JPH08119583A - 懸吊移動装置 - Google Patents
懸吊移動装置Info
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- JPH08119583A JPH08119583A JP26016394A JP26016394A JPH08119583A JP H08119583 A JPH08119583 A JP H08119583A JP 26016394 A JP26016394 A JP 26016394A JP 26016394 A JP26016394 A JP 26016394A JP H08119583 A JPH08119583 A JP H08119583A
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- moving
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- cord
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、索状体で懸吊された移動体
を、二次元方向及び三次元方向に移動させることができ
るようにする点にある。 【構成】 サーボモータM1,M2,M3,M4の駆動
により索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び巻取
りを行う4体の静止側リールA,B,C,Dと該各リー
ルA,B,C,Dから延びる4本の索状体の先端部に結
合する移動体1とを設けた。
を、二次元方向及び三次元方向に移動させることができ
るようにする点にある。 【構成】 サーボモータM1,M2,M3,M4の駆動
により索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び巻取
りを行う4体の静止側リールA,B,C,Dと該各リー
ルA,B,C,Dから延びる4本の索状体の先端部に結
合する移動体1とを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は懸吊移動装置、詳しく
は、索状体で懸吊された移動体を、二次元方向又は三次
元方向に移動させるのに好敵な懸吊移動装置に関する。
は、索状体で懸吊された移動体を、二次元方向又は三次
元方向に移動させるのに好敵な懸吊移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばNCクレーンのように、荷
物を吊り下げて移動させるフックをもつ移動体を三次元
方向に移動させる装置、一対の横行用レールを並設し、
これら横行用レール間に、該横行用レールに沿って移動
する架設レールを支持して、この架設レールに、該架設
レールに沿って移動する台車を支持し、この台車に、チ
ェンから成る索状体の繰出し及び巻取りを行う懸吊体を
支持している。そして、前記台車を横行用レール及び架
設レールに沿って二次元方向に移動させると共に、前記
索状体の長さを調節して、該索状体の先端部に結合した
フックを上下方向に移動させるようにしている。
物を吊り下げて移動させるフックをもつ移動体を三次元
方向に移動させる装置、一対の横行用レールを並設し、
これら横行用レール間に、該横行用レールに沿って移動
する架設レールを支持して、この架設レールに、該架設
レールに沿って移動する台車を支持し、この台車に、チ
ェンから成る索状体の繰出し及び巻取りを行う懸吊体を
支持している。そして、前記台車を横行用レール及び架
設レールに沿って二次元方向に移動させると共に、前記
索状体の長さを調節して、該索状体の先端部に結合した
フックを上下方向に移動させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】所が、従来のNCクレ
ーンにおいては、一対の横行用レールと、架設レールと
を、前記台車の二次元移動範囲に亘って敷設する必要が
あるため、全体が大掛かりになり、敷設作業が煩雑で、
コスト高となる問題があった。
ーンにおいては、一対の横行用レールと、架設レールと
を、前記台車の二次元移動範囲に亘って敷設する必要が
あるため、全体が大掛かりになり、敷設作業が煩雑で、
コスト高となる問題があった。
【0004】本発明は、簡単な構成で、索状体で懸吊さ
れた移動体を、二次元方向又は三次元方向に移動させる
ことができる懸吊移動装置を提供することをその主目的
とする。
れた移動体を、二次元方向又は三次元方向に移動させる
ことができる懸吊移動装置を提供することをその主目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するため、請求項1記載の発明は、図1に示すよう
に、サーボモータM1,M2,M3,M4の駆動により
索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び巻取りを行
う4体の静止側リールA,B,C,Dと、該各リール
A,B,C,Dから延びる4本の索状体S1,S2,S
3,S4の先端部に結合する移動体1とを設けた。
達成するため、請求項1記載の発明は、図1に示すよう
に、サーボモータM1,M2,M3,M4の駆動により
索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び巻取りを行
う4体の静止側リールA,B,C,Dと、該各リール
A,B,C,Dから延びる4本の索状体S1,S2,S
3,S4の先端部に結合する移動体1とを設けた。
【0006】請求項2記載の発明は、簡単な構成で、索
状体で懸吊された移動体1を、二次元方向又は三次元方
向に移動させることができて、しかも、静止側部材への
取付けが簡単にできるようにするため、図15に示すよ
うに、サーボモータM1,M2,M3,M4の駆動によ
り索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び巻取りを
行う4体のリールA,B,C,Dと、これらリールA,
B,C,Dを支持する移動体1と、前記各リールA,
B,C,Dから延びる索状体S1,S2,S3,S4の
先端部にそれぞれ設ける静止部材側への4つの取付部1
7とを備えている構成にした。
状体で懸吊された移動体1を、二次元方向又は三次元方
向に移動させることができて、しかも、静止側部材への
取付けが簡単にできるようにするため、図15に示すよ
うに、サーボモータM1,M2,M3,M4の駆動によ
り索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び巻取りを
行う4体のリールA,B,C,Dと、これらリールA,
B,C,Dを支持する移動体1と、前記各リールA,
B,C,Dから延びる索状体S1,S2,S3,S4の
先端部にそれぞれ設ける静止部材側への4つの取付部1
7とを備えている構成にした。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、サーボモータM1,M2,M3,M
4のリールA,B,C,Dへの動力伝達機構を簡単にで
きるようにするため、図1に示すように、リールA,
B,C,DをサーボモータM1,M2,M3,M4のモ
ータ軸に直結している構成にした。
載の発明において、サーボモータM1,M2,M3,M
4のリールA,B,C,Dへの動力伝達機構を簡単にで
きるようにするため、図1に示すように、リールA,
B,C,DをサーボモータM1,M2,M3,M4のモ
ータ軸に直結している構成にした。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3何れか一記載の発明において、種々の作業が行える
ようにするため、図6〜図14に示すように、移動体1
に作業装置を支持している構成にした。
項3何れか一記載の発明において、種々の作業が行える
ようにするため、図6〜図14に示すように、移動体1
に作業装置を支持している構成にした。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、図1に示すように、
4体のリールA,B,C,Dを静止側部材に取付けるこ
とにより、各リールA,B,C,Dから延びる4本の索
状体S1,S2,S3,S4を介して移動体1を懸吊す
ることができるのであり、また、各サーボモータM1,
M2,M3,M4をそれぞれ独立して駆動させることに
より、前記4本の索状体S1,S2,S3,S4の繰出
し及び巻取り長さを任意に調節でき、これら索状体S
1,S2,S3,S4の先端部に結合した移動体1を二
次元方向又は三次元方向に移動させることができるので
ある。また各リールA,B,C,Dと各サーボモータM
1,M2,M3,M4とを静止側部材に支持するから、
作業時における移動体1側を軽量にできるのであり、ま
た、4本の索状体S1,S2,S3,S4を移動体1か
ら取り外すだけで、移動体1とサーボモータM1,M
2,M3,M4及びリールA,B,C,Dとを簡単に分
離させることができるから、搬送時における移動体1側
を軽量にでき、搬送が行い易いのである。
4体のリールA,B,C,Dを静止側部材に取付けるこ
とにより、各リールA,B,C,Dから延びる4本の索
状体S1,S2,S3,S4を介して移動体1を懸吊す
ることができるのであり、また、各サーボモータM1,
M2,M3,M4をそれぞれ独立して駆動させることに
より、前記4本の索状体S1,S2,S3,S4の繰出
し及び巻取り長さを任意に調節でき、これら索状体S
1,S2,S3,S4の先端部に結合した移動体1を二
次元方向又は三次元方向に移動させることができるので
ある。また各リールA,B,C,Dと各サーボモータM
1,M2,M3,M4とを静止側部材に支持するから、
作業時における移動体1側を軽量にできるのであり、ま
た、4本の索状体S1,S2,S3,S4を移動体1か
ら取り外すだけで、移動体1とサーボモータM1,M
2,M3,M4及びリールA,B,C,Dとを簡単に分
離させることができるから、搬送時における移動体1側
を軽量にでき、搬送が行い易いのである。
【0010】請求項2記載の発明では、図15に示すよ
うに、4体のリールA,B,C,Dから延びる各索状体
S1,S2,S3,S4の先端部に設けた取付部17を
静止側部材に取付けることにより、前記4本の索状体S
1,S2,S3,S4を介して移動体1を懸吊すること
ができるのであり、また、各サーボモータM1,M2,
M3,M4をそれぞれ独立して駆動させることにより、
前記4本の索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び
巻取り長さを任意に調節でき、リールA,B,C,Dを
支持する移動体1を二次元方向又は三次元方向に移動さ
せることができるのである。また各索状体S1,S2,
S3,S4の先端部には、例えばフックから成る取付部
17を設けることができるから、静止側部材への取付け
も、前記取付部17を引掛けるだけの簡単な作業で行え
るのである。
うに、4体のリールA,B,C,Dから延びる各索状体
S1,S2,S3,S4の先端部に設けた取付部17を
静止側部材に取付けることにより、前記4本の索状体S
1,S2,S3,S4を介して移動体1を懸吊すること
ができるのであり、また、各サーボモータM1,M2,
M3,M4をそれぞれ独立して駆動させることにより、
前記4本の索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び
巻取り長さを任意に調節でき、リールA,B,C,Dを
支持する移動体1を二次元方向又は三次元方向に移動さ
せることができるのである。また各索状体S1,S2,
S3,S4の先端部には、例えばフックから成る取付部
17を設けることができるから、静止側部材への取付け
も、前記取付部17を引掛けるだけの簡単な作業で行え
るのである。
【0011】請求項3記載の発明では、図1に示すよう
に、リールA,B,C,DをサーボモータM1,M2,
M3,M4のモータ軸に直結しているから、サーボモー
タM1,M2,M3,M4のリールA,B,C,Dへの
動力伝達機構を簡単にできるのであり、また、リール
A,B,C,Dの支持構造も簡単になるのである。
に、リールA,B,C,DをサーボモータM1,M2,
M3,M4のモータ軸に直結しているから、サーボモー
タM1,M2,M3,M4のリールA,B,C,Dへの
動力伝達機構を簡単にできるのであり、また、リール
A,B,C,Dの支持構造も簡単になるのである。
【0012】請求項4記載の発明では、図6〜図14に
示すように、移動体1に、描画装置・探傷機・貝除去装
置・運搬ボックス・田植機・散水機などの作業装置を支
持することにより、種々の作業が行えるのである。
示すように、移動体1に、描画装置・探傷機・貝除去装
置・運搬ボックス・田植機・散水機などの作業装置を支
持することにより、種々の作業が行えるのである。
【0013】
【実施例】図1、図2に示した懸吊移動装置は、ワイヤ
ー或はロープ等から成る索状体S1,S2,S3,S4
を巻装する4体の静止側リールA,B,C,Dをサーボ
モータM1,M2,M3,M4のモータ軸に直結して、
これらサーボモータM1,M2,M3,M4の駆動によ
り前記索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び巻取
りを行うように成すと共に、前記各リールA,B,C,
Dから延びる4本の索状体S1,S2,S3,S4の先
端部に四角形状の移動体1を結合したもので、前記各リ
ールA,B,C,Dを静止側部材Eの4つの対角部位に
取付けることにより、前記移動体1を懸吊することがで
きるようにしたものである。
ー或はロープ等から成る索状体S1,S2,S3,S4
を巻装する4体の静止側リールA,B,C,Dをサーボ
モータM1,M2,M3,M4のモータ軸に直結して、
これらサーボモータM1,M2,M3,M4の駆動によ
り前記索状体S1,S2,S3,S4の繰出し及び巻取
りを行うように成すと共に、前記各リールA,B,C,
Dから延びる4本の索状体S1,S2,S3,S4の先
端部に四角形状の移動体1を結合したもので、前記各リ
ールA,B,C,Dを静止側部材Eの4つの対角部位に
取付けることにより、前記移動体1を懸吊することがで
きるようにしたものである。
【0014】また、前記モータM1,M2,M3,M4
のモータハウジングには、取付ブラケット2を取付け
て、この取付ブラケット2を静止側部材Eにボルトなど
の取付手段により着脱可能に取付けるようにしており、
また、前記移動体1の4つの角部にリング状の引掛体3
を設けると共に、前記各索状体S1,S2,S3,S4
の先端部にフックから成る係止体4を設けて、これら係
止体4の前記各引掛体3への係止により索状体S1,S
2,S3,S4を移動体1に結合している。
のモータハウジングには、取付ブラケット2を取付け
て、この取付ブラケット2を静止側部材Eにボルトなど
の取付手段により着脱可能に取付けるようにしており、
また、前記移動体1の4つの角部にリング状の引掛体3
を設けると共に、前記各索状体S1,S2,S3,S4
の先端部にフックから成る係止体4を設けて、これら係
止体4の前記各引掛体3への係止により索状体S1,S
2,S3,S4を移動体1に結合している。
【0015】また、前記各サーボモータM1,M2,M
3,M4は、予めROM等に記憶したプログラムに従っ
てデータ処理を行うコントローラ5で制御するようにし
ている。
3,M4は、予めROM等に記憶したプログラムに従っ
てデータ処理を行うコントローラ5で制御するようにし
ている。
【0016】このコントローラ5は、演算器50とメモ
リーMとを具備し、このコントローラ5の入力部IFに
はキーボードなどの入力器51を接続し、出力部OFに
はドライバー52を介して前記各サーボモータM1,M
2,M3,M4を接続している。
リーMとを具備し、このコントローラ5の入力部IFに
はキーボードなどの入力器51を接続し、出力部OFに
はドライバー52を介して前記各サーボモータM1,M
2,M3,M4を接続している。
【0017】また、前記演算器50には、前記リール
A,Bの回転中心間ピッチH1と、リールC,Dの回転
中心間ピッチH2と、リールA,Dの回転中心間ピッチ
H3と、リールB,Cの回転中心間ピッチH4と、リー
ルA,Cの回転中心間の対角線ピッチT1と、リール
B,Dの回転中心間の対角線ピッチT2と、索状体S
1,S2の移動体1への取付部位間ピッチQ1と、索状
体S3,S4の移動体1への取付部位間ピッチQ2と、
索状体S1,S4の移動体1への取付部位間ピッチQ3
と、索状体S2,S3の移動体1への取付部位間ピッチ
Q4と、xーy座標における基準原点Oの位置とをイン
プットするのである。尚、図11のように各索状体S
1,S2,S3,S4の先端側を収束させて、この収束
部に移動体1を取付けるような場合、前記ピッチQ1,
Q2,Q3,Q4はインプットしないのである。
A,Bの回転中心間ピッチH1と、リールC,Dの回転
中心間ピッチH2と、リールA,Dの回転中心間ピッチ
H3と、リールB,Cの回転中心間ピッチH4と、リー
ルA,Cの回転中心間の対角線ピッチT1と、リール
B,Dの回転中心間の対角線ピッチT2と、索状体S
1,S2の移動体1への取付部位間ピッチQ1と、索状
体S3,S4の移動体1への取付部位間ピッチQ2と、
索状体S1,S4の移動体1への取付部位間ピッチQ3
と、索状体S2,S3の移動体1への取付部位間ピッチ
Q4と、xーy座標における基準原点Oの位置とをイン
プットするのである。尚、図11のように各索状体S
1,S2,S3,S4の先端側を収束させて、この収束
部に移動体1を取付けるような場合、前記ピッチQ1,
Q2,Q3,Q4はインプットしないのである。
【0018】図4に示すように、前記移動体1を現在位
置O1から目標移動位置Onに二次元的に移動させる場
合、前記各索状体S1,S2,S3,S4を緊張し過ぎ
で切断させたり、弛ませたりすることなく、常時緊張さ
せた状態で前記移動体1を目標移動位置Onに移動させ
るため、現在位置O1から目標移動位置Onまでの全ス
パンを例えば2mm間隔に細かく区切って、まず現在位置
O1から第1仮想移動位置O2に移動させた場合におけ
る各索状体S1,S2,S3,S4の繰出し、巻取長さ
を求めて、移動体1を第1仮想移動位置O2に移動さ
せ、次にこの第1仮想移動位置O2から第2仮想移動位
置O3に移動させた場合における各索状体S1,S2,
S3,S4の繰出し、巻取長さを求めて、移動体1を第
2仮想移動位置O3に移動させ、これを繰り返して前記
移動体1を無理なく目標移動位置Onに移動させるので
ある。
置O1から目標移動位置Onに二次元的に移動させる場
合、前記各索状体S1,S2,S3,S4を緊張し過ぎ
で切断させたり、弛ませたりすることなく、常時緊張さ
せた状態で前記移動体1を目標移動位置Onに移動させ
るため、現在位置O1から目標移動位置Onまでの全ス
パンを例えば2mm間隔に細かく区切って、まず現在位置
O1から第1仮想移動位置O2に移動させた場合におけ
る各索状体S1,S2,S3,S4の繰出し、巻取長さ
を求めて、移動体1を第1仮想移動位置O2に移動さ
せ、次にこの第1仮想移動位置O2から第2仮想移動位
置O3に移動させた場合における各索状体S1,S2,
S3,S4の繰出し、巻取長さを求めて、移動体1を第
2仮想移動位置O3に移動させ、これを繰り返して前記
移動体1を無理なく目標移動位置Onに移動させるので
ある。
【0019】また、前記各索状体S1,S2,S3,S
4の繰出し及び巻取りは、移動体1を現在位置O1から
第1仮想移動位置O2に移動させるのに必要なパルス数
を前記出力部OFから各サーボモータM1,M2,M
3,M4のドライバー52に同時に出力し、前記現在位
置O1に対し移動体1が例えば近寄る側のリールを駆動
するサーボモータは逆回転させて索状体をリールに巻取
り、該索状体の繰出し長さを短くし、また、前記現在位
置O1に対し例えば遠ざかる側のリールを駆動するサー
ボモータは正回転させて索状体の繰出し長さを長くする
のである。
4の繰出し及び巻取りは、移動体1を現在位置O1から
第1仮想移動位置O2に移動させるのに必要なパルス数
を前記出力部OFから各サーボモータM1,M2,M
3,M4のドライバー52に同時に出力し、前記現在位
置O1に対し移動体1が例えば近寄る側のリールを駆動
するサーボモータは逆回転させて索状体をリールに巻取
り、該索状体の繰出し長さを短くし、また、前記現在位
置O1に対し例えば遠ざかる側のリールを駆動するサー
ボモータは正回転させて索状体の繰出し長さを長くする
のである。
【0020】また、図5に示したものは、4体のリール
A,B,C,Dを静止部材Eの4つの対角部位に取付け
るものでなく、各リールA,B,C,Dから延びる各索
状体S1,S2,S3,S4を、静止部材Eの4つの対
角部位に取付ける動滑車D1,D2,D3,D4及び中
間動滑車6を介してそれぞれ繰出し、巻取り可能に構成
し、各リールA,B,C,Dを前記各動滑車D1,D
2,D3,D4で囲まれた範囲から外れた任意の位置に
配置したものであって、この構成以外は図1と同様であ
るため、その詳細な説明を省略する。
A,B,C,Dを静止部材Eの4つの対角部位に取付け
るものでなく、各リールA,B,C,Dから延びる各索
状体S1,S2,S3,S4を、静止部材Eの4つの対
角部位に取付ける動滑車D1,D2,D3,D4及び中
間動滑車6を介してそれぞれ繰出し、巻取り可能に構成
し、各リールA,B,C,Dを前記各動滑車D1,D
2,D3,D4で囲まれた範囲から外れた任意の位置に
配置したものであって、この構成以外は図1と同様であ
るため、その詳細な説明を省略する。
【0021】次に以上の如く構成した懸吊移動装置の使
用例を説明する。
用例を説明する。
【0022】図6に示した懸吊移動装置は、建築物の壁
面とか看板等に絵とか文字等を描画するようにしたもの
で、前記移動体1に、ペイント圧送ポンプ7a及びペイ
ントスプレー7b等を備えた描画装置7を組付けると共
に、移動体1の裏面側に、壁面又は看板に当接して転動
する4個のボールキャスター8を取付けて、前記移動体
1を各ボールキャスター8を介して壁面又は看板に沿っ
て移動自由とし、壁面又は看板の4つの対角部位に、サ
ーボモータM1,M2,M3,M4で駆動されるリール
A,B,C,Dを取付ブラケット2により取付けたもの
である。この場合、所定画像に対応して移動体1を座標
軸xーy上で二次元移動させるための描画データを予め
メモリーMに記憶させておくのである。この図6に示し
たものでは、壁面又は看板に予めケガキ等をする必要も
なく、直接、絵や文字等の描画作業が行えるのである。
尚、図6の実施例では、前記ボールキャスター8により
移動体1を壁面又は看板に対し所定長さ離反させて前記
各索状体S1,S2,S3,S4を、移動体1と各リー
ルA,B,C,Dとの間で斜めに張り、これら索状体S
1,S2,S3,S4の張力で前記移動体1を壁面又は
看板に押し付けるようにしている。
面とか看板等に絵とか文字等を描画するようにしたもの
で、前記移動体1に、ペイント圧送ポンプ7a及びペイ
ントスプレー7b等を備えた描画装置7を組付けると共
に、移動体1の裏面側に、壁面又は看板に当接して転動
する4個のボールキャスター8を取付けて、前記移動体
1を各ボールキャスター8を介して壁面又は看板に沿っ
て移動自由とし、壁面又は看板の4つの対角部位に、サ
ーボモータM1,M2,M3,M4で駆動されるリール
A,B,C,Dを取付ブラケット2により取付けたもの
である。この場合、所定画像に対応して移動体1を座標
軸xーy上で二次元移動させるための描画データを予め
メモリーMに記憶させておくのである。この図6に示し
たものでは、壁面又は看板に予めケガキ等をする必要も
なく、直接、絵や文字等の描画作業が行えるのである。
尚、図6の実施例では、前記ボールキャスター8により
移動体1を壁面又は看板に対し所定長さ離反させて前記
各索状体S1,S2,S3,S4を、移動体1と各リー
ルA,B,C,Dとの間で斜めに張り、これら索状体S
1,S2,S3,S4の張力で前記移動体1を壁面又は
看板に押し付けるようにしている。
【0023】また、図6に示した懸吊移動装置で用いた
前記描画装置7に代えて、図7に示すように移動体1に
筆記具9を組付け、前記各リールA,B,C,Dを黒板
の対角部位に取付けることにより、黒板に文字等を簡易
に描画することができるのであり、また、図8に示すよ
うに移動体1にマーキング具10を組付け、前記各リー
ルA,B,C,Dを屋内天井の対角部位に取付けること
により、屋内の天井に電気器具取付位置等の位置決め印
を簡易に付けることができるのである。
前記描画装置7に代えて、図7に示すように移動体1に
筆記具9を組付け、前記各リールA,B,C,Dを黒板
の対角部位に取付けることにより、黒板に文字等を簡易
に描画することができるのであり、また、図8に示すよ
うに移動体1にマーキング具10を組付け、前記各リー
ルA,B,C,Dを屋内天井の対角部位に取付けること
により、屋内の天井に電気器具取付位置等の位置決め印
を簡易に付けることができるのである。
【0024】また、図9に示した懸吊移動装置は、ガス
タンクなどの大形容器に発生した傷部を探傷するように
したもので、移動体1に、センサーなどの探傷器11を
組付けると共に、図6と同様、移動体1の裏面側に、壁
面に当接して転動する4個のボールキャスター8を取付
けて、前記移動体1を各ボールキャスター8を介して外
壁面に沿って移動自由とし、外壁面の4つの対角部位
に、サーボモータM1,M2,M3,M4で駆動される
リールA,B,C,Dを取付ブラケットにより取付けた
ものである。この場合、探傷範囲に対応して移動体1を
円筒座標軸上で移動させるための探傷データをメモリー
Mに記憶させるのである。
タンクなどの大形容器に発生した傷部を探傷するように
したもので、移動体1に、センサーなどの探傷器11を
組付けると共に、図6と同様、移動体1の裏面側に、壁
面に当接して転動する4個のボールキャスター8を取付
けて、前記移動体1を各ボールキャスター8を介して外
壁面に沿って移動自由とし、外壁面の4つの対角部位
に、サーボモータM1,M2,M3,M4で駆動される
リールA,B,C,Dを取付ブラケットにより取付けた
ものである。この場合、探傷範囲に対応して移動体1を
円筒座標軸上で移動させるための探傷データをメモリー
Mに記憶させるのである。
【0025】また、図10に示した懸吊移動装置は、船
体の船腹部に付着した貝を除去するようにしたもので、
移動体1に、グラインダー状のブラシから成る掻取具1
2を組付けると共に、船腹部に、サーボモータM1,M
2,M3,M4で駆動されるリールA,B,C,Dを取
付ブラケットにより取付け、更に船底部に、2体のリー
ルA,Bから延びる二つの索状体S1,S2をガイドす
る二つの動滑車D1,D2を取付けたものである。この
場合、貝の除去範囲に対応して移動体1を船腹の平面上
で二次元移動させるための貝除去データをメモリーMに
記憶させるのである。
体の船腹部に付着した貝を除去するようにしたもので、
移動体1に、グラインダー状のブラシから成る掻取具1
2を組付けると共に、船腹部に、サーボモータM1,M
2,M3,M4で駆動されるリールA,B,C,Dを取
付ブラケットにより取付け、更に船底部に、2体のリー
ルA,Bから延びる二つの索状体S1,S2をガイドす
る二つの動滑車D1,D2を取付けたものである。この
場合、貝の除去範囲に対応して移動体1を船腹の平面上
で二次元移動させるための貝除去データをメモリーMに
記憶させるのである。
【0026】また、図11に示した懸吊移動装置は、洞
窟の内部或は火山火口の内部を撮影するようにしたもの
で、前記移動体1に、旋回装置13を介してカメラ14
を組付けると共に、前記空洞或は火山火口の周りに立設
された4本の支柱15に前記サーボモータM1,M2,
M3,M4で駆動される各リールA,B,C,Dを取付
けて移動体1を宙吊りにしたものである。この場合、洞
窟の内部或は火山火口の内部に沿って移動体1を二次元
的又は三次元移動させるための撮影データをメモリーM
に記憶させるのである。
窟の内部或は火山火口の内部を撮影するようにしたもの
で、前記移動体1に、旋回装置13を介してカメラ14
を組付けると共に、前記空洞或は火山火口の周りに立設
された4本の支柱15に前記サーボモータM1,M2,
M3,M4で駆動される各リールA,B,C,Dを取付
けて移動体1を宙吊りにしたものである。この場合、洞
窟の内部或は火山火口の内部に沿って移動体1を二次元
的又は三次元移動させるための撮影データをメモリーM
に記憶させるのである。
【0027】また、図11に示した懸吊移動装置の場
合、前記カメラ14に代えて、図示していないが、移動
体1にクレーンを組付けることにより、荷物を簡易に運
搬することができるのである。
合、前記カメラ14に代えて、図示していないが、移動
体1にクレーンを組付けることにより、荷物を簡易に運
搬することができるのである。
【0028】また、図12,図13に示した懸吊移動装
置は、例えばマンション建築時など、各部屋に対応した
位置に資材等を運搬するようにしたもので、前記移動体
1をゴンドラで形成し、建築物外壁の4つの対角部位
に、サーボモータM1,M2,M3,M4で駆動される
リールA,B,C,Dを取付ブラケットにより取付けた
ものである。この場合、各部屋に対応して移動体1を座
標軸xーy上で二次元移動させるための運搬データをメ
モリーMに記憶させるのである。この実施例の場合、人
命救助にも使用できるのである。
置は、例えばマンション建築時など、各部屋に対応した
位置に資材等を運搬するようにしたもので、前記移動体
1をゴンドラで形成し、建築物外壁の4つの対角部位
に、サーボモータM1,M2,M3,M4で駆動される
リールA,B,C,Dを取付ブラケットにより取付けた
ものである。この場合、各部屋に対応して移動体1を座
標軸xーy上で二次元移動させるための運搬データをメ
モリーMに記憶させるのである。この実施例の場合、人
命救助にも使用できるのである。
【0029】尚、図12,図13の実施例では、前記各
リールA,B,C,Dに、該リールの軸方向に所定間隔
を置いて一対の索状体S1,S2,S3,S4を巻装
し、各リールA,B,C,Dから延びる一対の索状体の
先端部を前記移動体の4つの対角部位に所定間隔を置い
て取付け、移動体1のぐらつきを防ぐようにしている。
リールA,B,C,Dに、該リールの軸方向に所定間隔
を置いて一対の索状体S1,S2,S3,S4を巻装
し、各リールA,B,C,Dから延びる一対の索状体の
先端部を前記移動体の4つの対角部位に所定間隔を置い
て取付け、移動体1のぐらつきを防ぐようにしている。
【0030】また、図14に示した懸吊移動装置は、田
植えが行えるようにしたもので、前記移動体1に、田植
え装置16を組付けると共に、移動体1の底部に水田に
接触するフロート(図示せず)を取付け、水田の4つの
対角部位に立設された4本の支柱(図示せず)に前記サ
ーボモータM1,M2,M3,M4で駆動される各リー
ルA,B,C,Dを取付けたものである。この場合、田
植え範囲に対応して移動体1を座標軸xーy上で二次元
移動させるための田植えデータをメモリーMに記憶させ
るのである。
植えが行えるようにしたもので、前記移動体1に、田植
え装置16を組付けると共に、移動体1の底部に水田に
接触するフロート(図示せず)を取付け、水田の4つの
対角部位に立設された4本の支柱(図示せず)に前記サ
ーボモータM1,M2,M3,M4で駆動される各リー
ルA,B,C,Dを取付けたものである。この場合、田
植え範囲に対応して移動体1を座標軸xーy上で二次元
移動させるための田植えデータをメモリーMに記憶させ
るのである。
【0031】また、図14に示した懸吊移動装置の場
合、前記田植え機16に代えて、図示していないが移動
体1に散水装置を組付けることにより、果樹園・野菜畑
等に散水することができるのである。
合、前記田植え機16に代えて、図示していないが移動
体1に散水装置を組付けることにより、果樹園・野菜畑
等に散水することができるのである。
【0032】また、図示していないが、図11のように
移動体1を宙吊り状に構成する場合、スクリーン、運転
座席及び操縦ハンドルを備えたシュミレーション遊戯機
に適用し、前記運転座席及び操縦ハンドルを前記移動体
1に組付けるようにしてもよい。
移動体1を宙吊り状に構成する場合、スクリーン、運転
座席及び操縦ハンドルを備えたシュミレーション遊戯機
に適用し、前記運転座席及び操縦ハンドルを前記移動体
1に組付けるようにしてもよい。
【0033】また、図15に示した懸吊移動装置は、4
体のリールA,B,C,Dを静止部材Eに取付けるもの
ではなく、これらリールA,B,C,D及び各サーボモ
ータM1,M2,M3,M4を前記移動体1に取付け、
各リールA,B,C,Dから延びる各索状体S1,S
2,S3,S4の先端部にフックなどから成る取付部1
7を設け、これら取付部17を静止部材Eの4つの対角
部位に例えば引掛けて取付けるようにしたものである。
この実施例においても、図6〜図14と同様に使用する
ことができるのである。また、この実施例の場合、例え
ば前記各リールA,B,C,Dから繰出される4本の索
状体S1,S2,S3,S4の先端側を収束して前記各
取付部17を、鳥形状に形成されたアドバルーンなどの
気球の下部に取付けて、前記各索状体S1,S2,S
3,S4の繰出し長さ及び巻取長さを調節することによ
り、前記気球を、恰も鳥か飛んでいるように動作させる
ようにしてもよい。
体のリールA,B,C,Dを静止部材Eに取付けるもの
ではなく、これらリールA,B,C,D及び各サーボモ
ータM1,M2,M3,M4を前記移動体1に取付け、
各リールA,B,C,Dから延びる各索状体S1,S
2,S3,S4の先端部にフックなどから成る取付部1
7を設け、これら取付部17を静止部材Eの4つの対角
部位に例えば引掛けて取付けるようにしたものである。
この実施例においても、図6〜図14と同様に使用する
ことができるのである。また、この実施例の場合、例え
ば前記各リールA,B,C,Dから繰出される4本の索
状体S1,S2,S3,S4の先端側を収束して前記各
取付部17を、鳥形状に形成されたアドバルーンなどの
気球の下部に取付けて、前記各索状体S1,S2,S
3,S4の繰出し長さ及び巻取長さを調節することによ
り、前記気球を、恰も鳥か飛んでいるように動作させる
ようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のごとく請求項1記載の発明によれ
ば、索状体S1,S2,S3,S4を介して懸吊した移
動体1を二次元方向又は三次元方向に任意に移動させる
ことができながら、4体のリールA,B,C,Dを静止
側部材に取付けるだけでよいから、従来例のようにレー
ルを敷設するようにしたものに比較して装置全体を簡単
な構成でき、静止部材への取付も簡易にできて、コスト
を低減できるのである。
ば、索状体S1,S2,S3,S4を介して懸吊した移
動体1を二次元方向又は三次元方向に任意に移動させる
ことができながら、4体のリールA,B,C,Dを静止
側部材に取付けるだけでよいから、従来例のようにレー
ルを敷設するようにしたものに比較して装置全体を簡単
な構成でき、静止部材への取付も簡易にできて、コスト
を低減できるのである。
【0035】しかも、各リールA,B,C,Dと各サー
ボモータM1,M2,M3,M4とを静止側部材に支持
するから、作業時における移動体1側を軽量にできるの
であり、更に、4本の索状体S1,S2,S3,S4を
移動体1から取り外すだけで、移動体1とサーボモータ
M1,M2,M3,M4及びリールA,B,C,Dとを
簡単に分離させることができるから、搬送時における移
動体1側を軽量にでき、搬送が行い易いのである。
ボモータM1,M2,M3,M4とを静止側部材に支持
するから、作業時における移動体1側を軽量にできるの
であり、更に、4本の索状体S1,S2,S3,S4を
移動体1から取り外すだけで、移動体1とサーボモータ
M1,M2,M3,M4及びリールA,B,C,Dとを
簡単に分離させることができるから、搬送時における移
動体1側を軽量にでき、搬送が行い易いのである。
【0036】また、請求項2記載の発明によれば、索状
体S1,S2,S3,S4を介して懸吊した移動体1を
二次元方向又は三次元方向に任意に移動させることがで
きながら、4体のリールA,B,C,Dを静止側部材に
取付けるだけでよいから、従来例のようにレールを敷設
するようにしたものに比較して装置全体を簡単な構成で
き、静止部材への取付も簡易にできて、コストを低減で
きる上、更に、各索状体の先端部に設けた取付部を静止
側部材に取付けるだけで移動体を懸吊することができる
から、静止側部材への取付けを簡易にできるのである。
体S1,S2,S3,S4を介して懸吊した移動体1を
二次元方向又は三次元方向に任意に移動させることがで
きながら、4体のリールA,B,C,Dを静止側部材に
取付けるだけでよいから、従来例のようにレールを敷設
するようにしたものに比較して装置全体を簡単な構成で
き、静止部材への取付も簡易にできて、コストを低減で
きる上、更に、各索状体の先端部に設けた取付部を静止
側部材に取付けるだけで移動体を懸吊することができる
から、静止側部材への取付けを簡易にできるのである。
【0037】請求項3記載の発明によれば、リールをサ
ーボモータM1,M2,M3,M4のモータ軸に直結し
たから、サーボモータM1,M2,M3,M4のリール
A,B,C,Dへの動力伝達機構を簡単にでき、より一
層コストを低減できると共に、リールA,B,C,Dの
支持構造も簡単にできるのである。
ーボモータM1,M2,M3,M4のモータ軸に直結し
たから、サーボモータM1,M2,M3,M4のリール
A,B,C,Dへの動力伝達機構を簡単にでき、より一
層コストを低減できると共に、リールA,B,C,Dの
支持構造も簡単にできるのである。
【0038】請求項4記載の発明によれば、描画・探傷
・貝除去・運搬・田植え・散水などの種々の作業が簡易
に行えるのである。
・貝除去・運搬・田植え・散水などの種々の作業が簡易
に行えるのである。
【図1】本発明懸吊移動装置の概略平面図。
【図2】同装置の概略正面図。
【図3】同装置の制御回路のブロック図。
【図4】索状体の繰出し長さを求めるための説明図。
【図5】別の実施例を示す説明図。
【図6】使用例を示す説明図。
【図7】同使用例を示す説明図。
【図8】同使用例を示す説明図。
【図9】同使用例を示す説明図。
【図10】同使用を示す説明図。
【図11】同使用例を示す説明図。
【図12】同使用例を示す説明図。
【図13】同使用例を示す説明図。
【図14】同使用例を示す説明図。
【図15】同使用例を示す説明図。
1 移動体 A,B,C,D リール M1,M2,M3,M4 サーボモータ S1,S2,S3,S4 索状体 17 取付部
Claims (4)
- 【請求項1】サーボモータ(M1)(M2)(M3)
(M4)の駆動により索状体(S1)(S2)(S3)
(S4)の繰出し及び巻取りを行う4体の静止側リール
(A)(B)(C)(D)と、該各リール(A)(B)
(C)(D)から延びる4本の索状体(S1)(S2)
(S3)(S4)の先端部に結合する移動体(1)とを
