JPH08120851A - 屋根用塗膜防水層の施工方法 - Google Patents

屋根用塗膜防水層の施工方法

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JPH08120851A
JPH08120851A JP6256397A JP25639794A JPH08120851A JP H08120851 A JPH08120851 A JP H08120851A JP 6256397 A JP6256397 A JP 6256397A JP 25639794 A JP25639794 A JP 25639794A JP H08120851 A JPH08120851 A JP H08120851A
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要 山本
Mitsuo Kaneko
美津夫 金子
Yoshiroku Uchiyama
喜禄 内山
Shigeru Kikuchi
菊池  茂
Masahiro Ooishi
昌啓 大石
Naochika Aoyama
直親 青山
Shigeru Takeu
茂 竹生
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/34Applying different liquids or other fluent materials simultaneously
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/02Processes for applying liquids or other fluent materials performed by spraying

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】塗布材料の荷揚げ作業や混合作業が不要で、塗
布作業を効率的に、後片付けが簡単で、空缶等の使用済
み廃材のない屋根用塗膜防水層の施工方法を提供。 【構成】防水用2液性ウレタン樹脂の圧送装置は、所定
量の主剤及び硬化剤を個別に貯蔵する一対のタンク4,
5と、各タンク4,5内の主剤及び硬化剤を所定の比率
で分離状態に輸送する空気圧ポンプ6と、ポンプ6に一
端を接続される延長ホース15,16とを備えて、地上
に配置される。混合吐出装置3は、主剤,硬化剤を混合
するスタティックミキサ19と、ミキサ19の先端に一
体に設けられて混合樹脂を被塗装面に向けて吐出する吐
出ノズル19aとからなり、延長ホース15,16の先
端に接続されて屋根上に配置される。主剤の粘度は20
℃の基で、春から秋にかけての期間は4000から70
00cpsに、冬場の期間は1500から3500cp
sに設定する。同じく硬化剤の粘度は20℃の基で、春
から秋の期間は3000から15000cpsに、冬場
の期間は3000から7500cpsに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陸屋根などの屋上防水
工事に好適な屋根用塗膜防水層の施工方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に屋上の防水工事に用いられるウレ
タン塗膜材はほとんどが2液性ウレタン樹脂であり、こ
の2液性ウレタン樹脂を用いて防水工事を行なう場合に
は従来次の手順によっていた。
【0003】まず、主剤及び硬化剤が個別に収装された
缶、及びポリバケツ,ハンドミキサ,塗り付け器具など
の塗装用具を屋上に荷揚げし、各缶を開けてポリバケツ
に所定の配合量で主剤及び硬化剤を移してハンドミキサ
によって3〜4分攪拌混合する。爾後、塗り付け区域に
運搬し、混合剤を棒状に流し並べつつ塗り付け器具で均
一な厚さになるよう展開して塗り付けるようにしてい
る。
【0004】塗布作業終了後は空缶及び塗装器具の荷降
ろしをし、空缶等は回収業者に引き取らせるようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この種の
