JPH08120755A - セメント製品の据え置き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セメント製品の微動が可能で、しかも人力を
要しないで位置決め、据え付けが可能なセメント製品の
据え置き装置を提供する。 【構成】 上部にバックホー３４の取付け部材１３が設
けられ、周囲に少なくとも３本以上の長脚１１を有する
架台１２と、架台１２の上側部に前後動可能に取付けら
れている移動台１４と、移動台１４を前後動する第１の
駆動手段４１と、移動台１４に左右方向に移動可能に取
付けられている前側移動部材１５及び後側移動部材１６
と、これらをそれぞれ左右方向に移動させる第２及び第
３の駆動手段４６、４７と、前側移動部材１５及び後側
移動部材１６にそれぞれ軸着されて、先端には中央に配
置されたセメント製品７６を周囲から掛止する掛止爪６
２、６９、７０を備えて、セメント製品７６の掛止方向
に回動可能な少なくとも３本の伸縮アーム１７〜１９と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、Ｕ字溝等のセメント製
品の据え置き装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】道路の側部等においては、雨水を流すた
めに排水溝が配置されているが、これらはセメント製品
の一例であるＵ字溝を所定の位置に配置して構築された
ものである。前記Ｕ字溝は場所によって小型の物も一部
使用され、小型のＵ字溝の据え付けは容易であるが、大
型のＵ字溝においては作業者が抱え上げて据え付けるこ
とはできないので、通常はクレーン、バックホー（パワ
ーショベルカー）等の重機とワイヤロープを用いて、所
定の場所に据え付けていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ク
レーン及びバックホーの微動は困難であるし、ワイヤロ
ープで吊り上げたＵ字溝の姿勢を変えることは困難であ
るので、これらの重機を用いて大凡の場所に搬送し、微
調整は金梃子、ジャッキ、必要に応じて前記重機の動力
を用いて作業者が位置決めを行っていたが、極めて重労
働であるという問題があった。また、大型のＵ字溝にな
ると重量物となるので、位置合わせに相当の手間を要
し、作業能率も悪いという問題があった。本発明はかか
る事情に鑑みてなされたもので、セメント製品の微動が
可能で、しかも人力を要しないで位置決め、据え付けが
可能なセメント製品の据え置き装置を提供することを目
的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載のセメント製品の据え置き装置は、上部にバックホ
ーの取付け部材が設けられ、周囲に少なくとも３本以上
の長脚を有する架台と、該架台の上側部に前後動可能に
取付けられている移動台と、該移動台を前後動する第１
の駆動手段と、前記移動台に左右方向に移動可能に取付
けられている前側移動部材及び後側移動部材と、これら
をそれぞれ左右方向に移動させる第２及び第３の駆動手
段と、前記前側移動部材及び前記後側移動部材にそれぞ
れ軸着されて、先端には中央に配置されたセメント製品
を周囲から掛止する掛止爪を備えて、該セメント製品の
掛止方向に回動可能な少なくとも３本の伸縮アームとを
有している。請求項２記載のセメント製品の据え置き装
置は、請求項１記載の装置において、前記取付け部材
に、前記架台は回動可能に取付けられている。また、請
求項３記載のセメント製品の据え置き装置は、請求項１
又は２記載の装置において、前記セメント製品はＵ字溝
からなって、前記少なくとも３本の伸縮アームは、該Ｕ
字溝を両側から掛止する対となる伸縮アームと、該Ｕ字
溝を溝心方向から掛止する１本の伸縮アームとを有して
いる。

【０００５】

【作用】請求項１〜３記載のセメント製品の据え置き装
置においては、上部にバックホーの取付け部材が設けら
れているので、これを用いて、該セメント製品の据え置
き装置をバックホーに取付けることができる。これによ
って、バックホーを駆動することによって、該セメント
製品の据え置き装置の搬送が行える。そして、上部の取
付け部材の下部には周囲に少なくとも３本以上の長脚を
有する架台が設けられ、地面に載置できるようになって
いるので、バックホーで常時吊り上げておく必要がな
く、地面に載置した状態で抱え上げたセメント製品の据
え置きができる。前記架台にその上部側に前後動可能に
移動台が設けられ、該移動台には前側移動部材と後側移
動部材が設けられ、これらに少なくとも３本の伸縮アー
ムが取付けられ、伸縮アームの先端には掛止爪が設けら
れているので、この掛止爪によってセメント製品を掛止
し、前記移動台、前記前側移動部材、前記後側移動部材
及び伸縮アームを伸縮することによって、抱え上げたセ
メント製品の位置及び角度を調整することができる。特
に、請求項２記載のセメント製品の据え置き装置におい
ては、バックホーの取付け部材は、前記架台に回動可能
に取付けられているので、バックホーの位置を固定した
状態で、架台及び抱え上げたセメント製品の角度を変え
ることができる。そして、請求項３記載のセメント製品
の据え置き装置においては、セメント製品がＵ字溝から
なって、３本の伸縮アームによって抱え上げるようにな
っている場合には、その内の一本の伸縮アームを駆動す
ることによって、Ｕ字溝の角度を変えることができ、４
本又はそれ以上の伸縮アームを使用する場合に比較して
その操作が簡便である。

