JPH08120665A - 地盤改良装置 - Google Patents

地盤改良装置

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JPH08120665A
JPH08120665A JP28297394A JP28297394A JPH08120665A JP H08120665 A JPH08120665 A JP H08120665A JP 28297394 A JP28297394 A JP 28297394A JP 28297394 A JP28297394 A JP 28297394A JP H08120665 A JPH08120665 A JP H08120665A
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horizontal shaft
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 掘削土を掘削軸の軸線回りに混合、攪拌させ
るだけでなく、上下方向も含めた全体にわたって混合攪
拌する。 【構成】 掘削軸1に、その軸線G1回りに回転自在の
環体5を装着し、この環体に掘削軸1の直径方向左右に
横軸体4を設ける。横軸体4の先端間の長さを掘削翼2
の長さD1より長くする。左右の横軸体4にはその軸線
G2回りに回転自在の筒状体12を設け、さらに筒状体
12に、掘削土kの混合攪拌手段として放射状に4つの
突出片13を設ける一方、横軸体4が軸線G1回りに回
転しないとき、突出片13に当って突出片13を軸線G
2の回りに回転させる杆体14を掘削軸1に設ける。横
軸体2の先端が硬めの土で拘束されると、突出片13は
軸線G2回りに回転し、掘削土kは軸線G2回りにも混
合攪拌される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤改良装置に関し、
詳しくは、土木、建設の基礎工事などにおいて、地盤を
柱状に掘削しながら石灰系やセメント系のスラリー状の
固化剤(以下、単に固化剤ともいう)を吐出して、この
固化剤と掘削土とを混合、攪拌して固結させることによ
り、地盤を柱状に固結、成形して改良するための地盤改
良装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の地盤改良装置として、特
公昭58−29374号公報記載の技術が知られてい
る。このものは、回転する掘削軸の先端近傍に掘削翼及
び攪拌翼を設け、掘削翼と攪拌翼との間に、或いは攪拌
翼と攪拌翼との間などに、掘削翼の外径(掘削径)より
大きな直径(長さ)を持つ共回り防止翼を、掘削軸にボ
スを介して回転自在に装着して、掘削する土塊の共回り
を防止する装置としたものである。
【0003】上記特公昭58−29374号公報記載の
技術においては、その掘削翼の回転によって地盤(土
壌)を掘り進むと、地盤は、その掘削翼の外径と略同径
の円柱状に掘削され、同時に攪拌翼により攪拌される。
この際、共回り防止翼は、その直径が掘削翼のそれより
大きいため、両端部が掘削されていない円柱状の部位つ
まり円柱体の外方にて押し込まれるようにして地盤中に
入り込んでいく。そして、この共回り防止翼は、その両
端が平面視、掘削されていないために硬い地盤により拘
束された状態となるため、掘削軸の軸線周りに回転しな
い。これにより、この掘削過程で、掘削翼および攪拌翼
と共に一緒になって共回りしようとする土塊は、共回り
防止翼によってその回転が防止されるので共回りするこ
となく、ほぐれるようになる。そして、この下で、掘削
軸の先端から固化剤を吐出しつつ、これと掘削土とを混
合、攪拌し、しかる後、固結させることにより、地盤が
円柱状に改良される。すなわち、上記公報記載の技術に
よれば、回転する掘削翼と攪拌翼、及び回転しない共回
り防止翼により、掘削軸の回りに掘削土を塊として共回
りさせることなく、固化剤と共に混合、攪拌することに
