JPH08118039A - 抵抗ろう付方法 - Google Patents
抵抗ろう付方法Info
- Publication number
- JPH08118039A JPH08118039A JP26495194A JP26495194A JPH08118039A JP H08118039 A JPH08118039 A JP H08118039A JP 26495194 A JP26495194 A JP 26495194A JP 26495194 A JP26495194 A JP 26495194A JP H08118039 A JPH08118039 A JP H08118039A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- brazing
- filler metal
- brazing filler
- electrode
- Prior art date
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単位ろう材片を連続的に接合面に供給するこ
とができる抵抗ろう付方法を提供する。 【構成】 単位ろう材片6の多数を細幅の連結部7によ
り一連に連結しておき、その先端の単位ろう材片6を母
材3上に送り、下部電極1と上部電極2とにより加圧通
電してろう付する。これと同時に、前記母材3上に送ら
れた単位ろう材片6よりも一つ後側の単位ろう材片6に
切断用電極10を接触させて通電し、両者間を連結して
いる連結部7を溶断する。
とができる抵抗ろう付方法を提供する。 【構成】 単位ろう材片6の多数を細幅の連結部7によ
り一連に連結しておき、その先端の単位ろう材片6を母
材3上に送り、下部電極1と上部電極2とにより加圧通
電してろう付する。これと同時に、前記母材3上に送ら
れた単位ろう材片6よりも一つ後側の単位ろう材片6に
切断用電極10を接触させて通電し、両者間を連結して
いる連結部7を溶断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀ろう等を用いた抵抗
ろう付方法の改良に関するものである。
ろう付方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の抵抗ろう付方法は、図3に示すよ
うに小さく切った銀ろう等のろう材21をピンセット2
2により母材23の上に乗せたうえ、これとろう付され
る他方の母材24を乗せて下部電極25と上部電極26
で加圧通電し、抵抗ろう付を行うものであった。
うに小さく切った銀ろう等のろう材21をピンセット2
2により母材23の上に乗せたうえ、これとろう付され
る他方の母材24を乗せて下部電極25と上部電極26
で加圧通電し、抵抗ろう付を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来のものにあっては、1回のろう付毎にろう材21を手
作業によりピンセット22に挟んだうえ母材23の上に
乗せなければならず、手数がかかるうえ、的確な位置に
銀ろう21を乗せるには熟練を要するという問題があっ
た。そのため、所定の大きさのろう材を連続的に接合面
に供給することのできる抵抗ろう付方法が待望されてい
た。
来のものにあっては、1回のろう付毎にろう材21を手
作業によりピンセット22に挟んだうえ母材23の上に
乗せなければならず、手数がかかるうえ、的確な位置に
銀ろう21を乗せるには熟練を要するという問題があっ
た。そのため、所定の大きさのろう材を連続的に接合面
に供給することのできる抵抗ろう付方法が待望されてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の待望に応
えて開発されたものであり、単位ろう材片の多数を細幅
の連結部により一連に連結しておき、その先端の単位ろ
う材片を母材上に送り、下部電極と上部電極とにより加
圧通電してろう付するとともに、前記母材上に送られた
単位ろう材片よりも一つ後側の単位ろう材片に切断用電
極を接触させて通電し、両者間を連結している連結部を
溶断することを特徴とするものである。
えて開発されたものであり、単位ろう材片の多数を細幅
の連結部により一連に連結しておき、その先端の単位ろ
う材片を母材上に送り、下部電極と上部電極とにより加
圧通電してろう付するとともに、前記母材上に送られた
単位ろう材片よりも一つ後側の単位ろう材片に切断用電
極を接触させて通電し、両者間を連結している連結部を
溶断することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の抵抗ろう付方法は、単位ろう材片の多
数を細幅の連結部により一連に連結したものを使用し、
母材上に送られた単位ろう材片よりも一つ後側の単位ろ
う材片に切断用電極を接触させて通電し、両者間を連結
している連結部を溶断するようにしたので、1回のろう
付に用いられる単位ろう材片のみを自動的に母材上の定
位置に供給することができる。
数を細幅の連結部により一連に連結したものを使用し、
母材上に送られた単位ろう材片よりも一つ後側の単位ろ
う材片に切断用電極を接触させて通電し、両者間を連結
している連結部を溶断するようにしたので、1回のろう
付に用いられる単位ろう材片のみを自動的に母材上の定
位置に供給することができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1及び図2に基づ
き詳細に説明する。1及び2はろう付用の下部電極及び
可動の上部電極である。この下部電極1の上に位置する
母材3の上面に後述するろう材4を乗せたうえ、これと
ろう付される母材5を上部に送り込んで上部電極2を白
抜きの矢印に示すように押し下げ、下部電極1と上部電
極2との間で加圧するとともに、ろう付用電源13から
通電して抵抗ろう付を行うものである。
き詳細に説明する。1及び2はろう付用の下部電極及び
可動の上部電極である。この下部電極1の上に位置する
母材3の上面に後述するろう材4を乗せたうえ、これと
ろう付される母材5を上部に送り込んで上部電極2を白
抜きの矢印に示すように押し下げ、下部電極1と上部電
極2との間で加圧するとともに、ろう付用電源13から
通電して抵抗ろう付を行うものである。
【0007】本発明において使用されるろう材4は、図
2に示すように1回のろう付に使用される単位ろう材6
を細幅の連結部7により連結して一連に形成したもの
で、図2の実施例では帯状の銀ろう板にスリット8を打
ち抜くことにより製造されている。そして図1に示した