塗布作業は荷揚げから塗布準備、塗布及び後片付けまで
のほとんどが作業員による手作業であって、省力化が望
まれているとともに、空缶や、混合後のウレタン樹脂な
ど使用済み廃材の処理などに問題を残していた。なお、
塗り付け方式に替るものとして、リム・スプレー方式が
あり、これは主として集合住宅の共通廊下、階段回り等
に実施されている。
【0006】しかしながら、このリム・スプレー方式で
はその塗布にあたっては、移送ホースをも電熱線被覆し
て予備加熱をする必要があり、また1回の吹付けでは塗
膜は1mm以上には形成し難く、防水皮膜として必要な膜
厚(3〜4mm)を確保するためには数回の吹付け作業が
必要になるばかりか、屋上防水に適用する場合にはスプ
レーガンによる吹き付けミストの飛散のための屋上養生
も困難であることもあって、実際には実施困難であっ
た。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは、塗布材料の荷揚げ
作業や混合作業が不要で、塗布作業が効率的に行なえ、
また後片付けが簡単で、省力化を可及的に促進でき、し
かも空缶等の使用済み廃材の排出量を極力少なくできる
屋根用塗膜防水層の施工方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、建物の屋上等の屋根に主剤と硬化剤とか
らなる2液性ウレタン樹脂を混合塗布して塗膜防水層を
形成する屋根用塗膜防水層の施工方法であって、前記2
液性ウレタン樹脂の主剤及び硬化剤をそれぞれ個別に貯
蔵する一対の容器と、該各容器内に貯蔵された主剤及び
硬化剤を所定の比率でそれぞれ個別に輸送する一対のポ
ンプと、該各ポンプに一端が接続された長尺な延長ホー
スとを有する圧送装置を地上に配置し、前記各延長ホー
スの他端には、前記主剤と硬化剤とを混合するスタティ
ックミキサと、該ミキサの先端に一体に設けられて混合
樹脂を塗装面に向けて吐出する吐出ノズルとを有する混
合吐出装置を接続して建物の屋上等の屋根に配置し、春
から秋にかけての期間は、前記主剤の粘度を20℃の基
で4000から7000cps(センチポアズ)に設定
すると共に前記硬化剤の粘度を20℃の基で3000か
ら15000cpsに設定する一方、冬場の期間は、前
記主剤の粘度を20℃の基で1500から3500cp
sに設定すると共に前記硬化剤の粘度を20℃の基で3
000から7500cpsに設定し、該主剤と該硬化剤
とを前記圧送装置で前記混合吐出装置に圧送して建物の
屋根上に混合供給することを特徴とする。
【0009】ここで、前記主剤と硬化剤とにおいて、N
CO/NH2 +OHの当量比を容量比で1.25/1.
00から1.05/1.00の範囲に設定することが望
ましい。
【0010】
【作用】以上の構成の本発明に係わる施工方法によれ
ば、施工現場の地上に配置した圧送装置の主剤用及び硬
化剤用の双方の延長ホースの他端に取り付けた混合吐出
装置を施工場所たる建物の屋上などの屋根に引き上げて
配置することで荷揚げ作業は完了する。
【0011】主剤用並びに硬化剤用の各ポンプを駆動す
ることにより主剤及び硬化剤が屋上の混合吐出装置に揚
程される。これら揚程された主剤と硬化剤はスタティッ
クミキサで混合されて吐出ノズルから施工面の屋根上に
吐出供給される。作業員は屋上側で吐出ノズルを通じて
混合樹脂を塗布面に順次吐出しつつ塗り付け器具よって
塗り広げることによって、塗装を行う。
【0012】ここで、春から秋にかけての期間は前記主
剤の粘度を4000から7000cps(20℃基準)
に設定すると共に前記硬化剤の粘度を3000から15
000cps(20℃基準)に設定することで、また冬
場の期間は、前記主剤の粘度を1500から3500c
ps(20℃基準)に設定すると共に前記硬化剤の粘度
を3000から7500cps(20℃基準)に設定す
ることで、四季を通じて主剤及び硬化剤を予熱すること
なく毎分約10〜15kg程の能力で圧送し得、しかも
良好な混合状態で吐出供給できる。