より、地盤を円柱状に均質に改良するようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の技術に
おいては、掘削土の攪拌が掘削軸の軸線回りにのみ行わ
れる。つまり、円柱体の周方向においては混合、攪拌さ
れるが上下方向においては積極的には混合されない。し
たがって、上記公報記載の技術においては、円柱体の全
体については、均質に混合、攪拌がされていないといっ
た問題があった。こうした問題は、土質が硬い粘性土や
ピート層の地盤などの場合には、土塊となって共回りが
生じ易いことなどにより顕著であり、地盤の改良の度合
いも不十分のものとなりがちであった。こうしたことか
ら、上記公報記載の技術においては、均等な混合、攪拌
をする場合には、多くの時間を要する。また、高度の固
結性を確保するためには、固化剤を必要量以上に多量に
加えなければならないなどにより、コストの上昇を招い
ていたといった問題もあった。
【0005】本発明は、従来の地盤改良装置のもつこう
した問題点に鑑みて案出したものであって、掘削土を単
に掘削軸の軸線回りに、つまり円柱体の周方向に混合、
攪拌させるだけでなく、円柱体の上下方向も含めた全体
にわたって混合攪拌することができる地盤改良装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明の構成は、回転する掘削軸の先
端部近傍に掘削翼を備えてなる地盤改良装置であって、
前記掘削翼の上方であって前記掘削軸には、該掘削軸の
軸線回りに回転自在の環体が装着されていると共に該環
体には前記掘削軸の軸線方向から見て横方向に延びる横
軸体が配設され、しかも、該横軸体は、前記掘削軸の軸
線方向から見て、その先端部が前記掘削翼が回転して該
掘削翼の先端が描く円周の外方に位置する長さを有する
と共にその円周の内方において、該横軸体の軸線回りに
回転自在の筒状体を備えており、さらに、該筒状体は、
掘削土の混合攪拌手段として該筒状体の軸線方向から見
て略等角度間隔をおいて該筒状体の外方に延びる少くと
も3つの突出片を備えている一方、前記掘削軸には、前
記横軸体が前記掘削軸の軸線回りに回転不能とされた下
で該掘削軸が回転した際に前記突出片に当たって前記筒
状体と共に該突出片を前記横軸体の軸線回りに回転させ
る少くとも1つの回転用駆動部を備えていることを特徴
とする。
【0007】また、請求項2記載の発明の構成は、回転
する掘削軸の先端部近傍に掘削翼を備えてなる地盤改良
装置であって、前記掘削翼の上方であって前記掘削軸に
は、該掘削軸の軸線回りに回転自在の環体が装着されて
いると共に該環体には前記掘削軸の軸線方向から見て横
方向に延びる横軸体が配設され、しかも、該横軸体は、
前記掘削軸の軸線方向から見て、その先端部が前記掘削
翼が回転して該掘削翼の先端が描く円周の外方に位置す
る長さを有すると共にその円周の内方において、該横軸
体の軸線回りに回転自在の筒状体を備えており、さら
に、該筒状体は、掘削土の混合攪拌手段を備えていると
共に前記掘削軸寄り部位に、該筒状体の軸線方向から見
て略等角度間隔をおいて該筒状体の外方に延びる少くと
も3つの突出片を備えている一方、前記掘削軸には、前
記横軸体が前記掘削軸の軸線回りに回転不能とされた下
で該掘削軸が回転した際に前記突出片に当たって前記筒
状体と共に該突出片を前記横軸体の軸線回りに回転させ
る少くとも1つの回転用駆動部を備えていることを特徴
とする。
【0008】また、請求項2記載の地盤改良装置におい
て、前記混合攪拌手段は、該筒状体の軸線方向から見て
略等角度間隔をおいて該筒状体の外方に延びる複数の突
出片からなるものとするとよい。そして、上記いずれの
発明の構成においても前記横軸体は、前記掘削軸の軸線
方向から見て、前記環体の両外側にあるとよい。さら
に、これらの発明の構成においては、前記回転用駆動部
を、前記掘削軸に代えて、前記掘削翼に備えているもの
とすることもできるし、前記掘削軸に攪拌翼を設け、前
記回転用駆動部を、前記掘削軸に代えて、該掘削軸に設
