JPH08117572A - 分離膜モジュール用架台装置 - Google Patents
分離膜モジュール用架台装置Info
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- JPH08117572A JPH08117572A JP6281164A JP28116494A JPH08117572A JP H08117572 A JPH08117572 A JP H08117572A JP 6281164 A JP6281164 A JP 6281164A JP 28116494 A JP28116494 A JP 28116494A JP H08117572 A JPH08117572 A JP H08117572A
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Abstract
る筒型の分離膜モジュール用架台装置を提供する。 【構成】 筒型分離膜モジュールAの支持ユニットB
は、凹部10cを重ね合わせ面に設けた一対のブロック
10a,10bから成り、ブロック10a,10bは、
その一端に設けた蝶番を支点として回動開閉自在に結合
し、他端に両ブロックを離合自在に連結するバックル型
掛止め金具12a,12bを設けた構造とし、前記支持
ユニットBを積み重ね可能にした。 【効果】 バックル型掛止め金具12a,12bを外し
て、ブロック10aを開くだけで、モジュールAの着脱
作業が簡単容易にできる。また、モジュールの出し入れ
は、長さ方向でなく、上下方向で行われるので、モジュ
ール設置現場に余分のスペースがなくてもすむ。
Description
台装置に係るもので、特に筒型の分離膜モジュールの設
置に好適な架台装置の改良に関する。
り濾過する分離膜の利用が急増している。例えば、バ
イオ、半導体、精密機器の技術分野で要求される高度産
業用水、フロン系洗浄の縮少と水洗浄の回帰を目的と
する洗浄用水の再利用化、非熱分離の必要性(医業、
バイオ、食品、化学)に対する分離精製への活用等に前
記分離膜は欠くべからざる部材として多用されている。
5に示すように、筒型の分離膜モジュールAの形態で使
われることが多い。同図において、1は筒体(通称、ベ
ッセル)、2は筒体に直列に挿入配置された膜素材(通
称エレメント)、3は流入口、4は透過水出口、5は濃
縮水出口、6はエレメントに付帯したパッキンであり、
全体は分離膜モジュールと呼ばれ、その大きさは直径1
0cm〜20cm、長さ約1m、重量10Kg〜25Kg程度の
ものが市販されている。
しては、1本の場合には、一般に、図6に示すように、
間隔をとって配置した脚台6,6のうえに分離膜モジュ
ールを掛け渡し、その両端側を押え込むように係合した
Uボルト7が脚台6の裏面に突出する先端にナット(図
示してない)を螺着して締め付け固定する手段が適用さ
れている。
置する場合には、図7に示すように、間隔をとって配置
した多段棚8,8間に筒型分離膜モジュールAを掛け渡
し、各棚の分離膜モジュール両側を前記と同様にUボル
ト7とナットを用いて固定する手段が適用されている。
ールの適切な膜利用法には、膜のコンデションを最良に
して使用する必要があり、1は定期的な膜の薬品洗浄
(週1回〜月1回)、2は定期的な膜の交換(半年1回
〜3年1回)が必要不可欠とされている。しかし、図6
および図7に示したUボルトによるモジュール固定手段
は、初めから完全固定ないし半固定を目的としたもので
あるから、膜の薬品洗浄や膜の交換はモジュール設置場
所で行わざるを得ない現状にあり、それがため、下記よ
うな問題点がある。
(半日から1日)、(2)薬品洗浄時、薬品を無害化す
るため、専用の排水処理設備が必要、(3)薬品洗浄に
は、専用の薬品溶解タンク等、洗浄設備が必要である。 膜の交換: (1)交換時、膜または水ラインの停止が不可避である
(数時間から半日)、(2)交換時、膜やパッキンを傷
つける可能性がある。
たものであって、筒型の分離膜モジュールの洗浄や交換
が必要とされたとき、その分離膜モジュールを新しいモ
ジュールと簡単容易に取り替えることを可能とした着脱
自在な筒型分離膜モジュール用架台装置を提供すること
を主たる目的としている。
ュール用架台装置は、筒型の分離膜モジュールの筒部を
嵌め込める凹部を重ね合わせ面に設けた一対のブロック
が、その一端に設けた支軸を支点として回動開閉自在に
結合され、かつブロックの他端に両ブロックを離合自在
に連結する掛止め金具が設けられた構造体がモジュール
支持ユニットとされ、このモジュール支持ユニットが積
み重ね可能に構成されていることを要旨としている。
いる離合自在な掛止め金具を外してブロックを開放状態
にすることにより、筒型分離膜モジュールを新しいモジ
ュールと簡単容易に交換することができる。したがっ
て、膜を別に設けた洗浄専用の場所に移して効果的な洗
浄を行うことが可能となり、設置現場では分離膜モジュ
ールの洗浄に必要な種々の設備は不必要となる。
図において、Bは筒型分離膜モジュールの支持ユニッ
ト、10a,10bは支持ユニットを構成する上下一対
のブロックである。
じ寸法に形成されている。前記ブロックは金属材で形成
するのが好ましいが、必要な強度を有する材料であれ
ば、プラスチック、木材等の他の材料を任意に選択使用
できる。
の一端に設けた蝶番11を支点として回動開閉自在に結
合され、他端には離合自在なバックル型掛止め金具12
a,12bが設けられ、この掛止め金具により両ブロッ
クの連結・解放が簡単容易にできるように構成されてい
る。ブロック10a,10bの重ね合わせ面には、前述
した筒型分離型モジュールAの筒部を嵌め込める半円状
の凹部10c,10cが設けられている。
11および掛止め金具12a,12bのある左右両板面
に孔付き突片13,14が設けられている。この孔付き
突片13は、前記一対のブロック10a,10bから成
るモジュール支持ユニットBを積み重ねて使用する際、
積み重ねた一対のブロックを安定よく保持するため、ボ
ルトを通してナットをかけてブロック同士を補助的に連
結するのに用いられるものである。他方の孔付き突片1
4は、積み重ねたモジュール支持ユニットBをさらに横
に並べて配置した場合に、隣り合うブロック同士をボル
ト・ナットで連結するように用いられるものである。ま
た、図2に示すように、最下段のブロック10bの孔付
き突片13は、基板15へのボルト固定金具の一部とし
て併用できる。さらにまた、最上段のブロック10aの
孔付き突片13は積み重ねたモジュール支持体の釣り下
げ用金具として用いることができる。
14の代りにバックル型掛止め金具を使用してもよく、
その場合、基板15に固定する金具は別に設ければよ