【0013】塗布終了後は、延長ホースをホースドラム
に巻き取りながら混合吐出装置を地上に回収することで
荷降ろし作業が完了する。残余の主剤及び硬化剤はそれ
ぞれのホッパ内に個別に分離状態で収容されているた
め、それぞれをドラム缶に戻すかあるいは保全処置をし
てから次の施工に備えることができる。
【0014】また更に、主剤と硬化剤とのNCO/NH
2 +OHの当量比を容量比で1.25/1.00から
1.05/1.00の範囲に設定することにより、定容
量ポンプの計量精度内で正常な性能を有する防水塗膜を
形成させ得る。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の好適な一実施例を添付図面
を用いて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明に係る屋根用塗膜防水層の施
工方法において用いる施工装置のフローシートを示し、
図2は同装置を稼動している状態を示している。
【0017】図における装置は、装置の主体部分である
圧送装置を搭載した2トントラック等の運搬車1と、建
物2などの屋上に配置されて圧送装置から未混合の分離
状態で送られる防水用2液性ウレタン樹脂を順次自動的
に混合しながら施工面に吐出する手動操作式の混合吐出
装置3とから概略構成されている。
【0018】圧送装置は、運搬車1の荷台1aに搭載さ
れる主剤タンク4,硬化剤タンク5、空気圧ポンプ6、
溶剤容器としての溶剤缶7a上に一体に設けた溶剤圧送
用空気圧ポンプ7、窒素ガスボンベ8,ホースドラム
9、及び各ポンプの駆動動力となる空気圧駆動源10を
備えている。
【0019】なお、図2に示すように各タンク4,5
と、ポンプ6,7及びガスボンベ8と、ホースリール9
はそれぞれキャスタ付きテーブル11,12,14に個
別にセットされ、荷台1aから下ろして移動すべくユニ
ット化されている。また、同図においては混合吐出装置
3を大きく描いているが、実際には人手で操作できる程
度の大きさである。
【0020】空気圧駆動源10は、コンプレッサ10a
と、バルブユニット10bからなり、コンプレッサ10
aはエンジンにより駆動される。
【0021】混合吐出装置3は空気圧ポンプ6の吐出端
に接続されるとともに、ホースドラム9から繰り出され
る主剤,硬化剤輸送用延長ホース15,16及び前記ポ
ンプ7の吐出端に接続した溶剤輸送用延長ホース17の
先端に接続されたヘッドブロック18と、ブロック18
の先端に一体に設けられたスタティックミキサ19とか
らなっている。
【0022】さらに20,21はウレタン塗膜防水材の
主剤及び硬化剤の原液を収容した200リットルドラム
缶であり、この各ドラム缶20,21内にそれぞれ収容
されている主剤及び硬化剤は空気圧駆動源10により駆
動される一対のドラムポンプ22,23により各タンク
4,5に移し替えられる。なお、各ドラム缶20,21
及びドラムポンプ22,23は予めタンク4,5に移し
換えた後は保管場所に保管しておいても良いし、運搬車
1に常時搭載して搬送し、必要に応じて各タンク4,5
内に補給することもできる。
【0023】なお、主剤及び硬化剤は各ドラム缶20,
21内に配置された二重のポリエチレンフィルムからな
る袋内に収容することで、これらを使い切った後のドラ
ム缶20,21をリサイクル使用することが望ましい。
【0024】主剤は、従来公知のジイソシアネート化合
物、又は場合によりポリイソシアネート化合物とポリオ
キシアルキレンポリオール,ポリエステルポリオール他
従来公知の分子末端にOH基を2個以上有する化合物と
の付加反応物、いわゆるイソシアネートプレポリマーで
末端にNCO基を2個以上有するプレポリマーである。
【0025】硬化剤は、前記NCO基と反応する活性水
素を有する芳香族ジアミン及びポリオキシアルキレンポ
リオールと可塑剤,触媒,無機充填剤,顔料,その他添
加剤からなるペースト状の組成物である。硬化剤の設定
にあたっては、使用する主剤のNCO基に対応した硬化
剤を選択した上で、さらに当該硬化剤に用いるNH2
