JPH08120673A - 逆建築工法の地面下鉄骨柱の精確な直立方法及びそれに用いる装置 - Google Patents

逆建築工法の地面下鉄骨柱の精確な直立方法及びそれに用いる装置

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JPH08120673A
JPH08120673A JP6297776A JP29777694A JPH08120673A JP H08120673 A JPH08120673 A JP H08120673A JP 6297776 A JP6297776 A JP 6297776A JP 29777694 A JP29777694 A JP 29777694A JP H08120673 A JPH08120673 A JP H08120673A
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丁晩 宋
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 くい基礎の位置決めを精確に且つ簡単に行
い、またコンクリート打込時の鉄骨柱の偏位を防ぎ、有
効に鉄骨柱の垂直度と構造物の品質を制御できる逆建築
工法の地面下鉄骨柱の精確な直立方法の提供。 【構成】 4組の油圧装置をそれぞれコンクリート打込
み面上の約1.5m〜2.0m四周に設け、その上の約
1.0mの所にに設けたX、Y2方向の偏差検出器を組
合せ、そのセオドライトの表示により油圧装置をその導
板からくい穴壁の所まで押し開け、鉄骨柱下方とくい基
礎間の偏移角度を精確に移動して垂直の位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一種の地面下の鉄骨柱の
精確な直立方法及びそれに用いる装置に関し、主に、一
種の、逆建築工法に適用されるもので、この方法は、一
つの油圧装置及び偏差検出器を有し、精確かつ用意に鉄
骨柱の精確な垂直度を調整できる方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年来、ビル建築はいよいよ高層となっ
ており、超高層にまで達するものもある。その地下層数
もますます多くなり、且つ深さもますます深くなってい
る。これに従い施工難度も高くなっており、工程にかか
るコストもまた高くなっている。工程にかかるコストを
調整するために工期進度の調整が最も切迫した要素とな
っている。工期進度に最も影響可能な因子は、地下層部
分構築の工程であり、地下層部分の工程構築が全体の高
層建築工程に影響を与えるのを防ぐために、逆建築工法
を地下層部分の工程に採用している。
【0003】逆建築工法の施工方式は非常に多いが、基
本的なポイントは、どのような方法を採って掘った穴に
構造体の重量を支えるかということである。構造物が鉄
骨構造の時は、鉄骨柱を構造物の重量支持に用いる支柱
とし、その他の臨時の支持柱を構築して支持に用いる必
要はない。そのため最も時間を節約し、逆建築工法の原
則に合致している。
【0004】逆建築工法の施工は、まず外周を掘削し、
擁壁を築造し、続いて所定の柱組立位置上に鉄骨柱を置
く。鉄骨柱は掘削の前に予め地面下に打ち立て、且つ所
定の位置上に非常に精確に位置決めする必要がある。こ
れにより偏差が鉄骨柱のもともとの設計における承載能
力に影響を与えるのを防ぐ。
【0005】一般の鉄骨柱の直立方法は、所定の柱組立
位置上に、先にくい基礎或いはその他の深基礎を構築
し、その後掘削したくい穴を利用し、地下部分及び一階
部分(或いは臨時に調整用に供する)の鉄骨柱をくい穴
内に安置し、固定した鉄骨柱の底部を利用し、必要時に
はくい穴内上面部分に砂を充填し、コンクリートを固め
た後、固定架を取り払う。しかし、一般にはただ地面上
に導架を設置し、さらにX、Y方向に一部のセオドライ