い。また釣り下げ用金具に代ってブロックの一部に釣り
下げ用フック孔を設けることもできる。
用いて筒型分離膜モジュールAを現場に設置するには、
所要の間隔をとって支持ユニットB,Bを基板上にそれ
ぞれ据付け、ブロック10aを開き、凹部10cにモジ
ュールの筒部を嵌め込んだあと、ブロック10aを閉じ
て掛止め金具12a,12bにより上下ブロックを連結
する。さらにその上に別のモジュール支持ユニットBを
順次に積み重ね、前記と同様な作業を行って所要本数の
モジュール設置を完了する。また、必要に応じ、孔付き
突片13を利用してモジュール支持ユニット同士を連結
する。
た、モジュール交換時には、前記と逆の作業を行えばよ
く、その作業にも手数がかからない。加えて、前記モジ
ュール交換作業にあっては、モジュールの出し入れは、
モジュール長さ方向ではなく、上下方向で行われるの
で、モジュール設置現場に余分のスペースが無くても、
モジュールの出し入れが容易にできる。
から、現場でのモジュール洗浄交換は不必要となり、し
たがってモジュール洗浄に必要な薬品溶解タンク、洗浄
設備、薬品を無害化するための専用の排水処理設備等の
設置と、それらのためのスペースも不必要となるばかり
でなく、洗浄時の水ラインの停止が最小限ですむ等の副
次的効果がある。
ば、下記する効果が得られる。 (1)筒型の分離膜モジュール用架台の製作の簡易化、
ならびに設置の簡易化が図れると共に製作コストの大幅
な低減が可能となる。 (2)増設および改造が簡便にできる。 (3)分離膜モジュールの交換作業性の改善向上が図れ
る。 (4)分離膜モジュールの交換が簡単容易にできるか
ら、モジュール設置現場でのモジュール洗浄設備ならび
にそのためのスペースは全く不必要となる。
台装置の斜視図である。
ク開放状態を示す斜視図である。
斜視図である。
多段棚の斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 筒型の分離膜モジュールの筒部を嵌め込
める凹部を重ね合わせ面に設けた一対のブロックが、そ
の一端に設けた支軸を支点として回動開閉自在に結合さ
れ、かつブロックの他端に両ブロックを離合自在に連結
する掛止め金具が設けられた構造体がモジュール支持ユ
ニットとされ、このモジュール支持ユニットが積み重ね
可能に構成されていることを特徴とする分離膜モジュー
ル用架台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28116494A JP3519142B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 分離膜モジュール用架台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28116494A JP3519142B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 分離膜モジュール用架台装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08117572A true JPH08117572A (ja) | 1996-05-14 |
JP3519142B2 JP3519142B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=17635248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28116494A Expired - Fee Related JP3519142B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 分離膜モジュール用架台装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3519142B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006218387A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Shimizu Gokin Seisakusho:Kk | 膜モジュール支持装置 |
CN108310927A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-07-24 | 中国科学技术大学 | 一种多层平面膜进样装置 |
JP2019217439A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 三浦工業株式会社 | 水処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05508801A (ja) * | 1990-04-20 | 1993-12-09 | メムテック・リミテッド | モジュール型微孔性フィルターアッセンブリ |
JPH06190248A (ja) * | 1992-10-08 | 1994-07-12 | E I Du Pont De Nemours & Co | 透過分離用装置のための包装 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP28116494A patent/JP3519142B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05508801A (ja) * | 1990-04-20 | 1993-12-09 | メムテック・リミテッド | モジュール型微孔性フィルターアッセンブリ |
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CN108310927A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-07-24 | 中国科学技术大学 | 一种多层平面膜进样装置 |
CN108310927B (zh) * | 2018-04-16 | 2023-11-28 | 中国科学技术大学 | 一种多层平面膜进样装置 |
JP2019217439A (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 三浦工業株式会社 | 水処理装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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