及びOH基の当量比すなわち、NCO/NH2 +OH当
量比が主剤対硬化剤の容量混合比で1.25/1.0乃
至1.05/1.0になるようにして硬化剤の組成が決
められる。
【0026】また、前記主剤及び硬化剤は、年間を通し
て予熱することなく空気圧ポンプで毎分約10〜15k
g程の能力で圧送,混合,吐出することを可能とするた
めに、その粘度を20℃の基で下記の適正範囲内になる
ように予め調整しておく。
【0027】 春・夏・秋用:主 剤 4000乃至 7000 cps/20℃基準 硬化剤 3000乃至15000 cps/20℃基準 冬 用:主 剤 1500乃至 3500 cps/20℃基準 硬化剤 3000乃至 7500 cps/20℃基準 ここで、主剤の粘度調整は主剤製造の原料仕込み時又は
反応終了後に、可塑剤,溶剤の単独又は併用で行うこと
ができる。また、硬化剤の粘度調整は、硬化剤を構成す
る液状成分のうち量の変動が可能な可塑剤量の若干の増
減、及び無機充填剤の量の増減、乃至粒子径の異なる充
填剤の配合比等で調整される。
【0028】上記主剤を収容する主剤タンクは、水分に
よる反応を未然に防止するために、簡易密閉型タンクと
してあるとともに、その内部には前記窒素ボンベ9を通
じて窒素ガスが供給され、内部を不活性ガス雰囲気に保
持してある。
【0029】主剤,硬化剤は年間を通して安全作動圧力
下での輸送が可能にされ、一定範囲内の吐出量が得られ
るようにしてある。
【0030】なお、主剤,硬化剤の粘度を上記の範囲に
規定しているのは次の理由による。即ち、種々の粘度で
の試験を行った結果、春から秋にかけての期間に使用す
る春・夏・秋用の主剤ではその粘度を20℃のもとで4
000 cps以下にすると、特に夏場において施工現場で
の気温及び材料温度が35℃以上になると、その粘度は
1000 cps以下になってしまい混合不良を起し易くな
る一方、主剤粘度を7000 cps(20℃基準)以上に
すると、早春あるいは晩秋等において気温及び材料温度
が15℃以下になると、その粘度は14000〜180
00 cpsになって計量及び輸送用のポンプ圧が150〜
160kgf/cm2 以上に達してしまい、継続運転を
するには安全上無理が生じ、また吐出量も実用吐出量が
得られなくなる。なお、硬化剤の粘度範囲の決定も同様
の理由による。
【0031】また、冬場の期間に使用する冬用の主剤で
は、その粘度を3500 cps(20℃基準)以上にする
と、真冬での粘度が15000 cps以上になり、ポンプ
の継続的運転に安全上無理が生じ、吐出量も実用量より
少なくなる。また、粘度1500 cps(20℃基準)以
下では、早春,晩秋の比較的気温の高い場合に、材料粘
度が1000 cps以下になり、混合不良を起し易くな
る。硬化剤についても同様である。
【0032】上記の様に粘度調整された主剤及び硬化剤
を輸送するための空気圧ポンプ6は定容量型で、空気圧
駆動源10に接続される空気圧モータ6aと、モータ6
aの下部に連結した一対のプランジャポンプ6b,6c
からなり、各ポンプ6b,6cの吸引端は前記タンク
4,5に連通している。
【0033】各ポンプ6b,6cの吐出端に接続され、
かつホースドラム9を介して繰り出される前記各延長ホ
ース15,16の長さは100m程度であり、これは建
物2の14〜15階程度をカバーする長さであって、こ
の長さに応じて空気圧ポンプ6の吐出量及び作動圧力が
定められる。
【0034】なお、主剤及び硬化剤の混合比率を容量比
で約1:1とし、また作業条件から吐出量を毎分3〜1
6kgに、更に定容量ポンプの経済運転を考慮してその
常用圧力を20〜160kg/cm2 に設定した場合で
も、主剤及び硬化剤の粘度を調整することで、年間を通
してこれらの材料を予備加熱をすることなく、十分に上
記14〜15階程度の揚程をカバーして、混合吐出させ
ることが可能である。一方、混合吐出装置3のスタティ
ックミキサ19は、内部に混合用の複数の螺旋状固定羽
根を有するもので、この内部に導入された主剤及び硬化
剤はスタティックミキサ19の先端に至るまでに均一に