けられた攪拌翼に備えているものとすることもできる。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、掘削軸が回転さ
れ、掘削翼によって掘削がすすみ、横軸体の先端部が地
表における掘削径(掘削翼が回転してその先端が描く円
周)の周縁の外周に当たり、横軸体が掘削土中に入り込
んでいくと、横軸体は、その先端部が掘削されていない
硬めの土によって拘束されるようになり、掘削軸の軸線
回りに回転しないようになる。したがって、掘削翼によ
ってその回転方向に回転される土塊は、横軸体にて掘削
軸の軸線回りの共回りが阻止されるので、掘削軸の回り
に、ほどよく混合、攪拌される。その上に、掘削軸に設
けられ、掘削軸と共に回転する回転用駆動部が横軸体に
設けられている筒状体の突出片に当たり、これを筒状体
とともにその(横)軸線の回りに回転させる。かくし
て、筒状体に設けられた突出片によって掘削土は、横軸
体の軸線の回りにも混合、攪拌される。
【0010】請求項2記載の発明によれば、掘削軸が回
転され、掘削翼によって掘削がすすみ、横軸体の先端部
が地表における掘削径(掘削翼が回転してその先端が描
く円周)の周縁の外周に当たり、横軸体が掘削土中に入
り込んでいくと、横軸体は、その先端部が掘削されてい
ない硬めの土によって拘束されるようになり、掘削軸の
軸線回りに回転しないようになる。したがって、掘削翼
によってその回転方向に回転される土塊は、横軸体にて
掘削軸の軸線回りの共回りが阻止されるので、掘削軸の
回りに、ほどよく混合、攪拌される。その上に、掘削軸
に設けられ、掘削軸と共に回転する回転用駆動部が横軸
体に設けられている筒状体の突出片に当たり、これと筒
状体および混合攪拌手段とを横軸体の軸線の回りに回転
させる。かくして、筒状体に設けられた突出片と混合攪
拌手段によって掘削土は、その横軸体の軸線の回りにも
混合、攪拌される。
【0011】すなわち請求項1および2記載の発明によ
れば、円柱体をなす掘削土は、掘削翼により、掘削軸の
軸線回りに回転され、横軸体及び筒状体が掘削軸の軸線
回りに回転しなくなることにより、掘削土の共回りを防
止し、さらに筒状体が横軸体の軸線の回りに回転するの
で、掘削土は筒状体に設けられた突出片と混合攪拌手段
により円柱体の横方向、つまり円柱体の略直径を軸とす
る回りにも混合、攪拌される。したがって、掘削土は、
掘削軸の軸線回りと横軸体の軸線回りとの三次元的な動
きでもって混合、攪拌される。
【0012】
【実施例】本発明に係る地盤改良装置の請求項1記載の
実施例について、図1ないし図4を参照して詳細に説明
する。ただし、以下の各実施例については、鉄鋼製の各
構成部材を溶接などで結合することによる溶接構造によ
り構成されている。図中、1は、略円筒状(若しくは中
空円柱状)をなす掘削軸(回転駆動軸)であって、図示
しない回転駆動手段により回転するように構成されてお
り、その先端部近傍には地盤を掘削する所定の径(長
さ)D1をもつ掘削翼2が、溶接によりその掘削軸1に
対してほぼ直角方向で突出状に設けられている。そし
て、本例では上方に、掘削翼2の径D1よりやや小さい
径(長さ)D2を持ち、掘削軸1と一体となって回転す
ることにより掘削土kを攪拌するための攪拌翼3が溶接
により一体的に固着されている。ただし、攪拌翼3は帯
板状をなし、その幅W方向が掘削軸1の軸線G1方向に
ほぼ平行とされている。なお、掘削軸1の先端部近傍に
は、スラリー状の固化剤の吐き出し口1aが設けられて
おり、図示しない固化剤がその圧送源から掘削軸1の内
側を通って掘削土k中に吐出されるように構成されてい
る。
【0013】掘削軸1における掘削翼2と攪拌翼3との
間には、以下に、詳述するようにして、掘削軸1と略直
角方向に横軸体4が配置されている。すなわち、図1な
いし図4に示したように、本例では、掘削翼2と攪拌翼
3との間で、掘削軸1の外周に、掘削軸1の軸線G1回
りに回転自在となるように若干の隙間をもって円筒(円
管)状をなす環体5が装着されている。ただし、環体5
の上端面および下端面が当接する部位の掘削軸1には、
