JPH081199Y2 - 搭乗橋先端部の雨洩り防止構造 - Google Patents

搭乗橋先端部の雨洩り防止構造

Info

Publication number
JPH081199Y2
JPH081199Y2 JP6196190U JP6196190U JPH081199Y2 JP H081199 Y2 JPH081199 Y2 JP H081199Y2 JP 6196190 U JP6196190 U JP 6196190U JP 6196190 U JP6196190 U JP 6196190U JP H081199 Y2 JPH081199 Y2 JP H081199Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge pad
tip
boarding bridge
gutter
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6196190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0419400U (ja
Inventor
伸次 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP6196190U priority Critical patent/JPH081199Y2/ja
Publication of JPH0419400U publication Critical patent/JPH0419400U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH081199Y2 publication Critical patent/JPH081199Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空港設備に利用されるもので、特に、搭乗橋
先端部の雨洩り防止構造に関する。
(従来の技術) 従来から、空港等においては第3図に示す搭乗橋1が
設置されている。この搭乗橋1は、基端部が空港ビル等
の建物2に固定される一方、先端の乗降室3が接続装置
4を介して航空機胴体5の出入口6に対し離接可能に設
けられている。
接続装置4の前面には、第1図および第2図に示すよ
うな正面から見て矩形のヒンジパッド7が設けられてい
る。このヒンジパッド7はスポンジ等の柔軟可撓性材料
を適用して形成されており、押さえ金具、押圧シリンダ
および回動アーム等(いずれも図示省略)の駆動による
湾曲動作で航空機胴体5の外周形状に適合して圧接させ
ることにより乗降用通路の雨洩れを未然に防いでいる。
(本考案が解決しようとする課題) しかし、搭乗橋1の先端部に設けたヒンジパッド7と
航空機胴体5との接触面は、通常の降雨量に対して充分
密封できるが、南洋方面のようなスコール等の豪雨の多
い地域では、ヒンジパッド7の上部からの雨洩れを防ぐ
ことができないために乗降客の通行を防げるという不都
合があった。
本考案は、このような従来の事情から見て、雨脚が鋭
い降雨時でも、雨洩れを完全に防ぐようになした搭乗橋
先端部の雨洩り防止構造を提供することを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) 本考案の搭乗橋先端部の雨洩り防止構造は、航空機の
出入口の周部に圧接される搭乗橋先端部に設けたヒンジ
パッドは、航空機胴体の外周形状に沿って適合可能とな
されたもので、ヒンジパッドの内周(通路)上部に、こ
のヒンジパッドの前面に沿って流れ込む雨水を受けてヒ
ンジパッドの側方内部に導くための受け樋と、雨水をヒ
ンジパッド外に流出させるため、この受け樋の端部から
ヒンジパッドの側方外部に延長させた呼び樋とが設けら
れたものである。
(作用) ヒンジパッド上部の前面に沿って流れ込んだ雨水は、
受け樋上に落下してこの受け樋の下端部から呼び樋を経
てヒンジパッドの外部側方に排出される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
なお、この説明における方向は第1図において左側およ
び右側を側方と呼び、第2図において右側を前、左側を
後と呼ぶ。また、第3図の従来技術における符号1ない
し7は本実施例にも適用して、その説明を省略する。
第1図および第2図に示す雨洩れ防止構造は、搭乗橋
1の先端の乗降室3に備えた接続装置4のヒンジパッド
7の内周(通路)上部に設けたもので、一つの受け樋12
と、二つの呼び樋13,13とからなっている。
受け樋12は、ヒンジパッド7上部の前面(航空機胴体
5と接する面)に沿って流れ込む雨水をヒンジパッド7
の両側方内部に導くためにヒンジパッド7内部に収容さ
れたものである。この受け樋12はゴム等の柔軟可撓性材
料を適用して形成している。そして、受け樋12の縦断面
形状は、第2図に示すように、後方への折返し縁14aを
有する後側立ち上がり部14、底部15、前側小立ち上がり
16、前方へ傾斜させた集水部17および水返し部18が順次
連接されたもので、異形溝状に形成されている。受け樋
12の正面形状は第1図に示すように、中央部から両側方
に下がるよう傾斜させて山形に形成されている。ちなみ
に、受け樋12の縦断面形状の大きさは、たとえば、次の
ようなものが選択して適用される。
前記呼び樋13は、受け樋12の両側下端部に導いた雨水
をヒンジパッド7の側方外部に排出するためのものであ
る。呼び樋13はゴムもしくは合成樹脂等の可塑性材料に
よる管部材を適用して形成され、基端部が受け樋12の下
端部に連結される一方、先端部がヒンジパッド7の側方
外部に延長して設けられ、開口端13aが下向きとされて
いる。
なお、呼び樋13は本実施例の管部材に代えて、上方が
開放された溝部材を適用することもできる。また、受け
樋12が片流れ式である場合、この呼び樋13は一つでよ
い。
次に、上記実施例の作用について説明する。
ヒンジパッド7が航空機胴体5に沿って接続されてい
るとき、スコール等の雨脚の鋭い雨が降って、この雨水
の一部がヒンジパッド7上部の前面に沿って流れ込む
と、流れ込んだ雨水の全量は受け樋12の集水部17から底
部15に入り、この底部15に沿ってヒンジパッド7の両側
方内部に導かれたのち、両側の呼び樋13,13を経てヒン
ジパッド7の両側方外部に排出される。
また、受け樋12の集水部17に落下する雨水の水勢が強
くても、集水部17上の雨水は、水返し部18に遮られてあ
ふれ出すおそれがない。
(考案の効果) 本考案に係る搭乗橋先端部の雨洩り防止構造は、イコ
ール等のように雨脚の鋭い降雨時でも、ヒンジパッド上
部から搭乗橋の通路へ雨洩れすることが未然に防止され
る。したがって、雨の日であっても、航空機の出入口付
近の通行が安心して快適に行えるという優れた利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は航空機側
から見た雨洩り防止構造の正面図、第2図は第1図のII
-II線で見た受け樋の断面図、第3図は航空機の胴体に
搭乗橋を接続した状態を示す概略図である。 1……搭乗橋、3……乗降室 4……接続装置、5……航空機胴体 6……出入口、7……ヒンジパッド 12……受け樋、13……呼び樋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】航空機の出入口の周部に圧接される搭乗橋
    先端部に設けたヒンジパッドは、航空機胴体の外周形状
    に沿って適合可能となされたもので、ヒンジパッドの内
    周(通路)上部に、このヒンジパッドの前面に沿って流
    れ込む雨水を受けてヒンジパッドの側方内部に導くため
    の受け樋と、雨水をヒンジパッド外に流出させるため、
    この受け樋の端部からヒンジパッドの側方外部に延長さ
    せた呼び樋とが設けられたことを特徴とする搭乗橋先端
    部の雨洩り防止構造。
JP6196190U 1990-06-11 1990-06-11 搭乗橋先端部の雨洩り防止構造 Expired - Lifetime JPH081199Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6196190U JPH081199Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 搭乗橋先端部の雨洩り防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6196190U JPH081199Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 搭乗橋先端部の雨洩り防止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0419400U JPH0419400U (ja) 1992-02-18
JPH081199Y2 true JPH081199Y2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=31590684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6196190U Expired - Lifetime JPH081199Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 搭乗橋先端部の雨洩り防止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH081199Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014147656A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 新明和工業株式会社 航空機乗降用接続装置
US10100472B2 (en) 2015-04-03 2018-10-16 Korea Airports Corporation Moveable boarding bridge