【０００６】

【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図１は本発明の一実施例に係るセメント製
品の据え置き装置の全体説明図、図２は同一部省略背面
図、図３は同一部省略側面図、図４は同一部省略部分平
面図、図５は図４における矢視Ｐ−Ｐ断面図、図６は前
記セメント製品の据え置き装置の一部省略正面図、図７
は同一部省略側面図、図８は本発明の第１の応用例に係
るセメント製品の据え置き装置の一部省略正面図、図９
は本発明の第２の応用例に係るセメント製品の据え置き
装置の一部省略側面図、図１０は同平面図、図１１は本
発明の第３の応用例に係るセメント製品の据え置き装置
の一部省略側面図、図１２はセメント製品の一例を示す
斜視図である。

【０００７】図１〜図７に示すように、本発明の一実施
例に係るセメント製品の据え置き装置１０は鋼構造とな
って、４本の長脚１１を有する架台１２と、架台１２上
に取付けられた取付け部材１３と、架台１２の上側に取
付けられた移動台１４と、移動台１４に取付けられてい
る前側移動部材１５及び後側移動部材１６と、前側移動
部材１５の左右及び後側移動部材１６の後部に取付けら
れている伸縮アーム１７〜１９とを有している。以下、
これらについて詳しく説明する。

【０００８】前記架台１２は、比較的軽量な角パイプを
４本の長脚１１として使用し、長脚１１の下端にはベー
ス２０をそれぞれ有している。架台１２の上側中間部に
は、図４に示すように、左右に溝型の水平ガイド２１、
２２が取付けられている。その上部には長脚１１の上端
に向かって放射状に配置された断面Ｈ形の４本の支持部
材２３によって支持されるボス２４が設けられている。
この支持部材２３の少し下部には隣り合う長脚１１を連
接する４本の梁部材２５が設けられている。なお、前記
実施例においては断面Ｈ形の支持部材２３を用いてボス
２４を支持したが、上下２枚の板（鉄板）によって中央
のボスを支持してもよい。

【０００９】前記ボス２４に装着される取付け部材１３
は、ボルトによって固着された上下２枚の板材２６、２
７と、板材２７の上部に所定間隔で配置された２枚の縦
板２８と、板材２７の中央に取付けられた竪軸３０とを
有し、竪軸３０が前記ボス２４に嵌入し、下部は雄ねじ
となって螺合する雌ねじ３１によって、ボス２４に回転
可能に取付けられている。このような構造となって、架
台１２は取付け部材１３の部分で旋回できるようになっ
ている。なお、この実施例においては、手動によってセ
メント製品の据え置き装置１０を旋回させるようにして
いるが、油圧シリンダー又は油圧モータを取付けて、前
記取付け部材１３に対して下部の架台１２を自動旋回さ
せるようにすることも可能である。また、前記ボスの代
わりに油圧による旋回アクチュエータ（例えば、油圧モ
ータ等）を架台に取付け、その出力軸を取付け部材に固
定することも可能であり、これによって油圧駆動による
旋回が容易にできる。なお、この場合、前記出力軸は十
分にスラスト荷重を受け持つことができるように、前記
取付け部材に旋回可能に固定することが必要である。

【００１０】そして、対向する前記２枚の縦板２８には
ピン孔３２、３３が形成され、バックホー３４のアーム
軸３５の先端部及び傾動用油圧シリンダー３６の先端金
具３７がピンを介して装着できるようになって、バック
ホー３４を操作することによって、このセメント製品の
据え置き装置１０の移動及び傾動ができるようになって
いる。

