JPH08118494A - 耐熱性プラスチック組成物及びシート - Google Patents

耐熱性プラスチック組成物及びシート

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JPH08118494A
JPH08118494A JP6252511A JP25251194A JPH08118494A JP H08118494 A JPH08118494 A JP H08118494A JP 6252511 A JP6252511 A JP 6252511A JP 25251194 A JP25251194 A JP 25251194A JP H08118494 A JPH08118494 A JP H08118494A
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健司 鍋田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐熱性プラスチック組成物及びシートを得
る。 【構成】 ポリフェニレンエーテル樹脂をa重量部、ポ
リスチレン系樹脂をb重量部及びエラストマー成分をc
重量部の特定割合に含有する耐熱性プラスチック組成物
からなる押出成形シートで、そのシート厚みが0.1m
m〜1.5mmで、かつ、そのシート物性がJIS規格
K6732に準拠した縦方向の引張弾性率の数値とし
て、100Kg/mm2 〜200Kg/mm2 であり、
また、JIS規格P8115に準拠した耐折強度とし
て、1000回以上である耐熱性プラスチックシート及
びその組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性、引張弾性率及
び耐折強度に優れ、電子部品の包装用に用いられるキャ
リアテープ及びトレー等に好適な耐熱性プラスチック組
成物及びシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品の包装用に用いられるキ
ャリアテープ及びトレーとしては、耐衝撃性ポリスチレ
ン及びポリ塩化ビニル等のシートを真空成形したもの等
が用いられている。これらの樹脂は、強度等の物性は優
れているが、耐熱性に劣る欠点を有しており、耐熱性の
必要な工程には、使用できない欠点があった。このた
め、耐熱性を有し、引張弾性率及び耐折強度に優れたシ
ートが要望されているが、この要求を満足するものはな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる欠点
を解決するものであり、ポリフェニレンエーテル樹脂、
ポリスチレン系樹脂及びエラストマー成分を特定割合に
含有した耐熱性プラスチック組成物からなる押出成形シ
ートで、そのシート厚みが0.1mm〜1.5mmで、
かつ、そのシート物性がJIS規格K6732に準拠し
た縦方向の引張弾性率の数値として、100Kg/mm
2 〜200Kg/mm2 であり、また、JIS規格P8
115に準拠した耐折強度として、1000回以上であ
る耐熱性プラスチックシート及びその組成物を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、ポリフェニレンエーテル樹脂をa重量部、ポ
リスチレン系樹脂をb重量部及びエラストマー成分をc
重量部の割合に含有し、a、b及びcが下式を満足する
耐熱性プラスチック組成物からなる押出成形シートで、
そのシート厚みが0.1mm〜1.5mmで、かつ、そ
のシート物性がJIS規格K6732に準拠した縦方向
の引張弾性率の数値として、100Kg/mm2 〜20
0Kg/mm2 であり、また、JIS規格P8115に
準拠した耐折強度として、1000回以上であることを
特徴とする耐熱性プラスチックシートである。 a+b=100 a:b=(20〜90):(10〜80) (a+b):c=100:(5〜20) 本発明の第2の発明は、ポリフェニレンエーテル樹脂を
a重量部、ポリスチレン系樹脂をb重量部、エラストマ
ー成分をc重量部及びポリオルガノシロキサン系化合物
をd重量部の割合に含有し、a、b、c及びdが下式を
満足する耐熱性プラスチック組成物からなる押出成形シ
ートで、そのシート厚みが0.1mm〜1.5mmで、
かつ、そのシート物性がJIS規格K6732に準拠し
た縦方向の引張弾性率の数値として、100Kg/mm
2 〜200Kg/mm2 であり、また、JIS規格P8
115に準拠した耐折強度として、1000回以上であ
ることを特徴とする耐熱性プラスチックシートである。 a+b=100 a:b=(20〜90):(10〜80) (a+b):c=100:(5〜20) (a+b):d=100:(0.05〜5) 本発明の第3の発明は、第1の発明の材料として、特に
好ましい耐熱性プラスチック組成物であって、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂をa重量部、ポリスチレン系樹脂を
b重量部及びスチレン−共役ジエン共重合体エラストマ
ーの水素添加物をc重量部の割合に含有し、a、b及び
