JPH08118701A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH08118701A
JPH08118701A JP26515894A JP26515894A JPH08118701A JP H08118701 A JPH08118701 A JP H08118701A JP 26515894 A JP26515894 A JP 26515894A JP 26515894 A JP26515894 A JP 26515894A JP H08118701 A JPH08118701 A JP H08118701A
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JP
Japan
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fpc
thermal head
wiring
ceramic substrate
heating resistors
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Application number
JP26515894A
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English (en)
Inventor
Tetsuharu Hyodo
徹治 兵頭
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高性能且つ高信頼性のサーマルヘッド。 【構成】発熱抵抗体16と、個別電極17と、共通電極
15とを設けたセラミック基板13を、複数の発熱抵抗
体16の配列方向にそって段差12aを有する放熱板1
2の上段面12b上に配設し、下段面12c上に硬質基
体18を介してFPC19を設け、このFPC19上に
ドライバーIC22をフェイスダウンボンディングによ
り搭載して成るサーマルヘッド11。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファックス等に
用いられるサーマルヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のサーマルヘッド1の外観図
であり、このサーマルヘッド1によれば、アルミナなど
の電気絶縁性セラミック基板3の上にガラスからなる蓄
熱層4を形成し、更にTaN等からなる抵抗体膜と、A
lなどからなる電極層とを順次形成した後、フォトリソ
グラフィーによって共通電極5と、発熱抵抗体6と、個
別電極7とを形成する。また、セラミック基板3の上に
は各発熱抵抗体6を印画制御するためのドライバーIC
2を搭載し、個別電極7とドライバーIC2のスイッチ
ング素子とを、それぞれハンダバンプによりフェイスダ
ウンボンディングでもって接続している。そして、上記
セラミック基板3はアルミニウム等の熱伝導性の高い金
属からなる放熱板8の上に搭載し、更にこの放熱板8の
上には各ドライバーIC2を駆動制御するための配線基
板9も搭載している。この配線基板9上の配線と、セラ
ミック基板3上の配線とはハンダや金(Au)ワイヤー
によって電気的に接続し、更にこの配線基板9上の配線
はコネクター10を介して外部と接続している。
【0003】このような構成のサーマルヘッド1によれ
ば、多数のドライバーIC2(例えばA4の長尺寸法で
27個)をセラミック基板3上に、フェイスダウンボン
ディングでもって接続しているが、このフェイスダウン
ボンディングのハンダ溶着に際して、温度が著しく高く
なっても、このセラミック基板3自体が剛体であるため
に、その熱応力の影響を受けなくなり、これにより、そ
のセラミック基板3が変形したり、歪んだりしなくなっ
ている。
【0004】
【従来技術の課題】しかしながら、上記構成のサーマル
ヘッド1では、最近の高密度配線という要求に対応でき
ないという問題点がある。
【0005】すなわち、個別電極7に接続されるドライ
バーIC2は、その小型化とともに、その素子数の集約
化が行われ、これに伴って、そのIC2全体としてのコ
ストが低減されるが、その反面、個別電極7およびそれ
に接続した電極配線が8本/mmあるいは10本/m
m、更に12本/mm以上の高密度配線となり、その個