トにより鉄骨柱の上端を位置決め位置に直し、地面下数
十メートルにも達する鉄骨柱とくい基礎の間の位置決め
を行う。しかし垂直度に関しては精確に調整することが
できず、また鉄骨柱の長さが数十メートルにも達し、且
つその下端を支持するものがないという状況の下、コン
クリート打込時にはずれや揺動が造成されやすい。この
ため調整後の鉄骨柱が再度移動し、これにより構造物の
承載の不均一が構造物の全体の機能に影響を与えること
になり、特に、くい基礎及び基礎の補修工作が難しく、
補修措置にもまた高い費用が掛かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
上述の周知の逆建築工法の鉄骨柱直立方法の欠点を解決
するものとして、地面下に量測及び調整の第3点を創作
し、その鉄骨柱下方のくい基礎に近い所に設けた油圧装
置及び偏差検出器により、偏差検出器の表示する偏差度
により精確に油圧装置がその導板をくい穴まで押し広げ
るのを調整し、これによりくい基礎の位置決めを精確に
且つ簡単に行い、またコンクリート打込時の鉄骨柱の偏
位を防ぎ、有効に鉄骨柱の垂直度と構造物の品質を制御
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、まずくい基礎
の構築を配合し、所定のくい位置上に削穴し、このくい
穴上方に2方向の2部のセオドロイトでX軸、Y軸を定
め、並びにスリーブ上に塗装表示し、さらにくい穴周辺
に鉄板を舗設した後、鉄筋かごを吊り下げるとき、適当
な間隔器を溶接する必要があり、もって吊り置く時の垂
直及び中心位置を確保し、もって固定し、並びに鉄骨柱
調整台(導架)を井字架上に安置し、調整スクリューで
水平とし、鉄骨柱吊り置きの前に、まず鉄骨柱上の劣質
コンクリート部分を防護板で囲み括る。さらに鉄骨柱の
コンクリート打込み面上約1.5〜2.0mの所の鉄骨
柱母材の4周の同一水平面上に本油圧装置の固定座を設
け、並びに本油圧装置上方約1.0の所にまず偏差検出
器固定箱の位置を書き出し、及び予め該偏差検出器固定
箱を溶接し、さらに鉄骨柱上に一段の仮柱を接続し、並
びにボルトで連接板を接続し、且つ該仮柱Y、Y軸の中
心線は鉄骨柱の中心線より延伸し、もってインク線をイ
ンクスルーで印をつけ観測に利用し、さらに徐々に鉄骨
柱をくい穴内に吊り入れ、またこの鉄骨柱が所定の高さ
に至った時に、水平儀で鉄骨柱の位置を精確にし位置決
めする。さらに、X、Y軸基線上に安置したセオドライ
トに、導架上の2か所の微調整ボルトを組合せ、X、Y
方向の調整を行い、鉄骨柱柱上端を定位に調整し、並び
に、2点固定を完成する。さらに偏差検出器の電源をO
Nとし、表示儀上に鉄骨柱下方の偏移角度を表示し、そ
れぞれ4方向の手動油圧ポンプを操作し、もって鉄骨柱
を移動して垂直定点に至らせる。並びに油圧管を鎖緊
し、鉄骨柱下端の固定は、本油圧装置をくい穴壁まで押
し開いて、反対の力を発生させ、鉄骨柱を移動して定点
に至らせ、固定する。これにより打込み時に偏移或いは
揺動を発生しない。すなわち下方の第3点固定が完成す
る。このときて導架上において、上下の2つの中心点固
定を有し、下には偏差検出器が鉄骨柱下端の垂直度を示
し、本油圧装置は鉄骨柱を圧迫夾持して固定し、吊り置
き固定を完成する。
【0008】
【作用】本発明は、一種の逆建築工法の地面下鉄骨柱の
精確な直立方法及び装置に関するものであり、この方法
は、4組の油圧装置をそれぞれコンクリート打込み面上
の約1.5m〜2.0m四周に設け、その上の約1.0
mの所にに設けたX、Y2方向の偏差検出器を組合せ、
そのセオドライトの表示により油圧装置をその導板から
くい穴壁の所まで押し開け、鉄骨柱下方とくい基礎間の
偏移角度を精確に移動して垂直の位置とするものであ
る。
【0009】本発明は第3点で調整し、簡単に且つ精確
に(垂直度は1/700に達すること)ができる)、且