cが下式を満足する耐熱性プラスチック組成物である。 a+b=100 a:b=(20〜90):(10〜80) (a+b):c=100:(5〜20) 本発明の第4の発明は、第2の発明の耐熱性プラスチッ
クシートの材料として、特に好ましい耐熱性プラスチッ
ク組成物であって、ポリフェニレンエーテル樹脂をa重
量部、ポリスチレン系樹脂をb重量部、エラストマー成
分をc重量部及びポリオルガノシロキサン系化合物をd
重量部の割合に含有し、a、b、c及びdが下式を満足
する耐熱性プラスチック組成物である。 a+b=100 a:b=(20〜90):(10〜80) (a+b):c=100:(5〜20) (a+b):d=100:(0.05〜5)
【0005】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明のポリフェニレンエーテル樹脂としては、米国特許明
細書3,383,435 号に記載されているホモポリマーあるい
はコポリマーが使用できる。本発明のスチレン系樹脂と
しては、耐衝撃の強化がなされた耐衝撃ポリスチレン樹
脂(通常、HIと略記される)又は耐衝撃ポリスチレン
樹脂と透明ポリスチレン樹脂(スチレン単独重合体、通
常、GPと略記される)の混合物が使用できる。
【0006】本発明のエラストマー成分としては、スチ
レン−共役ジエン共重合体エラストマー及びその水素添
加物、エチレン−αオレフィン共重合体エラストマー及
びエチレン−有機酸エステル共重合体エラストマーの中
から選ばれた少なくとも一つのエラストマー成分が使用
できる。好ましくは、スチレン−共役ジエン共重合体エ
ラストマー及びその水素添加物であり、特に好ましく
は、スチレン−共役ジエン共重合体エラストマーの水素
添加物である。
【0007】スチレン−共役ジエン共重合体エラストマ
ー及びその水素添加物の具体的例としては、スチレン−
ブタジエンランダム共重合体、スチレン−イソプレンラ
ンダム共重合体、スチレン−ブタジエンブロック共重合
体、スチレン−イソプレンブロック共重合体及びそれら
共重合体の水素添加物が挙げられる。ここで言う水素添
加物とは共役ジエンの90%以上が水素添加されたもの
をいう。共重合体中のスチレンと共役ジエン(又はその
水素添加物)の重量比率は10/90〜85/15が好
ましく、20/80〜80/20が特にこのましい。共
重合体の流動指数を示すメルトインデックス(測定条
件:ASTMD1238、200℃×5kg)は、0.
01〜200g/10minが好ましい。
【0008】エチレン−αオレフィン共重合体エラスト
マーの具体的例としては、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−1ブテン共重合体、エチレン−1ヘキセ
ン共重合体等等が挙げられる。エチレン−αオレフィン
共重合体の密度は、0.85〜0.91g/cm2 が好
ましく、メルトインデックス(ASTMD1238、1
90℃×2.16kg)は、0.1〜50g/10mi
nが好ましい。
【0009】エチレン−有機酸エステル共重合体エラス
トマーの具体的例としては、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレ
ン−ブチルアクリレート共重合体等が挙げられる。エチ
レン−エチルアクリレート共重合体において、エチレン
とエチルアクリレートの重量比率は、97/3〜70/
30が好ましい。メルトインデックス(ASTMD12
38、190℃×2.16kg)は、0.1〜500g
/10minが好ましい。
【0010】本発明における耐熱性プラスチック組成物
は、滑剤としてポリオルガノシロキサン系化合物を含有
することが好ましい。このポリオルガノシロキサン系化
合物は、好ましくは、重合度100以上のものであり、
特に好ましくは重合度1000以上のものである。具体
的には、ジメチルシリコーン、メチルフェニルシリコー
ン、アルキルメチルシリコーン及びそれらの変成物や架
橋物等が使用できる。さらに、本発明の耐熱性プラスチ
ック組成物は、さらに、必要に応じ酸化防止剤、帯電防
止剤、導電化剤等の添加剤を物性が著しく低下しない範
囲で含有することができる。
【0011】本発明の耐熱性プラスチックシート(以下
シートと略記することがある)は、ポリフェニレンエー
テル樹脂をa重量部、ポリスチレン系樹脂をb重量部及
びエラストマー成分をc重量部の割合に含有する耐熱性
プラスチック組成物からなり、a重量部とb重量部の合
計量を100重量部とした時に、a:bが(20〜9
0):(10〜80)であり、好ましくは、a:bが
(40〜90):(10〜60)である。ポリフェニレ
ンエーテル樹脂のa重量部が20未満であると、耐熱性
が得られず、90を越えるとシート加工性及び成形性が
低下する。又、a重量部とb重量部の合計量を100重
量部とした時に、(a+b):cが100:(5〜2
0)であり、特に好ましくは、(a+b):cが10
0:(6〜19)である。エラストマー成分のc重量部
が5未満であると、耐折強度が低下し、20を越えると
引張弾性率が低下する。本発明のシート用として、ポリ
フェニレンエーテル樹脂をa重量部、ポリスチレン系樹
脂をb重量部、エラストマー成分をc重量部及びポリオ
ルガノシロキサン系化合物をd重量部の割合に含有する