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE1351035A1 (sv) 2013-09-09 2015-03-10 Fmt Int Trade Ab Passagerarbrygga för anslutning till en dörr i en fartygssida
KR101474197B1 (ko) * 2014-04-30 2014-12-17 한국공항공사 이동식 탑승교의 빗물받이

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014147656A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 新明和工業株式会社 航空機乗降用接続装置
JP5736510B2 (ja) * 2013-03-18 2015-06-17 新明和工業株式会社 航空機乗降用接続装置
US10100472B2 (en) 2015-04-03 2018-10-16 Korea Airports Corporation Moveable boarding bridge

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0419400U (ja) 1992-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8434269B1 (en) Eavestrough cover
US5675940A (en) Skylight leakage barrier
US4956948A (en) Clog resistant gutter-downspout connection unit
US4686793A (en) Threshold
CA2783834C (en) Eavestrough cover
US4998386A (en) Anti-clog caps for rain gutters and the like
CN206043974U (zh) 防水防冻的快递柜
JPH081199Y2 (ja) 搭乗橋先端部の雨洩り防止構造
US6409244B1 (en) Automotive window molding
US4306389A (en) Protective device
US6598258B2 (en) Winter windshield wiper for use in a motor vehicle
JPS6215044Y2 (ja)
JP3341656B2 (ja) バックドアのウィンドモール
EP0076749A3 (fr) Vitre munie d'un encadrement profilé de pourtour
JP3756271B2 (ja) 雪止め付き屋根の樋構造
JP4314708B2 (ja) 屋根の排水構造
JP3855182B2 (ja) 軒樋構造
JPH021140Y2 (ja)
CN215681702U (zh) 一种四方向排水密集型母线槽
JPH071300Y2 (ja) 車両用ウインドガラスの水切り機構
JP2580500Y2 (ja) 自動車用ドア構造
JP2000136607A (ja) 軒樋用カバー材
JPH0683826U (ja) 雨樋の取付構造
JPH0733724U (ja) フロントピラーウエザーストリップ
JPH04129384U (ja) バスの雨樋構造

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term