別電極7やそれに接続した電極配線の間隔が小さくな
り、これにより、配線間のショートや断線が生じること
になり、その結果、製造歩留まりが低下するという問題
点があった。
【0006】かかる問題点を解決するために、高密度配
線が予め設けられた多層配線基板であるFPC(Flexib
le Printed Circuit、フレキシブル・プリンティッド・
サーキット)の上に、上記のようなドライバーICを搭
載することが提案されているが、そのFPCの各配線
と、上記のような個別電極とを精度よく個々に電気的接
続することは容易でなく、そのために製造歩留まりが低
下するという問題点があった。
【0007】したがって、本発明は上記事情に鑑みて完
成されたものであり、その目的は高密度配線に対応した
高性能かつ高信頼性のサーマルヘッドを提供することに
ある。
【0008】また、本発明の他の目的は、製造歩留まり
を高めて製造コストを低減した安価なサーマルヘッドを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のサーマルヘッ
ドによれば、複数の発熱抵抗体と、複数の発熱抵抗体の
それぞれ一方端に接続された個別電極群と、複数の発熱
抵抗体の他方端を共通に接続して成る共通電極とを設け
たセラミック基板を、複数の発熱抵抗体の配列方向にそ
って段差を有する放熱板の上段面上に配設し、その放熱
板の下段面上に硬質基体を介してFPCを設け、このF
PC上に複数の発熱抵抗体の発熱を制御すべく駆動回路
素子をフェイスダウンボンディングにより搭載して成る
ことを特徴とする。
【0010】請求項2のサーマルヘッドによれば、複数
の発熱抵抗体と、複数の発熱抵抗体のそれぞれ一方端に
接続された個別電極群と、複数の発熱抵抗体の他方端を
共通に接続して成る共通電極とを設けたセラミック基板
を、複数の発熱抵抗体の配列方向にそって溝部を有する
放熱板の上に配設し、この溝部と勘合する頂部を有する
支持体をその頂部が放熱板の溝部を貫通するように配
し、この頂部の上にFPCを設け、このFPC上に複数
の発熱抵抗体の発熱を制御すべく駆動回路素子をフェイ
スダウンボンディングにより搭載して成ることを特徴と
する。
【0011】
【作用】請求項1によれば、FPC上に駆動回路素子を
フェイスダウンボンディングにより搭載し、そのFPC
を硬質基体上に固定しているので、このフェイスダウン
ボンディングのハンダ溶着に際して、温度が著しく高く
なっても、高い剛体である硬質基体により、その熱応力
の影響を受けなくなって、FPCが変形したり、歪んだ
りしなくなる。
【0012】更にこのFPCであれば、高密度配線が予
め設けられた多層配線基板であり、これにより、配線の
ショートや断線が生じるという問題点が解消される。
【0013】しかも、複数の発熱抵抗体の配列方向にそ
って段差を有する放熱板の上段面上にセラミック基板
を、その放熱板の下段面上に硬質基体を設けているの
で、その配列方向にセラミック基板や硬質基体を移動さ
せるだけで、微調整でき、その配列方向と直交するよう
な方向に対する位置合わせする必要がなく、これによっ
て高密度ファインピッチの配線接続ができるので、セラ
ミック基板上の個別電極群や共通電極等と、FPC上の
配線とを、高い精度でもって電気的に個別接続できる。
【0014】請求項2についても、FPC上に駆動回路
素子をフェイスダウンボンディングにより搭載し、その
FPCを硬質基体上に固定しているので、このフェイス
ダウンボンディングを行うに当たって、熱応力の影響を
受けなくなって、FPCが変形したり、歪んだりしなく
なる。更に高密度配線の多層配線基板であるFPCによ
って、配線のショートや断線が生じるという問題点が解
消される。
【0015】また、複数の発熱抵抗体の配列方向にそっ
て溝部を有する放熱板の上にセラミック基板を配設し、
この溝部と勘合する頂部を有する支持体をその頂部が放
熱板の溝部を貫通するように配した構成であり、これに
より、その配列方向に支持体を移動させるだけで、微調
整でき、その配列方向とは直交するような方向に対する
位置合わせする必要がなく、その結果、高密度ファイン
ピッチの配線接続ができるので、セラミック基板上の個
別電極群や共通電極等と、FPC上の配線とを、高い精
度でもって電気的に個別接続できる。
【0016】
【実施例】