耐熱性プラスチック組成物からなり、a重量部とb重量
部の合計量を100重量部とした時に、a:bが(20
〜90):(10〜80)であり、(a+b):dが1
00:(0.05〜5)である耐熱性プラスチック組成
物が用いられる。dが0.05未満では滑剤の作用が発
揮されず、5を越えるとシート物性が低下する。
【0012】本発明のシートの厚みは、0.1mm〜
1.5mmであり、好ましくは、0.1mm〜1.0m
mであり、特に好ましくは、0.1mm〜0.5mmで
ある。本発明のシート物性は、JIS規格K6732に
準拠した縦方向の引張弾性率の数値として、100Kg
/mm2 〜200Kg/mm2 であり、好ましくは、1
05Kg/mm2 〜180Kg/mm2 である。また、
JIS規格P8115に準拠した耐折強度として、10
00回以上、好ましくは、1100回以上である。本発
明のシートは、シートを構成する原材料のa、b及び
c、さらには、dの割合が、本発明の範囲であり、か
つ、異なる構成の原材料の組成物からなるシートを2層
以上積層した多層シートであってもよい。
【0013】本発明の耐熱性プラスチックシートは、押
出成形されたシートであり、そのシートを製造方法は、
特に限定されるものではないが、一般的には、原材料の
ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリスチレン系樹脂及び
エラストマー成分を混合したもの又はこれら混合物を二
軸押出機、連続混練機などの混練機によって混練りして
得たペレットを、Tダイスを設置したシート押出成形設
備にて単層シート化もしくは共押出法にて複層シート化
する方法が用いられる。又、前記シートは、例えば、真
空成形、圧空成形及び熱プレス等の方法で所望の形状に
加工し、電子部品の包装用に用いられるキャリアテープ
及びトレー等に用いることができる。
【0014】
【実施例】
実施例1 ポリフェニレンエーテル樹脂(三菱瓦斯化学(株)社
製、商品名「YPX」、PPEと略記する)72重量
部、スチレン系樹脂(PSと略記する)として耐衝撃性
ポリスチレン樹脂(電気化学工業(株)製、商品名「デ
ンカスチロールHI」、)28重量部とエラストマー成
分のスチレン−ブタジエンブロック共重合体の水素添加
物(スチレン含量40重量%、メルトインデックス0.
7g/10min)12重量部を混合し、混練機により
ペレットを作成し、このペレットを用いシート押出成形
設備にて、厚さ0.2mmのシートを作成した。各原材
料の配合割合及びシートの物理的性質を表1に示す。
【0015】実施例2 実施例1において、スチレン−ブタジエンブロック共重
合体の水素添加物に代えて、スチレン−ブタジエンブロ
ック共重合体(スチレン含量35重量%、メルトインデ
ックス3.0g/10min)用いた以外は同様に行っ
た。各原材料の配合割合及びシートの物理的性質を表1
に示す。 実施例3 実施例1において、スチレン−ブタジエンブロック共重
合体の水素添加物に代えて、エチレン−1ブテンランダ
ム共重合体エラストマー(三井石油化学(株)社製、商
品名「タフマー」、密度0.89g/cm2 、メルトイ
ンデックス3.6g/10min)を用いた以外は同様
に行った。各原材料の配合割合及びシートの物理的性質
を表1に示す。
【0016】実施例4 実施例1において、スチレン−ブタジエンブロック共重
合体の水素添加物に代えて、エチレン−エチルアクリレ
ートランダム共重合体エラストマー(日本ユニカー社
(株)社製、商品名「NUCコポリマー」、エチレン含
量82重量%、メルトインデックス6.0g/10mi
n)をもちいた。各原材料の配合割合及びシートの物理
的性質を表1に示す。 実施例5〜6 実施例1において、ポリフェニレンエーテル樹脂とスチ
レン系樹脂の重量比率を変えた以外は同様におこなた。
各原材料の配合割合及びシートの物理的性質を表1に示
す。
【0017】実施例7〜8 実施例1において、スチレン−ブタジエンブロック共重
合体の水素添加物の重量比率を変えた以外は同様におこ
なた。各原材料の配合割合及びシートの物理的性質を表
1に示す。 実施例9 実施例1において、ポリフェニレンエーテル樹脂72重
量部、耐衝撃性ポリスチレン樹脂28重量部とエラスト
マー成分12重量部にさらに滑剤としてジメチルシロキ
サン2重量部を加えた以外は同様におこなった。各原材
料の配合割合及びシートの物理的性質を表1に示す。
【0018】比較例1 実施例1において、スチレン−ブタジエンブロック共重
合体の水素添加物を混合しなかった以外は同様に行っ
た。各原材料の配合割合及びシートの物理的性質を表1
に示す。 比較例2 実施例1において、ポリフェニレンエーテル樹脂とスチ
レン系樹脂の重量比率を変えた以外は同様におこなた。
各原材料の配合割合及びシートの物理的性質を表1に示
す。
【0019】比較例3〜4 実施例1において、スチレン−ブタジエンブロック共重
合体の水素添加物の混合比率を変えた以外は同様におこ
なた。各原材料の配合割合及びシートの物理的性質を表
1に示す。 比較例5 実施例1において、シートの厚みを2.0とした以外は
同様に行った。各原材料の配合割合及びシートの物理的
性質を表1に示す。
【0020】以下にシートの物理的性質の測定法を示
