JPH08119201A - 錠剤分包装置及びその装置を用いた連続分包方法 - Google Patents

錠剤分包装置及びその装置を用いた連続分包方法

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JPH08119201A
JPH08119201A JP7223677A JP22367795A JPH08119201A JP H08119201 A JPH08119201 A JP H08119201A JP 7223677 A JP7223677 A JP 7223677A JP 22367795 A JP22367795 A JP 22367795A JP H08119201 A JPH08119201 A JP H08119201A
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/0092Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for assembling and dispensing of pharmaceutical articles

Abstract

(57)【要約】 【目的】 錠剤の補充を装置を停止することなく行なっ
て連続分包のできる錠剤分包装置及びその方法を提供す
る。 【構成】 ケース8内に多数の錠剤フィーダを取り付け
た引き出し体が設けられた錠剤分包装置1の側面に、予
備の錠剤フィーダ30とその錠剤フィーダ30から装置
1内のホッパー6へ錠剤を落下させる予備排出路31を
設ける。その予備の錠剤フィーダ30に補充を必要とす
る錠剤を入れて、錠剤フィーダの錠剤が所定数まで減少
すると、予備の錠剤フィーダ30を作動し、錠剤を排出
させることにより、錠剤の排出が途切れないようにし
て、分包を連続して行なえるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、処方箋に基づいて錠
剤の自動分包を連続して行なう錠剤分包装置及びその連
続分包方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】処方に基づいて錠剤の自動分包を行なう
自動分包装置として例えば、図14や図16に示す錠剤
分包装置1’がある。
【0003】これらの錠剤分包装置1’は、上下方向に
延びる排出路2に沿って複数の錠剤フィーダ3が配置さ
れ、その各フィーダ3を制御装置が処方箋情報に基づい
て作動し、フィーダ3から排出される錠剤5を排出路2
下方に設けたホッパー6で収集して分包装置7で包装す
ることにより、処方に基づく分包を行なっている。
【0004】即ち、図14に示す錠剤分包装置1’で
は、箱型のケース8内に複数の引き出し体9を左右に組
み込み、その左右に組み込まれた各引き出し体9に、前
後及び上下方向に多数の錠剤フィーダ3を配置してあ
る。
【0005】また、上記各引き出し体9は、上部案内装
置10及び下部案内装置11によりスライド自在に支持
され、扉12でもって解放状態とされる開口13から外
に引き出せるようになっている。
【0006】上部案内装置10は、引き出し体9の上部
に前後方向に長いレールを取り付け、そのレールの両側
に配置された複数のローラをケース8の天板下面に取り
付けた構成とされ、一方、下部案内装置11は引き出し
体9の下部にレール取り付け台を設けるとともに、ケー
ス8内部に上記レール取り付け台を固定し、その両レー
ル取り付け台の対向面にスライドレールを取り付けた構
成となっている。
【0007】錠剤フィーダ3は、図15に示すように、
モータベース14とそのモータベース14に着脱自在に
取り付けられるカートリッジ容器15とからなり、上記
カートリッジ容器15内にロータ16を組み込み、その
ロータ16をモータベース14に支持されたモータで回
転してカートリッジ容器15内に収納された錠剤5をロ
ータ16の外周に設けたポケット17内に入り込ませ、
そのポケット17内の錠剤5をカートリッジ容器15及
び支持台に形成した排出口18から排出路2へ一つずつ
排出するようになっている。
【0008】また、前記各引き出し体9の排出路2は、
左右の錠剤フィーダ3間に上下方向に延びており、その
排出路2の下方には、ホッパー6を介して分包装置7が
設けられている。
【0009】そのため、図示省略した制御装置が、多数
の錠剤フィーダ3の中から処方箋情報に基づいて錠剤フ
ィーダ3を作動して排出口18から錠剤5を排出する
と、排出された錠剤5は排出路2を介してホッパー6内
に落下し、ホッパー6の下方に設けた分包装置7によ
り、分包されるようになっている。
【0010】一方、図16に示すものは、外側ドラム1
9とその内側に組み込まれた内側ドラム20からなり、
その内側ドラム20と外側ドラム19とは複数の角筒体
21を円筒形に組み合わせたものからなっており、上記
各角筒体21の内側がそれぞれ排出路2となっている。
また、その外側ドラム19は、一部に軸方向の切り離し
部22を設けて内側ドラム20が臨むようしてある。
【0011】この外側ドラム19の上下には図17に示
すように、それぞれ環状板23を取り付け、その各環状
板23をローラ24を介して支持板25で支持すること
により、外側ドラム19を回動自在に支持している。
【0012】同様に、内側ドラム20は上下に円板26
を取り付け、この円板26のうち上側円板26を外側ド
ラム19の上側の環状板23に取り付けたローラ24で
支持し、下側の円板26を外側ドラム19の下側の環状
板23に取り付けたローラ24で支持することにより、
内側ドラム20を回動自在に支持している。
【0013】これら、それぞれのドラム19,20の外
周には、円周方向と上下方向とに図15で示したのと同
じ錠剤フィーダ3が配置されており、錠剤フイーダ3の
排出口18から通路に排出された錠剤5は、角筒体21
の外壁に形成した窓27から排出路2に落下するように
なっている。その排出路2の下端は下側の円板26また
は環状板23に形成した落下孔28と連通し、その下方
に設けたホッパー6によって落下する錠剤5を収集する
ようになっている。
【0014】そのため、図14のものと同様に、制御装
置が処方箋情報に基づいて錠剤フィーダ3を作動させる
と、錠剤フィーダ3から排出された錠剤5は排出路2か
らホッパー6に落下して収集され、ホッパー6下方に設
けた分包装置7により、分包処理される。
【0015】ところで、これら各錠剤分包装置1の錠剤
フィーダ3への錠剤5の収容及び補充は、図14の引き
出し式のものでは、ケース8の扉12を解放し、その解
放したケース8の開口13から、引き出し体9をケース
8の外部へ引き出し、その引き出した引き出し体9から
錠剤フィーダ3のカートリッジ容器15を取り外し、錠
剤5の収容あるいは補充を行なう。このように錠剤5の
収容あるいは補充を行なったのちは、カートリッジ容器
15をモータベース14に装着し、引き出した引き出し
体9をケース8に戻すという方法により行なっている。
【0016】また、図16のドラム式のものでは、外側
ドラム19と内側ドラム20とでは、錠剤フィーダ3に
対する錠剤5の収容あるいは補充方法が少し異なってお
り、外側ドラム19の場合は、外側ドラム19を回転
し、錠剤フィーダ3を補給可能な所定の位置まで移動さ
せたのち、カートリッジ容器15を取り外し、錠剤5を
収容あるいは補充する。一方、内側ドラム20の場合
は、内側ドラム20を回転し、収容あるいは補充を必要
とする錠剤フィーダ3を外側ドラム19の切り離し部2
2に臨む位置で停止させたのち、錠剤フィーダ3のカー
トリッジ容器15を取り外し、錠剤5の収容あるいは補
充を行なっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
錠剤分包装置では、錠剤フィーダ自体の錠剤収容数が限
られ、かつ、錠剤フィーダの配置数も限られるため、以
下に示すような課題がある。
【0018】 錠剤フィーダの錠剤収容数が限られる
ため度々錠剤切れを生じ、その際、装置を停止して補充
を行なわなければならず、分包効率が悪いという問題が
ある。
【0019】即ち、図14の引き出し式のものでは補充
のために引き出し体9を引き出した際、引き出し体9の
排出路2とホッパー6との位置がずれて錠剤5をホッパ
ー6に落下させることができないため、錠剤分包装置
1’を停止しなければならない問題があった。
【0020】一方、図16のドラム式では、錠剤フィー
ダ3を取り出す際、ドラム19,20を回転させるよう
にしているため、排出路2が、ホッパー6の周囲を回転
することになり、補充のためにドラム19,20を移動
させても、常に錠剤フィーダ3から錠剤5を排出できる
状態にはあるが、補充中に錠剤フィーダ3に排出信号が
出力されると、錠剤5の排出が行なえないため、錠剤分
包装置1’を停止しなければならない問題があった。
【0021】 錠剤フィーダ3の配置数が限られ、し
かも新薬の登場などもあるため、処方に用いる全ての種
類の錠剤5を限られた錠剤分包装置1’内の錠剤フィー
ダ3に収容することができない問題がある。
【0022】そのため、処方頻度の低い錠剤5を常時装
置1’内の錠剤フィーダ3に収容することができず、例
えば処方の度ごとに、処方頻度の低い前記錠剤5をその
処方に使用しない錠剤フィーダ3の錠剤5と入れ替えを
行なって分包を行なったり、例えば図18に示す脱着式
錠剤投入機29に錠剤5を分包数だけ手作業でセット
し、ホッパー6上のスロットに装着して分包を行なって
おり、その際、錠剤分包装置1’を停止しなければなら
ないため、連続分包ができず分包効率が悪いという問題
がある。
【0023】すなわち、上記の例で示したように、複数
の錠剤フィーダ3を用いた錠剤分包装置1’では、錠剤
5の補充や処方頻度の低い錠剤5の分包を行なうため
に、錠剤分包装置1’を停止しなければならないため、
分包効率が低いという問題がある。
【0024】そこで、この発明では、分包処理の効率化
を図ることを第一の技術的課題とし、処方頻度の低い錠
剤の連続分包を図ることを第二の技術的課題とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の第1及び第2の課
題を解決するため、請求項1に係る発明では、上下方向
に延びる排出路に沿って複数の錠剤フィーダを配置し、
その各フィーダを制御装置が処方箋情報に基づいて作動
し、その際排出される錠剤を排出路下方に設けたホッパ
ーに落下させて分包装置により分包を行なう錠剤分包装
置おいて、予備の錠剤フィーダとその予備の錠剤フィー
ダから排出された錠剤を上記ホッパーへ落下させる予備
排出路を設けるとともに、上記制御装置が錠剤フィーダ
に錠剤が無いかあるいは減少した際に予備の錠剤フィー
ダを作動して錠剤を錠剤フィーダに代えて排出させる構
成を採用したのである。
【0026】同様に第1及び第2の課題を解決するた
め、請求項2に係る発明では、ホッパーの上方に複数の
錠剤フィーダを配置し、その各フィーダを制御装置が処
方箋上方に基づいて作動し、その際、ホッパーの開口に
排出される錠剤をホッパー下方に設けた分包装置により
分包を行う錠剤分包装置において、上記錠剤フィーダの
一部を予備の錠剤フィーダとするか、あるいは、上記錠
剤フィーダをその予備の錠剤フィーダから排出された錠
剤を上記ホッパーに落下させる予備排出路を設け、その
予備の錠剤フィーダを上記制御装置が錠剤が無いか減少
した際に作動して前記錠剤を排出させるという構成を採
用したのである。
【0027】また、第1及び第2の課題を解決するた
め、請求項3に係る発明では、上記錠剤フィーダが制御
装置と接続され、その指令によって錠剤を排出路へ排出
するモータベースと、そのモータベースに着脱自在に取
り付けられ、収納された錠剤をモータベースへ供給する
カートリッジ容器とからなり、前記カートリッジ容器が
薬剤名などの薬剤データを表示する表示手段を備え、一
方、モータベースがカートリッジ容器の表示手段から薬
剤データを検出し、その検出データを制御装置へ伝送す
る読み取り手段を備えた構成を採用したのである。
【0028】その際、第1の課題を解決するため、請求
項4に係る発明では、請求項乃至3に係る発明におい
て、上記予備の錠剤フィーダに処方頻度の高い錠剤を収
納し、その予備の錠剤フィーダの錠剤の排出を錠剤フィ
ーダに錠剤が無いかあるいは減少した際に行なうという
方法を行なったのである。
【0029】また、第2の課題を解決するため、第請求
項5に係る発明では、請求項1乃至3に係る発明におい
て、上記予備の錠剤フィーダに処方頻度の低い錠剤を処
方に従って入れ替えて収容し、分包を行なうという方法
を採用したのである。
【0030】
【作用】このように構成される請求項1に係る発明で
は、錠剤フィーダを増設あるいは錠剤分包装置内の錠剤
フィーダの一部を予備錠剤フィーダとして仮想設定する
ことによって、予備の錠剤フィーダを設け、その予備の
錠剤フィーダに錠剤を収容して、その予備の錠剤フィー
ダに収容した錠剤を錠剤分包装置の錠剤フィーダの錠剤
が無いかあるいは減少した際に、予備の錠剤フィーダか
ら錠剤を排出させるようにすれば、分包処方を途切れず
に連続して行なうようにできる。
【0031】このとき、予備の錠剤フィーダを例えば引
き出し体を収容するケースの外壁など、引き出し体を引
き出すことなく錠剤を補給できる場所に配置し、その予
備の錠剤フィーダに錠剤を途切れることなく補充するよ
うにすれば、引き続き分包処理を継続して行なえる。
【0032】さらに、引き出し式の錠剤フィーダでは、
例えば予備の錠剤フィーダを引き出し体に取り付けられ
た錠剤フィーダと同数とした場合は、その予備の錠剤フ
ィーダに、補充を行なう錠剤フィーダの取り付けられた
引き出し体の錠剤フィーダに収容されているのと同じ種
類の錠剤を対応させて収容し、その対応させて収容した
予備の錠剤フィーダを前記引き出し体の錠剤フィーダに
代えて作動させるようにすれば、その間に補充を必要と
する錠剤フィーダの配置された引き出し体を引き出して
錠剤フィーダへの補充を行なうことができる。補充後
は、引き出し体をもとに戻し、予備の錠剤フィーダに代
えて、引き出し体の錠剤フィーダを作動させればよい。
【0033】一方、ドラム式の錠剤フィーダでは、例え
ば、予備の錠剤フィーダに錠剤を収容しておき、錠剤フ
ィーダの錠剤が減少した際に予備の錠剤フィーダから錠
剤を排出させている間に錠剤を補充あるいは入れ替える
ようにすれば、分包処理を途切れずに連続して行なうこ
とできる。
【0034】請求項2に係る発明では、請求項1に係る
発明と同様に錠剤フィーダの錠剤が無いかあるいは減少
した場合に予備の錠剤フィーダから錠剤を排出させるこ
とにより、分包処方を途切れずに連続して行なうように
できる。
【0035】請求項3に係る発明では、識別手段によ
り、錠剤フィーダ及び予備の錠剤フィーダに収容された
錠剤名を読み取ることによって、処方箋情報と予備のフ
ィーダに収容した錠剤とを対応させて予備の錠剤フィー
ダからの排出を行なうことができるので、操作者による
人手を介さずに錠剤の排出の制御を行なうことができ
る。
【0036】請求項4に係る発明では、請求項1乃至3
に係る発明において、予備の錠剤フィーダに処方頻度が
高く補充回数の多い錠剤を収容することにより、錠剤が
減少する度合いの高い錠剤フィーダに対する予備の錠剤
フィーダによる排出が行なえるので、装置を停止させる
回数を少なくして分包を効率よく行なうことができる。
【0037】請求項5に係る発明では、請求項1乃至3
に係る発明において、予備の錠剤フィーダに分包中に処
方が稀で、次の処方までの処方期間が長い処方頻度の低
い錠剤を収容するようにして、その収容した錠剤を処方
に応じて入れ替えるようにすれば(処方期間が長いため
入れ替えを行なっても処方には影響がない)、処方に影
響を与えずに連続分包を行なうことができる。
【0038】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面に基
づいて説明する。
【0039】なお、その際、従来例で説明した部材につ
いては、図面に同一符号を付して説明を省略することと
する。
【0040】図1に、第1実施形態として請求項1及び
3に係る発明の引き出し式の錠剤分包装置1を示す。
【0041】この分包装置1は、従来例で述べた引き出
し式の錠剤分包装置1’に予備の錠剤フィーダ30と予
備排出路31を設けたものである。この場合、予備の錠
剤フィーダ30は、モータベース14がケース8側面に
取り付けられ、カートリッジ容器15がケース8内の引
き出し体9を引き出すことなく着脱できるようになって
おり、各予備の錠剤フィーダ30から排出される錠剤5
は、ケース8を貫通させて設けた予備排出路31からホ
ッパー6内に排出されるようになっている。
【0042】また、予備の錠剤フィーダ30は、収納し
た錠剤5の種類を制御装置が識別する手段として図2
(a)に示すように、モータベース14側に複数の光セ
ンサ32を一列に配置した読み取り手段を設け、カート
リッジ容器15に、図2(b)の底面図に示すように錠
剤名をマークとスペースとにより2進コード化した標識
33を貼り付けた表示手段を設けて、カートリッジ容器
15をモータベース14に取り付けると標識33と光セ
ンサ32とが対向して標識33のデータを読み取ること
ができるようになっている。この読み取り手段の光セン
サ32はインターフェイスを介して図3のブロック図に
示すように制御装置4と接続されており、読み取ったデ
ータが制御装置4に入力されるようになっている。
【0043】制御装置4は、処方データを入力するキー
ボードなどの入力手段34とその入力手段34によって
入力される処方箋情報に基づいて分包プログラムを実行
する演算処理部35と各錠剤フィーダ3,30の錠剤5
の残量や分包状況を表示するディスプレイ36とからな
っている。
【0044】演算処理部35は、各錠剤フィーダ3,3
0ごとに錠剤5の残量を計数する残量カウンタ用のレジ
スタを有し、その各残量カウンタは各錠剤フィーダ3の
排出口18に設けた検出手段が錠剤5の排出を検出する
と減算されるようになっている。
【0045】また、その各残量カウンタへの各錠剤フィ
ーダ3の錠剤5の収容数の設定は、錠剤5の1錠当たり
の重量が種類ごとに決まっていることから、錠剤5の種
類ごとの1錠当たりの重量のデータテーブルを演算処理
部35が有することにより、錠剤フィーダ3のモータベ
ース14へカートリッジ容器15を装着する際に、その
重量を測定して入力手段34から入力すると、入力され
た重量を演算処理部35がデータテーブルから読み出し
た1錠当たりの重量データで除して自動的に算出するよ
うになっている。このとき、算出のための錠剤5の1錠
当たりの重量データは、認識手段によって読み取られる
錠剤名を用いて前記データテーブルから自動的に読み出
されるようになっている。
【0046】こうして制御装置4は、各錠剤フィーダ3
の収容錠剤5数を監視し、収容数があらかじめ設定され
た個数まで減少すると、後述するように、錠剤フィーダ
3を用いて処方を行なう分包処理プログラムから、予備
の錠剤フィーダ30に制御を移す割り込み処理プログラ
ムを実行し、減少した錠剤フィーダ3に代えて予備の錠
剤フィーダ30から錠剤5の排出を行なって分包を行な
う。
【0047】なお、実施例では識別手段として光センサ
32と標識33とを用いたものを示したがこれに限定さ
れることはなく例えば、ホール素子と磁石の有無、リー
ドリレーと磁石の有無、磁気ヘッドと磁気テープなどの
磁気を使ったものやバーコードを使ったもの、発信機と
トランスポンダ、接点スイッチとそのスイッチを作動さ
せる突起とを組み合わせたものなどを使用することがで
きる。