混合され、吐出ノズル19aから塗布面に棒状となって
吐出する。したがって、この吐出作業と、塗り付け器具
を用いた塗り拡げ作業の繰返し動作により塗布作業がお
こなわる。
【0035】なお、混合した主剤及び硬化剤の吐出及び
停止は、ミキサ18の手前に設けた連動コック18aの
開閉によって行われる。また、主剤及び硬化剤の混合物
の吐出量は前記空気圧ポンプ6に設けた圧力調整弁等の
調整により設定される。
【0036】さらに吐出休止時には、溶剤圧送用空気圧
ポンプ7を駆動するとともに、溶剤輸送用延長ホース1
7に接続するコック18bを開ければ、溶剤缶7a中の
溶剤はヘッドブロック18内に供給され、ブロック18
とスタティックミキサ19内に残留する主剤と硬化剤の
混合物は溶剤に溶け、分解掃除することなく随時ノズル
19aを通じて洗い流すことができ、混合樹脂の硬化に
よる目詰まりを防止できる。
【0037】次に以上の構成の施工装置を用いた防水塗
装作業を説明する。
【0038】運搬車1を作業現場である建物2に横付け
し、地上待機させた後、ホースドラム9により屋上2a
側に向けて延長ホース15,16,17を繰り出しつつ
その先端の混合装置3を屋上2aに吊り上げれば荷揚げ
作業を完了する。
【0039】その後はポンプ6,7を駆動することによ
り、主剤及び硬化剤は屋上まで揚程され、屋上側では作
業員が吐出ノズル19aを通じて混合樹脂を塗布面に順
次吐出しつつ塗り付け器具よって塗り広げることによっ
て塗装がなされる。
【0040】また、ヘッドブロック18のコック18b
を開け、内部に溶剤を流すだけの作業で2液混合した状
態の樹脂を随時洗い流すことで後作業を終了する。
【0041】塗布終了後は、各延長ホース15,16,
17をホースドラム9に巻き取りながら混合吐出装置を
吊下ろして回収すれば、荷降ろし作業が完了する。残余
の主剤及び硬化剤はそれぞれのタンク4,5内に分離状
態で収容されるため、それぞれをドラム缶20,21に
戻すかあるいは保全処置をしてから次の施工に備えるこ
とができる。
【0042】なお、前述した種々の粘度による試験例に
ついて、その各種条件及び結果を以下に挙げておく。
【0043】<試験例−1>材料−1の主剤,硬化剤を
用い吐出試験を行った。
【0044】 [材料−1] 主剤 PPG−TDI プレポリマー 97.5重量部 アジピン酸ジ2エチルヘキシル 2.5重量部 計 100.0重量部 NCO含有量 3.70% 比 重 1.05 粘 度 5300 cps/20℃ 硬化剤 比 重 1.49 粘 度 5600 cps/20℃ [試験条件] 外気温 31℃ 塗工面温度 46℃ 材料温度 29℃ ホース長 100m 塗工場所 3階屋上 [結果]エアーコンプレッサーを始動し、主剤,硬化剤
のそれぞれのドラムポンプを作動し主剤,硬化剤をホッ
パーに移送した。次いでエアーモーターのバルブを開
き、更にレギュレーターのバルブを徐々に開き、圧力
2.0kgf/cm2 のとき主剤及び硬化剤の圧力計は
それぞれ90〜105kgf/cm2 ,60〜70kg
f/cm2 を示し、定量ポンプは毎分30回の往復運動
をした。屋上に揚げたホース先端部のマニホールド手前
のホースをはずし、主剤,硬化剤の吐出量を計量したと
ころ、100:142.1(重量比)であった。この吐
出率は計算値より0.2%硬化剤が多く吐出している
が、十分に硬化剤の設計許容誤差内であった。ホースを
マニホールドに接続し、スタテックミキサーを通し吐出
量を計測したところ15.3kg/分であった。吐出物
は厚さ2mmに櫛べらで平滑にのばしたところ塗面は均
質な色を示し混合は十分であった。
【0045】<試験例−2>材料−2の主剤,硬化剤を
用い試験例−1に引き続き吐出試験を実施した。
【0046】 [材料−2] 主剤 PPG−TDI プレポリマー 95.0重量部 アジピン酸ジ2エチルヘキシル 2.5重量部 キシレン 2.5重量部 計 100.0重量部 NCO含有量 3.64% 比 重 1.048 粘 度 4000 cps/20℃ 硬化剤 比 重 1.47 粘 度 3200 cps/20℃ [試験条件] 外気温 33℃ 塗工面温度 49℃ 材料温度 30℃ ホース長 100m 塗工場所 3階屋上 [結果]試験例−1と同じ操作で吐出試験を行ったとこ