す。 (イ)耐折強度 JIS規格P8115に準拠し、試験用に作製したシー
トを幅15mm、長さ110mmにカットし、耐折試験
機にて荷重1000gをかけて、左右各135°の屈曲
を行い、シートが破断するまでの回数を測定した。 (ロ)引張弾性率 JIS規格K6732に準拠し、引張速度200mm/
minにおける測定値である。 (ハ)耐熱性 シートを15cm幅にカットし、真空成形機にて10m
m角で深さ6mmの複数のエンボスをもったキャリアテ
ープを作製した。これを、オーブン中で、100℃で3
0分加熱し、エンボスの変形を外観観察した。外観の変
形のないものを○(良好)、外観の変形のあるものを×
(不良)とした。
【0021】
【表1】 (注1)シートの真空成形にてキャリアテープを作製できなかった。
【0022】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明により、ポリ
フェニレンエーテル樹脂、ポリスチレン系樹脂及びエラ
ストマー成分を特定割合に含有した耐熱性プラスチック
組成物からなる押出成形シートで、そのシート厚みが
0.1mm〜1.5mmで、かつ、そのシート物性がJ
IS規格K6732に準拠した縦方向の引張弾性率の数
値として、100Kg/mm2 〜200Kg/mm2
あり、また、JIS規格P8115に準拠した耐折強度
として、1000回以上である耐熱性プラスチックシー
ト及びその組成物を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 25:04 83:04 9:06) (C08L 71/12 25:04 83:00 23:00) B29K 25:00 71:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリフェニレンエーテル樹脂をa重量
    部、ポリスチレン系樹脂をb重量部及びエラストマー成
    分をc重量部の割合に含有し、a、b及びcが下式を満
    足する耐熱性プラスチック組成物からなる押出成形シー
    トで、そのシート厚みが0.1mm〜1.5mmで、か
    つ、そのシート物性がJIS規格K6732に準拠した
    縦方向の引張弾性率の数値として、100Kg/mm2
    〜200Kg/mm2 であり、また、JIS規格P81
    15に準拠した耐折強度として、1000回以上である
    ことを特徴とする耐熱性プラスチックシート。 a+b=100 a:b=(20〜90):(10〜80) (a+b):c=100:(5〜20)
  2. 【請求項2】 ポリフェニレンエーテル樹脂をa重量
    部、ポリスチレン系樹脂をb重量部、エラストマー成分
    をc重量部及びポリオルガノシロキサン系化合物をd重
    量部の割合に含有し、a、b、c及びdが下式を満足す
    る耐熱性プラスチック組成物からなる押出成形シート
    で、そのシート厚みが0.1mm〜1.5mmで、か
    つ、そのシート物性がJIS規格K6732に準拠した
    縦方向の引張弾性率の数値として、100Kg/mm2
    〜200Kg/mm2 であり、また、JIS規格P81
    15に準拠した耐折強度として、1000回以上である
    ことを特徴とする耐熱性プラスチックシート。 a+b=100 a:b=(20〜90):(10〜80) (a+b):c=100:(5〜20) (a+b):d=100:(0.05〜5)
  3. 【請求項3】 ポリフェニレンエーテル樹脂をa重量
    部、ポリスチレン系樹脂をb重量部及びスチレン−共役
    ジエン共重合体エラストマーの水素添加物をc重量部の
    割合に含有し、a、b及びcが下式を満足する耐熱性プ
    ラスチック組成物。 a+b=100 a:b=(20〜90):(10〜80) (a+b):c=100:(5〜20)
  4. 【請求項4】 ポリフェニレンエーテル樹脂をa重量
    部、ポリスチレン系樹脂をb重量部、エラストマー成分
    をc重量部及びポリオルガノシロキサン系化合物をd重
    量部の割合に含有し、a、b、c及びdが下式を満足す
    る耐熱性プラスチック組成物。 a+b=100 a:b=(20〜90):(10〜80) (a+b):c=100:(5〜20) (a+b):d=100:(0.05〜5)
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WO2003041957A1 (fr) 2001-11-16 2003-05-22 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Feuille

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003041957A1 (fr) 2001-11-16 2003-05-22 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Feuille
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