(例1)本例においては、請求項1に係るサーマルヘッ
ド11の構成を図1〜図3により説明する。なお、従来
ののサーマルヘッド1と同一機能を有するものは同一符
号を付す。図1はサーマルヘッド11の平面概略図(一
部等価回路図にて示す)であり、図2は図1中の切断面
線X−Xによる横断面図であって、アルミニウムや鉄等
から成る放熱板12の上にアルミナなどの電気絶縁性セ
ラミック基板13を設けている。このセラミック基板1
3の上にガラスからなる蓄熱層14を形成し、更にTa
N等からなる抵抗体膜と、Alなどからなる電極層とを
順次形成した後、フォトリソグラフィーによって共通電
極15と、発熱抵抗体16と、個別電極17とを形成す
る。この放熱板12は図3に示すような構成であり、複
数の発熱抵抗体16の配列方向にそって段差12aを有
する放熱板12の上段面12b上にセラミック基板13
を配設し、その放熱板12の下段面12c上に硬質基体
18を介してFPC19を設けた構造である。
【0017】上記FPC19は配線20と樹脂層21と
からなり、このFPC19の上にドライバーIC22を
搭載し、フェイスダウンボンディングにより半田バンプ
23を介して固定するとともに、配線24とも電気的に
導通させている。また、セラミック基板13の一方端部
に異方性導電膜25でもってFPC19を接着するとと
もに、このFPC19の配線20は異方性導電膜25を
介して共通電極15や個別電極17と電気的に接続され
る。
【0018】上記硬質基体18はFPC19を支持する
ために硬質材からなり、更に耐熱性に優れた材質により
構成する。たとえばガラエポ、ガラス、アルミニウム等
の金属等があり、これらの材質であれば、ドライバーI
C22をフェイスダウンボンディングする際にリフロー
(リフロー温度は約230℃程度である)しても変形し
ない。
【0019】上記放熱板12の上にセラミック基板13
や硬質基体18を固定するには、30〜100μmの厚
みのアクリル樹脂等による両面テープを用いる方法や、
あるいはエポキシ樹脂を塗布し、固定した後に120〜
150℃で30分〜1時間加熱して接着する方法があ
る。
【0020】上記硬質基体18上にFPC19を設ける
には、ボルト−ワッシャーなどにより複数箇所止めても
よいし、あるいは高温で分解しないポリイミドワニスな
どで接着してもよい。
【0021】上記のような構成のサーマルヘッド11を
組み立てる場合には、先ず放熱板12の上段面12b上
に、予め蓄熱層14、共通電極15、発熱抵抗体16、
個別電極17とが形成されたセラミック基板13を搭載
し、固定する。次にFPC19が接着固定された硬質基
体18を、放熱板12の下段面12c上に配置し、次い
で、異方性導電膜25によりFPC19の配線20と個
別電極17(もしくは共通電極15)とを導電させる。
その際、硬質基体18を段差12aの段差側面に当接さ
せ、スライドさせながら、この硬質基体18(FPC1
9)を所定の位置に設定することができ、したがって、
そのスライド方向にのみ微調整すれば、精度が高い接合
ができた。そして、この異方性導電膜25に対して加熱
加圧して接合が完了する。その後に、硬質基体18の長
手方向の両端部付近に接着材26を付けて、その接着材
26を放熱板12にまで付着させ、これにより、硬質基
体18を放熱板12の下段面12c上に固定することが
できた。
【0022】かくして上記構成のサーマルヘッド11に
よれば、FPC19上に設けた銅箔等の配線20、24
は、厚み20〜100μの程度にまで厚くできるので、
線幅を10〜30μmのきわめて細い幅で形成しても高
い精度となり、しかも、その配線抵抗も小さくなり、高
密度配線を集約的に設けることができた。そして、FP
C19上にドライバーIC22をハンダ溶着のフェイス
ダウンボンディングにより搭載して、高密度配線(12
本/mm以上)ができ、しかも、このFPC19におい
ては、その配線を電解メッキにより形成することができ
るので、無電解メッキに比べて著しく密着強度を高める
ことができた。
【0023】また、このサーマルヘッド11において
は、FPC22を硬質基体18上に固定しているので、
ドライバーIC22のフェイスダウンボンディングのハ
ンダ溶着に際して、温度が著しく高くなっても、高い剛
体である硬質基体18により、その熱応力の影響を受け
なくなって、FPC22が変形したり、歪んだりしなく