ろ、レギュレーター圧力1.3kgf/cm2 で主剤と
硬化剤のポンプは毎分30回の往復運動を行った。この
ときの主剤・硬化剤の輸送圧力はそれぞれ40〜45k
gf/cm2 ,35〜40kgf/cm2 を示し、吐出
された混合物を櫛べらで平らにのばしたところ均質なグ
レー色を示し混合状態は良好であった。又ミキサーから
の吐出量を計量したところ15.8kg/分であった。
【0047】<試験例−3>材料−3の主剤,硬化剤を
用い下記の試験条件で吐出試験を実施した。
【0048】 [材料−3] 主剤 PPG−TDI プレポリマー 94.0重量部 アジピン酸ジ2エチルヘキシル 3.0重量部 キシレン 3.0重量部 計 100.0重量部 NCO含有量 3.57% 比 重 1.046 粘 度 3600 cps/20℃ 硬化剤 比 重 1.504 粘 度 2800 cps/20℃ [試験条件] 外気温 16℃ 塗工面温度 28℃ 材料温度 15℃ ホース長 100m 塗工場所 3階屋上 [結果]試験例−2に引続き同一操作で吐出試験を行っ
た。レギュレーター圧力1.0kgf/cm2 で定量ポ
ンプは作動し毎分30回の往復運動をした。このときの
主剤及び硬化剤のポンプの輸送圧力はそれぞれ30〜4
0kgf/cm2 ,25〜33kgf/cm2 を示し
た。吐出量は16.4kg/分であった。ミキサーから
吐出された混合物を櫛べらで平らにのばしたところ徐々
に透明な條状の部分が認められた。翌日硬化後塗膜面を
調べたところ條跡に沿って小さい発泡による気泡がつな
がり、主剤の混合不良部分が認められ、また塗膜の数箇
所に褐色に変色した部分がみられた。この部分は主剤/
硬化剤の混合比が硬化剤がかなり多い混合となっている
ためと推定された。さらに硬化剤の収納ドラム内の硬化
剤は上澄部と下層部の分離が認められた。
【0049】<試験例−4>材料−4の主剤,硬化剤を
用い下記の試験条件で吐出試験を実施した。
【0050】 [材料−4] 主剤 PPG−TDI プレポリマー 97重量部 アジピン酸ジ2エチルヘキシル 1重量部 キシレン 2重量部 計 100重量部 NCO含有量 3.73% 比 重 1.05 粘 度 6800 cps/20℃ 硬化剤 粘 度 14000 cps/20℃ 比 重 1.51 [試験条件] 外気温 16℃ 塗工面温度 28℃ 材料温度 14℃ ホース長 100m 塗工場所 10階屋上 [結果]試験例−1と同じ操作で吐出試験を行った。レ
ギュレーター圧力4.8kgf/cm2 で定容量ポンプ
は毎分27回の往復運動をし、このときの主剤及び硬化
剤の輸送圧力はそれぞれ140〜150kgf/c
2 ,145〜155kgf/cm2 を示し、吐出量は
13kg/分であった。櫛べらで塗布した塗布面は均質
な色調を示し、混合状態も良好であった。
【0051】<試験例−5>材料−5の主剤,硬化剤を
用い下記の試験条件で吐出試験を実施した。試験は試験
例−4に引き続き行った。
【0052】 [材料−5] 主剤 PPG−TDI プレポリマー 98重量部 キシレン 2重量部 計 100重量部 NCO含有量 3.72% 比 重 1.051 粘 度 7800 cps/20℃ 硬化剤 比 重 1.54 粘 度 16000 cps/20℃ [試験条件] 外気温 15℃ 塗工面温度 25℃ 材料温度 14℃ ホース長 100m 塗工場所 10階屋上 [結果]試験例−1と同じ操作で吐出試験を行った。レ
ギュレーター圧力5.9kgf/cm2 で定容量ポンプ
は毎分12回の往復運動をした。このときの主剤及び硬
化剤の輸送圧力はそれぞれ160〜170kgf/cm
2 ,150〜160kgf/cm2 を示し継続運転は安
全上無理があり、また吐出量も少なく試験を中断した。
なおこの時の吐出物の混合状態は良好であった。
【0053】<試験例−6>材料−6の主剤,硬化剤を
用い下記の試験条件で吐出試験を実施した。