掘削軸1より大径のリング6a,6bがその掘削軸1に
一体的に周設されており、環体5の上下動を規制してい
る。そして、この環体5の直径方向の両外側には、次の
ようにして横軸体4が設けられている。ただし、本例で
は、横軸体4は溶接構造により掘削軸1の軸線G1に関
し左右対称に設けられている。すなわち、横軸体4は、
掘削軸1に対して略直角方向で略直線状に延びる断面円
形の棒状をなす円形棒状部7と、その先端に矩形のフラ
ンジ部8を介して略矩形の板片9を備えている。フラン
ジ部8と板片9は、掘削軸1の軸線G1方向から見て、
T字状をなすよう溶接により接合、形成され(図4参
照)、左右の横軸体4,4の板片9,9の先端間の直径
(長さ)L1が、掘削翼2の直径D1より大きく形成さ
れている一方、フランジ部8のフランジ面相互間の直径
(長さ)L2が掘削翼2の直径D1より小さくされてい
る。なお、円形棒状部7の基端側と先端側には、それぞ
れ円形棒状部7より大径の拡径部10,11を備えてい
る。
【0014】そして、各横軸体4の円形棒状部7には、
それぞれ円筒(円管)状をなす筒状体12,12が横軸
体(円形棒状部7)4の軸線G2回りに回転自在に外嵌
(遊嵌)され、その軸線G2方向への動きは、拡径部1
0,11により規制されている。さらに、筒状体12
は、掘削土kの混合攪拌手段として、横軸体(筒状体1
2)4の軸線G2方向から見て略等角度間隔で筒状体1
2の外方に放射状(十字状)に延びる所定長さの適数個
(本例では、左右、各4個)の突出片(丸棒)13を溶
接により備えている。一方、掘削軸1に設けられたリン
グ6aには、その両外側に杆体14を溶接により備えて
いる。この杆体14は、横軸体4がその先端の板片9,
9が拘束されて掘削軸1の軸線G1回りに回転不能とさ
れたときにおいて掘削軸1が回転した際に突出片13,
13に当たって筒状体12と共に突出片13を横軸体4
の軸線G2回りに回転させる回転用駆動部をなしてい
る。ただし、本例ではこの杆体14はリング6aの外周
に掘削軸1の軸線G1方向から見て、その直径方向(直
線状)に突出状に形成されている。
【0015】しかして、左右の横軸体4,4は、それに
掘削軸1回りの回転を止めるような外力がかからない限
り、掘削軸1の軸線G1回りに掘削軸1とともに回転す
るが、掘削が進み、横軸体4の両端部の板片9,9が掘
削穴の周縁に食い込んでいき、横軸体4の掘削軸1回り
の回転が止まると、掘削軸1の回転用駆動部としての杆
体14が突出片(混合攪拌手段)13に当ってその突出
片13を横軸体4の軸線G2回りに所定角度づつ回転さ
せ、断続的に回転させるようになっている。なお、本例
では、その構造上、左右の横軸体4,4における突出片
13はその軸線G2方向から見たとき、互いに反対側に
回転する。
【0016】次に、このように構成された本例装置の作
用ないし効果について説明する。掘削軸1が回転しなが
ら土中に入り込むと掘削翼2により掘削が始まり、地盤
は掘削翼2の径D1とほぼ同径でもって円柱状に掘削さ
れていく。この際、横軸体4は、その両端部寄りの板片
9,9が地盤に達する前は、掘削軸1の回転と同方向へ
ほぼ一体となって回転する。そして、掘削が進み、横軸
体4の板片9,9が掘削されていない硬い地盤つまり円
柱体の外縁(掘削翼2が回転してその先端が描く円周
E)の外方に入り込むと、そのことが横軸体4の掘削軸
1の回りに関する回り止めの作用をする。これにより横
軸体4は掘削軸1の軸線G1回りの回転が止められる。
そして、掘削軸1と共に回転する回転用駆動部としての
杆体14が、筒状体12に設けられた突出片13,13
に当たって、突出片13および筒状体12を横軸体4の
軸線G2回りに回転させ、その状態の下で掘削がすす
む。なお、本例では、攪拌翼3が掘削軸1と共に回転し
ながら掘削土k中に入り込むので、混合、攪拌作用が効
率的に行われるようになっている。
【0017】かくして、掘削土kは、掘削翼2および攪
拌翼3により、掘削軸1の回りに混合、攪拌される。こ
の際、土塊となって掘削軸1の回りに回る掘削土kは、