なった。
【0024】しかも、複数の発熱抵抗体16の配列方向
にそって硬質基体18を移動させるだけで、微調整がで
き、その配列方向と直交するような方向に対する位置合
わせする必要がなく、これによってセラミック基板13
上の個別電極17や共通電極15と、FPC19上の配
線20とを、高い精度でもって電気的に個別接続でき
た。
【0025】更にまた、異方性導電膜25によりFPC
19の配線20と個別電極17(もしくは共通電極1
5)とを導電接合させた後に、硬質基体18の長手方向
の両端部付近に接着材26を外観しながら付けているの
で、硬質基体18の裏面全体に接着材を付け、それを放
熱板12の固着し、圧接部材により押圧する必要がなく
なった。よって、後者の工程を取った場合には、若干の
ずれが避けられないが、そのような問題点が生じなくな
った。
【0026】(例2)本例においては、請求項2に係る
サーマルヘッド27の構成を図4〜図7により説明す
る。なお、(例1)のサーマルヘッド11と同一機能を
有するものは同一符号を付す。図4はサーマルヘッド2
7の平面概略図(一部等価回路図にて示す)であり、図
5は図4中の切断面線Y−Yによる横断面図であって、
アルミニウムや鉄等から成る放熱板28の上にアルミナ
などの電気絶縁性セラミック基板13を設け、このセラ
ミック基板13の上にガラスからなる蓄熱層14を形成
し、更に共通電極15と、発熱抵抗体16と、個別電極
17とを形成する。この放熱板28は図6に示すような
構成であり、複数の発熱抵抗体16の配列方向にそって
溝部28aを有する放熱板28の一主面上の広域面28
b上にセラミック基板13を配設する。また、図7に示
すように、この溝部28aと勘合する頂部29aを有す
る支持体29をその頂部29aが放熱板28の溝部28
aを貫通するように配している。そして、この頂部29
aの上にFPC19を設け、このFPC19上にフェイ
スダウンボンディングによりドライバーIC22を搭載
し、更にセラミック基板13の一方端部に異方性導電膜
25でもってFPC19を接着するとともに、このFP
C19の配線20は異方性導電膜25を介して共通電極
15や個別電極17と電気的に接続される。
【0027】上記支持体29はFPC19を支持するた
めに硬質材からなり、更に耐熱性に優れた材質により構
成する。たとえばガラエポ、ガラス、アルミニウム等の
金属等があり、これらの材質であれば、ドライバーIC
22をフェイスダウンボンディングする際にリフロー
(リフロー温度は約230℃程度である)しても変形し
ない。
【0028】上記放熱板28の上にセラミック基板13
を固定するには、30〜100μmの厚みのアクリル樹
脂等による両面テープを用いる方法や、あるいはエポキ
シ樹脂を塗布し、固定した後に120〜150℃で30
分〜1時間加熱して接着する方法がある。
【0029】上記支持体29上にFPC19を設けるに
は、ボルト−ワッシャーなどにより複数箇所止めてもよ
いし、あるいは高温で分解しないポリイミドワニスなど
で接着してもよい。
【0030】上記のような構成のサーマルヘッド27を
組み立てる場合には、先ず放熱板28上に、予め蓄熱層
14、共通電極15、発熱抵抗体16、個別電極17と
が形成されたセラミック基板13を搭載し、固定する。
次にFPC19が接着固定された支持体29を、溝部2
8aと頂部29aとが勘合するように支持体29を放熱
板28に配し、次いで、異方性導電膜25によりFPC
19の配線20と個別電極17(もしくは共通電極1
5)とを導電させる。その際、支持体29を放熱板28
の溝部28aの方向にそってスライドさせながら、この
支持体29(FPC19)を所定の位置に設定すること
ができ、したがって、そのスライド方向にのみ微調整す
れば、精度が高い接合ができた。そして、この異方性導
電膜25に対して加熱加圧して接合が完了する。その後
に、接着材30でもって、支持体29を放熱板28の固
着する。
【0031】かくして上記構成のサーマルヘッド27に
よれば、FPC19上に設けた銅箔等の配線20、24
は、厚み20〜100μの程度にまで厚くできるので、
線幅を10〜30μmのきわめて細い幅で形成しても高
い精度となり、しかも、その配線抵抗も小さくなり、高
密度配線を集約的に設けることができた。そして、FP
C19上にドライバーIC22をハンダ溶着のフェイス