【0054】 [材料−6] 主剤 PPG−MDI プレポリマー 92重量部 アジピン酸ジ2エチルヘキシル 4重量部 キシレン 4重量部 計 100重量部 NCO含有量 4.72% 比 重 1.038 粘 度 1550 cps/20℃ 硬化剤 比 重 1.414 粘 度 3100 cps/20℃ [試験条件] 外気温 6℃ 塗工面温度 13℃ 材料温度 7℃ ホース長 100m 塗工場所 10階屋上 [結果]試験例−1と同じ操作で吐出試験を行った。レ
ギュレーター圧力3.2kgf/cm2 でポンプは毎分
30回の往復運動をし、この時の主剤及び硬化剤の輸送
圧力はそれぞれ80〜90kgf/cm2 ,70〜80
kgf/cm2 の輸送圧を示した。吐出量を計量したと
ころ14.8kg/分であった。吐出物を櫛べら平滑に
ならし塗布面を調べたが全体に均質な色調を示し、混合
状態も良好であった。
【0055】<試験例−7>材料−7の主剤,硬化剤を
用い下記の試験条件で吐出試験を実施した。
【0056】 [材料−7] 主剤 PPG−MDI プレポリマー 94重量部 アジピン酸ジ2エチルヘキシル 3重量部 キシレン 3重量部 計 100重量部 NCO含有量 4.80% 比 重 1.040 粘 度 3500 cps/20℃ 硬化剤 粘 度 7450 cps/20℃ 比 重 1.423 [試験条件] 外気温 5℃ 塗工面温度 15℃ 材料温度 6℃ ホース長 100m 塗工場所 10階屋上 [結果]試験例−1と同じ操作で吐出試験を行った。レ
ギュレーター圧力5.5kgf/cm2 で定容量ポンプ
は毎分27回の往復運動をし、このときの主剤及び硬化
剤の輸送圧力はそれぞれ150〜160kgf/c
2 ,120〜130kgf/cm2 を示し、吐出量は
11.6kg/分であった。櫛べらで平らにならした塗
布面は均質な色調を示し、混合状態も良好であった。
【0057】<試験例−8>材料−8の主剤,硬化剤を
用い下記の試験条件で吐出試験を実施した。
【0058】 [材料−8] 主剤 PPG−MDI プレポリマー 92重量部 アジピン酸ジ2エチルヘキシル 4重量部 キシレン 4重量部 計 100重量部 NCO含有量 4.70% 比 重 1.036 粘 度 1380 cps/20℃ 硬化剤 粘 度 2800 cps/20℃ 比 重 1.410 [試験条件] 外気温 22℃ 塗工面温度 34℃ 材料温度 21℃ ホース長 100m 塗工場所 3階屋上 [結果]試験例−1と同じ操作で吐出試験を行った。レ
ギュレーター圧力1.1kgf/cm2 で定容量ポンプ
は毎分30回の往復運動をし、このときの主剤及び硬化
剤の輸送圧力はそれぞれ20〜30kgf/cm2 ,4
0〜50kgf/cm2を示し、吐出量は16.2kg
/分であった。混合吐出物を櫛べらで平らにならしたと
ころ、縞状に透明な條が現われた。塗膜の硬化後にしら
べたところ透明な後の部分には気泡がみられ混合されて
いない主剤部分であることを確認した。主剤粘度が低す
ぎたために混合不良を起こしたものと判断される。
【0059】<試験例−9>材料−9の主剤,硬化剤を
用い下記の試験条件で吐出試験を実施した。
【0060】 [材料−9] 主剤 PPG−MDI プレポリマー 94重量部 アジピン酸ジ2エチルヘキシル 3重量部 キシレン 3重量部 計 100重量部 NCO含有量 4.81% 比 重 1.041 粘 度 3660 cps/20℃ 硬化剤 粘 度 7700 cps/20℃ 比 重 1.425 [試験条件] 外気温 5℃ 塗工面温度 9℃ 材料温度 4℃ ホース長 100m 塗工場所 10階屋上 [結果]試験例−1と同じ操作で吐出試験を行った。レ
ギュレーター圧力5.8kgf/cm2 で定容量ポンプ
は毎分10回の往復運動をし、このときの主剤及び硬化
剤の輸送圧力はそれぞれ160〜170kgf/c
2 ,150〜160kgf/cm2 を示し、吐出量は
4.1kg/分であった。主剤及び硬化剤の輸送圧力が
高く、継続運転は無理であった。