【００１１】対向する前記水平ガイド２１、２２の間に
は移動台１４が前後動可能に配置されている。なお、移
動台１４の板厚は薄く、水平ガイド２１、２２の内溝が
広いので、その高さを調整する高さ調整片３８が両側に
設けられて、移動台１４が円滑に水平ガイド２１、２２
の内溝内を移動するようになっている。なお、高さ調整
片は水平ガイド２１、２２内に固定することも可能であ
り、この場合は水平ガイド２１、２２と略同一の長さと
なる。この移動台１４と、後側に取付けられている梁部
材２５との間には、図３に示すように取付け金具３９、
４０を介して第１の駆動手段の一例である油圧シリンダ
ー４１が取付けられ、この油圧シリンダー４１を伸縮す
ることによって、移動台１４が矢印Ａ−Ｂで示す前後方
向に移動するようになっている。

【００１２】前記移動台１４には、図４に示すように左
右方向に長いガイド孔４２、４３が前後に隙間を有して
２列設けられ、上下両側に断面四角形の補強片４４、４
５がそれぞれ固着されている。このガイド孔４２、４３
にはそれぞれ前側移動部材１５及び後側移動部材１６が
嵌入されて、側部に設けられている第２及び第３の駆動
手段の一例である油圧シリンダー４６、４７を伸縮する
ことによって、図面に矢印Ｃ−Ｄで示す左右方向に，前
側移動部材１５及び後側移動部材１６が移動するように
なっている。なお、前側移動部材１５及び後側移動部材
１６は、それぞれガイド孔４２、４３に嵌入する縦板４
８、４９を備え、上部には固定板５０、５１を有し、こ
の固定板５０、５１に油圧シリンダー４６、４７のロッ
ド側取付け金具５２、５３が取付けられ、油圧シリンダ
ー４６、４７の基端側取付け金具５４、５５は移動台１
４に取付けられている。

【００１３】移動台１４の後部は図４に示すように、逆
台形状の切欠き５６が形成され、この部分に伸縮アーム
１９が配置され、伸縮アーム１９の基端部は後側移動部
材１６に固着されている取付け金具５７に回動可能に軸
着されている。この伸縮アーム１９の上部中間には油圧
シリンダー５８のロッド側先端部が軸着されて、油圧シ
リンダー５８を伸縮することによって、伸縮アーム１９
が首を振るようになっている。なお、油圧シリンダー５
８の基端部は、前記縦板４９の下端に固着されている取
付け金具５９に軸着され、この取付け金具５９の前部に
は移動台１４の裏面に摺接する当て板６０を備えてい
る。また、伸縮アーム１９は油圧シリンダー６１を備
え、そのロッド先端部には掛止爪６２とガイド筒６３が
固定されて、油圧シリンダー６１を伸縮することによっ
て、掛止爪６２の位置が変わるようになっている。

【００１４】一方、前側移動部材１５の縦板４８の下部
には前後の隙間調整板を介して対向配置された２枚の取
付け板６４が設けられ、この取付け板６４の下部左右に
設けられている取付け孔６５、６６に伸縮アーム１７、
１８がそれぞれ軸着されている。この伸縮アーム１７、
１８は、油圧シリンダー６７、６８が主体で前記伸縮ア
ーム１９と同一構造となって、下部に掛止爪６９、７０
及びガイド筒７１、７２をそれぞれ有している。そし
て、油圧シリンダー６７、６８の上部側には、基端を取
付け金具７３によって取付け板６４の中央に固定された
油圧シリンダー７４、７５のロッド先端部が取付けら
れ、油圧シリンダー７４、７５を伸縮することによっ
て、伸縮アーム１７、１８がそれぞれ回動するようにな
っている。

【００１５】前記取付け板６４にはその他にも取付け孔
６５ａ、６５ｂ、６６ａ、６６ｂが設けられ、例えば、
図６に示すように、伸縮アーム１７、１８の取付け位置
をセメント製品の一例であるＵ字溝７６のサイズに合わ
せて変更できるようになっている。また、前記移動台１
４の前側には、前記油圧シリンダーの伸縮及び停止を制
御するバルブスタンド７７が設けられ、搭載されたＵ字
溝７６の状況を確認しながら、その位置及び角度を目で
見ながら修正できるようになっている。なお、油圧源
は、具備してもよいがこの実施例においては、全てバッ
クホー３４の予備の油圧源にホースを介して接続され
て、バックホー３４の動力によって駆動されるようにな
っている。