ダウンボンディングにより搭載して、高密度配線(12
本/mm以上)ができ、しかも、このFPC19におい
ては、その配線を電解メッキにより形成することができ
るので、無電解メッキに比べて著しく密着強度を高める
ことができた。
【0032】また、このサーマルヘッド27において
は、FPC22を支持体29上に固定しているので、ド
ライバーIC22のフェイスダウンボンディングのハン
ダ溶着に際して、温度が著しく高くなっても、高い剛体
である支持体29により、その熱応力の影響を受けなく
なって、FPC22が変形したり、歪んだりしなくなっ
た。
【0033】しかも、複数の発熱抵抗体16の配列方向
にそって支持体29を移動させるだけで、微調整がで
き、その配列方向と直交するような方向に対する位置合
わせする必要がなく、これによってセラミック基板13
上の個別電極17や共通電極15と、FPC19上の配
線20とを、高い精度でもって電気的に個別接続でき
た。
【0034】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
変更や改善等は何ら差し支えない。
【0035】
【発明の効果】以上の通り、請求項1および請求項2の
サーマルヘッドによれば、FPC上に駆動回路素子をフ
ェイスダウンボンディングにより搭載し、そのFPCを
硬質基体上に固定しているので、このフェイスダウンボ
ンディングのハンダ溶着に際して、その熱応力の影響を
受けなくなって、FPCが変形したり、歪んだりしなく
なり、また、このFPCであれば、配線のショートや断
線が生じなく、これによって、高信頼性かつ高性能のサ
ーマルヘッドが提供できた。
【0036】また、本発明のいずれのサーマルヘッドに
おいても、複数の発熱抵抗体の配列方向にそってセラミ
ック基板や硬質基体あるいは支持体を移動させるだけ
で、微調整できるので、高密度ファインピッチの配線接
続ができ、これによって、セラミック基板上の個別電極
群や共通電極等と、FPC上の配線とを、高い精度でも
って電気的に個別接続でき、その結果、高信頼性かつ高
性能のサーマルヘッドが提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のサーマルヘッドの平面概略図である。
【図2】実施例のサーマルヘッドの横断面図である。
【図3】放熱板の斜視図である。
【図4】他の実施例のサーマルヘッドの平面概略図であ
る。
【図5】他の実施例のサーマルヘッドの横断面図であ
る。
【図6】放熱板の斜視図である。
【図7】支持体と放熱板との組合せ配設構造を示す斜視
図である。
【図8】従来のサーマルヘッドの外観図である。
【符号の説明】
12、28 放熱板 12a 段差 13 セラミック基板 14 蓄熱層 15 共通電極 16 発熱抵抗体 17 個別電極 18 硬質基体 19 FPC 22 ドライバーIC 25 異方性導電膜 29 支持体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱抵抗体と、複数の発熱抵抗体
    のそれぞれ一方端に接続された個別電極群と、複数の発
    熱抵抗体の他方端を共通に接続して成る共通電極とを設
    けたセラミック基板を、複数の発熱抵抗体の配列方向に
    そって段差を有する放熱板の上段面上に配設し、該放熱
    板の下段面上に硬質基体を介してFPCを設け、このF
    PC上に複数の発熱抵抗体の発熱を制御すべく駆動回路
    素子をフェイスダウンボンディングにより搭載して成る
    サーマルヘッド。
  2. 【請求項2】 複数の発熱抵抗体と、複数の発熱抵抗体
    のそれぞれ一方端に接続された個別電極群と、複数の発
    熱抵抗体の他方端を共通に接続して成る共通電極とを設
    けたセラミック基板を、複数の発熱抵抗体の配列方向に
    そって溝部を有する放熱板の上に配設し、該溝部と勘合
    する頂部を有する支持体をその頂部が放熱板の溝部を貫
    通するように配し、この頂部の上にFPCを設け、更に
    このFPC上に複数の発熱抵抗体の発熱を制御すべく駆
    動回路素子をフェイスダウンボンディングにより搭載し
    て成るサーマルヘッド。
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