平面視、回転しない横軸体4により、その回転が止めら
れる。つまり横軸体4が掘削土kの共回り防止作用を果
たすため、掘削土kはほぐれるようになる。さらに横軸
体4の円形棒状部7に装着された筒状体12は、図1
中、矢印で示したように、軸線G2回りに回転し、その
突出片13,13でもって掘削土kをその横軸線G2回
りに混合、攪拌する。したがって、この下で、スラリー
状の固化剤が注入されると、これが掘削土kと混合され
るが、その態様は、掘削翼2および攪拌翼3の回転方向
と同一方向に混合、攪拌されると同時に、突出片13の
回転により横軸体4の軸線G2の回りにも混合、攪拌さ
れる。つまり、固化剤は円柱体の横断面における周方向
のみならず突出片13の回転により上下方向にも混合、
攪拌されるので、固化剤がより効率よく均等に攪拌され
る。この結果、適量の固化剤で均質な強度をもつ円柱体
を得ることができる。なお本例では、掘削翼2だけでな
く、攪拌翼3を別途に設けたために、とりわけ効率よく
攪拌される。
【0018】本例では、横軸体4の混合攪拌手段として
の突出片13は丸棒としたが、その形状は、必要な強度
を保持した上で、舌片状など、土質などに応じて適宜の
形状、構造のものに設計すればよい。粘土質のように粘
性が高い土質の場合には、本例のような鉄鋼製丸棒が適
する一方、砂質土など粘性が比較的小さい土質の場合に
は、混合、攪拌時の抵抗がむしろ大きい方が混合、攪拌
効率がよい。したがってその様な場合には、混合攪拌手
段としての突出片は幅広の帯板とするとよいといえる
が、掘削土kを混合攪拌することのできる適宜の構成と
すればよい。なお、上記における突出片は、掘削軸1に
設けられた回転用駆動部(本例では杆体14)がこれに
当って筒状体12とともに横軸体4の回りに断続的ない
し連続的に回転できるように設けられていればよく、し
たがって、筒状体12の軸線G2方向から見て略等角度
間隔で少くとも3つあればよい。また、杆体14などの
回転用駆動部によって突出片をなるべく円滑に回転させ
るために、回転用駆動部と突出片は、その両者が噛み合
い時において抵抗が小さくなるように設定するのが好ま
しい。
【0019】なお、掘削軸1に装着され、横軸体4が設
けられる環体5は、円筒状ないし環状をなしその掘削軸
1の軸線G1回りに安定して回転自在であればよく、ま
た、横軸体4は、上記実施例では、この環体5から両側
に設けた場合を例示したが、アンバランスによる性能の
低下を覚悟すれば、片側だけに設けることも可能である
し、さらに掘削軸1の軸線G1方向から見て放射状に設
けることも可能である。
【0020】本例では、横軸体4の先端に板片9をその
幅方向ないし長さ方向を掘削軸1方向に合わせて設け、
板片9の側縁から土中に入り込むようにしたので、円柱
体(掘削穴)の縁に食い込みやすい。また、本発明にお
いては、横軸体4は、掘削軸1の軸線G1方向から見
て、その先端部が掘削翼2が回転してその掘削翼2の先
端が描く円周Eの外方に位置する長さを有しており、そ
して、その先端(上記例では板片9)が穴縁に食い込め
ばよい。さらに、筒状体12は、この円周Eの内方にお
いて、横軸体4の軸線G2回りに回転自在に設けられて
おればよい。
【0021】また、筒状体12に設けられた掘削土の混
合攪拌手段としての突出片13は、筒状体12の軸線G
2方向から見て略等角度間隔をおいて筒状体12の外方
に延び、そして、その数は、それが断続して回転すれば
良く、したがって、前記のように少くとも3つあればよ
い一方、掘削軸1の回転用駆動部は、上記実施例では杆
体14とし、これを平面視、リング6aの両側に設けた
が、横軸体4が掘削軸1の軸線G1回りに回転不能とさ
れた下で掘削軸1が回転した際に、筒状体12の突出片
13に当たってその筒状体12と共に突出片13を横軸
体4の軸線G2回りに断続的にでも回転させることがで
きればよく、したがって、少なくとも1つあればよい。
【0022】さらに、横軸体4の両端部の板片9,9の
正面形状は、図3中、2点鎖線で示したように、略三角
形としておいてもよい。このようにしておくと、横軸体