【００１６】続いて、このセメント製品の据え置き装置
１０の動作及び作用について説明する。まず、図１に示
すように取付け部材１３の部分でバックホー３４と連結
し、必要な油圧ホースの連結を行う。そして、トラック
等によって搬送されて所定場所に置いてあるＵ字溝７６
の上に、このセメント製品の据え置き装置１０が跨がる
ように配置し、前記バルブスタンド７７を操作して、図
７に示すように伸縮アーム１７〜１９の掛止爪６９、７
０、６２がＵ字溝７６の下端に引っ掛かって全体を持ち
上げるようになっている。この状態で、バックホー３４
を移動させて抱え上げたＵ字溝７６を据え付ける位置ま
で搬送し、図１に示すように、このセメント製品の据え
置き装置１０を既に配置されたＵ字溝７６を跨ぐように
して据え付ける。この状態で、バルブスタンド７７を操
作して、前記した油圧シリンダーを作動させてＵ字溝７
６を微動移動し、所定の場所に据え付ける。据え付けが
完了した後は、油圧シリンダーを作動させて掛止爪６
２、６９、７０をＵ字溝７６から外して、一つのＵ字溝
７６の据え付けが完了する。なお、７９は枕木を示す。

【００１７】図８には、本発明の第１の応用例に係るセ
メント製品の据え置き装置１０の一部が示されている
が、幅広のＵ字溝８０を掴む場合と、図６に示すように
幅狭のＵ字溝７６を掴む場合には、油圧シリンダー７
４、７５のストロークが異なるものを用意するか、ある
いはその取付け位置を変更する必要があるが、図８にお
いては、油圧シリンダー７４、７５はそのままにして、
油圧シリンダー７４、７５のロッド先端部を軸着する取
付け金具８１、８２を長くした伸縮アーム１７ａ、１８
ａを使用することによって、油圧シリンダー７４、７５
の交換作業を省略している。

【００１８】図９、図１０には、長尺のＵ字溝８４を抱
え上げる場合であって、伸縮アーム１９を取付け金具５
７の代わりに、後方に突出する長い取付け金具８５を介
して後側移動部材１６に取付け、伸縮アーム１９の位置
を後方にずらした第２の応用例を示している。この場合
は伸縮アーム１９を傾動する油圧シリンダー５８は、取
付け金具８５の下部に取付けられた補助金具８６に取付
けられている。これによって、長尺のＵ字溝８４を安定
状態で抱えることができる。

【００１９】図１１には、更に長尺のＵ字溝８８を抱え
上げる第３の応用例を示しているが、後側移動部材１６
にも、前側移動部材１５と同様、図５に示すような対向
する伸縮アーム１７、１８を取り付ける。これによっ
て、Ｕ字溝８８を４か所から掛止するので、そのＵ字溝
８８の重心位置が４本の伸縮アーム１７、１８の中央に
あれば、落下することなく抱え上げることができる。な
お、縦板４９は短いので、前側移動部材１５に使用した
縦板４８と同一物を使用することになる。そして、前記
実施例と同様、それぞれの油圧シリンダーを作動させ
て、伸縮アーム１７、１８を伸縮、傾動し、前側移動部
材１５及び後側移動部材１６を左右方向に移動し、更に
は移動台１４を前後させることによって、任意の位置に
Ｕ字溝８８を移動及び傾動させることができ、これによ
って、人手を要することなく、所定の位置にＵ字溝８８
を載置することができる。

【００２０】前記実施例においては、全ての駆動手段を
油圧シリンダーとしたが、電動モータによって駆動する
ことも可能である。また、図１２には、このセメント製
品の据え置き装置１０によって据え置きするＵ字溝７６
を示すが、その他、道路端等に載置するセメントブロッ
ク８９、セメント板９０であっても適用可能である。更
には、バルブスタンドはセメント製品の据え置き装置に
取付けたが、場合によってはバックホー側に取付けるこ
とも可能である。この場合は作業状況を監視するテレビ
カメラ等をこの装置に取付け、バックホーの運転席側か
ら遠隔操縦することも可能である。

【００２１】

【発明の効果】請求項１〜３記載のセメント製品の据え
置き装置は以上の説明からも明らかなように、セメント
製品を伸縮アームで抱え上げ、そのままバックホー等で
搬送して所定位置に架台を据え付け、セメント製品を該
架台内で移動及び傾動させてその位置を決めているの
で、セメント製品の微動が可能で、しかも人力を要しな
いで位置決め、据え付けが可能となった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係るセメント製品の据え置
き装置の全体説明図である。