つコンクリートを打込む時に、固定架及び本油圧装置の
夾持により、鉄骨柱が簡単には偏位せず、同時に偏差検
出器を利用して量測及び校正を補助し、これは只、2方
向両部の経緯儀の精確度は高く、且つ鉄骨柱頂端の調整
を簡単に行うことができる。押し開ける
【0010】
【実施例】以下、図1から図5を参照し、まず、本発明
の各段の施工プロセスについて詳細に説明し、もって本
発明の油圧装置の構造を示す。
【0011】本発明の施工プロセスは以下のとおりであ
る: 1.くい基礎の構築を組合せ、所定の柱位置にくい穴
(1)を掘削する。 2.掘削完成したくい穴(1)の上方に2方向の2部の
セオドライトでX、Y軸を定め、並びにスリーブ上に表
示する。 3.井字架を置く:くい穴(1)周辺に鉄板(14)を
舗設し、以て井字架(8)が鉄筋籠及び逆建築の鉄骨柱
(2)の重量により沈没しないようにする。 4.鉄筋籠を吊り置く:吊り置く時、適当な間隔器を溶
接し、もって吊り置き時に垂直になるようにし、且つく
い基礎中心位置に注意する必要があり、ワイヤロープを
利用して鉄筋籠が設計の高さになるように調整し、並び
に固定する。 5.鉄筋籠の調整台、即ち導架(10)を井字架(8)
上に置き、並びにスクリューを調整し、導架(10)を
ほぼ水平とし、以て鉄骨柱(2)を導架(10)上に置
く時、さらに鉄骨柱(2)を垂直に調整するのに利用す
る。 6.鉄骨柱(2)の吊り置き逆打ち: A.鉄骨柱(2)を吊り置く前に、まず鉄骨柱(2)の
劣質コンクリート部分を防護板で囲んで縛り、もって劣
質コンクリート打ち除き時の防護となす。 B.鉄骨柱(2)のコンクート打込み面上の約1.5m
〜2.0mの所の鉄骨柱(2)母材四周の同一水平面上
に、固定座(3)を設け、固定座(3)上に一つの縦長
の開放溝穴(31)を設け、本油圧装置(5)を装着す
る。該油圧装置(5)は、一つの底板(51)の端面の
上と下に固着した一対の油圧シリンダ(52)、(5
2’)を包括するものとし、油圧シリンダ(52)、
(52’)の出力軸(53)、(53’)前端及び油圧
シリンダ(52)、(52’)後端上にそれぞれ一対の
平行のフック(54)、(54’)、(55)、(5
5’)を凸設し、もってそれぞれ一つの引張ばね(5
6)、(56’)を掛け、また該出力軸(53)、(5
3’)の前端は導板(57)の内面に設けた溝(58)
内の所定の位置に保持し、且つ該導板(57)上方には
一つの吊り環(59)を設ける。 C.油圧装置(5)の頂面より上の約1.0mの所にま
ず偏差検出器の固定箱(6)の位置を書き出し、水平及
び垂直となるよう注意し、固定箱(6)を溶接し、偏差
検出器(7)を装着する。 D.仮柱(11)を接続する:逆建築工法の鉄骨柱
(2)部分はもし長さが比較的短い時には、一段の仮柱
(11)を接ぎ、もって基準量測に使用する。鉄骨柱
(2)と仮柱(11)はボルト(12)で連接板(1
3)と接続し、ボルト(12)は必ずきつく締める。且
つ仮柱(11)のX、Y軸の中心線は鉄骨柱(2)の中
心線から延伸したものとする必要があるので、インクス
ルーで弾き出し観測に利用する。 E.吊り置き時には、必ず徐々にくい穴(1)中に置き
入れ、並びに鉄骨柱(2)が導架(10)にぶつかって
導架(10)を偏移させるのを防ぐ。 7.鉄骨柱(2)の調整及び固定: A.鉄骨柱(2)が所定の高さにきた時、鉄骨柱(2)
の水平微調整ボルト(9)に水平儀を組合せ、調整し、
位置決めする。 B.X、Y軸基線上に置いたセオドライトに導架(1
0)上の2か所の微調整ボルト(9)、(9’)を組合
せ、X、Y軸方向の調整を行い、鉄骨柱(2)を調整し
て位置決めし、並びに固定する。以上により2点固定を
完成する。 C.偏差検出器(7)の電源をONとし、表示儀(1
4)上に鉄骨柱(2)下方の偏移角度を表示し、4方向
の油圧装置(5)をそれぞれ操作し、鉄骨柱(2)を垂
直に移動し、並びに油圧管をきつく締める。鉄骨柱