4の板片9が、円柱体外縁Eの外側の硬めの土中へ入り
込んでいく際の抵抗が小さくなり、土中への進行を容易
にする。なお、上記において、突出片13が回転する横
軸体4は、図2において掘削軸1の同一高さ部位にのみ
設けた場合を例示したが、異なる複数の高さ部位に設け
てもよい。掘削深さが深い場合に好適である。また、攪
拌翼3は必ずしも要しないが、これがさらに掘削翼2と
横軸体4との間にあってもよい。このようにすれば、軸
線G1まわりの攪拌が一層よく行われるようになるから
である。なお、各構成部材は、高強度、高耐摩耗性の鉄
鋼金属材料で構成するとよい。以下の実施例においても
同様である。
【0023】本発明に係る地盤改良装置の請求項2記載
の実施例について、図5ないし図8を参照して説明する
が、本例は、上記実施例の改良とでもいうべきもので、
上記実施例と基本的に同じであるので、相違点のみ説明
し、同一部位には、同一の符号を付し、その説明を省略
する。すなわち、請求項1記載の上記実施例において
は、掘削土kの混合攪拌手段としての突出片13に、回
転用駆動部として杆体14を当てて突出片13を回転さ
せ、それにより掘削土kを横軸体4の軸線G2まわりに
混合攪拌するようにしたのに対し、本例では、筒状体1
2の掘削軸1寄り部位に、上記実施例と同様に、筒状体
12の軸線G2方向から見て略等角度間隔をおいて筒状
体12の外方に延びる突出片13を溶接により設けると
ともに、これとは別に筒状体12に、杆体23などの掘
削土の混合攪拌手段を溶接により設けたものである。
【0024】本例のものにおいては、突出片13とは別
途に杆体23などの混合攪拌手段を設けたために、その
分、混合、攪拌が円柱体の円断面において、より均質に
行われる。その結果、質の高い地盤改良を行うことがで
きる。前記実施例は、横軸体4が比較的、短い場合、つ
まり比較的、小径の円柱体に改良するのに適するのに対
し、本例では、突出片13とは別途に杆体23などの混
合攪拌手段を設けた分、比較的、大径の円柱体に地盤を
改良するのに好適である。なお、本例では、別途設けた
混合攪拌手段が左右とも平面視において掘削軸1の中心
からほぼ等距離の位置において、それぞれ筒状体12に
放射状に(4つづつ)設けたが、左右、異なる距離の位
置に設けてもよいし、また左右とも環体14の回転と干
渉しないかぎり、適宜の位置に適数個、設ければよい。
なお、本例でも混合攪拌手段は突出片13と同様の形状
のものとしたが、その形状は舌片状など、土質に応じた
適宜のものに設計すればよいことは、前例における突出
片13と同様である。ただし、掘削軸1の回転力を伝達
する役割はないため、混合攪拌の作用をなす点のみを考
慮してその形状、強度を設定すればよい。なお、横軸体
4は、本例では掘削軸1の軸線G1方向から見て、環体
6の両外側に設けたが、さらに多く放射状に設けてもよ
い。また、アンバランスによる性能の低下を覚悟すれ
ば、片側だけに設けることも可能であるのは上記の場合
と同様である。なお、突出片13は、杆体などの回転用
駆動部により、筒状体12を軸線G2回りに回転されれ
ばよく、したがって、前記実施例の突出片13と同様、
少なくとも軸線G2方向から見て等角度間隔で放射状に
3つ延びている必要がある。
【0025】さて次に、図9に示した実施例について説
明する。ただし、このものは、図1〜4に示した実施例
の変形例とでもいうべきものであり、基本的に共通する
ために、相違点のみ説明し、同一の部位には同一の符号
を付し、その説明を省略する(以下の実施例についても
同様である)。すなわち、図1〜4に示した実施例で
は、杆体14などの回転用駆動部を掘削軸1に別個に設
けた場合を例示したが、図9の実施例においては、回転
用駆動部を図1〜4における掘削軸1に代えて掘削翼2
に設けたものである。ただし、本例では、掘削翼2と横
軸体4との間隔を小さくし、突出片13に当ることによ
りそれを筒状体12と共に横軸体4の軸線G2回りに回
転させるよう、掘削翼2の上縁に沿って帯板状の板部材
24を溶接などにより一体的に固着することで回転用駆
動部としたものである。なお、本例では、環体5の下の
リング6bは、板部材24と一体的になっている。本例
では、回転用駆動部を掘削軸1に別個に設けない分、構
造の簡略化が図られる。掘削深さが浅いときに好適とい
える。また図10は、図5〜8における実施例におい
て、図9の実施例と同様にしたものである。すなわち、
図5〜8における掘削軸1に代えて掘削翼2の上縁に沿
って帯板状の板部材24を溶接などにより一体的に固着
することで回転用駆動部としたものである。前同様に、
回転用駆動部を掘削軸1に別個に設けない分、構造の簡
略化が図られる。
【0026】次に、図11に示した実施例について説明
する。ただし、このものも、図1〜4に示した実施例の
変形例とでもいうべきものであり、基本的に共通するた
めに、相違点のみ説明し、同一の部位には同一の符号を
付し、その説明を省略する。すなわち、図1〜4に示し
た実施例では、杆体14などの回転用駆動部を掘削軸1
に別個に設けた場合を例示したが、図11の実施例にお
いては、回転用駆動部を掘削軸1に固着された攪拌翼3
に設けたものである。ただし、本例では、攪拌翼3と横
軸体4との間隔を小さくし、突出片13に当ることによ
りそれを筒状体12と共に横軸体4の軸線G2回りに回
転させるよう、攪拌翼3の下縁に沿って帯板状の板部材
34を溶接などにより一体的に固着することで回転用駆
動部としている。なお、本例では、環体5の上のリング
6aは、板部材34と一体的になっている。本例では、
回転用駆動部を掘削軸1に別個に設けない分、構造の簡
略化が図られる。掘削深さが浅いときに好適といえる。
また図12は、図5〜8における実施例において、図1
1の実施例と同様にしたものである。すなわち、掘削軸
1に代えて、掘削軸1に固着された攪拌翼3に、攪拌翼
3の下縁に沿って帯板状の板部材34を溶接などにより
一体的に固着することで回転用駆動部としたものであ
る。前同様に、回転用駆動部を掘削軸1に別個に設けな
い分、構造の簡略化が図られる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、地盤中で円柱状をなす
掘削土は、掘削軸の軸線回りと横軸体の軸線回りとの三
次元的に混合、攪拌が行われるので、掘削軸の軸線回り
にのみ混合、攪拌される従来技術に比べ、より均質な混
合、攪拌がされる結果、質の高い地盤の改良をなすこと
ができる。とりわけ請求項2記載の発明によれば、横軸
体の軸線回りに掘削土を混合、攪拌する手段として、突
出片に加え、さらに別途に混合攪拌手段を設けたため
に、その分、掘削土が上下により均質に混合、攪拌され
る結果、一層、質の高い地盤改良を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地盤改良装置を具体化した実施例の概
略構成を示す斜視図。
【図2】図1の実施例にて地盤を改良する状態を説明す
る一部破断中央縦断面図。
【図3】図2の要部拡大図。
【図4】図3の平面図。
【図5】本発明の地盤改良装置を具体化した別の実施例
の概略構成を示す斜視図。
【図6】図5の実施例にて地盤を改良する状態を説明す
る一部破断中央縦断面図。
【図7】図6の要部拡大図。
【図8】図7の平面図。
【図9】本発明の地盤改良装置を具体化した別の実施例
にて地盤を改良する状態を説明する一部破断中央縦断面
図。
【図10】本発明の地盤改良装置を具体化した別の実施
例にて地盤を改良する状態を説明する一部破断中央縦断
面図。
【図11】本発明の地盤改良装置を具体化した別の実施
例にて地盤を改良する状態を説明する一部破断中央縦断
面図。
【図12】本発明の地盤改良装置を具体化した別の実施
例にて地盤を改良する状態を説明する一部破断中央縦断
面図。
【符号の説明】
1 掘削軸 2 掘削翼 3 攪拌翼 4 横軸体 5 環体 12 筒状体 13 突出片(掘削土の混合攪拌手段) 14,24,34 回転用駆動部(杆体) 23 混合攪拌手段 G1 掘削軸の軸線 G2 横軸体(筒状体)の軸線 E 掘削翼の先端が描く円周 k 掘削土

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する掘削軸の先端部近傍に掘削翼を
    備えてなる地盤改良装置であって、前記掘削翼の上方で
    あって前記掘削軸には、該掘削軸の軸線回りに回転自在
    の環体が装着されていると共に該環体には前記掘削軸の
    軸線方向から見て横方向に延びる横軸体が配設され、し
    かも、該横軸体は、前記掘削軸の軸線方向から見て、そ
    の先端部が前記掘削翼が回転して該掘削翼の先端が描く
    円周の外方に位置する長さを有すると共にその円周の内
    方において、該横軸体の軸線回りに回転自在の筒状体を
    備えており、さらに、該筒状体は、掘削土の混合攪拌手
    段として該筒状体の軸線方向から見て略等角度間隔をお
    いて該筒状体の外方に延びる少くとも3つの突出片を備
    えている一方、前記掘削軸には、前記横軸体が前記掘削
    軸の軸線回りに回転不能とされた下で該掘削軸が回転し
    た際に前記突出片に当たって前記筒状体と共に該突出片
    を前記横軸体の軸線回りに回転させる少くとも1つの回
    転用駆動部を備えていることを特徴とする地盤改良装
    置。
  2. 【請求項2】 回転する掘削軸の先端部近傍に掘削翼を
    備えてなる地盤改良装置であって、前記掘削翼の上方で
    あって前記掘削軸には、該掘削軸の軸線回りに回転自在
    の環体が装着されていると共に該環体には前記掘削軸の
    軸線方向から見て横方向に延びる横軸体が配設され、し
    かも、該横軸体は、前記掘削軸の軸線方向から見て、そ
    の先端部が前記掘削翼が回転して該掘削翼の先端が描く
    円周の外方に位置する長さを有すると共にその円周の内
    方において、該横軸体の軸線回りに回転自在の筒状体を
    備えており、さらに、該筒状体は、掘削土の混合攪拌手
    段を備えていると共に前記掘削軸寄り部位に、該筒状体
    の軸線方向から見て略等角度間隔をおいて該筒状体の外
    方に延びる少くとも3つの突出片を備えている一方、前
    記掘削軸には、前記横軸体が前記掘削軸の軸線回りに回
    転不能とされた下で該掘削軸が回転した際に前記突出片
    に当たって前記筒状体と共に該突出片を前記横軸体の軸
    線回りに回転させる少くとも1つの回転用駆動部を備え
    ていることを特徴とする地盤改良装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の地盤改良装置において、
    前記混合攪拌手段は、該筒状体の軸線方向から見て略等
    角度間隔をおいて該筒状体の外方に延びる複数の突出片
    からなることを特徴とする地盤改良装置。
  4. 【請求項4】 前記横軸体は、前記掘削軸の軸線方向か
    ら見て、前記環体の両外側にあることを特徴とする請求
    項1,2又は3記載の地盤改良装置。
  5. 【請求項5】 前記回転用駆動部を、前記掘削軸に代え
    て、前記掘削翼に備えていることを特徴とする請求項
    1,2,3又は4記載の地盤改良装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3又は4記載の地盤改良
    装置において、前記掘削軸に攪拌翼を設け、前記回転用
    駆動部を、前記掘削軸に代えて、該掘削軸に設けられた
    攪拌翼に備えていることを特徴とする請求項1,2,3
    又は4記載の地盤改良装置。
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JP2015063865A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 東京テクノ株式会社 共回り防止翼付き地盤改良装置
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