【図２】同一部省略背面図である。

【図３】同一部省略側面図である。

【図４】同一部省略部分平面図である。

【図５】図４における矢視Ｐ−Ｐ断面図である。

【図６】前記セメント製品の据え置き装置の一部省略正
面図である。

【図７】同一部省略側面図である。

【図８】本発明の第１の応用例に係るセメント製品の据
え置き装置の一部省略正面図である。

【図９】本発明の第２の応用例に係るセメント製品の据
え置き装置の一部省略側面図である。

【図１０】同平面図である。

【図１１】本発明の第３の応用例に係るセメント製品の
据え置き装置の一部省略側面図である。

【図１２】セメント製品の一例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１０ セメント製品の据え置き装置 １１ 長脚 １２ 架台 １３ 取付け部材 １４ 移動台 １５ 前側移動部材 １６ 後側移動部材 １７ 伸縮アーム １７ａ 伸縮アーム １８ 伸縮アーム １８ａ 伸縮アーム １９ 伸縮アーム ２０ ベース ２１ 水平ガイド ２２ 水平ガイド ２３ 支持部材 ２４ ボス ２５ 梁部材 ２６ 板材 ２７ 板材 ２８ 縦板 ３０ 竪軸 ３１ 雌ねじ ３２ ピン孔 ３３ ピン孔 ３４ バックホー ３５ アーム軸 ３６ 傾動用油圧シリンダー ３７ 先端金具 ３８ 高さ調整片 ３９ 取付け金具 ４０ 取付け金具 ４１ 油圧シリンダー ４２ ガイド孔 ４３ ガイド孔 ４４ 補強片 ４５ 補強片 ４６ 油圧シリンダー ４７ 油圧シリンダー ４８ 縦板 ４９ 縦板 ５０ 固定板 ５１ 固定板 ５２ ロッド側取付け金具 ５３ ロッド側取付け金具 ５４ 基端側取付け金具 ５５ 基端側取付け金具 ５６ 切欠き ５７ 取付け金具 ５８ 油圧シリンダー ５９ 取付け金具 ６０ 当て板 ６１ 油圧シリンダー ６２ 掛止爪 ６３ ガイド筒 ６４ 取付け板 ６５ 取付け孔 ６５ａ 取付け孔 ６５ｂ 取付け孔 ６６ 取付け孔 ６６ａ 取付け孔 ６６ｂ 取付け孔 ６７ 油圧シリンダー ６８ 油圧シリンダー ６９ 掛止爪 ７０ 掛止爪 ７１ ガイド筒 ７２ ガイド筒 ７３ 取付け金具 ７４ 油圧シリンダー ７５ 油圧シリンダー ７６ Ｕ字溝 ７７ バルブスタンド ７９ 枕木 ８０ Ｕ字溝 ８１ 取付け金具 ８２ 取付け金具 ８４ Ｕ字溝 ８５ 取付け金具 ８６ 補助金具 ８８ Ｕ字溝 ８９ セメントブロック ９０ セメント板

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 上部にバックホーの取付け部材が設けら
   れ、周囲に少なくとも３本以上の長脚を有する架台と、
   該架台の上側部に前後動可能に取付けられている移動台
   と、該移動台を前後動する第１の駆動手段と、前記移動
   台に左右方向に移動可能に取付けられている前側移動部
   材及び後側移動部材と、これらをそれぞれ左右方向に移
   動させる第２及び第３の駆動手段と、前記前側移動部材
   及び前記後側移動部材にそれぞれ軸着されて、先端には
   中央に配置されたセメント製品を周囲から掛止する掛止
   爪を備えて、該セメント製品の掛止方向に回動可能な少
   なくとも３本の伸縮アームとを有することを特徴とする
   セメント製品の据え置き装置。
2. 【請求項２】 前記取付け部材に、前記架台は回動可能
   に取付けられている請求項１記載のセメント製品の据え
   置き装置。
3. 【請求項３】 前記セメント製品はＵ字溝からなって、
   前記少なくとも３本の伸縮アームは、該Ｕ字溝を両側か
   ら掛止する対となる伸縮アームと、該Ｕ字溝を溝心方向
   から掛止する１本の伸縮アームとを有している請求項１
   又は２記載のセメント製品の据え置き装置。