1 (ko) | 건축내장용 모서리몰딩의 조립식마감재 | |
| JP4325144B2 (ja) | 分電盤を収納した什器 | |
| CN210239254U (zh) | 一种双面或多面采光的影音娱乐房 | |
| JP3943166B2 (ja) | 間仕切パネル | |
| JPH09228523A (ja) | 可変間仕切壁用支柱と間仕切壁取付構造 | |
| JP2003328542A (ja) | 和室ユニット | |
| JP2598486Y2 (ja) | 壁パネル | |
| JP3867661B2 (ja) | 吸音パネル及びその製造方法 | |
| JP2022115422A (ja) | 住宅 | |
| JP2572817Y2 (ja) | ガラス入欄間 | |
| JP3089540B2 (ja) | 家屋の通気装置 | |
| JP2934416B2 (ja) | 天井際壁面部の構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |