JPH08119096A - 兼用索道 - Google Patents

兼用索道

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JPH08119096A
JPH08119096A JP28252894A JP28252894A JPH08119096A JP H08119096 A JPH08119096 A JP H08119096A JP 28252894 A JP28252894 A JP 28252894A JP 28252894 A JP28252894 A JP 28252894A JP H08119096 A JPH08119096 A JP H08119096A
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JP
Japan
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winter
cableway
summer
transporter
seater
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Pending
Application number
JP28252894A
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English (en)
Inventor
Mizuo Funatsu
瑞夫 船津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anzen Sakudo Co Ltd
Original Assignee
Anzen Sakudo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冬・夏併用で、冬季と冬季以外とで切換え使
用し得る切換え設備を持つ索道であって、冬季は4人掛
け搬器とし、冬季以外は2人掛け搬器に交換取付けし
得、オールシーズンに対応できる安全な兼用索道を提供
する。 【構成】 夏用単線自動循環式索道と冬用単線自動循環
式索道とを切換え併用可能とした兼用索道であって、一
条の支えい索1と、この支えい索1を握索するグリップ
2と、このグリップ2に一端部が連結されるハンガー3
と、このハンガー3の他端部に取付けプレート4を介し
て脱着可能に固定される冬用4人乗り搬器5と、この冬
用4人乗り搬器5に対し交換的に取替固定される夏用2
人乗り搬器6と、この夏用2人乗り搬器6を取付けた際
に、グリップ2に対し荷重バランスを確保するバランス
確保手段7とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単一の索道で冬季は
4人乗りリフトとして、また冬季以外の春、夏、秋季は
2人乗りリフトとして、単に搬器を取替るだけでオール
シーズンに有効活用し得る安全な兼用索道に関する。
【0002】
【従来の技術】スキー場等において、お客を山麓から山
頂に運ぶ索道には、積雪のある冬山に使用する索道と、
冬季以外、春・夏・秋季に使用する索道とがある。冬季
に使用される索道は、例えば単線自動循環式乙種特殊索
道(冬用単線自動循環式索道)と称され、搬器の種類は
4人掛けまで、搬器の運転速度は毎秒4m以下、搬器間
隔は6秒以上、支えい索高さは搬器下端が積雪面から4
m以下の高さ、また乗降場は幅4m、長さ4m等の制約
が規定されている(鉄道事業法・索道関係省令)。一
方、冬季以外に使用される索道は、例えば単線自動循環
式甲種特殊索道(夏用単線自動循環式索道)と称され、
搬器の種類は2人掛けまで、搬器の運転速度は毎秒2m
以下、搬器間隔は8秒以上、支えい索高さは搬器下端と
地表面との間隔が50cm以上2m以下、また乗降場は
幅3m長さ6m等の制約が規定されている。
【0003】従って、冬山において4人乗り搬器でスキ
ーヤーを運ぶ索道は、冬用単線自動循環式索道としての
上記要件を満足するものが使用されねばならない。ま
た、冬季以外の季節において、ゲレンデを例えばパラグ
ライダー、グラススキー、ボブスレー等の用途に利用す
る場合に客を運ぶ索道は、夏用単線自動循環式索道とし
ての上記要件を満足するものが使用されねばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】既設のスキー場におい
て、例えば冬用単線自動循環式索道を備えたスキー場に
おいて、ゲレンデを冬季以外の春・夏・秋季にも新たに
有効活用する場合には、夏用単線固定循環式索道(停留
場においてもグリップがワイヤーを握索・離索せず、グ
リップをワイヤーに固着したまま遅い一定のスピードで
搬器が循環する索道)を新設することが考えられる。し
かし、新たに夏用単線固定循環式索道を新設すること
は、膨大な費用がかかる不利がある許かりでなく、保安
林の制約上の問題、許認可の問題、更には地主との交渉
上の問題等、幾多の課題があり、再開発や増設は実際
上、困難である。一方、仮に冬用単線自動循環式索道を
夏山に利用し得るように、上記索道要件を満足させた場
合であっても、4人掛け搬器に4人の人員が乗った場
合、冬山では各人がスキーを装着しており、乗降場でお
りた4人はスキーにより搬器スピードより速度を上げ、
容易に安全ゾーンへ退避し得る。しかしながら、夏山で
は左右両側の人員は容易に左右の安全ゾーンへ退避し得
るが、真ん中の2名は容易に退避し得ず、搬器が後ろか
ら追って来ることとなり危険である。このため、冬場の
4人掛け搬器を夏場は2人掛け搬器に取替えることも考
えられるが、単に搬器を2人掛け搬器に交換しただけで
は、支えい索を握索するグリップにかかる荷重条件が異
なるため、グリップに対する荷重バランスが保持でき
ず、安全な運転をなし難い。
【0005】この発明は、以上のような課題を解消さ
せ、冬・夏併用で、冬季と冬季以外とで切換え使用し得
る切換え設備を持つ索道において、冬季は4人掛け搬器
とし、冬季以外は2人掛け搬器に交換し得、オールシー
ズンに対応し得る安全な兼用索道を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
させるために、この発明の兼用索道では次のような構成
としている。兼用索道は、夏用単線自動循環式索道と冬
用単線自動循環式索道とを併用切換え可能とした兼用索
道であって、一条の支えい索と、この支えい索を握索す
るグリップと、一端部がグリップに連結されるハンガー
と、このハンガーの他端部に取付けプレートを介して取
外し可能に固定される冬用4人乗り搬器と、この冬用4
人乗り搬器に対し交換的に取替え固定される夏用2人乗
り搬器と、この夏用2人乗り搬器を取付けた際に、グリ
ップに対し荷重バランスを確保するバランス確保手段と
から成ることを特徴としている。
【0007】このような構成を有する兼用索道では、索
道設備自体、冬用単線自動循環式索道と夏用単線自動循
環式索道を併用する構造となっている。つまり、搬器ス
ピードの切換え、搬器間隔の切換え、支えい索の高さ切
換え、乗降場の幅・長さ切換え等の装置を有し、各切換
え装置をシーズンにより切換えることで、冬用索道と夏
用索道の要件を満足するようになっている。従って、こ
のような兼用索道において、冬場は4人乗り搬器を取付
け、冬場以外は2人掛け搬器を交換取付けする。
【0008】この搬器の交換は、バランス確保手段によ
り安全に実行される。つまり、バランス確保手段は、例
えば一端がグリップに固着されるハンガーの他端部に、
2つの取付け用孔部が設けてある。一つは、4人掛け搬
器取付け用孔部で、グリップの支えい索握索点近傍より
垂直に降下させた垂直仮想線上に貫通形成してあり、他
の一つは所謂バランス確保手段であって、2人掛け搬器
専用取付け用孔部とし、上記垂直仮想線より外方向へ、
つまりグリップの支えい索握索点より遠く離れた位置に
貫通形成してある。一方、搬器の取付けプレートは、搬
器フレームの幅中心線上に設けてある。従って、4人掛
け搬器(取付けプレート)をハンガーに取付けた状態に
おいて、搬器の幅中心は垂直仮想線上にあることにな
る。ところが、夏用2人掛け搬器(取付けプレート)を
ハンガーに取付けた状態において、搬器の幅中心は仮想
線(支えい索握索点)より大きく外方向へ変位した位置
となる結果、グリップに対する荷重条件が4人掛け搬器
を懸垂したと同様となり、荷重バランスが保持され、安
全運転を確保し得る。
【0009】
【実施例】図4は、この発明に係る兼用索道の具体的な
一実施例を示す斜視図である。
【0010】兼用索道は、単線自動循環式特殊索道であ
る。つまり、一条の支えい索(搬器を懸垂し且つ移動さ
せるための索条)1を有し、グリップ(握索機)2が乗
降場(停留場・起点A、終点B)において、自動的に支
えい索1を握索し、または放索して搬器5(6)が循環
する索道である。つまり、両停留場では、グリップ2が
放索し搬器が停留場の押送装置により低速で移動してい
る間に、お客は搬器に乗り又は降りる。そして、そのま
ま除々に加速し、グリップ2がロープ1を噛み(握索
し)高速で線路に出る索道である。また、この索道に
は、山麓停留場Aに緊張滑車A1、油圧式緊張装置A2
及び場内レールA3等が配備され、山頂停留場Bには原
動滑車B1及び場内レールB2等が配備してある。そし
て、山麓と山頂間には受索輪C1を備えた支柱Cが所定
間隔を開いて複数配備してある。
【0011】この兼用索道は、単線自動循環式乙種特殊
索道(冬用単線自動循環式索道)の規定要件と、単線自
動循環式甲種特殊索道(夏用単線自動循環式索道)の規
定要件とを満足し得る様に、搬器スピードの切換え、搬
器の出発間隔切換え、支えい索の高さ切換え、及び乗降
場の幅・長さ切換えが、それぞれ実行できるように設備
してある(図示せず)。例えば、原動機の駆動を切換え
運転することで、冬用4人掛け搬器5のスピードは秒速
4m、、夏用2人掛け搬器6は秒速2mとなるように設
定する。また、支柱Cに対し直交する横バー(受索輪C
1を持つバー)をスライド昇降可能とし、冬場の支えい
索1の高さを積雪面と搬器5下端との距離を4mに設定
し、夏場2人掛け搬器6では搬器6下端と地表面との距
離を50cm以上2m以下に設定する。更に、乗降場は
幅・長さを例えばスライド伸縮可能とし、冬場では幅・
長さを4mに設定し、夏場では幅3m・長さを6mに設
定される。これらの切換え手段は、スキー場既設の単線
自動循環式乙種特殊索道に工事を施すことで可能とな
る。
【0012】この索道は、図1に示すように、1条の支
えい索(ケーブル)1と、この支えい索1を握索するグ
リップ(握索機)2と、このグリップ2に一端部が連結
されるハンガー3と、このハンガー3の他端部に取付け
板(ハンガーヒンジプレート)4を介して脱着可能に固
定される冬用4人乗り搬器5と、この冬用4人乗り搬器
5に対し交換的に取替え固定される夏用2人乗り搬器6
と、この夏用2人乗り搬器6を取付けた際に、グリップ
2に対し荷重バランスを確保するバランス確保手段7と
から成る。
【0013】搬器は、冬用4人乗り搬器5と、夏用(春
・夏・秋用)2人乗り搬器6とが用意される。この夏・
冬用搬器5、6は、いずれもフレーム51(61)とフ
レームに固定された座席部52(62)とで構成されて
いる。また、冬用4人乗り搬器5のフレーム51の幅
は、約2m、夏用2人乗り搬器6のフレーム61の幅は
約1mに設定されている。そして、夏用2人乗り搬器6
の天井部には日除け用のサンバイザー63が配備してあ
る。
【0014】前記取付け板4は、搬器フレーム51(6
1)に取付けられるハンガヒンジプレートである。この
取付けプレート4は、断面「コ」字状の矩形板で、下部
43がフレーム51(61)の水平上部に固着される。
この固着点は、搬器5(6)の幅中心となる位置に設定
してある。そして、取付け板4の上開口部には、対向す
る壁部42、42を貫通するボルト挿通用貫通孔41が
開設してある。
【0015】上記ハンガー3は、実施例では垂直棒部3
1と、この垂直棒部31の下端に連続する水平棒部32
とから成る略「L」字状に屈曲された棒体である。垂直
棒部(一端部)31の上端部がグリップ2に固着され、
水平棒部(他端部)32に搬器(取付け板4)5、6の
取付け部を設けている。
【0016】この発明の特徴は、上記バランス確保手段
7を設けた点にある。バランス確保手段7は、図1に示
すように、前記ハンガー3に設けられている。ハンガー
3の水平棒部32には、グリップ2の支えい索握索点近
傍から、垂直に下ろした垂直仮想線(図示・一点鎖線)
X上に、冬用搬器取付け貫通孔33を設けている。冬場
において、冬用4人乗り搬器(取付け板4)の貫通孔4
1と、ハンガー3の冬用搬器取付け貫通孔33とを合致
させ、ボルト35で締結する。これにより、冬用4人乗
り搬器5の幅中心が仮想線X上に位置し、グリップ2に
対する荷重バランスが保持される。この垂直仮想線X
は、4人乗り搬器を装備する単線自動循環式索道におい
て、グリップ2に対する荷重バランスの設計上、算出さ
れたものである。また、この水平棒部32にバランス確
保手段(夏用搬器専用取付け部)7を設けている。水平
棒部32の先端側であって、上記垂直仮想線Xより外側
方向へ所定間隔離した位置に夏用搬器取付け貫通孔7を
設けている。夏場においては、冬用4人乗り搬器5を取
外し、夏用2人乗り搬器(取付け板4)6の貫通孔41
を、夏用搬器取付け貫通孔7に合致させ、ボルト35で
締結する。これにより、夏用2人乗り搬器6の幅中心
が、垂直仮想線Xより外方向へ大きく変位した位置、つ
まり仮想線Y線上となり、グリップ2に対する荷重バラ
ンスが、4人乗り搬器5を取りつけた状態と同一とな
り、バランスが確保できる。つまり、ハンガー3のバラ
ンス確保手段(夏用2人乗り搬器専用取付け孔部)7
は、夏用2人乗り搬器6を取付けた際、グリップ2に対
する荷重が、冬用4人乗り搬器5を取りつけたと、荷重
上等価となる位置に設定される。
【0017】図3は、バランス確保手段7の他の実施例
を示す正面図である。先の実施例のバランス確保手段7
は、ハンガー3に2人乗り用搬器専用の取付け貫通孔7
を設けた例を示したが、この実施例ではハンガー3の4
人乗り搬器用取付け孔33を使用して夏用2人乗り搬器
6を取付ける。従って、2人乗り用搬器専用の取付け貫
通孔7は設けなくて良い。この実施例では、2人乗り用
搬器6の底部にバランス重り7aを取付け、このバラン
ス重り7aによりグリップ2に対して4人乗り搬器が取
付けられたと同様な荷重条件を得、グリップ2に対する
荷重バランスを確保している。つまり、冬用4人乗り搬
器5が、例えば60kg×4人で240kgを想定して
いる場合において、バランス重りは60kg×2人で1
20kgとし、この120Kgの重りを夏用2人乗り搬
器6に取付けることとなる。
【0018】このような構成を有する兼用索道では、索
道設備自体、冬用単線自動循環式索道と夏用単線自動循
環式索道を切換え併用する構造となっている。従って、
このような兼用索道において、冬場は4人乗り搬器5を
取付け、冬場以外は2人掛け搬器6を交換取付けする。
図1に示すように、冬場においては、4人乗り搬器5の
取付け板4の貫通孔41を、ハンガー3の貫通孔33に
合致させ、この連通孔にボルト35を挿通して締結す
る。これにより、4人乗り搬器5の幅中心は垂直仮想線
X線上に位置することとなり、グリップ2に対する荷重
バランスが保持される。一方、夏場においては、ハンガ
ー3から4人乗り搬器5を取外し、ハンガー3のバラン
ス確保手段(夏用2人乗り搬器専用貫通孔)7に、2人
乗り搬器6の取付け板4の貫通孔41を合致させ、この
連通孔にボルト35を挿通して締結する。図2で示すよ
うに、夏用2人乗り搬器6をハンガー3に取付けた状態
において、搬器6の幅中心は、垂直仮想線Y線上に位置
し、支えい索握索点、つまり垂直仮想線X上より大きく
外方向へ変位した位置となる結果、グリップ2に対する
荷重条件が4人掛け搬器5を懸垂したと同様となり、荷
重バランスが保持され、安全運転を確保し得る。
【0019】また、図3で示すように、夏用2人乗り搬
器(取付け板4)6の貫通孔41を、ハンガー3の4人
乗り搬器取付け用貫通孔33に合致させ、この連通孔に
ボルト35を挿通して締結した場合は、グリップ2に対
する荷重バランスに狂いが生じる。しかし、2人乗り搬
器6の下部にバランス重り7aを脱着可能に取付けるこ
とで、グリップ2に対する荷重バラスンは4人乗り搬器
が取付けられたと同様な結果となり、グリップ2に対す
る荷重バランスが確保される。特に、このバランス重り
7aを取りつけることで、夏場の横風に強い安定した搬
器を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明では、以上のように、夏用単線
自動循環式索道と冬用単線自動循環式索道とを併用切換
え可能とした兼用索道で、冬場は4人乗り搬器を取付
け、夏場は2人乗り搬器を交換取付けすることとしたか
ら、オールシーズン対応型の索道を得ることが出来、関
連設備を遊ばすことなく有効活用し得る。また、冬場に
おいて使用した4人乗り搬器は、冬季以外の期間におい
て充分な点検整備が実行できる。更に、冬場の4人乗り
搬器を夏場は2人乗り搬器に取替え得ることで、夏場、
停留場で搬器からおりる2名の人員は、用意に左右の安
全ゾーンへ速やかに退避することが出来、安全である
等、発明目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例兼用索道の冬用4人乗り搬器と夏用2人
乗り搬器の取付け位置を示す説明正面図である。
【図2】実施例兼用索道に2人乗り用搬器を取付けた状
態を示す正面図である。
【図3】実施例兼用索道にバランス重りを備えた2人乗
り用搬器を取付けた状態を示す正面図である。
【図4】実施例兼用索道の設置状況を示す説明斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 支えい索 2 グリップ 3 ハンガー 4 取付けプレート 5 冬用4人乗り搬器 6 夏用2人乗り搬器 7 バランス確保手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夏用単線自動循環式索道と冬用単線自動
    循環式索道とを併用切換え可能とした兼用索道におい
    て、 一条の支えい索と、この支えい索を握索するグリップ
    と、一端部がグリップに連結されるハンガーと、このハ
    ンガーの他端部に取付けプレートを介して取外し可能に
    固定される冬用4人乗り搬器と、この冬用4人乗り搬器
    に対し交換的に取替え固定される夏用2人乗り搬器と、
    この夏用2人乗り搬器を取付けた際に、グリップに対し
    荷重バランスを確保するバランス確保手段とから成る兼
    用索道。
  2. 【請求項2】 前記バランス確保手段は、ハンガーの他
    端部に夏用2人乗り搬器の取付けプレートを取付ける夏
    用搬器専用取付け部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の兼用索道。
  3. 【請求項3】 前記バランス確保手段は、夏用2人乗り
    搬器の適所にバランス重りを配備したことを特徴とする
    請求項1記載の兼用索道。
JP28252894A 1994-10-21 1994-10-21 兼用索道 Pending JPH08119096A (ja)

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