備えていることを特徴とする懸吊移動装置。 - 【請求項2】サーボモータ(M1)(M2)(M3)
(M4)の駆動により索状体(S1)(S2)(S3)
(S4)の繰出し及び巻取りを行う4体のリール(A)
(B)(C)(D)と、これらリール(A)(B)
(C)(D)を支持する移動体(1)と、前記各リール
(A)(B)(C)(D)から延びる索状体(S1)
(S2)(S3)(S4)の先端部にそれぞれ設ける静
止部材側への4つの取付部(17)とを備えていること
を特徴とする懸吊移動装置。 - 【請求項3】リール(A)(B)(C)(D)をサーボ
モータ(M1)(M2)(M3)(M4)のモータ軸に
直結している請求項1又は2記載の懸吊移動装置。 - 【請求項4】移動体(1)に作業装置を支持している請
求項1から請求項3何れか一記載の懸吊移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26016394A JP2614419B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 懸吊移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26016394A JP2614419B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 懸吊移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119583A true JPH08119583A (ja) | 1996-05-14 |
JP2614419B2 JP2614419B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=17344201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26016394A Expired - Lifetime JP2614419B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 懸吊移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614419B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014504957A (ja) * | 2010-11-12 | 2014-02-27 | サムスン ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド | 移動装置およびその作業方法 |
JP2017149574A (ja) * | 2016-02-27 | 2017-08-31 | 株式会社ハイボット | 吊下げ物体の姿勢安定化装置 |
KR20180096129A (ko) * | 2017-02-20 | 2018-08-29 | 경남대학교 산학협력단 | 와이어 구동식 3d프린터 |
CN110655014A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-07 | 大唐东营发电有限公司 | 一种发电厂用锅炉检修平台 |
CN111747334A (zh) * | 2019-03-29 | 2020-10-09 | 古洛布莱株式会社 | 绞车控制系统 |
-
1994
- 1994-10-25 JP JP26016394A patent/JP2614419B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014504957A (ja) * | 2010-11-12 | 2014-02-27 | サムスン ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド | 移動装置およびその作業方法 |
US9902465B2 (en) | 2010-11-12 | 2018-02-27 | Samsung Heavy Ind. Co., Ltd. | Moving apparatus and method of operating the same |
JP2017149574A (ja) * | 2016-02-27 | 2017-08-31 | 株式会社ハイボット | 吊下げ物体の姿勢安定化装置 |
KR20180096129A (ko) * | 2017-02-20 | 2018-08-29 | 경남대학교 산학협력단 | 와이어 구동식 3d프린터 |
CN111747334A (zh) * | 2019-03-29 | 2020-10-09 | 古洛布莱株式会社 | 绞车控制系统 |
CN111747334B (zh) * | 2019-03-29 | 2021-09-07 | 古洛布莱株式会社 | 绞车控制系统 |
US11365100B2 (en) | 2019-03-29 | 2022-06-21 | Globeride, Inc. | Winch control system |
CN110655014A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-07 | 大唐东营发电有限公司 | 一种发电厂用锅炉检修平台 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2614419B2 (ja) | 1997-05-28 |
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