(2)下端の固定は油圧装置(5)の出力軸(53)、
(53’)を採用して導板(57)をくい穴(1)の壁
まで押し広げ、発生した反対力により鉄骨柱(2)を固
定し、またグラウト注入時に側移或いは揺動を発生させ
ず、下方の第3点固定を完成する。 D.このとき鉄骨柱(2)は導架(10)上で、上下の
2固定点の固定と、下には偏差検出器(7)を有して鉄
骨柱(2)下端の垂直度を表示し、油圧装置(5)が鉄
骨柱(2)を夾持して固定し、即ち吊置固定を完成す
る。 8.鉄骨柱(2)に接触しない原則の下で、コンクリー
ト打込み管を入れる。 9.くい基礎底汚泥処理:空気ポンプを利用して反循環
方式により汚泥を吸い取る。 10.コンクリート打込み:コンクリートが上昇して鉄
骨柱(2)埋込み段に至った時、グラウト注入速度をゆ
っくりにし、鉄骨柱(2)がコンクリートに押されて側
移を発生するのを防ぐ。 11.コンクリート打込み完成後、さらに偏差検出器
(7)で検出並びに修正を行う。 12.油圧装置(5)を弛め、並びに油圧装置(5)及
び偏差検出器(7)を回収する。 13.グラウト完成から24時間後、導架(10)を取
り外し、くい穴(1)上方部分に砂土を充填しもどす。
【0012】
【発明の効果】以上の説明からお分かりのように、本発
明は確実に精確に鉄骨柱を直立させることができ、並び
にグラウチング時に鉄骨柱に側移或いは揺動を発生させ
ず、これにより鉄骨柱の強度及び品質を確保することが
できる。このほか、本発明には以下のような優点があ
る: (1)地面下で新たに量測及び調整の第3点を創造し
た。 (2)3点で精確な位置決めが行える(垂直度1/70
0に達する)。 (3)第3点調整により、鉄骨柱頂端の調整が比較的容
易に行える。 (4)油圧装置により調整が簡単に且つ精確に行える。 (5)コンクリート打込み時、固定架による2点の固定
及び油圧装置による夾持により、鉄骨柱は偏位を発生し
にくい。 (6)偏差検出器を利用して量測及び調整を補助し、こ
れに用いる2方向の2部のセオドライトの正確度が高
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施工フローチャートベロック図であ
る。
【図2】本発明中の油圧装置部分の分解斜視図である。
【図3】本発明の実施例の断面図である。
【図4】本発明の実施例の動作説明図である。
【図5】上記図4の部分拡大図である。
【符号の説明】
1・・・くい基礎の構築を組合せ、所定の柱位置にくい
穴掘削 2・・・くい穴上方に2方向の2部のセオドライトで
X、Y軸を定め、並びにスリーブ上に表示 3・・・井字架を置く 4・・・鉄筋籠を吊り置く 5・・・導架を井字架上に置き、並びにスクリュー調整
により導架をほぼ水平とする 6・・・鉄骨柱の吊り置き逆打ち 7・・・鉄骨柱の調整及び固定 8・・・コンクリート打込み管を入れる 9・・・くい基礎底汚泥処理 10・・・コンクリート打込み 11・・・偏差検出器で検出並びに修正 12・・・油圧装置及び偏差検出器を回収 13・・・導架除去、くい穴上方部分に砂土を充填しも
どす (以上図1の符号の説明) 1・・・くい穴 2・・・鉄骨柱 3・・・固定座 5
・・・油圧装置 6・・・固定箱 7・・・偏差検出器 8・・・井字架 9、9’・・・微調整ボルト 10・・・導架 11・
・・仮柱 12・・・ボルト 13・・・連接板 14・・・表示
儀 14・・・鉄板 31・・・開放溝穴 51・・・底板 52、52’・
・・油圧シリンダ 53、53’・・・出力軸 54、54’、55、5
5’・・・フック 56、56’・・・引張ばね 57・・・導板 58・
・・溝 59・・・吊り環 (以上図2以下の符号の説明)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01C 9/00 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 くい基礎の構築を配合し、所定のくい位