【0061】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、本発明に係る屋根用塗膜防水層の施工方法にあって
は、次の利点がある。 (1)2液性ウレタン樹脂でなる塗布材料の主剤及び硬
化剤を、四季を通じて予熱することなく、ポンプで屋根
上に圧送して混合吐出供給でき、このため圧送装置に予
熱手段を設ける必要がない。 (2)塗布材料の荷揚げ作業や混合作業,屋上の養生が
不要であり、施工準備作業を軽減並びに短縮でき、省力
化が図れる。また混合を均一かつ迅速に行うことができ
る。 (3)ポンプの揚程能力に相応した吐出量で混合樹脂を
吐出でき、しかもスプレー方式に比べて材料の飛散がな
いため、塗布作業を効率良く行うことができる。 (4)塗布作業終了後はホース及び混合吐出装置を吊下
ろせば良いため、荷下ろしも簡単であり、しかも残余の
主剤,硬化剤は混合されていないため、次の塗布作業に
そのまま使うことができ、空缶などの廃材処理も不要と
なる。 (5)定容量ポンプを用いてこのポンプを経済的常用圧
力の下で継続運転させつつ、主剤と硬化剤とを十分な揚
程を確保して良好に圧送混合吐出させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による施工装置のフローシートである。
【図2】同装置を稼動している状態の説明図である。
【符号の説明】
1 運搬車 1a 荷台 2 建物 2a 屋上 3 混合吐出装置 4 主剤タンク 5 硬化剤タンク 6 空気圧ポンプ 9 ホースドラム 15,16 延長ホー
ス 17 溶剤用延長ホース 18 ヘッドブロック 19 スタティックミキサ 19a 吐出ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 茂 静岡県磐田郡福田町塩新田492番地の1 アイシーケイ株式会社福田事業所内 (72)発明者 大石 昌啓 静岡県磐田郡福田町塩新田492番地の1 アイシーケイ株式会社福田事業所内 (72)発明者 青山 直親 静岡県磐田郡福田町塩新田492番地の1 アイシーケイ株式会社福田事業所内 (72)発明者 竹生 茂 静岡県磐田郡福田町塩新田492番地の1 アイシーケイ株式会社福田事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の屋上等の屋根に主剤と硬化剤とか
    らなる2液性ウレタン樹脂を混合塗布して塗膜防水層を
    形成する屋根用塗膜防水層の施工方法であって、 前記2液性ウレタン樹脂の主剤及び硬化剤をそれぞれ個
    別に貯蔵する一対の容器と、該各容器内に貯蔵された主
    剤及び硬化剤を所定の比率でそれぞれ個別に輸送する一
    対のポンプと、該各ポンプに一端が接続された長尺な延
    長ホースとを有する圧送装置を地上に配置し、 前記各延長ホースの他端には、前記主剤と硬化剤とを混
    合するスタティックミキサと、該ミキサの先端に一体に
    設けられて混合樹脂を塗装面に向けて吐出する吐出ノズ
    ルとを有する混合吐出装置を接続して建物の屋上等の屋
    根に配置し、 春から秋にかけての期間は、前記主剤の粘度を20℃の
    基で4000から7000cpsに設定すると共に前記
    硬化剤の粘度を20℃の基で3000から15000c
    psに設定する一方、 冬場の期間は、前記主剤の粘度を20℃の基で1500
    から3500cpsに設定すると共に前記硬化剤の粘度
    を20℃の基で3000から7500cpsに設定し、 該主剤と該硬化剤とを前記圧送装置で前記混合吐出装置
    に圧送して建物の屋根上に供給する、 ことを特徴とする屋根用塗膜防水層の施工方法。
  2. 【請求項2】 前記主剤と硬化剤とが混合されるときの
    NCO/NH2 +OHの当量比が容量比で1.25/
    1.00から1.05/1.00の範囲である、 ことを特長とする請求項1記載の屋根用塗膜防水層の施
    工方法。
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