送り爪装置9をスリット8に係止させることにより、ま
たは手作業により、一ピッチ毎に間欠的に送られるもの
とされている。
2に示すように1回のろう付に使用される単位ろう材6
を細幅の連結部7により連結して一連に形成したもの
で、図2の実施例では帯状の銀ろう板にスリット8を打
ち抜くことにより製造されている。そして図1に示した
送り爪装置9をスリット8に係止させることにより、ま
たは手作業により、一ピッチ毎に間欠的に送られるもの
とされている。
【0008】まず、このろう材4の先端の単位ろう材片
6を母材3上に送り、上記したように下部電極1と上部
電極2とにより加圧通電して母材3と母材5とのろう付
を行う。また図1に示すように、母材上に送られた単位
ろう材片6よりも一つ後側の単位ろう材片6と接触する
位置に切断用電極10が設けられており、この切断用電
極10を上部電極2と同時に下向させ、切断用電源11
により通電する。
6を母材3上に送り、上記したように下部電極1と上部
電極2とにより加圧通電して母材3と母材5とのろう付
を行う。また図1に示すように、母材上に送られた単位
ろう材片6よりも一つ後側の単位ろう材片6と接触する
位置に切断用電極10が設けられており、この切断用電
極10を上部電極2と同時に下向させ、切断用電源11
により通電する。
【0009】その結果、先端の単位ろう材片6と一つ後
側の単位ろう材片6との間の細幅の連結部7に集中的に
電源が流れ、この連結部7は溶断される。従って、同様
の操作を繰り返すことにより、自動的に単位ろう材片6
を母材上に的確に供給してろう付を行うことができるも
のである。なお、12は切断用電極10の加圧力を受け
る絶縁台である。
側の単位ろう材片6との間の細幅の連結部7に集中的に
電源が流れ、この連結部7は溶断される。従って、同様
の操作を繰り返すことにより、自動的に単位ろう材片6
を母材上に的確に供給してろう付を行うことができるも
のである。なお、12は切断用電極10の加圧力を受け
る絶縁台である。
【0010】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、単位ろう材片を連続的に接合面に供給することがで
きるものであり、従来の問題点を解決した抵抗ろう付方
法として、業界に寄与するところ大なものである。
に、単位ろう材片を連続的に接合面に供給することがで
きるものであり、従来の問題点を解決した抵抗ろう付方
法として、業界に寄与するところ大なものである。
【図1】本発明の実施例を示す概略図である。
【図2】本発明の実施例の要部を示す斜視図である。
【図3】従来例を示す斜視図である。
1 下部電極 2 上部電極 3 母材 4 ろう材 5 母材 6 単位ろう材 7 連結部 8 スリット 9 送り爪装置 10 切断用電極 11 切断用電源 12 絶縁台 13 ろう付用電源
Claims (1)
- 【請求項1】 単位ろう材片の多数を細幅の連結部によ
り一連に連結しておき、その先端の単位ろう材片を母材
上に送り、下部電極と上部電極とにより加圧通電してろ
う付するとともに、前記母材上に送られた単位ろう材片
よりも一つ後側の単位ろう材片に切断用電極を接触させ
て通電し、両者間を連結している連結部を溶断すること
を特徴とする抵抗ろう付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6264951A JP2542180B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 抵抗ろう付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6264951A JP2542180B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 抵抗ろう付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08118039A true JPH08118039A (ja) | 1996-05-14 |
JP2542180B2 JP2542180B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=17410469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6264951A Expired - Lifetime JP2542180B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 抵抗ろう付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542180B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013092083A1 (de) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum verbinden von werkstücken und verbindungsvorrichtung |
JP2016203215A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 株式会社フジクラ | 接合方法 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP6264951A patent/JP2542180B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013092083A1 (de) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum verbinden von werkstücken und verbindungsvorrichtung |
CN103998171A (zh) * | 2011-12-20 | 2014-08-20 | 西门子公司 | 用于连接工件的方法和连接装置 |
JP2016203215A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 株式会社フジクラ | 接合方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2542180B2 (ja) | 1996-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960604 |