    置上に削穴し、このくい穴上方に2方向の2部のセオド
    ロイトでX軸、Y軸を定め、並びにスリーブ上に塗装表
    示し、さらにくい穴周辺に鉄板を舗設した後、鉄筋かご
    を吊り下げるとき、適当な間隔器を溶接する必要があ
    り、もって吊り置く時の垂直及び中心位置を確保し、も
    って固定し、並びに鉄骨柱調整台(導架)を井字架上に
    安置し、調整スクリューで水平とし、鉄骨柱吊り置きの
    前に、まず鉄骨柱上の劣質コンクリート部分を防護板で
    囲み括り、さらに鉄骨柱のコンクリート打込み面上約
    1.5〜2.0mの所の鉄骨柱母材の4周の同一水平面
    上に本油圧装置の固定座を設け、並びに本油圧装置上方
    約1.0の所にまず偏差検出器固定箱の位置を書き出
    し、及び予め該偏差検出器固定箱を溶接し、さらに鉄骨
    柱上に一段の仮柱を接続し、並びにボルトで連接板を接
    続し、且つ該仮柱Y、Y軸の中心線は鉄骨柱の中心線よ
    り延伸し、もってインク線をインクスルーで印をつけ観
    測に利用し、さらに徐々に鉄骨柱をくい穴内に吊り入
    れ、またこの鉄骨柱が所定の高さに至った時に、水平儀
    で鉄骨柱の位置を精確にし位置決めし、さらに、X、Y
    軸基線上に安置したセオドライトに、導架上の2か所の
    微調整ボルトを組合せ、X、Y方向の調整を行い、鉄骨
    柱柱上端を定位に調整し、並びに、2点固定を完成し、
    さらに偏差検出器の電源をONとし、表示儀上に鉄骨柱
    下方の偏移角度を表示し、それぞれ4方向の手動油圧ポ
    ンプを操作し、もって鉄骨柱を移動して垂直定点に至ら
    せ、並びに油圧管を鎖緊し、鉄骨柱下端の固定は、本油
    圧装置をくい穴壁まで押し開いて、反対の力を発生さ
    せ、鉄骨柱を移動して定点に至らせ、固定し、これによ
    り打込み時に偏移或いは揺動を発生せず、すなわち下方
    の第3点固定が完成し、このときて導架上において、上
    下の2つの中心点固定を有し、下には偏差検出器が鉄骨
    柱下端の垂直度を示し、本油圧装置は鉄骨柱を圧迫夾持
    して固定し、吊り置き固定を完成する、逆建築工法の地
    面下鉄骨柱の精確な直立方法。
  2. 【請求項2】 くい穴削穴装置、該くい穴上方にX軸、
    Y軸を定める2方向の2部のセオドロイト、くい穴周辺
    に舗設する鉄板、鉄筋かごを吊り下げるとき溶接する間
    隔器、井字架上に安置する鉄骨柱調整台(導架)及びそ
    れを水平とするのに用いる調整スクリュー、鉄骨柱上の
    劣質コンクリート部分を囲む防護板、鉄骨柱のコンクリ
    ート打込み面上約1.5〜2.0mの所の鉄骨柱母材の
    4周の同一水平面上に設けた本油圧装置の固定座、該固
    定座に固着されて鉄骨柱を圧迫夾持して固定する油圧装
    置で鉄骨柱を移動して垂直定点に至らせるための4方向
    の手動油圧ポンプと油圧管を包含するもの、本油圧装置
    上方約1.0の所に溶接する偏差検出器固定箱、及びそ
    の内に装着され鉄骨柱下端の垂直度を示す偏差検出器、
    鉄骨柱上に接続されそのY、Y軸の中心線が鉄骨柱の中
    心線より延伸して設けられる一段の仮柱及びそれにボル
    トで接続される連接板、を包括する、逆建築工法の地面
    下鉄骨柱の精確な直立に用いる装置。
JP6297776A 1994-10-26 1994-10-26 逆建築工法の地面下鉄骨柱の精確な直立方法及びそれに用いる装置 Pending JPH08120673A (ja)

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