【0048】この実施例は以上のように構成されてお
り、次にその動作を説明することにより、請求項4及び
5の発明に係る連続分包方法を説明することとする。
【0049】錠剤分包装置1は、各錠剤フィーダ3のカ
ートリッジ容器15に、処方に必要な錠剤5をそれぞれ
収容し装着する。その際、カートリッジ容器15には錠
剤名を表示する標識33を貼り付ける。また、このと
き、カートリッジ容器15の重量を測定し、その重量を
入力手段34から各錠剤フィーダ3へ収容した錠剤名と
ともに入力し、登録する。この登録は、ディスプレイ3
6に、例えば図4に示すように操作手順及び操作メニュ
ーを表示し、また、各錠剤フィーダ3に対応した符号を
表示させるようにして、その表示に従って入力できるよ
うにすれば、登録作業が容易にできる。
【0050】錠剤フィーダ3に錠剤5の収容作業が済む
と、処方情報を処方箋に従って入力手段34から入力
し、錠剤分包装置1に分包を開始させる。すると、制御
装置4は図5に示すような分包処理プログラムを起動し
て処方箋情報に従って各錠剤フィーダ3を作動し、錠剤
フィーダ3の排出口18から排出される錠剤5を排出路
2から共通のホッパー6内に落下させて、ホッパー6の
下方に設けた分包装置7によって分包を開始する。
【0051】このとき、制御装置4は各錠剤フィーダ3
の錠剤5の減少数を監視しており、錠剤フィーダ3内の
錠剤5が、あらかじめ設定された収容個数まで減少する
と、減少した錠剤フィーダ3の符号をディスプレイ36
に錠剤名とともに表示する。
【0052】そのため、その表示された錠剤5を入れた
カートリッジ容器15に、その錠剤名の標識33を貼り
付けて予備の錠剤フィーダ30のモータベース14に装
着すると、制御装置4が認識手段により、カートリッジ
容器15が装着されたことと、錠剤名とを読取り、割り
込み処理プログラムを実行して予備の錠剤フィーダ30
を作動し、錠剤5の排出を行なうので、錠剤分包装置1
を停止させることなく分包を行なうことができる。
【0053】ところで、このようにして予備の錠剤フィ
ーダ30を用いて分包中に予備の錠剤フィーダ30の錠
剤5数が減少すると、他の予備の錠剤フィーダ30が空
いている場合は、その予備の錠剤フィーダ30に錠剤5
を入れたカートリッジ容器5を装着すればよいが、空い
ていない場合には直接カートリッジ容器15に錠剤5を
投入するようにすれば、分包を継続させることができ
る。
【0054】このように、この装置1では、引き出し体
9を引き出すことなく錠剤5を補充することができるの
で、錠剤5の分包を継続させることができる。このた
め、予備の錠剤フィーダ30の配置数を多くすることに
より、分包を連続して行なえる時間を長くすることがで
きる。
【0055】また、この際、処方頻度の高い錠剤を収容
している錠剤フィーダ3が先に空になることから、請求
項4に係る発明による予備の錠剤フィーダ30の使用方
法として、予備の錠剤フィーダ30に、処方頻度の高い
錠剤をあらかじめ収容したカートリッジ容器15を装着
しておくことにより、以下に示すように、効率よく補充
動作を行なうことができる。
【0056】すなわち、錠剤分包装置1内の処方頻度の
高い錠剤5を予備の錠剤フィーダ30に収容し、最初か
ら予備の錠剤フィーダ30でもって処方頻度の高い錠剤
5を供給するようにすれば、その空いた錠剤フィーダ3
を他の錠剤5の処方に振り向けることができるので、処
方できる錠剤5の種類を増やしたり、あるいはその錠剤
フィーダ3をケース8内から取り外すことによって錠剤
分包装置1の小型化を図ることができる。
【0057】一方、予備の錠剤フィーダ30は錠剤フィ
ーダ3に収容されていない処方頻度の低い錠剤5を収容
することにより、請求項5に係る以下のような使用方法
もできる。
【0058】すなわち、この場合は、錠剤名を表示した
標識33を貼り付けた処方頻度の低い錠剤5を入れたカ
ートリッジ容器15を準備し、このカートリッジ容器1
5を処方に合わせて予備の錠剤フィーダ30のモータベ
ース14に装着すると、制御装置4が錠剤名を読取り、
その錠剤5が錠剤分包装置1内の錠剤フィーダ3に収容
されていることが登録されてないと、割り込み処理プロ
グラムを起動して予備の錠剤フィーダ30に制御を移し
て錠剤5を排出させるので、分包を連続して行なうこと
ができる。
【0059】また、このような処方頻度の低い錠剤5の
種類が複数ある場合は、処方が稀にしかなく、その処方
が行なわれている間は制御が錠剤フィーダ3の方へ移っ
ているので、その間に、予備の錠剤フィーダ30の錠剤
5を他の錠剤5と入れ替えて錠剤5の分包を行なわせる
ようにすれば、連続して分包を行なうことができる。
【0060】このため、予備の錠剤フィーダ30の数を
増さずに、処方できる錠剤5の種類を増加させることが
できるので、錠剤分包装置1の小型化を図ることもでき
る。このとき、処方する錠剤5の種類に合わせて錠剤5
を入れたカートリッジ容器15を複数準備して取り替え
るようにすれば、より簡単に分包処理を行なうことがで
きる。
【0061】因みに、上記実施形態では、制御装置4が
錠剤分包装置1内の錠剤フィーダ3の錠剤5の減少を検
出すると、予備の錠剤フィーダ30を作動して錠剤5を
排出するものについて述べたが、この方法以外にも、例
えば予備の錠剤フィーダ30の表示手段の標識33に錠
剤名などのデータに加えて、錠剤分包装置1内の錠剤フ
ィーダ3よりも予備の錠剤フィーダ30の排出を優先す
るプライオリティ(優先順位)データを付与するように
すれば、そのデータの付与された予備のカートリッジ容
器15を装着すると、その装着した予備のカートリッジ
容器15から錠剤5が排出され、その予備のカートリッ
ジ容器15から排出される錠剤5を排出している錠剤分
包装置1内の錠剤フィーダ3の作動を停止することがで
きるので、その作動を停止した前記錠剤フィーダ3に錠
剤を補充することができる。このため、このプライオリ
ティデータを利用すると、オペレータが何時でも好きな
錠剤フィーダ3に錠剤5を補充できるようにすることが
できる。
【0062】図6乃至図9に第2乃至第5実施形態とし
て上記の実施形態の他の態様を示す。
【0063】図6に示す第2実施形態のものは、引き出
し体9の前面に予備の錠剤フィーダ30と予備排出路3
1を設けたものである。また、図7に示す第3実施形態
ものは、ケース8の側面に開口13を設け、その開口1
3に扉12を設けて中の引き出し体9の錠剤フィーダ3
を外から臨めるようにし、その臨めるようにした引き出
し体9の錠剤フィーダ3の一部を、予備の錠剤フィーダ
30としたものである。
【0064】図8に第4実施形態として4つある引き出
し体の一つを予備の錠剤フィーダとしたものを示す。こ
こで、第4実施形態については、第2及び第3実施形態
と異なり、一つの引き出し体9全てを予備の錠剤フィー
ダ30としたのでその使用方法を説明することにする。
【0065】このとき、予備の錠剤フィーダ1及び制御
装置4については、第1実施形態と同じであるのでその
説明は省略することにする。
【0066】この錠剤分包装置1では例えば、分包中に
ディスプレイ36に錠剤数の減少した錠剤フィーダ3が
表示されると、予備の錠剤フィーダ30の取り付けられ
た引き出し体9を引き出す。次に、その引き出した引き
出し体9のそれぞれの予備の錠剤フィーダ30にディス
プレイ36に表示された錠剤フィーダ3の取り付けられ
た引き出し体9の錠剤フィーダ3と同じ種類の錠剤5を
収容し、ケース8内に戻す。そして、制御装置4によっ
て予備の錠剤フィーダ30から錠剤5の排出を行なわせ
て、その間に、錠剤5の減少した補充を行なうべき錠剤
フィーダ3の取り付けられた引き出し体9を引き出して
錠剤5の補充を行なう。補充が済むと補充を行なった引
き出し体9を再びケース8に戻し、入力手段34から、
補充した錠剤5の重量データを入力し、その入力装置に
よって予備の錠剤フィーダ30の取り付けられた引き出
し体9に代えて補充を行なった引き出し体9から錠剤5
を排出させる。この操作を繰り返すことにより、連続し
て分包を行なう。
【0067】また、この錠剤分包装置1においても、第
1実施形態の場合と同様に、予備の錠剤フィーダ30は
錠剤フィーダ3に収容されていない処方頻度の低い錠剤
5の分包にも使用することができる。この場合も、錠剤
名を表示した標識33を貼り付けた処方頻度の低い錠剤
5を入れたカートリッジ容器15を準備し、このカート
リッジ容器15を処方に合わせて予備の錠剤フィーダ3
0のモータベース14に装着するようにすれば、制御装
置4がケース8内の錠剤フィーダ3に処方の錠剤5が登
録されていないと、割り込みプログラムを起動して予備
の錠剤フィーダ30に制御を移して錠剤5を排出させる
ので、分包が連続して行なえる。また、このとき、処方
が稀にしかないため、制御が錠剤フィーダの方へ移って
いる間に他の錠剤5と入れ替えて錠剤5の分包を行なう
ようにすれば、多品種の錠剤5を連続して分包すること
ができる。
【0068】図9に第5実施形態として第4実施形態の
他の態様を示す。
【0069】このものは、ケース8の側面に引き出し体
9の錠剤フィーダ3と同数の予備の錠剤フィーダ30を
設けるようにしたもので、ケース8内の引き出し体9を
全て錠剤5の処方に用いることができるので、処方でき
る錠剤5の種類を多くできる。他の構成については第4
実施形態と同じであるので説明を省略する。
【0070】図10に第6実施形態として請求項1及び
請求項3に係る発明のドラム式の錠剤分包装置1を示
す。
【0071】このものの場合、錠剤フィーダ3を取り付
けた筒状ドラム19,20がホッパー6の円周に沿って
配置されていることから、排出中に作動していない錠剤
フィーダ3のカートリッジ容器15を脱着しても分包に
支障をきたさないため、錠剤フィーダ3の一部を予備の
フィーダ30としたものである。
【0072】このものでは、錠剤フィーダ3の錠剤5が
減少したことがディスプレイ36に表示されると、その
表示された錠剤名と同じ錠剤5を入れたカートリッジ容
器15を予備の錠剤フィーダ30のモータベース14に
装着し、この予備の錠剤フィーダ30を作動させてその
間に錠剤5の減少した錠剤フィーダ3に錠剤5の補充を
行なう。その際、錠剤フィーダ3及び制御装置4は第1
実施形態のものと同じであり、カートリッジ容器15に
錠剤名の標識33を貼り付けたものを用いるようにすれ
ば、制御装置4が割り込み処理プログラムを自動的に実
行して予備の錠剤フィーダ30からの排出を行なうこと
ができる。また、補充の終わったカートリッジ容器15
を錠剤フィーダ3に装着した際は、その重量データを入
力手段34から入力して、予備の錠剤フィーダ30に代
えて、錠剤フィーダ3から錠剤の排出を行なわせる。
【0073】一方、この錠剤分包装置1においても、請
求項5に係る発明に関しては、第1実施形態の場合と同
様に、前記予備の錠剤フィーダ30は錠剤分包装置1内
の錠剤フィーダ3に収容されていない処方頻度の低い錠
剤5の分包にも使用することができる。
【0074】この場合も、錠剤名を表示した標識33を
貼り付けた処方頻度の低い錠剤5を入れたカートリッジ
容器15を準備し、このカートリッジ容器15を処方に
合わせて予備の錠剤フィーダ30のモータベース14に
装着するようにすれば、制御装置4が装置1内の錠剤フ
ィーダ3に処方の錠剤5が登録されていないと、割り込
みプログラムを起動して予備の錠剤フィーダ30に制御
を移して錠剤5を排出させるので、分包が連続して行な
える。
【0075】また、そのとき、処方が稀にしかないの
で、制御が錠剤フィーダ3の方へ移っている間に他の錠
剤5と入れ替えて錠剤5の分包を行なうようにすれば多
数の異なる錠剤5の分包を行なうことができる。
【0076】図11に第7実施形態として第6実施例の
他の態様を示す。
【0077】この実施例では、予備の錠剤フィーダ30
と予備排出路31とをドラム19,20と別に設けたも
のである。他の構成及び作用については第6実施形態と
同じなので説明を省略することとする。
【0078】図12に第8実施形態として請求項2乃至
5に係る発明の錠剤分包装置1を示す。
【0079】この錠剤分包装置1は、図12に示すよう
に、ケース8に仕切り板により区分けされたフィーダ収
納部50を設け、その収納部50によってホッパー6の
上方に予備の錠剤フィーダ30を含む複数の錠剤フィー
ダ3、30を配置したもので、この形態では、図13に
示すように、手前の一列を予備の錠剤フィーダ30とし
てある。
【0080】各錠剤フィーダ3、30は、第1実施形態
で述べたのと同様に、モータベース14とカートリッジ
容器15とからなっており、これらの錠剤フィーダ3、
30は、その形状を細長いスリムな形状に形成し、前記
フィーダ3、30をホッパー6上に多数配置できるよう
にして、多種類の錠剤5を分包できるようにしてある。
また、このように配置された錠剤フィーダ3、30は、
ケース8内の制御装置(図示せず)と接続され、制御装
置が第1実施形態と同様に、処方箋情報に基づいて各錠
剤フィーダ3、30を作動するようになっている。
【0081】一方、ホッパー6の下方には、分包装置7
が設けられ、その分包装置7で、錠剤フィーダ3、30
からホッパー6の開口に排出された錠剤5を分包するよ
うになっており、この形態では長方形状に形成されたホ
ッパー6の排出口にコンベア51を設けて錠剤5を中央
の分包装置7に搬送するようになっている。
【0082】このため、この実施形態では、第1実施形
態で述べたのと同様に、制御装置が予備の錠剤フィーダ
30を制御すると、請求項4及び5に係る発明の連続分
包方法を行なうことができるようになっており、そのた
め、その説明は省略することにする。
【0083】また、この錠剤分包装置1の他の態様とし
て、予備の錠剤フィーダ30を図12の鎖線に示すよう
にケース8の側部に設け、そのケース8の側部の予備の
錠剤フィーダ30から排出された錠剤5をケース8を貫
通して上記ホッパー6に落下させる予備排出路31を設
けたものを示す。
【0084】他の構成及び作用効果については、第8実
施形態と同じであるので、その説明は省略することにす
る。
【0085】
【効果】この発明に係る請求項1及び2に係る錠剤分包
装置は以上のように構成し、予備の錠剤フィーダと予備
排出路とを設けることによって、錠剤フィーダの錠剤が
減少した際に、分包中の装置を止めることなく錠剤の補
充を行なって錠剤の連続分包を行なうことができる。
【0086】このため、分包効率を向上させることがで
きる。
【0087】また、処方頻度の低い錠剤の分包も脱着式
錠剤投入機を用いなくてもできるので、処方を効率よく
行なうことができる。
【0088】また、請求項3に係る発明では、錠剤名を
制御装置が読み取れるので、錠剤フィーダのカートリッ
ジ容器を装着するだけで自動的に予備の錠剤フィーダと
錠剤フィーダとの切り替えを行なって連続分包を効率よ
く行なえる。そのため、分包効率を向上し、かつ、錠剤
のセットミスも防止することができる。
【0089】請求項4に係る発明では、特に、引き出し
式の錠剤分包装置において、予備の錠剤フィーダでもっ
て処方頻度の高い錠剤の供給を行なうようにすれば、装
置内の錠剤フィーダを他の錠剤の処方に振り向けて、処
方できる錠剤の種類を増やしたり、前記錠剤フィーダを
装置から取り外して装置の小型化を図ることができる。
【0090】請求項5に係る発明では、予備の錠剤フィ
ーダの数を増さずに処方できる錠剤の種類を増やすこと
ができる。このため、錠剤ごとに錠剤フィーダを設置せ
ずに多品種の錠剤を分包できるので、請求項4と同様
に、装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の斜視図
【図2】錠剤フィーダの分解斜視図
【図3】制御装置のブロック図
【図4】表示装置の表示画面の作用説明図
【図5】分包処理プログラムのフロー図
【図6】第2実施形態の斜視図
【図7】第3実施形態の斜視図
【図8】第4実施形態の斜視図
【図9】第5実施形態の斜視図
【図10】第6実施形態の斜視図
【図11】第7実施形態の縦断面図
【図12】第8実施形態の斜視図
【図13】第8実施例の内部構造を説明するための模式
【図14】従来の引き出し式錠剤分包装置の正面図
【図15】錠剤フィーダの縦断面図
【図16】従来のドラム式錠剤分包装置の斜視図
【図17】従来のドラム式錠剤分包装置の縦断面図
【図18】脱着式錠剤投入機の斜視図
【符号の説明】
1 錠剤分包装置 2 排出路 3 錠剤フィーダ 4 制御装置 5 錠剤 6 ホッパー 7 分包装置 14 モータベース 15 カートリッジ容器 30 予備の錠剤フィーダ 31 予備排出路 32 読み取り手段 33 表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延びる排出路に沿って複数の
    錠剤フィーダを配置し、その各フィーダを制御装置が処
    方箋情報に基づいて作動し、その際排出される錠剤を排
    出路下方に設けたホッパーに落下させて分包装置により
    分包を行なう錠剤分包装置において、 予備の錠剤フィーダとその予備の錠剤フィーダから排出
    された錠剤を上記ホッパーへ落下させる予備排出路を設
    けるとともに、上記制御装置が錠剤フィーダに錠剤が無
    いかあるいは減少した際に、予備の錠剤フィーダを作動
    して錠剤を錠剤フィーダに代えて排出させることを特徴
    とする錠剤分包装置。
  2. 【請求項2】 ホッパーの上方に複数の錠剤フィーダを
    配置し、その各フィーダを制御装置が処方箋情報に基づ
    いて作動し、その際、ホッパーの開口に排出される錠剤
    をホッパー下方に設けた分包装置により分包を行う錠剤
    分包装置において、 上記錠剤フィーダの一部を予備の錠剤フィーダとする
    か、あるいは、上記錠剤フィーダと別に予備の錠剤フィ
    ーダとその予備の錠剤フィーダから排出された錠剤を上
    記ホッパーに落下させる予備排出路を設け、その予備の
    錠剤フィーダを上記制御装置が錠剤フィーダに錠剤が無
    いか減少した際に、作動して前記錠剤を排出させること
    を特徴とする錠剤分包装置。
  3. 【請求項3】 上記錠剤フィーダが制御装置と接続さ
    れ、その指令によって錠剤を排出路へ排出するモータベ
    ースと、そのモータベースに着脱自在に取り付けられ、
    収納された錠剤をモータベースへ供給するカートリッジ
    容器とからなり、前記カートリッジ容器が薬剤名などの
    薬剤データを表示する表示手段を備え、一方、モータベ
    ースがカートリッジ容器の表示手段から薬剤データを検
    出し、その検出データを制御装置へ伝送する読み取り手
    段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    錠剤分包装置。
  4. 【請求項4】 上記予備の錠剤フィーダに処方頻度の高
    い錠剤を収納し、その予備の錠剤フィーダの錠剤の排出
    を、錠剤フィーダに錠剤が無いかあるいは減少した際に
    行なうことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つ
    に記載の錠剤分包装置の連続分包方法。
  5. 【請求項5】 上記予備の錠剤フィーダに処方頻度の低
    い錠剤を、処方に従って入れ替えて収容し、分包を行な
    うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記
    載の錠剤分包装置の連続分包方法。
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